JPH02302533A - 換気空調装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は建物の冷暖房と神式をおこなうための換気空調
装置に関するものである。

従来の技術 従来よりおこなわれていた冷暖房の方法は第４図に示す
ような空調機１０１を設け、第６図に示すように、各室
に給気ダク）１０２を経て、温風または冷風を送り、還
気は還気ダク）１０３を経て空調機１０１へもどしてい
た。空調機１ｏ１にもどった空気はモータ１０４で駆動
されるファン１０５で加速され、冷温水コイ／に１０６
で加熱または冷却された後、再び給気ダク）１０２を曲
り、各室へ送られていた。

（たとえば、冷暖房の方法については、（社）空気調和
衛生工学全編「突気調和設備の実務の知識」（改訂第２
版）１６８頁） また、制御については、第６図に示すように温度サーモ
１０７をある室に設け、モータ１０４の運転、停止を制
御していた。

発明が解決しようとする課題 前記従来の冷暖房の方法では、室内で発生した汚染空気
を排出することはできず、換気のために別の換気装置を
設けることが必要であった。しかし、単に換気をおこな
ったのでは冷暖房負荷の増大につながる。また、ある−
室で発生したタバコの臭いや煙などが各室に拡散し、不
快感金与えることもままあった。その上、これらの臭い
が給気ダク）１０２内にしみ付き、年月を経過するに従
って不快感が増大した。

また、制御についても、単に温度サーモ連動によるＯＮ
　−ＯＦ　Ｆであり、生活のパターンに合わせたきめ細
かい制御ができないなどの課題を有していた。

本発明は上記従来の課題を解決するもので、換気による
冷暖房負荷の増大を押えつつ常時換気を行い、室内で発
生した汚染空気や汚染物質が各室に拡散するのを防ぐと
ともに、各室への給気ダクト内に臭いがしみ付くのも防
止し、その上、制−についても生活パターンに合わせき
め細かく制−・できる換気空調装＠を提供することを目
的とする。

課題を解決するための手段 上記目的を達成するために、本発明の換気空調装置は、
装置内部に、送風用のファンモータと加熱冷却用のコイ
）Ｖを有する加熱冷却部分と、換気用のファンモータと
排出空気と導入外気との間で熱交換するための全熱交換
器を有する換気部分と、室内還気を前記加熱冷却部分と
前記換気部分に分流導入するための分流風路部分とを内
蔵し、上記送風用のファンモータと連動した高温設定用
温度サーモと低温設定用温度サーモを有し、手動切換ス
イッチとタイマー切換スイッチおよび前記いづれのスイ
ッチで切り換えるかを選択するスイッチとを有し、上記
いづれかの温度サーモと送風用ファンモータを連動する
構成としたものである。

作　　　用 このｍ成により、分流風路部分に導入された室内還気は
加熱冷却部分と換気部分に分流される。

換気部分に導入され次室内還気は換気用のファンモータ
の排気用ファンで加圧され、全熱交換器を経て屋外に排
出される。それと同時に外気は換気用のファンモータの
給気用ファンで吸い込まれ、全熱交換器で室内還気と熱
交換した後、加熱冷却部分の送風用ファンに導かれる。

一方、直接加熱冷却部分に導かれた室内還気はそのまま
送風用ファンに導かれ、前記外気と混合した後コイルで
加熱または冷却し、各室に供給され、暖房または冷房と
常時換気を行うこととなる。

一方、上記送風用ファンのモータは、手動切換もしくは
タイマー切換で切り換えることにより、高温設定用温度
サーモとの連動もしくは低温設定用温度サーモとの連動
で運転制御することとなる。

実施例 以下、本発明の一実施例を第１図〜第３図にもとづき説
明する。

図において、１は換気空調装置であり、内部に送風用モ
ータ２で駆動される送風用ファン３と、送風用ファン３
より吐出する風を加熱または冷却するためのコイｌｖ４
を有する加熱冷却部分と、換気用モータ６で駆動される
排気用ファン６と給気用ファン７と、排気用ファン６に
より屋外に排出される空気と袷気用フクン７により屋外
から給気される外気との間で熱交換を行うための全熱交
換器８を有する換気部分と、室内還気を加熱冷却部分と
換気部分に分流導入するための分流風路部分９を内蔵し
ている。１ｏはある室に備えられた高温設定用の温度サ
ーモであり、１０ａはその接点である。１１は同室に備
えられた低温設定用の温度サーモであり、１１ａはその
接点である。１２は温度サーモ１０と送風用モータ２を
連動させるか、温度サーモ１１と送風用モータ２を連動
させるかを切り換えるためのリレーであり、リレー１２
の固定接点１２ａは送風用モータ２を経て電源へ、可動
接点の常閉側１２ｂは温度サーモ１０へ、常開ｇｌＩ１
１２ａハ温度サーモ１１へそれぞれ接続された後、電源
の他方へ接続されている。１３は手動・タイマ一連動切
換スイッチであり片方の接点１３ａはタイマー切換スイ
ッチ１４の接点１４ａを経てリレー１２の励磁コイ／Ｉ
／１５へ、他方の接点１３ｂは手動切換スイッチ１ｅの
接点１６ａを経てリレー１２の励磁コイル１６へ接続さ
れている。また、１７は給気ダクトであり、一端は換気
空調装置１に接続され、各室に暖気または冷気を送るた
めのものであり、各室側の先端には吐出グＩＪ　）し１
８ａ〜１８ｆが取り付けである。１９は還気ダクトであ
り、一端は換気空気装置１に接続され、各室よりの還気
を換気空調装置１に導くためのものであり、各室側の先
端には吸込グリｌし２０　ａ〜２０ｆが取り付けである
。２１および２２は換気空調装＠１の換気部分の屋外排
気および屋外給気をとるための屋外フードである。

上記構成において、各室の吸込グリル２０ａ〜２０ｆに
より吸い込まれ、還気ダクト１９を涌り、換気空調装置
１の分流風路部分９に導かれた室内還気は加熱冷却部分
と換気部分に分流される。換気部分に分流された室内還
気は換気用モータ６で駆動される排気用ファン６で加圧
され、全熱交換器８を経て、屋外フード２１より屋外に
排出される。それと同時に外気は屋外フード２２より換
気用モータ６で駆動される給気用ファン７で吸い込まれ
、全熱交換器８で室内還気と熱交換した後、加熱冷却部
分の送風用ファン３に導かれる。

一方、直接加熱冷却部分に導かれた室内還気はそのまま
送風用ファン３に導かれ、前記外気と混合した後、コイ
ル４で加熱または冷却され、給気ダクト１７を曲り、吐
出グリ／ｖ１８ａ〜１８ｆにより各室に吐出され、常時
換気と暖房あるいは冷房をおこなう。

温度サーモ１０あるいは１１との連動１ｉｉｌｌ　（ｉ
＠Ｉは、手動・タイマ一連動切換スイッチ１３の接点１
３ａを閉成するとタイマー１４の接点１４ａの開閉によ
り、リレー１２の励磁コイル１５への通電が制御される
。接点１４ａが閉成され、励磁コイル１６へｌｆｆ１電
されるとリレー１２は固定接点１２ａとｐＪ期摺接点常
開ｌｌ１１１１１２ｃが接、恍され、温度サーモ１１の
接点１１ａの開閉により送風用モータ２への通電が制御
される。また、接点１４ａが開成され、励磁コイル１６
へのｉ＋！１ｔが停止すると、リレー１２は固定接点１
２ａと可動接点の常閉側１２ｂが後続され、温度サーモ
１０の接点１０　ａの開閉により、送風用モータ２への
通電が制（財）される。

また、手切・タイマ一連動切換スイッチ１３の接点１３
ｂを閉成すると手動切換スイッチ１６の接点１６ａの開
閉により、リレー１２の励磁コイル１６への通電が制御
され、上記同様温度サーモ１１の接点１１ａあるいは温
度サーモ１ｏの接点１０ａのいずれかの開閉により、送
風用モータ２への通電が制御されることとなる。

したがって、タイマ一連動あるいは手動切換のいずれか
により、高温設定用温度サーモまたは低温設定用温度サ
ーそのいずれかと連動し、送風用モータの運転を制御し
、冷房あるいは暖房を制御しつつ、しかも、熱ロスを押
えながらの常時換気を行うこととなる。

発明の効果 以上の実施例の説明より明らかなように、本発明によれ
ば、換気による冷暖房負荷の増大を押えつつ常時換気を
行うとともに、冷暖房については、高温設定用温度サー
モもしくは低温設定用温度サーそのいずれかとの連動を
タイマーもしくは手動により選択でき、在室活動時、就
寝時、外出時など生活のパターンに応じ、きめ細かく部
屋の設定温度のコントロー〜を自動的にもしくは手動で
切り換えにより、冷暖房のランニングコス）’を低減す
ることとなる。また、常時換気により室内で発生した汚
染空気が各室に拡散するのを防ぐとともに、各室匈給気
ダクト内に臭いがしみ付くのも防止するなどの効果を発
揮するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例による換気空調装置の断面図
、第２図は同換気空調装置の制（財）回路図、第３図は
同換気空調装置の施工断面図、第４図は従来の空調機の
断面図、第６図は同空調機の側副回路図、第６図は同空
調機の施工断面図である。 １・・・・・・換気空調装置、２・・・・・・送風用モ
ータ、３・・・・・・送風用ファン、４・・・・・・コ
イル、６・・・・・・換気用モータ、６・・・・・・排
気用ファン、７・・・・・・給気用ファン、８・・・・
・・全熱交換１３，９・・・・・・分流風路部分、１゜
・・・・・・高温設定用の温度サーモ、１１・・川・低
温設定用の温度サーモ、１２・・・・・・リレー、１３
・川・・手動・タイマ一連動切換スイッチ、１４・・・
・・・タイマー切換スイッチ、１６・・川・励磁コイル
、１θ・・・・・手動切換スイッチ。 ３−−一ざ層Ｊ用ファソ ｒ；−４１灸用フｙソ ９−−一扮５歴風ル辞カ 第４図 イ０５　　　　（（Ｂ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 装置内部に、送風用のファンモータと加熱冷却用のコイ
   ルを有する加熱冷却部分と、換気用のファンモータと排
   出空気と導入外気との間で熱交換するための全熱交換器
   を有する換気部分と、室内還気を前記加熱冷却部分と前
   記換気部分に分流導入するための分流風路部分とを内蔵
   し、上記送風用のファンモータと連動した高温設定用温
   度サーモと低温設定用温度サーモを有し、手動切換スイ
   ッチとタイマー切換スイッチおよび前記いづれのスイッ
   チで切り換えるかを選択するスイッチとを有し、上記い
   づれかの温度サーモと上記送風用ファンモータを連動運
   転する構成とした換気空調装置。