JPH02295202A - 直流阻止回路 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は直流素子回路に関し、特にマイクロストリップ
平行結合線路を用いて構成され、トランジスタ増幅器の
バイアス回路等に用いられる直流阻止回路に関する． 〔従来の技術〕 従来のかかる直流阻止回路は、第３図に１例を示すよう
に、２つの主線路２の間に平行結合線路１を配置して構
成されていた。第３図に示す従来例のリターンロス及び
通過損失を第４図（ａ＞及び（ｂ）に示す。

〔発明が解決しようとする課題〕

上述した従来の直流阻止回路は、第４図（ａ）に示すよ
うに帯域外の低周波域で反射が大きくなり、トランジス
タ増幅器のバイアス回路等に用いた場合、トランジスタ
で負性抵抗が帯域外で発生したとき、これを打ち消すの
が困難になる欠点がある． 〔課題を解決するための手段〕 本発明の直流阻止回路は、マイクロストリップ平行結合
線路と、このマイクロストリップ平行結合線路の両端に
１端をそれぞれ接続した２つの４分の１波長マイクロス
トリップ線路と、これら４分の１波長マイクロストリッ
プ線路の他端にそれぞれ接続したマイクロストリップ４
分の１波長オーブンスタブと、これらマイクロストリッ
プ４分の１波長オープンスタブと前記４分の１波長マイ
クロストリップ線路との接続点に１端を接続した抵抗と
を備えている。

〔実施例〕

次に、本発明について図面を参照して説明する．第１図
（ａ）および（ｂ）は本発明の一実施例の等価回路図及
び平面図である． ｌはマイクロストリップからなる４分の１波長の平行結
合線路である。その根本にあたる部分に、４分の１波長
線路３と４分の１波長オープンスタブ４とからなる帯域
リジェクション型のフィルタ回路を薄膜抵抗５及びコン
デンサ６によって高周波的に終端した回路をつける．帯
域内では平行結合線路１の先端部がオーブンになってい
るため根本の部分はショートになっている．４分の１波
長線路３の先端部は帯域内でオープンになっているので
帯域内では主線路２には影響を及ぼさないが、帯域外、
特に低周波域では薄膜抵抗５で終端される様になるので
、平行結合線路１による反射波は吸収される。その結果
、第２図（ａ）に示す様に、帯域外でのリターンロスが
改善され、帯域内での通過損失は第２図（ｂ）に示すよ
うにほとんど変わらない． 〔発明の効果〕 以上説明したように本発明は、平行結合線路の根本に１
／４波長線路と１／４波長オーブンスタブと抵抗とから
なる回路を接続することで帯域外のリターンロスを改善
し、トランジスタ増幅器などで負性抵抗等が生じたとき
それを打ち消す効果がある．また、抵抗を介してトラン
ジスタ等のバイアスを提供することもできる。

【図面の簡単な説明】

第１図（ａ）及び（ｂ）は本発明の一実施例の等価回路
図及び平面図、第２図（ａ）及び（ｂ）は第１図に示す
実施例のリターンロス及び通過損失を示す図、第３図は
従来の直流阻止回路の一例の平面図、第４図は第３図に
示す従来例のリターンロス及び通過損失を示す図である
。 １・・・平行結合線路、２・・・主線路、３・・・４分
の１波長線路、４・・・４分の１波長オーブンスタブ、
５・・・薄膜抵抗、６・・・コンデンサ。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. マイクロストリップ平行結合線路と、このマイクロスト
   リップ平行結合線路の両端に１端をそれぞれ接続した２
   つの４分の１波長マイクロストリップ線路と、これら４
   分の１波長マイクロストリップ線路の他端にそれぞれ接
   続したマイクロストリップ４分の１波長オープンスタブ
   と、これらマイクロストリップ４分の１波長オープンス
   タブと前記４分の１波長マイクロストリップ線路との接
   続点に１端を接続した抵抗とを備えたことを特徴とする
   直流阻止回路。