JPH02307176A - 生体識別装置 - Google Patents

生体識別装置

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JPH02307176A
JPH02307176A JP1129515A JP12951589A JPH02307176A JP H02307176 A JPH02307176 A JP H02307176A JP 1129515 A JP1129515 A JP 1129515A JP 12951589 A JP12951589 A JP 12951589A JP H02307176 A JPH02307176 A JP H02307176A
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卓 新崎
Seigo Igaki
井垣 誠吾
Fumio Yamagishi
文雄 山岸
Hiroyuki Ikeda
池田 弘之
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 生体識別装置に関し、 更に厳しい装置の薄型化の要求に対して薄型化を実現す
ることができる生体識別装置を提供することを目的とし
、 透明体上に指を押し付けた際の押圧力により指表面の色
が変化するのを利用し、光源から透明体を介して指に光
を照射し反射させ、反射された光の反射率変化に基づい
て指が生体であるか否かを識別する生体識別機能を備え
た生体識別装置において、指が押し付けられる上面側と
は反対側の透明体下面上方に光源、受光素子、結像素子
及び波長選択素子を配置し、透明体下面下方に導光手段
及び光偏向手段を配置するように構成し、又は、透明体
上に指を押しつけた際の押圧力により指表面の色が変化
するのを利用し、光源から透明体を介して指に光を照射
し反射させ、反射された光の反射率変化に基づいて指が
生体であるか否かを識別する生体識別機能を備えた生体
識別装置において、指が押し付けられる上面側とは反対
側の透明体下面上方に光源、受光素子及び結像素子を配
置し、透明体下面下方に導光手段及び波長選択性を有す
る光偏向手段を配置するように構成し、又は、透明体上
に指を押し付けた際の押圧力により指表面の色が変化す
るのを利用し、光源から透明体を介して指に光を照射し
反射させ、反射された光の反射率変化に基づいて指が生
体であるか否かを識別する生体識別機能を備えた生体識
別装置において、指が押し付けられる上面側とは反対側
の透明体下面上方に光源及び受光素子を配置し、透明体
下面下方に光ファイバ、拡大レンズ及び集光レンズを配
置し、透明体下面上方及び透明体下面下方のいずれか一
方に波長選択素子を配置するように構成する。
〔産業上の利用分野〕
本発明は生体識別装置に係り、指紋を利用した個人照合
システムに用いられる生体識別装置に通用することがで
き、詳しくは特に、装置の薄型化を実現することができ
る生体識別装置に関する。
近年、情報システムが社会の中に導入されるに伴い、シ
ステムの保全性(セキュリティ)を如何に確保するかと
いう点に関心が寄せられている。
電算機室への入室や端末等の情報システム利用の際の本
人確認手段としては、これまでIDカードや暗証番号に
よるものが一般的であった。しかし、IDカードは磁気
情報を複製して偽造カードが作られる恐れがあり、また
、暗証番号は通常、覚え易い生年月日等とすることが多
く、本人の周辺情報から見破られることがある等問題が
指摘されている。
これに対して指紋は、「万人不同」 「終生不変」とい
う2大特徴を有するため、本人確認の最も有力な手段と
考えられており、近年、指紋を用いた簡便な個人照合シ
ステムに関して多くの研究開発が行われている。
ここでの指紋を用いた個人照合システムは、通常指紋像
を画像として読み取って画像信号に変換するいわゆる指
紋センサ(入力装置)と、指紋センサで読み取られた画
像信号から照合用のデータを生成するとともに、これを
登録し、さらに照合時に指紋センサで読み取られた画像
信号を照合用データと対比させて本人か否かを判別する
処理装置とを備えている。
〔従来の技術〕
以下、従来技術について説明する。
第5図(a)、(b)は本願出願人により既に出願され
た特願昭63−155670号の指紋センサの構成を示
す概略図である。
この図において、31はガラス等の透光性を有する部材
からなる透明体で、指32が押し付けられる上面31a
と下面31bとが平行平板状になっている。
33は照射用の光源、34は透明体31片面に取り付け
られた開口絞り、35は開口絞り34に取り付けられた
球面レンズ、36は透明体31片面に取り付けられたミ
ラー、37はCCD等の受光器である。
なお、ここで人体の指32には各人固有の指紋が形成さ
れており、この指紋は凸状の隆線32a及び凹状の谷線
32bよりなる。
次に、その検査方法について説明する。
第5図(a)、(b)に示すように、透明体31に指3
2を接触させ、光源33より透明体31を介して指32
を照射したときに、指紋の隆線32a部分(具体的には
隆線32aと透明体31の上面31aが接触している部
分)での散乱光のうち矢印Aの如く透明体31の下面3
1bで全反射する成分を更にミラー36で反射させる。
次いで、ミラー36で反射された透明体31中を透過し
てくる光を開口絞り34に通過させ、球面レンズ35に
よって受光器37に結像させる。
ここでは指紋の隆線32a部分、谷線32b部分のうち
隆線32a部分の情報だけを検知するようにしており、
谷線32b部分での情報は検知しないようになっており
、谷線32b部分では空気の層があるために矢印Bの如
く透明体31中を通ってそのまま外部へ通り抜けてしま
うようになっている。そして、得られた指紋像の画像デ
ータと照合用データとを比較して本人(当事者)のもの
であるか否かを識別していた。
ところで、このような指紋センサに、既に登録済の特定
個人の指紋を複製したいわゆるレプリカ(例えばゴム製
等の複製物)を押し当てて同様に測定した場合、受光器
37からは本人(人間)の指の場合と同様の濃淡画像信
号が出力されてしまい、レプリカを本人であると判断し
てしまうという問題があった。
上記問題を解決するには人間の指、即ち生体か否かを識
別する機能を指紋センサに備えた生体識別装置によって
解決することが知られている。以下、図面を用いて具体
的に説明する。
第6図及び第7図は本願出願人により既に出願された特
願昭63−298922号の生体識別装置を説明する図
であり、第6図は生体識別装置の構成を示す概略図、第
7図は虚血時と充血時での波長と相対反射率との関係を
示す図である。
これらの図において、第5図と同一符号は同一または相
当部分を示し、41は集光レンズ、42は緑色域の光だ
けを通すフィルタ、43はフォトトランジスタ等の光検
知器である。
なおここでは、透明体31下面31b下方に光源33、
集光レンズ41、フィルタ42及び光検知器43が配置
されている。
次に、指32が人間の指であるか否かの検知方法につい
て説明する。
ここでの検知方法は透明体31上面31aに指32を押
し付けた際の押圧力により化32表面の色が肌色から白
色に変化するのを利用しており、光源33から透明体3
1を介して指32に光を照射して反射させ、反射された
光の反射率変化の分布に基づいて指32が生体であるか
否かを識別するように生体識別機能を新たに付加してい
る。
具体的にはまず、第6図に示すように、透明体31乍面
31b下方に配置された光源33から緑色光を含む光を
透明体31を介して指32に照射して反射させ、反射さ
れた反射光を再度透明体31を介して通過させる。次い
で、透明体31を通過してきた光を集光レンズ41で集
光し、補色域の光だけを通すフィルタ42に通過させ、
フィルタ42を通過してきた緑色光の光量変化を光検知
器43で検知する。なお、ここでは指32が透明体31
に押し付けられる直前から完全に押し付けられるまでの
緑色光の光量変化を測定する。
このように測定された緑色光の光量変化が第7図に示す
緑色域(波長500〜550 mm)内の変化を示せば
本物の人間の指であると判断することができ、第7図に
示す緑色域内の変化を示さなければ本物の人間の指でな
いと判断することができる。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、このような第6図に示す従来の生体識別
装置にあっては、指32が押し付けられる上面31a側
とは反対側の透明体31下面31b下方に光源33、集
光レンズ41、フィルタ42および光検知器43を配置
する構成となっていたため、装置の薄型化を阻害してい
るという問題があった。具体的にはこの構成の生体識別
装置では、透明体31下面31bから光検知器43下面
までの距離(第6図に示すXi)を小さくするには限界
があり2cI11程度はどうしても必要であった。この
ため、更に厳しい薄型化の要求に対して応えることがで
きなかったのである。なお、光検知器43は通常、透明
体31下面31bから最も下方に配置される。
そこで本発明は、更に厳しい装置の薄型化の要求に対し
て薄型化を実現することができる生体識別装置を提供す
ることを目的としている。
(課題を解決するための手段〕 第1の発明による生体識別装置は上記目的達成のため、
透明体上に指を押し付けた際の押圧力により指表面の色
が変化するのを利用し、光源から透明体を介して指に光
を照射し反射させ、反射された光の反射率変化に基づい
て指が生体であるか否かを識別する生体識別機能を備え
た生体識別装置において、指が押し付けられる上面側と
は反対側の透明体下面上方に光源、受光素子、結像素子
及び波長選択素子を配置し、透明体下面下方に導光手段
及び光偏向手段を配置するものである。
第2の発明による生体識別装置は上記目的達成のため、
透明体上に指を押しつけた際の押圧力により指表面の色
が変化するのを利用し、光源から透明体を介して指に光
を照射し反射させ、反射された光の反射率変化に基づい
て指が生体であるか否かを識別する生体識別機能を備え
た生体識別装置において、指が押し付けられる上面側と
は反対側の透明体下面上方に光源、受光素子及び結像素
子を配置し、透明体下面下方に導光手段及び波長選択性
を有する光偏向手段を配置するものである。
第3の発明による生体識別装置は上記目的達成のため、
透明体上に指を押し付けた際の押圧力により指表面の色
が変化するのを利用し、光源から透明体を介して指に光
を照射し反射させ、反射された光の反射率変化に基づい
て指が生体であるか否かを識別する生体識別機能を備え
た生体識別装置において、指が押し付けられる上面側と
は反対側の透明体下面上方に光源及び受光素子を配置し
、透明体下面下方に光ファイバ、拡大レンズ及び集光レ
ンズを配置し、透明体下面上方及び透明体下面下方のい
ずれか一方に波長選択素子を配置するものである。
〔作用〕
第1の発明は、第1図に示すように、指32が押し付け
られる上面31a側とは反対側の透明体31下面31b
上方に光源33、集光レンズ41、フィルタ42および
半透鏡3(半透鏡3を用いないように構成してもよい)
が配置され、透明体31下面31b下方に透明平行平板
1及びミラー2a、2bが配置されるように構成される
したがって、第6図に示す従来のものでは透明体31下
面31bから光検知器43下面までの距離X1が2cm
程度であったのに対し、透明体31下面31bから透明
平行平板1下面までの距離(第1図に示すX2)を5[
lll11程度にすることができるようになり、更に厳
しい装置の薄型化の要求に対して薄型化を実現すること
ができるようになる。
第2の発明は、第2図に示すように、指32が押し付け
られる上面31a側とは反対側の下面31b上方に光源
33、光検知器43及び集光レンズ41が配置され、透
明体31下面31b下方に透明平行平板11及び波長選
択性を有する反射型ホログラム12a、12bが配置さ
れるように構成される。
したがって、第6図に示す従来のものでは、透明体31
下面31bから光検知器43下面までの距離Xlが2c
m程度であったのに対し、透明体31下面31bから反
射型ホログラム12a、12b下面までの距離を2〜3
IIII11程度にすることができるようになり、更に
厳しい装置の薄型化の要求に対して薄型化を実現するこ
とができるようになる。
第3の発明は、第3図に示すように、指32が押し付け
られる上面31a側とは反対側の透明体31下面31b
上方に光源33、光検知器43及びフィルタ42が配置
され、透明体31下面31b下方に光ファイバ21a、
21b1拡大レンズ22および集光レンズ41が配置さ
れるように構成される。
したがって、第6図に示す従来のものでは透明体31下
面31bから光検知器43下面までの距離X1が2cm
程度であったのに対し、透明体31下面31bから光フ
ァイバ21b下面までの距離を5mm程度にすることが
できるようになり、更に厳しい装置の薄型化の要求に対
して薄型化を実現することができるようになる。
〔実施例〕
以下、本発明を図面に基づいて説明する。
第1図は第1の発明に係る生体識別装置の一実施例の構
成を示す概略図である。
この図において、第5図及び第6図と同一符号は同一ま
たは相当部分を示し、1は透明平行平板で、第1の発明
の導光手段に該当する。2a、2bはミラーで、第1の
発明の光偏向手段に該当する。3は半透鏡である。
なお、透明平行平板1は両端が斜めに切断されており、
その切断面にミラー2a、2bが蒸着されている。光源
33、光検知器43(第1の発明の受光素子に該当する
)、集光レンズ41(第1の発明の結像素子に該当する
)、フィルタ42(第1の発明の波長選択素子に該当す
る)及び半透鏡3が透明体31下面31b上方に配置さ
れている。
次に、指32が人間の指であるか否かの検知方法につい
て説明する。
ここでも従来と同様、透明体31上面31aに指32を
押し付けた際の押圧力により指32表面の色が肌色から
白色に変化するのを利用しており、光源33から透明体
31を介して指32に光を照射して反射させ、反射され
た光の反射率変化の分布に基づいて指32が生体である
か否かを識別するように生体識別機能を付加して構成し
ている。
具体的にはまず、第1図に示すように、透明体31下面
31b上方に配置された光源33から緑色光を含む光を
集光レンズ41で集光して透明平行平板1を介してミラ
ー2aに照射して反射させ、反射された光を透明平行平
板1中を通過させてミラー2bで指32方向に照射する
ように反射させる。次いで、反射された光を透明体31
を介して指32に照射して反射させ、反射された光を再
度透明体31を介して通過させる。次いで、透明平行平
板1を介してミラー2bに照射して反射させ、反射され
た光を透明平行平板1中を透過させてミラー2aで半透
鏡方向3に照射するように反射させる。そして、半透鏡
3で反射された光を緑色域の光だけを通すフィルタ42
に通過させ、フィルタ42を通過してきた緑色光の光量
変化を光検知器43で検知する。なお、ここでも従来と
同様、指32が透明体31に押し付けられる直前から完
全に押し付けられるまでの緑色光の光量変化を測定する
このように測定された緑色光の光量変化が従来例でも説
明したように、第7図に示す緑色域(波長500〜55
0 mm)内の変化を示せば本物の人間の指であると判
断することができ、第7図に示す緑色域内の変化を示さ
なければ本物の人間の指でないと判断することができる
すなわち、上記実施例では、第1図に示すように、指3
2が押し付けられる上面31a側とは反対側の透明体3
1下面31b上方に光源33、フィルタ42、集光レン
ズ41、フィルタ42及び半透鏡3(半透鏡3を用いな
いように構成してもよい)を配置し、光源33からの光
を指32に導いて照射し、かつ指32からの反射光を光
検知器43に導いて照射するために透明体31下面31
b下方に透明平行平板1及びミラー2a、2bを配置す
るように構成したので、第6図に示す従来のものでは透
明体31下面31bから光検知器43下面までの距離X
1が2cm程度であったのに対し、透明体31下面31
bから透明平行平板1下面までの距離(第1図に示すX
2)を5M程度にすることができ、更に厳しい装置の薄
型化の要求に対して薄型化を実現することができる。
なお、第1の発明において、装置の薄型化で最も好まし
い態様としては、光源33、フィルタ42、集光レンズ
41、フィルタ42及び半透鏡3を透明体31厚み内に
全て納まるように配置すればよい。
第2図は第2の発明に係る生体識別装置の一実施例の構
成を示す概略図である。
この図において、第5図および第6図と同一符号は同一
または相当部分を示し、11は透明平行平板で、第2の
発明の導光手段に該当する。12a、12bは波長選択
性を有する反射型ホログラムで、第2の発明の波長選択
性を有する光偏向手段に該当する。
なお、反射型ホログラム12a、12bは透明平行平板
11両端の下面に塑成されており、波長選択性を有する
ため第1の発明で設けたようなフィルタを設けないで構
成できる。光源33、光検知器43(第2の発明の受光
素子に該当する)及び集光レンズ41(第2の発明の結
像素子に該当する)が透明体31下面31b上方に配置
されている。
次に、指32が人間の指であるか否かの検知方法につい
て説明する。
ここでも従来と同様、透明体31上面31aに指32を
押し付けた際の押圧力により指32表面の色が肌色から
白色に変化するのを利用しており、光源33から透明体
31を介して指32に光を照射して反射させ、反射され
た光の反射率変化の分布に基づいて指32が生体である
か否かを識別するように生体識別機能を付加して構成し
ている。
具体的にはまず、第2図に示すように、透明体31下面
31b上方に配置された光源33から緑色光を含む光を
集光レンズ41で集光し、透明平行平板11を介して反
射型ホログラム12aに照射して緑色光だけを透明平行
平板11の上面で全反射させるように反射させる。この
時、反射型ホログラム12aは緑色域の光だけを通す波
長選択性を有するため緑色域の光だけが透明平行平板1
1の上面に向っていく。次いで、反射型ホログラム12
aで反射された緑色域の光は透明平行平板11の上面で
全反射されて反射型ホログラム12bに照射し、反射型
ホログラム12bで垂直方向に反射させ、反射された光
を透明体31を介して指32に照射して反射させ、指3
2から反射された光を再度透明体31を介して通過させ
る。次いで、透明平行平板11を介して反射型ホログラ
ム12bに照射して透明平行平板11の上面で全反射さ
せるように反射させ、透明平行平板11の上面で全反射
された光を反射型ホログラム12aに照射する。そして
、反射型ホログラム12bで垂直方向に反射させて緑色
光の光量変化を光検知器43で検知する。
なお、ここでも従来と同様、指32が透明体31に押し
付けられる直前から完全に押し付けられるまでの緑色光
の光量変化を測定する。
このように測定された緑色光の光量変化が従来例でも説
明したように、第7図に示す緑色域(波長500〜55
0ma+)内の変化を示せば本物の人間の指であると判
断することができ、第7図に示す緑色域内の変化を示さ
なければ本物の人間の指でないと判断することができる
すなわち、上記実施例では、第2図に示すように、指3
2が押し付けられる上面31a側とは反対側の下面31
b上方に光源33、光検知器43及び集光レンズ41を
配置し、光源33からの光を指32に導いて照射し、か
つ指32からの反射光を光検知器43に導いて照射する
ために透明体31下面31b下方に透明平行平板11及
び波長選択性を有する反射型ホログラム12a、12b
を配置するように構成したので、第6図に示す従来のも
のでは透明体31下面31bから光検知器43下面まで
の距離x1が2C111程度であったのに対し、透明体
31下面31bから反射型ホログラム12a、12b下
面までの距離を2〜3mm程度にすることができ、更に
厳しい装置の薄型化の要求に対して薄型化を実現するこ
とができる。
なお、第2の発明において、装置の薄型化で最も好まし
いB様としては、光源33、光検知器43及び集光レン
ズ41を透明体31厚み内に全て納まるように配置すれ
ばよい。
第3図は第3の発明に係る生体識別装置の一実施例の構
成を示す概略図である。
この図において、第5図及び第6図と同一符号を同一ま
たは相当部分を示し、21a、21bは光ファイバで、
第3の発明の光ファイバに該当する。
22は光を拡大する拡大レンズで、第3の発明の拡大レ
ンズに該当する。
なお、透明体31下面31b上方に光源33、光検知器
43及びフィルタ42が配置されている。
次に、指32が人間の指であるか否かの検知方法につい
て説明する。
ここでも従来と同様、透明体31上面31aに指32を
押し付けた際の押圧力により指32表面の色が肌色から
白色に変化するのを利用しており、光源33から透明体
31を介して指32に光を照射して反射させ、反射され
た光の反射率変化の分布に基づいて指32が生体である
か否かを識別するように生体識別機能を付加して構成し
ている。
具体的にはまず、第3図に示すように、透明体31下面
31b上方に配置された光源33から緑色光を含む光を
光ファイバ21aを介して拡大レンズ22に導き拡大レ
ンズ22で拡大し、透明体31を介して指32に照射し
て反射させる。次いで、指32で反射された光を透明体
31を介して集光レンズ41で集光し、光ファイバ21
bを介して緑色域の光だけを通すフィルタ42に導き通
過させ、フィルタ42を通過してきた緑色光の光量変化
を光検知器43で検知する。
なお、ここでも従来と同様、指32が透明体31に押し
付けられる直前から完全に押し付けられるまでの緑色光
の変化量を測定する。
このように測定された緑色光の光量変化が従来例でも説
明したように、第7図に示す緑色域(波長500〜55
0mm)内の変化を示せば本物の人間の指であると判断
することができ、第7図に示す緑色域内の変化を示さな
ければ本物の人間の指でないと判断することができる。
すなわち、上記実施例では、第3図に示すように、指3
2が押し付けられる上面31a側とは反対側の透明体3
1下面31b上方に光源33、光検知器43及びフィル
タ42を配置し、光源33がらの光を指32に導いて照
射し、かつ指32からの反射光を光検知器43に導いて
照射するために透明体31下面31b下方に光ファイバ
21a、21b、拡大レンズ22及び集光レンズ41を
配置するように構成したので、第6図に示す従来のもの
では透明体31下面31bから光検知器43下面までの
距離X1が2cm程度であったのに対し、透明体31下
面31bから光ファイバ21b下面までの距離を5mu
i程度にすることができ、更に厳しい装置の薄型化の要
求に対して薄型化を実現することができる。
なお、第3の発明において、装置の薄型化で最も好まし
い態様としては光源33、光検知器43及びフィルタ4
2を透明体31厚み内に全て納まるように配置すればよ
い。
上記実施例は第3図に示すように、透明体31下面31
b上方にフィルタ42を設けて構成する薄型化に好まし
い態様の場合について説明したが、第3の発明はこれに
限定されるものではなく、フィルタ42を透明体31と
集光レンズ41間に設けて構成する場合であってもよく
、この場合、装置の薄型化では上記実施例のものより劣
るが従来のものよりも薄型化が可能である。
なお、第1〜第3の発明において、第4図に示すように
、指32が透明体31に置かれようとするのを検知する
ゲートセンサ25を設けて構成してもよく、この場合ス
イッチとしてON10 F Fを効率よ(行うことがで
きる。なお、第4図において、26は光源、27は受光
素子である。
なお、第1〜第3図で説明した第1〜第3の発明の各実
施例において、透明体下面の真下に導光手段および光偏
向手段を配置する構成であるが、透明体の側面を斜めに
形成し、導光手段、光偏向手段を透明体の斜め方向に配
置する構成としてもよい。
〔発明の効果〕
第1〜第3の発明によれば、更に厳しい装置の薄型化の
要求に対して薄型化を実現することができるという効果
がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は第1の発明に係る生体識別装置の一実施例の構
成を示す概略図、 第2図は第2の発明に係る生体識別装置の一実施例を構
成する概略図、 第3図は第3の発明に係る生体識別装置の一実施例を構
成する概略図、 第4図は他の実施例を説明する図、 第5図は従来例の指紋センサの構成を示す概略図、 第6図は従来例の生体識別装置の構成を示す概略図、 第7図は虚血時と充血時との波長と相対反射率との関係
を示す図である。 ■、11・・・・・・透明平行平板、 2a、2b・・・・・・ミラー、 12a、12b・・・・・・反射型ホログラム、21a
、21b・・・・・・光ファイバ、22・・・・・・拡
大レンズ、 31・・・・・・透明体、 32・・・・・・指、 33・・・・・・光源、 36・・・・・・ミラー、 41・・・・・・集光レンズ、 42・・・・・・フィルタ、 43・・・・・・光検知器。 第1図 第2図 第3図 第4図 第6図

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)透明体上に指を押し付けた際の押圧力により指表
    面の色が変化するのを利用し、光源から透明体を介して
    指に光を照射し反射させ、反射された光の反射率変化に
    基づいて指が生体であるか否かを識別する生体識別機能
    を備えた生体識別装置において、 指が押し付けられる上面側とは反対側の透明体下面上方
    に光源、受光素子、結像素子及び波長選択素子を配置し
    、 透明体下面下方に導光手段及び光偏向手段を配置するこ
    とを特徴とする生体識別装置。
  2. (2)導光手段が透明平行平板で構成され、光偏向手段
    がミラーで構成されることを特徴とする請求項1記載の
    生体識別装置。
  3. (3)透明体上に指を押しつけた際の押圧力により指表
    面の色が変化するのを利用し、光源から透明体を介して
    指に光を照射し反射させ、反射された光の反射率変化に
    基づいて指が生体であるか否かを識別する生体識別機能
    を備えた生体識別装置において、 指が押し付けられる上面側とは反対側の透明体下面上方
    に光源、受光素子及び結像素子を配置し、 透明体下面下方に導光手段及び波長選択性を有する光偏
    向手段を配置することを特徴とする生体識別装置。
  4. (4)透明体上に指を押し付けた際の押圧力により指表
    面の色が変化するのを利用し、光源から透明体を介して
    指に光を照射し反射させ、反射された光の反射率変化に
    基づいて指が生体であるか否かを識別する生体識別機能
    を備えた生体識別装置において、 指が押し付けられる上面側とは反対側の透明体下面上方
    に光源及び受光素子を配置し、 透明体下面下方に光ファイバ、拡大レンズ及び集光レン
    ズを配置し、 透明体下面上方及び透明体下面下方のいずれか一方に波
    長選択素子を配置することを特徴とする生体識別装置。
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JP2003075135A (ja) * 2001-08-31 2003-03-12 Nec Corp 指紋画像入力装置および指紋画像による生体識別方法
WO2006030781A1 (ja) * 2004-09-13 2006-03-23 The Ritsumeikan Trust 指先からの生体情報の抽出方法およびその装置

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