JPH02306549A - 鉛蓄電池 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、複数セルからなる鉛蓄電池の改良に関するも
のである。

従来の技術 第１図（＾）、　（Ｂ）は、従来の鉛蓄電池を示す一部
切かき縦断面図である。１は電槽、２は苔、３は正極板
、４は負極板、５はセパレータ、　６は正極ストラップ
、７は正極ポール、８は負極ストラップ、９は負極ポー
ル、１０はセル間接続導体、１１は正極端子、１２は負
極端子である。

電槽１にはセル間隔壁が、耐酸性および電気絶縁性を有
する林料で同時に成型されている。蓋２は、ｍｌ酸性お
よび゛電気絶縁性を有する林料で成型され、電槽１と接
着または溶着して使用されている。正極板３および負極
板４は、鉛または鉛合金からなる格子状あるいは網目状
の作用物質保持・集電体に、それぞれ鉛の酸化物を主体
としたペースト状の正・負極作用物質を充填し、構成さ
れている。セパレータ５は、正・負極板の隔離、電気化
学反応に必要な電解液の吸蔵保持、極板作用物質保持の
役割を持っている。

以−りのように従来の鉛蓄電池ては、負極板４゜セパレ
ータ５．正極板３を交互に積重ねた後、各極板耳部に、
正・負極ストラップ６．８および丁・負極ポール７．９
を溶接、鋳造等で形成し、電槽１の各セル区画に挿入し
、各セル間をセル間接続溝ｆ水１０で直列に接続して構
成されている。

発明が解決しようとする課題 従来の鉛蓄電池の構成であれは、鉛蓄電池の起電反応に
直接関与しない作用物質保持・集電体。

ストラップ、ボール、セル間接続導体部分にかなりの容
積と重量を必要とし、これが容積・重量効率の低下の原
因となっている。

そして、正・負極板の製作、ストラップおよびポールの
形成、セル間接続導体形成作業に多くの工数を要し、鉛
蓄電池のコスト低減を困井にしている。

また、ストラップ、ポール、セル間接続導体の、存在は
、鉛蓄電池の形状についての自由度を低下させ、構成上
有利な箱形のものが主として製作され、近年の電気機器
のニーズの多様化に対応することを困離にしている。

本発明は、このような欠点を除去し、高性能で、安価で
、形状の自由度の高い鉛蓄電池を提供することを目的と
する。

課題を解決するための手段 本発明の鉛蓄電池は、鉛または鉛合金からなる導電性の
セル間隔壁の一方の側に北極作用物質を、もう一方の側
に負極作用物質を密着させ、このセル間隔壁に正・負極
作用物質保持・集電体およびセル間接続導体の機能をも
たせたことを特徴とするものである。

作用 上記のような構成とすることにより、従来の鉛蓄′心池
が必要としていた中間セルの正・負極作用物質保持・集
電体、ストラップ、ボール、セル間接続導体が不要とな
る。

実施例 以下、本発明の鉛蓄電池を好適な実施例を用いて詳細に
説明する。

第２図乃至第６図は、本発明の実施例を示した図である
。

第２図１３は、本発明の鉛蓄電池に使用する鉛または鉛
合金からなる導電性のセル間隔壁の斜視図であり、中間
ユニットの作用物質保持・集電体およびセル間接続導体
の機能を持つことを特徴とする。第２図１４は、鉛また
は鉛合金からなる正極および負極端子側ユニットの作用
物質保持・集電体の斜視図である。

第３図（＾）は、正極端子側ユニットの分解斜視図であ
る。１５は正極端子側ユニット外装体で、作用物質保持
・集電体１４がインサートモールド成型されており、正
極作用物質１６およびセパレータ５を収容する部分と、
注液・排気孔を有し、電槽の−・部を構成している。１
Ｆ橋端子側ユニットは、この外装体１５に、鉛の酸化物
を主体としたペースト状の正極作用物質１６を圧入し、
作用物質保持・集電体１４に密着させた後、セパレータ
５を挿入して構成する。第３図（Ｂ）は、このようにし
て構成した正極端子側ユニッ１への縦断面図である。

第４図ｆＡ）は、中間ユニットの分解斜視図である。１
７は中間ユニット外装体であり、鉛または鉛合金からな
るセル間隔壁１３がインサートモールド成型されており
、負極作用物質１８．正極作用物質１６およびセパレー
タ５を収容する部分と注液・排気孔を有し、電槽の一部
を構成している。中間ユニットは、この外装体１７に、
鉛の酸化物を主体としたペースト状の負極作用物質１８
および正極作用物質１６をそれぞれの側から圧入し、セ
ル間隔壁１３に密着させた後、セパレータ５を挿入して
構成ずる。第４図ＦＢ）は、このようにして構成した中
間ユニットの縦断面図である。

第５図（Ａ）は、負極端子側ユニットの分解斜視。

図である。１９は負ｆｉ端子側ユニット外装体であり、
作用物質保持・集電体１４がインサートモールドされて
おり、負極作用物質１８を収容する部分を有し、電槽の
一部を構成している。負極端子側ユニットは、この外装
体１９に、鉛の酸化物を主体としたペースト状の負極作
用物質１８を圧入し、作用物質保持・集電体１４に密着
させ構成する。第５図（Ｂ）は、このようにして構成し
た負極端子側ユニットの縦断面図である。

第６図は、本発明の一実施例を示す縦断面図であって、
第３図（Ｂ）に示す正極端子側ユニットと、第４図ＦＢ
）に示す中間ユニットと、第５図（Ｂ）に示ず負極端子
側ユニットとを接着または溶着して積み重ねて構成した
ものである。中間ユニットは必要とする電圧に応じて個
数を決定するが、この図では６ｖ蓄電池の例を示し、中
間ユニット２個を用いている。

−６＝ 第７図および第８図は、本発明の鉛蓄電池の他の実施例
を示す縦断面図であって、正・負極作用物質層が厚い場
合に、作用物質保持・集電性能を高める目的で、セル間
隔壁および作用物質保持・集電体に凹凸を（−Ｊけた実
施例を示している。

発明の効果 以上のように、本発明の鉛蓄電池は、従来の鉛蓄電池が
必要としていた中間セルの正・負極作用物質保持・集電
体、ストラップ、ポール、セル間接続導体を無くするこ
とかできるので、次のような効果を生□する。

■正・負極作用物質保持・集電体、ストラップ。

ポール、セル間接続導体が占有していた空間に鉛蓄電池
の起電、反椋に直接関与する正・負極作用物質、電解液
を割り当てることかでき、容量扁加かはかれる。

■隣接するセルのＪＥ極と負極か直接に接続されている
ので、従来の鉛蓄電池のストラップ、ポール。

セル間接続導体で起こっていた電圧降下を低減すること
ができる。

■ストラップ、ポール、セル間接続導体が無いため、こ
れらの存在、加工による制約を受けず、鉛蓄電池の形状
は比較的自由度が高く、電気機器のニーズの多様化に対
応できる。

■ｊｆ！４造が簡素で、部品点数も少ないので、作業性
が向上し、また１Ｆ・負極ストラップ、ポールの溶接、
鋳造等による形成、セル間接続導体の形成作業も必要と
しないので、工数が減少し、安価に製作できる。

【図面の簡単な説明】

第１図（Ａ）、　（Ｂ）は、従来の鉛蓄電池の例を示す
一部切かき縦断面図。 第２図は、セル間隔壁および作用物質保持・集電体の斜
視図。第３図（Ａ）は、正極端子側ユニットの分解斜視
図。第３図（Ｂ）は、正極端子側ユニッ１−の縦断面図
。第４図（＾）は、中間ユニットの分解斜視図。第４図
（Ｂ）は、中間ユニットの縦断面図。第５図（＾）は、
負極端子側ユニットの分解斜視図。第５図（Ｂ）は、負
極端子側ユニットの縦断面図。 第６図乃至第８図は、本発明の蓄電池の実施例を示す縦
断面図。 １３・・・セル間隔壁、１４・・・作用物質保持・集電
体。 １５・・・正極端子側ユニット外装体。 １６・・・正極作用物質。 １７・・・中間ユニット外装体、１８・・・負極作用物
質。 １９・・・負極端子側ユニット外装体 ０’）Ｑ）　　　−ぐ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、複数セルからなる鉛蓄電池であって、鉛または鉛合
   金からなる導電性のセル間隔壁の一方の側に正極作用物
   質を、もう一方の側に負極作用物質を密着させ、セル間
   接続導体を使用しないことを特徴とする鉛蓄電池。