JPH02299100A - 環境検知システム - Google Patents
環境検知システムInfo
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- JPH02299100A JPH02299100A JP11879589A JP11879589A JPH02299100A JP H02299100 A JPH02299100 A JP H02299100A JP 11879589 A JP11879589 A JP 11879589A JP 11879589 A JP11879589 A JP 11879589A JP H02299100 A JPH02299100 A JP H02299100A
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- Alarm Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔概 要〕
例えばオフィスビルの各フロアの天井に設けられる環境
感知センサと一体に環境擬似装置を形成し、信号線を介
し該環境感知センサが作動したか否かを判定する作動判
定部からの信号によって、該環境擬似装置を駆動するこ
とにより、遠隔操作で該環境感知センサが正常に作動す
るか否かを検査できるようにするものである。
感知センサと一体に環境擬似装置を形成し、信号線を介
し該環境感知センサが作動したか否かを判定する作動判
定部からの信号によって、該環境擬似装置を駆動するこ
とにより、遠隔操作で該環境感知センサが正常に作動す
るか否かを検査できるようにするものである。
本発明は環境検知システムに関する。
例えばオフィスビルの各フロアの天井には、防災等の目
的で各種環境感知センサが通常設けられる。例えば熱感
知センサ、煙感知センサ、ガス感知センサ等である。大
形オフィスビル等においてはこれらの環境感知センサと
、これらに接続する作動判定装置とによって一つの環境
検知システムを構築することができる。
的で各種環境感知センサが通常設けられる。例えば熱感
知センサ、煙感知センサ、ガス感知センサ等である。大
形オフィスビル等においてはこれらの環境感知センサと
、これらに接続する作動判定装置とによって一つの環境
検知システムを構築することができる。
上記の環境検知システムが正常に動作しているか否かを
、定期保守等により検査する場合、まず末端に設置され
た各種の環境感知センサが正常に作動しているか否かを
検査しなければならない。
、定期保守等により検査する場合、まず末端に設置され
た各種の環境感知センサが正常に作動しているか否かを
検査しなければならない。
従来、そのような環境感知センサの正常性を検査するに
際しては、少なくとも2人の保守作業員が末端の環境感
知センサ側と中央の駆動判定装置側とに手分けして、両
者の間で連絡をとりながら、1つ1つ検査を進めている
。例えば熱感知センサを対象とするとき、一方の上記保
守作業員は長い棒の先に取り付けた発熱体を、他方の保
守作業員により順次指定された各熱感知センサに近付け
るということが行われている。該他方の保守作業員はそ
の都度、指定の熱感知センサからの反応を確認し、もし
反応がなければ異常ありとして、交換等の作業を行う。
際しては、少なくとも2人の保守作業員が末端の環境感
知センサ側と中央の駆動判定装置側とに手分けして、両
者の間で連絡をとりながら、1つ1つ検査を進めている
。例えば熱感知センサを対象とするとき、一方の上記保
守作業員は長い棒の先に取り付けた発熱体を、他方の保
守作業員により順次指定された各熱感知センサに近付け
るということが行われている。該他方の保守作業員はそ
の都度、指定の熱感知センサからの反応を確認し、もし
反応がなければ異常ありとして、交換等の作業を行う。
上述した従来の検査手法によると、全ての環境感知セン
サを調べ終えるまでに多大な時間を要するという問題が
ある。また少なくとも2人の保守作業員を必要とするこ
とから1回の検査に要するコストがかなり高くなるとい
う問題がある。さらにまた、保守作業員が各オフィスフ
ロア内に実際に入り込んで作業をしなければならないか
ら、当該オフィスフロアが仮に会議中であるとすると、
会議に支障を来たすこともあり得る。上記の問題点は、
大形のオフィスビル程顕著になる。
サを調べ終えるまでに多大な時間を要するという問題が
ある。また少なくとも2人の保守作業員を必要とするこ
とから1回の検査に要するコストがかなり高くなるとい
う問題がある。さらにまた、保守作業員が各オフィスフ
ロア内に実際に入り込んで作業をしなければならないか
ら、当該オフィスフロアが仮に会議中であるとすると、
会議に支障を来たすこともあり得る。上記の問題点は、
大形のオフィスビル程顕著になる。
したがって本発明は上記問題点に鑑み、殆ど人手を要す
ることなく、かつ短時間で正常性の検査ができる環境検
知システムを提供することを目的とするものである。
ることなく、かつ短時間で正常性の検査ができる環境検
知システムを提供することを目的とするものである。
第1図は本発明に係るシステムの原理構成を示すブロッ
ク図である。本図において、環境検知システム10は、
末端に置かれる環境感知センサ11と、中央に置かれ信
号線14を介して該センサ11に接続する作動判定部1
3とを有し、環境感知センサ11にはこれと一体に環境
擬似装置12が設けられる。
ク図である。本図において、環境検知システム10は、
末端に置かれる環境感知センサ11と、中央に置かれ信
号線14を介して該センサ11に接続する作動判定部1
3とを有し、環境感知センサ11にはこれと一体に環境
擬似装置12が設けられる。
環境感知センサ11と一体に設けられる環境擬似装置1
2は、該センサ11が実際に作動するのと同様の環境を
擬似する。例えば環境感知センサ11が仮に70℃以上
で作動する熱感知センサであるとすると、環境擬似装置
12は、少なくとも70℃の温度環境をセンサ11の近
傍において形成できるものである。
2は、該センサ11が実際に作動するのと同様の環境を
擬似する。例えば環境感知センサ11が仮に70℃以上
で作動する熱感知センサであるとすると、環境擬似装置
12は、少なくとも70℃の温度環境をセンサ11の近
傍において形成できるものである。
そこで、センサ11を検査すべきときは、作動判定部1
3から、信号線14を介して信号を送り、環境擬似装置
12を駆動する。この駆動によって形成された擬似環境
のもとでセンサ11が作動するか否かを作動判定部13
にて判定する。上記の信号に対する応答として作動した
ことを示す信号が返らなければ、当該センサ11には異
常があるものと判断される。
3から、信号線14を介して信号を送り、環境擬似装置
12を駆動する。この駆動によって形成された擬似環境
のもとでセンサ11が作動するか否かを作動判定部13
にて判定する。上記の信号に対する応答として作動した
ことを示す信号が返らなければ、当該センサ11には異
常があるものと判断される。
したがって、保守作業員は基本的に1人で良いし、また
必要であればコンピュータの利用によって検査の自動化
もできる。
必要であればコンピュータの利用によって検査の自動化
もできる。
第2図は本発明に基づく一実施例を示す回路図である。
ただし、本実施例は、環境感知センサ11が熱感知セン
サである場合について示している。また、第1図のブロ
ックと対応する部分には同一の参照番号を付して示す。
サである場合について示している。また、第1図のブロ
ックと対応する部分には同一の参照番号を付して示す。
まず感知センサ11について見ると、これは、一般には
、バイメタル式センサとダイヤフラム式センサとに大別
されるが、第2図では後者のダイヤフラム式を例にとっ
て示す。通常ダイヤフラムはリン青銅板21で形成され
、このリン青銅板21を一部に有する密閉容器(図示せ
ず)によって感知センサの中核が構成される。例えば火
災が発生するとその密閉容器内の圧力は急に増加し、リ
ン青銅板21は図中、上方に向って脹らむ。したがって
接点対22の一方を持ち上げることになり、接点対22
はオンとなる。感知センサ11はこのとき作動したと判
定される。なお、23は誤動作防止のためのリーク穴で
あり、ゆっくりした温度上昇には追従しないように、空
気の逃げ道を作る。
、バイメタル式センサとダイヤフラム式センサとに大別
されるが、第2図では後者のダイヤフラム式を例にとっ
て示す。通常ダイヤフラムはリン青銅板21で形成され
、このリン青銅板21を一部に有する密閉容器(図示せ
ず)によって感知センサの中核が構成される。例えば火
災が発生するとその密閉容器内の圧力は急に増加し、リ
ン青銅板21は図中、上方に向って脹らむ。したがって
接点対22の一方を持ち上げることになり、接点対22
はオンとなる。感知センサ11はこのとき作動したと判
定される。なお、23は誤動作防止のためのリーク穴で
あり、ゆっくりした温度上昇には追従しないように、空
気の逃げ道を作る。
感知センサ11の作動は、信号線14を介して作動判定
部13に伝えられる。作動判定部13は検出回路31を
含んでなり、検出用抵抗32と、比較器33と、出力制
御回路34とを備えてなる。
部13に伝えられる。作動判定部13は検出回路31を
含んでなり、検出用抵抗32と、比較器33と、出力制
御回路34とを備えてなる。
また作動判定部13は、極性反転回路35をも備え、該
回路35は、切換スイッチ36と切換制御部37とを有
してなる。切換制御部37は、切換スイッチ36内のA
−B’とB−A’を導通にする監視モードか、A−A’
とB−B’を導通にする検査モードのいずれかに設定す
る。この設定は保守作業員の指示に基づいて定まる。こ
こに監視モードとは、通常の熱感知状態にあることを言
い、火災の発生を監視する状態である。一方、検査モー
ドとは、本発明の主題である、検知システムにおける感
知センサを検査する状態を言う。
回路35は、切換スイッチ36と切換制御部37とを有
してなる。切換制御部37は、切換スイッチ36内のA
−B’とB−A’を導通にする監視モードか、A−A’
とB−B’を導通にする検査モードのいずれかに設定す
る。この設定は保守作業員の指示に基づいて定まる。こ
こに監視モードとは、通常の熱感知状態にあることを言
い、火災の発生を監視する状態である。一方、検査モー
ドとは、本発明の主題である、検知システムにおける感
知センサを検査する状態を言う。
上述したように感知センサ11が作動したとすると、接
点対22はオンとなり、上記の監視モードのもとでは、
供給電源(e 、 eで表す)の正側(+)からA′→
B→接点対22→A−B’→抵抗32→負側(−)に電
流が流れる。この結果、検出用抵抗32の両端電圧が増
大し、基準電圧Vrを超えると比較器33が一定の電圧
を出力し、これを出力制御回路34を介して、例えばア
ラーム信号の形で保守作業員に伝える。
点対22はオンとなり、上記の監視モードのもとでは、
供給電源(e 、 eで表す)の正側(+)からA′→
B→接点対22→A−B’→抵抗32→負側(−)に電
流が流れる。この結果、検出用抵抗32の両端電圧が増
大し、基準電圧Vrを超えると比較器33が一定の電圧
を出力し、これを出力制御回路34を介して、例えばア
ラーム信号の形で保守作業員に伝える。
さて本発明の主題である検査モードについて説明すると
、保守作業員はまず検査の指示を切換制御部37に与え
る。この指示に基づき切換スイッチ36内は、A−A’
とB−B’とが導通する。
、保守作業員はまず検査の指示を切換制御部37に与え
る。この指示に基づき切換スイッチ36内は、A−A’
とB−B’とが導通する。
すなわち、供給電源の極性を切り換えて、信号線14に
電圧を供給する。これは検査モードのときだけ環境擬似
装置12を駆動するためである。すなわち、既述の監視
モードのもとでは装置12内のダイオード25が逆バイ
アスされ、装置12自体は非駆動となる。そして検査モ
ードが指定されると、該ダイオード25は順方向にバイ
アスされ、供給電源(e、e)の正側(+)からA′→
A→ヒ二−ズ28→抵抗24→ダイオード25→接点2
6→B→B′→抵抗32→負側(−)に電流が流れる。
電圧を供給する。これは検査モードのときだけ環境擬似
装置12を駆動するためである。すなわち、既述の監視
モードのもとでは装置12内のダイオード25が逆バイ
アスされ、装置12自体は非駆動となる。そして検査モ
ードが指定されると、該ダイオード25は順方向にバイ
アスされ、供給電源(e、e)の正側(+)からA′→
A→ヒ二−ズ28→抵抗24→ダイオード25→接点2
6→B→B′→抵抗32→負側(−)に電流が流れる。
このとき後述するように、比較器33から一定の電圧は
出力されず、したがってアラーム信号は発生しない。検
査が始まる前にアラームが出ては困るからである。
出力されず、したがってアラーム信号は発生しない。検
査が始まる前にアラームが出ては困るからである。
上述した、順方向のダイオード25を経由する電流によ
り抵抗24は発熱する。ここに熱感知センサ11に対し
、該センサ11が作動するのと同様の環境を擬似したこ
とになる。この場合、異常な発熱があったときの保護対
策としてヒユーズ28が挿入しである。
り抵抗24は発熱する。ここに熱感知センサ11に対し
、該センサ11が作動するのと同様の環境を擬似したこ
とになる。この場合、異常な発熱があったときの保護対
策としてヒユーズ28が挿入しである。
擬似された環境(温度上昇)のもとで、感知センサ11
は作動し、接点対21はオンとなる。このとき、接点対
22の下側接点が上方に持ち上がることから、ワイヤ2
7を介して接点26も上方に持ち上がり、該接点26を
オフとする。ここに環境擬似装置12は電気的に信号線
14から切り離された状態になる。つまり既述の監視モ
ードの状態で作動したのと等価になる。ここに切換えス
イッチ36内のB−B’を経て検出用抵抗32に流れる
電流により、検出用抵抗32の両端電圧が増大するから
、基準電圧Vrを超え、比較器33から一定の電圧が出
力され、アラームとなる。このアラームが出れば、当該
感知センサ11は作動異状なし、ということになる。
は作動し、接点対21はオンとなる。このとき、接点対
22の下側接点が上方に持ち上がることから、ワイヤ2
7を介して接点26も上方に持ち上がり、該接点26を
オフとする。ここに環境擬似装置12は電気的に信号線
14から切り離された状態になる。つまり既述の監視モ
ードの状態で作動したのと等価になる。ここに切換えス
イッチ36内のB−B’を経て検出用抵抗32に流れる
電流により、検出用抵抗32の両端電圧が増大するから
、基準電圧Vrを超え、比較器33から一定の電圧が出
力され、アラームとなる。このアラームが出れば、当該
感知センサ11は作動異状なし、ということになる。
第3図は基準電圧Vrと検出用抵抗の両端電圧を説明す
るための回路図であり、同図(A)は監視モード、同図
(B)は検査モードの場合を示す。
るための回路図であり、同図(A)は監視モード、同図
(B)は検査モードの場合を示す。
既述のように検査が始まる前にアラームが出ては困るの
で、そのように基準電圧Vrを定めておく必要がある。
で、そのように基準電圧Vrを定めておく必要がある。
ここで検出用抵抗32の抵抗値をR1、発熱用の抵抗2
4の抵抗値をR2、供給電圧(e、e)の電圧をE C
V)とすると、同図(A)において、感知センサ11が
作動し、接点対22がオンとなったときの、抵抗32の
両端電圧をVllとすれば、VIIlはVi+=Eとな
る。したがって基準電圧VrはVrζE(Vr <E)
に選ぶ。
4の抵抗値をR2、供給電圧(e、e)の電圧をE C
V)とすると、同図(A)において、感知センサ11が
作動し、接点対22がオンとなったときの、抵抗32の
両端電圧をVllとすれば、VIIlはVi+=Eとな
る。したがって基準電圧VrはVrζE(Vr <E)
に選ぶ。
ところで、第3図(B)の検査モードでは発熱用の抵抗
24における電圧降下V12が発生するから、検出用抵
抗32の両端電圧V/、は、VII=EVR□となり、
EすなわちVrよりも遥かに低くなる。したがって比較
器33の人力は V/+ <E (=Vr) となり、比較器33からは前記一定の電圧は出力されな
い。つまり、アラームは発生しない。同図(B)の接点
26がオフするときは、同図(A)接点対21がオンす
るときであり、監視モードのもとでセンサが作動したの
と等価な状態になる。
24における電圧降下V12が発生するから、検出用抵
抗32の両端電圧V/、は、VII=EVR□となり、
EすなわちVrよりも遥かに低くなる。したがって比較
器33の人力は V/+ <E (=Vr) となり、比較器33からは前記一定の電圧は出力されな
い。つまり、アラームは発生しない。同図(B)の接点
26がオフするときは、同図(A)接点対21がオンす
るときであり、監視モードのもとでセンサが作動したの
と等価な状態になる。
上述の説明は環境感知センサ11として熱感知センサを
例にとって説明したが、この他煙感知センサあるいはガ
ス感知センサにも同様に適用可能である。
例にとって説明したが、この他煙感知センサあるいはガ
ス感知センサにも同様に適用可能である。
第4図は本発明に基づく別の実施例の要部を示す図であ
り、環境感知センサ11が煙感知センサである場合をボ
す。この場合、環境感知センサ11内には一般的な煙感
知器であるホトカプラを用いることができる。そして環
境擬似装置12としては、第2図に示したのとほぼ同様
の構成を採用するが、発熱用の抵抗24の周囲に固形油
脂を予め付着させておく。図では円錐形に付着させた例
を示しており、発熱時にその左端から発煙させるように
する。これにより、複数回の発煙が可能となる。
り、環境感知センサ11が煙感知センサである場合をボ
す。この場合、環境感知センサ11内には一般的な煙感
知器であるホトカプラを用いることができる。そして環
境擬似装置12としては、第2図に示したのとほぼ同様
の構成を採用するが、発熱用の抵抗24の周囲に固形油
脂を予め付着させておく。図では円錐形に付着させた例
を示しており、発熱時にその左端から発煙させるように
する。これにより、複数回の発煙が可能となる。
この実施例では、第2図の場合と異なりワイヤ27はな
い。ホトカプラ内に可動接点対22が存在しないからで
ある。したがって接点26もない。
い。ホトカプラ内に可動接点対22が存在しないからで
ある。したがって接点26もない。
ただし、上記のホトカプラは極性反転回路35からの供
給電圧がいずれの極性であっても動作するように、すな
わち既述の監視モードのときはもちろん、検査モードの
ときにも駆動するように設計されなければならない。こ
れはホトカプラを、正極性で駆動されるホトカプラ系と
、逆極性で駆動されるホトカプラ系とを並列に接続して
構成することにより実現される。なお、煙感知センサは
、ホトカプラの発光および受光素子間の空隙に煙が入り
込んだときに作動する。
給電圧がいずれの極性であっても動作するように、すな
わち既述の監視モードのときはもちろん、検査モードの
ときにも駆動するように設計されなければならない。こ
れはホトカプラを、正極性で駆動されるホトカプラ系と
、逆極性で駆動されるホトカプラ系とを並列に接続して
構成することにより実現される。なお、煙感知センサは
、ホトカプラの発光および受光素子間の空隙に煙が入り
込んだときに作動する。
第5図は本発明に基づくさらに別の実施例の要部を示す
図であり、環境検知センサ11がガス感知センサである
場合を示す。この場合、環境感知センサ11内には、一
般の家庭に普及しているのと同様のガスセンサを用いる
ことができる。そして環境擬似装置12としては、ガス
内蔵の小形ボンベ51を導入し、その口元にソレノイド
弁52を設ける。ソレノイド弁52は、既述の検査モー
ド時に駆動される弁を開く。なお、この実施例も第4図
の実施例の場合と同様、正極性で駆動されるガスセンサ
系と、逆極性で駆動されるガスセンサ系とを並列接続し
て構成し、監視モードのときはもちろん、検査モードの
ときも作動し得る状態におく。上記の例では、小形ボン
ベ51をセンサハウジングに内蔵することになるので、
ガス漏れが気になる。しかし、万一そのようなガス漏れ
があったとしても、ガスセンサ11による本来の監視モ
ードのもとて即座に発見できる。この場合は本来のアラ
ームと誤認されるが、いずれの原因によるガス漏れであ
れ、ガス漏れを検知したことには変わりはない。
図であり、環境検知センサ11がガス感知センサである
場合を示す。この場合、環境感知センサ11内には、一
般の家庭に普及しているのと同様のガスセンサを用いる
ことができる。そして環境擬似装置12としては、ガス
内蔵の小形ボンベ51を導入し、その口元にソレノイド
弁52を設ける。ソレノイド弁52は、既述の検査モー
ド時に駆動される弁を開く。なお、この実施例も第4図
の実施例の場合と同様、正極性で駆動されるガスセンサ
系と、逆極性で駆動されるガスセンサ系とを並列接続し
て構成し、監視モードのときはもちろん、検査モードの
ときも作動し得る状態におく。上記の例では、小形ボン
ベ51をセンサハウジングに内蔵することになるので、
ガス漏れが気になる。しかし、万一そのようなガス漏れ
があったとしても、ガスセンサ11による本来の監視モ
ードのもとて即座に発見できる。この場合は本来のアラ
ームと誤認されるが、いずれの原因によるガス漏れであ
れ、ガス漏れを検知したことには変わりはない。
上述の説明では、環境擬似装置12を駆動するために、
極性反転回路35により、給電電圧の極性を切り換える
ことにしたが、この例に限らず、次のような方法で該装
置12を駆動することもできる。例えば、前述の供給電
源(直流)に加、えて第2の供給電源(交流)を作動判
定部13側に設け、極性反転回路35を不要とする。そ
して、該装置12にはフィルタ回路を設けて交流成分が
供給されたときにのみこれをろ波し、ろ波された交流成
分を平滑・整流して前記の抵抗24 (第2図、第4図
)に通電し、あるいはソレノイド弁52(第5図)を励
磁するようにする。
極性反転回路35により、給電電圧の極性を切り換える
ことにしたが、この例に限らず、次のような方法で該装
置12を駆動することもできる。例えば、前述の供給電
源(直流)に加、えて第2の供給電源(交流)を作動判
定部13側に設け、極性反転回路35を不要とする。そ
して、該装置12にはフィルタ回路を設けて交流成分が
供給されたときにのみこれをろ波し、ろ波された交流成
分を平滑・整流して前記の抵抗24 (第2図、第4図
)に通電し、あるいはソレノイド弁52(第5図)を励
磁するようにする。
以上説明したように本発明によれば、最も重要な環境感
知センサが正常に作動しているか否かを、少人数で、か
つ、迅速に検査する機能を備えた環境検知システムが実
現される。
知センサが正常に作動しているか否かを、少人数で、か
つ、迅速に検査する機能を備えた環境検知システムが実
現される。
第1図は本発明に係るシステムの原理構成を示すブロッ
ク図、 第2図は本発明に基づく一実施例を示す回路図、第3図
は基準電圧Vrと検出用抵抗の両端電圧を説明するため
の回路図、 第4図は本発明に基づく別の実施例の要部を示す図、 第5図は本発明に基づくさらに別の実施例の要部を示す
図である。 図において、 10・・・環境検知システム、 11・・・環境感知センサ、 12・・・環境擬似装
置、13・・・作動判定部、 14・・・信号線。
ク図、 第2図は本発明に基づく一実施例を示す回路図、第3図
は基準電圧Vrと検出用抵抗の両端電圧を説明するため
の回路図、 第4図は本発明に基づく別の実施例の要部を示す図、 第5図は本発明に基づくさらに別の実施例の要部を示す
図である。 図において、 10・・・環境検知システム、 11・・・環境感知センサ、 12・・・環境擬似装
置、13・・・作動判定部、 14・・・信号線。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、環境感知センサ(11)と、 信号線(14)を介して該環境感知センサ(11)に接
続し、該環境感知センサ(11)が作動したか否かを判
定する作動判定部(13)と、を具備する環境検知シス
テムにおいて、 前記作動判定部(13)からの信号によって、前記環境
感知センサ(11)が作動するのと同様の環境を擬似し
、擬似された環境によって該環境感知センサ(11)を
作動せしめる環境擬似装置(12)を前記環境感知セン
サ(11)と一体に設けることを特徴とする環境検知シ
ステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11879589A JPH02299100A (ja) | 1989-05-15 | 1989-05-15 | 環境検知システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11879589A JPH02299100A (ja) | 1989-05-15 | 1989-05-15 | 環境検知システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02299100A true JPH02299100A (ja) | 1990-12-11 |
Family
ID=14745298
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11879589A Pending JPH02299100A (ja) | 1989-05-15 | 1989-05-15 | 環境検知システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02299100A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000509484A (ja) * | 1996-02-23 | 2000-07-25 | ローズマウント インコーポレイテッド | プロセス伝送器の圧力センサ診断方法 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5377199A (en) * | 1976-12-20 | 1978-07-08 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Fire detector |
-
1989
- 1989-05-15 JP JP11879589A patent/JPH02299100A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5377199A (en) * | 1976-12-20 | 1978-07-08 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Fire detector |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000509484A (ja) * | 1996-02-23 | 2000-07-25 | ローズマウント インコーポレイテッド | プロセス伝送器の圧力センサ診断方法 |
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