JPH02304122A - 土壌汚染防止工法 - Google Patents

土壌汚染防止工法

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JPH02304122A
JPH02304122A JP1124541A JP12454189A JPH02304122A JP H02304122 A JPH02304122 A JP H02304122A JP 1124541 A JP1124541 A JP 1124541A JP 12454189 A JP12454189 A JP 12454189A JP H02304122 A JPH02304122 A JP H02304122A
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water
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catchment
soil
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Kazuo Toge
和男 峠
Takashi Shigitani
孝 鴫谷
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Obayashi Corp
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A20/00Water conservation; Efficient water supply; Efficient water use
    • Y02A20/20Controlling water pollution; Waste water treatment
    • Y02A20/208Off-grid powered water treatment

Landscapes

  • Investigation Of Foundation Soil And Reinforcement Of Foundation Soil By Compacting Or Drainage (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、有機溶剤などの土壌汚染物質が外部へ拡散
することを防止する工法に関する。
(発明の背景) 近時、半導体などのハイテク産業やクリーニング産業な
どで製品の洗浄に用いられているトリクロロエチレンな
どの有機溶剤による地下水ないしは土壌の汚染が社会的
問題になっている。
このような有機溶剤は、工場の外部に拡散されて土壌に
浸透すると、これが雨水に混入して、最終的には、水道
水を介して人体に吸収されるが、特に、前述したトリク
ロロエチレンは発ガン物質であるため、社会の関心が高
くなっている。
ところで、このような人体に有害な土壌汚染物質は、使
用している工場で、厳重に管理され、回収装置などを設
置して、これらの土壌汚染物質が工場外に拡散すること
を防止している。
しかしながら、いくら厳重な管理をし、かつ、回収装置
を設置したとしても、例えば、クリーニング産業では、
比較的小規模な工場が多数あって、十分な拡散防止対策
を行うことが困難な状態にあるのが実状である。
この発明はこのような背景に鑑みてなれたちのであり、
その目的とするところは、確実に有害物質の拡散の防止
ができる土壌汚染防止工法を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本発明は、有機溶剤などの
土壌汚染物質を排出する工場の土壌汚染防止工法におい
て、前記工場の支持地盤中に、前記工場の敷地面積より
も大きな周辺地盤から遮断された人工地盤を造成するこ
とを特徴とする。
上記人工地盤は、遮水シート上に形成された浸透水集水
層と、この浸透水集水層上に造成された盛土地盤とで構
成することが望ましい。
この場合、上記浸透水集水層には、地下水集水管と、こ
の集水管に連通した集水ピットとを設けることが望まし
い。
(発明の作用効果) 上記構成の土壌汚染防止工法によれば、土壌汚染物質を
排出する工場の敷地面積よりも大きな人工地盤を周辺の
地盤から遮断した状態で造成するので、仮に土壌汚染物
質が工場外に排出されたとしても、汚染物質は人工地盤
内に止どめられ、土壌の汚染が人工地盤外に拡散される
ことはなくなる。
また、人工地盤を遮水シー]・上に形成された浸透水集
水層と、この浸透水集水層上に造成された盛土地盤とで
構成すれば、既存の技術を応用することにより容易に人
工地盤を造成できる。
さらに、浸透水集水層に地下水集水管と、この集水管に
連通した集水ピットとを設けておけば、集水ピットに集
められた浸透水から土壌汚染物質が排出されているか否
かのモニターができる。
(実施例) 以下、この発明の好適な実施例について添付図面を参照
にして詳細に説明する。
第1図は、本発明にかかる土壌汚染防止工法を適用して
構築された工場の完成状態の断面を示している。
同図に示す土壌汚染防止工法では、まず、有機溶剤など
の土壌汚染物質を排出する工場10が、建造される予定
地の基礎地盤]2(盛土や自然地=  3  = 盤など)を凹状に掘削し、その掘削面の全面を覆うよう
にして第1の遮水シート14が敷設される。
第1の遮水シート14をコンクリート押えなどで適宜基
礎地盤12に止着して、その敷設が終了すると、第1の
遮水シート14上には、第1の浸透水集水層16が形成
される。
第1の浸透水集水層16は、遮水シート14上に積層さ
れた通水性の良い砂層2人エフイルター材などから構成
されたフィルタ層16aと、このフィルタ層16aのほ
ぼ中央に埋設された地下水集水管16bと、フィルタ層
16aの外周部に埋設された集水ピット16cとを有し
ていて、地下水集水管16bと集水ピッ)16cとは相
互に連通している。
第1の浸透水集水層16の形成が終了すると、フィルタ
層16aの上面に第2の遮水シート18が敷設される。
そして、第2の遮水シート18上には第2の浸透水集水
層20が形成される。
第2の浸透水集水層20は、第1の浸透水集水−4一 層16と同様にフィルタ層20aと、地下水集水管20
bと、集水ピット20Cとから構成されていて、地下水
集水管20bと集水ピット20Cとは相互に連通してい
る。
第2の浸透水集水層20の形成が終了すると、フィルタ
層2Oa上に盛土地盤22が造成され、これにより第1
の遮水シート14で基礎地盤12から遮断された構築さ
れる工場10の敷地面積よりも大きな面積を有する人工
地盤24の造成が完了する。
以上のようにして人工地盤24が造成されると、盛土地
盤22上に工場10が築造される。
さて、このような方法で土壌汚染物質を排出する工場1
0を構築すると、土壌汚染物質を排出する工場10の敷
地面積よりも大きな人工地盤24を基礎地盤12から第
1の遮水シート14て遮断した状態で造成するので、仮
に土壌汚染物質が工場10の外部に排出されたとしても
、汚染物質は人工地盤24内に止どめられ、土壌の汚染
が人工地盤24外に拡散されることはなくなる。
また、人工地盤24は、遮水シート14.18上に形成
された浸透水集水層16.20と、この浸透水集水層1
6.20上に造成された盛土地盤22とで構成すれば、
廃棄物処分場などで実用化されている既存の技術を応用
することにより容易に人工地盤24を造成できる。
さらに、浸透水集水層16.20は、地下水集水管16
b、20bと、この集水管16b、20bに連通した集
水ピット16c、20cとを有しているので、集水ピッ
ト16c、20cに集められた浸透水から土壌汚染物質
が排出されているか否かのモニターができ、汚染物質が
排出されているときの対策が迅速に行える。
なお、構築される工場10の規模が大きく、盛土地盤2
2だけでこれを支持することが難しい場合には、遮水シ
ート14.18や浸透水集水層16.20を貫通して基
礎地盤12に到達する杭を設けても良く、この場合には
、杭と遮水シート14.18との間の漏水を防止するた
めに、杭の打設を第1の遮水シート14の敷設後に行い
、止水用のガスケットなどを介装させる。
また、上記実施例では、土壌汚染物質の外部への拡散を
より厳重に防止するために、浸透水集水層を2層形成す
る工法を例示したが、この発明の実施はこれに限定され
ることはなく、一層だけでももちろん良い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明にかかる土壌汚染防止工法の一実施例を
示す断面説明図である。 10・・・・・・工場 12・・・・・・基礎地盤 14・・・・・・第1の遮水シート 16・・・・・・第1の浸透水集水層 18・・・・・・第2の遮水シート 20・・・・・・第2の浸透水集水層 22・・・・・・盛土地盤 24・・・・・・人工地盤

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)有機溶剤などの土壌汚染物質を排出する工場の土
    壌汚染防止工法において、前記工場の支持地盤中に、前
    記工場の敷地面積よりも大きな周辺地盤から遮断された
    人工地盤を造成することを特徴とする土壌汚染防止工法
  2. (2)上記人工地盤は、遮水シート上に形成された浸透
    水集水層と、この浸透水集水層上に造成された盛土地盤
    とからなることを特徴とする請求項1記載の土壌汚染防
    止工法。
  3. (3)上記浸透水集水層は、地下水集水管と、この集水
    管に連通した集水ピットとを有することを特徴とする請
    求項2記載の土壌汚染防止工法。
JP1124541A 1989-05-19 1989-05-19 土壌汚染防止工法 Expired - Lifetime JPH0689547B2 (ja)

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JPH02304122A true JPH02304122A (ja) 1990-12-17
JPH0689547B2 JPH0689547B2 (ja) 1994-11-09

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