JPH02303648A - 一端にギヤを備えた冷鍛シャフトとその製造方法およびその製造装置 - Google Patents

一端にギヤを備えた冷鍛シャフトとその製造方法およびその製造装置

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JPH02303648A
JPH02303648A JP1125888A JP12588889A JPH02303648A JP H02303648 A JPH02303648 A JP H02303648A JP 1125888 A JP1125888 A JP 1125888A JP 12588889 A JP12588889 A JP 12588889A JP H02303648 A JPH02303648 A JP H02303648A
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shaft
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高原 勝男
Shigeru Okajima
岡島 茂
Tsugio Onodera
次男 小野寺
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    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21KMAKING FORGED OR PRESSED METAL PRODUCTS, e.g. HORSE-SHOES, RIVETS, BOLTS OR WHEELS
    • B21K1/00Making machine elements
    • B21K1/06Making machine elements axles or shafts
    • B21K1/066Making machine elements axles or shafts splined

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Forging (AREA)
  • Gears, Cams (AREA)
  • Shafts, Cranks, Connecting Bars, And Related Bearings (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、内燃機関のスタータモータのアーマチュアシ
ャフト等に用いられるような、一端にギヤを備えた冷鍛
シャフトとその製造方法およびその製造装置に関するも
のである。
[従来の技術] 一般に、例えば第9図に示すように、内燃機関のスター
タモータ1に用いられるアーマチュアシャフト2の一端
部には、内燃機関のクランクシャフトへワンウェイクラ
ッチを介して接続されるギヤ3が形成されている。
ところで、前記アーマチュアシャフト2は、その外形形
状の形成やギヤ3の形成は、一般には切削加工によって
行われているが、製作性の簡素化のために冷間鍛造によ
って行うことが試みられている。
そして、従来における前記アーマチュアシャフト2の冷
間鍛造は、第10図ないし第12図に示す方法によって
行われている。
すなわち、第10図に示すような素材としての棒材11
を用意し、この棒材11を鍛造金型による前方押し出し
により絞り込んで、第11図に示すような小径部4aと
大径部4bとからなるシャフト原型W2を形成し、次い
で、他の金型により、第12図に示すように、小径部4
aを再度絞り込んで均一な外形寸法を有する小径部4a
とするとともに、大径部4bの端部を若干絞り込んでフ
ランジ4cを形成するとともに、前記大径部4bの他端
部からフランジ4cへ向けて所定長さにギヤ3を形成し
てアーマチュアシャフト2を得るようにしている。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、前述の従来のアーマチュアシャフト2に
よると、次のような不具合が生じる。
すなわち、前述のようにアーマチュアシャフト2を冷間
鍛造によって成型する場合、成型後の熱処理でアーマチ
ュアシャフト2に曲がりが生じることがあり、成型後に
おいてその曲がりを矯正しなければならないが、この時
、前記小径部4aとフランジ4cとの連続部が形状的に
大きく変化していることから、この連続部に前記矯正力
による応力が集中し、破損を生じてしま3等の不具合で
ある。
また、スタータモータ1を起動すると、アーマチュアシ
ャフト2にはクランクシャフトからの反力を受けて捩れ
が生じるが、この時の捩り力、および、捩り振動も前述
と同様に小径部4aとフランジ4cとの連続部に応力集
中を生じさせて、アーマチュアシャフト2の強度の低下
を招くおそれがある。
[課題を解決するための手段] 本発明は、前述の不具合を有効に解決し得る一端にギヤ
を備えた冷鍛シャフトと、その製造方法および製造装置
を提供せんとするものであり、第1の態様である一端に
ギヤを備えた冷鍛シャフトは、長さ方向の中間部にフラ
ンジが形成され、このフランジの前記ギヤと反対側の基
部に、漸次小径となるテーパ部が形成されているととも
に、このテーパ部に連続したストレート部が形成され、
さらに、このストレート部に連続してローレット部が形
成されていることを特徴とする。
また、第2の態様である一端にギヤを備えた冷鍛シャフ
トの製造方法は、次の■〜■の工程を有することを特徴
とする。
I、未加工の棒材の一端部に押し出し加工によりギヤを
形成する工程。
II、前記■の工程の後に、前記ギヤを拘束した状態で
中間部に据え込み加工によりフランジを形成するととも
に、押し出し加工によって、フランジの前記ギヤと反対
側を絞り込むことにより、このフランジの基部に続く漸
次小径となるテーパ部を形成する工程。
III、前記IIの工程の後に、前記7ランジを押圧す
ることによる押し出し加工により、前記テーパ部の下部
にローレットを形成するとともに、このローレット前記
テーパ部との間にストレート部を形成する工程。
さらに、第3の態様である一端部にギヤをOra 、t
た冷鍛シャフトの製造装置は、一対1組とした第1から
第3の3組の金型と、これらの金型間のシャフトの受け
渡しを行う搬送装置とを備え、前記第1の金型は、その
一方の金型に、他方の金型へ向かって開口されるととも
に、前記冷鍛ンrフトの外形を拘束するサイジング孔と
、このサイジング孔の内端部に形成されたギヤ形成用の
歯とが設けられ、前記第2の金型は、その一方の金型に
は、前記冷鍛シャフトの一端部が挿入されてこの冷鍛シ
ャフトに形成されたギヤの形状を整える歯が形成されて
いるとともに、他方の金型には前記一方の金型へ向かっ
て開口され、その開口端部から内部へ向かって漸次小径
となるテーパ形成部を備えたサイジング孔が形成され、
さらに、前記第3の金型は、その一方の金型に、他方の
金型に向かって開口するとともに、この間口端部から内
部へ向かって漸次小径となるテーパ部と、このテーパ部
に続くストレート部と、このストレート部に続くローレ
ット形成用の歯が設けられたサイジング孔が設けられて
いることを特徴とする。
[作用] 本発明の第1の態様に係わる一端部にギヤを備えた冷鍛
シャフトによれば、フランジとそれに続く他の部分との
連続部をテーパ部によって接続することにより、この連
続部の形状変化を緩やかにし、これによって矯正時や動
力伝達時における捩れに際し、応力分散を円滑にし、こ
れによって、強度の向上が図られる。
また、第2の態様に係わる製造方法によれば、前記冷鍛
シャフトを効率良く製造することができ、さらに、第3
の態様に係わる製造装置によれば、前記製造方法を円滑
に実施することができる。
[実施例] 以下、本発明の第1の態様の一実施例について、第1図
および第2図に基づき説明する。
第1図中符号10は、本実施例に係わる冷鍛シャフトを
示し、その一端部にはギヤ11が形成され、また、長さ
方向の中間部にはフランジ12が形成され、このフラン
ジ1zの前記ギヤ【1と反対側の基部に、漸次小径とな
るテーパ部13が形成されているとともに、このテーパ
部13に連続したストレート部14(第2図参照)が形
成され、さらに、このストレート部14に連続してロー
レット部15が形成されている。
そして、本実施例においては、前記ローレット部15に
連続してさらに小径部16が形成されており、この小径
部16は、冷鍛シャフト10をスタータモータに装着す
る際に、スタータモータの7−ウジングに取り付けられ
ている軸受内に挿入されるようになっている。
また、前記フランジ12とギヤ11と・の間にはストレ
ート部17が形成され、スタータモータへの装着時にお
ける軸受の支持部となされている。
また、前記フランジ12から前記ギヤ11が形成されて
いる側の端部までの長さに比して、前記フランジ12か
らローレット部15が形成されている側の端部までの長
さが長く形成されて、このローレット部15側に前記テ
ーパ部13が形成されている。
しかして、このように構成された本実施例の冷鍛シャフ
ト10は、熱処理時において曲がりが生じ、この曲がり
を矯正する必要が生じた場合において、軸方向と直交す
る外力を与えても、テーパ部13によりストレート部1
4からフランジ12へかけて緩やかな断面変化が与えら
れていることから、フランジ12とストレート部14と
の連続部分に生じる応力が円滑に分散され応力集中が回
避される。
したがって、矯正時の強度低下が抑制され、品質の確保
が容易となる。
また、冷鍛シャフト10をスタータモータ等へ装着して
動力伝達に供した場合における捩れや捩れ振動に対して
も、前記理由により応力集中を回避して、強度の向上が
図られる。
一方、鍛造時において、成形条件等によりフランジI2
の両端部の軸部間にずれ(芯ずれ)が生じることがある
が、この芯ずれは、冷鍛シャフト10の回転むらの原因
となることから、その偏心の程度を測定する必要がある
このように、冷鍛シャフト10の偏心量を測定する場合
、前記冷鍛シャフト10には、フランジ12のテーパ部
13に連続してストレート部14が形成されていること
から、このストレート部14を基準面として利用するこ
とができる。
したがって、品質管理が容易に行われる。
次いで、本発明の第3の態様である冷鍛シャフトの製造
装置の一実施例について第3図ないし第6図に基づき説
明する。
第3図中符号20は、本実施例に係わる冷鍛シャフトの
製造装置を示し、一対1組とした第1から第3の3組の
金型21・22・23と、これらの金型21・22・2
3間で冷鍛シャフト10の受け渡しを行う搬送装置24
とを備え、前記第1の金型21は、その一方め金型21
aに、他方の金型21bへ向かって開口されるとともに
、前記冷鍛シャフトlOの外形を拘束するサイジング孔
25と、このサイジング孔25の内端部に形成されたギ
ヤ(11)形成用の歯26とが設けられ、前記第2の金
型22は、その一方の金型22aには、前記冷鍛シャフ
ト10の一端部が挿入されてこの冷鍛シャフト10に形
成されたギヤ11の形状を整える歯27が形成されてい
るとともに、他方の金W22bには前記一方の金型22
aへ向かって開口され、その開口端部から内部へ向かっ
て漸次小径となるテーパ形成部28aを備えたサイジン
グ孔28が形成され、さらに、前記第3の金型23は、
その一方の金型23bに、他方の金型23aに向かって
開口するとともに、この開口端部から内部側へ向かって
漸次小径となるテーパ部29aと、このテーパ部29a
に続くストレート部29bと、このストレート部29b
に続くローレット形成用の歯29cが設けられたサイジ
ング孔29(第4図参照)が設けられた基本構成となっ
ている。
次いで、これらの詳細について説明すれば、前記第1の
金型21を構成する一方の金型21aに形成されたサイ
ジング孔25は、第3図に示すように、内方(第3図中
の下方)に行くに従って段階的に小径となるように形成
されており、内部には、サイジング孔25によって成形
された冷鍛シャフト10をサイジング孔25から押し出
すためのノックアウトビン30が摺動自在に挿入されて
いる。
また、前記第2の金型22の両金型22a・22bさら
には、第3の金型23の一方の金型23bにも同様のノ
ックアウトビン31・32・33が摺動自在に押入され
ている。
さらに、前記第2の金型22に形成されているサイジン
グ孔28は、第1の金型21に形成されたサイジング孔
25よりも全体的に大径に形成されているとともに、下
端部側が小径となるように、2段形状となされている。
前記搬送装置24は、第5図に示すように、前記各金型
21・22・23に対応したクランプ34・35・36
を備えており、全体として前記金型21・22・23の
配列方向に沿って往復移動させられるようになっている
とともに、各クランプ34・35・36は、各組毎の金
型21aと21b ・22aと22b −23aと23
bが相互に離間させられ、かつ、冷鍛シャフト10が金
型21・22・23の外部へ押し出された際に、この冷
鍛シャフト10を把持するようになっている。
さらに、前記第1の金型21に対応して設けられたクラ
ンプ34には、搬送装置24の往復動に応動してクラン
プ34を1800回転させる反転機構37が連設されて
いる。
この反転機構37は、第6図に示すように、前記クラン
プ34に一体に取り付けられたビニオン38と、このビ
ニオン3,8と常時噛合状態に保持され、前記クランプ
34と一体的に移動させられる駆動ギヤ39と、クラン
プ34に固定されたアクチュエータ4oとによって構成
されており、クランプ34が移動する際にアクチユエー
タ40によって駆動ギヤ39とビニオン38とが回転さ
せられ、前記クランプ34が反転させられるようになっ
ている。
一方、前記各金型21・22・23は、同一ピッチで配
設されており、前記搬送装置20の移動範囲も前記ピッ
チに一致させられており、さらに、この搬送装置20の
1ピッチ分の移動により、前記クランプ34が反転機構
37によって180°回転させられて、第1の金型21
から第2の金型22へ対向させられるようになっている
次いで、このように構成された本実施例の製造装置20
の作用とともに、第2の態様に係わる製造方法について
説明する。
まず、第7図(a)に示す未加工状態の円柱状の棒材が
前記第1の金型21のサイジング孔25の歯26の手前
まで挿入されたのちに、各金型21・22・23の第3
図の上方に位置させられた金型21b・22.a・23
aを第3図の下方に位置させられた金型21a・22b
・23bへ向けて移動させて、第1の金型21により前
方押し出し加工を行う、。
この第1の金型21による加工により、第7図(b)に
示すように、一端部にギヤ11が形成されかつ他端部へ
向けて多段状に拡径された冷鍛シャフト10が形成され
る。
前記加工が完了して、上方の金型21b・22a・23
aと下方の金型21a・22b・23bとが離間させら
れると、第1の金型21において形成された冷鍛シャフ
ト10がノックアウトビン30によって第1の金型21
から抜き出されるとともに搬送機構24のクランプ34
によって把持される。
このとき、冷鍛シャフト10は第1の金型21のサイジ
ング孔25の内側に形成された段差によって多段状に形
成されていることから、少な゛い相対移動によって金型
21との密着力が解除され、抜き出しが容易に行われる
これに続く搬送機構24の移動により、前記冷鍛シャフ
ト10が前記第1の金型21から離間させられるととも
に、180°反転させられて、第2の金型22の下方の
金型22bの所定位置に対句させられ、こののちにクラ
ンプ34による把持が解除されることにより、冷鍛シャ
フト1Gが反転状態のまま下方の金型22bのサイジン
グ孔28の小径部まで挿入される。
この冷鍛シャツ1−10のサイジング孔28への挿入と
同時に、前記第1の金型21へは、新たな棒材が供給さ
れる。
そして、冷鍛シャフト10の第2の金型22のサイジン
ク孔28への挿入に際し、このサイジング孔28の開口
端部にテーパ形成部28aが設けられていることから、
冷鍛シャフト10がテーパ形成部Haの傾斜によって案
内されて、円滑かつ確実に挿入される。
次いで、再度上方の金型21b・22a・23aを下方
の金型21a・22b・23bへ向けて下降させること
により、第1の金型21と、第2の金型22とにおいて
冷鍛加工が行われる。
ここで、第2の金型22においては、上方の金型22a
が下降すると、まず、歯27によって、前記第1の金型
21において冷鍛シャフト10に形成されたギヤ11が
しごかれてその形状が整えられるとともに、ギヤ11と
反対側の端部が絞られ、小径部6が形成される。次いで
据え込み加工により、冷鍛シャフトlOの中間部(ギヤ
11よりに)フランジ12が形成され、また、ギヤ11
と反対側のフランジ12の近傍に、前記テーパ形成部2
8aによってテーパ部13が同時に形成される。また、
この据え込み加工により、上方の金型22aの歯27お
よび下方の金型22bのサイジング孔28内に材料が張
り出し制度よく仕上げられる。この段階での冷鍛シャフ
ト1oの形状を第8図に示す。
このような操作が完了したのちに、搬送装置24により
、第1の金型21から第2の金型22へ冷鍛シャツl−
10が反転されつつ移送され、第2の金型22から第3
の金型23へ冷鍛シャフト10が移送されて次段の加工
が行われる。
この第3の金型23においては、冷鍛シャフト1゜がク
ランプ35によってサイジング孔29へ挿入されるので
あるが、このサイジング孔29の開口端部にはテーパ部
29aが形成されていることから、前記挿入が円滑に行
われる。
そして、上方の金型23aがフランジ12の上方に当接
して冷鍛シャフト10を下方の金型23bへ押し込むこ
とにより、サイジング孔29に形成されている歯29c
jこよって冷鍛シャツ1−1oの小径部16よりもフラ
ンジ12側にローレット部15が形成されるとともに、
このローレット部15と前記テーパ部13との間に、サ
イジング孔29のストレート部29bによってストレー
ト部14が形成されて、第1図および第2図に示す最終
形状の冷鍛シャフト10が得られる。
一方、前記第3の金型23による成形時において、冷鍛
シャフト10がサイジング孔29の歯29cに押し込ま
れる際に、冷鍛シャフト15の外周部がサイジング孔2
9のストレート部23bによって案内されてサイジング
孔29に対して精度よく位置決めされることから、円滑
なローレット加工が行われるとともに精度の良好なロー
レット部15が得られる。
このようにして形成された冷鍛シャフト1oは、クラン
プ36によって把持されて排出される。
このような本実施例の冷鍛シャフト10の製造方法なら
びに製造装置20であると、素材である棒材から最終形
状に至るまでの加工が一連の工程によって行われ、かつ
、ローレット部15を形成するのに先立ってフランジ1
2が形成されるから、ローレット部15を形成する際に
、このフランジ12によって金型23との大きな係合部
が形成されて確実な鍛造が行われる。
なお、前記例は一実施例であって、設計要求等に基づき
種々変更可能である。
例えば、シャフトの先端にギヤを形成する場合に限うず
セレーションであっても構わない。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明の第1の態様に係わる一端
部にギヤを備えた冷鍛シャフトによれば、フランジとそ
れに続(他の部分との連続部をテーパ部によって接続す
ることにより、この連続部の断面形状の変化を緩やかに
し、これによって矯正時あるいは動力伝達時における捩
れに際し、応力分散を円滑にし、これによって、強度の
同上が図られる。
また、第2の態様に係わる製造方法によれば、前記冷鍛
シャフトを一連の工程により効率良く製造することがで
き、さらに、第3の態様に係わる製造装置によれば、前
記製造方法を円滑に実施することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本発明の第1の態様の一実施例を
示すもので、第1図は正面図、第2図はフランジ部分の
拡大縦断面図、第3図ないし第6図は本発明の第3の態
様の一実施例を示すもので、第3図は縦断面図、第4図
は第3の金型の一部を拡大した縦断面図、第5図は搬送
装置の概略平面図、第6図は第5図の■−■線に沿う矢
視断面図、第7図(a)は未加工状態の棒材を示す正面
図、第7図(b)は第1の金型によって鍛造された段階
の冷鍛シャフトを示す正面図、第8図は第2の金型によ
って鍛造された段階の冷鍛シャフトを示す正面図、第9
図ないし第12図は従来の冷鍛シャフトを説明するため
のもので、第9図は冷鍛シャ・フトが適用されたスター
タモータを示す一部を断面した正面図、第1O図ないし
第12図はそれぞれ冷鍛シャフトの鍛造を段階的に示し
た冷鍛シャフトの正面図である。 lO・・・冷鍛シャフト、11・・・ギヤ、12・・・
フランジ、13・・・チー/f部、14・・・ストレー
ト部、15・・・ローレット部、20・・・製造装置、
21・・・第1の金型、22・・・第2の金型、23・
・・第3の金型、24・・・搬送装置、25・28・2
9・・・サイジング孔、26・27・・・歯、28a・
・・テーパ形成部、29a・・・テーパ部、29b・・
・ストレート部、29c・・・歯、34・35・36・
・・クランプ、37・・・反転機構。 出願人 株式会社 三ツ葉電機製作所 派 第3図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一端にギヤを備えた冷鍛シャフトであって、長さ
    方向の中間部にフランジが形成され、このフランジの前
    記ギヤと反対側の基部に、漸次小径となるテーパ部が形
    成されているとともに、このテーパ部に連続したストレ
    ート部が形成され、さらに、このストレート部に連続し
    てローレット部が形成されていることを特徴とする一端
    にギヤを備えた冷鍛シャフト。
  2. (2)一端にギヤを備えた冷鍛シャフトの製造方法であ
    って、次の I 〜IIIの工程を有することを特徴とする一
    端にギヤを備えた冷鍛シャフトの製造方法。 I 、未加工の棒材の一端部に押し出し加工によりギヤ
    を形成する工程。 II、前記 I の工程の後に、前記ギヤを拘束した状態で
    中間部に据え込み加工によりフランジを形成するととも
    に、押し出し加工によって、フランジの前記ギヤと反対
    側を絞り込むことにより、このフランジの基部に続く漸
    次小径となるテーパ部を形成する工程。 III、前記IIの工程の後に、前記フランジを押圧するこ
    とによる押し出し加工により、前記テーパ部の下部にロ
    ーレットを形成するとともに、このローレットと前記テ
    ーパ部との間にストレート部を形成する工程。
  3. (3)一端にギヤを備えた冷鍛シャフトの製造装置であ
    って、一対1組とした第1から第3の3組の金型と、こ
    れらの金型間のシャフトの受け渡しを行う搬送装置とを
    備え、前記第1の金型は、その一方の金型に、他方の金
    型へ向かって開口されるとともに、前記冷鍛シャフトの
    外形を拘束するサイジング孔と、このサイジング孔の内
    端部に形成されたギヤ形成用の歯とが設けられ、前記第
    2の金型は、その一方の金型には、前記冷鍛シャフトの
    一端部が挿入されてこの冷鍛シャフトに形成されたギヤ
    の形状を整える歯が形成されているとともに、他方の金
    型には前記一方の金型へ向かって開口され、その開口端
    部から内部へ向かって漸次小径となるテーパ形成部を備
    えたサイジング孔が形成され、さらに、前記第3の金型
    は、その一方の金型に、他方の金型に向かって開口する
    とともに、この開口端部から内部へ向かって漸次小径と
    なるテーパ部と、このテーパ部に続くストレート部と、
    このストレート部に続くローレット形成用の歯が設けら
    れたサイジング孔が設けられていることを特徴とする一
    端にギヤを備えた冷鍛シャフトの製造装置。
JP1125888A 1989-05-19 1989-05-19 一端にギヤを備えた冷鍛シャフトとその製造方法およびその製造装置 Granted JPH02303648A (ja)

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