JPH057764Y2 - - Google Patents
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- JPH057764Y2 JPH057764Y2 JP1986001772U JP177286U JPH057764Y2 JP H057764 Y2 JPH057764 Y2 JP H057764Y2 JP 1986001772 U JP1986001772 U JP 1986001772U JP 177286 U JP177286 U JP 177286U JP H057764 Y2 JPH057764 Y2 JP H057764Y2
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- 230000010355 oscillation Effects 0.000 description 15
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 4
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 4
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 2
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
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- Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
Description
〔産業上の利用分野〕
本考案はUHF発振装置に関し、特に高調波を
分波するUHF発振装着に関する。 〔従来の技術〕 従来、この種のUHF発振装置は第３図に示す
ように、発振部２１の出力のうち基本波のｎ次
（ｎ＝２，４，８，…）の高調波nを取り出すた
めに、nを中心周波数とする方向性結合線路２
９を用いたり、第４図に示すように発振部３１の
出力を基本波出力用線路３７、高周波出力用線路
３８の２つの線路に分け、nのみを増幅するよ
うな周波数特性を有する増幅器３５を用いてい
た。 〔考案が解決しようとする問題点〕 上述した従来のUHF発振装置は、第３図のよ
うに方向性結合線路２９を用いた場合、基本波出
力用線路２７と高調波出力用線路２６との間で、
ｎ次高周波周波数帯における結合量が少なく、発
振部２１よりの高周波出力を十分に取り出せない
という欠点があり、また、出力を大きくとろうと
して線路２７と線路２６との結合量を多くすると
周波数選択性がなくなり、高調波出力端２８に他
の周波数成分が出力されこの結果、高周波出力側
に不要な出力が現われたり発振部２１と接続され
る回路に悪影響を与え、また、第４図のように周
波数選択性を有する増幅器３５を用いた場合、回
路が複雑になつてしまい、）小型化できない、
）消費電流が増加し見かけ上の発振効率が下が
る、）コストが上昇するという欠点がある。 〔問題点を解決するための手段〕 本考案のUHF発振装置は、基本波と基本波の
ｎ次の高周波（ｎ＝４，６，８，10…）の一つと
を共に出力するUHF発振器と、前記UHF発振器
の出力端に接続された線路であつて、前記出力端
よりｎ次高調波の１／４波長分離れた所に前記
１／４波長の長さのオープンスタブを有する第１
の線路と、前記出力端に接続された線路であつ
て、前記出力端より基本周波数の約１／４波長分
離れた位置で、かつその位置から基本波で見ると
UHF発振器の出力端が開放端と見なせる位置に
基本波に対する短絡端をもち高調波の周波数を中
心周波数とする帯域通過フイルタをもつ第２の線
路とを有する。 第１の線路は、UHF発振器の出力端からオー
プンスタブまでの線路長と、オープンスタブと、
第２の線路の短絡端までの線路長との関係から基
本波の1を中心周波数とするフオークラインフイ
ルターの入出力線と見なせるので、基本周波に対
し定インピーダンスの線路とみなせる。一方、第
２の線路は、基本波に対して、発振器の出力端よ
り見た場合、開放端であり、高インピーダンスと
なり基本波の出力には影響を与えない。 また、高調波（周波数n）において、第１の
線路はUHF発振器の出力端で開放端であるので
UHF発振器の出力端より第１の線路を見た場合、
第１の線路は高インピーダンスとなり、高調波出
力に影響を及ぼさない。一方、第２の線路は中心
周波数nの帯域通過特性を有しており定インピ
ーダンスと見なせる。 したがつて、UHF発振器よりの出力の内基本
波出力は第１の線路の影響を受けないため、第１
の線路の出力端より出力され、第２の線路の出力
端には出力されず、他方、高調波出力は第１の線
路の出力端には出力されず第２の線路の出力端よ
り出力される。 〔実施例〕 本考案の実施例について図面を参照して説明す
る。 第１図は本考案のUHF発振装置の一実施例を
示す構成図である。 本実施例のUHF発振装置は、基本波（周波数
1，波長λ）と基本波のｎ次の高調波（ｎ＝４，
６，８，10，…）（周波数n，波長λn）の一つと
を共に出力するUHF発振器１と、UHF発振器１
の発振出力端２と、発振出力端２よりλn／４だ
け離れたにλn／４の長さを有するオープンスタ
ブ３と出力端７とをもつ線路４と、発振出力端２
よりλ1／４離れた所であつて、その所から基本波
で見ると発振出力端２が開放端と見なせる位置に
基本波1対する短絡端をもちｎ次高調波の周波数
nを中心周波数とする帯域通過フイルタ５と出
力端８をもつ線路６とでなる。 第２図は第１図のUHF発振装置の具体的な構
造図である。 線路４，６はストリツプ線路、帯域通過フイル
タ５はフオークラインフイルタで、誘電体基板９
上に実現されている。 従つて、ｎ次高調波で発振出力端２から見る
と、ストリツプ線路４は高インピーダンスであ
り、ストリツプ線路６は定インピーダンスである
からｎ次高調波は出力端８より出力されるが、出
力端７からはほとんど出力されない、一方、基本
波にたいしストリツプ線路６は高インピーダンス
であり、ストリツプ線路４は定インピーダンスで
あるから基本波は出力端７より出力されるが、出
力端８からはほとんど出力されない。 上述の実施例を1＝900MHz，ｎ＝６で実験し
た結果、下表のごとくであつた。
分波するUHF発振装着に関する。 〔従来の技術〕 従来、この種のUHF発振装置は第３図に示す
ように、発振部２１の出力のうち基本波のｎ次
（ｎ＝２，４，８，…）の高調波nを取り出すた
めに、nを中心周波数とする方向性結合線路２
９を用いたり、第４図に示すように発振部３１の
出力を基本波出力用線路３７、高周波出力用線路
３８の２つの線路に分け、nのみを増幅するよ
うな周波数特性を有する増幅器３５を用いてい
た。 〔考案が解決しようとする問題点〕 上述した従来のUHF発振装置は、第３図のよ
うに方向性結合線路２９を用いた場合、基本波出
力用線路２７と高調波出力用線路２６との間で、
ｎ次高周波周波数帯における結合量が少なく、発
振部２１よりの高周波出力を十分に取り出せない
という欠点があり、また、出力を大きくとろうと
して線路２７と線路２６との結合量を多くすると
周波数選択性がなくなり、高調波出力端２８に他
の周波数成分が出力されこの結果、高周波出力側
に不要な出力が現われたり発振部２１と接続され
る回路に悪影響を与え、また、第４図のように周
波数選択性を有する増幅器３５を用いた場合、回
路が複雑になつてしまい、）小型化できない、
）消費電流が増加し見かけ上の発振効率が下が
る、）コストが上昇するという欠点がある。 〔問題点を解決するための手段〕 本考案のUHF発振装置は、基本波と基本波の
ｎ次の高周波（ｎ＝４，６，８，10…）の一つと
を共に出力するUHF発振器と、前記UHF発振器
の出力端に接続された線路であつて、前記出力端
よりｎ次高調波の１／４波長分離れた所に前記
１／４波長の長さのオープンスタブを有する第１
の線路と、前記出力端に接続された線路であつ
て、前記出力端より基本周波数の約１／４波長分
離れた位置で、かつその位置から基本波で見ると
UHF発振器の出力端が開放端と見なせる位置に
基本波に対する短絡端をもち高調波の周波数を中
心周波数とする帯域通過フイルタをもつ第２の線
路とを有する。 第１の線路は、UHF発振器の出力端からオー
プンスタブまでの線路長と、オープンスタブと、
第２の線路の短絡端までの線路長との関係から基
本波の1を中心周波数とするフオークラインフイ
ルターの入出力線と見なせるので、基本周波に対
し定インピーダンスの線路とみなせる。一方、第
２の線路は、基本波に対して、発振器の出力端よ
り見た場合、開放端であり、高インピーダンスと
なり基本波の出力には影響を与えない。 また、高調波（周波数n）において、第１の
線路はUHF発振器の出力端で開放端であるので
UHF発振器の出力端より第１の線路を見た場合、
第１の線路は高インピーダンスとなり、高調波出
力に影響を及ぼさない。一方、第２の線路は中心
周波数nの帯域通過特性を有しており定インピ
ーダンスと見なせる。 したがつて、UHF発振器よりの出力の内基本
波出力は第１の線路の影響を受けないため、第１
の線路の出力端より出力され、第２の線路の出力
端には出力されず、他方、高調波出力は第１の線
路の出力端には出力されず第２の線路の出力端よ
り出力される。 〔実施例〕 本考案の実施例について図面を参照して説明す
る。 第１図は本考案のUHF発振装置の一実施例を
示す構成図である。 本実施例のUHF発振装置は、基本波（周波数
1，波長λ）と基本波のｎ次の高調波（ｎ＝４，
６，８，10，…）（周波数n，波長λn）の一つと
を共に出力するUHF発振器１と、UHF発振器１
の発振出力端２と、発振出力端２よりλn／４だ
け離れたにλn／４の長さを有するオープンスタ
ブ３と出力端７とをもつ線路４と、発振出力端２
よりλ1／４離れた所であつて、その所から基本波
で見ると発振出力端２が開放端と見なせる位置に
基本波1対する短絡端をもちｎ次高調波の周波数
nを中心周波数とする帯域通過フイルタ５と出
力端８をもつ線路６とでなる。 第２図は第１図のUHF発振装置の具体的な構
造図である。 線路４，６はストリツプ線路、帯域通過フイル
タ５はフオークラインフイルタで、誘電体基板９
上に実現されている。 従つて、ｎ次高調波で発振出力端２から見る
と、ストリツプ線路４は高インピーダンスであ
り、ストリツプ線路６は定インピーダンスである
からｎ次高調波は出力端８より出力されるが、出
力端７からはほとんど出力されない、一方、基本
波にたいしストリツプ線路６は高インピーダンス
であり、ストリツプ線路４は定インピーダンスで
あるから基本波は出力端７より出力されるが、出
力端８からはほとんど出力されない。 上述の実施例を1＝900MHz，ｎ＝６で実験し
た結果、下表のごとくであつた。
以上説明したように本考案は、UHF発振器の
出力端に接続した出力端よりλn／４離れた位置
にλn／４長のオープンスタブを有する第１の線
路と、UHF発振器の出力端に接続し出力端より
約λ／４離れた位置に短絡端を有し、中心周波数
nの帯域通過形フイルタを有する第２の線路を
有することにより、基本波1，高調波nを低損失
にて容易に分波でき、かつ回路自体の小型化が可
能となり消費電流が少なくなりコストも下がると
いう効果がある。
出力端に接続した出力端よりλn／４離れた位置
にλn／４長のオープンスタブを有する第１の線
路と、UHF発振器の出力端に接続し出力端より
約λ／４離れた位置に短絡端を有し、中心周波数
nの帯域通過形フイルタを有する第２の線路を
有することにより、基本波1，高調波nを低損失
にて容易に分波でき、かつ回路自体の小型化が可
能となり消費電流が少なくなりコストも下がると
いう効果がある。
第１図は本考案のUHF発振装置の一実施例を
示す構成図、第２図は第１図の実施例をより具体
的に示す構成図、第３図は高調波を分離出力する
ために方向性結合器を用いた従来のUHF発振装
置の構成図、第４図は高調波を分離出力するため
に周波数選択性を有する増幅器を用いた従来の
UHF発振装置の構成図である。 １……UHF発振器、２……発振出力端、３…
…オープンスタブ、４……線路、５……帯域通過
形フイルタ、６……線路、７……出力端、８……
出力端、９……誘電体基板。
示す構成図、第２図は第１図の実施例をより具体
的に示す構成図、第３図は高調波を分離出力する
ために方向性結合器を用いた従来のUHF発振装
置の構成図、第４図は高調波を分離出力するため
に周波数選択性を有する増幅器を用いた従来の
UHF発振装置の構成図である。 １……UHF発振器、２……発振出力端、３…
…オープンスタブ、４……線路、５……帯域通過
形フイルタ、６……線路、７……出力端、８……
出力端、９……誘電体基板。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 基本波と基本波のｎ次の高調波（ｎ＝４，６，
８，10…）の一つとを共に出力するUHF発振器
と、 前記UHF発振器の出力端に接続された線路で
あつて、前記出力端よりｎ次高調波の１／４波長
分離れた所に前記１／４波長の長さのオープンス
タブを有する第１の線路と、 前記出力端に接続された線路であつて、前記出
力端より基本周波数の約１／４波長分離れた位置
で、かつその位置から基本波で見るとUHF発振
器の出力端が開放端と見なせる位置に基本波に対
する短絡端をもち高調波の周波数を中心周波数と
する帯域通過フイルタをもつ第２の線路とを有す
るUHF発振装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986001772U JPH057764Y2 (ja) | 1986-01-10 | 1986-01-10 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986001772U JPH057764Y2 (ja) | 1986-01-10 | 1986-01-10 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62114522U JPS62114522U (ja) | 1987-07-21 |
| JPH057764Y2 true JPH057764Y2 (ja) | 1993-02-26 |
Family
ID=30779987
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1986001772U Expired - Lifetime JPH057764Y2 (ja) | 1986-01-10 | 1986-01-10 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH057764Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005051499A (ja) * | 2003-07-28 | 2005-02-24 | Nec Corp | 電力分配回路及び周波数逓倍器 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP7055006B2 (ja) * | 2017-11-29 | 2022-04-15 | キヤノン株式会社 | 分岐回路 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5352336A (en) * | 1976-10-22 | 1978-05-12 | Mitsubishi Electric Corp | Dividing filter |
| JPS5543285A (en) * | 1978-09-23 | 1980-03-27 | Daimler Benz Ag | Fuel device for automobile |
-
1986
- 1986-01-10 JP JP1986001772U patent/JPH057764Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5352336A (en) * | 1976-10-22 | 1978-05-12 | Mitsubishi Electric Corp | Dividing filter |
| JPS5543285A (en) * | 1978-09-23 | 1980-03-27 | Daimler Benz Ag | Fuel device for automobile |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005051499A (ja) * | 2003-07-28 | 2005-02-24 | Nec Corp | 電力分配回路及び周波数逓倍器 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62114522U (ja) | 1987-07-21 |
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