JPH02307556A - エアゾール容器 - Google Patents

エアゾール容器

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JPH02307556A
JPH02307556A JP1127760A JP12776089A JPH02307556A JP H02307556 A JPH02307556 A JP H02307556A JP 1127760 A JP1127760 A JP 1127760A JP 12776089 A JP12776089 A JP 12776089A JP H02307556 A JPH02307556 A JP H02307556A
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JP
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resin
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JP1127760A
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Hideo Amamiya
英夫 雨宮
Minoru Kuroda
黒田 実
Tsutomu Yotsuya
四家 力
Mikio Minagawa
皆川 幹夫
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Tokai Corp
Mitsui Toatsu Chemicals Inc
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Tokai Corp
Mitsui Toatsu Chemicals Inc
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    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D83/00Containers or packages with special means for dispensing contents
    • B65D83/14Containers or packages with special means for dispensing contents for delivery of liquid or semi-liquid contents by internal gaseous pressure, i.e. aerosol containers comprising propellant for a product delivered by a propellant
    • B65D83/38Details of the container body
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F279/00Macromolecular compounds obtained by polymerising monomers on to polymers of monomers having two or more carbon-to-carbon double bonds as defined in group C08F36/00
    • C08F279/02Macromolecular compounds obtained by polymerising monomers on to polymers of monomers having two or more carbon-to-carbon double bonds as defined in group C08F36/00 on to polymers of conjugated dienes
    • C08F279/04Vinyl aromatic monomers and nitriles as the only monomers
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L55/00Compositions of homopolymers or copolymers, obtained by polymerisation reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds, not provided for in groups C08L23/00 - C08L53/00
    • C08L55/02ABS [Acrylonitrile-Butadiene-Styrene] polymers

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は高ニトリル樹脂からなるエアゾール容器に関す
る。更に詳しくは、耐熱性、耐水性、耐環境応力亀裂性
に優れた高ニトリル樹脂からなるエアゾール容器に関す
る。
〔従来の技術〕
従来、ヘアースプレー、殺虫剤などのエアゾール容器は
、主に、ブリキやアルミ等の金属製であった。近年、よ
うやくプラスチック製のエアゾール容器が実用化されつ
\あり、ポリエステルや高ニトリル樹脂等が使用されて
いる。
特に、高ニトリル樹脂はガスバリヤ−性、耐薬品性に優
れているので好適であり、実用化が進んでいる。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところが、高ニトリル樹脂は吸湿性があるので、内容物
が水を含む場合には容器自体が吸湿して軟化温度が低下
し、50〜70℃の高温下では内圧の上昇によって容器
が変形するという問題点があった。
また、樹脂製の容器では、従来の金属製容器のような円
筒状だけでなく、断面が楕円形や四角形などの異形の容
器が得られるが、容器形状によっては50〜70℃の高
温下では内圧が上昇し、容器の一部分に応力が集中し、
こ\に内容物の薬品が触れてクラックが生ずるという、
いわゆる環境応力亀裂が生じる問題があった。
本発明の目的は、か\る問題点を解決し、耐熱性、耐水
性、耐環境応力亀裂性に優れたプラスチック製エアゾー
ル容器を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明者らは、上記目的のエアゾール容器を得べく鋭意
検討した結果、特定の高ニトリル樹脂を用いることによ
って、耐熱性、耐水性、耐環境応力亀裂性に優れたエア
ゾール容器が得られることを見出し本発明に到達した。
即ち、本発明は、容器本体が高ニトリル樹脂からなるエ
アゾール容器であって、該高ニトリル樹脂が、共役ジエ
ン単量体を50重量%以上含むジエン系合成ゴム1〜4
0重量部に少なくとも60重量%の不飽和ニトリル化合
物及び少なくとも5重量%の芳香族ビニル化合物からな
る単量体混合物60〜90重量部をグラフト重合した重
合体であって、該重合体中、ゴムにグラフトした樹脂中
の不飽和ニトリル化合物の含有量をX重量%とし、マト
リックス樹脂中の不飽和ニトリル化合物の含有量を7重
量%とすると、XとYとの間に 60くX≦Y<90 なる関係を有することを特徴とするエアゾール容器であ
る。
本発明に用いる共役ジエン系合成ゴムは、共役ジエン単
量体を50重量%以上と、これと共重合性の不飽和ニト
リル化合物、芳香族ビニル化合物、不飽和カルボン酸エ
ステルなどから這んだ少なくとも一種の単量体との共重
合体である。共役ジエン単量体としては、l、3−ブタ
ジェン、イソプレン、クロロプレン、2.3−ジメチル
−1,3−ブタジェン、2.3−ジエチル−1,3−ブ
タジェンなどが例示される。
不飽和ニトリル化合物としては、アクリロニトリル、メ
タアクリロニトリル、α−クロロアクリロニトリルなど
が挙げられ、好ましくは、アクリロニトリル、メタアク
リロニトリルである。
また、芳香族ビニル化合物としては、スチレン、α−メ
チルスチレン、ビニルトルエン類、ビニルキシレン類な
どが挙げられ、スチレン、α−メチルスチレンが好まし
い。
不飽和カルボン酸エステルとしては、アクリル酸あるい
はメタクリル酸のメチル、エチル、プロピル、ブチルな
どのエステルなどを挙げることができ、特に好ましいも
のは、アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、メタクリ
ル酸メチル、メタクリル酸エチルである。
共役ジエン系合成ゴムへのグラフト単量体としては、上
記の不飽和ニトリル化合物や芳香族ビニル化合物の他に
、これらと共重合性のあるビニル化合物、例えば、上記
の不飽和カルボン酸エステル、ビニルエステル、ビニル
エーテル、α−オレフィンなどの単量体が挙げられるが
、耐衝撃性と成形加工時の流動性とのバランスの観点か
ら、不飽和カルボン酸エステルが好適である。
本発明の高ニトリル樹脂は、ゴム成分を除く樹脂部が、
少なくとも60重量%以上の不飽和ニトリル化合物を含
む必要があり、不飽和ニトリル化合物の含有量が60重
量%より少ない場合は、耐薬品性及びガスバリヤ−性な
どのニトリル系樹脂本来の特性が損なわれるため、実用
上好ましくなく、また、不飽和ニトリル化合物の含有量
が90重量%を超える場合には、成形加工時の流動性、
耐l撃性などの低下及び成形時の樹脂の黄変が問題とな
る。
更に詳しくは、ゴムにグラフトした樹脂部及びマトリッ
クス部の不飽和ニトリル化合物の含有量を、それぞれX
、7重量%とすると、X、Y共に60〜90重量%の範
囲にあることが必要であり、且つ、XとYとの関係がX
≦Y1即ち、マトリックス樹脂中の不飽和ニトリル化合
物の含有量がグラフト樹脂中の不飽和ニトリル化合物の
含有量と少なくとも同じかそれよりも多いことが必要で
ある。
芳香族ビニル化合物は、少なくとも5重量%は必要であ
り、耐熱性、耐水性の改良のためには10重量%以上が
実用的には好ましい。
そして、本発明の目的を損なうことなく使用し得る他の
ビニル化合物の量は、単量体混合物中、25重量%まで
である。こ\で言う単量体混合物とは、実質的にビニル
系単量体のみを指すものであって、いわゆる希釈剤など
は含まないが、製造上は使用してもかまわない。
全樹脂中のゴムの含有率は、1〜40重量部であるが、
耐衝撃性と成形加工時の流動性とのバランス上、5〜3
0重量部の範囲が好ましい。
本発明の樹脂は、共役ジエン系合成ゴムの存在下に、不
飽和ニトリル化合物及び芳香族ビニル化合物を含む単量
体混合物を重合して得られるが、その重合方法は、公知
の溶液重合、塊状重合、乳化重合、懸濁重合及びこれら
の任意の組合せの重合方法などが可能である。工業的に
は、乳化重合が反応熱の除去及び重合の後処理のし易さ
から好ましい。
本発明に用いる高ニトリル樹脂は、可塑剤、安定剤、滑
剤、染料及び顔料、充填剤などや少量の他の樹脂を含ん
でいてもかまわない。
本発明のエアゾール容器は、上記のような特定の組成の
高ニトリル樹脂を用いて製造される。その製造方法とし
ては、例えば、容器本体を射出成形や射出ブロー成形、
押出ブロー成形、更には、射出延伸ブロー成形、押出延
伸ブロー成形などの方法により成形し、これに噴射ノズ
ルなどの部品を組み付けた蓋部を気密に一体化させて容
器を得るが、その製造方法は、いずれの方法でもかまわ
ない。
なお、噴射ノズルなどの部品を組み付けた蓋部を容器本
体に気密に一体化させる方法としては、蓋部を容器本体
と溶着可能な樹脂で成形し、これと容器本体とを超音波
溶着、高周波溶着、スピンウェルディングなどの方法で
溶着させる方法や、金属性の蓋部を容器本体に巻き締め
る方法などがあるが、実用性のある気密性が得られ\ば
いずれの方法でもかまわない。
〔実 施 例〕
以下、実施例により本発明を説明する。
実施例1 ブタジェン−アクリロニトリルゴム状共重合体(ブタジ
ェン62重量%)10重量部の存在下に、アクリロニト
リル75重量部とスチレン25重量部からなる混合物を
重合させて高ニトリル樹脂を得た。
この樹脂を、ジメチルホルムアミドとアセトニトリルと
のl対lの混合溶媒に溶解し、溶媒に不溶なグラフト部
と、溶媒に可溶なマトリックス部とに分離し、各々の樹
脂中の単量体組成を調べたところ、グラフト樹脂の組成
は、アクリロニトリル65重量%、スチレン35重量%
、また、マトリックス樹脂の組成は、アクリロニトリル
73重量%、スチレン27重量%であった。
この高ニトリル樹脂を用い、日精樹脂工業■製の射出成
形機FS80S12ASEにより射出成形して容器本体
を得た。
得られた容器は、容器中央部で幅が約3.5on。
厚さ約3aoの断面が四角形、高さ約10ans肉厚が
約2.3mm、容積はほぼ75ccであった。
この容器本体に、噴射装置部品を組み付けた同じ高ニト
リル樹脂を射出成形して渇だ栓体を超音波溶着して密封
したのち、水圧による耐圧強度を調べた。
10個について検査したところ、いずれも40kg/c
m”の圧力をかけてもクラックの発生などの異常は認め
られなかった。
また、容器本体に水を加え、フロン11とフロン12と
の混合物で内圧が室温下で3 、5kg/ cm’とな
るようにして、噴射装置部品を組み付けた同じ高ニトリ
ル樹脂を射出成形して得た栓体を、容器本体に超音波溶
着して密封した。
このようにしたものを10個用意し、室温に1週間放置
した後、60℃に24時間放置して変形の有無を観察し
たが、いずれも変形は認められなかった。
また、水の代わりに、化粧品などに多く使用されるエタ
ノールを同様に充填して、60℃に24時間放置したが
、クラックの発生は認められなかった。
実施例2 ブタジェン−アクリロニトリルゴム状共重合体(ブタジ
ェン70重量%)10重量部の存在下に、アクリロニト
リル75重量部、スチレン15重量部及びメタクリル酸
メチル10重量部からなる混合物を重合させて高ニトリ
ル樹脂を得た。
この樹脂を、ジメチルホルムアミドとアセトニトリルと
のl対lの混合溶媒に溶解し、溶媒に不溶なグラフト部
と、溶媒に可溶なマトリックス部とに分離し、各々の樹
脂中の単量体組成を調べたところ、グラフト樹脂の組成
は、アクリロニトリル72重量%、スチレン18重量%
、メタクリル酸メチル10重量%、また、マトリックス
樹脂の組成は、アクリロニトリル74重量%、スチレン
14重量%、メタクリル酸メチル12重量%であった。
)この樹脂を用いる他は、実施例1と同様にして水圧試
験、水、及び、エタノールに対する試験を実施したが、
いずれの場合も異常は認められなかった。
比較例1 ブタジェン−アクリロニトリルゴム状共重合体(ブタジ
ェン68重量%)10重量部の存在下に、アクリロニト
リル55重量部、スチレン35重量部及びメタクリル酸
メチル10重量部からなる混合物を重合させて高ニトリ
ル樹脂を得た。
この樹脂を、ジメチルホルムアミドとアセトニトリルと
の1対1の混合溶媒に溶解し、溶媒に不溶なグラフト部
と、溶媒に可溶なマトリックス部とに分離し、各々の樹
脂中の単量体組成を調べたところ、グラフト樹脂の組成
は、アクリロニトリル45重量%、スチレン47重量%
、メタクリル酸メチル8重量%、また、マトリックス樹
脂の組成は、アクリロニトリル52重量%、スチレン3
8重量%、メタクリル酸メチル10重量%であった。
この樹脂を用いる他は、実施例1と同様にして水圧試験
、水、及び、エタノールに対する試験を実施した。
水圧試験では、異常は認められなかったが、水を充填し
たものはいずれも容器の中央部が外観上も明らかに膨張
し、前記の容器中央部厚さ方向で実測すると、寸法が約
4111ill増大していた。一方、エタノールを充填
したものでは、lO個中型個に容器角部にクラックの発
生が認められた。
比較例2 ブタジェン−アクリロニトリルゴム状共重合体(ブタジ
ェン62重量%)10重量部の存在下に、アクリロニト
リル95重量部とスチレン5重量部からなる混合物を重
合させて高ニトリル樹脂を得た。
この樹脂を、ジメチルホルムアミドとアセトニトリルと
の1対lの混合溶媒に溶解し、溶媒に不溶なグラフト部
と、溶媒に可溶なマトリックス部とに分離し、各々の樹
脂中の単量体組成を調べたところ、グラフト樹脂の組成
は、アクリロニトリル90重量%、スチレン10重量%
、また、マトリックス樹脂の組成は、アクリロニトリル
95重量%、スチレン5重量%であった。
この樹脂を用い、実施例1と同様に射出成形して容器本
体を得たが、黄変の激しいものであった。
この容器を用いて、実施例1と同様にして水圧試験、水
、及び、エタノールを充填して試験を実施した。
水圧試験では、いずれも15〜20kg/c+*”でク
ラックを生じ、耐圧強度の低いものであった。
また、水を充填したものでは、外観上変化は認められな
かったが、エタノールを充填したものでは、lO個中型
部でクラックの発生が認められた。
〔発明の効果〕
本発明のエアゾール容器は、耐熱性、耐水性、耐環境応
力亀裂性に優れているので、水や有機薬品を含む、例え
ば、化粧品、トイレタリー用品、殺虫剤などのエアゾー
ル容器として好適に使用できる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 容器本体が高ニトリル樹脂からなるエアゾール容器であ
    って、該高ニトリル樹脂が、共役ジエン単量体を50重
    量%以上含むジエン系合成ゴム1〜40重量部に少なく
    とも60重量%の不飽和ニトリル化合物及び少なくとも
    5重量%の芳香族ビニル化合物からなる単量体混合物6
    0〜90重量部をグラフト重合した重合体であって、該
    重合体中、ゴムにグラフトした樹脂中の不飽和ニトリル
    化合物の含有量をX重量%とし、マトリックス樹脂中の
    不飽和ニトリル化合物の含有量をY重量%とすると、X
    とYとの間に 60<X≦Y<90 なる関係を有することを特徴とするエアゾール容器。
JP1127760A 1989-05-23 1989-05-23 エアゾール容器 Pending JPH02307556A (ja)

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DE1990605526 DE69005526T2 (de) 1989-05-23 1990-05-22 Aerosolbehälter.
EP19900305570 EP0399793B1 (en) 1989-05-23 1990-05-22 Vessel for an aerosol
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