JPH02300135A - 漢方エキス粉末造粒物の製造方法 - Google Patents
漢方エキス粉末造粒物の製造方法Info
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- JPH02300135A JPH02300135A JP1117965A JP11796589A JPH02300135A JP H02300135 A JPH02300135 A JP H02300135A JP 1117965 A JP1117965 A JP 1117965A JP 11796589 A JP11796589 A JP 11796589A JP H02300135 A JPH02300135 A JP H02300135A
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Landscapes
- Medicinal Preparation (AREA)
- Medicines Containing Plant Substances (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
本発明は、流動層造粒法によるエキス含有率の高い漢方
エキス造粒物の工業的に有利な製造方法に関する。
エキス造粒物の工業的に有利な製造方法に関する。
「従来の技術」
漢方エキス造粒物の製造方法の１つとして、添加剤を流
動層造粒機中で流動させ、これに漢方煎出液と結合剤と
よりなる溶液を噴霧する方法が知られている（ＣＭＣテ
クニカルレポートＮｏ、１５、漢方薬の技術と市場、株
式会社シーエムシー、昭和５６年１１月 １日発行、１
６６〜１６８頁参照）。
動層造粒機中で流動させ、これに漢方煎出液と結合剤と
よりなる溶液を噴霧する方法が知られている（ＣＭＣテ
クニカルレポートＮｏ、１５、漢方薬の技術と市場、株
式会社シーエムシー、昭和５６年１１月 １日発行、１
６６〜１６８頁参照）。
「発明が解決しようとする課題」
エキス含有率の高い漢方エキス造粒物を製造する事は漢
方エキス剤を小型化し服用を容易にするために重要な課
題であるが、上記公知の方法で造粒するには漢方エキス
に対し多量の添加剤を要するので、エキス含有率の高い
漢方エキス造粒物を得る事は出来ない。
方エキス剤を小型化し服用を容易にするために重要な課
題であるが、上記公知の方法で造粒するには漢方エキス
に対し多量の添加剤を要するので、エキス含有率の高い
漢方エキス造粒物を得る事は出来ない。
本発明者等は、エキス含有率の高い漢方エキス造粒物を
効率良く製造する方法について種々検討を加えた。
効率良く製造する方法について種々検討を加えた。
「課題を解決するための手段」
検討の結果、本発明者等はまず漢方煎出液から常法の濃
縮乾燥手段で漢方エキス粉末を得、次にこの漢方エキス
粉末と特定の添加物との混合物を浮遊旋回流動させ、こ
れに水または結合剤水溶液を間欠的に噴ｎすると、漢方
エキス粉末の配合量が多くて吸湿性が高い場合にもブロ
ッキングが生することなく、エキス含有率の高い漢方エ
キス造粒物を効率的に製造出来る事を見いだし本発明を
完成した。
縮乾燥手段で漢方エキス粉末を得、次にこの漢方エキス
粉末と特定の添加物との混合物を浮遊旋回流動させ、こ
れに水または結合剤水溶液を間欠的に噴ｎすると、漢方
エキス粉末の配合量が多くて吸湿性が高い場合にもブロ
ッキングが生することなく、エキス含有率の高い漢方エ
キス造粒物を効率的に製造出来る事を見いだし本発明を
完成した。
以下、本発明の製造方法について説明する。
本発明の製造方法は、漢方エキス粉末と吸水性添加剤と
の混合物を熱風中に浮遊旋回流動させながら、これに水
または結合剤の水溶液を間欠的に噴霧することよりなる
。
の混合物を熱風中に浮遊旋回流動させながら、これに水
または結合剤の水溶液を間欠的に噴霧することよりなる
。
本発明における漢方エキス粉末とは、一般用漢方処方の
手引き（厚生省薬務局監修、薬事時報社発行、１９７５
年）に記載の通常の漢方処方から煎出し煎出液を常法に
従って濃縮乾燥して得られる漢方エキス粉末、例えば葛
根渇エキス粉末、小青竜渇エキス粉末、柴胡桂枝渇エキ
ス粉末、大柴胡渇エキス粉末、小柴胡湯エキス粉末、へ
味地黄九料エキス粉末、防風通を散料エキス粉末、桂枝
萩苓丸料エキス粉末、補中益気渇エキス粉末等であるが
、その他各種の生薬エキス粉末も包含する。
手引き（厚生省薬務局監修、薬事時報社発行、１９７５
年）に記載の通常の漢方処方から煎出し煎出液を常法に
従って濃縮乾燥して得られる漢方エキス粉末、例えば葛
根渇エキス粉末、小青竜渇エキス粉末、柴胡桂枝渇エキ
ス粉末、大柴胡渇エキス粉末、小柴胡湯エキス粉末、へ
味地黄九料エキス粉末、防風通を散料エキス粉末、桂枝
萩苓丸料エキス粉末、補中益気渇エキス粉末等であるが
、その他各種の生薬エキス粉末も包含する。
吸水性添加剤には、例えば、合成ケイ酸アルミニウム、
メタケイ酸アルミン酸マグネシウム、無水ケイ酸、デキ
ストラン、ゼラチンなどの無機あるいは有機の粒子径１
０〜２００μの吸水性粉体を使用する。
メタケイ酸アルミン酸マグネシウム、無水ケイ酸、デキ
ストラン、ゼラチンなどの無機あるいは有機の粒子径１
０〜２００μの吸水性粉体を使用する。
漢方エキス粉末と吸水性添加剤との混合比は、エキス含
有率の高い造粒物を製造するために、通常重量比で７０
：３０〜９５：５である。
有率の高い造粒物を製造するために、通常重量比で７０
：３０〜９５：５である。
漢方エキス粉末と吸水性添加剤の混合物の浮遊旋回流動
は、例えば特公昭４６−１０８７８号に記載の方法によ
り流動床上で水平方向にＩｆｆ拌しながらこの下方から
熱風を通気することにより行なう。
は、例えば特公昭４６−１０８７８号に記載の方法によ
り流動床上で水平方向にＩｆｆ拌しながらこの下方から
熱風を通気することにより行なう。
熱風温度は、７０〜１００℃が好ましい。
なお、流動床上で攪拌しない通常の循環流型流動ではブ
ロッキングが生じ造粒が困難である。
ロッキングが生じ造粒が困難である。
結合剤の水溶液には医薬品の製造に通常使用される結合
剤、例えばヒドロキシプロピルセルロースの約２．５％
の水溶液が使用されるが、漢方エキス粉末は吸水すると
それ自身に粘着性が生じるので水だけの噴霧でも造粒が
可能である。
剤、例えばヒドロキシプロピルセルロースの約２．５％
の水溶液が使用されるが、漢方エキス粉末は吸水すると
それ自身に粘着性が生じるので水だけの噴霧でも造粒が
可能である。
水または結合剤水溶液の噴霧は、浮遊旋回流動している
漢方エキス粉末と吸水性添加物との混合物にその上部か
ら間欠的に行なう。−回当りの噴ｎ量は、漢方エキス粉
末と吸水性添加物との混合物に対し、通常０．５〜３重
量％であり、この量を１５〜６０秒かけて噴霧する操作
を間欠的に繰り返す。
漢方エキス粉末と吸水性添加物との混合物にその上部か
ら間欠的に行なう。−回当りの噴ｎ量は、漢方エキス粉
末と吸水性添加物との混合物に対し、通常０．５〜３重
量％であり、この量を１５〜６０秒かけて噴霧する操作
を間欠的に繰り返す。
上記の間欠的な噴霧は本発明方法の要点である。これに
反して連続的な噴ｎは流動を停止させ造粒物が得られな
い。
反して連続的な噴ｎは流動を停止させ造粒物が得られな
い。
本発明の方法で得られる造粒物は、要すれば篩通し、漢
方エキス細粒剤、漢方エキス顆粒剤として、あるいはカ
プセルに充填しカプセル剤としてまたは打錠して錠剤と
して使用される。
方エキス細粒剤、漢方エキス顆粒剤として、あるいはカ
プセルに充填しカプセル剤としてまたは打錠して錠剤と
して使用される。
「発明の効果」
本発明の方法によりエキス含有率の高い漢方エキス造粒
物が効率良く生産できる。
物が効率良く生産できる。
「実施例」
以下、実施例により本発明を説明する。
実施例１
４２メツシュ通過の葛根渇エキス粉末２ ｋｇ （常法
により葛根？ＪＡ煎出液を濃縮噴ｎ乾燥して得た）およ
び合成ケイ酸アルミニウム粉末０．２ｋｇの混合物を、
流動床上に攪拌機の付いた流動層造ね機に入れた。下方
から７０〜８０℃の熱風を送って葛根、渇エキス粉末お
よび合成ケイ酸アルミニウム粉末の混合物を浮遊旋回流
動させながら５０ｍ１／分の速度で上部より水を１５秒
間噴霧し３０秒間噴霧休止する操作を２９回、水を３０
秒間ｒ’ｆｉ ７７５ Ｌ３０秒間”ｆｉｎ休止する操
作を９回、水を６０秒間噴霧し３０秒間噴霧休止する操
作を６回、水を６０秒間噴霧し１５秒間噴霧休止する操
作を６回、およ−び水を３０秒間噴霧し３０秒間噴霧休
止する操作を９回繰り返して造粒物を得た。これを重過
し、葛根渇エキス含量約９１％で粒度分布が１２〜４２
メツシユの顆粒１．９ｋｇを得た。
により葛根？ＪＡ煎出液を濃縮噴ｎ乾燥して得た）およ
び合成ケイ酸アルミニウム粉末０．２ｋｇの混合物を、
流動床上に攪拌機の付いた流動層造ね機に入れた。下方
から７０〜８０℃の熱風を送って葛根、渇エキス粉末お
よび合成ケイ酸アルミニウム粉末の混合物を浮遊旋回流
動させながら５０ｍ１／分の速度で上部より水を１５秒
間噴霧し３０秒間噴霧休止する操作を２９回、水を３０
秒間ｒ’ｆｉ ７７５ Ｌ３０秒間”ｆｉｎ休止する操
作を９回、水を６０秒間噴霧し３０秒間噴霧休止する操
作を６回、水を６０秒間噴霧し１５秒間噴霧休止する操
作を６回、およ−び水を３０秒間噴霧し３０秒間噴霧休
止する操作を９回繰り返して造粒物を得た。これを重過
し、葛根渇エキス含量約９１％で粒度分布が１２〜４２
メツシユの顆粒１．９ｋｇを得た。
Claims (1)
- （１）漢方エキス粉末と吸水性添加剤との７０：３０〜
９５：５（重量比）よりなる混合物を７０〜１００℃の
熱風中に浮遊旋回流動させながら、これに水または結合
剤の水溶液を間欠的に噴霧することを特徴とするエキス
含有率の高い漢方エキス粉末造粒物の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1117965A JPH02300135A (ja) | 1989-05-11 | 1989-05-11 | 漢方エキス粉末造粒物の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1117965A JPH02300135A (ja) | 1989-05-11 | 1989-05-11 | 漢方エキス粉末造粒物の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02300135A true JPH02300135A (ja) | 1990-12-12 |
Family
ID=14724649
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1117965A Pending JPH02300135A (ja) | 1989-05-11 | 1989-05-11 | 漢方エキス粉末造粒物の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH02300135A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1997041835A1 (de) | 1996-05-02 | 1997-11-13 | Merck Patent Gmbh | Geschmacksverbesserung von arzneimittelwirkstoffen |
| JP2011194343A (ja) * | 2010-03-19 | 2011-10-06 | Ajinomoto Co Inc | 耐吸湿固結性を有する粉体造粒物の製造方法および粉体造粒物 |
| JP2014172036A (ja) * | 2013-03-13 | 2014-09-22 | Ajinomoto Co Inc | 造粒物の製造法 |
-
1989
- 1989-05-11 JP JP1117965A patent/JPH02300135A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1997041835A1 (de) | 1996-05-02 | 1997-11-13 | Merck Patent Gmbh | Geschmacksverbesserung von arzneimittelwirkstoffen |
| JP2011194343A (ja) * | 2010-03-19 | 2011-10-06 | Ajinomoto Co Inc | 耐吸湿固結性を有する粉体造粒物の製造方法および粉体造粒物 |
| JP2014172036A (ja) * | 2013-03-13 | 2014-09-22 | Ajinomoto Co Inc | 造粒物の製造法 |
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