JP2566867Y2 - 副収納室付き容器 - Google Patents

副収納室付き容器

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JP2566867Y2
JP2566867Y2 JP3020392U JP3020392U JP2566867Y2 JP 2566867 Y2 JP2566867 Y2 JP 2566867Y2 JP 3020392 U JP3020392 U JP 3020392U JP 3020392 U JP3020392 U JP 3020392U JP 2566867 Y2 JP2566867 Y2 JP 2566867Y2
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container
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gargle
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和年 佐藤
哲三 中村
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Yoshino Kogyosho Co Ltd
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Yoshino Kogyosho Co Ltd
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  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、うがい薬の調製等に使
用するのに好適な副収納室付き容器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、可溶性または液体のうがい薬の原
液等は、例えば、これを所定量ずつ抽出できるようにし
た容器に収納されている。そして、うがい薬等を調製す
るには、通常、先ず、コップ等の容器に、所定量のうが
い薬の原液と飲料水等の希釈液とを注ぎ、これらを混合
して所望の濃度にしていた。
【0003】この場合、うがい薬を正確な濃度に調製し
ようとすれば、うがい薬及び希釈液の規定量を、計量カ
ップ等を使用して正確に計量して、これらを混合するこ
とが必要であった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】また、うがい薬を希釈
液に少量ずつ混合する場合、その途中では、どのくらい
の量が希釈液と混合されたのかわかりにくい。したがっ
て、これらを混合する際には双方の量を、混合前に簡単
に確認できれば好都合である。
【0005】しかし、うがい薬等を正確に調製するに
は、上述のように一旦、これを計量カップに注いで計量
しなければならず、さらに希釈液の計量も必要である。
このような面倒な作業はどうしても敬遠されがちであ
り、実際には正確な計量が必要であっても、目分量によ
って適当な調製が行われることが多かった。
【0006】本考案は上記のような事情に鑑みてされた
ものであり、きわめて容易に一定濃度の溶液を調製でき
る容器を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本考案は上記の目的を達
成するために、以下のような構成としている。すなわ
ち、一端が開口部1bである有底の主容器1を備え、こ
の主容器1の側面には副収納室2を設け、この副収納室
2は注入口を有し、また前記主容器1の副収納室2が設
けられた側面には、副収納室2の底面より高所の位置に
スリット3が形成され、このスリット3を介して、主容
器ぬの内部と前記輻収納室2が連通しているものであ
る。
【0008】
【作用】以上のような構成であるので、うがい薬等の溶
液を調製するときは、注入口から副収納室2に所定量の
うがい薬の原液が注がれ、一方、主容器1の内部4に、
開口部1bから所定量の希釈液が、それぞれ注がれる。
このとき、副収納室2のうがい薬等の収納量は、スリッ
トの下端と前記副収納室2の底面と間の距離によって異
なる。うがい薬の原液は、スリット3から主容器1の内
部4にこぼれ落ちない範囲で注がれる。
【0009】その後、容器全体を傾斜させて、副収納室
4側が主容器1側よりも高くなるようにすると、副収納
室2内のうがい薬の原液が、スリット3を通過して主容
器1内に流れ込み、希釈液と混合する。
【0010】
【実施例】以下、図面に沿って、本考案の実施例につい
て説明する。図1及び図2は、本考案の副収納室付き容
器の構造を示す。副収納室付き容器10の主容器1は、
一端に開口部を有する有底の円筒形で、プラスチック製
である。この主容器1の内壁面の所定の位置には、収納
された液体の量を示す目盛り1aが刻印されている。
【0011】前記主容器1の外側面には副収納室2が配
設されており、その副収納室2は、前記主容器1の上端
からほぼ中央に至るまで、一定幅で連続して形成されて
いる。この副収納室2は、その外面が円周面であり、そ
の内部断面は三日月状であって、主容器1の外表面から
外方に突出している。
【0012】また、副収納室2は、その上端面が開口し
た注入口2bとなり、この注入口2bは、前記主容器1
の開口部1bと同じ高さに位置している。前記主容器1
と前記副収納室2は互いに一体に成形され、副収納室2
を外方に長く突出させれば、これを把手として使用する
ことが可能となる。
【0013】一方、前記主容器の副収納室が設けられた
外側面には、副収納室2の底面2cより高所の位置にス
リット3が形成され、主容器1の内部4と前記輻収納室
2が互いに連通している。
【0014】このスリット3は、前記主容器1の外周面
に周方向に直交する方向に一定幅で延設され、その上端
は主容器1の開口部に連続して開口している。前記スリ
ットの下端3bよりも、さらに主容器1の底部側の下方
位置に副収納室の底面2cがある。前記主容器1の内壁
面には目盛り1aが、また副収納室3内には目盛り2a
が、それぞれ刻印されている。したがって、主容器1の
内部4には前記目盛り1aまで希釈水を注ぎ、副収納室
2内には、前記目盛り2aまでうがい薬の原液を注ぐ
と、これらは互いに所定の割合で混合すべき規定量とな
る。
【0015】この場合、目盛り2aを設けずに、スリッ
トの下端3aの位置まで原液が注がれれると、規定量に
なるようにしてもよい。なお、前記副収納室2は、外部
から内部の前記うがい薬の原液の高さが確認できるよう
に、透明または半透明の合成樹脂等としてもよい。
【0016】次に、この実施例の容器の使用方法につい
て説明する。希釈して使用するうがい薬を調製するに
は、先ず、うがい薬の原液を、前記目盛り2aまで注入
口から副収納室2内に注ぎ込み、その量を正確に確認す
る。
【0017】次に、希釈水を主容器1内へ、目盛り1a
を基準にしながら注ぐ。そして、副容器室2側が高くな
るように、この副収納室付き容器10の全体を傾斜させ
る。すると副収納室2内のうがい薬の原液が、スリット
3を経由して主容器の内部4に収納した希釈水内に流れ
込み、副収納室2内のうがい薬の原液が、希釈水と混合
する。
【0018】なお、この副容器付き容器10を傾斜さ
せ、副収納部2内のうがい薬の原液がすべて主容器の内
部4に流れ込んだ後、主容器の内部4の飲料水とうがい
薬の原液とを攪拌混合する。このようにして、うがい薬
が調製される。
【0019】以上のように、この容器によれば、うがい
薬の原液の量と希釈水の量とが、混合前に一旦確認でき
るので便利である。上記実施例はうがい薬について説明
したが、これに限らず、例えば濃縮清涼飲料水、濃縮墨
汁等の希釈の場合についても、同様に使用することがで
きる。
【0020】また、上記実施例では、副収納室2を、主
容器1の外側に1つだけ設けたが、他の構成として、こ
れを内側に設け、あるいはこれを複数個設けてもよい。
【0021】
【考案の効果】以上説明したように本考案によれば、溶
液を希釈し、また可溶性物質を溶媒となる液体に溶かし
て濃度の調製をする場合、ただ1つの容器を用意すれば
良い。
【0022】また、希釈される原液、または可溶性物
質、及び希釈液等のそれぞれの量を、これらの混合前に
確認できるので、所定の濃度の調製が容易に行える効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の副収納室付き容器の全体斜視図。
【図2】 本考案の副収納室付き容器の断面図。
【符号の説明】
1 主容器 2 副収納室 3 スリット 10 副収納室付き容器

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端が開口部(1b)である有底の主容
    器(1)を備え、この主容器(1)の側面には副収納室
    (2)を設け、この副収納室(2)は注入口を有し、ま
    た前記主容器(1)の副収納室(2)が設けられた側面
    には、副収納室(2)の底面より高所の位置にスリット
    (3)が形成され、このスリット(3)を介して、主容
    器(1)の内部と前記輻収納室(2)が連通しているこ
    とを特徴とする副収納室付き容器。
JP3020392U 1992-05-08 1992-05-08 副収納室付き容器 Expired - Fee Related JP2566867Y2 (ja)

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JPH0586866U JPH0586866U (ja) 1993-11-22
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ES2473467T3 (es) * 2006-09-08 2014-07-07 Becton, Dickinson And Company Recipiente para muestra con indicador de llenado físico

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