JPH02307077A - 直流並列給電方式における地絡検出方法 - Google Patents
直流並列給電方式における地絡検出方法Info
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- JPH02307077A JPH02307077A JP1128187A JP12818789A JPH02307077A JP H02307077 A JPH02307077 A JP H02307077A JP 1128187 A JP1128187 A JP 1128187A JP 12818789 A JP12818789 A JP 12818789A JP H02307077 A JPH02307077 A JP H02307077A
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Landscapes
- Testing Of Short-Circuits, Discontinuities, Leakage, Or Incorrect Line Connections (AREA)
- Emergency Protection Circuit Devices (AREA)
- Direct Current Feeding And Distribution (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、直流並列給電方式において、並列接続した整
流器毎の交流入力の非接地式電路の系統別に地絡を検出
する地絡検出方法に関するものである。
流器毎の交流入力の非接地式電路の系統別に地絡を検出
する地絡検出方法に関するものである。
[従来の技術]
従来より、非接地式の交流入力を整流して直流電力を負
荷に供給する直流給電回路において、交流側電路の地絡
事故を検出する手段としては、一般的に漏電遮断器が用
いられている。第2図は、その地絡検出方法の従来例を
示す回路図である。
荷に供給する直流給電回路において、交流側電路の地絡
事故を検出する手段としては、一般的に漏電遮断器が用
いられている。第2図は、その地絡検出方法の従来例を
示す回路図である。
1は交流の給電系、3は給電系lからの交流入力を整流
する整流器、5は整流器3から直流電力の供給を受ける
負荷である。従来例では、このような直流給電回路の整
流器1の交流側電路に漏IX遮断器6を設け、かつ漏電
遮断器6の受電側の各線路をコンデンサ7R,711,
7Tを介して接地することにより、交流側電路における
地絡事故の際にコンデンサ7□、 7s、 77のい
ずれかを介して地絡電流を流し、漏電遮断器6を動作さ
せて地絡を検出し、交流入力を遮断していた。
する整流器、5は整流器3から直流電力の供給を受ける
負荷である。従来例では、このような直流給電回路の整
流器1の交流側電路に漏IX遮断器6を設け、かつ漏電
遮断器6の受電側の各線路をコンデンサ7R,711,
7Tを介して接地することにより、交流側電路における
地絡事故の際にコンデンサ7□、 7s、 77のい
ずれかを介して地絡電流を流し、漏電遮断器6を動作さ
せて地絡を検出し、交流入力を遮断していた。
一方、負荷への直流電力の供給方式として、従来より、
第3図に示すように、2系統の非接地式の交流の給電系
1.2からの交流入力をそれぞれ整流器3および整流器
4を用いて鑓別に整流し、そのそれぞれの整流器3,4
の直流出力をP点。
第3図に示すように、2系統の非接地式の交流の給電系
1.2からの交流入力をそれぞれ整流器3および整流器
4を用いて鑓別に整流し、そのそれぞれの整流器3,4
の直流出力をP点。
Q点で並列に接続して負荷(ZL)5へ直流電力を供給
する直流並列給電方式が知られている。この直流並列給
電方式を用いれば、一方の給電系を事故のため遮断して
も、他方の給電系により負荷に直流型ツノを供給できる
ので、給電系の信頼性を高くできるという利点がある。
する直流並列給電方式が知られている。この直流並列給
電方式を用いれば、一方の給電系を事故のため遮断して
も、他方の給電系により負荷に直流型ツノを供給できる
ので、給電系の信頼性を高くできるという利点がある。
[発明が解決しようとするR題〕
しかし・ながら、上記従来の技術における第3図の直流
並列給電方式では、給電系1の交流側電路のX点と給電
系2の交流側電路のy点で地絡事故が発生した場合、接
地点であるX点、y点間(以下地絡回路と記す)を介し
てループ回路が形成され、給電系lと給電系2の位相差
および地格回路のインピーダンス(以下地絡インピーダ
ンス)Zoにより、負荷5に過電圧か印加されるモード
が存在する問題点がある。この過電圧から負v15を保
護するために、第2図の従来例の地絡検出方法の適用を
考えると、各給電系1.2の交流側電路に漏電遮断器を
設けることになるが、この場合には後記するように、一
方の例えば給電系lだけで地絡事故が発生した場合でも
、地絡事故の発生していない健全な給電系2からの給電
も停止され、負荷5への直流電力の供給が断たれること
があるという問題点がある。
並列給電方式では、給電系1の交流側電路のX点と給電
系2の交流側電路のy点で地絡事故が発生した場合、接
地点であるX点、y点間(以下地絡回路と記す)を介し
てループ回路が形成され、給電系lと給電系2の位相差
および地格回路のインピーダンス(以下地絡インピーダ
ンス)Zoにより、負荷5に過電圧か印加されるモード
が存在する問題点がある。この過電圧から負v15を保
護するために、第2図の従来例の地絡検出方法の適用を
考えると、各給電系1.2の交流側電路に漏電遮断器を
設けることになるが、この場合には後記するように、一
方の例えば給電系lだけで地絡事故が発生した場合でも
、地絡事故の発生していない健全な給電系2からの給電
も停止され、負荷5への直流電力の供給が断たれること
があるという問題点がある。
まず、第3図により給電系lのX点と給電系2のy点で
地絡事故が発生した場合において、負荷5に過電圧が印
加されるモードの一例を説明する。
地絡事故が発生した場合において、負荷5に過電圧が印
加されるモードの一例を説明する。
(1)地絡発生時の条件を以下の(イ)、C口)の通り
とする。
とする。
(イ)給電系l側の線間電圧を基準として、給電系2側
の線間電圧が120°遅れているとする。
の線間電圧が120°遅れているとする。
これにより、給電系l側の各線間電圧を6++s++6
8T+、 e twi+、給電系2の各線間電圧をer
*t+e m+l+ a (tlとすると、e n5
1= Ess i nθ esv+=Ess i n (θ−+20° )
ern+=E*s i n (θ−240° )e
r++t= E *!if i n (θ−12
0° )e *+t= E+++s i n (θ
−240° )e Irt= Ems i n。
8T+、 e twi+、給電系2の各線間電圧をer
*t+e m+l+ a (tlとすると、e n5
1= Ess i nθ esv+=Ess i n (θ−+20° )
ern+=E*s i n (θ−240° )e
r++t= E *!if i n (θ−12
0° )e *+t= E+++s i n (θ
−240° )e Irt= Ems i n。
となる。
(ロ)X点、y点において完全地絡が発生したものとし
、地絡インピーダンスZ0を0Ωとする。
、地絡インピーダンスZ0を0Ωとする。
(2)地格回路が形成される萌の給電系■側および給電
系2例のオンしている各整流器3.4の整流素子3A〜
3F、4a〜4fの関係は第1表の通りであり、これよ
り双方のオンしている整流素子3A〜3F、4a〜4f
の組合せは、電気角60°間隔で6通りである。
系2例のオンしている各整流器3.4の整流素子3A〜
3F、4a〜4fの関係は第1表の通りであり、これよ
り双方のオンしている整流素子3A〜3F、4a〜4f
の組合せは、電気角60°間隔で6通りである。
第3図は(0〜60°)の期間の場合を示しており、地
格回路が形成される前は整流素子3C23Eと4b、4
dがオンとなっている。
格回路が形成される前は整流素子3C23Eと4b、4
dがオンとなっている。
(3)地絡回路か形成される前にオンしていた整流素子
のなかで、地絡回路が形成された後オフする整流素子が
ある。例えば、第3図に示す(θ〜60゛)の期間にお
いて、整流素子3C14dがオフになる。これは地絡回
路を介してループ回路が形成されることにより逆バイア
スされるためである。整流素子3Cがオフすることにつ
いて、(0〜60゛)の期間において、以下に説明する
。Q点を基準とする整流素子3Cのカソードの電位ep
g、およびアノードの電位8丁。は、整流素子の順方向
電圧降下を無視すると、それぞれの次のようになる。
のなかで、地絡回路が形成された後オフする整流素子が
ある。例えば、第3図に示す(θ〜60゛)の期間にお
いて、整流素子3C14dがオフになる。これは地絡回
路を介してループ回路が形成されることにより逆バイア
スされるためである。整流素子3Cがオフすることにつ
いて、(0〜60゛)の期間において、以下に説明する
。Q点を基準とする整流素子3Cのカソードの電位ep
g、およびアノードの電位8丁。は、整流素子の順方向
電圧降下を無視すると、それぞれの次のようになる。
e PQ:+:e IIt++ (e rat)=r”
j; E、s i n (θ+30° )e TO=
e 丁、、== (e s丁+)=−Emsin(θ−
120”>’ e PQs a Toを第4図(a)に示す。゛これ
より、(0〜601)の期間において8 po> a
TOとなり整流素子3Cのアノードよりカソードの電位
の方が高−くなり整流素子3Cはオフすることになる。
j; E、s i n (θ+30° )e TO=
e 丁、、== (e s丁+)=−Emsin(θ−
120”>’ e PQs a Toを第4図(a)に示す。゛これ
より、(0〜601)の期間において8 po> a
TOとなり整流素子3Cのアノードよりカソードの電位
の方が高−くなり整流素子3Cはオフすることになる。
(4)第1表に示す交流入力の一周期の60°間隔76
期間について負荷5の端子電圧e PQ (以下、負荷
電圧という)を求めると以下の(イ)〜(へ)のように
なる。
期間について負荷5の端子電圧e PQ (以下、負荷
電圧という)を求めると以下の(イ)〜(へ)のように
なる。
(イ)(0〜60°)
e PQ= 6 R$1 + (−e rat
)=F了EmS i n (θ+30° )(ロ)(
60’″〜120′″) e PQ= 6 R5I + e try= 2 Em
s r nθ (ハ)(+20°〜180°) Q po= e TRI + e trt=FIE、
5in(θ−30° ) (ニ)(180°〜240°) e pa” e R8I + a r@t=43E、
s i n (θ−[50@)(ホ)(240°〜30
0°) e pq=e R8I” (e trf)=2Ess
t n (θ−180° )(へ)(300”〜
360”) e pa” e rlIl+ (e try)=(N
E*5in(θ−210’) 以上の結果を示した負荷電圧epoのグラフが第4図(
b)であり、比較のために正常時の負荷電圧epc1g
も示しである。従来の直流並列給電方式においては、地
絡回路が形成されることにより負荷5に瞬時、正常電圧
の最大2倍の電圧が印加される。なお、第4図(c)は
、給電系1側を基準とした給電系2例の位相差と地絡回
路形成時における負荷電圧の最大値vy+vAxを正常
時における負荷電圧の最大値■8.8の比で示したもの
である。
)=F了EmS i n (θ+30° )(ロ)(
60’″〜120′″) e PQ= 6 R5I + e try= 2 Em
s r nθ (ハ)(+20°〜180°) Q po= e TRI + e trt=FIE、
5in(θ−30° ) (ニ)(180°〜240°) e pa” e R8I + a r@t=43E、
s i n (θ−[50@)(ホ)(240°〜30
0°) e pq=e R8I” (e trf)=2Ess
t n (θ−180° )(へ)(300”〜
360”) e pa” e rlIl+ (e try)=(N
E*5in(θ−210’) 以上の結果を示した負荷電圧epoのグラフが第4図(
b)であり、比較のために正常時の負荷電圧epc1g
も示しである。従来の直流並列給電方式においては、地
絡回路が形成されることにより負荷5に瞬時、正常電圧
の最大2倍の電圧が印加される。なお、第4図(c)は
、給電系1側を基準とした給電系2例の位相差と地絡回
路形成時における負荷電圧の最大値vy+vAxを正常
時における負荷電圧の最大値■8.8の比で示したもの
である。
(5)一方、第3図において、X点だけに地絡事故が発
生した状態で給電を続けても過電圧は発生しない。しか
し、その事を発見できず、そのままの状態で並列給電し
ている時、y点にも地絡事故が発生した場合、前述した
ように過電圧が印加されるモードがある。そのため、非
接地式電路であるどちらかの給電系1または2に地絡事
故が発生した時それを検出し、速やかにその系を遮断す
るなど、必要な処置を講する必要がある。
生した状態で給電を続けても過電圧は発生しない。しか
し、その事を発見できず、そのままの状態で並列給電し
ている時、y点にも地絡事故が発生した場合、前述した
ように過電圧が印加されるモードがある。そのため、非
接地式電路であるどちらかの給電系1または2に地絡事
故が発生した時それを検出し、速やかにその系を遮断す
るなど、必要な処置を講する必要がある。
次に、上記地格事故を検出し必要な処置を講するために
、第2図の従来例の地絡検出方法を第3図の直流並列給
電方式に適用した場合の問題点を説明する。その適用例
を示した回路図が第5図である。この従来技術の適用例
は、第3図の給電系1.2のそれぞれの交流側電路にお
いて、1Eil電遮断器6.8と各電路と大地間にコン
デンサ73. ・78.7アおよびコンデンサ9.
.919.を設けたものである。上記において、第5図
の給電系1のX点で地絡事故が発生すると、地絡電流は
同図の点線で示すコンデンサ7R〜7丁を通して給電系
lの経路で流れると同時に、2点鎖線に示すようなコン
デンサ9r〜9tを通して給電系2の経路でも流れる。
、第2図の従来例の地絡検出方法を第3図の直流並列給
電方式に適用した場合の問題点を説明する。その適用例
を示した回路図が第5図である。この従来技術の適用例
は、第3図の給電系1.2のそれぞれの交流側電路にお
いて、1Eil電遮断器6.8と各電路と大地間にコン
デンサ73. ・78.7アおよびコンデンサ9.
.919.を設けたものである。上記において、第5図
の給電系1のX点で地絡事故が発生すると、地絡電流は
同図の点線で示すコンデンサ7R〜7丁を通して給電系
lの経路で流れると同時に、2点鎖線に示すようなコン
デンサ9r〜9tを通して給電系2の経路でも流れる。
この場合、漏電遮断器6.8が共に地絡を検出して、給
電系直からの給電が停止すると同時に、地絡事故が発生
していない給電系2からの給電も停止し、負荷への電力
の供給が断たれることになり、直流並列給電方式の利点
が1nわれてしまう。
電系直からの給電が停止すると同時に、地絡事故が発生
していない給電系2からの給電も停止し、負荷への電力
の供給が断たれることになり、直流並列給電方式の利点
が1nわれてしまう。
本発明は、上記問題点を解決するために創案されたもの
で、直流並列給電方式において、非接地式の交流入力の
給電系の系統別に地絡を検出し、その給電系の系統別に
過電圧から負荷を保護するのに必要な処置を行えるよう
にして、給電系全体の信頼性を向上させる直流並列給電
方式における地絡検出方法を提供することを目的とする
。
で、直流並列給電方式において、非接地式の交流入力の
給電系の系統別に地絡を検出し、その給電系の系統別に
過電圧から負荷を保護するのに必要な処置を行えるよう
にして、給電系全体の信頼性を向上させる直流並列給電
方式における地絡検出方法を提供することを目的とする
。
[課題を解決するための手段]
上記の目的を達成するための本発明の直流並列給電方式
の構成は、 2系統以上の非接地式の交流側電路の交流入力を個別に
整流する整流器を備え、そのそれぞれの整流器の直流出
力を並列に接続した直流電路から直流電力を負荷に供給
する直流並列給電方式において、 上記直流電路のプラス側とマイナス側をそれぞれインピ
ーダンスで接地して、上記交流側電路が地絡した際に、
その交流側電路に対応する整流器別の直流電路における
往路電流と帰路電流に上記インピーダンスを流れる地絡
電流により電流差を生じさせ、 この電流差を検出して上記交流側電路の系統別に地絡の
発生を検出することを特徴とする。
の構成は、 2系統以上の非接地式の交流側電路の交流入力を個別に
整流する整流器を備え、そのそれぞれの整流器の直流出
力を並列に接続した直流電路から直流電力を負荷に供給
する直流並列給電方式において、 上記直流電路のプラス側とマイナス側をそれぞれインピ
ーダンスで接地して、上記交流側電路が地絡した際に、
その交流側電路に対応する整流器別の直流電路における
往路電流と帰路電流に上記インピーダンスを流れる地絡
電流により電流差を生じさせ、 この電流差を検出して上記交流側電路の系統別に地絡の
発生を検出することを特徴とする。
〔作用]
本発明は、非接地式の交流側電路の地絡電流を検出する
ために必要な、電路と大地間のインピーダンスの設定を
、各系統に共通に負荷への直流電路に設けることにより
、地絡電流が他の系統の交流側電路へ回り込む経路が形
成されないようにして、地絡の発生した系統の整流器の
出力電流の往路電流と帰路電流間にのみ電流差を生じさ
せる。
ために必要な、電路と大地間のインピーダンスの設定を
、各系統に共通に負荷への直流電路に設けることにより
、地絡電流が他の系統の交流側電路へ回り込む経路が形
成されないようにして、地絡の発生した系統の整流器の
出力電流の往路電流と帰路電流間にのみ電流差を生じさ
せる。
本発明は、この電流差を整流器の出力電流毎に検出する
ことにより、上記地絡を系統別に確実に検出する。
ことにより、上記地絡を系統別に確実に検出する。
[実施例コ
以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する
。
。
第1図は本発明の一実施例を示す回路図である。
本実施例は、2つの3柑交流入力の給電系統を有する直
流並列給電方式に適用した場合を例とする。
流並列給電方式に適用した場合を例とする。
Iは1つの系統の交流入力の給電系、2は他の系統の交
流入力の給電系、3は給電系1の3棺交流入力を3相全
波整流する整流器、4は給電系2の3相交流入力を3相
全波整流する整流器、5は各整流器3,4から並列に直
流電力の供給を受ける負荷(21,)である。本実施例
においては、各整流器3.4のそれぞれの直流出力は、
外部信号を受けて回路を遮断する機能を有する遮断”I
A I + 。
流入力の給電系、3は給電系1の3棺交流入力を3相全
波整流する整流器、4は給電系2の3相交流入力を3相
全波整流する整流器、5は各整流器3,4から並列に直
流電力の供給を受ける負荷(21,)である。本実施例
においては、各整流器3.4のそれぞれの直流出力は、
外部信号を受けて回路を遮断する機能を有する遮断”I
A I + 。
12を介して、P点、Q点において並列に接続し、負荷
5へ直流電力を0(給する。このように並列接続構成と
した直流電路のプラス側およびマイナス側は、それぞれ
抵抗13.14を介して接地する。
5へ直流電力を0(給する。このように並列接続構成と
した直流電路のプラス側およびマイナス側は、それぞれ
抵抗13.14を介して接地する。
この抵抗13.14は各給電系1.2に共通な、地絡電
流を流すためのインピーダンスである。各遮断器11.
12と並列接続点P、Qとの間の各整流器3.4別の直
流電路には、その往路と帰路の対電にそれを流れる往路
電流と帰路電流の電流差を検出する変流器15.16を
設置する。変流器15の検出信号はその電流差によって
作動する!1Xリレー17に接続し、漏電リレー17は
その作動によって遮断信号を発して遮断器11を開放し
、整流器3からの直流出力を遮断する。同様に、変流器
+6の検出信号は漏電リレーIBに接続し、漏電リレー
18はその作動によって遮断器12を開放して整流器4
からの直流出力を遮断する。これらの変流器15.16
の設置位置は、抵抗13゜+4と整流器3.4の間とす
る。
流を流すためのインピーダンスである。各遮断器11.
12と並列接続点P、Qとの間の各整流器3.4別の直
流電路には、その往路と帰路の対電にそれを流れる往路
電流と帰路電流の電流差を検出する変流器15.16を
設置する。変流器15の検出信号はその電流差によって
作動する!1Xリレー17に接続し、漏電リレー17は
その作動によって遮断信号を発して遮断器11を開放し
、整流器3からの直流出力を遮断する。同様に、変流器
+6の検出信号は漏電リレーIBに接続し、漏電リレー
18はその作動によって遮断器12を開放して整流器4
からの直流出力を遮断する。これらの変流器15.16
の設置位置は、抵抗13゜+4と整流器3.4の間とす
る。
以上のように構成した実施例の動作および作用を第1図
を参照して述べる。変流器!5の入出力をみると、地絡
の発生らなく回路が健全な場合は、往路電流と帰路電流
による磁束が互いIこ打ち消しあって変流器15の二次
巻線には電圧が誘起しない。一方、−例として給電系1
のX点で地絡事故が発生した場合、同図の2点鎖線で示
すようにX点−抵抗14(または抵抗13)−直流電路
(変流器l5)−整流器3−給電系1の交流側電路=X
点の径路で地絡電流が流れるため、変流器15が設置さ
れているところでの往路電流と帰路電流は等しくなくな
って電流差が生じ、変流?515の二次側に電圧が誘起
される。これを漏電リレー17で検出し、遮断器11に
遮断信号を送出して当該給電系1からの給電を停止させ
る。このとき、給電系2側の交流側電路が健全であれば
、給電系l側の地絡電流が回り込んで流れる経路は形成
されず、引き続き給電系2からの給電はU続し、負荷5
に直流電力が供給される。給電系l側が健全で給電系2
側の交流側電路で地絡事故が発生した場合は、上記と同
様にして変流416が地絡電流による整流器4の往路電
流と帰路電流の電流差を検出して漏電リレー18を作動
させ、遮断器12を開放して整流器4の直流出力を遮断
し、負荷5へは引き続き整流器3から直流電力を供給す
る。
を参照して述べる。変流器!5の入出力をみると、地絡
の発生らなく回路が健全な場合は、往路電流と帰路電流
による磁束が互いIこ打ち消しあって変流器15の二次
巻線には電圧が誘起しない。一方、−例として給電系1
のX点で地絡事故が発生した場合、同図の2点鎖線で示
すようにX点−抵抗14(または抵抗13)−直流電路
(変流器l5)−整流器3−給電系1の交流側電路=X
点の径路で地絡電流が流れるため、変流器15が設置さ
れているところでの往路電流と帰路電流は等しくなくな
って電流差が生じ、変流?515の二次側に電圧が誘起
される。これを漏電リレー17で検出し、遮断器11に
遮断信号を送出して当該給電系1からの給電を停止させ
る。このとき、給電系2側の交流側電路が健全であれば
、給電系l側の地絡電流が回り込んで流れる経路は形成
されず、引き続き給電系2からの給電はU続し、負荷5
に直流電力が供給される。給電系l側が健全で給電系2
側の交流側電路で地絡事故が発生した場合は、上記と同
様にして変流416が地絡電流による整流器4の往路電
流と帰路電流の電流差を検出して漏電リレー18を作動
させ、遮断器12を開放して整流器4の直流出力を遮断
し、負荷5へは引き続き整流器3から直流電力を供給す
る。
このように、本実施例は、直流電路側で地絡電流を検出
することによって、非接地電路の地絡事故を給電系の系
統別に個別に確実に検出してその直流出力を選択遮断し
、健全な系統からは継続して給電することで、当該給電
系からの給電だけを停止させ、負荷へは他の健全な給電
系から電力を供給することにより、給電系全体の信頼性
を向上さ仕る。
することによって、非接地電路の地絡事故を給電系の系
統別に個別に確実に検出してその直流出力を選択遮断し
、健全な系統からは継続して給電することで、当該給電
系からの給電だけを停止させ、負荷へは他の健全な給電
系から電力を供給することにより、給電系全体の信頼性
を向上さ仕る。
なお、上記実施例において、直流電路の接地のためのイ
ンピーダンスは、抵抗を用いた場合を示したが、コンデ
ンサや複合素子を用いても同様の作用効果を得ることが
できる。また、本発明は3相または3相以外の交流入力
であって2以上の給電系を有する直流並列給電方式の場
合にも適用できることは当然である。このように、本発
明はその主旨に沿って種々に応用され、種々の実施聾様
を取り得るものである。
ンピーダンスは、抵抗を用いた場合を示したが、コンデ
ンサや複合素子を用いても同様の作用効果を得ることが
できる。また、本発明は3相または3相以外の交流入力
であって2以上の給電系を有する直流並列給電方式の場
合にも適用できることは当然である。このように、本発
明はその主旨に沿って種々に応用され、種々の実施聾様
を取り得るものである。
[発明の効果]
以上の説明で明らかなように、本発明の直流並列給電方
式における地絡検出方法によれば、直流並列給電方式の
非接地式交流側電路の地絡事故を給電系の系統別に検出
できる利点があり、地絡事故のあった給電系だけを停止
させるなどの必要な処置を講じられるようにして、給電
系全体の信頼性を向上できる利点がある。
式における地絡検出方法によれば、直流並列給電方式の
非接地式交流側電路の地絡事故を給電系の系統別に検出
できる利点があり、地絡事故のあった給電系だけを停止
させるなどの必要な処置を講じられるようにして、給電
系全体の信頼性を向上できる利点がある。
第1図は本発明の一実施例を示す回路図、第2図は従来
例の地絡検出方法を示す回路図、第3図は直流並列給電
方式を説明するための回路図、第4図(a)、(b)、
(c)は直流並列給電方式の従来の問題点の説明図、第
5図は従来例の地絡検出方法の適用例を示す回路図であ
る。 1.2・・・給電系、3.4・・・整流器、5川負荷、
11.12・・・遮断器、13.14・・・抵抗、15
゜16・・・変流器、17.18・・・漏電リレー。 第3図 (a) (b) 輪重系1#Iを纂事ヒした給電糸244n位相(C)
例の地絡検出方法を示す回路図、第3図は直流並列給電
方式を説明するための回路図、第4図(a)、(b)、
(c)は直流並列給電方式の従来の問題点の説明図、第
5図は従来例の地絡検出方法の適用例を示す回路図であ
る。 1.2・・・給電系、3.4・・・整流器、5川負荷、
11.12・・・遮断器、13.14・・・抵抗、15
゜16・・・変流器、17.18・・・漏電リレー。 第3図 (a) (b) 輪重系1#Iを纂事ヒした給電糸244n位相(C)
Claims (1)
- (1)2系統以上の非接地式の交流側電路の交流入力を
個別に整流する整流器を備え、そのそれぞれの整流器の
直流出力を並列に接続した直流電路から直流電力を負荷
に供給する直流並列給電方式において、 上記直流電路のプラス側とマイナス側をそれぞれインピ
ーダンスで接地して、上記交流側電路が地絡した際に、
その交流側電路に対応する整流器別の直流電路における
往路電流と帰路電流に上記インピーダンスを流れる地絡
電流により電流差を生じさせ、 この電流差を検出して上記交流側電路の系統別に地絡の
発生を検出することを特徴とする直流並列給電方式にお
ける地絡検出方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1128187A JPH02307077A (ja) | 1989-05-22 | 1989-05-22 | 直流並列給電方式における地絡検出方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1128187A JPH02307077A (ja) | 1989-05-22 | 1989-05-22 | 直流並列給電方式における地絡検出方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02307077A true JPH02307077A (ja) | 1990-12-20 |
Family
ID=14978598
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1128187A Pending JPH02307077A (ja) | 1989-05-22 | 1989-05-22 | 直流並列給電方式における地絡検出方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02307077A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008206229A (ja) * | 2007-02-16 | 2008-09-04 | Toshiba Corp | 直流地絡検出装置および2重化直流電源回路 |
CN102262197A (zh) * | 2010-04-19 | 2011-11-30 | 阿尔斯通运输股份有限公司 | 用来检测用于铁路车辆的供电线上的故障的方法 |
-
1989
- 1989-05-22 JP JP1128187A patent/JPH02307077A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008206229A (ja) * | 2007-02-16 | 2008-09-04 | Toshiba Corp | 直流地絡検出装置および2重化直流電源回路 |
CN102262197A (zh) * | 2010-04-19 | 2011-11-30 | 阿尔斯通运输股份有限公司 | 用来检测用于铁路车辆的供电线上的故障的方法 |
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