JPH02303846A - サーマルインクジェット印字ヘッド - Google Patents

サーマルインクジェット印字ヘッド

Info

Publication number
JPH02303846A
JPH02303846A JP2108533A JP10853390A JPH02303846A JP H02303846 A JPH02303846 A JP H02303846A JP 2108533 A JP2108533 A JP 2108533A JP 10853390 A JP10853390 A JP 10853390A JP H02303846 A JPH02303846 A JP H02303846A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heating element
ink
sheet resistance
nozzle
uniform
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2108533A
Other languages
English (en)
Inventor
Narayan V Deshpande
ナラヤン ヴィー デシュパンド
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Xerox Corp
Original Assignee
Xerox Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Xerox Corp filed Critical Xerox Corp
Publication of JPH02303846A publication Critical patent/JPH02303846A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/135Nozzles
    • B41J2/14Structure thereof only for on-demand ink jet heads
    • B41J2/14016Structure of bubble jet print heads
    • B41J2/14088Structure of heating means
    • B41J2/14112Resistive element
    • B41J2/14129Layer structure
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/135Nozzles
    • B41J2/14Structure thereof only for on-demand ink jet heads
    • B41J2002/14379Edge shooter

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、サーマルインクジェット印字ヘッド、より詳
細には、気泡発生用発熱体の性能を向上させたサーマル
インクジェット印字ヘッドに関するものである。
従来の技術 サーマルインクジェット印字方式には、コンティニュア
ス型とドロップオンデマンド型があるが、広く使用され
ているのはドロップオンデマンド型である。ドロップオ
ンデマンド型印字ヘッドは、電流パルスによって発生し
た熱エネルギーを用いてインクチャンネル内に気泡を発
生させ、その圧力でインク滴を噴射する。熱エネルギー
発生器すなわち発熱体く一般に、抵抗器)は、ノズルに
近いインクチャンネル内の所定の位置に配置されている
。各抵抗器は、電流パルスによって個別にアドレスされ
ると、インクを瞬間的に沸騰させて気泡を発生し、その
圧力でインク滴を噴射する。気泡が膨張すると、インク
はノズルから膨れ出るが、インクの表面張力でメニスカ
スとしてノズルの中に入っている。気泡が収縮し始める
と、ノズルと気泡の間のチャンネル内のインクが、収縮
する気泡のほうへ動き始めるので、ノズルの所でインク
の体積収縮が起こり、その結果、膨れ出ているインクが
分離して滴になる。気泡が膨張している間のインクの加
速により、記録媒体、例えば複写用紙に向かう方向の速
度と運動量がインク滴に与えられる。
滴噴射動作中の発熱体は、高温度、滴噴射頻度に関係す
る熱応力、強電場、大きなキャビティージョン応力など
の環境にさらされる。収縮する気泡によって、発熱体を
被覆するパッシベーション層に生じる機械的応力は、パ
ッシベーション層に応力割れを起こしたり、イオン含有
インクとの共同作用でパッシベーション層を浸蝕あるい
は腐蝕させるほど厳しい。パッシベーション層や発熱体
か累加的に損傷したり、材料の欠除が生じると、ホット
スポット(周囲より局部的に温度の高い点)が生じて、
発熱体が機能しなくなる。したがって、キャビテーショ
ンによる損傷を少なくするため、発熱体すなわち抵抗器
とそれらのパッシベーション層の上に、保護層(例えば
、タンタル層)が被覆される。
サイド噴射方式のサーマルインクジェット印字ヘッドの
場合は、ノズルへ向って流れるインクの方向と噴射され
たインク滴の軌道の方向は同じであり、この方向は抵抗
器の表面に平行である6本発明の印字ヘッドもこの方式
であるが、本発明の改良型発熱体は、発熱体の上方に配
列されたノズルから発熱体と直角な方向にインク滴を噴
射するルーフ噴射方式のインクジェット印字ヘッドにお
いても同様に使用できる。
従来の発熱体の場合、幅45〜50ミクロンの発熱体の
中央部と縁部とでは、100°C程度の温度差がある。
また、温度は縦方向(インクチャンネルの長さ方向)の
両端においても低下する。その理由は、この方向の発熱
体の長さが能動区域よりかなり長いせいである。能動区
域とは、気泡を発生するため使用される抵抗体部分を意
味し、米国特許第4,638,337号に開示された厚
JI5!層を使用している場合は(第3図参照)、概略
的に、露出したタンタル保護層すなわちピットの下部分
である。電極境界の非能動部分においても、ある程度の
エネルギーが浪費されるが、このエネルギー浪費は、そ
の方向の発熱体の長さを短縮することで、減らすことが
できる。しかし、発熱体を短縮しても、依然として幅方
向の非一様な温度分布の問題か残る。しきい値エネルギ
ー人力で、発熱体表面の中心部のみが気泡核生成温度に
達する。この状態での気泡の生成は、利用可能なインク
滴を噴射するほど強くなく、また安定していない。した
かって、発熱体表面の大部分が前記核生成温度より高く
なり、印字ヘッドが大きなインク滴を高速度で噴射でき
るように、発熱体に対するエネルギー人力を増してやる
必要がある。この目標を達成するには、エネルギー人力
を、しきい値エネルギー人力より20%はど増す必要の
あることが経験によりわかった。発熱体に対するより大
きなエネルギー°入力のために、発熱体の制御区域の温
度は前記核生成温度よりかなり高くなる。第5図に示す
ように、適切なサイズの滴を噴射する十分な大きさの気
泡を発生させるには、エネルギー人力を増してやる必要
がある。したがって、発熱体に大きな電流を流して、発
熱体の幅方向の温度プロフィルが一様である場合に要求
される温度よりも高い温度にしなければならない。また
、滴サイズがエネルギーによって変わるのは、おそらく
、発熱体の幅方向の温度が一様でないためである。
インクジェットプリンタ業界では、インクジェット印字
ヘッドの有効寿命が、発熱体が不具合になるまで使用で
きるサイクル数、すなわち発生し収縮した気泡の数に直
接関係していることが知られている。以下の特許文献に
さまざまな試案や発熱体の構造が開示されているが、こ
れまで、インク滴の軌道に直角な方向の発熱体の幅方向
の温度分布が一様でない問題を誰も解決していない。
米国特許第4,339,762号は、瞬間的に発生する
気泡の体積を変えることによって印字情報にグラデーシ
ョンを与えるため、変換器の発熱体が与える熱量が加熱
面の場所によって異なるような構造を有するインクジェ
ット印字ヘッドを開示している。
米国特許第4,532,530号は、不純物添加多結晶
シリコンから作られた発熱体を有するサーマルインクジ
ェット印字ヘッドを開示している。発熱体の能動区域は
、ガラスメサによってシリコン支持基板および電極接続
点から熱絶縁されている。
発明が解決しようとする課題 本発明の目的は、噴射されたインク滴の軌道に直角な方
向の発熱体の幅方向の温度分布が一様であるサーマルイ
ンクジェット印字ヘッドを提供することである。
課題を解決するための手段 本発明のサーマルインクジェット印字ヘッドは、電気信
号で選択的にアドレスできる複数の発熱体をインクチャ
ンネル内に有し、命令に応じてインクチャンネルの一端
にあるノズルからインク滴を噴射する。各発熱体はパッ
シベーション処理された抵抗層を有しており、この抵抗
層はインクチャンネル内のインクの流れの方向に直角な
方向に、非一様なシート抵抗を有する。非一様なシート
抵抗は抵抗層の幅方向にほぼ一様な温度分布を与えるの
で、インク滴を噴射する必要電力が少なくてすみ、かつ
滴サイズが電気信号エネルギーによって変わることはな
い。
添付図面を参照し、以下の詳細な説明を読まれれば、本
発明をより完全に揮解することができるであろう。図中
、類似する部品は同じ参照番号で表示しである。
実施例 第1図に、本発明の改良型発熱体18を含むサーマルイ
ンクジェット印字ヘッド10の一部を斜視図で示す。点
線は、命令に応じて噴射口すなわちノズル14から噴射
されるインク滴12の軌道11を示す。
印字へラド10は、米国特許第4,638,337号に
記載されているように、厚膜絶縁層40を間にはさんで
、永久的に接着されたヒーター板15とチャンネル板1
3から成っている。チャンネル板13の材質はシリコン
である。ヒーター板15は誘電体または半導体であって
もよい。ヒーター板15に半導体を使用する場合は、後
で述べるように、ヒーター板15と電極17の間に、絶
縁層(図示せず)を使用しなければならない。チャンネ
ル板とヒーター板の材料は、再発行米国特許第Re、3
2,572号に記載のように、低コストで、大量生産が
可能なシリコンが好ましい。
チャンネル板13の一方の面には、点線で示した凹部2
0がエツチングされている。この凹部20は、チャンネ
ル板13をヒーター板15に接合したとき、インクマニ
ホルドを形成する。チャンネル板13の同じ面に、点線
で示した三角形断面を有する複数の同−平行溝22がエ
ツチングされている。溝22の一方の端はチャンネル板
13の端面16を貫通している。この端面16はノズル
面とも呼ばれる。溝22の他方の端は凹部すなわちマニ
ホルド20に開いている。チャンネル板とヒーター板を
接合したとき、端面16を貫通する溝22がノズル14
を形成し、溝22はマニホルド20とノズル14とを結
ぶインクチャンネルの役目を果たす。チャンネル板13
の開口25はインク供給源(図示せず〉からマニホルド
20ヘインクを供給する入口になる。
第2図は、第1図の線2−2に沿った印字ヘッドの拡大
断面図で、発熱体18、端子21を有する個別アドレッ
シング電極17、および共通リターン電極19が示しで
ある。発熱体18は、前記米国特許第Re、32,57
2号に記載されているやり方で、ヒーター板15の表面
23に各インクチャンネルに1個づつパターニングされ
た抵抗層を有し、その上にアドレッシング電極17と共
通リターン環[19が蒸着されている。アドレッシング
電極17と共通リターン環[!19は、ノズル14のあ
るチャンネル板の端面16(第1図)と同一平面の端面
24を除いて、ヒーター板13の縁の近くの対応する端
子21に接続されている。第1図かられかるように、接
地された共通リターン電極19は、必然の結果として、
発熱体18をヒーター板の端面24(つまり、ノズル1
4)から一定の距離に置く。アドレッシング電極17と
発熱体18は共にインクチャンネルの中にあるので、そ
れらとインクが接触する箇所には、無ピンホールパッシ
ベーション層が必要である。厚膜層40は、パッシベー
ションの完全性を高めるために必要な追加保護手段であ
り、パッシベーション層28(第3図)のピンホールに
関する懸念を除くものである。アドレッシング電極17
と共通リターン電極19を電圧源(図示せず)にワイヤ
ボンディングするため、端子21が使用される。ディジ
タルデータを表す電流パルスは発熱体18を選択的にア
ドレスして、発熱体18の発熱、気泡26の核生成、膨
張、および収縮によって、印字ヘッドからインク滴を噴
射させ、軌道11に沿って記録媒体(図示せず)へ飛ば
す。開口25は、マニホルド20をインクが充満した状
態に維持する。
米国特許第4 、532 、530号に記載されている
ように、バブルジェット式印字ヘッドの動作順序は、イ
ンクチャンネル内の抵抗発熱体に電流パルスを通すこと
から始まる。プリンタを正常に機能させるには、発熱体
からインクへ伝わる熱量が十分に大きく、通常の沸点を
はるかに越えてインクを過熱しなければならない。水性
インクの場合、気泡の核生成温度は約280’Cである
。核が生成すると、気泡すなわち水蒸気は発熱体からイ
ンクを熱的に隔離するので、インクにさらに熱を加える
ことができない。通常の沸点を越えてインクに蓄えられ
たすべて熱が放散するまで、すなわち液体から蒸気への
変換に使用されるまで、気泡は膨張する。この気泡26
の膨張によって、インク滴12がノズル14から押し出
される。過剰な熱が奪われると、気泡は発熱体の上で収
縮する。このとき生じる厳しいキャビテーション応力は
長時間使用するうちに応力割れを引、き起こす。この時
点では、電流パルスがすでに通過しているので、発熱体
はもはや発熱せず、気泡の収縮と同時に、インク滴が記
録媒体に向かって高速度で噴射される。気泡の核生成か
ら収縮までの全順序は約3μ秒の間に起きる。インクが
再充満して、充満時の動的状態がある程度落ち着くまで
の最小限停止時間(100〜500μ秒)をおいて、イ
ンクチャンネルを再噴射することができる。
第3図は、第2図の発熱体18の拡大断面図で、点線は
気泡26を示す。ヒーター板15は絶縁体またはシリコ
ンなどの半導体であってもよい。ヒーター板にシリコン
を使用した場合は、発熱体18を形成する前に、ヒータ
ー板の表面23に、二酸化シリコンまたは窒化シリコン
などの絶縁性下層27が形成される0次に、窒化シリコ
ンなどの絶縁層30が形成され、続いて形成されるアド
レッシング電極17と共通リターン電極19と電気接触
させるための開孔がパターニングされる。パッシベーシ
ョン層28と厚膜層40は、アドレッシング電極と共通
リターン電極をインク32(通例は、水性インク)から
隔離し保護する6発熱体をインク32にさらすため、厚
膜層40がエツチングされてピット42が設けられる。
米国特許第4,638,337号に記載されているよう
に、ピッ、ト42は、発熱体を凹部内に置き、気泡の噴
出しゃ、その結果生じる空気の吸入を起こさずに、高い
滴速度を可能にするものである。メニスカス33とイン
クの小さい負圧がノズルからインクが流れ出るのを防い
でいる。発熱体は、任意の抵抗物質から作ることができ
るが、不純物添加ボリシリコンは好ましい発熱体材料で
ある。発熱体に不純物添加ポリシリコンを使用する場合
は、一般に、絶縁層30でキャビテーション保護層29
(例えば、タンタル層)から絶縁される。点線で示した
気泡26は、抵抗層31に電気パルスを選択的に加える
と発生し、前に述べたように、インク滴を噴射する。
第4図は、第3図の抵抗層31の平面図で、想像線はア
ドレッシング電極17と共通リターン電極19を示す、
インク流の方向および滴の軌道(第1図参照)は、矢印
34で示すように、抵抗層の長さしに沿っている。抵抗
層に非一様抵抗率を導入することによって、抵抗層の幅
−を横切る方向のパワー配分を変えることができる。ポ
リシリコンはドーピング制御またはイオン注入によって
そのシート抵抗を修正することができるので、すべての
区域の組合せ効果で一様な温度が生じるように、発熱体
すなわち抵抗層を物理的にまたはイオン注入によってよ
り小さい細区分に分けることができる。
好ましい実施例においては、抵抗層を異なるパワー配分
の3つのストリップに分割するだけで、発熱体表面の幅
−にわたって一様な温度が得られた0点線で示した2つ
の同一縁ストリップ35は、より広幅の中央ストリップ
36よりもがなり大きなパワー密度を負担しなければな
らない。これは、中央ストリップ36のシート抵抗を、
外側の縁ストラツプ35のシート抵抗より大きくしなけ
ればならないことを意味子る。長さくL)175μm、
幅(III)45μmの抵抗層の場合は、縁ストリップ
35の幅(−1)が5μ鏡で、中央ストリップ35の幅
(1112)が35μ輪である。厚さ0.5〜1.5 
μmの上記形状の抵抗層の場合、外側の縁ストリップ3
5が中央ストリップ36よりも50%多いパワー密度を
負担するように、中央ストリップ36のシート抵抗を縁
ストリップ35のシート抵抗の1.5倍にする必要があ
る0発熱体に電気パルスを加えたとき、この非一様シー
ト抵抗によって、タンタル層29とインク32の境界で
、発熱体の幅方向にほぼ一様な温度が得られた。
第5図は、発熱体に一様なパワー配分を与えた、場合(
すなわち、抵抗層が一様なシート抵抗を有する場合)の
、タンタル層とインクの境界面における典型的な従来の
発熱体の幅方向の温度分布をプロットしたものである。
インクと接する発熱体表面の幅方向(電流の流れに直角
な方向)のしきい値温度プロットすなわちプロフィルは
、必要核生成温度280’Cであるのは狭い区域である
を示している。より広い区域を280°Cの核生成温度
にするには、発熱体の表面をしきい値温度より20%高
い値まで加熱しなければならない。しきい値より20%
高い中央部の最大温度は、約358°Cになる。しかし
゛、発熱体のエネルギー効率をより良くするには、温度
をできるだけ低くしなければならない、より低い温度は
、発熱体の寿命がより長いことを意味する。第6図は、
第4図の区域分割に従って、発熱体に非一様パワー配分
を与えた場合の、タンタル層とインクの境界面における
本発明の発熱体の幅方向の温度分布をプロットしたもの
である。
第6図から、タンタル層表面のがなり広い区域が一様な
温度であることがわがる。この結果、非常に広い区域が
必要核生成温度280’Cであるので、よ゛り大きな滴
サイズとより大きな滴速度が得られるであろう。第5図
と第6図を比較すると、非一様パワー配分の場合は、し
きい値エネルギーが5%より若干大きいが、従来の発熱
体の場合のように、20%上乗゛せする必要がないので
、結果的に、エネルギー消費は5〜15%節減される。
第7図に、従来の発熱体と本発明の発熱体に気泡発生電
流パルスを加えたときに生じた温度プロフィルを示す。
上記の利点のほか、前に述べた他のすべての利点も実現
されるであろう。したがって、より大きな発熱体で現在
得られるサイズのインク滴を、より小さい発熱体で噴射
することができる。。
以上の説明から、他のパワー配分を用いて同様に発熱!
(タンタル層)の表面の幅方向に一様な温度分布を生じ
させることを含め、多くの修正や変更を容易に思い浮が
べることかできる。これら修正物や変更は、すべて本発
明の範囲に包含されるものとする。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の改良型発熱体を含む印字ヘッドの部
分斜視図、 第2図は、第1図の線2−2に沿った印字ヘッドの断面
図、 第3図は、第2図と同じ向きの改良型発熱体の拡大断面
図、 第4図は、改良型発熱体の抵抗層の拡大平面図(想像線
は接続電極17.19を示す)、第5図は、従来の発熱
体の幅方向の温度プロット、 第6図は、本発明の発熱体の幅方向の温度プロット、お
よび 第7図は、従来の発熱体と本発明の発熱体の幅方向の温
度の比較プロットである。 符号の説明 10・・・インクジェット印字ヘッド、11・・・イン
ク滴の軌道、12・・・インク滴、13・・・チャンネ
ル板、14・・・ノズル、15・・・ヒーター板、16
・・・端面、17山アドレツシング電極、18・・・発
熱体、19・・・共通リターン電極、20・・・凹部、
21・・・端子、22・・・溝、23・・・ヒーター板
の表面、24・・・端面、25・・・開口、26・・・
気泡、27・・・絶縁下層、28・・・パッシベーショ
ン層、29・・・キャビテーション保護層、30・・・
絶縁層、31・・・抵抗層、32・・・インク、33・
・・メニスカス、34・・・矢印、35・・・縁ストリ
ップ、36・・・中央ストリップ、40・・・厚膜層、
42・・・ビット。 FIG、 3 FIG、 4         ’9 温度(°C) 温度(°C)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)複数の滴噴射ノズル、発熱体、発熱体に接続され
    たアドレッシング電極、およびインクマニホルドとノズ
    ルに通じたインクチャンネルを有し、各発熱体はインク
    と接した能動区域を有しており、アドレッシング電極に
    電気信号が選択的に加えられると、発熱して気泡を発生
    し、その圧力でノズルからインク滴を噴射し、記録媒体
    へ向けて飛ばすように構成されたサーマルインクジェッ
    ト印字ヘッドであつて、 前記発熱体は、電気信号によって生じた電流の流れと直
    角な方向に非一様なシート抵抗をもつ抵抗層を有してお
    り、前記非一様なシート抵抗は、前記発熱体の能動区域
    の中央部に近い所で、電流の流れと直角な方向に沿って
    ほぼ一様な温度プロフィルが得られるように、所定の場
    所で所定の値を有しており、その結果、インク滴を噴射
    するために必要なエネルギーの消費が節減され、かつ発
    熱体の温度振幅が最小になり、発熱体の寿命が長いこと
    を特徴とするサーマルインクジェット印字ヘッド。
  2. (2)前記各発熱体の非一様なシート抵抗は、中央スト
    リップに沿うより高いシート抵抗と、その両側の縁スト
    リップに沿うより低いシート抵抗から成ることを特徴と
    する請求項1に記載のサーマルインクジェット印字ヘッ
    ド。
JP2108533A 1989-05-01 1990-04-24 サーマルインクジェット印字ヘッド Pending JPH02303846A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US07/346,056 US4947193A (en) 1989-05-01 1989-05-01 Thermal ink jet printhead with improved heating elements
US346056 2001-11-16

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH02303846A true JPH02303846A (ja) 1990-12-17

Family

ID=23357743

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2108533A Pending JPH02303846A (ja) 1989-05-01 1990-04-24 サーマルインクジェット印字ヘッド

Country Status (4)

Country Link
US (1) US4947193A (ja)
EP (1) EP0396315B1 (ja)
JP (1) JPH02303846A (ja)
DE (1) DE69004732T2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06320730A (ja) * 1993-05-17 1994-11-22 Ricoh Co Ltd サーマルインクジェットヘッド

Families Citing this family (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CA2044402A1 (en) * 1990-07-02 1992-01-03 Abdul M. Elhatem Thermal ink jet printhead and method of manufacture
US5364743A (en) * 1990-12-21 1994-11-15 Xerox Corporation Process for fabrication of bubble jet using positive resist image reversal for lift off of passivation layer
US5257042A (en) * 1991-07-09 1993-10-26 Xerox Corporation Thermal ink jet transducer protection
JP3101382B2 (ja) * 1991-12-26 2000-10-23 キヤノン株式会社 記録装置、ホストシステム及び記録システム
JPH06143581A (ja) * 1992-11-05 1994-05-24 Xerox Corp インクジェット印字ヘッド
US5677203A (en) * 1993-12-15 1997-10-14 Chip Supply, Inc. Method for providing known good bare semiconductor die
EP0729834B1 (en) * 1995-03-03 2002-06-12 Canon Kabushiki Kaisha An ink-jet head, a substrate for an ink-jet head, and an ink-jet apparatus
US6003977A (en) * 1996-02-07 1999-12-21 Hewlett-Packard Company Bubble valving for ink-jet printheads
US6113221A (en) * 1996-02-07 2000-09-05 Hewlett-Packard Company Method and apparatus for ink chamber evacuation
US5861902A (en) * 1996-04-24 1999-01-19 Hewlett-Packard Company Thermal tailoring for ink jet printheads
US5901425A (en) 1996-08-27 1999-05-11 Topaz Technologies Inc. Inkjet print head apparatus
US6022099A (en) * 1997-01-21 2000-02-08 Eastman Kodak Company Ink printing with drop separation
US6130693A (en) * 1998-01-08 2000-10-10 Xerox Corporation Ink jet printhead which prevents accumulation of air bubbles therein and method of fabrication thereof
US6079819A (en) * 1998-01-08 2000-06-27 Xerox Corporation Ink jet printhead having a low cross talk ink channel structure
US6183069B1 (en) 1998-01-08 2001-02-06 Xerox Corporation Ink jet printhead having a patternable ink channel structure
US6213587B1 (en) 1999-07-19 2001-04-10 Lexmark International, Inc. Ink jet printhead having improved reliability
US6568792B2 (en) * 2000-12-11 2003-05-27 Xerox Corporation Segmented heater configurations for an ink jet printhead
JP3812485B2 (ja) * 2002-04-10 2006-08-23 ソニー株式会社 液体吐出装置及びプリンタ
US6886921B2 (en) * 2003-04-02 2005-05-03 Lexmark International, Inc. Thin film heater resistor for an ink jet printer
US8646899B2 (en) 2010-05-28 2014-02-11 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Methods and apparatus for ink drying

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55132258A (en) * 1979-04-02 1980-10-14 Canon Inc Liquid jet recording method
JPS604793A (ja) * 1983-06-24 1985-01-11 Babcock Hitachi Kk 熱交換装置の輸送組み立て方法
JPS60103148A (ja) * 1983-11-10 1985-06-07 Toyo Kohan Co Ltd 硼化物系高強度超硬質材料の製造方法
JPS60206663A (ja) * 1984-03-09 1985-10-18 ゼロツクス コーポレーシヨン バブル型インク・ジエツト印字装置

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US32572A (en) * 1861-06-18 Safety-guard for steam-boilers
JPS604793B2 (ja) * 1977-05-31 1985-02-06 日本電気株式会社 厚膜型サ−マルヘツドの製造方法
US4345262A (en) * 1979-02-19 1982-08-17 Canon Kabushiki Kaisha Ink jet recording method
JPS5693564A (en) * 1979-12-28 1981-07-29 Canon Inc Recording method by jetting of liquid droplet
US4514741A (en) * 1982-11-22 1985-04-30 Hewlett-Packard Company Thermal ink jet printer utilizing a printhead resistor having a central cold spot
JPH0624855B2 (ja) * 1983-04-20 1994-04-06 キヤノン株式会社 液体噴射記録ヘッド
EP0124312A3 (en) * 1983-04-29 1985-08-28 Hewlett-Packard Company Resistor structures for thermal ink jet printers
JPS60116452A (ja) * 1983-11-30 1985-06-22 Canon Inc インクジェットヘッド
JPS60116451A (ja) * 1983-11-30 1985-06-22 Canon Inc 液体噴射記録ヘツド
JPS6186269A (ja) * 1984-10-04 1986-05-01 Tdk Corp サ−マルヘツド
US4638337A (en) * 1985-08-02 1987-01-20 Xerox Corporation Thermal ink jet printhead
DE3717294C2 (de) * 1986-06-10 1995-01-26 Seiko Epson Corp Tintenstrahlaufzeichnungskopf
JPS63120656A (ja) * 1986-11-10 1988-05-25 Canon Inc 液体噴射記録方式

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55132258A (en) * 1979-04-02 1980-10-14 Canon Inc Liquid jet recording method
JPS604793A (ja) * 1983-06-24 1985-01-11 Babcock Hitachi Kk 熱交換装置の輸送組み立て方法
JPS60103148A (ja) * 1983-11-10 1985-06-07 Toyo Kohan Co Ltd 硼化物系高強度超硬質材料の製造方法
JPS60206663A (ja) * 1984-03-09 1985-10-18 ゼロツクス コーポレーシヨン バブル型インク・ジエツト印字装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06320730A (ja) * 1993-05-17 1994-11-22 Ricoh Co Ltd サーマルインクジェットヘッド

Also Published As

Publication number Publication date
EP0396315A1 (en) 1990-11-07
DE69004732D1 (de) 1994-01-05
US4947193A (en) 1990-08-07
EP0396315B1 (en) 1993-11-24
DE69004732T2 (de) 1994-05-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH02303846A (ja) サーマルインクジェット印字ヘッド
JPH03202353A (ja) サーマルインクジェット印字ヘッド
JPH04296564A (ja) インクジェット・プリントヘッド
US5539437A (en) Hybrid thermal/hot melt ink jet print head
JPH0280253A (ja) バブル・インク・ジエツト印刷装置
JP3320825B2 (ja) 記録装置
US5041844A (en) Thermal ink jet printhead with location control of bubble collapse
US7070262B2 (en) Droplet ejecting head
JPS597052A (ja) 液体噴射記録装置
JP2002052716A (ja) インクジェットプリントヘッド
US4719478A (en) Heat generating resistor, recording head using such resistor and drive method therefor
JP2001191530A (ja) サーマルインクジェットプリントヘッド及びその動作温度範囲の拡張方法
TW307718B (ja)
KR100440109B1 (ko) 잉크젯 프린트 헤드 장치
JPH06134991A (ja) インクジェット印字ヘッド
JP2908559B2 (ja) 改善された抵抗ヒータ及び電極構造を有するバブルジェット印刷ヘッド
US20040179070A1 (en) Ink-jet recording head and ink-jet recording apparatus
JPH0820110A (ja) サーマルインクジェットプリンタ
JPS63197653A (ja) インクジエツトヘツド
JP3180340B2 (ja) インクジェットヘッド
JP3277203B2 (ja) 液体噴射記録装置及び記録ヘッド
JPH0311902B2 (ja)
JP2984415B2 (ja) 発熱素子を用いたインクジェット記録装置
JPH0471711B2 (ja)
JP3165706B2 (ja) インクジェット記録方法及び該方法を利用したインクジェット記録装置