JP3096637U - 定量的に希釈する計量カップ - Google Patents

定量的に希釈する計量カップ

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JP3096637U
JP3096637U JP2003001513U JP2003001513U JP3096637U JP 3096637 U JP3096637 U JP 3096637U JP 2003001513 U JP2003001513 U JP 2003001513U JP 2003001513 U JP2003001513 U JP 2003001513U JP 3096637 U JP3096637 U JP 3096637U
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cup
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JP2003001513U
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孔明 路
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中天生物科技股▲分▼有限公司
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 操作が簡単であり、正確な計量が可能な計量
カップを提供する。 【解決手段】 計量カップ2は体積測定可能な内容物を
注入可能である。計量カップ2は第一カップ21と第二
カップ22がセットになっている。第一カップ21は第
一穴211を有しており、第二カップ22は第二側壁2
11および第二底部222を有している。第二底部22
2の上に第二貫通穴223があり、第二底部222は第
一穴223より大きく設定されている。第一穴223は
第二貫通穴223と緊密に連結している。この計量カッ
プ2の表面には少なくとも一つの目盛りが刻まれ、この
計量カップ2に入れられる測定される内容物の体積を確
認することができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、計量カップに関し、特に定量希釈溶液用の計量カップに関する。
【0002】
【従来の技術】
例として、漢方薬の濃縮液は、通常希釈液(例:純水)と特定の割合で混合し 、希釈後、服用する。特定の割合で、濃縮液と希釈液を混合する希釈方法は定量 希釈と言われる。有機化学などの実験では、定量希釈もよく行われる。
【0003】 上で述べた定量希釈の手順は、希釈液に定量溶液を加え、希釈し、特定濃度の 定量溶液にするものである。このような手順を行うときに、まず、目盛り付の吸 引装置で特定量の希釈したい液を汲み取り、メスフラスコに移す。そこで、適量 の希釈液を同じメスフラスコに注入し、よく振り動かして希釈液と溶液を平均的 に混合させ、定量希釈の手順を完成させる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、希釈することが幾度にもわたるときは、先ほど述べた方法では、吸引 装置の操作が多く、操作員にとって大変な仕事である。 吸引装置を使わない場合は、一般的な計量カップを用い、特定の溶液をとり、 希釈を行うこともある。しかし、計量カップで取った溶液の量は正確ではない。 そのため、この方法を用いると簡単であるものの、作った希釈溶液の濃度は誤差 が生じるという問題がある。
【0005】 そこで、本考案の目的は、操作が簡単であり、正確な計量が可能な計量カップ を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
先ほど述べた目的により、本考案は定量な溶液希釈用の計量カップを提案する 。本考案の計量カップは、体積を測定可能な内容物を入れられる計量カップであ る。この計量カップは第一カップと第二カップでセットになっている。第一カッ プには、第一穴があり、第二カップには第二側壁と第二底部がある。第二底部の 上に第二貫通穴があり、また、第二底部には第一穴より大きく設定されている。 第一穴は第二貫通穴と緊密に連結している。この計量カップの表面に少なくとも 目盛りを刻むことで、この計量カップに入れられる体積測定可能な内容物の体積 を表すことが出来る。
【0007】 また、本考案の計量カップは、特殊なデザインで、希釈したい濃縮液は先にこ の計量カップに入れ、第一カップに流れ込まれる。第一カップの容量は決まって いるので、満たされると、希釈したい溶液の体積を表すことが出来る。そして、 希釈液を指定した目盛りまでに注ぎ、適当な振動し、希釈したい溶液と希釈液を 混合させ、定量希釈の手順は正しく簡単で完成することが出来る。
【0008】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施の形態を示す複数の実施例を図面に基づいて説明する。 (第1実施例) 図1は本創作の第1実施例による定量的に希釈する計量カップを示す側面図で ある。図1で示した計量カップ2は、体積を測定可能な内容物(例えば:濃縮液 、希釈液)を注入可能であり、第一カップ21と第二カップ22と蓋23とを備 えている。この計量カップ2は透明な材料で作られたものである。計量カップ2 の第一カップ21は特定の容量を有しており、測定可能な固定容量の内容物が注 入される。また、第一カップ21は第一穴211を有している。第二カップ22 は第二側壁211と第二底部222とを有している。第二底部222は第一穴2 11よりも大きく設定されている。第二底部222の上方には第二貫通穴223 がある。蓋23は計量カップの内容物を漏れないようにするものである。
【0009】 第一穴211の大きさは第二貫通穴223と概ね同一である。また、第一穴2 11と第二貫通穴223とは緊密に連結しているので、第一カップ21と第二カ ップ22とは硬く連結している。計量カップ2の外側には複数の目盛りがあり、 計量カップ2は透明な材料で作られているので、計量カップ2に注入された内容 物の体積を表すことが出来る。目盛りは上から下に逓減で並んでいる(例えば: 100cc、90cc、80cc、・・・)。
【0010】 第二底部223と第二側壁221との間は特定の角度を形成している。換言す れば、第二底部223は平面ではなく、下向きの斜面である。これで体積測定可 能な内容物は全て第一カップ21に流れる形状にデザインされている。 第一カップ21は特定な容量である。第一カップ21と第二カップ22とは緊 密に連結されており、計量カップ2の目盛りで示した内容物の体積は第二カップ 22の部分容量と第一カップ21の容量とをあわせた容量である。換言すれば、 例えば第一カップ21の容量を3mlにする場合、計量カップ2の10ml目盛 りまで注いだとき、第二カップ22に内容物の部分容量は7mlであることが分 かる。
【0011】 第一カップ21の内径は第二カップ22より小さい。また、第一カップ21は 第二カップ22の下にある。このことにより、第一カップ21は満たすか満たさ ないか確認することが可能である。そのため、3ml濃縮液/10mlの溶液を 調製するとき、第一カップ21を濃縮液で満たし、希釈液を10mlまで注ぎ、 蓋23を計量カップに付けで振動することにより、簡単に3ml濃縮液/10m l濃度溶液の濃縮液と希釈液とを混合することができる。
【0012】 (第2実施例) 図2は本創作の第2実施例による定量的に希釈する計量カップを示す側面図で ある。図2に示したように、第1実施例における第一カップ21は第三カップ3 と第四カップ4の組合せに入れ替えられる。第三カップ3は第三穴を有している 。そして、第四カップ4は第四穴41と第四底部42とを有し、第四底部42に は第四貫通穴43がある。第四底部42は第三穴31より大きく設定され、かつ 第二底部222より小さい。第三穴31と第四貫通穴43は緊密に連結している 。また、第四穴41と第二貫通穴223も緊密に連結している。
【0013】 第三カップ3の容量は1mlであり、第四カップ4の容量は4mlである。こ の実施例の目盛りは、第1実施例と異なり、目盛りで表した体積が第二カップ2 2の部分容量と第三カップ3の容量と第四カップ4の容量とを合わせた体積であ る。
【0014】 この計量カップで1ml濃縮液/10ml溶液の濃度を調製するとき、第三カ ップ3を濃縮液で満たし、希釈液を目盛り10mlの位置まで加え、蓋23をつ け、振動させる。これにより、濃度が1ml濃縮液10ml溶液の濃縮液と希釈 液の混合液を簡単に調製することができる。4ml濃縮液/10ml溶液の濃度 に調製するとき、第三カップ3と第四カップ4とを濃縮液で満たし、希釈液を目 盛り10mlの位置まで加える。
【0015】 (第3実施例) 図3は本創作の第3実施例による定量的に希釈する計量カップを示す側面図で ある。図3に示したように、第1実施例における第一カップ21を第三カップ3 と第四カップ4と第五カップ5との組み合わせに入れ替えている。第三カップ3 は第三底部32を有し、第三底部32に第三貫通穴33がある。第五カップ5は 第五穴51を持ち、第五穴51は第三底部32より小さい。第五穴51と第三貫 通穴33、第三穴31と第四貫通穴43、第四穴41と第二貫通穴223はいず れも緊密に連結している。
【0016】 第五カップ5の容量は0.5mlである。第3実施例の目盛りは第1実施例と 異なり、目盛りで表した体積が第二カップ22の部分容量と第五カップ5の容量 と第三カップ3の容量と第四カップ4の容量とを合わせた体積である。 この計量カップで0.5ml濃縮液/10ml溶液の濃度を調製するとき、第 五カップ5を濃縮液で満たし、希釈液を目盛り10mlの位置までに加える。そ して、蓋23をつけ、振動させることにより、濃度が1ml濃縮液/10ml溶 液の混合液が簡単に調製される。1.5ml濃縮液/10ml溶液の濃度を調製 するとき、第三カップ3と第五カップ5とを濃縮液で満たし、希釈液を目盛り1 0mlの位置まで加える。
【0017】 上で述べた計量カップ2は第一カップ21と第二カップ22で組成したもので ある。この他に、第一カップ21は異なる容量と底面積の複数カップで組み合わ せたものである。
【0018】 この技術に詳しい人の理解に基づくことにより、以上の説明は本考案の望まし い実施例を開示するだけであり、本考案の権利範囲を限定するものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例による定量的に希釈する計
量カップを示す側面図である。
【図2】本考案の第2実施例による定量的に希釈する計
量カップを示す側面図である。
【図3】本考案の第3実施例による定量的に希釈する計
量カップを示す側面図である。
【符号の説明】
2 計量カップ 21 第一カップ 22 第二カップ 23 蓋 211 第一穴 221 第二側壁 222 第二底部 223 第二貫通穴 3 第三カップ 31 第三穴 32 第三底部 33 第三貫通穴 4 第四カップ 41 第四穴 42 第四底部 43 第四貫通穴 5 第五カップ 51 第五穴

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 定量的に希釈する計量カップであって、 第一穴を有する第一カップと、 第二側壁および第二底部を有し、前記第二底部の上に第
    二貫通穴を有する第二カップと、 前記第二底部は前記第一穴より大きく設定され、前記第
    一穴は前記第二貫通穴と緊密に連結しており、 前記第一カップおよび前記第二カップの表面に、注入さ
    れる内容物の体積を示す少なくとも一つの目盛りが刻ま
    れていることを特徴とする定量的に希釈する計量カッ
    プ。
  2. 【請求項2】 蓋をさらに備え、前記蓋により測定され
    る内容物の漏れを防止することを特徴とする請求項1記
    載の定量的に希釈する計量カップ。
  3. 【請求項3】 前記第二底部と前記第二側壁との間には
    所定の角度が形成され、測定される内容物は全て前記第
    一カップに流れ込むことを特徴とする請求項1記載の定
    量的に希釈する計量カップ。
  4. 【請求項4】 前記第一カップの容量は一定であり、所
    定の容量の測定される内容物を注入可能であることを特
    徴とする請求項1記載の定量的に希釈する計量カップ。
  5. 【請求項5】 前記第一カップ部は、 第三穴を有する第三カップと、 第四穴および第四底部を有し、前記第四底部の上に第四
    貫通孔を有する第四カップとを有し、 前記第四底部は前記第三穴より大きくかつ前記第二底面
    より小さく設定され、前記第四穴は前記第二貫通穴と緊
    密に連結されていることを特徴とする請求項1記載の定
    量的に希釈する計量カップ。
  6. 【請求項6】 前記第三カップと前記第四カップとは容
    量が一定であって、所定の容量の測定される内容物を注
    入可能であることを特徴とする請求項5記載の定量的に
    希釈する計量カップ。
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