JPH02307678A - 角型部材の自動溶接方法 - Google Patents

角型部材の自動溶接方法

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JPH02307678A
JPH02307678A JP1126723A JP12672389A JPH02307678A JP H02307678 A JPH02307678 A JP H02307678A JP 1126723 A JP1126723 A JP 1126723A JP 12672389 A JP12672389 A JP 12672389A JP H02307678 A JPH02307678 A JP H02307678A
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玉置 尚弘
Kenichiro Yamashita
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Hideaki Kanayama
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、例えば柱と梁との接合部に使用される仕口コ
ア等のごとき角型部材の自動溶接方法に関するものであ
る。
[従来の技術] 鉄骨構造物における仕口コアは、第9図及び第10図に
示すように、鉄刊柱とH形鋼等の鋼製梁との接合部に使
用されるものであり、図において、30は仕口コア、3
4は鉄骨柱、36は鋼製梁である。
このような仕口コア30は、一般に四角形の角型コラム
31と、このコラム31の上下両端に溶接され、梁36
からの応力を伝達するためのダイヤフラム32とから構
成されている。コラム3]とダイヤフラム32の継手は
通常、突合せ継手であり、その開先33の形状は第11
図に示すようにし字型が普通である。このような開先3
3に多層盛溶接を行って仕口コア30を製作する。なお
、第11図において38はバッキングである。
そして、仕口コア30のダイヤフラム32の面に柱34
の端面を溶接し、一方、ダイヤフラム32の辺とコラム
31の面に梁36の端面を溶接することにより、鉄骨構
造物を構築している。
上記の仕口コア30は比較的単純な形状をしているか、
角型コラム31とダイヤフラム32との溶接線はコラム
31の辺にあたる直線部とコーナ一部にあたる円弧部の
組合せである。したがって、特にコーナ一部での溶接が
難しいため、従来は、直線部とコーナ一部に分けて半自
動溶接により別個に溶接していた。しかし、直線部とコ
ーナ一部を別個に溶接するのでは、能率が悪いうえに溶
接ビードの継目か多くなり、これが溶接欠陥の発生の原
因となったり、ビード形状の不良を招くおそれがあるな
との問題かあった。そこで、溶接の自動化が要請される
。このため溶接ロボット等の利用が考えられるか、この
ような自動溶接の場合においても、直線部とコーナ一部
では溶接条件(溶接速度、電流等)を変更する必要があ
るばかりでなく、一般に多層盛溶接となるため溶接プロ
グラムの作成に多大な時間、手数を要するという問題が
ある。さらに、コラム3]は粘度の面で當に良好とはい
えず、このため溶接の自動化を一層困難なものにしてい
る。
[発明が解決しようとする課題] 仕口コア30における自動溶接で最も問題となるのは、
コラム31のコーナ一部における溶接であることは明ら
かである。その一つに、コーナ一部における溶接速度の
適正化とビート形状の平滑化がある。すなわぢ、直線部
と円弧部を含む溶接線が鉛直面内に置かれる場合、コー
ナ一部の溶接速度が不適正であると直線部と同じビード
高さか得られないばかりでなく、仮にその速度が適正で
あるとしても仕口コアの回転時期かコーナーの円弧部上
にアーク点が入ったと同時であれば溶融プールの重心位
置がアーク点より後方に離れているため、コーナ一部に
おいては溶融プールは上進溶接の状態となり、このため
ビードの断面形状が凸になりやすく、またビード高さか
一様でなく歪曲したりしてビード形状の平滑さを損う。
そこで、この対策としては溶融プールをできるだけ小さ
く、つまり溶融プールの重心位置をアーク点に近づける
ように小さくする必要があるとともに、コーナ一部の溶
接速度への切替え時期つまり仕口コアの回転時期を考慮
する必要がある。
したがって、本発明の目的は、仕口コアのごとき角型部
材の自動溶接において、特にコーナ一部における溶接速
度の適正化及びビード形状の平滑化を図った自動溶接方
法を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記の目的を達成するため、本発明に係る角型!′:]
l材の自動溶接方法は、溶接線が鉛直面内に置かれかつ
直線部と円弧部を含む角型部材の自動溶接において、溶
接ロボッ[・と、角型部材を取り付けそれを所定角度回
転する手段を含むポジショナとを使用して開先を溶接し
、この場合において円弧部においては溶接電流値を直線
部のときより低くして溶接し、かつ直線部及び円弧部に
おける溶接速度をそれぞれv  、v  と17、また
電極ワイヤC の送給速度をそれぞれv  、v  とすると、円弧f
s   fc 部における溶接速度■ が次式を満足するように角型部
材を溶接ロボットの動作と同期させて回転させ、さらに
その回転時期を溶接時のアーク点か直線部から円弧部上
にΩの距離たけ入った時とするものである。ここに、Ω
はアーク点から溶融ブ−−ルの重心位置までの距離であ
る。
ただし、hは溶接ビートの高さ、r、は上記円弧部の第
1層目の溶接ビードの内周半径である。
[作 用コ ポジショナに取りイ」けられた角型部材に対[7溶接ロ
ボツトで開先を溶接する。この場合において、溶接線は
鉛直面内に置かれかつ直線部と円弧部を含む。そして、
その直線部に対して、溶接電流値I8.ワイヤ送給速度
■f8及び溶接速度v8て溶接し、円弧部に対して上記
■ より低い溶接電流値工 、同様に上記vr8より遅
いワイヤ送給速度Vfo及び上記v8に対し溶接電流値
を低下したことに伴うワイヤ送給速度の変化分を見込ん
で補正した溶接速度V 、具体的には上記(1)式を満
足するような溶接速度V で溶接する。すなわち、円弧
部において溶接電流値を直線部のときよりも低くすれば
溶融プールが小さくなってその重心位置がアーク点に近
づ(ため、上進溶接の状態をほとんど解消できる。しか
しながら、溶接電流値を低くすればワイヤ送給速度も当
然、円弧部では遅くなるので、ビード高さを同一にする
にはワイヤ送給速度の変化分を見込んで溶接速度を補正
する必要がある。この結果、円弧部においてもビード高
さは変わらす、かつビード形状の平滑さを保つことがで
きる。
さらに、円弧部の溶接の際、ポジショナは溶接ロボット
と同期して動作する。したがって、溶接1・−チか直線
部から円弧部の始点を越えてΩの距離たけ入った時に角
型部祠をポジショナにより所定角度回転させる。そうす
ると、溶融プールの重心位置における接線が常に水平と
なるため、」二連の作用で溶融プールが小さくなること
と相俟って上進溶接の状態が完全に解消できる。この結
果、円弧部でのビード形状は確実に平滑になる。上記ρ
はアーク点から溶融プールの重心位置までの距離であり
、主として溶接電流値に関係する。このため、Ωを決定
するにあたっては試し溶接でそれを求めておく必要かあ
る。
次に、アーク点かその円弧部の終点に到達すると、同時
に溶接電流値を高くし、かつ溶接速度を上記V からV
 へ切り替え、次の直線部をこのS 速度V で溶接する。角型部制の回転はアーク点か円弧
部の終点から距離ρだけ直線部に入った時に終了する。
以後、同様の動作を繰り返すことにより角型部材を全周
連続で自動溶接することかできる。
[実施例コ 以下、本発明の一実施例を図により説明する。
第1図(a)〜(C)は仕口コアの溶接線を全周連続的
に自動溶接する場合の動作説明図、第2図はその1つの
コーナ一部における仕口コアの回転時期を示した詳細な
動作説明図である。この場合、溶接線]0は鉛直面内に
置かれ、直線部11a。
11b、11.c、lldとコーナ一部12a、12b
、12c、12dを含むものである。溶接トーチ1は、
この溶接線10に対して垂直でかつ後方または前方(紙
面の表裏方向)に一定の角度で傾斜しており、上記コー
ナ一部ではその軸線がコーナ一部の曲率中心を向くよう
に姿勢制御される。
なお、開先断面形状は全周について一様である。
第1図において、仕口コア30の断面の輪郭形状が破線
で示されており、仕口コア3oは後述するようにポジシ
ョナに取り付けられ、溶接ロボットと同期して動作する
ように制御される。
第1図、第2図に基づいて溶接動作を説明する。
ます、溶接開始点Aを水平な直線部11aの適当な位置
に設定する(第1図(a)参照)。この開始点A及び各
々の直線部とコーナ一部との接続点B、C,D、・・・
2 工の各位置は仕口コア30の寸法あるいは溶接ロボ
ットによるティーチングによって制御装置(図示せず)
の記憶部に記憶されている。また、上記Ωの距離も同様
に記憶部に記憶されている。また、これらの直線部及び
コーナ一部に対応して溶接電流値が変更設定される。ず
なわち、コーナ一部では直線部のときI よりも低い値
I。(普通、10〜30%減)に設定される。
さらに、電極ワイヤ2の送給速度についても直線部のv
Isからコーナ一部のvroに変更設定されるとともに
、溶接電流値の低下に伴いワイヤ送給速度も遅くなるた
め、コーナ一部の溶接速度V を、上記(1)式に従っ
てワイヤ送給速度の変化分を見込んで補正するよう制御
される。したがって、溶接開始点Aから第1のコーナ一
部12aの始点Bまではあらかじめ設定された溶接速度
V で溶接する。このときの溶接電流値は■ であり、
ワイヤ送給速度はvfSである。次いで、第1コーナー
部12aの点Bからは溶接速度V に対し、上記(1)
式を満足する溶接速度V に変更し、点Bよすρたけ第
1コーナ一部12aに入った位置B1にアーク点が達し
た時に仕口コアの回転を開始して、第1コーナ一部12
aの終点Cよりpだけ次の直線部1 ]、 bに入った
時に仕口コアの90’回転が終了するように溶接する。
このときの溶接電流値工。は直線部の溶接電流値■8よ
り低い値であり、これに伴いワイヤ送給速度vfcも直
線部のワイヤ送給速度vfsより遅くなる。そのため、
コーナ一部においても直線部と同じビード高さを得るた
め、溶接速度V についてワイヤ送給速度の変化分を見
込んだ補正をする必要があるのである。
なお、コーナ一部の溶接の場合、後述するように、同時
に仕口コア30を90°回転させながら溶接する。
次に、上記のコーナ一部の溶接速度V を求めるにあた
って第3図を参照しながら説明する。まず、開先の断面
形状は直線部、コーナ一部共に一様であるとする。
直線部でビート高さhを得る溶接速度V で内面間率半
径r、のコーナ一部を移動させたときの溶着mW  と
、該コーナ一部で同じビード高さhを得るための溶接速
度V で曲率半径r、のコーナ一部を移動させたときの
溶着量W との比は、次のように表される。
また、曲率半径r のコーナ一部を速度V、ワイヤ送給
速度V、で移動させたときの溶着量Wは、W8    
vo    vf8 したかって、 となって、上記(1)式が得られる。
いま、仮にワイヤ送給速度を直線部1.コーナ一部共に
同一で、溶接速度のみを変えた場合、上式%式% コーナ一部の溶接速度V は、 となる。したかって、ワイヤ送給速度か一定の場合、(
2)式に従ってコーナ一部の溶接速度を制御すれば、コ
ーナ一部のビード高さhを直線部と同じにすることかで
きる。しかしなから、コーナ一部の溶接は一般に上進溶
接の状態となる。これを第4図、第5図について説明す
る。
アーク溶接において、アーク点3と溶融プール4の重心
位置Gとは第4図に示すように一致ぜす、後方に多少能
れている。この距離ρは主に溶接電流値に関係し、溶接
電流値1=250Aで、Ω=5〜6市位である。したが
って、あるコーナ一部のR止まり(直線部と該コーナ一
部との接続点)にアーク点3か到達した時に仕口コア3
0が回転を始めるとすると、第5図(a)に示すように
、溶融プール4の重心位置Gにおける接線5は水平とな
らず、水平線6との間に傾斜角α(′、IJ /r、)
を持つ。
また、当該コーナ一部における傾斜角αを図示すると第
5図(b)のようになる。図中、■ は隣接直線部の溶
接速度である。
このように溶融プール4の重心はコーナ一部において常
に上り勾配にさらされ、このため上進溶接の状態の主う
になり、第6図(a)に示すようにビード7の断面形状
が凸になりゃすく、また同図(b)に示すようにビード
高さhが直線部と同じ高さにならず歪曲することとなる
したがって、コーナ一部では溶接電流値を低くすること
によって、溶融プール4ができるだけ小さくなるように
し、これによって溶融プール4の重心位置Gをアーク点
3に近づける。さらに、仕口コア30の回転時期をアー
ク点3が直線部11aからコーナ一部12aに入った点
B1に到達した時とすることにより、溶融プール4の重
心位置Gにおける接線5が常に水平となり、上進溶接の
状態を完全に解消することができる。この結果、上述し
たようなビード形状の不具合を生ぜず、ビード形状は平
滑なものとなる。もぢろん、ビード高さは変化しない。
よって、本発明においては、コーナ一部で溶接電流値を
低くするとともに、それによるワイヤ送給速度の変化分
を加味した、上記(1)式に従う溶接速度V とし、か
つ仕口コア30の回転時期をコーナ部上に所定の距離Ω
たけ入った時としたものである。
再び、第1図に戻って、仕口コア30の回転について説
明すると、溶接1・−チ1がB1点に到達した時に、ポ
ジショナにより0点を中心に90′回転させる。同時に
、この回転動作に同期させて溶接トーチ1を動かす(第
1図(b)、第2図参照)。また、溶接電流値及びワイ
ヤ送給速度も上述のようにそれぞれ直線部のときよりも
小さくした値■ 及びvfoに切り替えられていること
はいうまでもない。また、仕口コア30の回転動作中第
1コーナ一部1.2 aの溶接速度■ は上記(1)式
を満足するよう制御される。ところで、B点の運動軌跡
B  −B−82(1,5)は判っているので、トーチ
1の運動軌跡もこのB点の運動軌跡15から容易に求め
られるとともに、仕口コア30の回転中における溶接速
度■ は、B点の移動速度つまりポジショナの回転速度
(既知)から相対的に上記(1)式を満足するように制
御することかできる。
任意の1つのコーナーの円弧部において溶接速度V を
実現する手段について説明すると、第7図において L :溶接線の縦辺の長さ L :溶接線の横辺の長さ R:円弧部の曲率中心の回転半径 r・円弧部の半径 とすると、 1つのコーナーの円弧部の長さ−πr/2その円弧部を
溶接するときのロボットの移動距離−πR/2 L  =L2のときは R= JT(L / 2− r
 )したがって、溶接速度V。を実現するためのロボッ
ト移動速度V。(Rob)は、 (]B6 − −  v c となる。したかって、コーナ一部入口に1・−チが到達
したときポジショナを回転し始め、ロボットは半径Rの
円弧上を速度R/rXv  で移動ずればよい。
なお、ポジショナの回転速度はトーチが1つのコーナ一
部の円弧上を移動する間(1)に90’回転すればよい
ので、 vc   、   2Vc となり、ポジショナの回転角速度は、 となる。
第1コーナ一部12aの終点Cに溶接1・−チ1が到達
した時には溶接速度を上記のV からv8へ切り替え、
かつ溶接電流値及びワイヤ送給速度もそれぞれ上記の1
 からより高いI へ、vf。
C,S からより速いvf8へ切り替え、この溶接速度v8で次
の第2直線部11 bを溶接する(第1図(c)参照)
。以後、上記と同様に第2コーナ一部12b、第3直線
部11c、第3コーナ一部12c。
第4直線部11d、及び第4コーナ一部12dの順に溶
接し、第1直線部11. aの溶接開始点Aに戻って一
周する。2層目以降は上記の動作を繰り返すことになる
。このようにして仕口コア30を全周連続で自動溶接す
ることができる。
次に、第8図は上記の自動溶接を行う溶接装置の斜視図
であり、本装置は、多関節の溶接ロボット20と、仕口
コア30を取り付はロボット20と同期動作を行うポジ
ショナ24とから構成されている。
ポジショナ24は、仕口コア30を水平に片持ち状に取
り付ける回転テーブル25を有し、この回転テーブル2
5により仕口コア30を所定角度回転させる。その動作
は前述したように溶接ロボット20の動作に同期させて
行う。
以上の説明から明らかなように、溶接線コ−0は四角形
のものに限らず、多角形すなわち三角形、五角形、六角
形等のものにも同様に適用できるものである。
[発明の効果] 以上のように本発明によれば、溶接線か鉛直面内に置か
れかつ直線部と円弧部を含む角型部材に対し、溶接ロボ
ットとポジショナを使用し全周連続で自動溶接すること
かでき、しかも円弧部における溶接電流値を直線部のと
きより低くし、かつ溶接速度■ を直線部の溶接速度V
 に対して前Q                  
          S記(1)式を満足するように切
り替え、かつ角型部材の回転時期を円弧部上に所定の距
離ρたけ入った時として該円弧部を溶接することとした
ので、円弧部における溶融プールか小さくなり、その重
心位置がアーク点に近づくとともに、その重心位置にお
ける接線か常に水平となるため、上進溶接の状態を完全
に解消でき、その結果、直線部と同じビード高さで、か
つそのビード形状を平滑にすることかできるという効果
がある。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)〜(C)は本発明による角型部材の自動溶
接方法の動作説明図、第2図はコーナ一部(円弧部)に
おける角型部材の回転時期を示した説明図、第3図はコ
ーナ一部の溶接速度を求めるための説明図、第4図はア
ーク点と溶融プールの重心位置までの距離Ωの関係図、
第5図(a)。 (b)は角型部材の回転時溶融プールの重心位置におけ
る接線が傾斜角を示す状態及びその傾斜角の変化状態を
示した図、第6図(a)、(b)は溶融プールが大きい
ときのコーナ一部のビード形状を示した図、第7図は円
弧部で溶接速度■ を実現する手段に用いる図、第8図
は本発明の自動溶接方法に使用する溶接装置の斜視図、
第9図は仕口コアの使用状態を示した図、第10図は仕
口コアの斜視図、第11図は仕口コアにおける開先の断
面図である。 1・溶接トーチ 2・・電極ワイヤ 3・・・アーク点 4・・溶融プール 10・・・溶接線 11a−11d・直線部 12a〜12d・・・コーナ一部(円弧部)20・・・
溶接ロボット 21・・・アーム 24・・・ポジショナ 25・・・回転テーブル 30・・仕口コア 33・・開先 代理人 弁理士  佐々木 宗 冶 、o        (J −Q 〜      −へ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  溶接線が鉛直面内に置かれかつ直線部と円弧部を含む
    角型部材の自動溶接において、 溶接ロボットと、前記角型部材を取り付けそれを所定角
    度回転する手段を含むポジショナとを使用して開先を溶
    接し、この場合前記溶接線の円弧部においては溶接電流
    値を直線部のときより低くして溶接し、かつ直線部及び
    円弧部における溶接速度をそれぞれv_s、v_cとし
    、また電極ワイヤの送給速度をそれぞれv_f_s、v
    _f_cとするとき、該円弧部における溶接速度v_c
    が次式を満足するように前記角型部材を前記溶接ロボッ
    トの動作と同期させて回転させ、さらにその回転時期を
    溶接時のアーク点がアーク点から溶融プールの重心位置
    までの距離lだけ前記直線部から円弧部上に入った時と
    して該円弧部を溶接することを特徴とする角型部材の自
    動溶接方法。 v_c=v_s×(2r_i/2r_i+h)×(v_
    f_c/v_f_s)ただし、h:溶接ビードの高さ r_i:前記円弧部の第i層目の溶接ビードの内周半径
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