JPH0230089A - 高周波加熱装置の昇圧トランス - Google Patents

高周波加熱装置の昇圧トランス

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JPH0230089A
JPH0230089A JP18091988A JP18091988A JPH0230089A JP H0230089 A JPH0230089 A JP H0230089A JP 18091988 A JP18091988 A JP 18091988A JP 18091988 A JP18091988 A JP 18091988A JP H0230089 A JPH0230089 A JP H0230089A
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JP
Japan
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winding
transformer
primary winding
frequency
secondary winding
Prior art date
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Pending
Application number
JP18091988A
Other languages
English (en)
Inventor
Daisuke Betsusou
大介 別荘
Naoyoshi Maehara
前原 直芳
Takahiro Matsumoto
松本 孝広
Shigeru Kusuki
楠木 慈
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication of JPH0230089A publication Critical patent/JPH0230089A/ja
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F38/00Adaptations of transformers or inductances for specific applications or functions
    • H01F2038/003High frequency transformer for microwave oven

Landscapes

  • Control Of High-Frequency Heating Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は50七または6〇七の商用周波数を、それより
高い周波数に変換する周波数変換回路、すなわちインバ
ータ回路をもつ高周波加熱装置の昇圧トランスに関する
ものである。
従来の技術 従来の高周波加熱装置は第4図に示すように、商用電源
11はインバータ回路10で周波数が20kHz以上の
高周波に変換され、前記インバータ回路10の高周波出
力は、昇圧トランス6で昇圧される。前記昇圧トランス
6の2次巻線2の高圧出力は倍電圧整流回路12で倍電
圧整流され、マグネトロン13のアノード15とカソー
ド14間に印加される。さらに前記昇圧トランス6には
3次巻線3を設け、低電圧出力を得ており、前記低電圧
出力はマグネトロン13のカソード14に接続され電力
を供給している。インバータ回路10は、商用電源11
を全波整流し、直流を得るためのダイオードブリッジ1
6とインダクタ17および、コンデンサ18から構成さ
れるフィルタと、トランジスタ19と前記トランジスタ
19のベース信号をつくりトランジスタ19を駆動する
ための駆動回路20と、コンデンサ21およびインダク
タ1から構成される共振回路26から構成される。前記
共振回路のインダクタ1は、前記昇圧トランス6の1次
巻線1と共用される。
前記インバータ回路10は、前記共振回路26のインダ
クタ1とコンデンサ21を所望の周波数、例えば25 
kHz程度で共振するようにその値を定めており、トラ
ンジスタ19を、25 kHz程度でスイッチングさせ
ることにより共振回路26のインダクタ1すなわち、昇
圧トランス6の1次巻線1に25 kHz程度の高周波
の電圧を発生させている。昇圧トランス6は前記インバ
ータ回路10で発生した周波数が25kHz程度の高周
波電圧を昇圧し、2次巻線2に高周波高電圧を発生し、
前記高周波高電圧を倍電圧整流回路12によりピーク値
で4kV程度の直流高電圧に整流し、マグネトロン13
を付勢している。前記昇圧トランス6の3次巻線3には
、周波数が25 kHz程度の高周波低電圧を発生させ
、マグネトロン13のカソード14に接続し、10(A
)前後の電流をカソード14に供給している。
第5図に昇圧トランス6の断面図を示す。同図において
、昇圧トランス6は、高周波による損失、たとえば、表
皮効果による損失等を、低減するために、直径が0.1
8mm程度の絶縁された電線を150本程度、より合わ
せる構成とした1次巻線1と、直径が0.3mm程度の
絶縁された1本の電線から構成される2次巻線2と、1
次巻線1を巻くための1次巻線用ボビン23と、2次巻
線2を巻くための2次巻線用ボビン22と、直径が0.
8mm程度の絶縁された1本の電線から成る3次巻線3
と、1次巻線1と2次巻線2および3次巻線3と磁気結
合を得るためのフェライトから構成されるコア24とか
ら構成される。コア24は、透磁率の高いフェライトで
構成し、磁気抵抗を小さ(し、1次巻線1と2次巻線2
の磁気結合をトランスの結合係数で0.6以上の値にし
ている。
2次巻線用ボビン22は、2次巻線2が250〜300
回程度巻かれるため、線間の浮遊容量低減や、絶縁耐圧
を得るために、巻線を4層以上に分割して巻く構成とし
ている。
コア24は、飽和を防ぐためギャップ25を、1次巻線
1の位置にもってきている。コア24は、昇圧トランス
6の全重量のおよそ50%を占めており、昇圧トランス
6の軽量化と低コスト化を実現するためには、コア24
を小型のものにする必要があった。コアを小型化するた
めには、周波数を上げ、コアの断面積を通る磁束を減ら
すことにより、コア断面積を小さくする必要がある。
第6図に入力電圧がlkwの高周波加熱装置に使用され
る昇圧トランス6の全重量と、共振回路26の周波数と
の関係を示す。昇圧トランスの全重量6は、共振回路2
6の周波数の平方根の逆数にほぼ比例している。このよ
うに共振回路26の周波数を上げることにより昇圧トラ
ンス6の小型・軽量化が可能になる。
また、共振回路26の周波数fは、共振回路のインダク
タンス、すなわち、昇圧トランス6の1次巻線1のイン
ダクタンスし、と、コンデンサ21の容量CIと次式の
関係がある。
すなわち、共振回路の周波数fを高くする場合、1次巻
線工のインダクタンスL1を小さくすればよいので、1
次巻線1の巻数N、を小さくでき、1次巻線1用の電線
の量を減らすことができる。
さらに、2次巻線2に発生する電圧V+ は1次巻線に
印加する電圧V+ と次式の関係がある。
従って、N、を小さくすれば2次巻線2の発生電圧v2
を一定にするためにN2を小さくできる。
すなわち2次巻線の巻数を減らし、2次巻線用の電線の
量を減らすことができ、昇圧トランス6をより小型・軽
量化できる。
発明が解決しようとする課題 ところが、共振回路26の周波数を上げることにより、
次の3つの弊害が生じる。
周波数を上げることにより生ずる弊害の第一は、電線の
表皮効果により電線の抵抗骨が増大し、1次巻線1と2
次巻線2の損失が増大する。第二は、昇圧トランス6を
小型化することにより昇圧トランス自体の放熱面積が小
さくなり、放熱効果が悪化する。第7図に昇圧トランス
6の1次巻線1および2次巻線2の巻線温度が共振回路
の周波数fとともに増大する特性であることを示す。
第3の弊害は、上記理由により、巻線の温度が上昇し、
その熱がコア24に伝導し、コア24の温度を上げてし
まうことである。コアの透磁率は、温度上昇とともに減
少する特性を持っているので、1次巻線1と2次巻線2
および3次巻線3の磁気結合が得られなくなってしまう
という弊害があった。
従って、昇圧トランス、6の冷却のためのファンをより
強力なものにするなどの対策が必要になる。
すなわち、共振回路26の周波数を上げて、昇圧トラン
ス6のフェライトでできたコア24を小型化する手段は
、昇圧トランス6自体の損失を増加させる結果となり実
用的でない。
前述したように、コア24は昇圧トランス6の全重量の
約50%を占め、かつ、昇圧トランス6の構成部品の中
でも最も高価なものである。
昇圧トランス6のコア24は1次巻線1と2次巻線2お
よび3次巻線3との磁気結合を得るために必要であり、
従来の昇圧トランスの構成では、フェライトで構成され
たコア24を使用しなくては、充分な磁気結合を得るこ
とができなかった。
このように従来の昇圧トランス6の構成では、コア24
を小さくし、昇圧トランス6をより小型・軽量・低コス
トなものにすることは非常に困難であった。
本発明はこのような従来の課題を解消するものであり、
昇圧トランス6の1次巻線1と2次巻線2および3次巻
wA3との磁気結合をコア24を用いずに充分得られる
昇圧トランス6の構成を提供するものである。
課題を解決するための手段 本発明の高周波加熱装置の昇圧トランスは、1次巻線と
2次巻線をそれぞれ平板状に構成し、それぞれの巻線を
互いに向い合わせて配置し、1次巻線と2次巻線の相対
する面積を有効にとり1次巻線で発生した磁束が2次巻
線と充分鎖交する構成とすることにより、1次巻線と2
次巻線の磁気結合を得るものである。
作用 本発明の昇圧トランスは、その1次巻線と2次巻線と3
次巻線をそれぞれ平板状に構成し、それぞれの巻線を向
い合わせて配置することにより、1次巻線で発生した磁
束が、2次巻線および3次巻線と充分鎖交するので、巻
線だけで充分な磁気結合、すなわち結合係数で0.6以
上の結合を得られる。
従って、フェライト等の高透磁率のコアを用いる必要が
なく、昇圧トランスの軽量・低コスト化が実現できる。
また、巻線を平板状に構成するため、放熱面積が大きく
なり冷却効果が向上するので、共振回路の周波数をより
高くし、巻線のインダクタンスを小さくでき、巻線の量
を減らすことができ、より小型で低コストな昇圧トラン
スを実現できるものである。
実施例 以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図に昇圧トランスの構成を示す。
同図は、昇圧トランス6の1次巻線1,2次巻線2,3
次巻線3を平板状に構成し、3つの巻線を図に示す様に
並行に配置している。同図に示すような構成にすること
により、1次巻線1と、2次巻線2、および3次巻線3
の相対する面積が大きくなり、1次巻線1がつくる磁束
4が有効に2次巻線2と3次巻線3に鎖交し、エネルギ
ーを伝達できる。
1次巻線1は、高周波による表皮効果による銅線の損失
を低減するために、より線が用いられる。
2次巻線2および3次巻線3は、それぞれ単線が用いら
れる。
1次巻線1は、巻線が20程度、2次巻線2は巻線が4
00程度、3次巻線3は、巻数が5程度である。2次巻
線2にはピーク値で、最大4kV程度の高電圧が発生す
るので、1次巻線1との絶縁を充分に確保するため、1
次巻線と2次巻線の距離5を設けている。このように1
次巻線1と2次巻線2との絶縁を確保するために、1次
巻線1と2次巻線2の距離5を設けても、前述したよう
に巻線を平板状に構成しているため、1次巻線1と2次
巻線2との結合を充分に得られ、結合係数0.6以上に
している。3次巻線3についても同様で、1次巻線1と
3次巻線の結合は、結合係数で0.4以上にしている。
上記した、昇圧トランス6の構成であれば、フェライト
等でできた高磁性体のコアを用いずに1次巻線lと2次
巻線2および3次巻線3との結合を充分に得ることがで
き、非常に有効なコストダウンができる。また、フェラ
イト等の温度特性を持つ高磁性体を使用しないので、昇
圧トランス6の温度上昇によって、1次巻線1や2次巻
線2や3次巻線3のインダクタンスの変化がなく、また
1次巻線Iと2次巻lllA2および3次!!線3との
結合の強さが変わらないので非常に信頼性の高い昇圧ト
ランス6を構成できる。さらに、上記した昇圧トランス
6の構成にすれば、各巻線の放熱面積が大きくなり、放
熱効果が良くなり、巻線の温度を下げることができより
信頼性の高い昇圧トランス6を構成することができる。
第2図に、本発明による昇圧トランス6を電子レンジに
実装した状態を示す6本発明の昇圧トランス6゛は、巻
線を平板状に構成するので、昇圧トランス6全体をフラ
ットなものにすることができ、同図において電子レンジ
の側板側7.底板側9゜天板側8、のスペースに配置す
ることができ、電子レンジ全体をよりコンパクトなもの
にすることができる。
第3図に他の実施例を示す、同図(a)は、3次巻線3
を1次巻線1と2次巻線2の間に設けて1次巻線1と3
次巻線3の距離を縮めている。このようにすれば1次巻
線1と3次巻線3の結合を強められ、3次巻線3の巻数
を減らすことができる。
また同図(b)は、1次巻線1.2次巻線2,3次巻線
3、をそれぞれ、複数の層に分割している。このように
すれば、昇圧トランスの幅を小さくすることができる。
同図(C)は、巻線をプリント基板7上にパターンを印
刷している。このようにすれば電線を用いた巻線の場合
に比べ、四角形等の様々な形の巻線を容易につくれる。
超電導材料を用いて、同図のように昇圧トランスを構成
しても、同様な特性を得られる。
発明の効果 以上のように、本発明の昇圧トランスは、その巻線を平
板状に構成し、各巻線を並行に配置したものであり、し
たがって、フェライト等の高磁性体のコアを使用しなく
てすむので、温度特性がなく信頼性の高い昇圧トランス
を実現できるとともに、昇圧トランスの構成部品の中で
最も高価であったコアを無くすことができコスト低減が
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図a、bは本発明の一実施例における昇圧トランス
の平面図および側面図、第2図a、bは話図、第4図は
高周波加熱装置の回路図、第5図は従来の昇圧トランス
の断面図、第6図は従来の昇圧トランスの重量と共振回
路の周波数の関係を示す特性図、第7図は従来の昇圧ト
ランスの巻線温度と共振回路の周波数の関係を示す特性
図である。 1・・・・・・1次巻線、2・・・・・・2次巻線、3
・・・・・・3次巻線、4・・・・・・1次巻線のつく
る磁束、5・・・・・・1次巻線と2次巻線の距離、6
・・・・・・昇圧トランス、7・・・・・・側板側、8
・・・・・・天板側、9・・・・・・高周波加熱装置、
10・・・・・・インバータ回路、11・・・・・・商
用電源、12・・・・・・倍電圧整流回路、13・・・
・・・マグネトロン、14・・・・・・カソード、15
・・・・・・アノード、16・・・・・・ダイオードブ
リッジ、17・・・・・・インダクタ、18・・・・・
・コンデンサ、19・・・・・・トランジスタ、20・
・・・・・駆動回路、21・・・・・・共振用コンデン
サ、22・・・・・・2次巻線用ボビン、23・・・・
・・1次巻線用ボビン、24・・・・・・コア、25・
・・・・・ギャップ、26・・・・・・共振回路、27
・・・・・・プリント基板。 代理人の氏名 弁理士 粟野重孝 ほか1名1−1 ン
クく巷(濠−と 2−2  ン欠8線 3−3 ン大Aう9線 4−/ *JL&の7<64.v S −を吹巻4泉とz次巻周φ距清亀 6−  昇氏トランス /′ γ−復I瓦伏1 10=−インバータ回誇 第 図 第 図 宍掘0諦づ馬液数fCkMz) 第 図 昇圧トランスのl鴎壺灸と22(聯N臼にの〆4乃【υ 5θ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 商用電源の周波数より高い周波数に商用電波周波数を変
    換するインバータ回路と、前記インバータ回路の出力を
    昇圧して、マグネトロンを付勢する昇圧トランスとを有
    し、かつ前記昇圧トランスの1次巻線と2次巻線をそれ
    ぞれ平板状にし、互いに並行に配置した高周波加熱装置
    の昇圧トランス。
JP18091988A 1988-07-20 1988-07-20 高周波加熱装置の昇圧トランス Pending JPH0230089A (ja)

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