JPH0229508Y2 - - Google Patents

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JPH0229508Y2
JPH0229508Y2 JP1981090319U JP9031981U JPH0229508Y2 JP H0229508 Y2 JPH0229508 Y2 JP H0229508Y2 JP 1981090319 U JP1981090319 U JP 1981090319U JP 9031981 U JP9031981 U JP 9031981U JP H0229508 Y2 JPH0229508 Y2 JP H0229508Y2
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JP
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recorder
converter
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memory
speed
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JPS57202196U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、入力フローテイング機能を備えたレ
コーダに関するものである。
一般に、複数のデータを測定できる測定器にお
いては、各入力チヤンネルは相互に絶縁されると
ともに入力チヤンネル回路は本体部からフローテ
イングされた構成となつている。これらは、回り
込み、又は各チヤンネル間の電位差等による測定
誤差を防ぐのみならず安全な測定操作のために必
要なことである。
一方、近年装置の電子化が進む中で、測定器の
高速化が要求されるようになつている。例えば、
デイジタル技術を用いたメモリー式のレコーダな
どにおいては、速い変化の現象を記録するために
レコーダ内の信号伝送回路自体の高速化を図る必
要がある。
第1図は従来のメモリー機能を有したレコーダ
の1例を示すブロツク図である。第1図のレコー
ダは、2つの入力チヤンネル回路A1,A2及び本
体C1より構成される。入力チヤンネル回路A1
A2には入力端子aとbを介して所定のデータ信
号が加えられる。1,7は前置増幅器(以下単に
増幅器と記す)を表わし、一般に高入力インピー
ダンスのものである。この増幅器1,7によりデ
ータ信号は適切な大きさに増幅(増幅度1以下の
場合も含む)され次段のA−D変換器3,9へ伝
えられる。A−D変換器3,9はアナログ信号を
デイジタル信号へ変換する機能を有する。15〜
21は絶縁素子を表わし、電気的に絶縁しつつ信
号を次段へ伝える機能を有するもので例えばホ
ト・カプラーのよのようなものである。この絶縁
素子15〜21は入力チヤンネル回路A1,A2と本
体C1との間に設けられ、A−D変換器3,9の
信号を本体C1に設けられたランダムアクセスメ
モリー又はシフトレジスタメモリー5,11へ伝
達する。もちろん絶縁素子の物理的位置は入力チ
ヤンネル回路又は本体などその場所を限定するも
のではない。13はコントローラを表わし、シフ
トレジスタメモリー又はアンダムアクセスメモリ
ー(以下単にメモリーと記す)5,11の制御を
行なうとともに、絶縁素子17,21を介してA
−D変換器3,9を制御する。更にメモリー5,
11の内容を読み取り記録計14へ伝達する機能
を有する。
このように構成された第1図のレコーダは以下
のように動作する。入力端子aに印加されたデー
タ信号は、増幅器1で増幅されA−D変換器3に
導入される。一方コントローラ13から例えばス
タート信号S2が絶縁素子17を介してA−D変換
器3へ加えられるとA−D変換器3は、データ信
号をデイジタル信号S1へ変換し、S1は絶縁素子1
5を介してメモリー5へ導入される。メモリー5
では、コントローラ13から指令された各アドレ
スへA−D変換器3からの信号を記憶する。この
ようにして、入力端子aに印加されたデータ信号
は比較的速い動作でメモリー5へ記憶され、その
後、この記憶されたデータ信号は、記録計14の
記録スピードに合せてゆつくりと読み取られる。
その結果、記録計14の記録面上へデータ信号の
波形が描かれる。
このような従来のレコーダにおいて観測できる
データ信号の周波数を更に高い帯域まで広げよう
とした場合、絶縁素子の速度が障害となつてい
た。すなわち、増幅器1,7及びA−D変換器
3,9のスピードに比べ絶縁素子15〜21のス
ピードは、一般に遅い。更にA−D変換器3,9
からの信号をシリアル転送する場合は、ますます
絶縁素子の高速性が必要となる。
本考案はこのような点に鑑みてなされたもの
で、高速現象のデータを測定できる入力フローテ
イング機能を備えたレコーダを提供せんとするも
のである。
第2図は本考案に係る入力フローテイング機能
を備えたレコーダの1実施例を示す図である。第
2図において、1〜21は、第1図で説明した同
一素子番号のものと同じであるため、その再説明
を省略する。第2図と第1図装置の構成で異なる
点は、第1図の本体C1に設けられていたメモリ
ー5,11を入力チヤンネル回路B1,B2内へ移
し、このメモリー等を含む入力チヤンネル回路と
本体C2との間に絶縁素子15〜21を設けたこ
とである。もちろん第1図と同様絶縁素子の物理
的位置は特に限定するものではない。
このような第2図のレコーダの動作は第1図で
説明したものとほぼ同じであるが、以下の点で異
なる。第2図のレコーダにおいては、入力端子
a,bからメモリー5,11までの線路に絶縁素
子は設けられていない。従つて入力のデータ信号
は、増幅器1,7とA−D変換器3,9とで定ま
るスピードでメモリーへ記憶される。その結果、
第1図のレコーダに比べ速い現象のデータをメモ
リー5,11へ記憶することができる。一方、記
録計14の動作は、増幅器やA−D変換器の応答
速度と比較し非常に遅いので、メモリー5,11
に1旦記憶された信号は、ゆつくりしたスピード
で読み出せば良く、この場合、絶縁素子15〜2
1の応答速度は問題とならない。
なお、コントローラ13からA−D変換器3,
9及びメモリー5,11へ加える信号S2,S3
S5,S6は、データ信号S1,S4と比較して低周期の
信号であるため絶縁素子17,21の応答速度は
問題とならない。例えば、信号S2,S5は、A−D
変換器のスタート、ストツプ等の制御をするもで
あり、信号S3,S6はリード・ライト命令等の信号
である。
また第1図と第2図における絶縁素子に要求さ
れる伝送速度は以下の通りである。
(イ) 第1図の絶縁素子15,19では T(A−D変換器のサンプリング速度)・1/n (1) T:絶縁素子の伝送速度 n:A−D変換器の出力ビツト数(シリアル
転送の場合) n=1 (パラレル転送の場合) (ロ) 第2図の絶縁素子15,19では T(記録計の応答速度)・1/n (2) T,nは(1)式と同じである。
このように第1図と第2図の絶縁素子に必要と
される応答速度は異なるが具体例で示すと以下の
如くなる。
(1)式の絶縁素子においては、A−D変換器のサ
ンプリング速度を10μsとし10ビツト出力にてシリ
アル転送すれば、絶縁素子の伝送速度は1μsとな
り非常な高速性を要求される。
一方(2)式の絶縁素子においては、記録計の応答
速度を10msとしA−D変換器の出力を10ビツト
としてシリアル転送すれば、絶縁素子の伝送速度
は1msとなり、一般に市販されている素子で十分
満足することができる速度である。
このように本考案によれば、各入力チヤンネル
回路をフローテイングしつつ、高速現象の記録も
することができ、その効果は大きい。
なお、第2図では入力チヤンネル回路の数を2
として説明したが、この数に限定するものでない
ことは明らかである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のメモリー機能を有したレコーダ
の1例を示すブロツク図、第2図は本考案に係る
入力フローテイング機能を備えたレコーダの1実
施例を示す図である。 1,7……増幅器、3,9……A−D変換器、
5,11……メモリー、13……コントローラ、
14……記録計、15〜21……絶縁素子。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 複数の入力チヤネル回路を有し、該入力チヤン
    ネル回路が互に絶縁されたレコーダにおいて アナログ信号を増幅する増幅器と、該増幅器を
    経た信号をデイジタル信号へ変換するA−D変換
    器と、該A−D変換器の出力を記憶するメモリー
    とから成る入力チヤンネル回路と、 前記入力チヤンネル回路を経たデータ信号を受
    信し、更に前記A−D変換器とメモリーとを制御
    するコントローラと、 前記入力チヤンネル回路とコントローラとの間
    に設けられ電気的には絶縁するとともに信号の伝
    達を行なうことができる機能を有した絶縁素子
    と、 から構成された入力フローテイング機能を備え
    たレコーダ。
JP1981090319U 1981-06-19 1981-06-19 Expired JPH0229508Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1981090319U JPH0229508Y2 (ja) 1981-06-19 1981-06-19

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JP1981090319U JPH0229508Y2 (ja) 1981-06-19 1981-06-19

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57202196U JPS57202196U (ja) 1982-12-23
JPH0229508Y2 true JPH0229508Y2 (ja) 1990-08-08

Family

ID=29885438

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JP (1) JPH0229508Y2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5418942A (en) * 1977-07-07 1979-02-13 Marumitsu Kougiyou Kk Production of chenille like decorating material
JPS55150098A (en) * 1979-05-14 1980-11-21 Japan Atomic Energy Res Inst Measuring*control unit

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5418942A (en) * 1977-07-07 1979-02-13 Marumitsu Kougiyou Kk Production of chenille like decorating material
JPS55150098A (en) * 1979-05-14 1980-11-21 Japan Atomic Energy Res Inst Measuring*control unit

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JPS57202196U (ja) 1982-12-23

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