JPH02304Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH02304Y2 JPH02304Y2 JP1984087721U JP8772184U JPH02304Y2 JP H02304 Y2 JPH02304 Y2 JP H02304Y2 JP 1984087721 U JP1984087721 U JP 1984087721U JP 8772184 U JP8772184 U JP 8772184U JP H02304 Y2 JPH02304 Y2 JP H02304Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- slip
- rubber
- writing
- writing instruments
- writing instrument
- Prior art date
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- Expired
Links
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Landscapes
- Mechanical Pencils And Projecting And Retracting Systems Therefor, And Multi-System Writing Instruments (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は筆記具に於ける滑り止め用ゴム部品に
関するものである。
関するものである。
(従来技術)
筆記時における把持位置のずれや押圧操作のミ
スを防止するものとして、筆記具の所要部分に合
成ゴムよりなる滑り止め用のゴム部品を用いるこ
とが近年増加傾にある。確かに滑り止め用として
のゴム部品は上述せる問題を解決するばかりでは
なく、筆記時や操作時の指の感触を良好とし、か
つ、疲労を少なくする意味でも仲々便利なもので
ある。通常主に用いられているゴム部品は、アク
リロニトリルブタヂエンを基材とし、これを加硫
剤にて加硫させ、必要に応じて加硫促進剤や充填
剤等を用いることで製造されたものからなる訳だ
が、基材としてアクリロニトリルブタヂエンを用
いて製造されたゴム製品では、とりわけ体温の伝
導や汗、油等の付着が頻繁である筆記具の、例え
ば軸筒の把持部分やノツク式シヤープペンシルの
ノツク部分に採用するについては、使用初期での
滑り止めという所期の目的を達成するものの、体
温、汗、油等が起因して表面が硬質化しクラツク
が入るといつた経時的変化が起り易く、よつて長
期の使用には不向きと言える。これに加え、基材
としてアクリロニトリルブタヂエンを用いて製造
されたゴム製品では、黒色以外、例えば赤、青等
の彩色系の着色を施したものにあつては、使用に
つれ生じる変色の問題や材算特性が異なることに
より組立等に支障を生じるという問題がある。
スを防止するものとして、筆記具の所要部分に合
成ゴムよりなる滑り止め用のゴム部品を用いるこ
とが近年増加傾にある。確かに滑り止め用として
のゴム部品は上述せる問題を解決するばかりでは
なく、筆記時や操作時の指の感触を良好とし、か
つ、疲労を少なくする意味でも仲々便利なもので
ある。通常主に用いられているゴム部品は、アク
リロニトリルブタヂエンを基材とし、これを加硫
剤にて加硫させ、必要に応じて加硫促進剤や充填
剤等を用いることで製造されたものからなる訳だ
が、基材としてアクリロニトリルブタヂエンを用
いて製造されたゴム製品では、とりわけ体温の伝
導や汗、油等の付着が頻繁である筆記具の、例え
ば軸筒の把持部分やノツク式シヤープペンシルの
ノツク部分に採用するについては、使用初期での
滑り止めという所期の目的を達成するものの、体
温、汗、油等が起因して表面が硬質化しクラツク
が入るといつた経時的変化が起り易く、よつて長
期の使用には不向きと言える。これに加え、基材
としてアクリロニトリルブタヂエンを用いて製造
されたゴム製品では、黒色以外、例えば赤、青等
の彩色系の着色を施したものにあつては、使用に
つれ生じる変色の問題や材算特性が異なることに
より組立等に支障を生じるという問題がある。
(目的)
本考案は上述せる問題に鑑みなされたものであ
つて、筆記具の所要部分に設ける滑り止めとして
最適である、即ち体温、汗、油等に対する表面硬
質化や変色の問題が起こりにくく経時安定性に優
れるとともにあらゆる色彩に着色した場合であつ
ても色によりその材質特性が異なるといつた問題
の生じることのない筆記具に於ける滑り止め用ゴ
ム部品を提供せんとするものである。
つて、筆記具の所要部分に設ける滑り止めとして
最適である、即ち体温、汗、油等に対する表面硬
質化や変色の問題が起こりにくく経時安定性に優
れるとともにあらゆる色彩に着色した場合であつ
ても色によりその材質特性が異なるといつた問題
の生じることのない筆記具に於ける滑り止め用ゴ
ム部品を提供せんとするものである。
(考案の構成)
本考案の滑り止めたるゴム部品は、クロロスル
ホン化ポリエチレンを基材とし、これを加硫剤で
加硫してゴム状弾性を有するよう形成される。勿
論、この加硫時間の短縮や加硫温度の低下、イオ
ウ量の減少を目的として加硫促進剤を用いたり、
価格低下を目的として充填剤を用いたりしても良
く、筆記具に取り付けるに当つては射出成型、プ
レス等により所望の形状に成形加工すれば良い。
ホン化ポリエチレンを基材とし、これを加硫剤で
加硫してゴム状弾性を有するよう形成される。勿
論、この加硫時間の短縮や加硫温度の低下、イオ
ウ量の減少を目的として加硫促進剤を用いたり、
価格低下を目的として充填剤を用いたりしても良
く、筆記具に取り付けるに当つては射出成型、プ
レス等により所望の形状に成形加工すれば良い。
第1図、第2図は何れもノツク式シヤープペン
シルに本考案の滑り止め用ゴム部品を採用した例
であつて、第1図では、ノツク式シヤープペンシ
ル本体1の軸筒2の筆記把持部分に、円筒形であ
り、表面にローレツト等の模様を有する滑り止め
3を該軸筒2に嵌合して取り付けたものを示して
あり、第2図ではノツク式シヤープペンシル4の
ノツクキヤツプ5の後端部に滑り止め6を接着等
で固着せしめたものである。
シルに本考案の滑り止め用ゴム部品を採用した例
であつて、第1図では、ノツク式シヤープペンシ
ル本体1の軸筒2の筆記把持部分に、円筒形であ
り、表面にローレツト等の模様を有する滑り止め
3を該軸筒2に嵌合して取り付けたものを示して
あり、第2図ではノツク式シヤープペンシル4の
ノツクキヤツプ5の後端部に滑り止め6を接着等
で固着せしめたものである。
尚、滑り止めの採用例は第1図、第2図に限られ
るものではなく、種々筆記具における所望部分に
取りつけても良いことは勿論である。
るものではなく、種々筆記具における所望部分に
取りつけても良いことは勿論である。
(効果)
以上の如く、本考案では筆記具の所要部分に滑
り止め用として取り付けられるゴム部品をクロロ
スルホン化ポリエチレンを基材としてなるので、
従来に比し、体温、汗、油等が起因して生じる筆
記具特有の表面硬質化や変色の問題が生じにくく
経時安定性に優れるとともに、あらゆる色彩に着
色した場合にあつても色によりその材質特性が異
なるといつた問題が生じることなく近年のフアン
シー化傾向にも追従することのできる筆記具に於
ける滑り止め用ゴム部品を提供することができ
る。
り止め用として取り付けられるゴム部品をクロロ
スルホン化ポリエチレンを基材としてなるので、
従来に比し、体温、汗、油等が起因して生じる筆
記具特有の表面硬質化や変色の問題が生じにくく
経時安定性に優れるとともに、あらゆる色彩に着
色した場合にあつても色によりその材質特性が異
なるといつた問題が生じることなく近年のフアン
シー化傾向にも追従することのできる筆記具に於
ける滑り止め用ゴム部品を提供することができ
る。
第1図、第2図は本考案の実施例を示す外観斜
視図である。 1,4……ノツク式シヤープペンシル、2……
軸筒、5……ノツクキヤツプ、3,6……滑り止
め。
視図である。 1,4……ノツク式シヤープペンシル、2……
軸筒、5……ノツクキヤツプ、3,6……滑り止
め。
Claims (1)
- 筆記具の所要部分に取り付けられた滑り止め用
ゴム部品にあつて、該ゴム部品はクロロスルホン
化ポリエチレンを基材とする合成ゴムよりなるこ
とを特徴とする筆記具に於ける滑り止め用ゴム部
品。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8772184U JPS612977U (ja) | 1984-06-13 | 1984-06-13 | 筆記具に於ける滑り止め用ゴム部品 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8772184U JPS612977U (ja) | 1984-06-13 | 1984-06-13 | 筆記具に於ける滑り止め用ゴム部品 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS612977U JPS612977U (ja) | 1986-01-09 |
JPH02304Y2 true JPH02304Y2 (ja) | 1990-01-08 |
Family
ID=30640200
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8772184U Granted JPS612977U (ja) | 1984-06-13 | 1984-06-13 | 筆記具に於ける滑り止め用ゴム部品 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS612977U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH041418Y2 (ja) * | 1986-03-10 | 1992-01-17 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58151086U (ja) * | 1982-04-03 | 1983-10-11 | 玉崎 三衛 | シヤ−プペンシル |
-
1984
- 1984-06-13 JP JP8772184U patent/JPS612977U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS612977U (ja) | 1986-01-09 |
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