JPH0230736A - 耐熱性高透磁率合金 - Google Patents
耐熱性高透磁率合金Info
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- JPH0230736A JPH0230736A JP63181088A JP18108888A JPH0230736A JP H0230736 A JPH0230736 A JP H0230736A JP 63181088 A JP63181088 A JP 63181088A JP 18108888 A JP18108888 A JP 18108888A JP H0230736 A JPH0230736 A JP H0230736A
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- JP
- Japan
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- sendust
- high permeability
- heat resistance
- heat
- magnetic head
- Prior art date
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- Pending
Links
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F1/00—Magnets or magnetic bodies characterised by the magnetic materials therefor; Selection of materials for their magnetic properties
- H01F1/01—Magnets or magnetic bodies characterised by the magnetic materials therefor; Selection of materials for their magnetic properties of inorganic materials
- H01F1/03—Magnets or magnetic bodies characterised by the magnetic materials therefor; Selection of materials for their magnetic properties of inorganic materials characterised by their coercivity
- H01F1/12—Magnets or magnetic bodies characterised by the magnetic materials therefor; Selection of materials for their magnetic properties of inorganic materials characterised by their coercivity of soft-magnetic materials
- H01F1/14—Magnets or magnetic bodies characterised by the magnetic materials therefor; Selection of materials for their magnetic properties of inorganic materials characterised by their coercivity of soft-magnetic materials metals or alloys
- H01F1/147—Alloys characterised by their composition
- H01F1/14766—Fe-Si based alloys
- H01F1/14791—Fe-Si-Al based alloys, e.g. Sendust
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- Physics & Mathematics (AREA)
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- Dispersion Chemistry (AREA)
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- Magnetic Heads (AREA)
- Soft Magnetic Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野1
本発明は耐熱性を改善したセンゲスト系の高透磁率合金
に関するものである。
に関するものである。
〔従来の技術]
従来磁気へラドコア用の材料として、パーマロイ、フェ
ライト等が使用されてきたが、磁気記録の高密度化に伴
い、記録媒体の高保磁力化に対応できる飽和磁束密度の
高い金属磁性膜が要求されている。そしてセンダストは
その条件を満たし、現在様々な磁気ヘッドに利用されて
いる。一方、磁気ヘッドとして広い帯域の信号を扱う用
途では、電気抵抗が低いバルクタイプでは不都合となり
、膜の状態にして、これを単層のまま、あるいは積層し
て、あるいはフェライトブロックと組み合わせて用いら
れるようになった。
ライト等が使用されてきたが、磁気記録の高密度化に伴
い、記録媒体の高保磁力化に対応できる飽和磁束密度の
高い金属磁性膜が要求されている。そしてセンダストは
その条件を満たし、現在様々な磁気ヘッドに利用されて
いる。一方、磁気ヘッドとして広い帯域の信号を扱う用
途では、電気抵抗が低いバルクタイプでは不都合となり
、膜の状態にして、これを単層のまま、あるいは積層し
て、あるいはフェライトブロックと組み合わせて用いら
れるようになった。
しかし、薄膜化したセンダスト合金を使用した磁気ヘッ
ドを製造する場合、磁気コアを低融点ガラスで融着して
いるためどうしても熱履歴を加えなければならない、ま
た、低融点ガラスの耐久性はその融着温度が高いほどよ
く、本来であれば700〜800℃で融着する低融点ガ
ラスを使用することが磁気ヘッドの耐湿性や耐食性とい
った信頼性を確保するために重要である。
ドを製造する場合、磁気コアを低融点ガラスで融着して
いるためどうしても熱履歴を加えなければならない、ま
た、低融点ガラスの耐久性はその融着温度が高いほどよ
く、本来であれば700〜800℃で融着する低融点ガ
ラスを使用することが磁気ヘッドの耐湿性や耐食性とい
った信頼性を確保するために重要である。
しかし、センダスト合金の耐熱性は磁気特性を確保する
ための熱処理温度(550〜600℃)以上の熱履歴を
加えると磁気特性は劣化してしまう、したがって、どう
しても600℃程度の低融点ガラスを使用しなければな
らず磁気ヘッドの信頼性を低下させていた。
ための熱処理温度(550〜600℃)以上の熱履歴を
加えると磁気特性は劣化してしまう、したがって、どう
しても600℃程度の低融点ガラスを使用しなければな
らず磁気ヘッドの信頼性を低下させていた。
[課題を解決するための手段]
本発明の耐熱性高透磁率合金は、Si8〜12wt%、
Al4〜7wt%、W、Re、Ta、Mo、Nb、Ir
、Zrよりなる群の少なくとも1種0.05〜2wt%
、残部Feとしたことを特徴とする。これは0.5wt
%以下では、耐熱性の向上が見られないこと、2wt%
以上では、磁気特性が劣化してしまい磁気膜として機能
しなくなるためである。
Al4〜7wt%、W、Re、Ta、Mo、Nb、Ir
、Zrよりなる群の少なくとも1種0.05〜2wt%
、残部Feとしたことを特徴とする。これは0.5wt
%以下では、耐熱性の向上が見られないこと、2wt%
以上では、磁気特性が劣化してしまい磁気膜として機能
しなくなるためである。
[実 施 例]
センダストの薄膜を形成し、その磁気特性、組成、耐熱
性を測定した。薄膜を形成した基板はチタン酸カルシウ
ムである。薄膜成膜装置はDCマグネトロンスパッタで
、スパッタレートを1000人/minで一定とし、膜
厚3μmとなるよう成膜した。ターゲットは3NFeに
Si、Al、W、Re、Ta、Mo、Nb、I r、Z
rのチップをそれぞれのせて組成を変化させた。磁気特
性はVSM、組成はX線マイクロアナライザーで測定し
た。
性を測定した。薄膜を形成した基板はチタン酸カルシウ
ムである。薄膜成膜装置はDCマグネトロンスパッタで
、スパッタレートを1000人/minで一定とし、膜
厚3μmとなるよう成膜した。ターゲットは3NFeに
Si、Al、W、Re、Ta、Mo、Nb、I r、Z
rのチップをそれぞれのせて組成を変化させた。磁気特
性はVSM、組成はX線マイクロアナライザーで測定し
た。
第1表(a)、(b)はSi:11wt%、Al:6w
t%としたときに、WとTaをそれぞれ表に示した量を
添加したものである。磁気特性が劣化し始める温度を耐
熱温度、その温度での磁気特性を通常のセンダスト合金
と比較して良好な場合0、同等の場合○、劣る場合×と
した。
t%としたときに、WとTaをそれぞれ表に示した量を
添加したものである。磁気特性が劣化し始める温度を耐
熱温度、その温度での磁気特性を通常のセンダスト合金
と比較して良好な場合0、同等の場合○、劣る場合×と
した。
判定は、耐熱温度が650℃以上で、磁気特性が通常の
センダストと同等であれば○、それ以上であれば0.そ
れ以下はXとした。
センダストと同等であれば○、それ以上であれば0.そ
れ以下はXとした。
第1表(a)、(b)からW、Taとも添加量で0.5
〜2wt%で良好な結果が得られている。
〜2wt%で良好な結果が得られている。
また、添加量が0.5wt%以下であると、磁気特性は
変化しないが耐熱性が向上しない。
変化しないが耐熱性が向上しない。
添加量による耐熱温度の変化は、添加量が増すにしたが
い、磁気特性が劣化する温度は向上するが、その磁気特
性が磁性膜として機能しない悪いものとなってしまう。
い、磁気特性が劣化する温度は向上するが、その磁気特
性が磁性膜として機能しない悪いものとなってしまう。
第1表(a)
単位(wt%)
第1表(b)
れぞれ表に示した添加量としたものである。
第2表(a)、(b)からもZr、Re、Nbを2wt
%以下で良好な耐熱性と磁気特性をもった薄膜が得られ
た。
%以下で良好な耐熱性と磁気特性をもった薄膜が得られ
た。
第3表(a)、 (b)はSi:12wt%、Alニ
アwt%とし、Taを1wt%、さらにMo、Irを0
.5〜2wt%添加した組成である。
アwt%とし、Taを1wt%、さらにMo、Irを0
.5〜2wt%添加した組成である。
これらの結果からW、Re、−Ta、Mo、Nb、Ir
、Zrの元素の群の中から少なくとも1種類以上の元素
を2 w t%以下で添加することによって耐熱性が向
上していることがわかる。
、Zrの元素の群の中から少なくとも1種類以上の元素
を2 w t%以下で添加することによって耐熱性が向
上していることがわかる。
本実施例は薄膜作成装置としてスパッタを選択したが、
蒸着での薄膜作成も可能である。
蒸着での薄膜作成も可能である。
また、薄膜ばかりでなく、バルク材料としても薄膜と同
様の結果が期待できる。
様の結果が期待できる。
第2表(a)、(b)はSi:8wt%、Al:4wt
%としたときに、Zr、 Re、Nbをそ 第2表 (a) 単位 (wt%) 第3表 (a) 単位 (wt%) 第2表(b) 第3表 (b) 〔発明の効果〕 上記のごとく本発明によれば、Si8〜12wt %、
Al4〜7wt %、 W、 Re、 Ta 、
Mo、Nb、Ir、Zrよりなる群の少なくとも1種0
.5〜2wt%、残部Feとしたことにより、従来から
の課題であった。センダスト薄膜の耐熱性を向上させる
ことができるばかりでなく、耐熱温度を添加量によって
制御できるという効果を有する。
%としたときに、Zr、 Re、Nbをそ 第2表 (a) 単位 (wt%) 第3表 (a) 単位 (wt%) 第2表(b) 第3表 (b) 〔発明の効果〕 上記のごとく本発明によれば、Si8〜12wt %、
Al4〜7wt %、 W、 Re、 Ta 、
Mo、Nb、Ir、Zrよりなる群の少なくとも1種0
.5〜2wt%、残部Feとしたことにより、従来から
の課題であった。センダスト薄膜の耐熱性を向上させる
ことができるばかりでなく、耐熱温度を添加量によって
制御できるという効果を有する。
また、本゛発明による耐熱性高透磁率合金を磁気ヘッド
に用いることにより、ガラス融着温度を高くすることが
可能となり、信頼性の高い低融点ガラスを使用すること
ができる。その結果、磁気ヘッドとしての耐湿性、耐食
性といった信頼性を向上させることができる。
に用いることにより、ガラス融着温度を高くすることが
可能となり、信頼性の高い低融点ガラスを使用すること
ができる。その結果、磁気ヘッドとしての耐湿性、耐食
性といった信頼性を向上させることができる。
以上
出願人 セイコーエプソン株式会社
Claims (1)
- Si8〜12wt%、Al4〜7wt%、W、Re、T
a、Mo、Nb、Ir、Zrよりなる群の少なくとも1
種0.05〜2wt%、残部Feよりなる耐熱性高透磁
率合金。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63181088A JPH0230736A (ja) | 1988-07-20 | 1988-07-20 | 耐熱性高透磁率合金 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63181088A JPH0230736A (ja) | 1988-07-20 | 1988-07-20 | 耐熱性高透磁率合金 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0230736A true JPH0230736A (ja) | 1990-02-01 |
Family
ID=16094612
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63181088A Pending JPH0230736A (ja) | 1988-07-20 | 1988-07-20 | 耐熱性高透磁率合金 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0230736A (ja) |
-
1988
- 1988-07-20 JP JP63181088A patent/JPH0230736A/ja active Pending
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