JPH02305438A - 真空蒸着装置 - Google Patents

真空蒸着装置

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JPH02305438A
JPH02305438A JP12714689A JP12714689A JPH02305438A JP H02305438 A JPH02305438 A JP H02305438A JP 12714689 A JP12714689 A JP 12714689A JP 12714689 A JP12714689 A JP 12714689A JP H02305438 A JPH02305438 A JP H02305438A
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JP
Japan
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wafer
platen
cluster
way
wafer platen
Prior art date
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Pending
Application number
JP12714689A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeru Shirotake
茂 白竹
Hirohisa Yamamoto
裕久 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、半導体製造プロセスで電極配線となる蒸着
膜を形成する際に用いられる真空蒸着装置に関する。
〔従来の技術〕
従来から、この種の真空薄着装置としては、第2図で示
すように、クラスタイオンビーム蒸着法(ICB法)を
採用して構成されたものが知られている。この真空蒸着
装置lOは、クラスタ発生f!Xllと、これから噴出
したクラスタ(原子の塊)をイオン化するクラスタイオ
ン源12と、これから出射したクラスタイオンに所要の
加速エネルギーを与える加速電極13と、処理ずべき半
導体ウェハWが載置されたウェハプラテン14とを備え
たものであって、これらは互いに直列状に配置されたう
えでチャンバーといわれる真空容器15内に配設されて
いる。そして、このウェハプラテン14は半導体ウェハ
Wが載置される表面を加速電極13側に向けたうえ、そ
の裏面に配設された支持ピン16を介して真空容器15
内に固定されている。なお、このウェハプラテン14に
は、半導体ウェハWを加熱するためのヒータ(図示して
いない)を設けるのが一般的となっている。また、クラ
スタ発生源11は、アルミ′ニウム(A1)などのよう
な蒸着物質17が入れられたるつぼ18と、これを介し
て蒸着物f17を加熱するヒータI9とによって構成さ
れている。
そして、この真空蒸着装置lOを用いた半導体基板Wに
対する電極配線の形成は、つぎのようにして行われてい
る。すなわち、まず、クライオポンプ(図示していない
)などを用いることによって真空容器15内をl O−
’Torr程度の高真空状態としたうえ、るつぼ18内
の蒸着物質17をヒータ19で加熱することによって蒸
発させる。このとき、高真空状態下に置かれた蒸着物質
17の飽和蒸気圧が低下するので、その蒸発量は増加す
ることになる。そして、蒸発した蒸着物質17は、断熱
膨張作用により、るつぼ18からクラスタ(500〜2
000個程度の原子の塊)となって噴出したのち、クラ
スタイオン1ll12でイオン化されてクラスタイオン
となる。さらに、このようにして出射したクラスタイオ
ンには加速電極13から所要の加速エネルギーが与えら
れ、加速エネルギーが与えられたクラスタイオンはウェ
ハプラテン14に載置された半導体ウェハWに向かって
出射されることになる。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、前記従来構成の真空蒸着装置lOにおいては
、クラスタをイオン化したうえで半導体ウェハWに蒸着
するので、加速電極13の加速電圧を調整することによ
り、電極配線となる蒸着膜の付着力や平坦度のみならず
、その光学的性質や結晶性を任意かつ容易に制御できる
という利点がある反面、加速電極13から出射されたク
ラスタイオンビームBが異方性を有しているため、つぎ
のような不都合が生じることになっていた。
すなわち、真空蒸着装置lOを用いて蒸着膜からなる電
極配線が形成される半導体ウェハWには、第3図で要部
を拡大して示すように、通常、コンタクトホール20な
どのような段差部が形成されている。しかし、前記真空
蒸着装置lOにおいては、半導体ウェハWをil!iし
たウェハプラテン14と加速電極13とが互いに向き合
う状態で固定されており、しかも、クラスタイオンビー
ムBが異方性を有しているため、このクラスタイオンビ
ームの照射方向と平行な方向に沿うコンタクトホール2
0の側面には蒸着物質17が付着し難くなってしまう、
その結果、第3図における仮恐線で示すように、半導体
ウェハW上に形成された酸化膜(絶縁膜)21の表面に
付着した蒸着膜22とコンタクトホール20の底面に付
着した蒸着膜23とが互いに接続されなくなってしまい
、コンタクトホール20の側面で蒸着膜22.23から
なる電極配線が断線してしまうことになる。さらにまた
、このような電極配線の断線は、段差部としてのコンタ
クトホール20のアスペクト比(Aspect Rat
io )、すなわち、その直径(輻)と高さとの比が大
きくなるほど発生し易くなるため、半導体デバイスの微
細化を妨げる要因の一つともなっていた。
この発明は、このような不都合を解消すべく創案された
ものであって、半導体ウェハに形成されたコンタクトホ
ールのような段差部に対してカバーレッジのよい蒸着膜
を形成することが可能で、電極配線の断線を未然に防止
することができる真空蒸着装置を提供することを目的と
している。
〔課題を解決するための手段〕
この発明は、クラスタ発生源と、これから噴出したクラ
スタをイオン化するクラスタイオン源と、これから出射
したクラスタイオンに加速エネルギーを与える加速電極
と、処理ずべき半導体ウェハを載置したウェハプラテン
とが真空容器内に配設されてなる真空蒸着装置において
、前記ウェハプラテンを任意の角度で傾斜しうるととも
に、回転駆動しうるように構成したことを特徴とするも
のである。
〔作用〕
上記構成によれば、半導体ウェハをa置したウェハプラ
テンが任意の角度で傾斜しうるとともに、回転駆動しう
るように構成されているので、半導体ウェハに形成され
たコンタクトホールのような段差部のアスペクト比に応
してウェハプラテンを任意に傾斜させたうえで回転駆動
することによって段差部の側面に対しても1着物質を付
着させることが可能となる。
〔実施例〕
以下、この発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本発明に係る真空蒸着装置の概略構成を示して
おり、この図における符号lは真空蒸着装置である。な
お、この真空蒸着装置lにおけろウェハプラテンを除く
全体構成は、前述した従来例と基本的に異ならないので
、第1図において第2図と互いに同一もしくは相当する
部品、部分については同一符号を付し、ここでの詳しい
説明は省略する。
この真空M@詰装置は、クラスタ発生源11と、これか
ら噴出したクラスタをイオン化するクラスタイオン源1
2と、これから出射したクラスタイオンに加速エネルギ
ーを与える加速電極13とを備えるともに、処理ずべき
半導体ウェハWが載置されるウェハプラテン2を具備し
ており、これらは互いに直列状に配置されたうえで真空
容器15内に配設されている。そして、このウェハプラ
テン2は、半導体ウェハWがa置される表面を加速電極
13側に向けるようにしたうえ、その裏面の中心位置に
配設された回転軸3を介して揺動自在かつ回転自在で支
持されている。すなわち、このウェハプラテン2は、そ
の表面が回転軸3を介してクラスタイオンビームBの照
射方向に対して任意の角度θで傾斜しうるように構成さ
れるとともに、この回転軸3によって所定の回転数で回
転駆動しうるように構成されている。なお、このような
ウェハプラテン2を)2動自在に支持して回転駆動する
ための構成は、例えば、連続回転斜め注入式といわれる
ようなイオン注入装置などで実用化されているので、そ
の具体的な構成についての説明は省略する。
そして、この真空蒸着装置lを用いた半導体基板Wに対
する電極配線の形成は、前述した従来例と同様の手順で
行われることになる。ところが、この真空蒸着装置lに
よって蒸@膜を形成する際には、そのウェハプラテン2
が傾斜および回転駆動しうるように構成されていること
から、ウェハプラテン2を半導体ウェハWに形成された
コンタクトホール20(第3図参照)などの段差部のア
スペクト比に応じた任意の角度θ、例えば、アスペクト
比が2であればθ=27°というような角度θに傾斜さ
せたうえで回転駆動することが可能となる。そして、こ
のようにウェハプラテン2を11′i斜させて回転駆動
すると、加速電極13から出射してきたクラスタイオン
ビームBの照射方向に対するコンタクトホール20の側
面が平行ではなくなり、角度θで傾斜することになる結
果、このコンタクトホール20の側面に対しても蒸着物
質17が付着することになる。
そこで、あらかじめウェハプラテン2の傾斜角度θをO
oとして第3図の仮想線で示すような蒸着膜22.23
を半導体ウェハWの酸化膜21およびコンタクトホール
20の底面に形成したのち、ウェハプラテン2をアスペ
クト比に応した任意の角度θだけ傾斜させて回転駆動す
ることによってコンタクトホール20の側面に蒸j4膜
を形成すれば、互いに接続された蒸着膜からなる電極配
線が形成されることになる。なお、コンタクトホール2
0の側面に蒸着膜を形成したのち、前記蒸@膜22.2
3を形成するようにしてもよい。
ところで、ウェハプラテン2の傾斜角度θを蒸着処理中
においても段階的に変更しうるように構成するとともに
、その回転数を必要に応じて変更しうるように構成する
ことも可能であることはいうまでもない。
〔発明の効果〕
以上説明したように、この発明に係る真空蒸着装置にお
いては、半導体ウェハを載置したウェハプラテンが任意
の角度で傾斜しうるとともに、回転駆動しうるように構
成されているので、半導体ウェハに形成されたコンタク
トホールのような段差部におけるアスペクト比に応して
ウェハプラテンを傾斜させたうえで回転駆動すれば、段
差部の側面に対しても蒸着物質を確実に付着させること
が可能となる。その結果、カバーレンジのよい蒸着膜を
容易に形成することが可能となり、半導体ウェハに形成
されたr4着膜からなる電極配線の断線を未然に防止す
ることができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例に係る真空蒸着装置の概略構成
を示す説明図であり、第2図はその従来例に係る概略構
成を示す説明図、第3図は半導体ウェハの要部を拡大し
て示す説明図である。 図における符号lは真空蒸着装置、2はウェハプラテン
、11はクラスタ発生源、12はクラスタイオン源、1
3は加速電極、15は真空容器、Wは半導体ウェハであ
る。 なお、図中の同一符号は、互いに同一もしくは相当する
部品、部分を示している。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)クラスタ発生源と、これから噴出したクラスタを
    イオン化するクラスタイオン源と、これから出射したク
    ラスタイオンに加速エネルギーを与える加速電極と、処
    理ずべき半導体ウェハを載置したウェハプラテンとが真
    空容器内に配設されてなる真空蒸着装置において、 前記ウェハプラテンを任意の角度で傾斜しうるとともに
    、回転駆動しうるように構成したことを特徴とする真空
    蒸着装置。
JP12714689A 1989-05-19 1989-05-19 真空蒸着装置 Pending JPH02305438A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105353590A (zh) * 2015-12-11 2016-02-24 中国电子科技集团公司第四十一研究所 薄膜电路金属化孔内光刻胶的曝光方法及基片承载装置

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