JPH0230042A - バランスコイル装置 - Google Patents

バランスコイル装置

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Publication number
JPH0230042A
JPH0230042A JP18091088A JP18091088A JPH0230042A JP H0230042 A JPH0230042 A JP H0230042A JP 18091088 A JP18091088 A JP 18091088A JP 18091088 A JP18091088 A JP 18091088A JP H0230042 A JPH0230042 A JP H0230042A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
balance
coil
bobbin
inductance
balance coil
Prior art date
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Pending
Application number
JP18091088A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasunaga Kuwabara
保修 桑原
Hirohisa Koizumi
小泉 裕久
Masashi Ide
井手 正史
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication of JPH0230042A publication Critical patent/JPH0230042A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はテレビジョン受像機等の偏向ヨークに付加する
バランスコイル装置に関するものである。
従来の技術 第9図は偏向ヨークの外観図、第10図は同偏向ヨーク
の矢印A方向より見た正面図、第11図は同偏向ヨーク
の線B−Bに沿って切断した状態の断面図である。図に
おいて、1は絶縁枠、2は絶縁枠1の外側に装着された
トロイダル型の垂直偏向コイル、3a及び3bは絶縁枠
1の内側に装着されたサドル型の水平偏向コイルである
。通常、サドル型の水平偏向コイルは第10図及び第1
1図に示されるように上下に分割されており、3aは上
部に配置される上部コイル、3bは下部に配置される下
部コイルである。そして、上部コイル3aが作る磁界と
下部コイル3bが作る磁界の合成磁界によって水平偏向
が行われる。
ところで、上部コイル3aと下部コイル3bとが同じ特
性を示すように作るのではあるが、実際には製造上のば
らつきによっていくらが特性にアンバランスが生じてし
まう。よって、たとえ同じ値の電流を流したとしも、発
生する磁界の強さにアンバランスが生じる場合がある。
そこで、このよう・なアンバランスを補正するために第
12図に示されるようにバランスコイル装置4が設けら
れる。第13図はバランスコイル装置4の外観図、第1
4図はバランスコイル装置4の縦断面図である。第13
図及び第14図において、5はボビン、6及び7はボビ
ン5に巻回されたバランスコイル、8はボビン5の貫通
孔に挿入されたインダクタンス調整用のコアである。コ
ア8にはねじが形成されており、コア8は回転させるこ
とによってボビン5の中を矢印C方向にスライドするよ
うになっている。Llはバランスコイル6の両端のイン
ダクタンス1.L2はバランスコイル7の両端のインダ
クタンスである。第15図はコア8の移動に伴うLl、
L2及び第12図に示される合成インダクタンスL+(
の変化を示すものである。コア8がバランスコイル6に
接近するとバランスコイル6のインダクタンスLlは増
加し、一方、コア8はバランスコイル7から離れるので
、バランスコイル7のインダクタンスL2は減少する。
逆にコア8がバランスコイル7に接近すると、バランス
コイル7のインダクタンスL2は増加し、バランスコイ
ル6のインダクタンスL1は減少する。
発明が解決しようとする課題 しかしながら以上のような構成では、コア8を移動させ
ると、バランスコイル6とバランスコイル7との間の相
互インダクタンスMが変化してしまい、相互インダクタ
ンスMの変化に伴って第15図に示されるように合成イ
ンダクタンスLHまでも変化してしまっていた。合成イ
ンダクタンスL)lが変化すると、上部コイル3aに流
れる電流と下部コイル3bに流れる電流の合計電流IH
も変化してしまう。すると、上部コイル3aによる磁界
と下部コイル3bによる磁界とのアンバランスを補正す
るのがバランスコイルの目的であるにもかかわらず、偏
向電流までも変化してしまい、水平偏向量が一定になら
なかった。
本発明は以上のような課題に鑑みてなされたものであり
、偏向ヨークに流れる電流のバランスをより精度良(調
整することが可能なバランスコイル装置を提供すること
を目的とする。
課題を解決するための手段 本発明は以上の課題を解決するため、コアを移動させて
第1および第2のバランスコイルのインダクタンスのバ
ランスを変化させるインダクタンス装置において、双方
のバランスコイル間の間隔を変化させる間隔調整手段を
設けた。
作用 以上のように構成した事により、第1および第2のバラ
ンスコイルのインダクタンスのバランスを変化させる事
が出来るとともに、双方のバランスコイルの間の相互イ
ンダクタンスを変化させる事が出来、それに伴って双方
のバランスコイルに流れる電流を同時に増減させる事が
出来る。
実施例 以下、図面に基づいて本発明の実施例について説明する
。第1図において、10は貫通孔を備えた軸棒であり、
中央よりも一方側に右ねじが、また他方側に左ねじが形
成されている。11及び12はそれぞれボビンであり、
ボビン11にはバランスコイル22が巻回され、ボビン
12にはバランスコイル23が巻回されている。14は
以上の軸棒10.コイルボビン11.12を収めるケー
スであり、軸棒10の両端部10a、10bを貫通させ
る開口14a、14bを備えている。第2図は軸棒1o
の断面図である。第2図において15は軸棒10の貫通
孔に挿入されたコアであり、コア15にはねじが形成さ
れ、回転させる事によって矢印り方向に移動するように
なっている。
第3図は実施例におけるバランスコイル装置の完成状態
の断面図である。軸棒10の両端部10a、10bはケ
ース14の開口14a、14bを貫通しており、軸棒1
0はケース14内に回転自在に保持されている。ボビン
11は軸sioの右ねじ部に嵌まり、一方ポビン12は
軸棒10の左ねじ部に嵌まっている。従って、軸棒10
を回転させるとボビン11とボビン12は互いに逆方向
に移動する事となり、軸棒10を回転させる事によらで
ボビン11.12の間隔を変える事ができ、るようにな
っている。
第4図(イ)、(ロ)はともに本バランスコイル装置の
回路図である。第4図(イ)において、Mはバランスコ
イル22とバランスコイル23との相互インダクタンス
、l+はバランスコイル22自体の自己インダクタンス
、12はバランスコイル23自体の自己インダクタンス
である。また、第4図(ロ)は自己インダクタンスのみ
より成る回路に等価返還したものであり、第4図(ロ)
においてインダクタンスmは相互インダクタンスMと同
じ値となる。
以下、動作を説明する。前述のようにバランスコイル2
2.23の間隔Hを変化させると、表1に表されている
ように相互インダクタンスMが変化する。
第  1  表 すなわち、間隔Hを大きくすると相互インダクタンスM
は小さくなり、一方間層Hを小さくすると相互インダク
タンスMは大きくなる。また、同時にバランスコイル2
2またはバランスコイル23とコア15との相対位置も
変化するので、自己インダクタンスレ、12もいくらか
変化する。以上のように構成されたバランスコイル装置
を第2図に示される従来例のように偏向回路に接続した
場合を考えると、第4図(ロ)に示されるセンタ一端子
Cと中点dとの間のインダクタンスmは偏向回路に直列
に挿入される事となるので、インダクタンスmが変化し
た分だけ合成インダクタンスLHが変化する。従って、
間隔Hを変化させると合成インダクタンスL)lを変化
させる事ができる。そして、バランスコイル22に流れ
る電流とバランスコイル23に流れる電流は同時に増減
するので、たとえコア15の調整によって全電流が所定
の値から外れてしまっても、間隔Hの調整によって全電
流を所定の値に戻す事ができる。
次に本実施例によるバランスコイル装置を高精度モニタ
ー用陰極線間等に装着される偏向ヨークに用いた場合の
例について説明する。この種の偏向ヨークには、高精度
な磁界分布を得るために第5図に示されるように分割巻
き用のリブ18,19が形成された絶縁枠17が用いら
れ、第6図に示されるようにリブ18.19を利用して
形状が異なった複数のコイルを形成している。第6図で
は理解を助けるために2つのコイルのみを示したが、実
際には多数のコイルが設けられている。そしてこのよう
な偏向ヨークにおいて上部のコイルと下部のコイルのそ
れぞれにおいて電流のバランスを取るために、第7図に
示されるように上部及び下部のそれぞれにおいて複数の
コイルを2つのグループに分割してその間にバランスコ
イル装置を接続する場合がある。第7図において、Lu
lは上部における一方のグループのコイルの合成インダ
クタンス、Lu2は上部における他方のグループのコイ
ルの合成インダクタンス、Ldlは下部における一方の
グループのコイルの合成インダクタンス、Ld2は下部
における他方のグループのコイルの合成インダクタンス
である。このように本実施例におけるバランスコイル装
置を接続すると、次、のような利点がある。すなわち、
バランスコイル装置内のバランスコイル22とバランス
コイル23との間隔を変えれば、第4図に示されるイン
ダクタンスmが変化し、このmが変化すると、例えば上
部において、一方のグループのコイル(Lul)に流れ
る電流と他方のグループのコイル(Lu2)に流れる電
流のバランスが変化することとなる。また下部において
も同様にmが変化すれば一方のグループのコイル(Ld
l)に流れる電流と他方のグループのコイル(Ld2)
に流れる電流のバランスが変化する。このようにコイル
が複数に分割された高精度偏向ヨークに本実施例におけ
るバランスコイル装置を用いることにより、上部または
下部の双方において一方のグループのコイルに流れる電
流と他方のグループのコイルに流れる電流とのバランス
を変化させることができ、これによってより精度の高い
コンバーゼンス調整を行うことが可能となる。例えば、
第8図において本実施例におけるバランスコイル装置を
用いてコンバーゼンス調整を行う際は、画面左右両端に
おいてRラインとBラインの水平方向のずれ(X)l)
及びRラインとBラインの垂直方向のずれ(XV)をよ
り精密に調整することが可能となる。
発明の効果 以上のように本発明は、コアを移動させて第1および第
2のバランスコイルのインダクタンスのバランスを変化
させるインダクタンス装置において、双方のバランスコ
イル間の間隔を変化させる間隔調整手段を設けたことに
より、双方のバランスコイルのインダクタンスのバラン
スを変化させる事が出来るとともに、双方のバランスコ
イル間の相互インダクタンスを変化させる事が可能とな
り、偏向ヨーク中の各コイルに流れる電流のバランスを
より精度良く調整する事が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例におけるバランスコイル装置の
分解斜視図、第2図は同バランスコイル装置の軸棒の断
面図、第3図は同バランスコイル装置の断面図、第4図
(イ)、(ロ)は同バランスコイル装置の回路図、第5
図は高精細度陰極線管用の偏向ヨークの絶縁枠、第6図
は同偏向ヨークに巻回されたコイルの概略図、第7図は
同偏向ヨークに本実施例におけるバランスコイル装置を
接続した状態の回路図、第8図、第9図は偏向ヨークの
側面図、第10図は同偏向ヨークの正面図、第11図は
同偏向ヨークの断面図、第12図は従来のバランスコイ
ル装置を偏向ヨークに接続した状態の回路図、第13図
は従来のバランスコイイル装置の斜視図、第14図は従
来のバランスコイル装置の断面図、第15図は従来のバ
ランスコイルのコアの位置の変化に対する各インダクタ
ンスの変化を示す説明図である。 10・・・・軸 棒 11.12・・・・コイルボビン 14・・・・ケース    15・・・・コ ア22.
23・・・・バランスコイル 第2図 10−軸葎 //、/Z−−コイル末とン l4−−−ケース 第1図 第 図 dノ 第 図 Lυl tJz alt ch 第 図 第 図 第 図 第 図 7−−−漱し暖を 2−−−*IL4扁旬コイシ =3 B 第12図 第13図 3CL−一水平イ扇旬コイル 第14図 θ / χ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 円柱状をなし、外周部にねじが形成された磁性コアと、
    上記磁性コアが回転する事によってコアの軸方向に移動
    するように上記磁性コアと螺合するねじを内面に形成し
    た中央貫通孔を備えた棒状部材と、それぞれ貫通孔を有
    するとともにコイルが巻回された一対のボビンとを備え
    、共通の上記棒状部材を上記ボビンのそれぞれの貫通孔
    に貫通させ、上記棒状部材を回転させることによって上
    記ボビンが相反する方向に移動するように上記ボビンと
    上記棒状部材とを螺合させた事を特徴とするバランスコ
    イル装置。
JP18091088A 1988-07-20 1988-07-20 バランスコイル装置 Pending JPH0230042A (ja)

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JP18091088A JPH0230042A (ja) 1988-07-20 1988-07-20 バランスコイル装置

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JPH0230042A true JPH0230042A (ja) 1990-01-31

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ID=16091431

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JP18091088A Pending JPH0230042A (ja) 1988-07-20 1988-07-20 バランスコイル装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003507002A (ja) * 1999-08-04 2003-02-18 マグナ フォース,インコーポレイテッド 調整可能なエアギャップを有する永久磁石カプラ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003507002A (ja) * 1999-08-04 2003-02-18 マグナ フォース,インコーポレイテッド 調整可能なエアギャップを有する永久磁石カプラ

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