JP3484264B2 - 廃液検出装置および廃液検出方法 - Google Patents

廃液検出装置および廃液検出方法

Info

Publication number
JP3484264B2
JP3484264B2 JP13725195A JP13725195A JP3484264B2 JP 3484264 B2 JP3484264 B2 JP 3484264B2 JP 13725195 A JP13725195 A JP 13725195A JP 13725195 A JP13725195 A JP 13725195A JP 3484264 B2 JP3484264 B2 JP 3484264B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
waste liquid
tank
buffer tank
pressure
detecting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP13725195A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH08304146A (ja
Inventor
隆章 矢田
成博 奥
弘明 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Horiba Ltd
Original Assignee
Horiba Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Horiba Ltd filed Critical Horiba Ltd
Priority to JP13725195A priority Critical patent/JP3484264B2/ja
Publication of JPH08304146A publication Critical patent/JPH08304146A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3484264B2 publication Critical patent/JP3484264B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Measurement Of Levels Of Liquids Or Fluent Solid Materials (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば血球カウンタ等
における廃液のレベルを検出するための廃液検出装置お
よび廃液検出方法に関する。
【0002】
【従来の技術】小型の血球カウンタ等では、測定済みの
血液(廃液)は離れた場所に設けた廃液タンク内に排出
させ、一時保管するようにしている。この場合、血球カ
ウンタはテーブル上に載置し、廃液タンクはテーブルの
下に置いておくことが多い。
【0003】しかるに、その廃液タンクから廃液が溢れ
出ることのないようにする必要があり、廃液タンク内に
液面検出手段を設けることが多い。その液面検出手段
は、例えば2本の電極間の抵抗変化を検出するものや、
廃液タンクの外部側面等に静電センサを設け、その静電
センサ面の誘電率変化を検出するようにしたもの、ある
いは、廃液タンク内に光ガイドを差し込んでおき、廃液
がセンサに触れたときの光の反射強度の変化を検出する
ようにしたもの等がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の液面検
出手段では、抵抗変化を検出する場合や光の反射強度の
変化を検出する場合のように廃液タンク内にセンサを設
けると、そのセンサに汚れが付着することによる誤検出
の可能性がある。
【0005】また、誘電率の変化を検出する場合のよう
に廃液タンクの外側面にセンサを設けても、タンク内壁
面に付着する水滴や汚れの影響によって誤検出が発生す
る可能性がある。
【0006】さらに、上記いずれの場合においても、廃
液配管とは別に、廃液タンクと本体との間に絶縁や防水
措置を施した配線や光ファイバー等の接続を必要とし、
コスト高になる上に、外部のノイズを拾いやすいという
難点もある。
【0007】本発明はこのような実情に鑑みてなされ、
誤検出が少なく、ノイズを拾いにくく、コスト安な廃液
検出装置および廃液検出方法を提供することを目的とし
ている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の課題を解
決するための手段を以下のように構成している。すなわ
ち、請求項1に記載の発明では、廃液を貯留する廃液タ
ンクと、その廃液タンクから離れた位置に設けられるバ
ッファタンクと、一端が前記廃液タンク内に開口を臨ま
せるように密封状態に接続され、かつその他端が前記バ
ッファタンクに接続される開閉弁付きの廃液配管と、前
記バッファタンクと測定部本体との間に接続される開閉
弁付きの廃液供給ラインと、そのバッファタンク内の圧
力を加減圧する加減圧手段と、そのバッファタンク内の
圧力を検知する圧力センサと、その圧力センサからの圧
力検出信号を受け、その圧力値の脈動を検出することに
より前記廃液タンク内の廃液の量を検出するレベル検出
手段とを具備してなることを特徴としている。
【0009】請求項2に記載の発明では、請求項1に記
載の廃液検出装置において、廃液配管を閉じ、加減圧手
段によってバッファタンク内を減圧することにより、廃
液供給ラインからバッファタンク内に廃液を導入した
後、廃液供給ラインを閉じる一方、廃液配管を開き、加
減圧手段によってバッファタンク内を加圧することによ
り、バッファタンク内の廃液を廃液タンク内に吐出させ
るとともに、レベル検出手段によってバッファタンク内
の圧力値の脈動を検出することにより、その廃液タンク
内の廃液が所定量に達したことを検出することを特徴と
している。
【0010】
【作用】まず、廃液配管を閉じ、加減圧手段によってバ
ッファタンク内を減圧することにより、廃液供給ライン
からバッファタンク内に廃液を導入する。次いで、廃液
供給ラインを閉じる一方、廃液配管を開き、加減圧手段
によってバッファタンク内を加圧することにより、バッ
ファタンク内の廃液を廃液タンク内に吐出させるととも
に、レベル検出手段によってバッファタンク内の圧力値
の脈動を検出することにより、その廃液タンク内の廃液
が前記廃液配管の一端開口のレベルに達したことを検出
することができる。
【0011】
【実施例】以下に本発明の実施例を図面を参照しつつ詳
細に説明する。図1は廃液検出装置の一実施例における
基本的な構成を示し、図中、符号1は内部に測定セルを
有して白血球数や赤血球数を測定する血球カウンタ測定
部(測定部本体)、2は廃液供給ライン、3は測定済み
の血液(廃液)を一時貯留するバッファタンク、4は廃
液配管、5は廃液タンク、6は圧力検出ライン、7は圧
力センサ、8は増幅器、9は制御部(レベル検出手
段)、10は加減圧ライン、11は加減圧手段で、11
Aは加圧用ポンプ、11Bは減圧用ポンプ、12A,1
2B,12Cは第1,第2,第3電磁弁であり、上述の
廃液配管4の一端開口4aを廃液タンク5内に臨ませて
いる。
【0012】このような構成により、以下のようにし
て、廃液タンク5内の廃液レベルを検出することができ
る。まず、第3電磁弁12Cを閉じた後、第2電磁弁1
2Bを開き、かつ第1電磁弁12Aを減圧用ポンプ11
Bの側に開き、減圧用ポンプ11Bを作動させることに
より、血球カウンタ測定部(測定部本体)1から、バッ
ファタンク3内に測定済みの血液(廃液)を導入する。
【0013】次いで、第2電磁弁12Bを閉じ、かつ第
3電磁弁12Cを開いて、第1電磁弁12Aを加圧用ポ
ンプ11Aの側に開き、加圧用ポンプ11Aを作動させ
ることにより、バッファタンク3内を加圧し、バッファ
タンク3内の廃液を廃液タンク5内に吐出させるととも
に、圧力センサ7によってバッファタンク3内の圧力を
検出する。
【0014】レベル検出手段9は、マイクロコンピュー
タよりなり、予め設定された制御プログラムに従い、バ
ッファタンク3内の圧力値の脈動を検出する。廃液がバ
ッファタンク3内から完全に吐出されてしまった時点で
廃液タンク5内の廃液のレベルが廃液配管4の一端開口
4aよりも下方にあると、バッファタンク3内の圧力は
低下するが、廃液のレベルが一端開口4aにまで達する
と、廃液中に空気が吹き込まれるため気泡を生じ、圧力
は脈動状に変化する(図2参照)。従って、その圧力変
化の差を検出することによって廃液が所定のレベルに達
したことを検知することができる。なお、図2中、A点
は前回の吐出完了時点、B点は加圧開始時点、C点は吐
出完了時点をそれぞれ示す。
【0015】このような装置では、廃液タンク5内にセ
ンサは設けておらず、従って、センサに汚れが付着して
誤検出するような不具合を回避することができる。ま
た、廃液タンク5は廃液配管4によってのみバッファタ
ンク3と接続すればよく、配線や光ファイバー等が不要
であるため、ノイズを拾うこともなく、また、構成が簡
易であるため、トラブルの発生も少なく、コスト安に提
供することもできる。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の廃液検出
装置によれば、廃液配管を介して廃液タンクと接続され
るバッファタンク内の圧力値の脈動を検出するようにし
たので、その廃液タンクにセンサを設ける必要がなく、
センサに汚れが付着して誤検出が発生するような不具合
はなく、廃液タンク内の廃液レベルを確実に検出でき
る。
【0017】また、廃液タンクとバッファタンクとの間
に、外部からノイズを拾う原因となる配線や光ファイバ
ーが不要であるため、SN比が向上し、測定部本体にお
いて信頼性の高い測定が可能となる上に、構成が簡易で
あるため、装置をコスト安に提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の廃液検出装置の一実施例を示す構成図
である。
【図2】同バッファタンク内の廃液液面が配管開口に達
した際の圧力変動を示すグラフである。
【符号の説明】
1…測定部本体、2…廃液供給ライン、3…バッファタ
ンク、4…廃液配管、5…廃液タンク、7…圧力セン
サ、9…レベル検出手段、11…加減圧手段。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−273426(JP,A) 特開 昭62−24151(JP,A) 特開 平7−103987(JP,A) 特開 平2−259428(JP,A) 特開 平2−196964(JP,A) 特開 昭63−109330(JP,A) 特開 平4−294216(JP,A) 特開 平7−55819(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01F 23/14

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 廃液を貯留する廃液タンクと、その廃液
    タンクから離れた位置に設けられるバッファタンクと、
    一端が前記廃液タンク内に開口を臨ませるように密封状
    態に接続され、かつその他端が前記バッファタンクに接
    続される開閉弁付きの廃液配管と、前記バッファタンク
    と測定部本体との間に接続される開閉弁付きの廃液供給
    ラインと、そのバッファタンク内の圧力を加減圧する加
    減圧手段と、そのバッファタンク内の圧力を検知する圧
    力センサと、その圧力センサからの圧力検出信号を受
    け、その圧力値の脈動を検出することにより前記廃液タ
    ンク内の廃液の量を検出するレベル検出手段とを具備し
    てなることを特徴とする廃液検出装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の廃液検出装置におい
    て、廃液配管を閉じ、加減圧手段によってバッファタン
    ク内を減圧することにより、廃液供給ラインからバッフ
    ァタンク内に廃液を導入した後、廃液供給ラインを閉じ
    る一方、廃液配管を開き、加減圧手段によってバッファ
    タンク内を加圧することにより、バッファタンク内の廃
    液を廃液タンク内に吐出させるとともに、レベル検出手
    段によってバッファタンク内の圧力値の脈動を検出する
    ことにより、その廃液タンク内の廃液が所定量に達した
    ことを検出することを特徴とする廃液検出方法。
JP13725195A 1995-05-10 1995-05-10 廃液検出装置および廃液検出方法 Expired - Fee Related JP3484264B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13725195A JP3484264B2 (ja) 1995-05-10 1995-05-10 廃液検出装置および廃液検出方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13725195A JP3484264B2 (ja) 1995-05-10 1995-05-10 廃液検出装置および廃液検出方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08304146A JPH08304146A (ja) 1996-11-22
JP3484264B2 true JP3484264B2 (ja) 2004-01-06

Family

ID=15194301

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13725195A Expired - Fee Related JP3484264B2 (ja) 1995-05-10 1995-05-10 廃液検出装置および廃液検出方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3484264B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5702693B2 (ja) * 2011-09-20 2015-04-15 株式会社キーエンス 3次元造形装置
CN103245391B (zh) * 2013-05-07 2015-05-06 山东大学 一种坝体浸润线监测模型试验装置及其试验方法
CN109270278B (zh) * 2018-09-27 2021-11-23 北京普利生仪器有限公司 一种废液排放控制方法和血凝分析仪
KR102645795B1 (ko) * 2022-12-22 2024-03-08 양은석 폭발 방지 기능을 구비하는 폐액 저장장치 및 이의 제어방법

Also Published As

Publication number Publication date
JPH08304146A (ja) 1996-11-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
AU676414B2 (en) Obsturction detection circuit for sample probe
EP0351061A3 (en) Leak detector
IT1263046B (it) Procedimento e dispositivo per stabilire il livello di riempimento del serbatoio
JP3484264B2 (ja) 廃液検出装置および廃液検出方法
JPH03111295A (ja) 給油装置
JPH05137977A (ja) 膜濾過装置の分離膜破損検知方法
JPS59170739A (ja) タンクの漏洩検査方法
US20070051172A1 (en) Method and apparatus for determining the volume of fuel in a vehicle fuel tank
JP3283089B2 (ja) 容器洗浄装置
JP3062530B2 (ja) 漏れ検出方法及び漏れ検出装置
US11125641B1 (en) Gas leakage sensing device
US5277057A (en) Gasoline detecting device
JP2649490B2 (ja) ハウジング水密試験装置
US11467313B1 (en) Foreign object detection system and method
JPH0527740U (ja) 防滴防水カメラの防滴防水検査装置
JPH0328239Y2 (ja)
GB2149143A (en) Method and apparatus for metering milk
JP2003050177A (ja) ガス漏れ検査方法及びそれを実施するガスメータ
JPH0230748Y2 (ja)
JP2502290Y2 (ja) レベル計測装置
JP2006062403A (ja) バラストタンクのガス検知装置
JP3433399B2 (ja) 給油装置
EP0690218B1 (en) A method of and apparatus for determining whether a leak is present in a fuel system
JPH0618140Y2 (ja) バケット型スチームトラップの作動検出器
JP3847478B2 (ja) 液体容器の液量検知装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees