JPH02301964A - 鉛蓄電池用極板の製造方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は鉛蓄電池用ペースト式極板の製造方法、特にペ
ースト充填後の極板周囲に付着した余分なペーストの除
去方法に関するものである。

従来の技術 鉛蓄電池の極板格子体にペースト状活′！ＩＪ質（以下
ペーストという）を充填する工程において、ペーストカ
イ格子額縁部や集電部に付着する。その付着したペース
トが電池組立に際しては溶接の障害となり、また電池内
にあってはそれが脱落してシ′ヨードの原因となったり
する。

よって高信頼性を要求される電池にあっては水のスプレ
ーやはけによる手洗い等によってそのペーストが除去さ
れてきた。

発明か解決しようとする課題 従来のペーストの除去に関して、水のスプレーによって
は洗浄力が弱く、除去が不完全であり、また、はけによ
る手洗いにいたっては相当熟練を要すると共に非常に非
能率的である。

課題を解決するための手段 本発明は、余分な付着ペーストを除去するために、高圧
水の噴射によってペーストを洗い落すと共に、ブラシを
併用することにより、不要なペーストの除去を完全に且
つ能率的に行わんとするものである。

実施例 本発明製造方法の一実施例を図によって説明する。

第１図は本発明に用いる装置全体の概念図である。図に
おいｔ、１．１′はブラシ、２．２′は高圧エアーと水
との混合体からなる高圧水噴射ノズルであり、ブラシ１
および１′からなる一対のブラシとノズル２および２′
からなる一対のノズルとが一組となり、極板４の上部と
下部に対応する部分に配置される。３．３′は側面洗浄
用スライド体であり、第２図にその拡大斜視図を示すよ
うに、一対のブラシ（１，１′）および一対の高圧水噴
射ノズル＜２．２’　）を備えている。

第１図において、Ａの位置にあった極板はＢの位置まで
移動し、その道中において極板上部と下部は一対のブラ
シ間および一対の高圧水噴射ノズル間を通過するので極
板上部と下部に付看した余分のペーストはこのブラシと
高圧水によって洗浄される９次に極板は一部Ｂの位置で
停止し、側面洗浄用スライド体３および３′が上下して
極板側面の洗浄を行う、勿論側面洗浄用スライド体にも
ブラシと高圧噴射ノズルが設けてあり、それによって洗
浄を行うのである。また、次にＢの位置の極板はＣの位
置まで移動し、その道中において再び極板上部と下部が
洗浄される。

なお、高圧水噴射ノズルとブラシとは一体のものでもよ
いし、また各々数を増減してもよい。

発明の効果 前述した通り、従来の技術では極板周囲の完全な洗浄は
不可能がまたは非常に工数のかかるものであった３本発
明はかかる問題を解決し、比鮫的少ない工数で完全な洗
浄を可能としたものであり、その工業的価値は極めて大
きいものがある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明製造方法に用いる装置全体の概念図、第
２図は第１図中の口」面洗浄用スライド体の拡大斜視図
である。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、高圧エアーと水との混合体からなる高圧水の噴射と
   ブラシを用い、これら高圧水噴射とブラシが極板に対し
   て相対的に移動することによって極板の周囲を洗浄する
   ことを特徴とする鉛蓄電池用極板の製造方法。