JPH02295888A

JPH02295888A - マンコンベアの移動手摺

Info

Publication number: JPH02295888A
Application number: JP11374589A
Authority: JP
Inventors: Hiromi Iyoda; 洋海伊豫田
Original assignee: Hitachi Ltd
Current assignee: Hitachi Ltd
Priority date: 1989-05-08
Filing date: 1989-05-08
Publication date: 1990-12-06

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明はマンコンベアの移動手摺りに係り、特に、チェ
ーン駆動に好適な手摺に関する。

〔従来の技術〕

第４図は、実開昭５７−１６９７６８号公報に開示され
たように、従来のマンコンベアに使用されている移動手
摺の断面図である。図中、１は手が、直接、つかまる化
粧ゴム、２は張力を負担する芯体コード、３は全体を馬
蹄形に構成する帆布であり、化粧ゴム１．芯体コード２
．帆布３を整形後プレス加硫を、順次、行ない手摺４に
成形する。５はガイド・レールでボルト７、座金８．ナ
ツト９により、欄干フレーム６に取り付けられており、
ガイド・レール５に手摺４が第４図のように係合されて
移動する。なお、手摺４の駆動方法は図示しないが、プ
ーリによる巻き掛は駆動や、ローラの挾み付けによる挟
圧駆動が、一般に、行なわれる。

〔発明が解決しようとする課題〕

上記の従来構造は化粧ゴム１．芯体コード２゜帆布３を
馬蹄形に整形後、プレス加硫を、順次、行なって成形す
るため、多大な時間を要していた。

また、欄干ターミナル部における曲げ剛性が大きく、手
摺４が移動するための走行抵抗が高くなる問題があった
。

本発明の目的は馬蹄形の成形時間を短縮し、さらに、全
体の曲げ剛性も少なくしたマンコンベアの移動手摺りを
提供することにある。

〔課題を解決するための手段〕

上記目的を達成するために、芯体と化粧ゴム体を、それ
ぞれ、別々に作って合体した。

また、合体するために、芯体と化粧ゴム体をはめ合わせ
構造とし、化粧ゴム体は成形しやすくするために、馬蹄
形状部とはめ合わせ部とから構成し、芯体は曲げ剛性を
低減するためＬ形リンク付、および、突出ピン付チェー
ン構造とし、さらに、芯体のチェーン構造は無給油式と
するため、ピンはＳＵＳ製、ブツシュは無給油形、リン
ク、および、ローラは合成樹脂製とした。

〔作用〕

上記の技術的手段により、馬蹄形状の成形は化粧ゴム体
のみとなり、連続押し出し成形が可能となる。また、芯
体はチェーン構造のため、曲げ剛性が少なくなる。

〔実施例〕

以下、本発明の一実施例を第１図、第２図により説明す
る。第１図において、１１は化粧ゴム体で、手で、直接
、つかまる馬蹄形をなすｌｌａ部と、芯体と合体するた
めの合体部１１ｂとからなっている。１２は芯体で、第
２図に示すように、チェーン構造としており、内リンク
１３．外リンク１４．ブツシュ１５．ピン１６．ローラ
１７がらなっている。内リンク１３はリンク部１３ａと
、化粧ゴム体１１と合体するための合体部１３ｂとから
なり、外リンク１４もリンク部１４ａと、化粧ゴム体１
１と合体するための合体部１４ｂとがらなっている。ま
た、ピン１６は外リンク１４よりも、さらに、外に突出
している。

１８はガイド・レールで、ピン１６の突出部と係合して
上・下方向をガイドし、かつ、左、右のガイド・レール
で芯体１２の左、右方向をガイドするように１皿ねじ１
９により欄干フレーム２゜に取付は固定されている。

化粧ゴム体１１の合体部１１ｂと、芯体１２の合体部１
３ｂ、および、１４ｂは、それぞれ、凹凸形状ではまり
合い、かつ、化粧ゴム体１１の合体部１１ｂはゴム弾性
体のため、弾性をもったはまり合いとしである。このた
め、左、右および長手方向に動くことを防いでいる。

また、ピン１６はＳＵＳ製、ブツシュ１５は無給油式、
内リンク１３、外リンク１４、および、ローラ１７は合
成樹脂製として防錆構造としている。

また、ガイド・レール１８の材質もピン１６が摺動する
ため、低摩擦材、および、吸音材が好ましく１合成樹脂
製等が好適である。

なお、第３図に示すように、外リンク１４の合体部１４
ｂを外側にすることにより、化粧ゴム体１１の馬蹄形部
１１ａを広い範囲で支持することができる。

さらに、化粧ゴム体１１の馬蹄形部１１ａの内側に帆布
１１ｃを設けることにより、安定した馬蹄形状を得るこ
とができる。

〔発明の効果〕

本発明によれば、化粧ゴム体は化粧ゴムのみの形状、又
は、化粧ゴムと帆布の組合わせ構成となり、連続押し出
し加硫成形が可能となり、成形時間を従来に比べて短縮
することができる。

また、芯体をチェーン構造にしたことにより、長手方向
の曲げ剛性を従来に比べて少なくすることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のマンコンベアの移動手摺の断面図、第
２図は第１図の化粧ゴム体を取り外した芯体のみの斜視
図、第３図は本発明の他の実施例の断面図、第４図は従
来のマンコンベアの移動手摺の断面図である。１１・・・化粧ゴム体、１２・・・芯体、１３・・・内
リンク。１４・・・外リンク、１５・・・ブツシュ、１６・・・
ピン。１７・・・ローラ、１８・・・ガイド・レール、２０・・・欄干フレーム。茅１図／ｌ・・　４乙Ｉたコ４４ネ、２．・炙俸￥２０

Claims

【特許請求の範囲】１、張力を負担する芯体と手が、直接、つかまる化粧ゴ
ム体からなるマンコンベアの移動手摺において、前記芯体と前記化粧ゴム体をそれぞれ別体で作つたもの
を合体したことを特徴とするマンコンベアの移動手摺。２、芯体と化粧ゴム体をはめ合わせて合体した請求項１
に記載のマンコンベアの移動手摺。３、化粧ゴム体を馬蹄形状部とはめ合わせ部とから構成
した請求項１に記載のマンコンベアの移動手摺。４、芯体をＬ形リンク付、および、突出ピン付チェーン
構造とした請求項１に記載のマンコンベアの移動手摺。５、チェーン構造のピンはＳＵＳ製、ブッシュは無給油
形、リンクおよびローラは合成樹脂製とした請求項１に
記載のマンコンベアの移動手摺。