JPH0230777Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0230777Y2 JPH0230777Y2 JP1982017767U JP1776782U JPH0230777Y2 JP H0230777 Y2 JPH0230777 Y2 JP H0230777Y2 JP 1982017767 U JP1982017767 U JP 1982017767U JP 1776782 U JP1776782 U JP 1776782U JP H0230777 Y2 JPH0230777 Y2 JP H0230777Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- container
- reagent
- recess
- small
- unstable
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000003153 chemical reaction reagent Substances 0.000 claims description 50
- 238000012742 biochemical analysis Methods 0.000 description 4
- 238000004458 analytical method Methods 0.000 description 2
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 2
- 239000007924 injection Substances 0.000 description 2
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 2
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- 239000003814 drug Substances 0.000 description 1
- 229940079593 drug Drugs 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 239000003566 sealing material Substances 0.000 description 1
- 239000000243 solution Substances 0.000 description 1
- 238000005303 weighing Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Investigating Or Analyzing Non-Biological Materials By The Use Of Chemical Means (AREA)
- Investigating Or Analysing Biological Materials (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、試薬容器に係り、特に数種の不安
定試薬を混合する場合に、容易に所望濃度の混合
試薬を得ることができる試薬容器に関する。
定試薬を混合する場合に、容易に所望濃度の混合
試薬を得ることができる試薬容器に関する。
従来、生化学分析において使用される試薬は、
製薬工場において、おおまかな計量がなされた
後、試薬容器に収容されて病院等の使用場所へと
送られているのが現状である。
製薬工場において、おおまかな計量がなされた
後、試薬容器に収容されて病院等の使用場所へと
送られているのが現状である。
ところで、このような生化学分析においては、
一種類のみの試薬だけを用いる他、その測定内容
においては、数種類の試薬を所定量づつ秤取して
混合することが頻繁にある。
一種類のみの試薬だけを用いる他、その測定内容
においては、数種類の試薬を所定量づつ秤取して
混合することが頻繁にある。
しかしながら、上記従来の試薬供給方法にあつ
ては、特に一種又は数種の不安定試薬(混合する
と経時品質劣化を起こす試薬をいう。以下同じ。)
を混合する場合、逐一人手により各試薬を所定量
づつ秤取し混合しなければならないため、その作
業に熟練性が要求されるばかりでなく、さらに
は、計量器具も数種類必要である等の問題を有し
ていた。
ては、特に一種又は数種の不安定試薬(混合する
と経時品質劣化を起こす試薬をいう。以下同じ。)
を混合する場合、逐一人手により各試薬を所定量
づつ秤取し混合しなければならないため、その作
業に熟練性が要求されるばかりでなく、さらに
は、計量器具も数種類必要である等の問題を有し
ていた。
この考案は、かかる現状に着目してなされたも
のであつて、その目的とするところは、数種の試
薬特に不安定試薬を混合するに最適であり、しか
も常に所望かつ一定の品質濃度の混合試薬を容易
に得ることができ、以つて生化学分析における分
析測定精度を維持することができる試薬容器を提
供しようとするものである。
のであつて、その目的とするところは、数種の試
薬特に不安定試薬を混合するに最適であり、しか
も常に所望かつ一定の品質濃度の混合試薬を容易
に得ることができ、以つて生化学分析における分
析測定精度を維持することができる試薬容器を提
供しようとするものである。
かかる目的を達成するため、この考案にあつて
は、試薬容器を、所定量の不安定試薬を収納して
なる密閉状親容器及び別の不安定試薬を収容して
なる1個又は2個以上の密閉状小容器からなる組
合せ試薬容器であつて、該親容器の上面には上記
小容器と略同一口径の凹部が形成され、且つ凹部
の底部には試薬注入口が開設されており、この凹
部に前記小容器が着脱可能に嵌合されてなるよう
に構成したものである。
は、試薬容器を、所定量の不安定試薬を収納して
なる密閉状親容器及び別の不安定試薬を収容して
なる1個又は2個以上の密閉状小容器からなる組
合せ試薬容器であつて、該親容器の上面には上記
小容器と略同一口径の凹部が形成され、且つ凹部
の底部には試薬注入口が開設されており、この凹
部に前記小容器が着脱可能に嵌合されてなるよう
に構成したものである。
以下、添付図面に示す実施例にもとづき、この
考案を詳細に説明する。
考案を詳細に説明する。
この実施例に係る試薬容器は、所定量の不安定
第1試薬6が正確に計量されて収納されてなる密
閉状親容器Mと、所定量の不安定第2試薬14が
正確に計量されて収納されてなる密閉状の小容器
Sとから構成されている。
第1試薬6が正確に計量されて収納されてなる密
閉状親容器Mと、所定量の不安定第2試薬14が
正確に計量されて収納されてなる密閉状の小容器
Sとから構成されている。
この小容器Sには、特に第2図に示すように断
面逆ハツト状の本体1の上方開口を密閉すべく、
フイルム2が貼着されている。
面逆ハツト状の本体1の上方開口を密閉すべく、
フイルム2が貼着されている。
また、上記密閉状親容器Mの上面には、小容器
Sの胴部3の幅及び高さと略同一口径を有する凹
部10が形成されており、この凹部10の底部1
1には試薬注入口12が開設されている。また、
この凹部10の開口部周縁にはシール材13が配
設され、小容器Sを凹部10に密に嵌着した際、
密閉状親容器M内の試薬が漏出しないように作用
する。
Sの胴部3の幅及び高さと略同一口径を有する凹
部10が形成されており、この凹部10の底部1
1には試薬注入口12が開設されている。また、
この凹部10の開口部周縁にはシール材13が配
設され、小容器Sを凹部10に密に嵌着した際、
密閉状親容器M内の試薬が漏出しないように作用
する。
尚、前記小容器Sの底部4には、該小容器Sを
密閉状親容器Mの凹部10に嵌着した場合試薬注
入口12を密に閉塞する栓部材5が突設されてい
る蓋部材として作用する。
密閉状親容器Mの凹部10に嵌着した場合試薬注
入口12を密に閉塞する栓部材5が突設されてい
る蓋部材として作用する。
それ故、この実施例に係る試薬容器を用いて混
合試薬を作る場合には、小容器Sを密閉状親容器
Mの凹部10から取り外し、密閉状親容器M内に
所定量工場において正確に計量されてなる不安定
第1試薬6を別容器に移し替えた後、小容器Sの
フイルム2を開封して小容器S内の所定量工場等
において正確に計量されてなる不安定第2試薬1
4を上記別容器に注入することにより、所望濃度
の混合試薬を必要とするときに迅速かつ容易に得
ることができる。また、上述した密閉状親容器M
と小容器Sとは、使用後、回収されて再使用する
ことができる。
合試薬を作る場合には、小容器Sを密閉状親容器
Mの凹部10から取り外し、密閉状親容器M内に
所定量工場において正確に計量されてなる不安定
第1試薬6を別容器に移し替えた後、小容器Sの
フイルム2を開封して小容器S内の所定量工場等
において正確に計量されてなる不安定第2試薬1
4を上記別容器に注入することにより、所望濃度
の混合試薬を必要とするときに迅速かつ容易に得
ることができる。また、上述した密閉状親容器M
と小容器Sとは、使用後、回収されて再使用する
ことができる。
尚、上記実施例では、密閉状親容器Mに凹部1
0を一個形成した場合を例にとり説明したが、こ
の考案にあつては、上記実施例に係る凹部10の
他に、試薬注入口12を開設しない凹部を一以上
適宜形成することにより、複数の試薬混合用容器
として形成してもよいこと勿論である。また、こ
の考案に係る試薬容器は安定試薬にも適用でき
る。
0を一個形成した場合を例にとり説明したが、こ
の考案にあつては、上記実施例に係る凹部10の
他に、試薬注入口12を開設しない凹部を一以上
適宜形成することにより、複数の試薬混合用容器
として形成してもよいこと勿論である。また、こ
の考案に係る試薬容器は安定試薬にも適用でき
る。
この考案は以上のように構成したので、特に不
安定試薬を混合して所望濃度の混合試薬を得るこ
とが非常に簡単であり、しかも常に所望かつ一定
の品質濃度の混合試薬を必要時に容易に得ること
ができ、試薬容器の複合組合せが可能であるので
生化学分析における分析測定精度を向上し維持す
ることができる。
安定試薬を混合して所望濃度の混合試薬を得るこ
とが非常に簡単であり、しかも常に所望かつ一定
の品質濃度の混合試薬を必要時に容易に得ること
ができ、試薬容器の複合組合せが可能であるので
生化学分析における分析測定精度を向上し維持す
ることができる。
図面はこの考案の一実施例に係る試薬容器を示
し、第1図は、同容器の分解斜視図、第2図は、
同容器の要部拡大断面図である。 M……密閉状親容器、S……小容器、6……第
1試薬、10……凹部、14……第2試薬。
し、第1図は、同容器の分解斜視図、第2図は、
同容器の要部拡大断面図である。 M……密閉状親容器、S……小容器、6……第
1試薬、10……凹部、14……第2試薬。
Claims (1)
- 所定量の不安定試薬を収容してなる密閉状親容
器及び別の不安定試薬を収容してなる1個又は2
個以上の密閉状小容器からなる組合せ試薬容器で
あつて、該親容器の上面には上記小容器と略同一
口径の凹部が形成され、且つこの凹部の底部には
試薬注入口が開設されており、この凹部に前記小
容器が着脱可能に嵌合されてなる前記試薬容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1776782U JPS58120963U (ja) | 1982-02-10 | 1982-02-10 | 試薬容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1776782U JPS58120963U (ja) | 1982-02-10 | 1982-02-10 | 試薬容器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58120963U JPS58120963U (ja) | 1983-08-17 |
JPH0230777Y2 true JPH0230777Y2 (ja) | 1990-08-20 |
Family
ID=30030055
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1776782U Granted JPS58120963U (ja) | 1982-02-10 | 1982-02-10 | 試薬容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58120963U (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5455494A (en) * | 1977-10-12 | 1979-05-02 | Nippon Tectron Kk | Reagenttfilled reaction tube for automatic chemical analyzer |
JPS572932U (ja) * | 1980-06-05 | 1982-01-08 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5197068U (ja) * | 1975-01-30 | 1976-08-04 | ||
JPS5350689U (ja) * | 1976-10-01 | 1978-04-28 | ||
JPS573654U (ja) * | 1980-06-09 | 1982-01-09 |
-
1982
- 1982-02-10 JP JP1776782U patent/JPS58120963U/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5455494A (en) * | 1977-10-12 | 1979-05-02 | Nippon Tectron Kk | Reagenttfilled reaction tube for automatic chemical analyzer |
JPS572932U (ja) * | 1980-06-05 | 1982-01-08 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58120963U (ja) | 1983-08-17 |
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