JPH02299711A - 竪型ロールミルのテーブル再生方法およびその装置 - Google Patents
竪型ロールミルのテーブル再生方法およびその装置Info
- Publication number
- JPH02299711A JPH02299711A JP30868588A JP30868588A JPH02299711A JP H02299711 A JPH02299711 A JP H02299711A JP 30868588 A JP30868588 A JP 30868588A JP 30868588 A JP30868588 A JP 30868588A JP H02299711 A JPH02299711 A JP H02299711A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wire
- torch
- welding
- revolutions
- site
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 238000003466 welding Methods 0.000 claims abstract description 35
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims abstract description 12
- 230000008929 regeneration Effects 0.000 claims abstract description 6
- 238000011069 regeneration method Methods 0.000 claims abstract description 6
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 7
- 230000008569 process Effects 0.000 claims description 4
- 230000008878 coupling Effects 0.000 abstract description 4
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 abstract description 4
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 abstract description 4
- 230000009467 reduction Effects 0.000 abstract description 3
- 239000000463 material Substances 0.000 description 7
- 239000011324 bead Substances 0.000 description 4
- 239000003638 chemical reducing agent Substances 0.000 description 4
- 239000000843 powder Substances 0.000 description 4
- VYZAMTAEIAYCRO-UHFFFAOYSA-N Chromium Chemical compound [Cr] VYZAMTAEIAYCRO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 229910052804 chromium Inorganic materials 0.000 description 3
- 239000011651 chromium Substances 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- CURLTUGMZLYLDI-UHFFFAOYSA-N Carbon dioxide Chemical compound O=C=O CURLTUGMZLYLDI-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 229910001018 Cast iron Inorganic materials 0.000 description 2
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 2
- 230000002349 favourable effect Effects 0.000 description 2
- OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N Carbon Chemical compound [C] OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910000805 Pig iron Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 1
- 230000009471 action Effects 0.000 description 1
- 239000000654 additive Substances 0.000 description 1
- 230000000996 additive effect Effects 0.000 description 1
- 229910052799 carbon Inorganic materials 0.000 description 1
- 229910002092 carbon dioxide Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000001569 carbon dioxide Substances 0.000 description 1
- 239000004568 cement Substances 0.000 description 1
- 239000003245 coal Substances 0.000 description 1
- 239000002131 composite material Substances 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 238000010891 electric arc Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 230000001771 impaired effect Effects 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 238000002844 melting Methods 0.000 description 1
- 230000008018 melting Effects 0.000 description 1
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 239000002994 raw material Substances 0.000 description 1
- 230000001172 regenerating effect Effects 0.000 description 1
- 239000002893 slag Substances 0.000 description 1
- 230000002459 sustained effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Crushing And Grinding (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本願発明は竪型ロールミルが現地において稼動し、その
結果摩耗退入したテーブル面の再生、特に現地において
再生する装置に係る技術である。
結果摩耗退入したテーブル面の再生、特に現地において
再生する装置に係る技術である。
[従来の技術]
竪型のミルとしては第4図に示すように水平に回転する
粉砕テーブルの上で回動する複数のローラがテーブル上
面に押圧するように付勢され、被砕物が粉砕室の上部よ
りチャージされてテーブル中央から遠心力によって外周
へ寄せられ、ローラとテーブル間で圧下摺動されて粉化
して外側へ押出される型式が一般である。竪型ミルは石
炭、セメントクリンカ−1高炉スラグなどに広く使用さ
れボールミルなどのドラム型に比べて効率の高さを謳っ
ている。
粉砕テーブルの上で回動する複数のローラがテーブル上
面に押圧するように付勢され、被砕物が粉砕室の上部よ
りチャージされてテーブル中央から遠心力によって外周
へ寄せられ、ローラとテーブル間で圧下摺動されて粉化
して外側へ押出される型式が一般である。竪型ミルは石
炭、セメントクリンカ−1高炉スラグなどに広く使用さ
れボールミルなどのドラム型に比べて効率の高さを謳っ
ている。
この型式の粉砕条件で問題となるのがローラおよびテー
ブルの摩耗後退である。摩耗が粉砕面全面に亘って均等
に進行するのであれば、ローラとテーブルの相対的な関
係は保たれるから、実質的な弊害は少いが、実際は両者
ともに不均等な摩耗面を形成して、当初設定した粉砕条
件が大幅に悪化し、所定の効率が持続できないため、予
定を下回る実績しか挙げられなくなる。
ブルの摩耗後退である。摩耗が粉砕面全面に亘って均等
に進行するのであれば、ローラとテーブルの相対的な関
係は保たれるから、実質的な弊害は少いが、実際は両者
ともに不均等な摩耗面を形成して、当初設定した粉砕条
件が大幅に悪化し、所定の効率が持続できないため、予
定を下回る実績しか挙げられなくなる。
第5図はこの関係を例示したもので、ローラRとテーブ
ルTとの間で粉砕空間Cを形成しているが、図の右側か
ら被粉砕品Sが装入され左側へ粉体Pとして押し出され
る経過を続ける間に、ローラ、タイヤともに摩耗が進み
A線となる。もちろんローラはトラニオン機構で下方へ
付勢されているから両表面が後退しても所定の間隙を保
つことができるので、この程度の間は粉砕効率にあまり
大きな影響を与えない。しかしさらに稼動が続いてB線
にまで達すると、粉砕空間Cの構成が逆転し粉砕作用に
貢献しない両側の間隙が狭くなり、効率は目に見えて劣
化する。
ルTとの間で粉砕空間Cを形成しているが、図の右側か
ら被粉砕品Sが装入され左側へ粉体Pとして押し出され
る経過を続ける間に、ローラ、タイヤともに摩耗が進み
A線となる。もちろんローラはトラニオン機構で下方へ
付勢されているから両表面が後退しても所定の間隙を保
つことができるので、この程度の間は粉砕効率にあまり
大きな影響を与えない。しかしさらに稼動が続いてB線
にまで達すると、粉砕空間Cの構成が逆転し粉砕作用に
貢献しない両側の間隙が狭くなり、効率は目に見えて劣
化する。
これを防止するため、効率の落ちたローラは、装置から
取外して新しい予備品と交換するか、或いはその円周面
を溶接肉盛し元の粉砕面の位置まで復元する再生処理が
行われる。この再生に着目した従来の技術としては、例
えば特公昭58−10143号公報が挙げられる。また
本件出願人も既に一つの提案を出している。(特願昭6
3−61643@) [発明が解決しようとする課題] 竪型ローラミルの構造上、ローラは比較的容易に取外し
ができるが、テーブルについては非常に工数がかかり、
はとんど全面的な解体に近い煩瑣な作業を強いられる。
取外して新しい予備品と交換するか、或いはその円周面
を溶接肉盛し元の粉砕面の位置まで復元する再生処理が
行われる。この再生に着目した従来の技術としては、例
えば特公昭58−10143号公報が挙げられる。また
本件出願人も既に一つの提案を出している。(特願昭6
3−61643@) [発明が解決しようとする課題] 竪型ローラミルの構造上、ローラは比較的容易に取外し
ができるが、テーブルについては非常に工数がかかり、
はとんど全面的な解体に近い煩瑣な作業を強いられる。
したがってこの解体と溶接の本作業と組立てとを加える
と、粉砕作業の中断する時間が長期に亘るため到底作業
場としては耐える限度を超える。次善の策として第4図
のようにテーブルの基盤に耐摩耗性金属(たとえば高ク
ローム鋳鉄)で製作したライナを嵌合し、摩耗に任せて
稼動し、粉砕効率の悪化を限度まで辛棒した後、ライナ
のみを取替えるのが一般である。
と、粉砕作業の中断する時間が長期に亘るため到底作業
場としては耐える限度を超える。次善の策として第4図
のようにテーブルの基盤に耐摩耗性金属(たとえば高ク
ローム鋳鉄)で製作したライナを嵌合し、摩耗に任せて
稼動し、粉砕効率の悪化を限度まで辛棒した後、ライナ
のみを取替えるのが一般である。
ざらに検討を加えると、竪型ミルローラは通常巨大な装
置となるので、テーブルは単体の環状体としては製作す
ることが困難であり、円周を複数のセグメントに分割し
て扇状のセグメントとして製造し、これらを現地で並へ
て環状の粉砕面を形成している。当然セグメント同士の
接合部には多少の継目が生じ、ここが異常摩耗、陥没ま
たは隆起して粉砕作業の弱点となり易<、!%ffi音
、振動から装置全体へ及ぼす悪い影響が問題となってき
た。
置となるので、テーブルは単体の環状体としては製作す
ることが困難であり、円周を複数のセグメントに分割し
て扇状のセグメントとして製造し、これらを現地で並へ
て環状の粉砕面を形成している。当然セグメント同士の
接合部には多少の継目が生じ、ここが異常摩耗、陥没ま
たは隆起して粉砕作業の弱点となり易<、!%ffi音
、振動から装置全体へ及ぼす悪い影響が問題となってき
た。
このような大型化したときは分割したライナを手溶接な
どで再生することは不可能ではないが、ライナの取外し
、溶接、取付けの工数とミルの稼動停止の長期化は到底
耐えられない。しかも溶接再生したセグメントを組合せ
た粉砕面には、前にも増して接合部の継目に帰因する悪
影響が残ったままであり、課題の解決には程遠い。
どで再生することは不可能ではないが、ライナの取外し
、溶接、取付けの工数とミルの稼動停止の長期化は到底
耐えられない。しかも溶接再生したセグメントを組合せ
た粉砕面には、前にも増して接合部の継目に帰因する悪
影響が残ったままであり、課題の解決には程遠い。
通常、竪型ローラミルは独立して作業を営むものではな
く、前後に組合されたプラントの一環として全体の流れ
の一つを分担するものであるから、日毎にその粉砕量が
低減して行ったり、粉体の性状が劣化しては、プラント
全体の機能を著しく阻害することになる。
く、前後に組合されたプラントの一環として全体の流れ
の一つを分担するものであるから、日毎にその粉砕量が
低減して行ったり、粉体の性状が劣化しては、プラント
全体の機能を著しく阻害することになる。
本願発明は以上にべた課題を解決するために、竪型ロー
ラミルのテーブルを取外すことなくその場で簡単にかつ
高性能で摩耗退入範囲を再生すると共に、ミルが大型化
した場合に発生する粉砕面分割に帰因する悪影響をも一
挙に払拭した竪型ロールミルのテーブル再生装置の提供
を目的とする。
ラミルのテーブルを取外すことなくその場で簡単にかつ
高性能で摩耗退入範囲を再生すると共に、ミルが大型化
した場合に発生する粉砕面分割に帰因する悪影響をも一
挙に払拭した竪型ロールミルのテーブル再生装置の提供
を目的とする。
[i!!題を解決するための手段]
本願発明に係る竪型ロールミルのテーブル再生装置は、
現地でテーブル本来の駆動機構の中途から置換介装して
回転数を自在に制御する駆動手段と、テーブル摩耗面に
倣って追随するようトーチの位置を制御する手段と、自
動連続溶接機とを可搬的に組合せたことによって前記の
課題を解決した。
現地でテーブル本来の駆動機構の中途から置換介装して
回転数を自在に制御する駆動手段と、テーブル摩耗面に
倣って追随するようトーチの位置を制御する手段と、自
動連続溶接機とを可搬的に組合せたことによって前記の
課題を解決した。
[作・用]
稼動によって摩耗退入したテーブル面をそのままに、こ
のテーブルを駆動する本来の駆動装置(一般には電動モ
ータ、モータ軸、カップリング。
のテーブルを駆動する本来の駆動装置(一般には電動モ
ータ、モータ軸、カップリング。
減速機軸、減速ギア、つt−ム1回転軸)の中途から別
個の駆動装置を介装して置換するので、テーブルの回動
は新しく置換した駆動装置に支配される。この装置は回
転数を自由に調整するので、固定した溶接機先端のトー
チが最も好条件で溶接を続けつる溶接速度を形成するよ
うにテーブルを回転する。一般に粉砕作用時のテーブル
回転数と、理想の溶接速度(周速)とでは極端に異る上
、同一回転数ではテーブルの内周側と外周側とで周速が
異ってくるため、すべての溶接速度を理想に揃えること
が困難であるという課題がこれにより克服される。すな
わち溶接線が内周から外周に進むにつれて、回転数を落
して行くから、一旦定めた理想の溶接条件がはじめから
柊まで保持できる。
個の駆動装置を介装して置換するので、テーブルの回動
は新しく置換した駆動装置に支配される。この装置は回
転数を自由に調整するので、固定した溶接機先端のトー
チが最も好条件で溶接を続けつる溶接速度を形成するよ
うにテーブルを回転する。一般に粉砕作用時のテーブル
回転数と、理想の溶接速度(周速)とでは極端に異る上
、同一回転数ではテーブルの内周側と外周側とで周速が
異ってくるため、すべての溶接速度を理想に揃えること
が困難であるという課題がこれにより克服される。すな
わち溶接線が内周から外周に進むにつれて、回転数を落
して行くから、一旦定めた理想の溶接条件がはじめから
柊まで保持できる。
一方テーブル摩耗は前述のように均一ではなく、退入し
た深度は歪つな曲線を画くのが普通であるが、溶接機先
端のトーチがこの歪つな曲線に倣って必ず所定の電孤を
形成するように追随する。竪型ロールミルの機構上、円
周方向については進入深度はほぼ一定となるから、直径
方向への移動に伴なう周速の調整はテーブル回転数の変
更により、また垂直方向についての退入深度の変化に対
する調整はトーチの姿勢の変更により、それぞれ吸収し
て完璧な溶接条件を常時維持する作用を発現する。
た深度は歪つな曲線を画くのが普通であるが、溶接機先
端のトーチがこの歪つな曲線に倣って必ず所定の電孤を
形成するように追随する。竪型ロールミルの機構上、円
周方向については進入深度はほぼ一定となるから、直径
方向への移動に伴なう周速の調整はテーブル回転数の変
更により、また垂直方向についての退入深度の変化に対
する調整はトーチの姿勢の変更により、それぞれ吸収し
て完璧な溶接条件を常時維持する作用を発現する。
この作業に使用する自動溶接装置や、テーブル回転のた
めの駆動装置、これら全体の制御装置を含む操作盤、所
要工具類などは要領よく解体収納されて、現地から現地
へ運搬されるに好都合な機能を持った頑丈な通雨に収納
されている。
めの駆動装置、これら全体の制御装置を含む操作盤、所
要工具類などは要領よく解体収納されて、現地から現地
へ運搬されるに好都合な機能を持った頑丈な通雨に収納
されている。
[実施例]
第1図A、Bは本願実施例のうち、テーブルの回転制御
に関する部分を示す正面図(A>と側面図(B)である
。直流可変モータ1は直結する減速機2.カップリング
3を経て再び第二の減速機4へ繋がり、十分に減速した
回転をスプロケット5に伝える。直流可変モータ1は最
も適正な溶接条件を形成するために1:30以内のあら
ゆる範囲の変化を可能とし、スプロケット5から竪型ミ
ルのテーブル回転軸ヘチェンリンクでその回転を伝達す
る。またはプリーとベルトの組合せによることも可能で
ある。
に関する部分を示す正面図(A>と側面図(B)である
。直流可変モータ1は直結する減速機2.カップリング
3を経て再び第二の減速機4へ繋がり、十分に減速した
回転をスプロケット5に伝える。直流可変モータ1は最
も適正な溶接条件を形成するために1:30以内のあら
ゆる範囲の変化を可能とし、スプロケット5から竪型ミ
ルのテーブル回転軸ヘチェンリンクでその回転を伝達す
る。またはプリーとベルトの組合せによることも可能で
ある。
次にテーブルの上で現地溶接するためには一般にはサブ
マージドアーク溶接が使用されるが、この伯に炭酸ガス
溶接法、プラズマアーク溶接法など全自動溶接法として
適用され得るプロセスでおれば可能である。本例では装
置の簡略さとか現地施工の軽便さから複合ワイヤを使用
するオープンアーク溶接法を採用した。テーブル(ライ
ナ)の材質はクローム25%をふくむ白銑鋳鉄が公知の
耐摩耗材としては最も定評があるので、肉盛再生する溶
接部もほぼ同一の材質で復元するのが最も望ましい。
マージドアーク溶接が使用されるが、この伯に炭酸ガス
溶接法、プラズマアーク溶接法など全自動溶接法として
適用され得るプロセスでおれば可能である。本例では装
置の簡略さとか現地施工の軽便さから複合ワイヤを使用
するオープンアーク溶接法を採用した。テーブル(ライ
ナ)の材質はクローム25%をふくむ白銑鋳鉄が公知の
耐摩耗材としては最も定評があるので、肉盛再生する溶
接部もほぼ同一の材質で復元するのが最も望ましい。
溶接デポジットをこの材質で特定し、なおワイヤによる
連続自動溶接を可能とするために、本例ではフラックス
コアードワイヤを使用した。すなわちワイヤの軸芯を中
空とし、この中空部にクローム、炭素など所望の添加成
分の粉末を充填し、ワイヤ自体は可撓性を有する材質と
し、溶接時に反応して母材とほぼ等しい成分を溶製する
ものである。W敗の溶接ヘッドを搭載して同時にアーク
発生させる構造を先端に搭載すれば、通常の溶接の2〜
3倍の溶接量を熟なすことができるので最も好ましい。
連続自動溶接を可能とするために、本例ではフラックス
コアードワイヤを使用した。すなわちワイヤの軸芯を中
空とし、この中空部にクローム、炭素など所望の添加成
分の粉末を充填し、ワイヤ自体は可撓性を有する材質と
し、溶接時に反応して母材とほぼ等しい成分を溶製する
ものである。W敗の溶接ヘッドを搭載して同時にアーク
発生させる構造を先端に搭載すれば、通常の溶接の2〜
3倍の溶接量を熟なすことができるので最も好ましい。
溶接トーチの制御の実施例を第2図に示す。
図において、テーブルTの摩耗退入部に対向するトーチ
6は走行ビーム7の下底部で噛合するラックギア7の上
を水平に進退する。全体を支保するのはキャリッジ8.
および固定台9であり、その後背にはワイヤの送り機構
10がある。この送り機構はワイヤーフィードモータ1
1.ワイヤーフィダー12.ワイヤーストレートナ−1
3を主な構成として含み所望の速度で一定割合ずつワイ
ヤをトーチ先端に送給する。テーブルTはほぼ平面的に
摩耗し、さほど極端に歪つな局面となっていないので、
テーブルが1回転して全周に1筋のビードが置かれると
、ラックギア7が作動してトーチ先端はテーブル中心へ
1ビ一ド分だけ前進して停止し、再び次の1周分のビー
ドが置かれる。
6は走行ビーム7の下底部で噛合するラックギア7の上
を水平に進退する。全体を支保するのはキャリッジ8.
および固定台9であり、その後背にはワイヤの送り機構
10がある。この送り機構はワイヤーフィードモータ1
1.ワイヤーフィダー12.ワイヤーストレートナ−1
3を主な構成として含み所望の速度で一定割合ずつワイ
ヤをトーチ先端に送給する。テーブルTはほぼ平面的に
摩耗し、さほど極端に歪つな局面となっていないので、
テーブルが1回転して全周に1筋のビードが置かれると
、ラックギア7が作動してトーチ先端はテーブル中心へ
1ビ一ド分だけ前進して停止し、再び次の1周分のビー
ドが置かれる。
こ場合トーチ先端の高さの調整はさほど大ぎくないから
作業者の僅かな手動で足りるのが普通である。
作業者の僅かな手動で足りるのが普通である。
第3図は別の実施例を示し、テーブルTの形状がはじめ
から大きな円弧状の粉砕面を有し、摩耗退入部も歪つな
曲面を有する例である。このときは前例のラックギアに
よる水平の進退に替えて、トーチ先端の回動の方が好適
である。第3図において溶接のトーチ6とワイヤ送り機
構10は支持バー14によって図示しない支保台に固定
され、この支持バーに懸架されている接続部を中心軸と
してワイヤ送り機構全体が首を振ることができる。
から大きな円弧状の粉砕面を有し、摩耗退入部も歪つな
曲面を有する例である。このときは前例のラックギアに
よる水平の進退に替えて、トーチ先端の回動の方が好適
である。第3図において溶接のトーチ6とワイヤ送り機
構10は支持バー14によって図示しない支保台に固定
され、この支持バーに懸架されている接続部を中心軸と
してワイヤ送り機構全体が首を振ることができる。
したがってテーブル1回転によって1ビードの溶接が終
ると、自動的に(または手動で)トーチ先端の傾斜角を
所望の角度だけ回動し、常に溶接面に直角に対向する姿
勢を保持するものである。これを支援するためにワイヤ
ーコンジットチューブ15を中空で屈曲自在に懸垂し、
先端の回動に拘らず常に一定量のワイヤを送り続ける。
ると、自動的に(または手動で)トーチ先端の傾斜角を
所望の角度だけ回動し、常に溶接面に直角に対向する姿
勢を保持するものである。これを支援するためにワイヤ
ーコンジットチューブ15を中空で屈曲自在に懸垂し、
先端の回動に拘らず常に一定量のワイヤを送り続ける。
[発明の効果]
本願発明は以上に述べた構成と作用を有するから、従来
現地において施工不可能と諦められていた現地における
テーブルの再生を可能とし、新品同様の稼動状態を復活
する。しかもこのために要する施工日数はきわめて短期
で足りるから、ミルの稼動停止という犠牲も殆ど取るに
足らない程度にまで軽減される。
現地において施工不可能と諦められていた現地における
テーブルの再生を可能とし、新品同様の稼動状態を復活
する。しかもこのために要する施工日数はきわめて短期
で足りるから、ミルの稼動停止という犠牲も殆ど取るに
足らない程度にまで軽減される。
さらにあたかもレコード盤の針溝のように一条の溶接線
が連続して溶接部を構成し、当初の前記継目も埋め尽し
て平旦な一体の粉砕面を形成することは、取付は当初の
新品のテーブルを凌駕する好ましい要素を付加したと言
うべきである。
が連続して溶接部を構成し、当初の前記継目も埋め尽し
て平旦な一体の粉砕面を形成することは、取付は当初の
新品のテーブルを凌駕する好ましい要素を付加したと言
うべきである。
第1図A、Bは本願実施例(テーブル駆動制御)の正面
図と側面図、第2図は本願実施例(トーチ位置制御)の
正面図、第3図は前回とは別の実施例の正面図、第4図
は竪型ロールミルの正面断面図、第5図は従来技術の課
題を説明する正面断面の部分図。 1・・・・・・直流可変モータ、2・・・・・・減速機
訃・・・・・カップリング、4・・・・・・第二の減速
機5・・・・・・スプロケット、6・・・・・・トーチ
7・・・・・・ラックギア、8・・・・・・キャリッジ
9・・・・・・固定台、10・・・・・・ワイヤ送り機
構14・・・・・・支持バー 15・・・・・・ワイヤーコンジットチューブS・・・
・・・被粉砕物(原料)、P・・・・・・粉体C・・・
・・・粉砕空間、T・・・・・・テーブル(ライナ)R
・・・・・・ローラ
図と側面図、第2図は本願実施例(トーチ位置制御)の
正面図、第3図は前回とは別の実施例の正面図、第4図
は竪型ロールミルの正面断面図、第5図は従来技術の課
題を説明する正面断面の部分図。 1・・・・・・直流可変モータ、2・・・・・・減速機
訃・・・・・カップリング、4・・・・・・第二の減速
機5・・・・・・スプロケット、6・・・・・・トーチ
7・・・・・・ラックギア、8・・・・・・キャリッジ
9・・・・・・固定台、10・・・・・・ワイヤ送り機
構14・・・・・・支持バー 15・・・・・・ワイヤーコンジットチューブS・・・
・・・被粉砕物(原料)、P・・・・・・粉体C・・・
・・・粉砕空間、T・・・・・・テーブル(ライナ)R
・・・・・・ローラ
Claims (1)
- 竪型ロールミルの摩耗退入したテーブル面を溶接肉盛
によつて再生するため、現地でテーブル本来の駆動機構
の中途から置換介装して回転数を自在に制御する駆動手
段と、テーブル摩耗面に倣つて追随するようトーチの位
置を制御する手段と、自動連続溶接機とを可搬的に組合
せたことを特徴とする竪型ロールミルのテーブル再生装
置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30868588A JPH074664B2 (ja) | 1988-12-06 | 1988-12-06 | 竪型ロールミルのテーブル再生方法およびその装置 |
AU45967/89A AU629579B2 (en) | 1988-12-06 | 1989-12-06 | Apparatus for reconditioning table of roller mill |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30868588A JPH074664B2 (ja) | 1988-12-06 | 1988-12-06 | 竪型ロールミルのテーブル再生方法およびその装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02299711A true JPH02299711A (ja) | 1990-12-12 |
JPH074664B2 JPH074664B2 (ja) | 1995-01-25 |
Family
ID=17984053
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30868588A Expired - Lifetime JPH074664B2 (ja) | 1988-12-06 | 1988-12-06 | 竪型ロールミルのテーブル再生方法およびその装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH074664B2 (ja) |
AU (1) | AU629579B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005095842A (ja) * | 2003-09-22 | 2005-04-14 | Welding Alloys Japan:Kk | 被溶接物の回転駆動方法とその回転駆動装置 |
CN103722325A (zh) * | 2013-11-28 | 2014-04-16 | 无锡华联科技集团有限公司 | 丝极电渣焊升降机构 |
CN106475661A (zh) * | 2016-11-08 | 2017-03-08 | 甘肃酒钢集团西部重工股份有限公司 | 一种耐磨磨盘瓦的堆焊工艺 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11309596A (ja) * | 1998-04-23 | 1999-11-09 | Kurimoto Ltd | 竪型ロールミルの消耗部材の再生方法 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
AU462264B2 (en) * | 1971-04-15 | 1975-06-19 | Sugan Research Limited | Welding control apparatus for applying weld material to contoured surfaces |
JPS59101283A (ja) * | 1982-11-29 | 1984-06-11 | Kushibe Tekkosho:Kk | 溶接装置 |
-
1988
- 1988-12-06 JP JP30868588A patent/JPH074664B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1989
- 1989-12-06 AU AU45967/89A patent/AU629579B2/en not_active Ceased
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005095842A (ja) * | 2003-09-22 | 2005-04-14 | Welding Alloys Japan:Kk | 被溶接物の回転駆動方法とその回転駆動装置 |
JP4622232B2 (ja) * | 2003-09-22 | 2011-02-02 | 株式会社ウェルディングアロイズ・ジャパン | 竪型ミルの再生方法 |
CN103722325A (zh) * | 2013-11-28 | 2014-04-16 | 无锡华联科技集团有限公司 | 丝极电渣焊升降机构 |
CN106475661A (zh) * | 2016-11-08 | 2017-03-08 | 甘肃酒钢集团西部重工股份有限公司 | 一种耐磨磨盘瓦的堆焊工艺 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
AU629579B2 (en) | 1992-10-08 |
JPH074664B2 (ja) | 1995-01-25 |
AU4596789A (en) | 1990-06-14 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN101389419B (zh) | 立式旋转器 | |
US4215809A (en) | Pipe welding apparatus | |
JPH05507530A (ja) | 坑道、トンネル、坑内採掘場、洞窟、又はその類似物を掘削するための方法と機械 | |
JPH02299711A (ja) | 竪型ロールミルのテーブル再生方法およびその装置 | |
JPH04200866A (ja) | パイプの片面溶接装置 | |
KR20180044580A (ko) | Saw 강관 용접부의 표면 불순물 제거장치 | |
CN211305269U (zh) | 一种罐身变频缝焊机 | |
CN209998528U (zh) | 一种可调节外加送丝装置的电弧焊接系统 | |
CN106334897B (zh) | 板制弯头内外弧双面自动焊机 | |
CN208374541U (zh) | 预制桩连接用焊接装置 | |
CN211564709U (zh) | 一种便于更换锯带的卧式锯床 | |
CN215659329U (zh) | 一种可快速拆卸的无心磨床 | |
JPH06155143A (ja) | 小口径管の切断装置 | |
CN2331473Y (zh) | 多功能全自动容器焊接机床 | |
US3509303A (en) | Method of and apparatus for welding | |
KR20120094664A (ko) | 러그 절단장치 | |
CN109128359A (zh) | 一种剪板机随动式油压型托料装置 | |
JPH04284858A (ja) | 竪型粉砕機の粉砕ローラ補修方法および装置 | |
JPH07102456B2 (ja) | 竪型ロールミルのロール再生方法 | |
JP2842543B2 (ja) | 竪型粉砕機の粉砕ローラ補修方法および装置 | |
CN221582517U (zh) | 一种自动圆周焊接机总成 | |
CN106217055B (zh) | 一种管路安装装置及安装方法 | |
CN209532373U (zh) | 一种氩弧环缝焊机 | |
JPH0817952B2 (ja) | 竪型粉砕機の粉砕ローラ補修方法および装置 | |
CN106141383B (zh) | 一种焊枪装夹机构和焊接装置 |