JPH02302280A - スキー板及びその製造方法 - Google Patents

スキー板及びその製造方法

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JPH02302280A
JPH02302280A JP12339689A JP12339689A JPH02302280A JP H02302280 A JPH02302280 A JP H02302280A JP 12339689 A JP12339689 A JP 12339689A JP 12339689 A JP12339689 A JP 12339689A JP H02302280 A JPH02302280 A JP H02302280A
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ski
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prepolymer
resin
skis
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JP12339689A
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Keijiro Hayashi
林 敬次郎
Toshihiro Inubushi
犬伏 敏博
Takashi Tonomura
隆 外村
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Mizuno Corp
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Mizuno Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はスキー板及びその製造方法に関するものであり
、さらに詳しくは設計の自由度が高く製造が容易なスキ
ー板及びその製造方法を提供しようとするものである。
(従来の技術) 従来よりスキー板の主な製造方法としては、第3図に示
すようにスキー板成形用の各部材13を設計どうりの寸
法に揃え、これらを組合せて接着剤で一度に積層接着す
ることにより成形する積層接着成形法がある。この方法
はスキー板を構成する各部材13の材料に多種選択でき
ること及び設計が自由であること、即ち、製品が必要と
する性能を引き出すために、どの様な材料の組合せをも
つくることができるといった利点のために広く利11お
よびトップとチップの保護具を予め成形金型12内に配
置して型締め後、樹脂注入口より成形用の樹脂例えば発
泡ポリウレタン原料液を射出注入して成形する射出成形
法が、工程数が少なく材料費等が少なくて済むことから
一般的となっている。
(発明が解決しようとする課題) しかし、これら従来のスキー板の製造方法には以下のよ
うな欠点があった。
すなわち、積層接着成形法では、成形用の部材の点数が
多く、精密な寸法公差が求められ、従って工程数が多く
手間がかかり、樹脂の硬化時間が長くかかりコストが高
くなる等の問題点があった。
射出成形法においては、第4図に示すように、12内に
セットする必要があったが、上面の補強層にFRP製の
部材を用いた場合、FRPのマトリックス樹脂であるエ
ポキシ樹脂や不飽和ポリエステル樹脂は表面材としては
もろく欠は易いので、表面の保護層としてABS等の樹
脂板が必要であった。また、上面の補強層にアルミ合金
板を用いた場合にも、表面の保護層としてABS樹脂板
を設けることが多かった。側面については、ポリウレタ
ン発泡芯材のスキン層14がそのまま露出するか、AB
S樹脂板の保護層を設けることが多いが、露出する場合
はトップエツジを設けて脆いポリウレタン層を保護する
必要があり、積層接着法はどではないにしても、補強層
、保護層については効率のよい生産方法とは言えなかっ
た。
(課題を解決するための手段) 本発明は、上記従来の欠点に鑑み、軽量で、耐衝撃性の
良好な、スキー板としての性能を低下させることなく、
スキー板成形用の部品点数、工程数を減らし、生産性の
よい俵価格のスキー板を提供しようとするものである。
本発明の第1の発明は、従来スキー板の補強部分を構成
する繊維で補強された樹脂層(以下FRPと称する)の
樹脂の曲げ弾性率を従来のエポキシ樹脂と同等かそれ以
下に低下させ、連続繊維を補強繊維とすることにより、
耐衝撃性をエポキシ樹脂のそれよりも大きくし、従来の
ABS製の上面、側面の保lI層の部分の肉厚を芯体を
構成する樹脂の肉厚層として、単一の繊維強化樹脂によ
り成形して上面、側面のABS保護層を不用としたスキ
ー板において、架橋ポリエステルアミドまたはポリジシ
クロペンタジェンを生成しうるモノマーまたはプレポリ
マー材料で反応射出成形により成形されたことを特徴と
するスキー板の発明である。
第2の発明は、連続繊維を補強sl!維として硬化物の
耐衝撃性が優れる樹脂を生成しうる、低粘度のモノマー
またはプレポリマーよりなるFRPIスキー板の製造方
法であって、スキー板成形用の芯材に樹脂を含浸しない
連続繊維よりなる補強繊維を被覆巻回し、エツジ、滑走
面板と共にスキー板成形用金型内の所定の位置に配置し
、型締め後成形用樹脂注入口より架橋ポリエステルアミ
ドまたはポリジシクロペンタジェンを生成しろるモノマ
ー、プレポリマーを注入、硬化させることにより成形す
るスキー板の成形方法である。例えば本発明においては
、モノマーに1,3−フェニレンビス 2−オキサゾリ
ン(以下PBOと略す)を用いる場合には二塩基性有機
酸を適当な割合で混合し、触媒を加えることにより架橋
ポリエステルアミドの硬化物よりなるスキー板が得られ
ろ。
またモノマーにジシクロペンタジェンを用いる場合には
、触媒、安定剤等を混合することによりポリジシクロペ
ンタジェンの硬化物よりなるスキー板が得られる。これ
らの硬化物の曲げ弾性率は室温テ200 kg f /
 m−かつアイゾツト衝撃強度(ノツチ付き)が、6 
kg m am / am1〜90 kg cva /
 amを示し耐衝撃性に優れたスキー板となる。
(作用) 本発明の方法によれば、100CPS以下の低粘度のモ
ノマーまたはプレポリマーを成形金型内に注入、反応硬
化させることにより硬化物を得ることができるので、金
型内での樹脂の廻りがよい。
特にP B O,あるいはジシクロペンタジェン等のモ
ノマーは融点を超過するときわめて低粘度であるから、
補強繊維とのぬれが良く繊維への含浸がスムーズで、し
かも金型への注入圧力が低くてすむので、注入時の圧力
による補強繊維の乱れもなく、また気泡の発生を防ぐこ
とができる。従って、完成度の高いスキー板が成形でき
るものである。
本発明のスキー板はPBO,あるいはジシクロペンタジ
ェン等のモノマーまたはプレポリマー材料製であるから
弾性率が大きいけれども衝撃抵抗は従来のエポキシ樹脂
よりも大きな値を示すことから、従来のスキー板の様に
、保護層として上面材と側面材を予め別途に成形し、積
層接着成形する必要がなく、補強層のまわりを肉厚層の
樹脂層にすることにより上面材および側面材とすること
が出来るので、部品点数が少なくなり、工程が簡素化さ
れるほか、芯材に補強繊維を被覆巻回して成形する場合
に、芯材の材料を選択することにより中空構造としたり
発泡体の中芯構造としたりすることが出来るので、剛性
、重量などが設計により自由に選択できるものである。
(実施例) 本発明の実施例を図面を参照して説明すると、第1図に
示すように本発明のモノマー、プレポリマー材料製のス
キー板1は、PBOモノマーと芳香族ジアミンまたは芳
香族オキシカルボン酸、脂肪酸、あるいはポリジシクロ
ペンタジェンと重合開始剤、触媒を成形金型2内で混合
、反応硬化させることにより成形したものである。上記
のスキー板1は、第2図に示すように、例えば屈曲性を
有するチューブを芯材3とし該芯材3に炭素繊維、ガラ
ス繊維、ケブラー繊維等の連続繊維よりなる補強繊維4
を被覆巻回し、滑走面材6、トップエツジ6、ボトムエ
ツジ11等の他の構成部材と共に成形金型2内に配置後
、金型の樹脂注入口よりモノマーまたはプレポリマーを
注入し、該ポリマーまたはプレポリマーの硬化前にチュ
ーブに空気を圧入することにより中空構造を有する、別
体の上面材、側面材を有しない一体のスキー板1を得る
ことができる。そのほか、芯材3として溶融可能な合金
や発泡体や中空のプラスチック等が使用できる。補強繊
維の形態としては、連続繊維を巻回するほか、織布、2
,3軸ブレード、ロービング等が使用できる。
(効果) 本発明は、以上説明したような構成及び製造方法である
から、以下のような効果を奏するものである。
即ち、本発明のスキー板lはモノマー、プレポリマー材
料製のスキー板であり補強ta維4に連続繊維あるいは
連続繊維よりなる織布、ロービング、ブレード等やこれ
らを組み合わせたものを用いて上面8、側面7を含むス
キー板全体を継目なしの一体成形としたので、耐衝撃性
の良好なスキー板が簡素な工程で製造できる。
声た、100cPs以下の粘度の低いモノマー、プレポ
リマーを使用することから、補強繊維に連続繊維あるい
は連続繊維よりなる織布、ブレード、ロービング等を使
用しても繊維とのぬれもよく、従って、繊維内への含浸
も良好で材料の注入時に補強繊維の乱れも少なく、金型
の隅々まで行き渡り、廻り込み易いので成形し易く成形
後の表面状態も良好で美観を呈すると共に、後工程に手
間がかからず、安価に製造できる。本発明において、架
橋ポリエステルアミドまたはポリジシクロペンタジェン
の硬化物よりなるスキー板においてはアイゾツトの衝撃
強度(ノツチ付き)でエポキシ樹脂の2倍〜10倍以上
の数値を示し、耐衝撃性に優れたスキー板が得られる。
さらにこれらの樹脂は汎用の熱硬化性のポリウレタン塗
料との密着性もよく、切削加工性も良好であるから生産
性も向上するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第2図は本発明の説明図であり、第1図は本発
明のスキー板の斜視図、第2図は本発明のスキー板の製
造方法の説明図を表す。 第3図〜第4図は従来のスキー板の製造方法の説明図で
ある。 1ニスキー板、2,12:金型、3:芯材、4:補強繊
維、5:滑走面材、6:トップエツジ、7:側面、8:
上面、9:下面構成部材、10:上面構成部材、11:
ボトムエッジ、13:部材。 14ニスキン lO:上面構成部材 1トポトムエツジ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、上面板および側面板を含む部分を単一の繊維強化樹
    脂により成形したスキー板であって、繊維強化樹脂は連
    続繊維を補強繊維としてモノマーまたはプレポリマーの
    反応射出成形により成形されたスキー板において、モノ
    マーまたはプレポリマーが架橋ポリエステルアミドもし
    くはポリジシクロペンタジエンを生成しうる材料である
    ことを特徴とするスキー板。 2、芯材に連続繊維もしくは該連続繊維よりなる織布、
    ブレード、ロービング等よりなる補強繊維を適宜被覆巻
    回し、エッジ、滑走面をスキー板成形用の金型内に配置
    し、閉じた金型内に、溶解時のモノマーまたはプレポリ
    マーの粘度が100cps以下で、硬化後の曲げ弾性率
    が室温で200kgf/mm^2〜700kgf/mm
    ^2でかつアイゾット衝撃強度(ノッチ付き)が、6k
    g・cm/cm以上を示す樹脂のモノマーまたはプレポ
    リマーを注入し、補強繊維への含浸、各部材の接着硬化
    を同時に行い、上面板、側面板を設けることなく単一の
    樹脂により一体に成形することを特徴とするスキー板の
    製造方法。 3、前記スキー板の製造方法において、樹脂硬化物が架
    橋ポリエステルアミドであることを特徴とする請求項2
    記載のスキー板の製造方法。 4、前記スキー板の製造方法において、樹脂硬化物がポ
    リジシクロペンタジエンであることを特徴とする請求項
    2記載のスキー板の製造方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5424021A (en) * 1990-07-31 1995-06-13 Sumitomo Rubber Industries, Limited Method of making a shock resistant tool comprising a fiber reinforced cyclopentadiene resin matrix
CN110481059A (zh) * 2019-09-24 2019-11-22 航天特种材料及工艺技术研究所 一种复合材料泡沫夹芯结构及其成型方法

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JPS51131739A (en) * 1975-05-10 1976-11-16 Nippon Gakki Seizo Kk Ski and production method thoreof
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JPS62167577A (ja) * 1985-10-28 1987-07-23 フイツシヤ− ゲゼルシヤフト エム・ベ−・ハ− スキ−、その製造方法及び装置

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