JPH02293994A - コイン扱い機械用のコイントレー - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ｌｌ上二皿里立１ 本発明は、コインソータ用コイントレー、詳細には枢動
コイントレーに関する． 区区立迭歪 コインソータは通常、選別中あるいは選別前において１
パッチ（ｂａｔｃｈ、ひとまとめ）のコインを保持する
固定コイントレーを有する．該コイントレーは選別機構
に導かれる開口部を含む．トレー内のコインは該開口部
に流れあるいはこれに向かってかき集められ、安定した
コインの流れを選別機構に供給する． が　゛　しようとする課 コイン選別作業においては多くの場合、バッチごとのコ
インが特定の装置あるいは設備ユニットに関連する．例
えば、多数の自動販売装置あるいはコイン作動式ランド
リー施設を含むルートからコインを回収する責任のある
者は、特定のルートにおいて収集されたコインの総頷を
コインソータにより確認する．コインソータは銀行及び
その他の、毎日大量のコインを処理する大容量施設にあ
るのが普通である．これら大容量施設においては、操作
者は通常、回収者がそのルートから回収したコインをバ
ッチごとに次から次へと処理する． 特定のルートあるいは施設ごとの正確な計算を維持する
ように、異るバッチ同士を分けておくことが重要である
．異るバッチのコインが偶然（不用意に）に混じるのを
防ぐため、ソータ内部で異るコインのバッチを分離して
おくべく、何らかの閉鎖手段が必要である。閉鎖手段は
、前のコインのバッチが選別されている間に該選別機構
にトレー内のコインが流れ込むことを防ぐバリヤとして
作用する． 開口部を守ることは非常に多くの方法で達成可能である
。コイントレー内にある該開口部上のヒンジ付ぎゲート
が枢動して該開口部を覆い、選別機構が前のパッチのコ
インを処理している間、別のバッチのコインが該トレー
内に落とし込まれるようにしてもよい。前のバッチのコ
インが遷別された後に、ヒンジ付きゲートが枢動し、開
口部の覆いを取り、それにより該トレー内のバッチのコ
インを処理するようにしてもよい。しかしながら、ゲー
トが閉じているとぎ、コインは通常はゲートの頂部に載
置されている。そのため、該ゲートを開くためには、該
コインが動かされなければならない。それに加えて、コ
インが開いたゲートにひっかかる可能性があるため、コ
インの一部が計算されない恐れがある．「ストツバ」ブ
ラグも該開口部を保護するために使用されることがある
。しかしながら、ヒンジ付きゲートと異り、該プラグは
トレーと分離されていて、コインが処理される前に除去
されなければならない。そのため、該プラグは紛失しや
すい． 通常のコイン処理行程には、選別される！バッチのコイ
ンを準備する行程、遭別されるバッチを識別するコード
を人力する行程、及び該コインを選別する行程が含まれ
る．そこで、選別行程で複数の作動（多課業）が可能で
あるならば、連続するコインのバッチの処理が飛躍的に
加速されるであろう．また、多課業処理は、コイン処理
行程のすべての段階を同時に行わせるようにすることが
可能であろう．処理能力を向上させることに関して、手
作業の量が最少化されるようにトレーを設計することに
より、コインの流れが速くなるであろう．これにより操
作者は自由になり、データを入力し次のバッチを処理す
る準備ができ、並びに偶然に異るパッチのコインが混合
する危険を減少させることができるであろう． 雷　を　゛するための　ｒ 本発明の基本的な目的は、偶然に異るバッチのコインが
混合する危険を最少化しつつ、コイン扱い機構にトレー
からコインを効率的に穆送することを可能とするコイン
トレーを提供することである． 本発明の重要な目的は、該基本的目的にかなった枢動ト
レーを提供することである． 本発明のその他の目的は、片手で操作可能なコイントレ
ーを｝是イ共することである．更にその他の本発明の目
的は、該トレー内でコインが詰まりをおこすことなく、
コイン移送中に下降可能な枢動コイントレーを提供する
ことである． 本発明により、効率的かつ簡単な作動を提供するために
、コイントレーは、コイン扱い機械上に枢動するように
取り付けられた、コイン保持部分を含む．該コイン保持
部分はコイン保持位置とコイン移送位置との間で枢動し
、また、コインがコイン保持部分を通過してコイン扱い
機械に関連するコイン扱い機構へと移動できるように開
口部を有する。該コイン保持部分はプラスチックのよう
な軽量材料からなり、簡単な片手操作用のハンドルを含
むことが好ましい． バリヤ部分が、コイン保持部分がコイン保持位置にある
場合に、コイン保持部分上にあるコインが開口部に入る
のを防ぐ，バリヤ部分は開口部と境界を画し、該コイン
扱い機械に対し固定されていることが好ましい．コイン
保持部分がコイン穆送位置へ上昇すると、バリヤ部分は
コイン保持部分にあるコインを開口部へ導く。バリヤ部
分の内部はシュートを形成し、これがコインを開口部を
通してコイン扱い機構へ導く． 本発明のその他の利点は以下の詳細な説明を読み、図面
を参照することにより明白となる．本発明は様々な改良
及び変更形態が可能である一方で、それの特定の実施例
が事例の形式で図面に示され、それについて説明される
であろう．本発明は開示された特定の形態に限定される
ことを意図するものでなく、請求の範囲に定義された木
発明の精神及び範囲内にあるすべての改良、同等物、及
び変更形態をカバーすることを意図している． 夾一施−１ まず第１図を参照すると、コインソータが参照番号１０
により示されている．コインソータ１０はコイントレー
１２を含み、その中に選別前及び選別中のコインが保持
される．トレーｌ２がコインを、キャビネット１４内に
配置されている選別機構（図示されていない）に送る．
該選別機構は選別されたコインをキャビネット１４の下
に取り付けられた複数の通貨バッグ１６に送る． ディスプレイ１８とキーパッド２ｏはキャビネット！４
内にある電子回路と相互作用する．該電子回路は選別中
のコインの総計を決定し、コイン選別の終了を制御し、
そして選別されたコインに関する適切なデータを計算す
る．電子回路に対する指令はキーバッド２０を経て入力
され、情報はディスプレイｌ８を通して操作者に示され
る．操作者は通常は識別コードを挿入して、特定の処理
あるいはコインのバッチを識別する。

連続するバッチ選別処理の間、操作者はトレー！２内に
コインを投入し、識別番号並びに任意の追加データをキ
ーバッド２０を通して入力する．操作者は次にトレーｌ
２内部のコインを選別機構内に移す．コインが選別され
ている間に、操作者は次のパッチのコインをトレー１２
内に投入し、次のバッチに対応するデータを入力する。

トレーｌ２から選別機構へコインを迅速かつ効率的に穆
すことを操作者に可能にするために、トレー１２は上方
へ枢動する。第２、３、及び４図に示されているように
、トレーｌ２はコインを、選別機構２４へ導く開口部２
２へ投入する．トレー１２は複数のボス２８を介してキ
ャビネット１４の頂部へ取り付けられる基部２６を含む
．ボス２８は基部２６の下側に固定され、キャビネット
ｌ４の頂部の開口３０を通って延びている．トレーｌ２
のバリヤ部分３２は基部２６に取り付けられて、該トレ
ーがそれの低い位置にある時に偶然にコインを受領する
ことから開口部２２を保護している．該バリヤ部分３２
は２つのフランジ３４．　３６を含み、その取り付けは
、フランジ３４、３６にあるそれぞれの開口３８を通り
、基部２６の底部まで伸びているボルト（図示されてい
ない）により行われることが好ましい． トレーｌ２の枢動部４０は、該枢動部４ｏに形成された
凹部４６、４８内にそれぞれ圧入嵌合されている２つの
合わせ釘４２、４４によりバリヤ部分３２に枢動可能に
取り付けられている．一旦、開口５ｏ、５２が対応する
凹部４６、４８と整合し、合わせ釘が凹部４６、４８内
へ押し込まれると、各合わせ釘４２、４４はそれぞれバ
リヤ部分３２の開口５０、５２を通して挿入される．各
合わせ釘４２、４４は、該凹部に挿入されるギザギザの
ついた端と、枢動部４ｏが枢動するところのなめらかな
端とを有することが好ましい．両方の端はほぼ同じ直径
を有するため、上述のように合わせ釘４２、４４が挿入
可能なように、開口５０、５２の直径は凹部４６、４８
の直径よりもわずかに大きい． トレー１２の枢動部４０内にコインが蓄積された場合、
バリヤ部３２は開口部２２を取り囲み、開口部２２から
コインが入るのを防ぐ．第４図に最もよく描かれている
ように、操作者はハンドル４ｌを使用して枢勅部４０を
上昇させることにより、コインを枢動部４０から選別機
構２４へ移す．コインのレベルがバリヤ部分３２よりも
高くなると、コインは上昇した枢動部４０により形成さ
れた傾斜を流れ落ち、バリヤ部分３２の内部に入る。バ
リヤ部分３２の内部はシュート５４を形成し、これが選
別機構２４へと連なる。

コイン移送中にフインがトレー１２の枢動部から飛び出
すのを防ぐために、バリヤ部分３２に最も近い枢動部４
０の壁５６、５８、６２、６４がじょうご状の通路を形
成する．これら壁がコインの流れの方向を不規則に変更
することなく、コインをなめらかにシュート５４へ移送
する。枢動部４０は比較的平坦な低部表面６８を含む。

壁５６と６２とは表面６８に交差して大きな鈍角を形成
し、それにより壁５６と６２とは表面６８上のコインを
なめらかにシュート５４に向ける。壁５８と６４とは壁
５６と６２と交差し、大きな鈍角を形成し、これがコイ
ンを壁５６及び６２からシュ−ト５４へなめらかに向け
る。図面は複数の壁を描いているが、平坦な表面６８か
ら開口部２２への推移はひとつの湾曲表面により形成す
ることも可能である． 操作者がコインの穆送を中断したい場合には、操作者は
コインのレベルがバリヤ部分３２の頂部をもはや越えな
くなるまで、トレーｌ２の枢動部４０を下降させる．バ
リヤ部分３２により形成されたシュート５４はトレーｌ
２の枢動部４００寸法に比較して小さいため、枢動部４
０が下降した後に選別機構２４へ落ちるコインは少ない
． 枢動部４０は更に、表面６８上に形成された複数の打ち
抜き穴７０を含む．打ち抜き穴７０は打ち抜き穴７０の
直径よりも小さな屑を表面６８を通して基部２６へと落
下させる．該打ち抜き穴は通常はおよそ８分の３インチ
（９．４　ｍ＋ａ）の直径であり（つまりダイム硬貨の
直径のおよそ半分）、基本的に選別機構を損傷から守る
ためにほこり及び小さな物体を濾過するために使用され
る． 磁性物質から選別機構を保護するために、弱い磁石７２
がシュート５４の少なくとも１つの壁に取り付けられる
．鉄のねじ及びワッシャのような物体は、打ち抜き穴７
０を通るには大きすぎるが、磁石７２にくっつ＜．ｌｉ
ｆ１石は操作者がこの物体を取り除くまでこれを保持す
る．ｍ石７２がシュート５４の１つの壁に取り付けられ
ているのが示されているが、シュート５４全体を磁性材
料により作っても磁性物体が選別機構２４へ入るのを効
率的に防ぐことができる． トレーｌ２は、コイン穆送中に操作者が容易に枢動部４
０を持ち上げられるように、軽量材料から形成されるこ
とが好ましい．射出成形プラスチックは使用が容易で、
安価に製造できる、軽量、剛性、かつ構造的に堅固なト
レーを形成する．発明者により試験された射出成形プラ
スチックトレーはおよそ７ボンド（約３．２　ｋｇ）で
あり、これに対して発明者によるアルミニウムトレーは
およそ１６ポンド（約７．３　ｋｇ）である．もちろん
、トレー１２を製造するためにその他の適当な材料が使
用可能であるが、強力、軽量材料が好ましい。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明に従ったコイントレーを有するコイン
選別機械の概略図、 第２図は、第１図の２−２の線に沿った該コイントレー
の頂面図、 第３図は、第２図の３−３の線にそったコイントレーの
断面図、そして 第４図は、第２図の３−３の線に沿ったコイントレーの
ヒンジ部分の断面図． １０・・・コインソータ、１２・・・コイントレー、１
４・・・キャビネット、！６・・・通貨バッグ、ｌ８・
・・ディスプレイ、２０・・・キーパッド、２２・・・
開口部、２４・・・選別機構、２６・・・基部、２８・
・・ボス、３０・・・開口、３２・・・バリヤ部分、３
４、３６フランジ、３８・・・開口、４２、４４・・・
合わせ釘、４６、４８・・・凹部、５０、５２・・・開
口、５６、５８、６２、６４・・・壁、７０・・・打ち
抜き穴、７２・・・磁石．（外４名》

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、コイン扱い機械用のコイントレーであって、コイン
   保持位置とコイン移送位置との間で枢動するように前記
   コイン扱い機械に枢動可能に取り付けられたコイン保持
   部分を備え、該コイン保持部分は、コインが該コイン保
   持部分を通過して前記コイン扱い機械に関連するコイン
   扱い機構へと移動できるようにする開口部を有しており
   、そして 前記開口部を区画するバリヤ部分をさらに備え、該バリ
   ヤ部分が、前記コイン保持部分が前記コイン保持位置に
   ある時に前記コイン保持部分上のコインが前記開口部へ
   入るのを防ぎ、前記コイン保持部分が前記コイン移送部
   分にある時には前記コイン保持部分にあるコインが前記
   開口部に入ることを可能とするようになされていること
   を特徴とするコイントレー。 ２、請求項１に記載のコイントレーにおいて、前記コイ
   ン保持部分が、該コイン保持部分にあるコインを前記開
   口部に送るため、じようご状になるように次第に傾斜す
   る壁を含むことを特徴とするコイントレー。 ３、請求項１に記載のコイントレーにおいて、前記コイ
   ン保持部分が射出成形プラスチックから形成されている
   ことを特徴とするコイントレー。 ４、請求項１に記載のコイントレーにおいて、前記コイ
   ン保持部分が前記バリヤ部分に対し相対的に枢動するよ
   うになされていることを特徴とするコイントレー。 ５、請求項１に記載のコイントレーにおいて、前記コイ
   ン保持部分が、前記コイン保持部分上のコインを前記開
   口部へ流すことを可能とするために、前記コイン保持部
   分が前記コイン移送部分にある時に前記開口部へ向かっ
   て傾斜している表面を含むことを特徴とするコイントレ
   ー。 ６、請求項５に記載のコイントレーにおいて、前記コイ
   ン保持部分の前記表面が複数の打ち抜き穴を有し、前記
   コイン保持部分から該打ち抜き穴よりも小さい物体を逃
   がすようになされていることを特徴とするコイントレー
   。 ７、請求項５に記載のコイントレーにおいて、前記バリ
   ヤ部分が、前記コイン保持部分が前記コイン保持位置に
   ある時に前記表面よりも高く、前記コイン保持部分が前
   記コイン移送位置にある時に前記表面よりも低い位置と
   なる上部縁を含むことを特徴とするコイントレー。 ８、請求項１に記載のコイントレーにおいて、前記バリ
   ヤ部分が前記コイン扱い機械に対し固定されていること
   を特徴とするコイントレー。 ９、請求項１に記載のコイントレーにおいて、前記バリ
   ヤ部分の内部がシュートを形成し、該シェードがコイン
   を前記開口部を通して前記コイン扱い機構へ導くように
   なされていることを特徴とするコイントレー。 １０、請求項９に記載のコイントレーにおいて、前記シ
   ェードが該シェードを通る磁性物体を捕捉するように磁
   性があることを特徴とするコイントレー。 １１、請求項１に記載のコイントレーにおいて、前記コ
   イン扱い機械に取り付けられた基部をさらに備え、該基
   部が開口部を有し、該開口部は、コインが前記基部を通
   つて前記コイン扱い機械に関連するコイン扱い機構へと
   移動できるようになされており、前記コイン保持部分は
   、前記基部の上部に位置するとともに、前記コイン保持
   位置と前記コイン移送位置との間を前記基部に相対的に
   枢動するようになされていることを特徴とするコイント
   レー。 １２、請求項１１に記載のコイントレーにおいて、前記
   コイン保持部分が前記バリヤ部分に枢動可能に連結され
   ていることを特徴とするコイントレー。 １３、請求項１１に記載のコイントレーにおいて、前記
   バリヤ部分が前記コイン扱い機械に対し、及び前記基部
   に対し、固定されていることを特徴とするコイントレー
   。 １４、請求項９に記載のコイントレーにおいて、前記シ
   ェードを通る磁性物体を捕捉するために前記シェードに
   磁石が固定されていることを特徴とするコイントレー。 １５、請求項１１に記載のコイントレーにおいて、前記
   基部が、前記コイン扱い機構を露出させるために着脱可
   能であることを特徴とするコイントレー。 １６、請求項１に記載のコイントレーにおいて、前記コ
   イン保持部分が、該保持部分を上下させるために使用さ
   れるハンドルを含むことを特徴とするコイントレー。