JPH023034B2 - - Google Patents
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- JPH023034B2 JPH023034B2 JP3544581A JP3544581A JPH023034B2 JP H023034 B2 JPH023034 B2 JP H023034B2 JP 3544581 A JP3544581 A JP 3544581A JP 3544581 A JP3544581 A JP 3544581A JP H023034 B2 JPH023034 B2 JP H023034B2
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- pressure
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02M—SUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
- F02M63/00—Other fuel-injection apparatus having pertinent characteristics not provided for in groups F02M39/00 - F02M57/00 or F02M67/00; Details, component parts, or accessories of fuel-injection apparatus, not provided for in, or of interest apart from, the apparatus of groups F02M39/00 - F02M61/00 or F02M67/00; Combination of fuel pump with other devices, e.g. lubricating oil pump
- F02M63/0003—Fuel-injection apparatus having a cyclically-operated valve for connecting a pressure source, e.g. constant pressure pump or accumulator, to an injection valve held closed mechanically, e.g. by springs, and automatically opened by fuel pressure
- F02M63/0005—Fuel-injection apparatus having a cyclically-operated valve for connecting a pressure source, e.g. constant pressure pump or accumulator, to an injection valve held closed mechanically, e.g. by springs, and automatically opened by fuel pressure using valves actuated by fluid pressure
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02M—SUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
- F02M47/00—Fuel-injection apparatus operated cyclically with fuel-injection valves actuated by fluid pressure
- F02M47/02—Fuel-injection apparatus operated cyclically with fuel-injection valves actuated by fluid pressure of accumulator-injector type, i.e. having fuel pressure of accumulator tending to open, and fuel pressure in other chamber tending to close, injection valves and having means for periodically releasing that closing pressure
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02M—SUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
- F02M47/00—Fuel-injection apparatus operated cyclically with fuel-injection valves actuated by fluid pressure
- F02M47/04—Fuel-injection apparatus operated cyclically with fuel-injection valves actuated by fluid pressure using fluid, other than fuel, for injection-valve actuation
- F02M47/046—Fluid pressure acting on injection-valve in the period of injection to open it
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- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Fuel-Injection Apparatus (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、内燃機関の燃料噴射装置であつて、
一定圧力の燃料が、高圧蓄圧器から第1圧力通路
を経て、噴射弁の弁ニードルに作用する制御ピス
トンの、閉鎖方向で働く第1圧力室に、かつ第1
圧力通路から分岐した燃料供給通路を経て、弁ニ
ードルのところにある溜め室に、供給可能であ
り、かつ機関の運転に対して同期的に制御される
信号発生器によつて操作されるサーボ弁を有する
液力式制御回路が設けられており、上記サーボ弁
の制御圧力液体供給側ポートに、一定の圧力の制
御圧力液体を供給する供給導管が、また戻し側ポ
ートに戻し導管が接続されており、かつ上記サー
ボ弁の第1出口ポートには、制御ピストンの、噴
射弁の開放方向で働く第2圧力室に通じる第2圧
力通路が接続されており、かつ上記サーボ弁によ
つて制御され第1圧力通路から燃料供給通路への
燃料の供給を遮断する遮断位置及び上記の燃料の
供給を可能にする開放位置へ切換えられる安全切
換弁が設けられており、該安全切換弁は上記遮断
位置において閉鎖部材を以て燃料供給通路内へ侵
入して該燃料供給通路を燃料流れ方向で遮断し、
かつ安全切換弁が圧力ピストンを有しており、該
圧力ピストンは燃料噴射装置ケーシング内の受容
孔内において圧力ピストンの一方の端面側に制御
圧力室を形成しており、該制御圧力室が、安全切
換弁の切換操作のために、サーボ弁により制御圧
力通路及びサーボ弁の第2出口ポートを介して供
給導管及び戻し導管に交互に接続可能であり、か
つ制御ピストンの第2圧力室が、噴射弁の開閉の
ために、サーボ弁により制御されて、第2圧力通
路及びサーボ弁の第1出口ポートを介して、供給
導管及び戻し導管に交互に接続可能である形式の
ものに関する。
一定圧力の燃料が、高圧蓄圧器から第1圧力通路
を経て、噴射弁の弁ニードルに作用する制御ピス
トンの、閉鎖方向で働く第1圧力室に、かつ第1
圧力通路から分岐した燃料供給通路を経て、弁ニ
ードルのところにある溜め室に、供給可能であ
り、かつ機関の運転に対して同期的に制御される
信号発生器によつて操作されるサーボ弁を有する
液力式制御回路が設けられており、上記サーボ弁
の制御圧力液体供給側ポートに、一定の圧力の制
御圧力液体を供給する供給導管が、また戻し側ポ
ートに戻し導管が接続されており、かつ上記サー
ボ弁の第1出口ポートには、制御ピストンの、噴
射弁の開放方向で働く第2圧力室に通じる第2圧
力通路が接続されており、かつ上記サーボ弁によ
つて制御され第1圧力通路から燃料供給通路への
燃料の供給を遮断する遮断位置及び上記の燃料の
供給を可能にする開放位置へ切換えられる安全切
換弁が設けられており、該安全切換弁は上記遮断
位置において閉鎖部材を以て燃料供給通路内へ侵
入して該燃料供給通路を燃料流れ方向で遮断し、
かつ安全切換弁が圧力ピストンを有しており、該
圧力ピストンは燃料噴射装置ケーシング内の受容
孔内において圧力ピストンの一方の端面側に制御
圧力室を形成しており、該制御圧力室が、安全切
換弁の切換操作のために、サーボ弁により制御圧
力通路及びサーボ弁の第2出口ポートを介して供
給導管及び戻し導管に交互に接続可能であり、か
つ制御ピストンの第2圧力室が、噴射弁の開閉の
ために、サーボ弁により制御されて、第2圧力通
路及びサーボ弁の第1出口ポートを介して、供給
導管及び戻し導管に交互に接続可能である形式の
ものに関する。
従来の技術
このような形式の燃料噴射装置は本出願人のド
イツ連邦共和国特許出願第2922332号明細書によ
り既に公開されている。この燃料噴射装置の利点
は殊に安全切換弁の使用に基づくものであつて、
該安全切換弁によれば、高圧蓄圧器から噴射弁の
弁ニードルのところにある溜め室への燃料供給通
路はサーボ弁によつて制御されて所期のタイミン
グで開放もしくは遮断される。この安全切換弁の
閉鎖部材は燃料流れ方向で燃料供給通路を閉鎖し
かつ、燃料圧力に抗して燃料供給通路を開放す
る。このような解決手段は従つて原理的にはあら
ゆる安全性の要求を考慮したものである。それと
いうのは安全切換弁の遮断機能により、弁ニード
ルがその開放位置に止まつて開いている場合に
も、高圧蓄圧器の無圧化並びに燃焼室内への燃料
の制御不能な噴射が避けられると共に、このよう
な故障中にも、燃料供給が、機関の運転に対して
同期的に制御される信号発生器により操作される
サーボ弁によつて制御される安全切換弁により、
噴射時期にのみ行われるからである。重油で運転
される大型デイーゼル機関において既に実地に使
用されて好評を博しているこのような解決手段
は、しかし、安全切換弁の範囲が、構造、製作及
び個々の部分の組立並びに噴射弁のケーシング内
における製作技術的手段の点で、殊にこのような
形式の燃料噴射装置の製作に大量生産方式を導入
するという観点から、比較的高い製作経費を要す
ることが判明した。
イツ連邦共和国特許出願第2922332号明細書によ
り既に公開されている。この燃料噴射装置の利点
は殊に安全切換弁の使用に基づくものであつて、
該安全切換弁によれば、高圧蓄圧器から噴射弁の
弁ニードルのところにある溜め室への燃料供給通
路はサーボ弁によつて制御されて所期のタイミン
グで開放もしくは遮断される。この安全切換弁の
閉鎖部材は燃料流れ方向で燃料供給通路を閉鎖し
かつ、燃料圧力に抗して燃料供給通路を開放す
る。このような解決手段は従つて原理的にはあら
ゆる安全性の要求を考慮したものである。それと
いうのは安全切換弁の遮断機能により、弁ニード
ルがその開放位置に止まつて開いている場合に
も、高圧蓄圧器の無圧化並びに燃焼室内への燃料
の制御不能な噴射が避けられると共に、このよう
な故障中にも、燃料供給が、機関の運転に対して
同期的に制御される信号発生器により操作される
サーボ弁によつて制御される安全切換弁により、
噴射時期にのみ行われるからである。重油で運転
される大型デイーゼル機関において既に実地に使
用されて好評を博しているこのような解決手段
は、しかし、安全切換弁の範囲が、構造、製作及
び個々の部分の組立並びに噴射弁のケーシング内
における製作技術的手段の点で、殊にこのような
形式の燃料噴射装置の製作に大量生産方式を導入
するという観点から、比較的高い製作経費を要す
ることが判明した。
発明が解決しようとする課題
本発明の課題はこのような事情から出発して、
はじめに述べた形式の燃料噴射装置を改良し、殊
に安全切換弁の範囲において、構造費、製作費及
び組立費が、当該範囲の構造の点からもまた当該
範囲の液力式制御回路への接続形式という点から
も、最小限に節減され、さらにまた、燃料噴射装
置のさらに別の範囲の構造も簡単化され、その結
果、燃料噴射装置の製作に大量生産方式を導入す
るためのコスト上の諸要求が充たされるようにす
ることにある。
はじめに述べた形式の燃料噴射装置を改良し、殊
に安全切換弁の範囲において、構造費、製作費及
び組立費が、当該範囲の構造の点からもまた当該
範囲の液力式制御回路への接続形式という点から
も、最小限に節減され、さらにまた、燃料噴射装
置のさらに別の範囲の構造も簡単化され、その結
果、燃料噴射装置の製作に大量生産方式を導入す
るためのコスト上の諸要求が充たされるようにす
ることにある。
課題を解決するための手段
この課題は本発明によれば、はじめに述べた形
式の燃料噴射装置において、安全切換弁の圧力ピ
ストンが、制御圧力室とは反対側の端面に結合し
た、第1圧力通路を横方向に貫通して延びている
連結ロツドを有し、該連結ロツドが直径の異なる
2つの区分から成つており、この場合直径の小さ
い方の区分はその先端部に安全切換弁の柄鎖部材
を有しており、かつ直径の大きい方の区分は圧力
ピストンに接続しており、かつ連結ロツドの上記
の両区分の間の環状の境界面が、第1圧力通路内
の燃料圧力を常に負荷されている、安全切換弁を
開放位置へ切換えるために役立つ圧力面を形成し
ており、かつ圧力ピストンの、連結ロツドとは反
対の側に配置されている制御圧力室が戻し導管に
接続された後に、上記圧力面が、安全切換弁を開
放位置に切換えるために、有効に働くことによつ
て、解決されている。
式の燃料噴射装置において、安全切換弁の圧力ピ
ストンが、制御圧力室とは反対側の端面に結合し
た、第1圧力通路を横方向に貫通して延びている
連結ロツドを有し、該連結ロツドが直径の異なる
2つの区分から成つており、この場合直径の小さ
い方の区分はその先端部に安全切換弁の柄鎖部材
を有しており、かつ直径の大きい方の区分は圧力
ピストンに接続しており、かつ連結ロツドの上記
の両区分の間の環状の境界面が、第1圧力通路内
の燃料圧力を常に負荷されている、安全切換弁を
開放位置へ切換えるために役立つ圧力面を形成し
ており、かつ圧力ピストンの、連結ロツドとは反
対の側に配置されている制御圧力室が戻し導管に
接続された後に、上記圧力面が、安全切換弁を開
放位置に切換えるために、有効に働くことによつ
て、解決されている。
発明の効果
本発明による燃料噴射装置は、高圧蓄圧器から
噴射弁の弁ニードルのところにある溜め室への燃
料供給通路の遮断及び開放に関する、はじめに述
べた形式の燃料噴射装置と同一の安全機能を、そ
れも構造、製作及び組立がはじめに述べた形式の
燃料噴射装置における安全切換弁よりも著しく簡
単である安全切換弁によつて実現することがで
き、かつまた、その特別の構造に基づいて、燃料
噴射装置の他の構成部分、殊に噴射弁の範囲の構
成部分を簡単にすることができる。従つて全体と
して、燃料噴射装置の生産において著しいコスト
節減が達成されて、従つて本発明の解決手段は殊
に大量生産に適するものである。本発明の燃料噴
射装置の小数の可動の構成部分はさらに極めて丈
夫に製作することができ、特に重油運転の観点か
ら構成されており、従つてその機能は重油で運転
される船舶用デイーゼル機関に使用した場合にも
常に保証されている。
噴射弁の弁ニードルのところにある溜め室への燃
料供給通路の遮断及び開放に関する、はじめに述
べた形式の燃料噴射装置と同一の安全機能を、そ
れも構造、製作及び組立がはじめに述べた形式の
燃料噴射装置における安全切換弁よりも著しく簡
単である安全切換弁によつて実現することがで
き、かつまた、その特別の構造に基づいて、燃料
噴射装置の他の構成部分、殊に噴射弁の範囲の構
成部分を簡単にすることができる。従つて全体と
して、燃料噴射装置の生産において著しいコスト
節減が達成されて、従つて本発明の解決手段は殊
に大量生産に適するものである。本発明の燃料噴
射装置の小数の可動の構成部分はさらに極めて丈
夫に製作することができ、特に重油運転の観点か
ら構成されており、従つてその機能は重油で運転
される船舶用デイーゼル機関に使用した場合にも
常に保証されている。
実施例
次に図示の実施例につき本発明を説明する。
図面には内燃機関の燃料噴射装置が示されてお
り、この場合燃料は燃料タンク1からフイードポ
ンプ2を介して高圧蓄圧器3へ供給され、この高
圧蓄圧器3から図示されていない内燃機関の燃料
噴射装置に一定の圧力の燃料が供給される。図面
にはこれらの、全て同一の構造を有する燃料噴射
装置の1つが図示されている。この燃料噴射装置
は噴射弁4を有しており、この噴射弁4はケーシ
ング5と、弁ニードル6と、この弁ニードルに作
用する制御ピストン7から成つている。弁ニード
ル6はケーシング5内の孔8内に軸方向で移動可
能に支承されており、かつ弁ニードルの前端部に
円錐状の閉鎖部材9を有しており、この閉鎖部材
9はケーシング5内の相応する形状の弁座10と
協働して燃料供給を遮断し又は噴射ノズル11を
通して燃料を燃焼室内へ噴射せしめる。制御ピス
トン7は1つのピストン部分12とこれにより直
径の大きいもう1つのピストン部分13とから成
つており、かつ弁ニードル6と同様に、相応する
ケーシング孔内に軸方向で移動可能に支承されて
いる。ピストン部分12はその外側の端面とこの
ピストン部分12の受容孔14の壁部分とにより
第1圧力室15を形成しており、これに対して第
2のピストン部分13はその、弁ニードル6側の
端面とピストン部分13の受容孔16の壁部分と
により第2圧力室17を形成している。第1圧力
室15は第1圧力通路18を介して高圧蓄圧器3
に接続されていて、ここから常に一定圧力の燃料
を供給されており、従つて第1圧力室15内には
常に所定の、噴射弁を閉鎖する方向で作用する圧
力が存在している。ピストン部分12にある閉鎖
方向の有効受圧面はしかし制御ピストン7のピス
トン部分13にある、噴射弁開放方向の有効受圧
面よりも小さい。第1圧力通路18からはケーシ
ング5内において燃料供給通路19が分岐してお
り、該燃料供給通路は弁ニードル6のところにあ
る溜め室20内に開口している。燃料供給通路1
9、ひいては、高圧蓄圧器から第1圧力通路18
を介して弁ニードル6のところにある溜め室20
への燃料供給路は安全切換弁21によつて遮断又
は開放される。安全切換弁21は閉鎖部材22を
以て燃料供給通路19内へ、燃料流れ方向で侵入
してこの通路を遮断する。閉鎖部材22は図示の
実施例では弁円錐体23によつて形成されてお
り、これはこれと嵌合する、燃料供給通路19に
形成された円錐状の座面24と協働し、かつ連結
ロツド25の外側端部に配置されており、このロ
ツドは圧力ピストン26まで延びている。連結ロ
ツド25はこの場合ケーシング5内において第1
圧力通路18を貫通しており、この第1圧力通路
18は上記連結ロツドが貫通している範囲に拡開
された室27を有しており、この室27からは燃
料供給通路19がそれぞれ弁座面24を有する区
分28を以て分岐している。安全切換弁21の圧
力ピストン26はやはりケーシング5内において
受容孔29内で軸方向に移動可能に支承されてい
る。
り、この場合燃料は燃料タンク1からフイードポ
ンプ2を介して高圧蓄圧器3へ供給され、この高
圧蓄圧器3から図示されていない内燃機関の燃料
噴射装置に一定の圧力の燃料が供給される。図面
にはこれらの、全て同一の構造を有する燃料噴射
装置の1つが図示されている。この燃料噴射装置
は噴射弁4を有しており、この噴射弁4はケーシ
ング5と、弁ニードル6と、この弁ニードルに作
用する制御ピストン7から成つている。弁ニード
ル6はケーシング5内の孔8内に軸方向で移動可
能に支承されており、かつ弁ニードルの前端部に
円錐状の閉鎖部材9を有しており、この閉鎖部材
9はケーシング5内の相応する形状の弁座10と
協働して燃料供給を遮断し又は噴射ノズル11を
通して燃料を燃焼室内へ噴射せしめる。制御ピス
トン7は1つのピストン部分12とこれにより直
径の大きいもう1つのピストン部分13とから成
つており、かつ弁ニードル6と同様に、相応する
ケーシング孔内に軸方向で移動可能に支承されて
いる。ピストン部分12はその外側の端面とこの
ピストン部分12の受容孔14の壁部分とにより
第1圧力室15を形成しており、これに対して第
2のピストン部分13はその、弁ニードル6側の
端面とピストン部分13の受容孔16の壁部分と
により第2圧力室17を形成している。第1圧力
室15は第1圧力通路18を介して高圧蓄圧器3
に接続されていて、ここから常に一定圧力の燃料
を供給されており、従つて第1圧力室15内には
常に所定の、噴射弁を閉鎖する方向で作用する圧
力が存在している。ピストン部分12にある閉鎖
方向の有効受圧面はしかし制御ピストン7のピス
トン部分13にある、噴射弁開放方向の有効受圧
面よりも小さい。第1圧力通路18からはケーシ
ング5内において燃料供給通路19が分岐してお
り、該燃料供給通路は弁ニードル6のところにあ
る溜め室20内に開口している。燃料供給通路1
9、ひいては、高圧蓄圧器から第1圧力通路18
を介して弁ニードル6のところにある溜め室20
への燃料供給路は安全切換弁21によつて遮断又
は開放される。安全切換弁21は閉鎖部材22を
以て燃料供給通路19内へ、燃料流れ方向で侵入
してこの通路を遮断する。閉鎖部材22は図示の
実施例では弁円錐体23によつて形成されてお
り、これはこれと嵌合する、燃料供給通路19に
形成された円錐状の座面24と協働し、かつ連結
ロツド25の外側端部に配置されており、このロ
ツドは圧力ピストン26まで延びている。連結ロ
ツド25はこの場合ケーシング5内において第1
圧力通路18を貫通しており、この第1圧力通路
18は上記連結ロツドが貫通している範囲に拡開
された室27を有しており、この室27からは燃
料供給通路19がそれぞれ弁座面24を有する区
分28を以て分岐している。安全切換弁21の圧
力ピストン26はやはりケーシング5内において
受容孔29内で軸方向に移動可能に支承されてい
る。
安全切換弁21及び噴射弁4の制御のために、
燃料噴射装置のさらに別の部分として、機関の運
転に対して同期的に制御される信号発生器30か
ら操作されるサーボ弁31を有する、図面にはた
んに部分的にしか示されていない液力式制御回路
が設けられている。上記サーボ弁31の制御圧力
液体供給側ポートに、一定の圧力の圧力液体を導
く供給導管32が、また戻し側ポートには戻し導
管33が接続されており、かつサーボ弁31は、
第1の出口ポート34及び第2の出口ポート35
を有しており、これらの出口ポート34,35は
交互に供給導管32又は戻し導管33に接続可能
である。サーボ弁31の電気的な制御部分は電気
的な制御チヤンネル36を介して信号発生器30
に接続しており、この信号発生器はこの場合有利
にはマイクロプロセサーであつて、これはプログ
ラミングされてセツトされた基準値に従つて、該
マイクロプロセサー内へ供給された内燃機関の運
転パラメータに関連して、動作し、かつサーボ弁
へ命令を発する。
燃料噴射装置のさらに別の部分として、機関の運
転に対して同期的に制御される信号発生器30か
ら操作されるサーボ弁31を有する、図面にはた
んに部分的にしか示されていない液力式制御回路
が設けられている。上記サーボ弁31の制御圧力
液体供給側ポートに、一定の圧力の圧力液体を導
く供給導管32が、また戻し側ポートには戻し導
管33が接続されており、かつサーボ弁31は、
第1の出口ポート34及び第2の出口ポート35
を有しており、これらの出口ポート34,35は
交互に供給導管32又は戻し導管33に接続可能
である。サーボ弁31の電気的な制御部分は電気
的な制御チヤンネル36を介して信号発生器30
に接続しており、この信号発生器はこの場合有利
にはマイクロプロセサーであつて、これはプログ
ラミングされてセツトされた基準値に従つて、該
マイクロプロセサー内へ供給された内燃機関の運
転パラメータに関連して、動作し、かつサーボ弁
へ命令を発する。
サーボ弁31の第1出口ポート34には圧力通
路(以下においては第2圧力通路38と呼ぶ)が
接続しており、この第2圧力通路38はケーシン
グ5内を延びていてかつ弁ニードル6の開放方向
に作用する第2圧力室17に開口している。これ
に対してサーボ弁31の出口35には制御圧力通
路39が接続しており、これは制御圧力室40内
へ開口しており、この圧力室は、安全切換弁21
の圧力ピストン26の後側、即ち連結ロツド25
とは反対側に、配置されていて、圧力ピストン2
6のための受容孔29の壁部分及び圧力ピストン
26の端面41とによつて形成されている。制御
圧力通路39が供給導管32に接続されると、制
御圧力室40内に圧力が生じ、該圧力は安全切換
弁21の圧力ピストン26にこれを閉鎖する方向
で負荷される。さらに、連結ロツド25には圧力
面42が配置されており、これは第1圧力通路1
8内の燃料の圧力を常に負荷されていて安全切換
弁21の開放に役立ち、この場合この開放圧力
は、圧力ピストン26の他端に配置されている制
御圧力室40がサーボ弁31の切換え後に制御圧
力通路39を介して戻し導管33に接続されたと
きに、有効に作用する。圧力面42をうるため
に、連結ロツド25は2つの、直径を異にする区
分を有しており、この場合直径の小さい方の区分
43はその外側端部に安全切換弁21の閉鎖部材
22を有しており、また直径の大きい方の区分4
4は圧力ピストン26に隣接しており、これらの
両方の区分の間の環状の境界面により圧力面42
が形成されている。圧力ピストン26には連結ロ
ツド25の他に、その反対側にさらにストツパピ
ン45が設けられており、このストツパピンの長
さにより、圧力ピストン26の開放方向で行程距
離、ひいてはまた、制御圧力室40の最小室容積
が、あらかじめ規定されている。
路(以下においては第2圧力通路38と呼ぶ)が
接続しており、この第2圧力通路38はケーシン
グ5内を延びていてかつ弁ニードル6の開放方向
に作用する第2圧力室17に開口している。これ
に対してサーボ弁31の出口35には制御圧力通
路39が接続しており、これは制御圧力室40内
へ開口しており、この圧力室は、安全切換弁21
の圧力ピストン26の後側、即ち連結ロツド25
とは反対側に、配置されていて、圧力ピストン2
6のための受容孔29の壁部分及び圧力ピストン
26の端面41とによつて形成されている。制御
圧力通路39が供給導管32に接続されると、制
御圧力室40内に圧力が生じ、該圧力は安全切換
弁21の圧力ピストン26にこれを閉鎖する方向
で負荷される。さらに、連結ロツド25には圧力
面42が配置されており、これは第1圧力通路1
8内の燃料の圧力を常に負荷されていて安全切換
弁21の開放に役立ち、この場合この開放圧力
は、圧力ピストン26の他端に配置されている制
御圧力室40がサーボ弁31の切換え後に制御圧
力通路39を介して戻し導管33に接続されたと
きに、有効に作用する。圧力面42をうるため
に、連結ロツド25は2つの、直径を異にする区
分を有しており、この場合直径の小さい方の区分
43はその外側端部に安全切換弁21の閉鎖部材
22を有しており、また直径の大きい方の区分4
4は圧力ピストン26に隣接しており、これらの
両方の区分の間の環状の境界面により圧力面42
が形成されている。圧力ピストン26には連結ロ
ツド25の他に、その反対側にさらにストツパピ
ン45が設けられており、このストツパピンの長
さにより、圧力ピストン26の開放方向で行程距
離、ひいてはまた、制御圧力室40の最小室容積
が、あらかじめ規定されている。
次に、上記の燃料噴射装置の機能を、その可動
の部分が第1図に図示されている位置にある状態
から説明する。即ち図示のサーボ弁の切換位置に
おいては、制御圧力室40は制御圧力通路39を
介して供給導管32に接続しており、従つて安全
切換弁21の圧力ピストン26に圧力が負荷さ
れ、かつ燃料供給通路19は閉鎖部材22によつ
て遮断されており、さらに、噴射弁の制御ピスト
ン7の第2圧力室17は第2圧力通路38を介し
て戻し導管33に接続されており、従つて、制御
ピストン7の第1圧力室15内にある圧力は完全
に有効に作用しており、弁ニードル6は閉鎖位置
にある。
の部分が第1図に図示されている位置にある状態
から説明する。即ち図示のサーボ弁の切換位置に
おいては、制御圧力室40は制御圧力通路39を
介して供給導管32に接続しており、従つて安全
切換弁21の圧力ピストン26に圧力が負荷さ
れ、かつ燃料供給通路19は閉鎖部材22によつ
て遮断されており、さらに、噴射弁の制御ピスト
ン7の第2圧力室17は第2圧力通路38を介し
て戻し導管33に接続されており、従つて、制御
ピストン7の第1圧力室15内にある圧力は完全
に有効に作用しており、弁ニードル6は閉鎖位置
にある。
ところで、信号発生器30からサーボ弁31に
噴射過程のための命令が発せられると、サーボ弁
31は内部で切換えられる。これによりまず、制
御圧力通路39が戻し導管33に接続され、その
結果制御圧力室40には圧力負荷がなくなり、か
つ圧力面42に作用している燃料圧力が有効に働
き、その結果、安全切換弁21が開かれ、その結
果燃料供給通路19が開放され、かつこの通路を
介して弁ニードル6の溜め室20に燃料が供給さ
れる。制御圧力通路39が戻し導管33に接続さ
れた後、直ちに、第2圧力通路38は戻し導管3
3から遮断されて供給導管32へ接続され、これ
により第2圧力室17に圧力が負荷され、制御ピ
ストンは弁ニードルを連行しながらその開放位置
へ移動せしめられ、この開放位置では、燃料溜め
室20内の燃料は噴射ノズル11を通つて所属の
燃焼室内へ噴射される。信号発生器からの噴射終
了信号によりサーボ弁31は再び先に述べたその
出発位置に戻される。この場合まず再び制御圧力
通路39が戻し導管33から遮断されて供給導管
32へ接続され、その結果制御圧力室40には再
び圧力が負荷され、かつ安全切換弁21は閉鎖方
向に作動され、その結果燃料供給通路19は再び
遮断される。続いて第2圧力通路38がサーボ弁
側で供給導管32から遮断されて戻し導管33へ
接続され、これにより第2圧力室17は無負荷に
なり、弁ニードル6は第1圧力室15内の燃料圧
力に基づいて制御ピストン7により再び閉鎖位置
へ戻される。安全切換弁による燃料供給通路19
の先行する遮断と弁ニードル6の閉鎖との間の僅
かな時間的なずれにより、遮断された燃料供給通
路19内における燃料排出および減圧が達成され
る。
噴射過程のための命令が発せられると、サーボ弁
31は内部で切換えられる。これによりまず、制
御圧力通路39が戻し導管33に接続され、その
結果制御圧力室40には圧力負荷がなくなり、か
つ圧力面42に作用している燃料圧力が有効に働
き、その結果、安全切換弁21が開かれ、その結
果燃料供給通路19が開放され、かつこの通路を
介して弁ニードル6の溜め室20に燃料が供給さ
れる。制御圧力通路39が戻し導管33に接続さ
れた後、直ちに、第2圧力通路38は戻し導管3
3から遮断されて供給導管32へ接続され、これ
により第2圧力室17に圧力が負荷され、制御ピ
ストンは弁ニードルを連行しながらその開放位置
へ移動せしめられ、この開放位置では、燃料溜め
室20内の燃料は噴射ノズル11を通つて所属の
燃焼室内へ噴射される。信号発生器からの噴射終
了信号によりサーボ弁31は再び先に述べたその
出発位置に戻される。この場合まず再び制御圧力
通路39が戻し導管33から遮断されて供給導管
32へ接続され、その結果制御圧力室40には再
び圧力が負荷され、かつ安全切換弁21は閉鎖方
向に作動され、その結果燃料供給通路19は再び
遮断される。続いて第2圧力通路38がサーボ弁
側で供給導管32から遮断されて戻し導管33へ
接続され、これにより第2圧力室17は無負荷に
なり、弁ニードル6は第1圧力室15内の燃料圧
力に基づいて制御ピストン7により再び閉鎖位置
へ戻される。安全切換弁による燃料供給通路19
の先行する遮断と弁ニードル6の閉鎖との間の僅
かな時間的なずれにより、遮断された燃料供給通
路19内における燃料排出および減圧が達成され
る。
勿論また、本発明によれば、他の圧力通路長さ
もしくは圧力通路容積を使用することにより、又
は、他の加圧もしくは減圧行程使用部材を内蔵し
たサーボ弁を使用することにより、別の制御特性
を生じるようにすることも可能であり、例えば、
噴射過程のために先ず弁ニードル6が持上げら
れ、次いではじめて安全切換弁21が燃料供給の
ために開かれ、かつ該噴射過程を終了させるため
にまず弁ニードル6が、次いではじめて安全切換
弁がその閉鎖位置に戻されるようにすることも可
能である。さらにまた、サーボ弁31を適当に構
成することにより、安全切換弁及び弁ニードルが
同時に開けかつまた同時に再び閉じられるように
時間的経過を制御することも可能である。
もしくは圧力通路容積を使用することにより、又
は、他の加圧もしくは減圧行程使用部材を内蔵し
たサーボ弁を使用することにより、別の制御特性
を生じるようにすることも可能であり、例えば、
噴射過程のために先ず弁ニードル6が持上げら
れ、次いではじめて安全切換弁21が燃料供給の
ために開かれ、かつ該噴射過程を終了させるため
にまず弁ニードル6が、次いではじめて安全切換
弁がその閉鎖位置に戻されるようにすることも可
能である。さらにまた、サーボ弁31を適当に構
成することにより、安全切換弁及び弁ニードルが
同時に開けかつまた同時に再び閉じられるように
時間的経過を制御することも可能である。
最後に述べた2つの実施態様においては、遮断
された燃料供給通路19内の圧力を減圧させる手
段を設けるのが有利であることが判明した。この
ような手段は第2図の実施例に示されており、こ
の実施例では、上記の手段以外の点では第1図の
実施例と同一の構造において、燃料供給通路19
から、該通路が遮断状態にあるときに該通路の圧
力を減圧するために、絞り孔46が分岐してお
り、この絞り孔は燃料タンク1へ達している戻し
通路47へ開口している。キヤビテーシヨンを防
止しかつ、遮断された燃料供給通路19内で残留
圧力を保持するために、第3図の実施例ではさら
に、絞り孔46と戻し通路47との間に逆止め弁
48が接続されている。この逆止め弁48は、も
つとも簡単な場合、圧縮ばね及び、遮断部材とし
ての球から成つており、この場合圧縮ばねの戻し
力は遮断された燃料供給通路19内に保持される
べき所期の残留圧力に応じて設計されている。第
3図に示されている実施例の他の部分の構造はや
はり第1図の実施例と同一である。
された燃料供給通路19内の圧力を減圧させる手
段を設けるのが有利であることが判明した。この
ような手段は第2図の実施例に示されており、こ
の実施例では、上記の手段以外の点では第1図の
実施例と同一の構造において、燃料供給通路19
から、該通路が遮断状態にあるときに該通路の圧
力を減圧するために、絞り孔46が分岐してお
り、この絞り孔は燃料タンク1へ達している戻し
通路47へ開口している。キヤビテーシヨンを防
止しかつ、遮断された燃料供給通路19内で残留
圧力を保持するために、第3図の実施例ではさら
に、絞り孔46と戻し通路47との間に逆止め弁
48が接続されている。この逆止め弁48は、も
つとも簡単な場合、圧縮ばね及び、遮断部材とし
ての球から成つており、この場合圧縮ばねの戻し
力は遮断された燃料供給通路19内に保持される
べき所期の残留圧力に応じて設計されている。第
3図に示されている実施例の他の部分の構造はや
はり第1図の実施例と同一である。
第1図は本発明による燃料噴射装置の第1実施
例の略示図、第2図は第1図の解決手段に基づく
燃料噴射装置の第2実施例の部分図、第3図は第
2図の解決手段に基づく燃料噴射装置の第3実施
例の部分図である。 1…燃料タンク、2…フイードポンプ、3…高
圧蓄圧器、4…噴射弁、5…ケーシング、6…弁
ニードル、7…制御ピストン、8…孔、9…閉鎖
部材、10…弁座、11…噴射ノズル、12…ピ
ストン部分、13…ピストン部分、14…受容
孔、15…第1圧力室、16…受容孔、17…第
2圧力室、18…第1圧力通路、19…燃料供給
通路、20…溜め室、21…安全切換弁、22…
閉鎖部材、23…弁円錐体、24…座面、25…
連結ロツド、26…圧力ピストン、27…室、2
8…区分、29…受容孔、30…信号発生器、3
1…サーボ弁、32…供給導管、33…戻し導
管、34…第1出口ポート、35…第2出口ポー
ト、36…制御チヤンネル、38…第2圧力通
路、39…制御圧力通路、40…制御圧力室、4
1…端面、42…圧力面、43…区分、44…区
分、45…ストツパピン、46…絞り孔、47…
戻し通路、48…逆止め弁。
例の略示図、第2図は第1図の解決手段に基づく
燃料噴射装置の第2実施例の部分図、第3図は第
2図の解決手段に基づく燃料噴射装置の第3実施
例の部分図である。 1…燃料タンク、2…フイードポンプ、3…高
圧蓄圧器、4…噴射弁、5…ケーシング、6…弁
ニードル、7…制御ピストン、8…孔、9…閉鎖
部材、10…弁座、11…噴射ノズル、12…ピ
ストン部分、13…ピストン部分、14…受容
孔、15…第1圧力室、16…受容孔、17…第
2圧力室、18…第1圧力通路、19…燃料供給
通路、20…溜め室、21…安全切換弁、22…
閉鎖部材、23…弁円錐体、24…座面、25…
連結ロツド、26…圧力ピストン、27…室、2
8…区分、29…受容孔、30…信号発生器、3
1…サーボ弁、32…供給導管、33…戻し導
管、34…第1出口ポート、35…第2出口ポー
ト、36…制御チヤンネル、38…第2圧力通
路、39…制御圧力通路、40…制御圧力室、4
1…端面、42…圧力面、43…区分、44…区
分、45…ストツパピン、46…絞り孔、47…
戻し通路、48…逆止め弁。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 内燃機関の燃料噴射装置であつて、一定圧力
の燃料が、高圧蓄圧器3から第1圧力通路18を
経て、噴射弁4の弁ニードル6に作用する制御ピ
ストン7の、閉鎖方向で働く第1圧力室15に、
かつ第1圧力通路18から分岐した燃料供給通路
19を経て、弁ニードル6のところにある溜め室
20に、供給可能であり、かつ、機関の運転に対
して同期的に制御される信号発生器30によつて
操作されるサーボ弁31を有する液力式制御回路
が設けられており、上記サーボ弁31の制御圧力
液体供給側ポートに、一定の圧力の制御圧力液体
を供給する供給導管32が、また戻し側ポートに
戻し導管33が接続されており、かつ上記サーボ
弁31の第1出口ポート34には、制御ピストン
7の、噴射弁4の開放方向で働く第2圧力室17
に通じる第2圧力通路38が接続されており、か
つ上記サーボ弁31によつて制御され第1圧力通
路18から燃料供給通路19への燃料の供給を遮
断する遮断位置及び上記の燃料の供給を可能にす
る開放位置へ切換えられる安全切換弁21が設け
られており、該安全切換弁21は上記遮断位置に
おいて閉鎖部材22を以て燃料供給通路19内へ
侵入して該燃料供給通路19を燃料流れ方向で遮
断し、かつ安全切換弁21が圧力ピストン26を
有しており、該圧力ピストン26は燃料噴射装置
ケーシング5内の受容孔29内において圧力ピス
トンの一方の端面側に制御圧力室40を形成して
おり、該制御圧力室40が、安全切換弁21の切
換操作のために、サーボ弁31により制御圧力通
路39及びサーボ弁31の第2出口ポート35を
介して供給導管32及び戻し導管33に交互に接
続可能であり、かつ制御ピストン7の第2圧力室
17が、噴射弁4の開閉のために、サーボ弁31
により制御されて、第2圧力通路38及びサーボ
弁31の第1出口ポート34を介して、供給導管
32及び戻し導管33に交互に接続可能である形
式のものにおいて、安全切換弁21の圧力ピスト
ン26が、制御圧力室40とは反対側の端面に結
合した、第1圧力通路18を横方向に貫通して延
びている連結ロツド25を有し、該連結ロツド2
5が直径の異なる2つの区分43,44から成つ
ており、この場合直径の小さい方の区分43はそ
の先端部に安全切換弁21の閉鎖部材22を有し
ており、かつ直径の大きい方の区分44は圧力ピ
ストン26に接続しており、かつ連結ロツド25
の上記の両区分43,44の間の環状の境界面
が、第1圧力通路18内の燃料圧力を常に負荷さ
れている、安全切換弁21を開放位置へ切換える
ために役立つ圧力面42を形成しており、かつ圧
力ピストン26の、連結ロツド25;43,44
とは反対の側に配置されている制御圧力室40が
戻し導管33に接続された後に、上記圧力面42
が、安全切換弁21を開放位置に切換えるため
に、有効に働くことを特徴とする、内燃機関の燃
料噴射装置。 2 安全切換弁21の閉鎖部材22が弁円錐体2
3によつて形成されており、該弁円錐体は、燃料
供給通路19に形成されている相応する円錐状座
面24と協働する特許請求の範囲第1項記載の燃
料噴射装置。 3 第1圧力通路18が、安全切換弁21の、第
1圧力通路18を貫通する連結ロツド25の範囲
で、室27によつて拡開されており、該室は圧力
室を形成し、この圧力室からは燃料供給通路19
の、弁座24を有する区分28が分岐している特
許請求の範囲第1項記載の燃料噴射装置。 4 安全切換弁21の圧力ピストン26が連結ロ
ツド25とは反対の側にストツパピン45を支持
しており、該ストツパピンの長さにより圧力ピス
トン26の開放行程距離、ひいては制御圧力室4
0の最小室容積があらかじめ規定されている特許
請求の範囲第1項記載の燃料噴射装置。 5 安全切換弁21の圧力ピストン26がストツ
パピン45、連結ロツド25及び閉鎖部材22と
一体に製作されている特許請求の範囲第1項記載
の燃料噴射装置。 6 燃料供給通路19の遮断可能な範囲から絞り
孔46が分岐しており、該絞り孔は戻し通路47
に接続していて、遮断された燃料供給通路19の
圧力負荷を排除するために役立つ特許請求の範囲
第1項記載の燃料噴射装置。 7 遮断された燃料供給通路19内に残留圧力を
保持しかつキヤビテーシヨンを防止するために絞
り孔46と戻し通路47との間に逆止め弁48が
接続されている特許請求の範囲第6項記載の燃料
噴射装置。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE19803009750 DE3009750C2 (de) | 1980-03-14 | 1980-03-14 | Brennstoffeinspritzvorrichtung für Brennkraftmaschinen |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56143342A JPS56143342A (en) | 1981-11-09 |
JPH023034B2 true JPH023034B2 (ja) | 1990-01-22 |
Family
ID=6097157
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3544581A Granted JPS56143342A (en) | 1980-03-14 | 1981-03-13 | Fuel injector for internal combustion engine |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS56143342A (ja) |
BR (1) | BR8101422A (ja) |
CH (1) | CH652802A5 (ja) |
DE (1) | DE3009750C2 (ja) |
DK (1) | DK111981A (ja) |
FR (1) | FR2478205B1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0462332U (ja) * | 1990-10-11 | 1992-05-28 |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE3044254A1 (de) * | 1980-11-25 | 1982-06-24 | M.A.N. Maschinenfabrik Augsburg-Nürnberg AG, 8900 Augsburg | Brennstoffeinspritzvorrichtung fuer brennkraftmaschinen |
JPS61187567A (ja) * | 1985-02-15 | 1986-08-21 | Kawasaki Heavy Ind Ltd | ガス噴射弁 |
FI112527B (fi) * | 1999-12-16 | 2003-12-15 | Waertsilae Finland Oy | Ruiskutusventtiilijärjestely |
DK176143B1 (da) * | 2000-06-09 | 2006-09-25 | Man B & W Diesel As | Brændselsventil |
DE102006020634B4 (de) * | 2006-05-04 | 2008-12-04 | Man Diesel Se | Einspritzinjektor für Brennkraftmaschinen |
DE102008015857A1 (de) * | 2008-03-27 | 2009-10-01 | Volkswagen Ag | Kraftstoffeinspritzsystem für eine Brennkraftmaschine |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB521736A (en) * | 1938-11-24 | 1940-05-29 | George Amery | Improvements in or relating to fuel injection systems or devices for internal-combustion engines |
DE1281207B (de) * | 1966-01-28 | 1968-10-24 | Maschf Augsburg Nuernberg Ag | Brennstoffeinspritzvorrichtung fuer Brennkraftmaschinen |
GB1347488A (en) * | 1970-07-10 | 1974-02-27 | Cav Ltd | Liquid fuel injection pumping apparatus for an 'internal combustion engine |
DD102772A1 (ja) * | 1973-01-08 | 1973-12-20 | ||
DD114123A1 (ja) * | 1974-04-17 | 1975-07-12 | Karl Marx Stadt Automobilbau | |
DE2529933C2 (de) * | 1975-07-04 | 1984-07-19 | M.A.N. Maschinenfabrik Augsburg-Nürnberg AG, 8900 Augsburg | Brennstoffeinspritzvorrichtung für Brennkraftmaschinen |
DE2759187A1 (de) * | 1977-12-31 | 1979-07-12 | Bosch Gmbh Robert | Kraftstoffeinspritzanlage mit mindestens einem kraftstoffeinspritzventil, insbesondere fuer grossmotoren |
DE2759255A1 (de) * | 1977-12-31 | 1979-07-12 | Bosch Gmbh Robert | Kraftstoffeinspritzventil fuer brennkraftmaschinen |
DE2922332C2 (de) * | 1979-06-01 | 1987-02-05 | M.A.N.- B & W Diesel GmbH, 8900 Augsburg | Brennstoffeinspritzvorrichtung für Brennkraftmaschinen |
-
1980
- 1980-03-14 DE DE19803009750 patent/DE3009750C2/de not_active Expired
-
1981
- 1981-03-11 CH CH167481A patent/CH652802A5/de not_active IP Right Cessation
- 1981-03-11 BR BR8101422A patent/BR8101422A/pt unknown
- 1981-03-12 DK DK111981A patent/DK111981A/da not_active Application Discontinuation
- 1981-03-13 JP JP3544581A patent/JPS56143342A/ja active Granted
- 1981-03-16 FR FR8105191A patent/FR2478205B1/fr not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0462332U (ja) * | 1990-10-11 | 1992-05-28 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE3009750A1 (de) | 1981-09-24 |
FR2478205B1 (fr) | 1986-08-22 |
JPS56143342A (en) | 1981-11-09 |
FR2478205A1 (fr) | 1981-09-18 |
DE3009750C2 (de) | 1987-01-02 |
DK111981A (da) | 1981-09-15 |
CH652802A5 (en) | 1985-11-29 |
BR8101422A (pt) | 1981-09-15 |
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