JP2580760Y2 - 二液型調剤収納容器 - Google Patents
二液型調剤収納容器Info
- Publication number
- JP2580760Y2 JP2580760Y2 JP7159692U JP7159692U JP2580760Y2 JP 2580760 Y2 JP2580760 Y2 JP 2580760Y2 JP 7159692 U JP7159692 U JP 7159692U JP 7159692 U JP7159692 U JP 7159692U JP 2580760 Y2 JP2580760 Y2 JP 2580760Y2
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- JP
- Japan
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- container
- lid
- tube
- container body
- recess
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- Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)
- Containers Having Bodies Formed In One Piece (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は二液型調剤収納容器に関
する。
する。
【０００２】
【考案が解決しようとする課題】毛染等の二液型化粧品
或いは二液混合型接着剤等の様に、二剤を混合して使用
するが混合後時間がたつと反応して変質してしまうため
使用直前に二剤を混合して使用するものがある。これ等
は一般に各々別々の容器に収納され、使用時に第３の容
器に分取して混合使用している。
或いは二液混合型接着剤等の様に、二剤を混合して使用
するが混合後時間がたつと反応して変質してしまうため
使用直前に二剤を混合して使用するものがある。これ等
は一般に各々別々の容器に収納され、使用時に第３の容
器に分取して混合使用している。
【０００３】しかしながら、各調剤は各々所定量を混合
することが好ましく、それらは目分量で行ったり、或い
は計量カップを使用したりしているが、前者は当然分取
量に誤差が生じ易く、又、後者は計量カップの紛失或い
は出先での置き忘れ等の不都合がある。
することが好ましく、それらは目分量で行ったり、或い
は計量カップを使用したりしているが、前者は当然分取
量に誤差が生じ易く、又、後者は計量カップの紛失或い
は出先での置き忘れ等の不都合がある。
【０００４】本考案はこの様な点を考慮してなされたも
ので、略正確な混合比で容易に二液の混合が行えるとと
もに、使い勝手の良い二液型調剤収納容器を提案するも
のである。
ので、略正確な混合比で容易に二液の混合が行えるとと
もに、使い勝手の良い二液型調剤収納容器を提案するも
のである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本考案容器は上記課題を
解決するため、内部に一対のチューブ容器11，11を収納
させる上端面開口の箱型をなす容器体２と、該容器体２
後部に後部を回動可能に連結するとともに、容器体２上
端開口を開閉可能に閉塞する蓋体３とからなり、上記蓋
体頂壁７を下方へ凹ませて形成した二液混合用凹部14及
び一対のチューブ容器倒立用凹部17，17を設け、上記二
液混合用凹部14内に長さ計測用目盛りを設けてチューブ
容器11内の流動性に乏しい収納液を吐出計測可能に構成
した。
解決するため、内部に一対のチューブ容器11，11を収納
させる上端面開口の箱型をなす容器体２と、該容器体２
後部に後部を回動可能に連結するとともに、容器体２上
端開口を開閉可能に閉塞する蓋体３とからなり、上記蓋
体頂壁７を下方へ凹ませて形成した二液混合用凹部14及
び一対のチューブ容器倒立用凹部17，17を設け、上記二
液混合用凹部14内に長さ計測用目盛りを設けてチューブ
容器11内の流動性に乏しい収納液を吐出計測可能に構成
した。
【０００６】
【作用】蓋体３をあけて各チューブ容器11を取り出し、
チューブ容器倒立用凹部17内にチューブ容器のキャップ
13を嵌合させて倒立させておく。次いでチューブ容器11
内のクリーム状の第１剤を中央線15に沿って吐出させ目
盛り線16により必要量を計量する。同様に第２剤も計量
し、ここで両者を混合して使用する。
チューブ容器倒立用凹部17内にチューブ容器のキャップ
13を嵌合させて倒立させておく。次いでチューブ容器11
内のクリーム状の第１剤を中央線15に沿って吐出させ目
盛り線16により必要量を計量する。同様に第２剤も計量
し、ここで両者を混合して使用する。
【０００７】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面を参照して説明
する。
する。
【０００８】図１及び図２は本考案の一実施例を示すも
ので、図中１は二液混合型調剤収納容器を示す。該容器
１は容器体２と蓋体３とから構成している。
ので、図中１は二液混合型調剤収納容器を示す。該容器
１は容器体２と蓋体３とから構成している。
【０００９】本実施例では、容器体２及び蓋体３は透明
な合成樹脂により一体に形成されている。上記容器体２
は、平面横長矩形状の底壁４周縁より周壁５を立設して
なる上端面開口の矩形箱型をなし、又、蓋体３は、上記
容器体周壁５上端外周に周設した段部に嵌合させた周壁
６上端縁より頂壁７を延設してなる下端面開口の箱型を
なし、容器体周壁５後部中央上端と蓋体周壁６後部中央
下端とを薄肉ヒンジを介して一体に且つ回動可能に連結
して蓋体３により容器体２上面を開閉可能に閉塞させて
いる。又、蓋体周壁前部中央下端より垂設した弾性係止
板８の透孔９を容器体周壁５前面中央部に突設した係止
突起10に係合させて蓋体３を容器体２に係止可能に構成
している。
な合成樹脂により一体に形成されている。上記容器体２
は、平面横長矩形状の底壁４周縁より周壁５を立設して
なる上端面開口の矩形箱型をなし、又、蓋体３は、上記
容器体周壁５上端外周に周設した段部に嵌合させた周壁
６上端縁より頂壁７を延設してなる下端面開口の箱型を
なし、容器体周壁５後部中央上端と蓋体周壁６後部中央
下端とを薄肉ヒンジを介して一体に且つ回動可能に連結
して蓋体３により容器体２上面を開閉可能に閉塞させて
いる。又、蓋体周壁前部中央下端より垂設した弾性係止
板８の透孔９を容器体周壁５前面中央部に突設した係止
突起10に係合させて蓋体３を容器体２に係止可能に構成
している。
【００１０】上記容器体２内には一対のチューブ容器11
が長手方向に沿って並列に収納される。各チューブ容器
11は下端縁を扁平に閉塞させた筒状胴部12より口頚部を
延設し、該口頚部外周にキャップ13を着脱自在に嵌合さ
せた公知構成のもので、各容器11内には比較的粘度が高
く流動性に乏しいクリーム状の液を収納させる。
が長手方向に沿って並列に収納される。各チューブ容器
11は下端縁を扁平に閉塞させた筒状胴部12より口頚部を
延設し、該口頚部外周にキャップ13を着脱自在に嵌合さ
せた公知構成のもので、各容器11内には比較的粘度が高
く流動性に乏しいクリーム状の液を収納させる。
【００１１】上記蓋体頂壁７の右側２／３程度の範囲に
は平面横長矩形状をなす二液混合用凹部14を設けてい
る。この凹部14は、蓋体頂壁７を下方へ凹ませることに
より形成したものであり、中央を左右に走る中央線15及
び凹部内前後を縦断する複数の目盛り線16を所定間隔を
もって設けている。又、各目盛り線16には数字を施して
ある。これら中央線15，目盛り線16及び数字は蓋体頂壁
７裏面に刻設したもので、従って凹部14内に各液を量り
混合してもこれらの線が消えたり、或いは混合液により
目詰まりする等の虞は無い。
は平面横長矩形状をなす二液混合用凹部14を設けてい
る。この凹部14は、蓋体頂壁７を下方へ凹ませることに
より形成したものであり、中央を左右に走る中央線15及
び凹部内前後を縦断する複数の目盛り線16を所定間隔を
もって設けている。又、各目盛り線16には数字を施して
ある。これら中央線15，目盛り線16及び数字は蓋体頂壁
７裏面に刻設したもので、従って凹部14内に各液を量り
混合してもこれらの線が消えたり、或いは混合液により
目詰まりする等の虞は無い。
【００１２】又、上記二液混合用凹部14の左側部には、
前後に一対のチューブ容器倒立用凹部17，17を設けてい
る。各凹部17も蓋体頂壁７を下方へ凹ませて形成したも
ので、上記各チューブ容器11のキャップ13の外径より若
干大きな内径を有する平面円形状をなし、その深さはキ
ャップ13を挿入嵌合した際に各チューブ容器11が倒立可
能な深さに形成している。
前後に一対のチューブ容器倒立用凹部17，17を設けてい
る。各凹部17も蓋体頂壁７を下方へ凹ませて形成したも
ので、上記各チューブ容器11のキャップ13の外径より若
干大きな内径を有する平面円形状をなし、その深さはキ
ャップ13を挿入嵌合した際に各チューブ容器11が倒立可
能な深さに形成している。
【００１３】又、上記各凹部17底壁及び容器体底壁４の
所定箇所にはそれぞれ水切り用の透孔18を穿設してい
る。
所定箇所にはそれぞれ水切り用の透孔18を穿設してい
る。
【００１４】尚、本考案は上記実施例に限定されるもの
ではなく、本考案の要旨を変えることのない範囲内でそ
の形状、構造、材質等を適宜変更することが可能であ
る。
ではなく、本考案の要旨を変えることのない範囲内でそ
の形状、構造、材質等を適宜変更することが可能であ
る。
【００１５】
【考案の効果】以上説明した如く本考案容器は、蓋体頂
壁に目盛り付きの二液混合用凹部を穿設しているため、
容器体内に収納した各チューブ容器内の液を略定量ずつ
凹部内に分取出来、そのまま略正確な混合比或いは量で
二液を混合させることが出来る。
壁に目盛り付きの二液混合用凹部を穿設しているため、
容器体内に収納した各チューブ容器内の液を略定量ずつ
凹部内に分取出来、そのまま略正確な混合比或いは量で
二液を混合させることが出来る。
【００１６】又、蓋体頂壁にはチューブ容器倒立用の凹
部を設けているため、使用中はチューブ容器を容器体か
ら取り出し立て掛けておくことが出来る為取り扱いが便
利である。
部を設けているため、使用中はチューブ容器を容器体か
ら取り出し立て掛けておくことが出来る為取り扱いが便
利である。
【００１７】又、二液混合用凹部を蓋体に設けているた
め、従来品の様な混合用の容器の紛失或いは置き忘れ等
の不都合を生じることはない。
め、従来品の様な混合用の容器の紛失或いは置き忘れ等
の不都合を生じることはない。
【図１】 本考案の一実施例を示す斜視図である。
【図２】 同実施例の縦断面図である。
２…容器体，３…蓋体，７…蓋体頂壁，11…チューブ容
器，14…二液混合用凹部，17…チューブ容器倒立用凹部
器，14…二液混合用凹部，17…チューブ容器倒立用凹部
Claims (1)
- 【請求項１】内部に一対のチューブ容器11，11を収納さ
せる上端面開口の箱型をなす容器体２と、該容器体２後
部に後部を回動可能に連結するとともに、容器体２上端
開口を開閉可能に閉塞する蓋体３とからなり、上記蓋体
頂壁７を下方へ凹ませて形成した二液混合用凹部14及び
一対のチューブ容器倒立用凹部17，17を設け、上記二液
混合用凹部14内に長さ計測用目盛りを設けてチューブ容
器11内の流動性に乏しい収納液を吐出計測可能に構成し
てなることを特徴とする二液型調剤収納容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7159692U JP2580760Y2 (ja) | 1992-09-17 | 1992-09-17 | 二液型調剤収納容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7159692U JP2580760Y2 (ja) | 1992-09-17 | 1992-09-17 | 二液型調剤収納容器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0627644U JPH0627644U (ja) | 1994-04-12 |
| JP2580760Y2 true JP2580760Y2 (ja) | 1998-09-17 |
Family
ID=13465207
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7159692U Expired - Fee Related JP2580760Y2 (ja) | 1992-09-17 | 1992-09-17 | 二液型調剤収納容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2580760Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5190224B2 (ja) * | 2007-05-29 | 2013-04-24 | 秀男 甲斐 | ロウセット |
-
1992
- 1992-09-17 JP JP7159692U patent/JP2580760Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0627644U (ja) | 1994-04-12 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |