JPH02296743A - ガラススクライブ切粉除去装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、ガラス板のスクライブを行う装置、ガラス　
スクライブ　切粉除去装置に関する。

［従来の技術） ガラス　スクライブ工程は、ダイヤモンド、超鋼などの
、カッターローうにより、ガラス表面に傷を付け、切断
させるための工程である。スクライブ時に、微小な切粉
が発生し、ガラス表面に付着したまま１次工程へ送られ
てしまう、運搬途中で、ガラス切粉が飛散又は、ガラス
表面に傷を付ける状態が発生する。飛散したガラス切粉
は１人体に入って肺に蓄積され、健康を害することにな
る。一方ガラス表面に傷を付けると、精密部品としては
、使いものにならない欠陥となる。スクライブ時、この
切粉を除去することは、洗浄で除去する場合を除いて、
従来非常に困難とされ、対策が取られていないのが現状
であった。

〔発明が解決しようとする課題１ しかし、前述の従来技術では、洗浄、乾燥工程が必要、
時間がかかる。運搬時飛散する。又、洗浄できないもの
には１作業環境が良くない、精密部品としての欠陥発生
と、数々の問題点を持った作業であった。そこで、本発
明は、このような課題を解決するためのもので、その目
的とするところは、安全な作業環境、スクライブ工程の
合理化、製品欠陥低減を可能とする、ガラス　スクライ
ブ　切粉除去装置を提供することである。

【課題を解決するための手段］ 本発明のガラス　スクライブ　切粉除去装置は、ガラス
と接触せず、ガラス上を移動し、ガラス切粉を吸引、排
出するｔｉ横を取り付けたことを特徴とする。

〔作　用］ 本発明の方法によれば、ガラス切粉を吸引、排出する機
構を取り付けたことにより、スクライブ直後に、ガラス
切粉除去を行い、安全な作業環境を可能とすると共に、
自動化を容易にし、製品欠陥を低減することができる。

［実　施　例］ 以下に１本発明の実施例を、図面にもとづいて説明する
。第１図において、ノズルｌは、ノズル取付板６に固着
され、ノズル取付板６は、フレーム８に取り付けられた
リニアガイド７により移動可能に係合されている。ノズ
ル取付板６は、ワイヤー９によりプーリー１０．モータ
ー１１の駆動により駆動される。ガラス１３は、テーブ
ル１２上に、真空吸着にて固定される。スクライブカッ
ター１４は、ガラス１３端面より外側、ノズルｌより上
方に接触しない位置にある。モーター１１は、正転、逆
転可能なモータで１回転方向により、ノズルｌは、ガラ
ス上を接触せずに左右に移動される。第２図、ノズル１
には、継手２と４が取り付けられ、ホース３と５が接続
されている。

ホース５から圧空を入れ、ノズル１の穴又は、スキマよ
り空気を吐出させる。ガラス板１３上のガラス切粉１５
は、前記空気によりガラス板１３より飛散させられるが
、ホース３により真空吸着され、フィルター１５にて回
収される。ホース３は、真空源に接続している。ホース
５より供給する空気は、正常な乾燥空気であるが、静電
気破壊を行う空気が最良である。これは、塵が混入した
乾燥空気では、ガラスとの摩擦により静電気を発生させ
、ガラス切粉除去を阻害するからである。

ノズルｌ移動用の駆動にモータ１１を使ったが、エアシ
リンダー等、駆動可能であれば良い。

［発明の効果］ 本発明のガラス　スクライブ　切粉除去装置は１以上説
明したように、ガラス切粉を吸引、排出する機構を取り
付けたことにより、ガラス切粉除去を容易に行い、安全
な作業環境を可能とし。

自動化を容易にしたことで、スクライブ工程が自動化で
き、製品欠陥を低減する、といった効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は１本発明のガラス切粉除去装置の全体構成図、
第２図は、本発明のノズル部、ガラス切粉吸引、排出説
明図を示す。 ・ノズル ・継手 ・ホース ・継手 ・ホース ・ノズル取付板 ・リニアガイド ・フレーム ・ワイヤー ・プーリー モーター テーブル ガラス板 スクライブカッター ガラス切粉 フィルター 以上 出願人　　セイコーエプソン株式会社

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ガラスに接触せず、ガラス上を移動し、ガラス切粉を吸
   引、排出する機構を取り付けたことを特徴とする、ガラ
   ススクライブ切粉除去装置。