JPH02306132A - 漏油検知法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明はケーブル、油配管等からの微少漏油を検知する
方法に関するものである。

［従来の技術及び発明が解決しようとする課題］一般に
、ケーブル或いは油配管系の１ｌｌｉ油検知は、検知時
間にもよるが数十リットル或いはそれ以上の吊を対象と
している。言うまでもなく、こうした漏油が発生すれば
大きなトラブルにも進展しかねないため、従来から種々
の検知法が知られている。例えば、静電容量検知法は、
油面の変化を静電容量の変化として、即ちアナログ世と
して検知するものである。又、接点検知法は、水銀スイ
ッチ、リードスイッチ、リミットスイッチ等を警報接点
、叩ら油面の上下限位置用として使用するものである。

しかしながら、静電容量検知法は、その精度が１１．５
％以上であり、従ってケーブル用ＰＴ等数百リットル以
上の容積をもつタンクに適用すると、２０．１１前後の
誤差が生じてしまい。又、接点検知法も、微少漏油の検
知は困難であった。

これらの検知法以外にもポテンショメータを使用したも
の等種々の検知法が知られており、夫々の用途に応じて
使い分けているのが現状であるが、従来の検知法はいず
れも、検知機器の価格、構造、寸法、精度、取付は易さ
等の面で今一つ改善の余地があった。

本発明の目的は、前記した従来技術の問題点の解決を図
り、微少漏油を検知できる方法を提供しようとするもの
である。

［課題を解決するための手段］ 上記目的を達成するために、本発明においては、■カー
ボン等の黒色系微粉末層をバインダを用いてガラス繊維
等の白色系布テープに塗布したものを、該微粉末層を内
側にしてケーブルの接続部、油配管のバルブ部等に巻き
付けるか、或いは■前記微粉末をケーブルの接続部、油
配管のバルブ部等に塗布し、その上から白色系布テープ
を巻き付け、漏油の有無をＩ丁Ｖカメラで監視するもの
である。

［作用］ 漏油時に、油は黒色微粉末により黒色に変色し、毛細管
現象により白色の布テープ表面にしみ出てくるので、Ｉ
ＴＶカメラで容易に確認できる。

［実施例１ 実施例について図面を参照して説明すると、第１図は油
配管４のバルブ部３に漏油検知テープ５を巻き付け、こ
れを任意のアングルからＩＴＶカメラ６で観察している
状況を示す。尚、７は画像処理装置であって、これを設
置することにより極少量の漏油に対しても検知が可能で
ある。

第２図は布目の細かい白色のガラス繊維テープ１の片面
にカーボン微粉末２をバインダを用いて塗布した漏油検
知テープを示すものである。

上記実施例において、バルブのねじ締め部等から微開の
油が漏れてくると、布テープ５内面のカーボン微粉末２
と接触し、油は黒色に変色する。

変色した油は毛細管現象により布テープ１を通してその
表面にまで浮き出てくる。布テープ１は白色系であるた
め、ＩＴＶカメラでに視すれば、油漏れを容易に発見で
きる。尚、油漏れがバルブ下部で発生しても、毛細管現
象によって上方までしみ上がっていくため、漏油の場所
にかかわらずＩＴＶカメラによる観察が可能である。

［発明の効果］ 本発明は、以上説明したように構成されているので、ケ
ーブルの接続部、油配管のバルブ部等からの微少漏油を
簡単に且つ確実に検知することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す説明図、第２図は本発
明で使用される漏油検知テープの斜視図である。 １：白色系布テープ、 ２：黒色系粉末層、 ３：バルブ部、 ４：油配管、　　； ５：漏油検知テープ、 ６：ＩＴＶカメラ、 ７：画像処理装置。 第　Ｉ　凶 １：白色系布テープ　　　６：　ＩＴＶカメラ２：黒色
系粉本層　　　　　７：画４し美理偵ｉ３：パルブ部 ４：油り贅 Ｓ：　Ｊ馬オも士た知テーフ。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、片面に黒色系微粉末層を有する白色系布テープを、
   該微粉末層を内側にしてケーブルの接続部、油配管のバ
   ルブ部等に巻き付け、ＩＴＶカメラで監視することから
   なる漏油検知法。 ２、黒色系微粉末をケーブルの接続部、油配管のバルブ
   部等に塗布し、その上から白色系布テープを巻き付け、
   ＩＴＶカメラで監視することからなる漏油検知法。