JPH0229746Y2 - - Google Patents

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JPH0229746Y2
JPH0229746Y2 JP1981150758U JP15075881U JPH0229746Y2 JP H0229746 Y2 JPH0229746 Y2 JP H0229746Y2 JP 1981150758 U JP1981150758 U JP 1981150758U JP 15075881 U JP15075881 U JP 15075881U JP H0229746 Y2 JPH0229746 Y2 JP H0229746Y2
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case
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oscillator unit
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は発振器ユニツトに係り、小型且つ部品
の組付け作業、点検作業、交換作業を容易に行い
得る発振器ユニツトを提供することを目的とす
る。
例えばビデオテープレコーダ等に内蔵されてい
るRFコンバータ等の変調器には、ユニツト化さ
れた発振器が組付けられている。従来この種の発
振器ユニツトのケースは一側面が開口された略直
方体状であり、所定の電子部品はその開口部より
内側所定部位に組付けられる。しかるに、発振器
ユニツトを小型構成にする際、ケース自体を小型
化した場合、ケースは一側面のみが開口されてい
るだけであるため、自と開口面積は小となり、ま
た部品組付スペースも小さくなり、したがつて組
付け作業が困難となり、また、この作業の困難さ
によつてケースの小型化即ち発振器ユニツトの小
型化には限界があつた。更に、組付けられた発振
器ユニツトを検査する場合には、そのケースは箱
状であるため、内部電子部品の奥まつた位置のテ
ストポイントにプローブ等を当てることが困難で
あり、また不良部品の交換にも手間取るという欠
点があつた。
本考案は上記欠点を除去したものであり、以下
その一実施例につき説明する。第1図は本考案に
なる発振器ユニツトの一実施例を適用される変調
器のブロツク図、第2図はその拡大平面図、第3
図はその拡大分解斜視図、第4図Aは局発用イン
ダクタの拡大斜視図である。変調器1は、第1図
に示す如く、音声入力端子部2a、ビデオ入力端
子部3aを有し、音声入力信号はプリエンフアシ
ス回路2bを通つてFM変調器2cにおいて4.5M
Hzの副搬送波をFM変調した後平衡変調回路6に
供給され、またビデオ入力信号は映像クランプ3
bにて増幅された後前記平衡変調回路6へ供給さ
れる。発振器ユニツト4は平衡変調器6に例えば
約600MHzの主搬送波を供給する為の極超短波
(UHF)発振器であり、シールドケース5内には
後述する如く所定の電子部品が収納されている。
多重された信号は出力端子部7より取出される。
変調器1の外形は第2図の如くに大略構成され
ており、薄板を箱状に成形した金属製ケース本体
8の一側面8aには、印刷配線板9の張出部9a
を外側に突出してあり、この張出部9aには入力
端子部2a,3aとしてのコネクタ10が取付け
られている。印刷配線板9は第3図に示す如くケ
ース本体8の下面側に取付けられており、底面を
構成している。この配線板9上には前述した映像
クランプ3b、プリエンフアシス2b、FM変調
器2c、及び平衡変調回路の電子部品が第2図の
如く(一部部品省略)組付けられている。本考案
の要部となる発振器ユニツト4のシールドケース
5は第3図に示す如く、肉厚金属板により構成さ
れたケース半体11,12よりなる。ケース半体
11は略L字形であり、長辺側面12′及び短辺
側面13よりなり、長辺側面12′の端面上部及
び短辺側面13の端面上部には係合突部12a,
13aが形成されており、また、長辺側面12′
下端及び短辺側面13下端にも係合突部12b,
12c,13bが形成されている。このケース半
体11には超高周波発振器に必要な電子部品が主
にその内側面に基板を介せず直接組付けられてお
り、組付体Aを構成する。
15,16は各側面12,13にプレスにより
へこみを設けて形成した凹所に半田盛りした上に
直接固着せしめた磁器円盤コンデンサであり、そ
の上に更に半田盛り(第3図中梨地で示す)して
ある。17は長辺側面に中央に形成した透孔に嵌
合した貫通コンデンサであり、中央端子17aは
外方に突出しており、第2図に示す如く、この中
央端子17aの突出部分に配線板9に植立する状
態で組付けた抵抗18の一端子が掛合され、電源
が供給される。電源が供給される中央端子17a
の配置位置は、図に示す様な場所が最適である。
何故ならば後述する組付部品に電源を供給する為
に、それら組付部品に近接している事が望ましい
からである。19は長辺側面12′の端面寄りに
設けた透孔に嵌合固定されたトリマコンデンサで
あり、その調整用ねじ部19aを外方に突出して
あり、ドライバ等でねじ部19aを回動させ、発
振周波数を微調整する。
20は発振用インダクタであり、この発振用イ
ンダクタ20は銅板を細幅寸法で略S字形状に打
抜いて得た金属片20′(第4図B参照)を破線
位置で90度矢印方向に折曲して螺旋状に構成して
あり、端部には鈎部20a及び円弧部20bが形
成されている。このインダクタ20は一巻螺旋状
であるため、鈎部20aと円弧部20bとの距離
は短く、全体として小型であり、その占有スペー
スは小で済むという利点があり、また線材を用い
たコイルに比し、断面積が大であり且つその螺旋
形状の構造性により、また特にプレス成形されて
いる為強度は高く、組付け後の搬送中の振動によ
つても部分的な変形は起らず、殊に極超短波発振
器に用いた場合には、インダクタンス成分の精度
が常に保証されているという利点があり、更に、
第4図Bに示す如く、金属片20′を単に2箇所
だけ折曲することにより得られるため、製造コス
トは低廉であり、且つ製品のバラツキは少ない。
このインダクタ20の鈎部20aは磁器円盤コ
ンデンサ20上に半田付けされ、一方、円弧部2
0bはトリマコンデンサ19の筒状部19bの外
周面に衝合させ半田付けされる。これら鈎部20
a及び円弧部20bが形成されているため半田の
のりが良く、インダクタ20は確実に半田固着さ
れる。インダクタ20の対向しあう長片20c,
20dには第4図Cに示す如くの合成樹脂製の固
定具21が嵌合しており、切溝21a,21bに
より長片20cと20dとの離間距離は規制保持
され、防振作用があり、発振周波数の変動が阻止
される。
ケース半体11には他の電子部品(一部省略)
が組付けられており、例えば、22はチヨークコ
イル、23は抵抗、24,25はコンデンサ、2
6はトランジスタを示す。これらの部品の組付
は、上方、下方及び長辺側面12′に対向する側
面から手作業により組付けられる。これら各部品
の組付順序は、先ずケース半体11に磁気コンデ
ンサ15,16、貫通コンデンサ17、中央端子
17a、トリマコンデンサ19を夫々取付けた
後、抵抗23、コンデンサ24,25、トランジ
スタ26等の電気部品を所定個所に取付け、次に
局発用インダクタ20を取付けて組付けを完了
す。
ケース半体12は下面27、長辺側面28、及
び短辺側面29から大略構成されており、一枚金
属板を折曲して形成する。ケース半体12の下部
には下面27より切起して下方に延出させた突片
27a,27bがあり、配線板9に穿設した孔9
b,9cに嵌合され、ケース半体12即ち発振器
ユニツト4はケース本体8内の配線板9上に取付
けられる。長辺側面28及び短辺側面29の上端
部には切溝28a,29aが穿設され、また下面
27には孔27c,27d,27eが穿設されて
おり、第3図示矢印の如く、組付体Aに対して覆
うようにケース半体12が一体化される。
ケース半体12の長辺側面28、短辺側面29
の上端寄りには突条28b,29bを形成してあ
り、組付体Aとケース半体12とを一体化した
後、彎曲片30aを有する蓋体30が嵌合され、
発振器ユニツト4が完成する。
このように、発振器ユニツト4のケース5は、
上面、下面、長辺側面及び短辺側面を具備せず長
辺側面12′、短辺側面13よりなる略L字形状
のケース半体11と、このケース半体11を覆う
ように一体化されるケース半体12と、一体化さ
れた組立体A(即ちケース半体11)とケース半
体12に嵌合される蓋体30とにより構成されて
いるため、ケース半体11の4面方向より電子部
品(磁器円盤コンデンサ15,16、貫通コンデ
ンサ17、トリマコンデンサ19、インダクタ2
0、コイル22、抵抗23、コンデンサ24,2
5、トランジスタ26等)を容易に組付けること
ができ、その作業性は良好であり、これにより尚
もケース半体12即ち発振器ユニツト4の小型化
を実現し得、また電子部品の組付け後において
も、4面が空いているため、コンパクトな部品配
置にも拘らず、簡単にプローブ等をテストポイン
トに当てることができ、検査作業も容易であり、
更に部品の交換もたやすく行ない得るという利点
があり、加えて、組付体Aをケース半体12に一
体化せしめる以前において発振器としての特性を
知り得るため、製造工数を削減し得、多量生産向
きであるという特長を有する。
ケース半体12の下面27には突片27aを切
起した部分に開口部27a′が形成されており、発
振器ユニツト4をその突片27a,27bを用い
て配線板9に取付けた状態においては、予め配線
板9に設けた細巾コ字形状の出力取出用インダク
タ31が開口27a′を貫通し、発振用インダクタ
20に近接対峙し、両インダクタ20,31は磁
気的結合関係におかれる。またインダクタ31は
長辺側面28に近接しており、この長辺側面28
を挾んでケース本体の一側面8aに設けた出力用
端子部7に対向し、発振器ユニツト4の出力取出
用インダクタ31と出力用端子部7との距離Lを
最小限にしてある。回路的にこのインダクタ31
と出力用部分部7間には、小型トランス32、ダ
イオード33よりなる平衡変調器6及び抵抗34
が略直線的に配されている(第2図参照)。この
ため、ストレー容量は小となり、発振器4の出力
損失はなく、定在波を減少させることができ、殊
に超高周波領域においては有利である。
一方、側面8aと対向するケース本体8の他側
面8bには透孔8b′が設けられており、発振器ユ
ニツト4が配線板9に取付けられた際には、トリ
マコンデンサ19のねじ部19aの端面が透孔8
b′に臨み、第3図示矢印a方向よりドライバ等を
当てねじ部19aを回動するよう構成されてい
る。このため、発振周波数の微調整はケース本体
8及び発振器ユニツト4の二重構造にも拘らず、
ケース本体8に上面カバー(図示せず)を被せた
後においても容易に行なうことができ得るという
利点がある。
上述の如く、本考案によれば、第1のケース半
体は略L字形状であり、したがつて部品の組付作
業性が向上し、稠密に部品の組付けを行なうこと
ができ得、これを以つて発振器ユニツトの小型化
を達成でき、また組付体に対して発振器としての
特性検査を行なうことができ、その際組付体の4
面は空いているため、検査作業並びに部品の交換
作業も容易となり、加えて、組付体をケース半体
に一体化せしめる以前において発振器としての所
要の特性を知り得るため、製造工数を削減し得、
多量生産可能であり且つ安価であるという特長を
有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案になる発振器ユニツトを適用さ
れる変調器のブロツク図、第2図はその拡大平面
図、第3図はその拡大分解斜視図、第4図Aは局
発用インダクタの拡大斜視図、第4図Bはそのイ
ンダクタの成形前における金属片の拡大斜視図、
第4図Cは固定具の拡大斜視図である。 1……変調器、2a……音声入力端子部、2b
……プリエンフアシス、2c……FM変調器、3
a……ビデオ入力端子部、3b……増幅器、6…
…平衡変調器、4……発振器ユニツト、5……シ
ールドケース、7……出力端子部、8……金属製
ケース本体、8a,8b……側面、9……印刷配
線板、9a……張出部、9b,9c……孔、10
……コネクタ、11,12……ケース半体、1
2′……長辺側面、13……短辺側面、12a,
12b,12c,13a,13b……係合突部、
A……組付体、15,16……磁器円盤コンデン
サ、17……貫通コンデンサ、17a……中央端
子、18……抵抗、19……トリマコンデンサ、
19a……調整用ねじ部、19b……筒状部、2
0……発振用インダクタ、20a……鈎部、20
b……円弧部、20c,20d……長片、20′
……金属片、21a,21b……切溝、22……
チヨークコイル、23……抵抗、24,25……
コンデンサ、26……トランジスタ、27……下
面、28……長辺側面、29……短辺側面、27
a,27b……突片、27c,27e,27d…
…孔、27a′……開口部、28a,29a……切
溝、28b,29b……突条、30……蓋体、3
0a……彎曲片、31……出力取出用インダク
タ、32……小型トランス、33……ダイオー
ド、34……抵抗。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 発振器に必要な電子部品を略直方体状金属ケー
    ス内に収納してなる発振器ユニツトにおいて、該
    金属ケースを、長辺側面と短辺側面とよりなる略
    L字状の第1のケース半体と、下面と長辺側面と
    短辺側面とよりなり他の基板に取付けられる第2
    のケース半体と、該第1のケース半体を該第2の
    ケース半体に一体的に組付けた時形成される上部
    開口を覆う蓋面とにより構成すると共に、該第1
    のケース半体に上記発振器に必要な電子部品を直
    接組付けて組立体を形成し、該組立体を該第2の
    ケース半体に組付ける構成としてなる発振器ユニ
    ツト。
JP15075881U 1981-10-09 1981-10-09 発振器ユニツト Granted JPS5856485U (ja)

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JP15075881U JPS5856485U (ja) 1981-10-09 1981-10-09 発振器ユニツト

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JP15075881U JPS5856485U (ja) 1981-10-09 1981-10-09 発振器ユニツト

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Publication Number Publication Date
JPS5856485U JPS5856485U (ja) 1983-04-16
JPH0229746Y2 true JPH0229746Y2 (ja) 1990-08-09

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ID=29943470

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH075676Y2 (ja) * 1989-06-05 1995-02-08 三菱電機株式会社 電子装置

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS494669U (ja) * 1972-04-13 1974-01-16
JPS5339122U (ja) * 1976-09-08 1978-04-05
JPS556156U (ja) * 1978-06-28 1980-01-16

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