JPH02299107A - 内部拡散型Nb↓3Sn超電導線 - Google Patents

内部拡散型Nb↓3Sn超電導線

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JPH02299107A
JPH02299107A JP1119040A JP11904089A JPH02299107A JP H02299107 A JPH02299107 A JP H02299107A JP 1119040 A JP1119040 A JP 1119040A JP 11904089 A JP11904089 A JP 11904089A JP H02299107 A JPH02299107 A JP H02299107A
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JP
Japan
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wire
layer
superconducting wire
around
diffusion barrier
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Pending
Application number
JP1119040A
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English (en)
Inventor
Goji Oku
剛司 奥
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Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Publication date
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E40/00Technologies for an efficient electrical power generation, transmission or distribution
    • Y02E40/60Superconducting electric elements or equipment; Power systems integrating superconducting elements or equipment

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  • Superconductors And Manufacturing Methods Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、内部拡散型Nb3Sn超電導線に関するも
のである。
[従来の技術] 第2図は、従来の内部拡散型Nb3Sn超電導線の一例
を示す断面図である。第2図を参照して、安定化Cu3
のまわりには拡散バリア層4が形成されている。この拡
散バリア層4のまわりには、集合体8が12個配置され
ている。この集合体8のまわりには、ざらにCuからな
る外被層5が設けられている。
集合体8は、中心にSn線1が設けられ、このSn線1
のまわりに、Cuを被覆したNb線2が多数配置されて
いる。この集合体8は、Cu6により覆われている。
このようにして構成された線材を伸線した後、熱処理し
て、拡散反応によりNb3 Snを形成し、Nb3Sn
超電導線としている。
第3図は、従来の内部拡散型Nb3Sn超電導線の他の
例を示す断面図である。安定化材13のまわりには、拡
散バリア層14が形成されている。
この拡散バリア層14のまわりに、集合体18が配置さ
れており、第2図に示す従来の超電導線と異なり、約1
30と多数の集合体18が複数の層をなして拡散バリア
層14のまわりに配置されている。この集合体18の層
の外側には、Cuからなる外被層15が設けられている
第4図は、第3図に示す超電導線の中の集合体18を示
す拡大断面図である。集合体18中には、複数のSn線
11が13個入れられており、それぞれのSn線11の
まわりには、Cu17で被覆されたNb線12が六角配
置で組合わされている。
集合体18の外側は、Cu1.6で被覆されている。
第3図に示すようにして構成された線材を伸線した後、
熱処理してNb3Snを拡散反応により形成し、Nb3
Sn超電導線としている。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、このような従来の内部拡散型Nb3Sn
超電導線では、以下のような問題点があった。
すなわち、第2図に示すような超電導線では、中心とな
るSn線1のまわりに数多くのCu被被覆N緯線2配置
しており、熱処理した際に3Sn線1からのSnの拡散
が外側に位置するCu被被覆N緯線2まで到達せず、N
b3Snが形成されないため、臨界電流密度が低くなる
という問題点があった。
第3図に示す従来の超電導線では3Sn線11のまわり
に6つのNb線12が存在するだけであるので、第2図
に示す超電導線のような問題は生じず、高い臨界電流密
度が得られるが、強度の低いSn線11が約1690と
多数配置されているため、伸線性が悪く、直径1mm以
下の細い超電導線を長尺物として得ることができないと
いう問題点があった。
それゆえに、この発明の目的は、かかる従来の問題点を
解消するためなされたものであり、伸線性が良好で、か
つ高い臨界電流密度を有する内部拡散型Nb3Sn超電
導線を提供することにある。
[課題を解決するための手段] この発明の内部拡散型Nb3Sn超電導線は、安定化材
のまわりに拡散バリア層を形成し、この拡散バリア層の
まわりに、Cuを被覆したNb線がSn線のまわりに配
置してなる集合体を複数配置し、これを伸線した後に熱
処理して拡散反応によりNb3Snを形成させており、
拡散バリア層のまわりに配置する集合体の数が40〜1
00であることを特徴としている。
拡散バリア層のまわりには、集合体を複数層として形成
することが好ましく、さらに、集合体の複数層の内側の
層と外側の層とで集合体の数が等しくなるように、外側
の層の集合体の直径を内側の層の直径より大きくするこ
とが好ましい。
また、拡散バリア層と集合体との間には、Cu層を設け
ることが好ましい。
[作用] この発明のNb3Sn超電導線では、拡散バリア層のま
わりに設けられる集合体の数が40〜100程度である
ため3Sn線の数が、第3図に示す従来の超電導線にお
ける数的1690よりも大幅に少なく、伸線性が良好で
ある。また、第2図に示す従来の超電導線よりも、集合
体の数が多いので、中心のSn線とそのまわりのNb線
との間の距離が小さく、熱処理においてSnが拡散する
領域にNbが存在し、Nb3Snの層を十分に形成させ
ることができ、高い臨界電流密度を得ることができる。
[実施例] 第1図は、この発明の一実施例を示す断面図である。第
1図を参照して、安定化Cu23のまわりには、拡散バ
リア層24が形成されており、この拡散バリア層24の
まわりには、Cu層26が形成されている。このCu層
26のまわりに、集合体28が2つの層をなして配置さ
れている。内側の集合体28aは外側の集合体28bよ
りも直径が小さく、内側の集合体28aの配置数と、外
側の集合体28bの配置数とは同じになるようにされて
いる。集合体28の複数層のまわりには、Cuからなる
外被層25が形成されている。
集合体28内の中心には3Sn線21が設けられており
、このSn線21のまわりには、Cu被lNb線22が
配置している。このCu被被覆N綿線22外側は、Cu
27で覆われている。
この第1図の実施例では、60の集合体28が配置され
ている。このようにして構成された線材を伸線し、熱処
理してNb3Snを形成させ、超電導線とした。伸線加
工性は、第3図に示す従来の超電導線よりも優れていた
。また。得られたNb3Sn超電導線について臨界電流
密度を測定したところ、8T、4.2にで770A/m
m2であった。これに対し、従来の第2図に示す超電導
線の臨界電流密度は、8T、4.2にで61OA/mm
2であった。このことから、この発明のNb3Sn超電
導線は、伸線性に優れ、かつ高い臨界電流密度の得られ
ることが明らかとなった。
[発明の効果] 以上説明したように、この発明の内部拡散型Nb3Sn
超電導線は、拡散バリア層のまわりに配置する集合体の
数を40〜100としているため、Sn線の数が少なく
、伸線性において優れている。
また、集合体におけるSnとNbとの間の距離が小さい
ため、熱処理における拡散反応が容易に行なわれ、Nb
3Sn層を形成しやすく、高い臨界電流密度を得ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の一実施例を示す断面図である。第
2図は、従来の内部拡散型Nb3Sn超電導線の一例を
示す断面図である。第3図は、従来の内部拡散型Nb3
 Sn超電導線の他の例を示す断面図である。第4図は
、第3図に示す従来の超電導線中における集合体を示す
拡大断面図である。 図において、21はSn線、22はCu被覆Nb線、2
3は安定化Cu、24は拡散バリア層、25は外被層、
26はCu層、27はCu層、28は集合体、28aは
内側集合体、28bは外側集合体を示す。 第7図

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)安定化材のまわりに拡散バリア層を形成し、この
    拡散バリア層のまわりに、Cuを被覆したNb線がSn
    線のまわりに配置してなる集合体を複数配置し、これを
    伸線した後に熱処理して拡散反応によりNb_3Snを
    形成させた内部拡散型Nb_3Sn超電導線において、 前記拡散バリア層のまわりに配置する前記集合体の数が
    40〜100であることを特徴とする、内部拡散型Nb
    _3Sn超電導線。
  2. (2)前記集合体が前記拡散バリア層のまわりに複数層
    を形成するように配置されていることを特徴とする、請
    求項1記載の内部拡散型Nb_3Sn超電導線。
  3. (3)前記集合体の複数層の内側の層と外側の層とで前
    記集合体の数が等しくなるように、外側の層の集合体の
    直径を内側の層の直径より大きくしたことを特徴とする
    、請求項2記載の内部拡散型Nb_3Sn超電導線。
  4. (4)前記拡散バリア層と前記集合体との間にCu層を
    設けたことを特徴とする、請求項1記載の内部拡散型N
    b_3Sn超電導線。
JP1119040A 1989-05-12 1989-05-12 内部拡散型Nb↓3Sn超電導線 Pending JPH02299107A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008084547A (ja) * 2006-09-25 2008-04-10 Kobe Steel Ltd Nb3Sn超電導線材およびそのための前駆体

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008084547A (ja) * 2006-09-25 2008-04-10 Kobe Steel Ltd Nb3Sn超電導線材およびそのための前駆体
US7985714B2 (en) * 2006-09-25 2011-07-26 Kobe Steel, Ltd. Nb3Sn superconducting wire and precursor therefor

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