JPH02300080A - エレベータの制御装置 - Google Patents

エレベータの制御装置

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JPH02300080A
JPH02300080A JP1121701A JP12170189A JPH02300080A JP H02300080 A JPH02300080 A JP H02300080A JP 1121701 A JP1121701 A JP 1121701A JP 12170189 A JP12170189 A JP 12170189A JP H02300080 A JPH02300080 A JP H02300080A
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JP
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elevator
door
control panel
elevator control
opening
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Application number
JP1121701A
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English (en)
Inventor
Terumi Hirabayashi
平林 輝美
Kenzo Tateno
舘野 健三
Junichi Yano
谷野 純一
Tomoichiro Yamamoto
山本 友一郎
Yasuhiro Nagata
康弘 永田
Shigemi Iwata
岩田 茂実
Shigeo Kitagawa
北川 茂男
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明はエレベータの遠隔制御装置に関するものであ
り、特に、経年変化等による動特性の変化の調整ができ
るエレベータの遠隔制御装置に関するものである。
[従来の技術] エレベータは長年の使用により動特性が変化する、所謂
、経年変化によって動特性が変化する種々の機器を有し
ている。例えば、エレベータのドアの走行抵抗等は、動
作回数の増大に応じて摩擦抵抗が低下し、走行抵抗も減
少する。このため、ドアモータ等に作用していた負荷ト
ルクが変化し、ドア開閉終端の動きも変化し、戸当り気
味になることがある。
また、エレベータの巻上機においても、ギア付の場合に
は、ギアの摩擦抵抗が低下する。このため、ブレーキを
開放して、モータをスタートするまで、エレベータかご
とカウンタウェイトとの間のアンバランスを解消するた
めに、静止保持トルクをモータに与える必要がある。
したがって、従来のエレベータでは、これらの動特性の
変化に対する調整を経年変化に応じて適宜修正している
。そして、この修正等はエレベータの制御装置を調整す
ること等によって行なっている。
なお、エレベータのドアの開閉動作を調整する装置とし
ては、例えば、特開昭63−51292号公報に記載の
ものがある。これは、各階床に応じて自動で開閉速度を
調整するものである。
[発明が解決しようとする課題] 上記のような従来のエレベータの制御装置では、ドアの
動きの調整は据付は初期に行なっていた。
例えば、エレベータのドアパネルの走行抵抗は、通常、
据付初期は摩擦抵抗が大きく、動作回数が増大するに従
って低下するため、据付は当初は開閉終端のドアの衝突
速度の指令値を高めに設定していた。このため、据付は
当初は走行抵抗も大きく、実速度は指令値より低めに抑
えられて動作するので、衝突音等が発生することもなか
った。
しかし、この走行抵抗が経年変イヒにより徐々に低下し
てくると、実速度が指令速度に次第に近接し、やがて、
戸当り音等が発生しだし、開閉終端でのドアの納まり状
態が悪化していた。さらに、走行抵抗が低下すると、ド
アが跳ね返ったりし、乗客に不快感を与えていた。この
ため、従来は、こうした経年変化による動特性の変化を
、現地でチェックし、その都度、調整していた。
一方、上記とは逆に、エレベータのドアにおいては、ド
アレール上の塵芥等によりドアの動作回数が増大するに
つれて、開閉終端部に塵芥が寄せ集められて完全に全開
または全開できなくなるという不具合も発生していた。
これにより、ドアが”全閉できずに、エレベータが走行
できなくなったり、或いは、全開付近でドアがいつまで
もバタついて(戸全開信号が一瞬発生するが、保持でき
ずに切れて、再度、戸開シーケンスとなるために起こる
。)、次のシーケンスに移行できないこと等があった。
このため、従来は、この不具合が発生する度に、保守員
等が直接現地に出向いて、これらの塵芥を除去していた
このように、従来は保守点検作業に多大な時間と労力を
費す必要があった。したがって、これらの改善が強く望
まれていた。
そこで、この発明は経年変化等による動特性の変化を遠
隔で検出でき、しかも、これらの調整が遠隔操作できる
エレベータの遠隔制御装置の提供を課題とするものであ
る。
[課題を解決するための手段〕 この発明にかかるエレベータの制御装置は、エレベータ
の各種の動作を制御するエレベータ制御盤(8)と、前
記エレベータ制御盤(8)によるエレベータの動作を監
視する前記エレベータ制御盤(8)から離れて設置され
た監視装置(IL)との間を電話回線(12)で接続し
、前記エレベータ制御盤(8)で検出したエレベータの
動特性の変化が所定の設定値より大きくなったとき、エ
レベータの動特性の変化を前記監視装置(11)に送信
し、前記監視装置(11)からの遠隔操作による指示で
前記エレベータ制御盤(8)が前記エレベータの動特性
の変化に対応した制御を行なうものである。
[作用] この発明のエレベータの制御装置においては、エレベー
タの各種の動作を制御するエレベータ制御盤(8)と、
このエレベータ制御盤(8)によるエレベータの動作を
監視する監視装置(11)とを、電話回線(12)を介
して接続し、遠隔でエレベータの動特性の変化を修正す
るものであるから、例えば、経年変化等によるエレベー
タのドアの開閉動作特性の変化をエレベータ設置現場か
ら離れたエレベータ保守会社等の遠隔地で検出すること
ができ、しかも、これらの調整作業を前記エレベータ設
置現場から離れたエレベータ保守会社等の遠隔地ででき
る。
[実施例] 第1図はこの発明の一実施例であるエレベータの制御装
置のドア制御回路を示すブロック図、第2図はこの発明
の一実施例であるエレベータの制御装置の概略構成を示
すブロック図である。
図において、(1)はエレベータのドアを駆動するため
の電源、(2)はモータ駆動用のパワー回路、(3)は
エレベータのドアを直接駆動するドアモータ、(4)は
ドアモータ(3)の速度を検出するパルスエンコーダで
ある。(5)はマイクロコンピータが組込まれエレベー
タのドアの駆動動作全般を制御する制御回路であり、(
5a)はパルスエンコーダ(4)のパルスをカウントす
るパルスカウントユニット、(5b)はこの制御回路(
5)をプログラム制御するプログラム及び各種データ等
を格納したROM、(5c)は外部との信号の授受を行
なう入出力ポート、(5d)は中央演算処理装置として
機能するCPU、(5e)はCPU (5d)によって
データが書込まれるRAMで、各種の動特性の実測値及
び所定の定数を格納するものである。(5f)はPWM
(パルス幅変調)ユニットで、モータドライブ信号を発
生するパルス幅変調の信号発生回路である。
(6)はエレベータのドアの位置を検出する位置スイッ
チ、(7)はパワー回路(2)をドライブする信号を発
生するゲート信号発生回路、(8)はエレベータの各種
の動作を制御するエレベータ制御盤である。(9)はエ
レベータ側に位置する信号送受信用のモデム等の通信装
置、(10)は保守会社側に位置する信号送受信用のモ
デム等の通信装置、(11)はエレベータ制御盤(8)
によるエレベータの動作を監視するエレベータ保守会社
の監視装置、(12)は前記エレベータ側の通信装置(
9)と保守会社側の通信装置(10)とを結ぶ電話回線
、(13)はエレベータのドアの開閉動作をシーケンス
制御するドア制御回路である。
この実施例のエレベータの制御装置は上記のように構成
されており、制御回路(5)のROM(5b)内には、
予め、ドア位置に応じた速度指令パターンが記憶されて
いる。そして、この速度指令パターンに従ってドアは駆
動する。しかし、この際、パルスエンコーダ(4)及び
パルスカウントユニット(5a)によりドアモータ(3
)の実際の速度が検出され、同時に、位置スイッチ(6
)によりドアの実際の位置も検出される。前記実測のモ
ータ速度及びドア位置等のデータは、動作毎のデータが
RAMに格納され、最新のデータから計算して所定の回
数のデータが格納状態にある。そして、このモータ速度
及びドア位置による速度フィードバックにより速度指令
値と実速度との速度偏差が演算され、この演算後の修正
された指令値によりPWMユニット(5f)及びゲート
信号発生回路(7)を経由してパワー回路(2)が駆動
される。このように、制御回路(5)等により、エレベ
ータのドアは適当な速度に制御されて駆動される。
なお、この制御回路(5)はエレベータ制御盤(8)か
ら戸開信号、戸閉信号及びドア遠隔制御信号を受けると
ともに、ドア状態信号を送信する。
また、このエレベータ制御盤(8)はモデム等の通信装
置(9)、  (10)及び電話回線(12)を介して
保守会社等に設置されている監視装置(11)に接続さ
れている。または必要に応じて接続される。そして、保
守会社等ではエレベータ側から送られて(る、或いは必
要に応じて送信要求したドア状態等の各情報を随時チェ
ックし、遠隔でエレベータの駆動制御を調整する信号を
送信する。
例えば、エレベータのドアパネルの走行抵抗は、従来例
でも述べたように、通常、据付初期は摩擦抵抗が大きく
、動作回数が増大するにつれて低下する。そして、この
抵抗が徐々に低下してくると、実速度が指令速度に次第
に近接し、やがて、戸当り音等が発生しだしたり、或い
は、開閉終端でのドアの納まり状態が悪化する。しかし
、この実施例では、全開または全閉時のドアモータの逆
回転量を開閉動作毎に随時チェックして、その量がドア
状態信号として監視装置(11)に送られる。
したがって、保守会社ではこの量を随時チェックし、修
正が必要と判断した場合、終端速度を変更するための制
御信号を送ることができる。そして、上記の制御回路(
5)等によるエレベータのドアの開閉動作の制御を調整
し、戸当り音や、戸の跳返り音を抑制することができる
このようにして、速度指令を変更した特性図が第3図の
(a)である。第3図の(a)はこの発明の実施例のエ
レベータの制御装置によるドアの速度指令を示す特性図
である。実線はエレベータ据付初期の速度指令を、そし
て、破線は遠隔制御により戸当り音を抑制するように下
げたときの速度指令を示している。
一方、ドアレール上の開閉終端部に塵芥が寄集められて
完全に全開または全閉できなくなるという不具合に対し
ては、応急的に、終端の駆動トルクアップを図ることに
より、ドアの動きは悪くなるものの、取り敢えず、完全
に全開全閉できるようにすることができる。
このようにして、速度偏差指令を変更した特性図が第3
図の(b)である。第3図の(b)は同じくドアの速度
偏差指令を示す特性図である。実線はドアレール端末に
塵芥が堆積していないときの速度偏差指令を、そして、
破線は遠隔制御によりトルクアップしたときの速度偏差
指令を示している。
したがって、この実施例では、経年変化等によるエレベ
ータのドアの開閉動作特性の変化をエレベータ設置現場
から遠く離れた保守点検会社等の遠隔地で検出すること
ができる。しかも、これらの調整をエレベータ設置現場
から遠く離れた保守点検会社等の遠隔地でできる。この
結果、従来のように経年変化による動特性の変化を、−
々現地でチェックし、その都度、作業員が出向いて調整
する必要がなくなり、保守点検に要する時間及び労力が
削減でき、また、サービス性が向上する。
つぎに、この実施例のエレベータの制御装置によるドア
の制御動作の詳細について説明する。第4a図及び第4
b図はこの発明の実施例のエレベータの制御装置による
ドアの開閉制御ルーチンを示すフローチャートである。
また、第5図はこの発明の実施例のエレベータの制御装
置による監視装置(11)からの要求によるデータ送信
要求ルーチンを示すフローチャート、第6図はこの発明
の実施例のエレベータの制御装置による監視装置(11
)から送信されたデータのデータ書替要求ルーチンを示
すフローチャートである。
まず、ステップS1で、戸開閉指令を読込む。
この指令はエレベータ制御盤(8)から制御回路(5)
に戸の開閉信号が入力されることにより読込まれる。ス
テップS2では、この指令が戸開指令か戸閉指令かを判
断し、戸開指令の場合には戸開指令ルーチン(ステップ
S3からステップ520)を、一方、戸閉指令の場合に
は戸閉指令ルーチン(ステップ521)を各々実行する
戸開指令の場合には、ステップS3でパルスカウントユ
ニット(5a)によるデータの読込みを行ない、ステッ
プS4で位置スイッチ(6)からの信号に基づきドア位
置を算出し、ステップS5でステップS4で算出したド
アの実位置に応じたモータ速度Vtを算出する。ステッ
プS6ではRAM(5e)に格納されている監視装置(
11)から送信されたデータの読込みを行なう。この監
視装置(11)からのデータは保守゛会社等の監視装置
(11)から通信装置(10)及び電話回線(12)を
介してエレベータ制御盤(8)に送信され、このエレベ
ータ制御盤(8)から制御回路(5)のRAM(5e)
に入力される信号である。
ステップS7ではROM (5b)に記憶されている速
度パターンからドア位置に応じた速度指令値Vpを読取
る。そして、ステップS8でRAM(5e)に格納され
たデータを参照してドアの終端速度をダウンさせるか否
かを判断する。この終端速度をダウンさせる指令は監視
装置(11)から送信されたデータに含まれている。終
端速度をダウンさせる必要がない場合には、ステップS
9で速度指令値Vpとモータ速度Vtとの差(Vp−V
t )を算出し、この算出値に基づいて、ステップ31
1で位相補償の演算を行なう。一方、ステップS8で終
端速度をダウンさせる必要がある場合には、ステップS
10で速度指令値Vpに所定の定数Klを除算してモー
タ速度VTとの差(Vp /Kl −Vt )を算出し
、ステップ811で位相補償の演算を行なう。続いて、
ステップS12で終端のゲインをアップさせる必要があ
るか否かを判断し、終端ゲインをアップさせる必要がな
い場合には、ステップ813で通常のフィードバック制
御に基づくゲインに2を掛け、ステップ815でゲート
信号発生回路(7)への出力値を設定して、その出力信
号を発生する。一方、ステップS12で終端ゲインをア
ップさせる必要がある場合には、ステップS14でゲイ
ン(K2 XA)を掛け、ステップS15でゲート信号
発生回路(7)への出力値を設定して、その出力信号を
発生する。この後、ステップS16でドアの全開時のエ
ンコーダパルスの戻り量をチェックして出力する。さら
に、ステップ817でドアの全閉付近に設定した所定距
離移動時間をチェックする。そして、このドアの全開時
のエンコーダパルスの戻り量及びドアの全閉付近の移動
時間は、共にドア状態信号として制御回路(5)のRA
M(5e)に格納され、必要に応じてRAM、(5e)
からエレベータ制御盤(8)に出力され、必要に応じて
、このエレベータ制御盤(8)から通信装置(9)。
(10)及び電話回線(12)を介して保守会社等の監
視装置(11)に送信される。すなわち、ステップS1
8でエンコーダパルスの戻り量が基準値以下か否かが判
断され、ステップ319でドアの全閉付近の移動時間が
基準値以下か否かが判断され、これらが基準値以下の場
合には、ステップS20で保守会社等の監視装置(11
)へのデータ送信が行なわれる。したがって、保守会社
等では、このエレベータのドア状態を監視することがで
きる。
また、保守会社等でドアの開閉制御を調整する必要があ
る場合或いはチェックしたい場合には、保守会社等の監
視装置(11)からエレベータ制御盤(8)にデータの
送信要求を行なう。このとき、第5図のデータ送信要求
ルーチンがコールさ 。
れる。
まず、制御回路(5)はステップS31でエンコーダパ
ルスの戻り量及び移動時間の各値を送信する。これらの
各値はRAM(5e)に格納した実測の戸開閉特性であ
る。そして、ステップS32でその送信完了が確認され
ると、このルーチンを脱し、エレベータ制御盤(8)側
からのドアの −開閉制御特性の送信を完了する。
保守会社等では送信されてきたデータを検討し、ドアの
開閉制御を調整する必要がある場合には、前記戸開閉特
性を変更するデータを送信する。このとき、エレベータ
制御盤(8)側の制御回路(5)は第6図のデータ書替
ルーチンがコールされる。
まず、制御回路(5)はステップS41でデータ受信し
、ステップS42でその受信完了が確認されると、ステ
ップ843で受信したデータをRAM(5e)に格納す
る。これにより、保守会社等の監視装置(11)からエ
レベータ制御盤(8)側にデータの送信が完了する。続
いて、ステップS44でエンコーダパルスの戻り量をチ
ェックして、ドアの開閉速度パターンを下げるか否かを
判断し、速度パターンを下げない場合には、ステップS
45で現状の速度パターンの係数に1が維持される。一
方、速度パターンを下げる場合には、ステップS46で
下げるべき速度パターン値の係数Klを設定する。さら
に、ステップS47でドアの全閉付近に設定した所定距
離の移動時間をチェックし、終端トルクアップをすべき
か否かについて判断し、終端トルクアップをしない場合
には、ステップ848で現状のゲインの係数Aが維持さ
れる。一方、終端トルクアップをする場合には、ステッ
プS49でアップすべきゲインの係数Aを設定する。ス
テップ850でこれらの係数に1及びAはRAM (5
e)に送信される。そして、ステップS51でこれらの
係数に1及びAの送信の完了が確認されることにより、
ステップS52でRAM (5e)のデータの書替えが
完了する。これにより、このデータ書替ルーチンを脱し
、新たなデータによるエレベータの動特性の変化に対応
した制御が行なわれる。
このような、一連の流れにより戸開指令ルーチン(ステ
ップS3からステップ520)は終了する。一方、戸閉
指令の場合には、ステップS21の戸閉指令ルーチンが
実行される。なお、このステップS21の戸閉指令ルー
チンは、上記の戸開指令ルーチン(ステップS3からス
テップ520)と同様の流れなので、ここでは説明を省
略する。
そして、この戸開指令ルーチン、或いは、戸閉指令ルー
チンを実行した後に、再度、ステップS1に戻り上記の
一連の動作を繰返す。
上記のように、この実施例では戸開指令ルーチン、或い
は、戸閉指令ルーチンに従って、ドアモータ(3)の速
度を適宜調整することにより、ドアの開閉動作を適正に
制御できる。すなわち、エレベータ制御盤(8)で検出
したエレベータの動特性の変化を監視装置(11)に送
信し、この監視装置(11)からの遠隔操作による指示
でエレベータ制御盤(8)が前記エレベータの動特性の
変化に対応した制御を行なう。そして、この制御をエレ
ベータ制御盤(8)と監視装置(11)とを電話回線(
12)及び通信装置(9)、  (10)を介して接続
し、遠隔で調整できる。したがって、経年変化等による
エレベータのドアの開閉動作特性の変化をエレベータ設
置現場から離れたエレベータ保守会社等の遠隔地で検出
することができ、しかも、これらの調整作業を前記エレ
ベータ設置現場から離れたエレベータ保守会社等の遠隔
地でできるので、保守点検に要する時間及び労力を削減
できる。
上記実施例のエレベータ制御盤(8)と監視装置(11
)とを接続する電話回線(12)及び通信装置(9)、
(10)は、データ送信要求毎に接続することを前提と
したものであるが、本発明を実施する場合には、所定の
時間毎、期間毎または連続して接続させることもできる
。この場合には、電話回線の料金が所定の時間毎、期間
毎に所定の送受信の時間を乗算した値段となる。また、
専用電話回線によってデータの送受信を行なうものでは
、動作毎のデータの緻密なチェックを行なうことができ
るので、そのサービスを向上させることができる。
ところで、上記実施例ではエレベータのドアの開閉制御
を調整する場合について説明したが、この種のエレベー
タの制御装置はエレベータのドア以外の経年変化に伴な
ってその特性が変化する、所謂、動特性の機器の制御に
も応用することができる。
[発明の効果] 以上説明したとおり、この発明のエレベータの制御装置
は、エレベータ制御盤で検出したエレベータの動特性の
変化が所定の設定値より太き(なったとき、エレベータ
の各種の動作を制御するエレベータ制御盤と、このエレ
ベータの動作を監視する監視装置とを電話回線を介して
接続し、それを監視装置に送信し、遠隔操作でエレベー
タのドアの開閉動作特性の変化等の経年変化を修正する
ものである。
したがって、動作特性の変化をエレベータ設置現場から
離れたエレベータ保守会社等の遠隔地で検出することが
でき、しかも、遠隔操作でエレベータのドアの開閉動作
特性の変化等の経年変化を修正できるから、これらの調
整作業を前記エレベータ設置現場から離れたエレベータ
保守会社等の遠隔地でできるので、保守点検に要する時
間及び労力を削減でき、また、サービスの向上が図れる
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例であるエレベータの制御装
置のドア制御回路を示すブロック図、第2図はこの発明
の一実施例であるエレベータの制御装置の概略構成を示
すブロック図、第3図はこの発明の一実施例であるエレ
ベータの制御装置によるドアの速度指令パターンを示す
特性図及びドアの速度偏差指令を示す特性図、第4図は
この発明の一実施例であるエレベータの制御装置による
ドアの制御動作を示すフローチャート、第5図はこの発
明の実施例のエレベータの制御装置によるデータ送信要
求ルーチンを示すフローチャート、第6図はこの発明の
実施例のエレベータの制御装置によるデータ書替ルーチ
ンを示すフローチャートである。 図において、 8:エレベータ制御盤 11:監視装置 12:電話回線 である。 なお、図中、同−符号及び同一記号は同一または相当部
分を示すものである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 エレベータの各種の動作を制御するエレベータ制御盤と
    、前記エレベータ制御盤によるエレベータの動作を監視
    する前記エレベータ制御盤から離れて設置された監視装
    置とを具備し、 前記エレベータ制御盤と監視装置との間を電話回線を介
    して接続し、前記エレベータ制御盤で検出したエレベー
    タの動特性の変化が所定の設定値より大きくなったとき
    、前記エレベータの動特性の変化を前記監視装置に送信
    し、前記監視装置からの遠隔操作による指示で前記エレ
    ベータ制御盤が前記エレベータの動特性の変化に対応し
    た制御を行なうことを特徴とするエレベータの制御装置
JP1121701A 1989-05-16 1989-05-16 エレベータの制御装置 Pending JPH02300080A (ja)

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