JPH02300078A - エレベーターの監視装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、エレベータ−の異常発生を監視する装置に
関するものである。

〔従来の技術〕

第１図は例えば特開昭６３−３０６１７９号公報に示さ
れた従来のエレベータ−の監視装置を示すブロック図で
ある。

図中、（１）はエレベータ−機械室に設けられた制御装
置で、故障データ作成部（２）と、これに接続されたデ
ータ送信部（３）を有している。（４）はエレベータ−
の設置場所から離れた位置に所在し電話回線等の伝送路
（５）を介して接続された監視センタで。

伝送路（５）に接続されたデータ受信装置（６）と、こ
れに接続された故障データ記憶装置（７）と、これに接
続された故障データ解析装置（８）と、故障データ記憶
装置（））及び故障データ解析装置（８）に接続された
故障データ表示装置（９）を有している。

従来のエレベータ−の監視装置は上記のように構成され
、エレベータ−に異常が発生すると、故障データ作成部
（２）はその故障データを記憶する。

そして、この故障データはデータ送信部（３）によシ。

伝送路（５）を介して監視センタ（４）へ送信される。

監視センタ（４）では、故障データをデータ受信装置（
６）が受信し、故障データ記憶装置（７）に記憶させる
。

故障データ解析装置（８）は、故障データ記憶装置（７
）の記憶内容から故障データを解析し９重大故障である
かどうかを判断する。重大故障と判断されると、故障デ
ータ記憶装置（７）に記憶された故障データを故障デー
タ表示装置（９）に表示させる。

〔発明が解決しようとする課題〕

上記のような従来のエレベータ−の監視装置では、エレ
ベータ−に異常が発生すると、故障データを監視センタ
（４）へ伝送し、これを故障データ表示装置（９）に表
示するようにしているため、監視センタ（４）の保守員
は９表示された故障データによシ。

現地に赴く前に、あらかじめ故障箇所や原因を知ること
はできるか、現地の管理人室には何らの情報も伝達され
ていない。そのため、建物の管理人は、保守員が到着す
るまで、何の処置も行うことができないという問題点が
ある。

この発明は上記問題点を解決するためになされたもので
、エレベータ−の異常発生時、建物の管理人も保守員が
到着するまでの間に安全上問題のない必要最小限の故障
対応の処置を取ることができるようにしたエレベータ−
の監視装置を提供することを目的とする。

〔課題を解決するだめの手段〕

この発明に係るエレベータ−の監視装置は、エレベータ
−制御装置、監視センタ及び管理人室に接続された通信
制御装置を備え、この通信制御装置により、故障データ
を解析し、故障データとあらかじめ記憶された表示情報
とを組み合わせたメツセージを管理人室の表示器へ送出
すると共に。

故障データが重大事故と判断されると、監視センタへ異
常発報するようにしたものである。

〔作用〕

この発明においては、エレベータ−の異常発生時に故障
データを解析し、故障に対応したメツセージを管理人室
の表示器に表示するようにしたため、管理人は保守員が
到着する前に、故障の内容が把掴できる。また９重大事
故の場合は監視センタへ異常発報するようにしたため、
保守員の出動が促される。

〔実施例〕

第１図〜第６図はこの発明の一実施例を示す図で、第１
図はブロック図、第２図及び第３図はエレベータ−制御
装置での処理を示すフローチャート、第４図は通信制御
装置での処理を示すフローチャート、第５図及び第６図
は管理人室でのメツセージ表示図であシ、従来装置と同
様の部分は同一符号で示す。

第１図中、αυはエレベータ−設置場所に設けられ伝送
路αのを介して接続された通信制御装置で。

伝送路α４に接続されたデータ受信部ａ３と、これに接
続され発生した故障が重大故障であるかどうかを判断す
る故障データ解析部α◆と、この解析部α４に接続され
故障に対応した基本メツセージを記憶するメツセージデ
ータ合成部（Ｌ！９と、解析された故障データと上記基
本メツセージを組み合わせるメツセージデータ合成部α
ｅとこの合成されたメツセージを出力するデータ送信部
αηと、故障データ解析部Ｉに接続されたデータ送信部
α場とを有している。α優は監視センタ（４）に設けら
れた集中監視制御部、（１）は管理人室で１通信制御装
置αυのデータ送信部α力に伝送路Ｑυを介して接続さ
れたデータ受信部（イ）と、これに接続されたＣＲＴ、
プリンタ等からなるメツセージ表示器（ハ）とを有して
いる。なお。

故障データ作成部（２）、故障データ解析部α４．メツ
セージデータ記憶部α賜及びメツセージデータ合成部α
ηはコンピュータによ多構成されている。

次に、この実施例の動作を第２図〜第６図を参照して説
明する。

まず、第２図及び第３図によシ、故障データ作成部（２
）の動作を説明する。

ステップ００で故障が発生したかどうかを判断する。故
障が発生していれば、ステップ（至）で所定の故障デー
タを作成する。処理の一例として、ドア異常を検知する
ための処理を第３図に示す。

ステップ（至）で戸閉指令が出力されているかどぅかを
判断する。ここで１戸閉指令が出力されていれば、ステ
ップ（ロ）でドアが全閉したかを調べる。

全閉していなければ、ステップ（至）で戸閉指令が出力
されてから所定時間が経過したかを判断する。

所定時間が経過していなければ、ステップ（ロ）へ戻シ
、ステップ（ロ）、（至）を繰シ返す。所定時間が経過
していれば、ドア部分に何らかの異常があるものと判断
し、ステップ（至）で必要な状態データ等を入力処理し
て、ドア異常データを作成する。

作成された故障データは、データ送信部（３）及び伝送
路αりを通して１通信制御装置ａυへ出力される。

通信制御装置αυでは、データ受信部α３を通して上記
故障データを受信する。受信された故障データは、故障
データ解析部αぐで軽故障か重大故障かが判断される。

その後、故障データの内容に応じてメツセージデータ記
憶部（１９に記憶されている基本メツセージを選択し、
この選択されたデータと受信した故障データとを使用し
て、メツセージデータ合成部αｅによシ、管理人室（１
）へ出力すべきメツセージデータを作成する。

次に、故障データ解析部αく及びメツセージデータ合成
部αＱによる故障データの判断の一例を、第４図に示す
。

ステップＣＤで、受信した故障データが重大故障かどう
かを判断する。ここで９重大故障と判断されると、ステ
ップ（６）で直ちに監視センタ（４）へ異常発報し、故
障データ等を出力する（異常発報手段）。

そして、ステップ＠３で、故障データとメツセージデー
タ記憶部α［有］に記憶されたデータとによって。

重大故障対応メツセージを作成する（メツセージデータ
合成手段）。

ステップ０ｏで、受信した故障データが重大故障でない
と判断されると、ステップ（４４でそれが軽故障である
かを判断し、軽故障であると判断されると、ステップ（
ハ）で同様にして軽故障対応メツセージを作成する（メ
ツセージデータ合成手段）。そして、ステップ■で軽故
障の発生した回数を調べ。

例えば１時間に３回以上発生した場合には９重大故障発
生と同等と判断して、ステップ０の、（ハ）の処理を行
う。

ステップ（ハ）、（４３で作成されたメツセージデータ
は、データ送信部ａη及び伝送路Ｑυを通って管理人室
翰へ出力される。このデータは、データ受信部＠によっ
て受信され、メツセージ表示器（至）に表示される。

第５図及び第６図は、それぞれ軽故障及び重大故障発生
時のメツセージ表示器（ハ）への出力表示の一例である
。

例えば、第５図では、エレベータ−の号機、故障箇所２
階床及び故障モードが表示され、エレベータ−がどの階
床で戸閉できないかがすぐ分かシ。

ドアの溝に障害物等が詰まっていないかの確認を管理人
に依頼している。このような軽故障に対しては、管理人
によって処置することができる。

また、第６図では、ブレーキ異常の重大故障が発生した
ことが表示されているが、このような場合でも、管理人
がこのメツセージを見ることによシ、保守員が到着する
までの間に、かご内に乗客がいないことを確認した上、
休止スイッチを投入するという作業を速やかに実施する
ことができる。

なお９表示される処置メツセージは、管理人が処置する
に当たって、安全上支障のない程度のものであることは
いうまでもない。

上記実施例では、エレベータ−制御装置＋１）が１台の
場合について説明したが９通信制御装置αυに複数の制
御装置から故障データを受信するようにすることも可能
である。

〔発明の効果〕

以上説明したとお９この発明では、エレベータ−の異常
発生時に故障データを解析し、故障に応じたメツセージ
を管理人室の表示器に表示するようにしたので、管理人
は保守員が到着する前に。

故障の内容を把握し９発生した故障に対し、必要最小限
の処置を取ることができる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図〜第６図はこの発明によるエレベータ−の監視装
置の一実施例を示す図で、第１図はブロック図、第２図
及び第３図はエレベータ−制御装置での処理を示すフロ
ーチャート、第４図は通信制御装置での処理を示すフロ
ーチャート、第５図及び第６図は管理人室でのメツセー
ジ表示図、第１図は従来のエレベータ−の監視装置を示
すブロック図である。 図中、（１）はエレベータ−制御装置、（２）は故障デ
ータ作成部、（４）は監視センタ、（５）は伝送路、α
υは通信制御装置、αりは伝送路、α尋は故障データ解
析部、αりはメツセージデータ記憶部、傾はメツセージ
データ合成部、（至）は管理人室、Ｑυは伝送路、（ハ
）はメツセージ表示器である。 なお９図中、同一符号は同−又は相当部分を示す。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. エレベーターの異常発生時に故障データを作成するエレ
   ベーター制御装置と、上記エレベーターの設置場所から
   離れた位置に所在し上記故障データを受信しかつこれを
   集中監視する監視センタと、上記エレベーターの設置場
   所に所在し上記エレベーターの故障内容を表示する表示
   器が設置された管理人室と、上記制御装置、監視センタ
   及び管理人室と伝送路を介して接続され上記制御装置か
   ら上記故障データを受信する通信制御装置を備え、この
   通信制御装置に、上記故障データを解析し上記故障デー
   タとその故障内容に応じてあらかじめ記憶された表示情
   報を組み合わせたメッセージを上記管理入室の表示器へ
   送出するメッセージデータ合成手段と、上記故障データ
   が重大故障と判断されると上記監視センタへ異常発報す
   る異常発報手段とを設けてなるエレベーターの監視装置
   。