JPH02302824A - 浮動小数点乗算における指数演算装置 - Google Patents
浮動小数点乗算における指数演算装置Info
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- JPH02302824A JPH02302824A JP12499489A JP12499489A JPH02302824A JP H02302824 A JPH02302824 A JP H02302824A JP 12499489 A JP12499489 A JP 12499489A JP 12499489 A JP12499489 A JP 12499489A JP H02302824 A JPH02302824 A JP H02302824A
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 8
- 238000004422 calculation algorithm Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[概要]
浮動小数点演算における指数演算装置に関し、異なるデ
ータ表現形式の指数部演算を回路規模の小さい演算器を
用いて実現できるようにすることを目的とし、 Bを定数として被演算データの指数XをX=x+Bで、
被演算データの指数yをY=3/+Bで表し、浮動小数
点乗算時にこれら被演算データの指数x、yの指数演算
を行う装置において、データX、Yを入力して加算演算
を行う加算器と、該加算器の出力を受けてこれに+1加
算を行うかまたはデータ入力X、Yのいずれかに+1加
算を行う+1インクリメンタと、前記加算器の出力及び
+1インクリメンタの出力を受けて外部切換え信号によ
りそのいずれか一方をセレクトするセレクタと、該セレ
クタ出力から所定の定数を減算するに、桁上がりも含め
てそれぞれ上位2ビットに対してのみ行う減算器とを具
備し、該減算器出力と桁上げを含めた上位2ビットを除
くセレクタ出力とを合わせてその出力とするように構成
する。
ータ表現形式の指数部演算を回路規模の小さい演算器を
用いて実現できるようにすることを目的とし、 Bを定数として被演算データの指数XをX=x+Bで、
被演算データの指数yをY=3/+Bで表し、浮動小数
点乗算時にこれら被演算データの指数x、yの指数演算
を行う装置において、データX、Yを入力して加算演算
を行う加算器と、該加算器の出力を受けてこれに+1加
算を行うかまたはデータ入力X、Yのいずれかに+1加
算を行う+1インクリメンタと、前記加算器の出力及び
+1インクリメンタの出力を受けて外部切換え信号によ
りそのいずれか一方をセレクトするセレクタと、該セレ
クタ出力から所定の定数を減算するに、桁上がりも含め
てそれぞれ上位2ビットに対してのみ行う減算器とを具
備し、該減算器出力と桁上げを含めた上位2ビットを除
くセレクタ出力とを合わせてその出力とするように構成
する。
[産業上の利用分野]
本発明は浮動小数点演算における指数演算装置に関し、
更に詳しくはデータ表現形式の異なるデータを処理する
浮動小数点演算における指数演算装置に関する。
更に詳しくはデータ表現形式の異なるデータを処理する
浮動小数点演算における指数演算装置に関する。
一般的に、浮動小数点のデータ表現形式は、サイン部、
指数部及び仮数部より構成されている。
指数部及び仮数部より構成されている。
しかしながら、そのデータ表現形式は機種によって異な
った形式が用いられ、多くのデータ表現形式が存在して
いる。近年では、統一した浮動小数点データ表現形式と
して、l EEE規格も定められている。このことから
、1つの機種で異なるデータ表現形式のデータの浮動小
数点乗算を処理できることが要請されている。
った形式が用いられ、多くのデータ表現形式が存在して
いる。近年では、統一した浮動小数点データ表現形式と
して、l EEE規格も定められている。このことから
、1つの機種で異なるデータ表現形式のデータの浮動小
数点乗算を処理できることが要請されている。
[従来の技術]
浮動小数点乗算装置において、指数部の処理は、2つの
オペランドの加算となる。この種の浮動小数点乗算装置
では、指数値にある定数Bをバイアスとして加えて指数
部が正になるようにしている。
オペランドの加算となる。この種の浮動小数点乗算装置
では、指数値にある定数Bをバイアスとして加えて指数
部が正になるようにしている。
I EEE規格では、指数Xに定数B−2″′−11を
加えたX=x+Bを指数部の値として用いている。これ
に対して、指数Xに対して定数B−2″−1を加えたX
−x+Bを指数部の値として用いる方式(IBM方式)
も多くの機種で採用されている。
加えたX=x+Bを指数部の値として用いている。これ
に対して、指数Xに対して定数B−2″−1を加えたX
−x+Bを指数部の値として用いる方式(IBM方式)
も多くの機種で採用されている。
いずれの表現形式の場合も、2つのオペランドx+5’
の加算は、(x+y)+Bの形式にする必要があり、こ
のための実際の加算は、 (x+y) +B−X+Y Bとして行われる。
の加算は、(x+y)+Bの形式にする必要があり、こ
のための実際の加算は、 (x+y) +B−X+Y Bとして行われる。
X+Yを演算すると定数が2Bとなるので、定数をBに
する必要からBを引いている。そして、前記したいずれ
の場合も減する定数Bの値が2”−1となるか2″−’
−1となるかの違いのみである。
する必要からBを引いている。そして、前記したいずれ
の場合も減する定数Bの値が2”−1となるか2″−’
−1となるかの違いのみである。
指数部の処理は、2つのオペランドの加算のほか、=
3 一 定数Bの減算を含めて効率よく行う必要がある。
3 一 定数Bの減算を含めて効率よく行う必要がある。
第4図は従来装置の構成ブロック図である。1はバイア
ス成分を含んだ指数X、Yをオペランドとして入力し加
算する加算器、2は該加算器]の出力から定数Bを減算
する減算器である。このように構成された回路において
、入力する指数X1Yはそれぞれ次式で表される。
ス成分を含んだ指数X、Yをオペランドとして入力し加
算する加算器、2は該加算器]の出力から定数Bを減算
する減算器である。このように構成された回路において
、入力する指数X1Yはそれぞれ次式で表される。
X−x+’B(1,)
Ys−y+B (2)ここで
、X、yは本来の指数、Bはバイアス成分としての定数
である。この定数Bは、 B−2″−” (1’BM方式) (3)B−2
’−’ −,1(I EE’E方式) (4)となる
。
、X、yは本来の指数、Bはバイアス成分としての定数
である。この定数Bは、 B−2″−” (1’BM方式) (3)B−2
’−’ −,1(I EE’E方式) (4)となる
。
加算器1は(1)、(2)式で表されるオペランドの加
算を行い、その結果は次式で表される。
算を行い、その結果は次式で表される。
X+’+’=x+y+2B (5)ここ
で、加算結果の指数部のフォーマットはx十y+Bの形
式でなければならない。従って、減算器2は(5)式か
らBを引いて正しいフォーマットに直す。減算器2の減
算は X十Y−B−x十y+28−B −x+y+B (6) のように行われる。この結果、減算器2から(6)式に
示すような正しいフォーマットの指数の加算結果が得ら
れる。ここで、定数Bの値が異なる2つのデータ表現形
式を処理する場合、減算器2に入力する定数Bの値をそ
れぞれの定数Bに合わせて変化させることにより正しい
結果を得ることができる。 ′ [発明が解決しようとする課題] しかしながら、前述した従来装置では、減算器2は加算
器1と同じビット幅が必要となる。例えば、加算器1に
入力する指数X、 Yのビット幅がnであったものとす
ると、加算器1はn+1のビット幅が必要となる。従っ
て、該加算器1の出力をその一方の入力に受ける減算器
2としてはn+1のビット幅のものが必要となる。更に
、定数Bの切換回路も必要となり、回路規模が大きくな
ってしまう。
で、加算結果の指数部のフォーマットはx十y+Bの形
式でなければならない。従って、減算器2は(5)式か
らBを引いて正しいフォーマットに直す。減算器2の減
算は X十Y−B−x十y+28−B −x+y+B (6) のように行われる。この結果、減算器2から(6)式に
示すような正しいフォーマットの指数の加算結果が得ら
れる。ここで、定数Bの値が異なる2つのデータ表現形
式を処理する場合、減算器2に入力する定数Bの値をそ
れぞれの定数Bに合わせて変化させることにより正しい
結果を得ることができる。 ′ [発明が解決しようとする課題] しかしながら、前述した従来装置では、減算器2は加算
器1と同じビット幅が必要となる。例えば、加算器1に
入力する指数X、 Yのビット幅がnであったものとす
ると、加算器1はn+1のビット幅が必要となる。従っ
て、該加算器1の出力をその一方の入力に受ける減算器
2としてはn+1のビット幅のものが必要となる。更に
、定数Bの切換回路も必要となり、回路規模が大きくな
ってしまう。
本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであって
、異なるデータ表現形式の指数部演算を回路規模の小さ
い演算器を用いて実現できるようにすることができる浮
動小数点乗算における指数演算装置を提供することを]
]的としている。
、異なるデータ表現形式の指数部演算を回路規模の小さ
い演算器を用いて実現できるようにすることができる浮
動小数点乗算における指数演算装置を提供することを]
]的としている。
[課題を解決するための手段]
第1図は本発明の原理ブロック図である。第4図と同一
のものは、同一の符号を付して示す。図において、1は
データX、Yを入力して加算演算を行う加算器、10は
該加算器1の出力を受けてこれに+1加算を行うかまた
はデータ入力X、Yのいずれかに+1加算を行う+1イ
ンクリメンタ(図では加算器1の出力に+1加算する例
を示している)、11は前記加算器1の出力及び+1イ
ンクリメンタ10の出力を受けて外部切換え信号により
そのいずれか一方をセレクトするセレクタ、13は該セ
レクタ11出力から所定の定数を減算するに、桁上がり
も含めてそれぞれ上位2ビットに対してのみ行う減算器
である。
のものは、同一の符号を付して示す。図において、1は
データX、Yを入力して加算演算を行う加算器、10は
該加算器1の出力を受けてこれに+1加算を行うかまた
はデータ入力X、Yのいずれかに+1加算を行う+1イ
ンクリメンタ(図では加算器1の出力に+1加算する例
を示している)、11は前記加算器1の出力及び+1イ
ンクリメンタ10の出力を受けて外部切換え信号により
そのいずれか一方をセレクトするセレクタ、13は該セ
レクタ11出力から所定の定数を減算するに、桁上がり
も含めてそれぞれ上位2ビットに対してのみ行う減算器
である。
[作用]
指数値に定数Bを加えた2個のデータX、Yを指数部の
データとするデータ表現形式のうち、定数B=2°−1
の場合と定数B−2”−’−1の場合の2つの表現形式
を単一の乗算装置で処理するため、加算器1の出力に+
1インクリメンタ10で+1加算し、定数B=2’−’
−1の場合のみこの+1加算結果をセレクタ11でセレ
クトし、定数B −2’−”の場合には加算器1の出力
をセレクタ11でセレクトするようにする。更に、2n
−1を2進表現で表すとMSBのみ“1”で残りは全て
“0“であることから、減算器13による減算を加算の
時の桁上がりも含めて上位2ビットに対してのみ行う。
データとするデータ表現形式のうち、定数B=2°−1
の場合と定数B−2”−’−1の場合の2つの表現形式
を単一の乗算装置で処理するため、加算器1の出力に+
1インクリメンタ10で+1加算し、定数B=2’−’
−1の場合のみこの+1加算結果をセレクタ11でセレ
クトし、定数B −2’−”の場合には加算器1の出力
をセレクタ11でセレクトするようにする。更に、2n
−1を2進表現で表すとMSBのみ“1”で残りは全て
“0“であることから、減算器13による減算を加算の
時の桁上がりも含めて上位2ビットに対してのみ行う。
このような構成とすることにより、異なるデータ表現形
式の指数部演算を回路規模の小さい演算器を用いて実現
できるようにすることができる浮動小数点乗算における
指数演算装置を提供することができる。
式の指数部演算を回路規模の小さい演算器を用いて実現
できるようにすることができる浮動小数点乗算における
指数演算装置を提供することができる。
[実施例]
以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明する
。
。
先ず、第1図を用いて本発明の演算アルゴリズムを詳細
に説明する。今、指数データX、Yとして(1)、
(2)式を用いるものとする。加算器1の出力は、 X + Y = x 十y +2 B となる。ここで、定数BとしてB −2’−’を用いる
場合には、+1インクリメンタ10を用いずに加算器1
の出力を切換え信号によりセレクタ11からそのまま出
力する。従って、この場合にはセレクタ11の出力は、 X十Y−x十y+2B (7)−x+
y+B+B −x+y+B+2” となる。
に説明する。今、指数データX、Yとして(1)、
(2)式を用いるものとする。加算器1の出力は、 X + Y = x 十y +2 B となる。ここで、定数BとしてB −2’−’を用いる
場合には、+1インクリメンタ10を用いずに加算器1
の出力を切換え信号によりセレクタ11からそのまま出
力する。従って、この場合にはセレクタ11の出力は、 X十Y−x十y+2B (7)−x+
y+B+B −x+y+B+2” となる。
一方、定数BとしてB−2“−11を用いた場合には、
+1インクリメンタ10を用いて加算器1の加算結果に
1を加える。この結果、+1−インクリメンタ10の出
力は、 X+Y+1−x+y+2B+1 譚x+y+B+B+1 −x+y+B+2” −1+1 = x + y + B +2 ” (8)とな
って(7)式と同じ構成となる。この(8)式で示され
る値がセレクタ11に入り、切換え信号によりセレクタ
11を+1インクリメンタ10側にセットする。この結
果、セレクタ11の出力は(8)式のようになる。
+1インクリメンタ10を用いて加算器1の加算結果に
1を加える。この結果、+1−インクリメンタ10の出
力は、 X+Y+1−x+y+2B+1 譚x+y+B+B+1 −x+y+B+2” −1+1 = x + y + B +2 ” (8)とな
って(7)式と同じ構成となる。この(8)式で示され
る値がセレクタ11に入り、切換え信号によりセレクタ
11を+1インクリメンタ10側にセットする。この結
果、セレクタ11の出力は(8)式のようになる。
(7)、 (8)式いずれの場合においても正しい指
数加算結果のフォーマットにするためには、x+y+B
のフォーマットにする必要がある。従って、(7)、
(8)式から211−1を引いてやればよい。ここで
、減数2n−1をデータフォーマットの形になおすと、
2進数で 10000・・・O の形となる。つまり、MSBのみ“1”が立ち、下位ビ
ットは全て“0”である。従って、このようなフォーマ
ットの減算は、MSBのみに対してのみ行えばよいこと
が分かる。それ以外のビットは減算しても被減数のビッ
トに等しくなる。第2図は本発明の作用説明図である。
数加算結果のフォーマットにするためには、x+y+B
のフォーマットにする必要がある。従って、(7)、
(8)式から211−1を引いてやればよい。ここで
、減数2n−1をデータフォーマットの形になおすと、
2進数で 10000・・・O の形となる。つまり、MSBのみ“1”が立ち、下位ビ
ットは全て“0”である。従って、このようなフォーマ
ットの減算は、MSBのみに対してのみ行えばよいこと
が分かる。それ以外のビットは減算しても被減数のビッ
トに等しくなる。第2図は本発明の作用説明図である。
被減数から減数を引く場合について考える。被減数Q1
はMSBと残りのX印で示されるビットで構成され、×
は“1″か“0”である。これに対し、減数Q2はMS
Bのみ“1”で、残りのビットは全て図に示すように“
O”である。このような構成でQlからQ2を減算する
と、その結果はMSBのみ演算が行われ、残りのビット
は全てQlのデータとなる。なんとなれば、Q2の残り
ビットは全て0″であるからである。
はMSBと残りのX印で示されるビットで構成され、×
は“1″か“0”である。これに対し、減数Q2はMS
Bのみ“1”で、残りのビットは全て図に示すように“
O”である。このような構成でQlからQ2を減算する
と、その結果はMSBのみ演算が行われ、残りのビット
は全てQlのデータとなる。なんとなれば、Q2の残り
ビットは全て0″であるからである。
以上のことより、実際の減算は加算時の桁上がりも含め
て上位2ビットのみに対して行えばよいことがわかる。
て上位2ビットのみに対して行えばよいことがわかる。
従って、減算器13のビット数は加算入力+も減算入力
−もいずれも2ビットですむ。従って、本発明によれば
減算器13のビット数が小なくてすむので、回路規模を
小さくするこ□ とができる。ちなみに、オペランドデータX、Yのビッ
ト数はロー加算器1の出力ビット数はn+1である。
−もいずれも2ビットですむ。従って、本発明によれば
減算器13のビット数が小なくてすむので、回路規模を
小さくするこ□ とができる。ちなみに、オペランドデータX、Yのビッ
ト数はロー加算器1の出力ビット数はn+1である。
このようにして、減算器13は上位2ビットの被減数と
2ビットの減数(2’−’に相当)の減算により結果を
出力する。一方、(7)式または(8)式で示される被
減数の残りのビットはそのまま出力され、結局減算器1
3の減算結果と合わせて指数加算結果として出力される
。つまり、指数加算結果を得るための式は、次式のよう
になる。
2ビットの減数(2’−’に相当)の減算により結果を
出力する。一方、(7)式または(8)式で示される被
減数の残りのビットはそのまま出力され、結局減算器1
3の減算結果と合わせて指数加算結果として出力される
。つまり、指数加算結果を得るための式は、次式のよう
になる。
x+y+B+2’−’ −2”−”
”x+y+B (9)この式は
、正しい指数加算のフォーマットとなっている。
、正しい指数加算のフォーマットとなっている。
なお、定数Bの値の違いによるセレクタ11の切換えは
、外部から与えられる切換信号により行われ、定数B
= 2 ”−’の時にはセレクタ11は加算器1の出力
をセレクトし、定数B=2’−’−1の時にはセレクタ
11は+1インクリメンタ10の出力をセレクトする。
、外部から与えられる切換信号により行われ、定数B
= 2 ”−’の時にはセレクタ11は加算器1の出力
をセレクトし、定数B=2’−’−1の時にはセレクタ
11は+1インクリメンタ10の出力をセレクトする。
定数Bの値に応じてセレクタ11が正しい切換えを行え
ば、減算器13による減算はそのいずれに対しても上位
2ビットに−12−一 対する減算を行い、残りビットと合わせて(9)式に示
される正しい減算を行う。
ば、減算器13による減算はそのいずれに対しても上位
2ビットに−12−一 対する減算を行い、残りビットと合わせて(9)式に示
される正しい減算を行う。
第3図は本発明の他の実施例を示す構成ブロック図であ
る。第1図と同一のものは、同一の句号を付して示す。
る。第1図と同一のものは、同一の句号を付して示す。
この実施例では、加算器20は最下位への桁上げ入力を
具備しており、定数B=2n−1を用いる場合には最下
位への桁上げ入力を行わず、定数B−2”−1−1を用
いる場合には最下位への桁上げ入力を行い1を加算する
ようにしたものである。いずれの定数Bを用いた場合で
も、加算器20の出力として桁上がりを含めて(7)。
具備しており、定数B=2n−1を用いる場合には最下
位への桁上げ入力を行わず、定数B−2”−1−1を用
いる場合には最下位への桁上げ入力を行い1を加算する
ようにしたものである。いずれの定数Bを用いた場合で
も、加算器20の出力として桁上がりを含めて(7)。
(8)式に示すようなn+1ビットの中間結果X+37
+B+2”四が得られ、最終結果Z=x+y+Bを得る
ために減算器13は桁上がりを含めた上位2ビットに対
する減算を行えばよい。
+B+2”四が得られ、最終結果Z=x+y+Bを得る
ために減算器13は桁上がりを含めた上位2ビットに対
する減算を行えばよい。
上述の説明では、+1インクリメンタ10は加算の後に
+1する場合を例にとったが、本発明はこれに限るもの
ではなく、一方の入力を+1するようにしても、あるい
は加算器1の桁上げ入力を利用するようにしてもよい。
+1する場合を例にとったが、本発明はこれに限るもの
ではなく、一方の入力を+1するようにしても、あるい
は加算器1の桁上げ入力を利用するようにしてもよい。
どの方法をとりでも(8)式が得られる。
[発明の効果]
以上、詳細に説明したように、本発明によれば指数値に
定数Bを加えた2個のデータX、Yを指数部のデータと
するデータ表現形式のうち、定数B = 2 ”−’の
場合と定数B=2’−’−1の場合の2つの表現形式を
単一の乗算装置で処理するため、加算器1の出力に+1
インクリメンタ10で+1加算し、定数B−2“−1−
1の場合のみこの+1加算結果をセレクタ11でセレク
トし、定数B=2°−1の場合には加算器1の出力をセ
レクタ11でセレクトするようにする。更に、2“−を
2進表現で表すとMSBのみ1″で残りは全て“0”で
あることから、減算器13による減算を加算の時の桁上
がりも含めて上位2ビットに対してのみ行う。このよう
な構成とすることにより、異なるデータ表現形式の指数
部演算を回路規模の小さい演算器を用いて実現できるよ
うにすることができ−1A − る浮動小数点乗算における指数演筒装置を提供すること
ができる。
定数Bを加えた2個のデータX、Yを指数部のデータと
するデータ表現形式のうち、定数B = 2 ”−’の
場合と定数B=2’−’−1の場合の2つの表現形式を
単一の乗算装置で処理するため、加算器1の出力に+1
インクリメンタ10で+1加算し、定数B−2“−1−
1の場合のみこの+1加算結果をセレクタ11でセレク
トし、定数B=2°−1の場合には加算器1の出力をセ
レクタ11でセレクトするようにする。更に、2“−を
2進表現で表すとMSBのみ1″で残りは全て“0”で
あることから、減算器13による減算を加算の時の桁上
がりも含めて上位2ビットに対してのみ行う。このよう
な構成とすることにより、異なるデータ表現形式の指数
部演算を回路規模の小さい演算器を用いて実現できるよ
うにすることができ−1A − る浮動小数点乗算における指数演筒装置を提供すること
ができる。
第1図は本発明の原理ブロック図、
第2図は本発明の作用説明図、
第3図は本発明の他の実施例を示す構成ブロック図、
第4図は従来装置の構成ブロック図である。
第1図において、
1は加算器、
10は+1インクリメンタ、
11はセレクタ、
13は減算器である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 Bを定数として被演算データの指数xをX=x+Bで、
被演算データの指数yをY=y+Bで表し、浮動小数点
乗算時にこれら被演算データの指数x、yの指数演算を
行う装置において、 データX、Yを入力して加算演算を行う加算器(1)と
、 該加算器(1)の出力を受けてこれに+1加算を行うか
またはデータ入力X、Yのいずれかに+1加算を行う+
1インクリメンタ(10)と、前記加算器(1)の出力
及び+1インクリメンタ(10)の出力を受けて外部切
換え信号によりそのいずれか一方をセレクトするセレク
タ(11)と、 該セレクタ(11)出力から所定の定数を減算するに、
桁上がりも含めてそれぞれ上位2ビットに対してのみ行
う減算器(13)とを具備し、該減算器(13)出力と
桁上げを含めた上位2ビットを除くセレクタ(11)出
力とを合わせてその出力とするように構成したことを特
徴とする浮動小数点乗算における指数演算装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12499489A JPH02302824A (ja) | 1989-05-18 | 1989-05-18 | 浮動小数点乗算における指数演算装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12499489A JPH02302824A (ja) | 1989-05-18 | 1989-05-18 | 浮動小数点乗算における指数演算装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02302824A true JPH02302824A (ja) | 1990-12-14 |
Family
ID=14899270
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12499489A Pending JPH02302824A (ja) | 1989-05-18 | 1989-05-18 | 浮動小数点乗算における指数演算装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02302824A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59117637A (ja) * | 1982-12-24 | 1984-07-07 | Toshiba Corp | 浮動小数点乗算装置 |
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1989
- 1989-05-18 JP JP12499489A patent/JPH02302824A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS59117637A (ja) * | 1982-12-24 | 1984-07-07 | Toshiba Corp | 浮動小数点乗算装置 |
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