JPH02306674A - 圧電材料の電極形成方法 - Google Patents

圧電材料の電極形成方法

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Publication number
JPH02306674A
JPH02306674A JP1128033A JP12803389A JPH02306674A JP H02306674 A JPH02306674 A JP H02306674A JP 1128033 A JP1128033 A JP 1128033A JP 12803389 A JP12803389 A JP 12803389A JP H02306674 A JPH02306674 A JP H02306674A
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JP
Japan
Prior art keywords
plated
plating
masking
jig
ring
Prior art date
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Pending
Application number
JP1128033A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuhide Nagata
永田 信秀
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Nippon Steel Corp
Original Assignee
Sumitomo Metal Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Metal Industries Ltd filed Critical Sumitomo Metal Industries Ltd
Priority to JP1128033A priority Critical patent/JPH02306674A/ja
Publication of JPH02306674A publication Critical patent/JPH02306674A/ja
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  • Piezo-Electric Or Mechanical Vibrators, Or Delay Or Filter Circuits (AREA)
  • Piezo-Electric Transducers For Audible Bands (AREA)
  • General Electrical Machinery Utilizing Piezoelectricity, Electrostriction Or Magnetostriction (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、圧電材料の電極形成方法、特に圧電材料に無
電解めっきにより電極を形成する際に表裏の所定の位置
に確実に、かつ能率良く金属めっきを行う方法に関する
(従来の技術) 従来より、無電解めっき作業において、選択した場所に
のみめっきを行う方法としては、被めっき材のめっき不
要部に予めマスキング溶剤等を塗布してからめっきする
方法、または全表面をめっきした後に必要な箇所をレジ
スト溶剤等で保護し、不要部を化学的に溶解除去する方
法、あるいは全表面をめっきした後に不要部を研磨除去
する方法がとられている。
圧電発音体の無電解めっきによる電極性は方法も無電解
めっきの一般的な作業工程で行われており、全表面をめ
っきした後に周側面を研磨除去する方法(特公昭59−
37568号)、全表面をめっきした後に周側面を化学
的に溶解除去する方法(特公昭59−52529号)等
がある。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、従来の無電解めっき法には、前述の通り
、めっき工程とめっき不要部除去工程とが別個に必要で
あり、かつ以下のような問題点がある。
すなわち、■予めマスキング溶剤を塗布する方法では、
マスキング部にもめっきが施され、めっき材料のにじみ
、たれ等で絶縁不良が生じる。■めっき不要部を研磨除
去する方法では、研磨時に欠けができたり極端な場合は
破損に至る。■めっき後にレジストを塗布し、不要部を
溶解除去する方法は、被めっき物に悪影響を及ぼさない
有効な方法であるが、高価な専用装置が必要で、作業能
率も低いため、圧電発音体のような安価な量産製品には
経済上適用できない。
このように、従来法にあっては、例えば圧電発音体とし
ての圧電材料のような被めっき物のめっき不要部除去に
はめっき不要部の研摩工程、あるいは電極部金属保護用
膜の研磨工程が含まれており、前述のとおり、品質劣化
、破損が避けられない。
ここに、本発明の目的は、かかる従来技術の欠点を解消
した新規な圧電材料の無電解めっき方法を提供すること
である。
(課題を解決するための手段) 本発明者はかかる課題解決にとって、マスキング法の優
位性に着目したうえで、種々検討を重ね、樹脂材製の治
具を使ってマスキングしたうえで無電解めっきを行うこ
とにより、効果的に問題解決が図られることを知り、本
発明に至った。
ここに、本発明の要旨とするところは、圧電材料の非め
っき部分を、例えば少なくとも該非めっき部分とめっき
部分との境界領域に接触する箇所を形成することを特徴
とする圧電材料の電極形成方法である。
このように、本発明によれば、次のような優れた利点が
発揮される。
■めっき用治具にマスキング機能を持たせることにより
、不めっき部の除去作業が不要となる。
■例えば弾性樹脂材でマスキングを行うことにより、被
めっき物との境界部に隙間の発生を確実に防止でき、マ
スキングした領域では確実にめっきの付着を防止できる
ため、従来問題であったにじみ、たれ等による絶縁不良
の発生を防止できる。
■切削、研磨等の機械加工が不要のため、加工時の欠け
や衝撃による破損も防止できる。
■治具として安価であり、また被めっき物をいくつも並
べてセットしてめつきすることもできるため、量産にも
適している。
(作用) 次に、添付図面を参照して本発明をさらに詳細に説明す
る。
第1図(a)、山)および第2図(al、(blは、本
発明による治具の構造を示し、その組み立て例を第3図
および第4図に示す。これらの例では圧電材料の例とし
て圧電発音体用素子を示す。
まず、第1図(al、(blおよび第2図(al、ら)
に示すように、例えば塩化ビニール製の治具本体1とマ
スキング用の治具である合成ゴム製のリング2とを組み
合わせて使用する。リング2の内側寸法はめっき金属を
付与したい領域の形状に合わせる。
第1図では円形領域であり、−力筒2図では十字形領域
である。できればゴム製のリング2は被めっき物のめっ
きしない部分のすべてを覆うようにその外形寸法を決定
するのが好ましい、少なくとも非めっき部分とめっき部
分との境界領域に接触する箇所においてマスキングを行
う。
第3図は圧電材料としての円形圧電発音体の電極部は用
治具の例である。
図示例にあワて、下側治具本体1、上側治具本体3とも
寸法は28×28×4II11、穴径18mm、ゴム製
リング2のはめこみ用へこみ部直径24Il11、同深
さ2mmである。上側治具本体3には取手6が付いてい
る。ゴムリング2は外径24Nml、内径18nuw、
厚み2mmの断面長方形のリングである。被めっき物4
は、図示例では圧電発音体用素子で外径22mm、厚み
0.2vsの円板状素子である。下側治具本体1と上側
治具本体3とで被めっき物4をマスキング領域のすべて
をゴムリング2が覆うように挟み込み、ゴムバンド5で
固定して第4図のように組立て、無電解めっき浴に浸漬
して無電解めっきを行う。
この場合、無電解めっきはNiのめっきを行い、油ヨー
ド終日−組、被めっき物を挟み込んだ治具のまま、洗浄
、酸洗、前処理を行ってから、例えば60℃に保った無
電解Niめっき浴にほぼ20分間程度浸漬し、水洗後治
具を取り外す。これにより、特別の処理を行うことな(
、電極形成領域に均一な厚さの金属めっきが施される。
第5図には被めっき物4である圧電材料の圧電発音体用
素子を略式斜視図で示すが、しみ、だれのないNi電極
12が被めっき物4の表裏対向位置に形成されたことが
分かる。
本発明において被めっき物の不めっき部分をマスキング
する材料としては、実用上は無電解めっき作業に用いる
めっき液で材料が溶けたり、めっき液の温度で軟化した
りしないものであることが要求される。さらに被めっき
物との境界領域に隙間ができないように弾性や可塑性を
持つ材料等、例えばソリコーン樹脂やゴム系樹脂を用い
るのが好ましい。
また、治具の材料は全体を上述のような材料で構成する
必要はなく、冶具全体は強度および剛性を持つ金属やプ
ラスチックで構成し、被めっき物をマスキングする境界
領域に接する箇所だけを、例えば樹脂材を接着や嵌め込
みにより治具に固定するようにしてもよい。
このようにして被めっき物は冶具に挟み込まれて固定さ
れ、治具と共にめっき浴中に浸漬されて無電解めっきが
行われる。無電解めっき条件としては通常行われるめっ
き条件で良く、特に制限されるものではない。
一方、無電解めっき金属としても、電極を形成できる金
属のめっきであれば特に制限されず、一般にはニッケル
、銀、錫、銅などの無電解めっきが行われる。
第6図は多数個の被めっき物を同時にめっきできるよう
に治具を改良した応用例を示す。
開示例にあって、下側治具本体1′には複数のリング2
゛が設けられており、上側冶具本体3゛にも同じくリン
グ2′が下側冶具本体における設置位置に対応して設け
られている。上下治具本体1′および3゛の間には一度
に複数の被めっき物4が挟まれて、組立体を構成し、こ
のまま無電解めっき処理が行われる。
第7図は、大形の立体物をめっきするときの応用例であ
る。
この場合には被めっき物9は大形の立体物であり、各側
面にはそれぞれラック本体7に支持されたマスキング用
ゴム材から成るマスキング用治具8が接触させられてい
る。めっきすべき領域に対応する箇所はそれぞれ開口部
10が開けられており、これらを組立ててから、全体を
無電解めっき浴に浸漬して所要箇所のめっきを行う。こ
のような方法は単板型アクチュエータのような圧電材料
の電極付与に適する。
次に、本発明をその実施例によってさらに具体的に説明
する。
実施例 本例では、第1図に示す冶具を使い、第3図および第4
図に示すようにして組立ててから、第1表にその組成を
示すめっき液を使用し、60℃で20分間浸漬して無電
解めっきを行い、第5図に示すような圧電発音体素子の
所要箇所の表裏に電極金属(Ni)をめっきした。
第1表 その結果、マスキング領域でのめっき金属のにじみやだ
れは全く見られず、絶縁不良なども経験されなかった。
本例の場合、治具から外してそのまま製品とすることが
でき、処理コストの大幅な低減が期待される。
(発明の効果) 本発明によれば、マスキング機能を有するめっき用治具
を用いることによりめっき不要部除去工程を省略できる
ようになり、圧電材料、例えば圧電発音体への電掻付は
工程に本発明にがかる治具を使用することで、めっき不
要部除去工程に起因する品質劣化の防止、不良削減が達
成される。
【図面の簡単な説明】
第1図181、山)は、本発明において使用するマスキ
ング用治具のそれぞれ平面図および断面図;第2図(a
)、(blは、本発明において使用する別のマスキング
用治具のそれぞれ平面図および断面図;第3図および第
4図は、本発明において使用する治具の組立図;および 第5図は、本発明により電極が形成された圧電発音体と
しての圧電材料の略式斜視図;および第6図および第7
図は、別の変更例の組立図である。 1.1”:下側治具本体 2.2’:マスキング用のゴム製リング3.3’:上側
治具本体

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 圧電材料の非めっき部分を治具でマスキングした後、無
    電解めっきを行うことにより、所 定位置に対向電極を形成することを特徴とする圧電材料
    の電極形成方法。
JP1128033A 1989-05-22 1989-05-22 圧電材料の電極形成方法 Pending JPH02306674A (ja)

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JP1128033A JPH02306674A (ja) 1989-05-22 1989-05-22 圧電材料の電極形成方法

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JP (1) JPH02306674A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04363250A (ja) * 1991-03-19 1992-12-16 Tokyo Electric Co Ltd インクジェットプリンタヘッド及びその製造方法
JPH05147215A (ja) * 1991-10-04 1993-06-15 Tokyo Electric Co Ltd インクジエツトプリンタヘツドの製造方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04363250A (ja) * 1991-03-19 1992-12-16 Tokyo Electric Co Ltd インクジェットプリンタヘッド及びその製造方法
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