JPH02303810A - ロールの加熱構造 - Google Patents

ロールの加熱構造

Info

Publication number
JPH02303810A
JPH02303810A JP12297989A JP12297989A JPH02303810A JP H02303810 A JPH02303810 A JP H02303810A JP 12297989 A JP12297989 A JP 12297989A JP 12297989 A JP12297989 A JP 12297989A JP H02303810 A JPH02303810 A JP H02303810A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
space
heat medium
outer cylinder
calender roll
heating medium
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP12297989A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0620780B2 (ja
Inventor
Haruo Machida
町田 春生
Hisayoshi Ichijima
市嶋 久俶
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NIPPON ROLL SEIZO KK
Original Assignee
NIPPON ROLL SEIZO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NIPPON ROLL SEIZO KK filed Critical NIPPON ROLL SEIZO KK
Priority to JP12297989A priority Critical patent/JPH0620780B2/ja
Publication of JPH02303810A publication Critical patent/JPH02303810A/ja
Publication of JPH0620780B2 publication Critical patent/JPH0620780B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F28HEAT EXCHANGE IN GENERAL
    • F28FDETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
    • F28F5/00Elements specially adapted for movement
    • F28F5/02Rotary drums or rollers

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Paper (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野1 本発明は樹脂及びゴムのカレンダーロールの筒面の表面
に近く且つ中心線に平行な参゛数の錐孔を穿設し、熱媒
を通して筒面を加熱するカレンダーロールの構造に関す
る。
[発明の背皺コ 樹脂及びゴムをカレンダーロールにて圧延する場合は、
その材料の塑性変形可能な温度において行われるため、
カレンダーロールも加熱されながら作動する。その製品
が均一な厚さに仕上げられるためには、カレンダーロー
ルが均一に加熱され且つ有効長全面に亘り均等に熱1!
511なければならない。
又カレンダーロールは省エネルギー的見地からは熱容量
が小さい方が得策であり、高頻度の起動停止に対しても
回転エネルギーの少なくて済む薄い肉厚のロールが有利
である。
従来のカレンダーロールにも上記の均一加熱とエネルギ
ー節約の点を考慮して、ロール外筒の厚さを薄くし、外
筒の表面近くに中心線に平行な熱媒通路孔を穿設したも
のが多くあるが、均一加熱に関しては必ずしも満足でき
るものは出現していない。
例えば第4図に示す型のカレンダーロールは外筒1が薄
く出来ていて、エネルギー的にはよいが、その内部の中
空部2を隔壁3により仕切って高温室2Aと低温室2B
に分割し、中心線に沿って2重管4を一方の軸部から高
温室2Aを貫通して隔壁3まで挿入している。外側管の
熱媒はその管壁の孔から高温室2Aに流出し、外筒1の
内面に設けた孔5Aを経由して外筒表面近くに穿設され
た熱媒通路6に入り、中心線に平行に流れて外01を加
熱した後、孔5Bを通って低温室2Bに出る。2重管4
の内側管は低温室2Bの下方に曲げられていて放熱ずみ
の熱媒をサイホン式に外部に排出する9かかる型式のロ
ールでは外筒1も軸部も隔壁3を境にして明らかに2重
管4挿入側が温度が高く、ロールの均一・な熱膨張は期
待出来ない、従って製品の厚さの均一化には特別の努力
が必要である。
次の例として第5図に示す型式のカレンダーロールは、
上側と同じくロールは1肉の省エネルギ一式であって、
外筒11内熱媒通路12も3本一組になって熱媒は折り
返し3回外筒内を通過する様になっており、外筒の均−
aU熱の点では上記例より格段に進歩したが、まだ外筒
11の温度は正確には均一とは言えない。
次に他の部分の熱媒の流れを見るため、゛構造を説明す
る0両軸部13A、13Bの中心の中空部はパイプ14
によって連絡され、密閏された空間を形成している。こ
のパイプ内空間を仕切環17にて高温室15Aと低温室
15IIIに分割し、高温室15Aは熱媒供給管16が
仕切環11を貫通して接続されている。従って熱媒は高
温室15Aから側壁18A内の孔を通過して上記外筒内
熱媒通路12に入る。熱媒通路12を通過した熱媒は側
壁18B内の孔を経由して低温室15Bに入り、軸部1
3Bの中空部から外部に排出される。
上記構造の側壁18Aと18Bを比較すると明らかに側
壁18Aの方が高温であって、その熱Eij脹の差はロ
ール外筒に相当の影響を与えている筈である。
尚パイプ14と両軸部13A、13Bとの接合は工作上
極めて難しく、その接合部が漏洩を起こしても修理は非
常に複雑となる。
[発明が解決しようとする問題点] 上記のごとくカレンダーロールの外筒や側壁の左右の温
度に差があれば、必ず製品品質に悪影響を及ぼすもので
ある0本発明は外筒と側壁その他ロール全般において温
度差を生じない様な、又漏洩のおそれがある部分のない
様なカレンダーロールを提供することを目的とする。
し問題点を解決するための手段] 本発明のカレンダーロールは両軸部の連結パイプはなく
、両軸部に外筒内空間側から蓋をして密■空間を設け、
熱媒供給側の軸部密閏空間内に仕切環を取付けて供給側
空間と排出側空間に分割し、熱媒供給管を仕切環を貫通
して供給側空間に連通させ、排出側空間は熱媒排出管と
連通させる。
外筒には表面付近に多数の熱媒通路が中心線に平行に設
けられている0本発明では上記熱媒通路の偶数の4本を
一組の流路として、熱媒供給側端においては、その1本
目を側壁内錐孔を経由して供給側空間と連結し、その4
本目を排出側空間に連結する。更に2本目と3本目を互
いに接続する。
又らv動側端においては1本目と2本目を(ili内錐
孔を経由して、軸部密閉空間に連結する。更に3本目と
4本目を互いに接続するものである。
[実施例] 上記の項を更に詳しく説明するために、実施例を図につ
いて説明する。
第1図はカレンダーロールの中心線に沿った断面図で、
第2図は中心線に直角な断面図、第3図は熱媒の流路図
である。尚第1図の左は駆動側で右は熱媒供給側であり
夫々にA、Bの記号を付す。
外筒21は比較的に薄肉であって両側がち側壁22Aと
228によって挾まれ支持されている。各側壁の中心部
は夫々軸部23Aと238を形成し、その内部の空間は
外筒の内部側から蓋を取付けられて夫々密閉空間24A
と248を作り、更に密閉空間24Bは、仕切yA27
により供給側空間25と排出側空間26に分割され、熱
媒排出管29は排出側空間26に、熱媒供給管28は仕
切環27を貫通して供給側空間25に連通している、 外筒21の表面に近く中心線に平行に多数の熱媒通路3
0が穿設されているが、本発明では熱媒が外筒21に流
入してから流出するまでの流路を、熱媒通路30の偶数
の4木で構成している。即ち熱媒供給側においては供給
側空間25は上記4本の1本目に側壁22B内部錐孔3
1を経由して接続され、4本中の4本目が側5!22B
内部錐孔32を経由して排出側空間26に接続されてい
る。更に2本目と3本目はその端部を外筒21内で互い
に接続されている2外筒21の駆動側においては熱媒通
路30の4木の1本目は側壁22Aの内部錐孔33を通
って軸部23Aの密閉空間24Aに連結され、密閉空間
24Aからは側壁22Aの内部錐孔34を通って2本目
に連結され、更に3本目と4本目の端部が外筒21内で
互いに接続されている。
[作用] 先ず熱媒の流れの経路を説明すると熱媒は熱媒供給管2
8により供給側空間25に入り、側壁22B内部の錐孔
31を経由して4本一組の1本目に入る。
1本目の熱媒通路30を通過し外r521を加熱した熱
媒は、駆動側端において側壁22A内部の錐孔33を経
由して軸部23Aの密閉空間24Aに流入しその周囲に
熱を与える。側壁22A、 22Bの内部を通過するの
も側壁を熱するためである。
密閉空間24Aを出た熱媒は側壁22Aを経由して2本
目の駆動側端に入り、以下2,3.4本目を折り返し通
過して4本目の熱媒通路30の最終点に達する。熱媒通
路4本即ち偶数本を一組としたため最終点は1本目入り
口と同じ側となる。これより再び側壁22B内部錐孔3
2を通って排出側空間26に入り排出管29により外部
に排出される。
次に上記の如く熱媒が通過することによる温度分布を見
ると、外@21の熱媒通路30は4本一組となっており
、熱媒は2往復すると考えても差し支えなく、入口と出
口が同じ側になるので平均温度は外筒の両側で略同−と
なり、外筒表面の温度は大体均一と見做すことが出来る
。また(!!l壁22Bについても錐孔31,32を通
過する熱媒の温度は最高と最低であるから、平均すれば
中間の温度となり。
側壁22A内部の錐孔33,34を通る熱媒の平均温度
と比較して大差ないものとなり、従来のロールにおける
両側壁の温度差・とは比較にならぬ程小さくなる。従っ
てこの温度差による8膨張差が外筒に及ぼす影響は本発
明の場合は殆どないと考えてもよい、即ち外筒自体は温
度は均一であり、又これを支持する側壁も略同−である
から、ロールの温度分布としては申し分ないものである
[発明の効果] 本発明においてはカレンダーロールは熱媒が全ての部分
を往復することにより加熱するなめに、平均温度は殆ど
全ての部分で均一化され、カレンダーロールを温度条件
としては最高の状態に置くものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るカレンダーロールの中心部に沿っ
た断面図、第2図は同じく中心線に直角な中央断面図、
第3図は熱媒の流路図、第4図及び第5図は従来ロール
の説明図である。 21・・・外@     22・・・側壁   23−
・・軸部24・・・密閉空間  25.、、供給側空間
26−・・排出側空間 27・・・仕切環 28・・・
熱媒供給管29・・・熱媒排出管 30−・・熱媒通路
31.32・・・側壁22B内錐孔 33.34・・・U壁22A内錐孔 特許出願人  日本ロール製造株式会社代理人    
 弁理士   伊東 峻ttsI図 第4図 第5図 手続補正書 1、事件の表示 平成1年特許願第122979号 3、補正をする者 事件との関係      特許出願人 名 称   日本ロール製造株式会社 4、代理人〒273 6、補正により増加する請求項の数   07、補正の
対象 明細書の全文、図面の第1図。 明  細  書 1、発明の名称 ロールの加熱構造 2、特許請求の範囲 1 外筒表面付近に中心線と゛平行に穿設された多数の
熱媒通路を有するロールにおいて、熱媒供給側において
は軸部内の密閉空間を供給側空間と排出側空間とに分割
して、夫々に熱媒供給管ど熱媒排出管を連結し、外筒の
熱媒通路の偶数4本を一組の流路として、その1本口と
供給側空間とを側壁内鍵孔を通じて連結し、又4本口と
排出側空間とを側壁内錐孔を通じて連結し、更に2本口
と3本目各端を互いに接続し、外筒の駆動側端において
は熱媒通路の1本口は側壁内錐孔を通じて軸部内at閉
空間に接続し、該密m空間からは側壁内錐孔を通じて2
本口に接続し、更に3本口と4本目各端を互いに接続し
たロールの加熱構造2 ロールの両軸部内に密閉空間を
設けたことを特徴とする請求項1記載のロールの加熱構
造3、 ロールの熱媒供給側軸部内の密閉空間を供給側
空間と排出側空間とに仕切環により分割したことを特徴
とする請求項1及び請求項2記載のロールの加熱構造 4 ロールの両側壁内に熱媒が往復する通路を設けたこ
とを特徴とする請求項1記載のロールの加熱構造 5、ロールの駆動側軸部内の密(7)空間に熱媒を送っ
て軸部を加熱する請求項1及び請求項2記載のロールの
加熱構造 6、ロールの外筒表面を加熱する熱媒通路を4本一組と
して1本口の熱媒入口と4本口の熱媒出口を外筒の同じ
側とした請求項1記載のロールの加熱構造 3、発明の詳細な説明 [産業上の利用分野] 本発明は樹脂及びゴムのロールの筒面の表面に近く且つ
中心線に平行な多数の錐孔を穿設し、熱媒を通して筒面
な加熱するロールの構造に関する。 [発明の背景] 樹脂及びゴムをロールにて圧延する場合は、その材料の
塑性変形可能な温度において行われるため、ロールも加
熱されなが1作動する。その製品が均ニな厚さに仕上げ
られるためには、ロールが均一に加熱され且つ有効長全
面に亘り均等に熱膨張しなければならない、  ′ 又ロールは省エネルギー的見地からは熱容量が小さい方
が得策であり、高頻度の起動停止に対゛しても回転エネ
ルギーの少なくて済む薄い肉厚のロールが有利である。 従来のロールにも上記の均一加熱とエネルギー節約の点
を考慮して、ロール外筒の厚さを薄くし、外筒の表ml
近くに中心線に平行な熱媒通路孔を穿設したものが多く
あるが、均−加應に関しては必ずしも満足できるものは
出現していな′い。 例えば第4図に示す型のロールは外筒1が薄く出来てい
て、エネルギー的にはよいが、その内部の中空部2を隔
g13により仕切って高温室2Aと低温室2Bに分割し
、中心線に沿って2重管4を”一方、 の軸部から高温
室2Aを貫通して隔g13まで挿入している。外側管の
熱媒はその管壁の孔から高温室2Aに流出し、外筒1の
内面に設けた孔SAを経由して外筒表面近くに穿設され
た熱媒通路6に入り、中心線に平行に流れて外@1を加
熱した後、孔5Bを通って低温室2Bに出る。2重管4
の内側管は低温室2Bの下方に曲げられていて放熱ずみ
の熱媒をサイホン式に外部に排出する。 かかる型式の口′−ルでは外筒1も軸部も隔壁3を境に
して明へかに2重管4挿入側が温度が高(、ロールの均
一な熱膨張は期待出来ない、従って製品の厚さの均一化
には特別力努力が必要である。 次の例として第5図に示す型式めロールは、上。 例と同じくロールは薄肉の省エネルギー弐であって、外
[11内熱媒通路12も3本一組になって熱媒は折り返
し3回外筒内を通過する様になっており、外筒の均一加
熱の点では上記−より格段に進歩したが、まだ外[11
の温度は正確には均一とは言えない。 次に他の部分の熱媒の流れを見るため、構造を説明する
0両軸部13A、13gの中心の中空部はパイプ14に
よりで連絡され、密閉された空間を形成している、この
バイブ内空間を仕切環17にて高温室15八と低温室1
58に分割し、高温室ISAは熱媒供給管16が仕切環
17を貫通して接続されている。従って熱媒は高温室1
5Aから側壁18A内の孔を通過して上記外筒内熱媒通
路12に入る。熱媒通路12を通過した熱媒は(!!1
壁1gB内の孔を経由して低温室15Bに入り、軸部1
3Bの中空部から外部に排出される。 上記構造の側壁18Aと188を比較すると明らかに側
壁18Δの方が高温であって、その熱L1脹の策はロー
ル外筒に相当の影響を与えている筈である。 尚パイプ14と両軸部13A、13Bとの接合は工作上
極めて難しく、その接合部が漏洩を起こしても修理は非
常に複雑となる。 [発明が解決しようとする問題点] 上記のごとくロールの外筒や側壁の左右の温度に差があ
れば、必ず製品品質に悪影響を及ぼすものである1本発
明は外筒と側壁その他ロール全最において温度差を生じ
ない様な、又漏洩のおそれがある部分のない様なロール
を提供することを目的とする。 [問題点を解決するための手段] 本発明のロールは両軸部の連結パイプはなく、両軸部に
外筒内空間側から蓋をして密閉空間を設け、熱媒供給側
の軸部密閉空間内に仕切環を取付けて供給側空間と排出
側空間に分割し、熱媒供給管を仕切環を貫通して供給側
空間に連通させ、排出側空間は熱媒排出管と連通させる
。 外筒には表面付近に多数の熱媒通路が中心線に平行に設
けられている9本発明では上記熱媒通路の偶数の4本を
一組の流路として、熱媒供給側端においては、その1本
目を側壁内錐孔を経由して供給側空間と連結し、その4
本目を排出側空間に連結する。更に2本目と3本目を互
いに接続する。 又駆動側端においては1本目と2本目を側壁内錐孔を経
由して、軸部密用空間に連結する。更に3本目と4本目
を互いに接続するものである。 [実施例] 上記の項を更に詳しく説明するなめに、実施例を図につ
いて説明する。 第1a図はロールの中心線に沿った断面全体図、第1b
図はその部分拡大図で、第2図は中心線に直角な断面図
、第3図は熱媒の流路図である。尚第1b図の左は駆動
側で右は熱媒供給側であり夫々にA、8の記号を付す、
外筒21は比較的に薄肉であって両側から側壁22Aと
22Bによって挾まれ支持されている。各(!l壁の中
心部は夫々軸部23Aと238を形成し、その内部の空
間は外筒の内部側から4を取付けられて夫々密閉空間2
4Aと248を作り、更に密m空間24Bは、仕切環2
7により供給側空間25と排出側空間26に分割され、
熱媒排出管29は排出側空間26に、熱媒供給管28は
仕切環27を貫通して供給側空間25に連通している、
外筒21の表面に近く中心線に平行に多数の熱媒通路3
0が穿設されているが、本発明では熱媒が外筒21に流
入してから流出するまでの流路を、熱媒通路30の偶数
の4本で構成している。I!(Iち熱媒供給側において
は供給側空間25は上記4本の1本目に(!l壁22B
内部錐托31を経由して接続され、4本中の4本日が側
壁22B内部錐孔32を経由して排出側空間26に接続
されている。更に2本目と3本目はその端部を外筒21
内で互いに接続されている。外筒21の駆動側において
は熱媒通路30の4本の1本目はff1l壁22Aの内
部錐孔33を通って軸部23Aの密閉空間24Aに連結
され、密閉空間24Aからは側壁22Aの内部錐孔34
を通って2本目に連結され、更に3本目と4本目の端部
が外筒21内で互いに接続されている。 [作用] 先ず熱媒の流れの経路を説明すると熱媒は熱媒供給管2
8により供給側空間25に入り、側壁22[1内部の錐
孔31を経由して4本一組の1本目に入る。 1本目の熱媒通路30を通過し外筒21を加熱した熱媒
は、駆動側端において側壁22A内部の錐孔33を経由
して軸部23Aの密閉空間24Aに流入し、その周囲に
熱を与える。側壁22A、22Bの内部を通過するのも
側壁を熱するためである。 密閉空間24Aを出た熱媒は側壁22Aを経由して2本
目の駆動側端に入り、以下2,3.4本目を折り返し通
過して4本目の熱媒通路30の最終点に達する。熱媒通
路4本即ち偶数本を一組としたため最終点は1本口入り
口と同じ側となる。これより再びLPl壁22B内部錐
孔32を通って排出側空間26に入り、排出管29によ
り外部に排出される。 次に上記の如く熱媒が通過することによる温度分布を見
ると、外r321の熱媒通路30は4本一組となってお
り、熱媒は2往復すると考えても差し支えなく、入口と
出口が同じ側になるので平均温度は外筒の両側で略同−
となり、外筒表面の温度は大体均一と見做すことが出来
る。また側壁22Bについても錐孔31.32を通過す
る熱媒の温度はI&高と最低であるから、平均すれば中
間の温度となり、側壁22A内部の錐孔33.34を通
る熱媒の平均温度と比較して大差ないものとなり、従来
のロールにおける両側壁の温度差とは比較にならぬ程小
さくなる。従ってこの温度差による熱膨張差が外筒に及
ぼす影響は本発明の場合は殆どないと考えてもよい、即
ち外筒自体は温度は均一であり、又これを支持する側壁
も略同−であるから、ロールの温度分布としては申し分
ないものである。 [発明の効果] 本発明においてはロールは熱媒が全ての部分を往復する
ことにより加熱するために、平均温度は殆ど全ての部分
で均一化され、ロールを温度条件としては最高の状懲に
置くものである。 4、図面の簡単な説明 第1a図は本発明に係るロールの中心線に沿った全体断
面図、第1b図はその部分拡大図、第2図は同じく中心
線に直角なA−A断面図、第3図は熱媒の流路図、第4
図及び第5図は従来ロールの説明図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、外筒表面付近に中心線と平行に穿設された多数の熱
    媒通路を有するカレンダーロールにおいて、熱媒供給側
    においては軸部内の密閉空間を供給側空間と排出側空間
    とに分割して、夫々に熱媒供給管と熱媒排出管を連結し
    、外筒の熱媒通路の偶数4本を一組の流路として、その
    1本目と供給側空間とを側壁内錐孔を通じて連結し、又
    4本目と排出側空間とを側壁内錐孔を通じて連結し、更
    に2本目と3本目各端を互いに接続し、外筒の駆動側端
    においては熱媒通路の1本目は側壁内錐孔を通じて軸部
    内密閉空間に接続し、該密閉空間からは側壁内錐孔を通
    じて2本目に接続し、更に3本目と4本目各端を互いに
    接続したカレンダーロールの加熱構造 2、カレンダーロールの両軸部内に密閉空間を設けたこ
    とを特徴とする請求項1記載のカレンダーロールの加熱
    構造 3、カレンダーロールの熱媒供給側軸部内の密閉空間を
    供給側空間と排出側空間とに仕切環により分割したこと
    を特徴とする請求項1及び請求項2記載のカレンダーロ
    ールの加熱構造 4、カレンダーロールの両側壁内に熱媒が往復する通路
    を設けたことを特徴とする請求項1記載のカレンダーロ
    ールの加熱構造 5、カレンダーロールの駆動側軸部内の密閉空間に熱媒
    を送って軸部を加熱する請求項1及び請求項2記載のカ
    レンダーロールの加熱構造 6、カレンダーロールの外筒表面を加熱する熱媒通路を
    4本一組として1本目の熱媒入口と4本目の熱媒出口を
    外筒の同じ側とした請求項1記載のカレンダーロールの
    加熱構造
JP12297989A 1989-05-18 1989-05-18 ロールの加熱構造 Expired - Fee Related JPH0620780B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12297989A JPH0620780B2 (ja) 1989-05-18 1989-05-18 ロールの加熱構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12297989A JPH0620780B2 (ja) 1989-05-18 1989-05-18 ロールの加熱構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02303810A true JPH02303810A (ja) 1990-12-17
JPH0620780B2 JPH0620780B2 (ja) 1994-03-23

Family

ID=14849308

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12297989A Expired - Fee Related JPH0620780B2 (ja) 1989-05-18 1989-05-18 ロールの加熱構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0620780B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20020033683A (ko) * 2002-03-14 2002-05-07 김태석 캘린더 머신용 조립형 드릴드 롤
JP2014020500A (ja) * 2012-07-20 2014-02-03 Hitachi Power Solutions Co Ltd ドリルドロール及びロールプレス装置

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101137764B1 (ko) * 2010-08-23 2012-04-25 (주)현진에프엠피 압출성형기의 냉각로울러
CN109016308B (zh) * 2018-10-23 2021-04-23 黄山市瑞亿新材料有限公司 一种橡胶、塑料成型压延机

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20020033683A (ko) * 2002-03-14 2002-05-07 김태석 캘린더 머신용 조립형 드릴드 롤
JP2014020500A (ja) * 2012-07-20 2014-02-03 Hitachi Power Solutions Co Ltd ドリルドロール及びロールプレス装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0620780B2 (ja) 1994-03-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5549154A (en) Method for heating a roll and a heatable roll
US5072497A (en) Glazing or calendering roll
JPH0217211A (ja) 加熱可能なロール
US2875985A (en) Heat exchange roll
JPH01200948A (ja) 段ボール製造装置用溝付きロール
JPH02182990A (ja) 加熱または冷却ローラー
JPH02303810A (ja) ロールの加熱構造
US6436022B1 (en) Roll adjustable in shape
US20040071812A1 (en) Heat treating roll
CN210397450U (zh) 一种气浮轴承
US5370177A (en) Controllable-temperature roll
US5590704A (en) Method of heating a jacketed working surface of rotating roller and a rotary roller
FI57469B (fi) Kyld avloppsventil och foerfarande foer framstaellning av densamma
US6942606B2 (en) Roll having multiple fluid flow channels for use in producing and processing sheet material
FI82103B (fi) Uppvaermbar vals foer glaettningspress eller kalander.
US3187809A (en) Heat-exchange roll and method of making
JPH0839594A (ja) ローラヘッド押出機のカレンダロールとその被押出材の冷却又は加熱方法
JP2022530199A (ja) 冷却媒体または加熱媒体の移送手段を備えた押出しシリンダ
JPH0213073B2 (ja)
KR101837890B1 (ko) 히팅롤
KR102606854B1 (ko) 모듈방식의 조립형 외통이 적용된 유도가열롤
CA2290291C (en) Heatable calender roll
US3614983A (en) Internal small bore roll syphon
JP2846945B2 (ja) 蒸気発生器
JPS6348807Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090323

Year of fee payment: 15

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees