JPH02293504A - ボイラの給水系統における給水能力低下の異常箇所検出方法 - Google Patents

ボイラの給水系統における給水能力低下の異常箇所検出方法

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JPH02293504A
JPH02293504A JP11664689A JP11664689A JPH02293504A JP H02293504 A JPH02293504 A JP H02293504A JP 11664689 A JP11664689 A JP 11664689A JP 11664689 A JP11664689 A JP 11664689A JP H02293504 A JPH02293504 A JP H02293504A
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Osamu Tanaka
収 田中
Ryuko Isshiki
一色 龍興
Shunsuke Kadota
門田 俊輔
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ボイラの給水系統における給水能力低下の異
常箇所検出方法に関し、特には蒸発量が数百kg/h〜
数ton/hの小型ボイラの給水系統における給水能力
低下の異常箇所検出方法に関するものである. 〔従来の技術〕 従来、給水系統に給水ポンプを備えるボイラの給水系統
における給水能力低下の異常を検出する方法として、例
えば、給水ポンプの作動の都度給水ポンプの給水時間を
測定し、この給水時間の実測値と予め設定された給水時
間とを比較し、給水時間の実測値が設定値以上になれば
給水ポンプの給水能力が低下したと判別するようにして
いるものがある. 〔発明が解決しようとする課題〕 しかしながら、ボイラの給水系統の給・水能力が低下す
る原因には、給水ポンプの給水能力低下の他に、キャビ
テーションやエア噛み、或いは給水ストレーナの詰まり
等があることから、上述の方法では、異常が発生した場
合、必ずしも給水ポンプの給水能力低下が原囚とはなら
ず、前記原因の中どの原因により給水系統の給水能力が
低下したのかが判別できず、異常箇所の検出に手間取り
迅速な処置ができないことが多かった。
本発明は、上記の問題点に鑑み、ボイラの給水系統にお
ける給水能力低下の異常が発生した場合に、その異常箇
所を的確に検出し得るボイラの給水系統における給水能
力低下の異常箇所検出方法を提供することを目的とする
ものである。
〔課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本発明に係わるボイラの給
水系統における給水能力低下の異常箇所検出方法は、給
水系統に給水ポンプを備えてなるボイラの給水能力低下
の異常発生が起こる原因を層別(項目ごとに区別)する
操作と、層別された原因毎に給水能力低下の異常発生が
起こるまでの給水ポンプによる給水時間の変化パターン
を予め把握する操作と、このボイラの操業中、給水ポン
プの所要給水時間を実測する操作、およびこの実測され
る給水ポンプの所要給水時間の時経的変化パターンを前
記層別された原因毎の給水時間の変化パターンと比較し
てボイラの給水系統における給水能力低下の異常箇所を
検出する操作を含むものである. 次に、本発明に係わるポイラの給水系統における給水能
力低下の異常箇所検出方法について詳細に説明する. 本発明者等の経験によれば、給水系統に給水ポンプを備
えてなるボイラの給水系統における給水能力低下の主な
原因としては、前述したように、給水ポンプの給水能力
の低下、キャビテーションやエア噛みおよび給水ストレ
ーナの品まりが上げられる.そして、これらの原因を基
にCTiL=したところによれば、これら原因毎の、給
水能力が低下に至るまでの状態は、原因が給水ポンプの
給水能力の低下による場合は、給水ポンプによる給水時
間が徐々に増し数ケ月という長い期間の間にゆっくり低
下し、原因が給水ストレーナの詰まりによる場合は、数
日から数週間以内と比較的短い期間で低下し、原因がキ
ャビテーションやエア噛みによる場合は、数時間から数
日以内と極めて短い期間で低下することが確認された. 従って、このように予め把握された給水能力低下の原因
毎の、給水能力が低下に至るまでの変化パターンと、ボ
イラの操業中に実測される給水ポンプの所要給水時間の
時経的変化パターンとを比較することにより、給水能力
低下の異常発生箇所が的確に検出され、異常箇所の修復
を速やかに行うことができる。尚、実測される給水ポン
プの所要給水時間の時経的変化パターンは、実測値その
ものの時経的変化パターンでも良いが、過負荷、主蒸気
弁の急開・急閉等の特別な要因による一時的な変化を除
くために、数回実測した値の平均値、または最大・最小
を除いた平均値による時経的変化パターンの方が望まし
い。
〔実 施 例〕
以下、本発明に係わる実施例について図面を参照して説
明する。
第1図は、本発明に係わるボイラの給水系統における給
水能力低下の異常箇所検出装置の概念図である. lは小型貫流ボイラ、2はボイラ本体、3はボイラ本体
2の上部に設けられたバーナ、4はポイラ本体2の内部
の上水管ヘッグ(図示せず)に接続された蒸気管、5は
ボイラ本体2の内部の下水管ヘッダ(図示せず)に接続
された給水管路、6はボイラ本体2の内部の上水管ヘッ
ダと下水管ヘッダとに連通して接続された水位検出器を
示し、給水管路5には、上流側から順に流量計7、給水
ポンプ8、逆止弁9が設けられている。また水位検出器
6は、第2図に拡大して示すように、上下連通管10.
 11の間の水位検出位置に水位検出筒12が接続され
、この水位検出筒12の上蓋13には、給水停止用水位
検出子14、給水開始用水位検出子15、異常低水位検
出用水位検出子l6の3本の水位検出子が設けられてい
る.そして、この例では、これら3本の水位検出子14
, 15. 16からの出力を水位制御器17に入力さ
れるように構成すると共に、給水停止用水位検出子14
、給水開始用水位検出子15からの信号により給水ポン
プ8が作動・停止すると同時に、この給水ポンプ8の作
動から停止するまでの時間を水位制御器17で測定する
ように構成されている。
上述の如き構成からなる装置において、本発明方法を実
施する場合は、予め把握されている給水能力低下の主な
原囚となる給水ポンプの給水能力の低下、キャビテーシ
ョンやエア噛みおよび給水ストレーナの詰まりに対応す
る給水能力が低下に至るまでの変化パターンを水位制御
器17に入力して設定する。そしてボイラの操業中は、
水位検出器6の給水停止用水位検出子14と給水開始用
水位検出子15からの信号を水位制御器17を介して給
水ポンプ8を作動・停止制御する一方、この給水ポンプ
8の作動から停止するまでの時間を水位制御器17で測
定すると共に、この実測結果を水位制御器17に時経的
に記憶させ、また測定の都度、この時経的に記憶させた
給水に要した時間の変化パターンと前記予め入力されて
いる給水能力が低下に至るまでの変化パターンとを比較
し、比較の結果、その中の何れかと対応する場合は、対
応する原因に合わせて警報が出され、これによりボイラ
1の給水系統における給水能力低下の異常箇所を的確に
検出することができる。
〔発明の効果〕
上述したように、本発明方法によれば、ボイラの給水能
力が低下した場合、給水系統の異常箇所の検出が手間取
ることな《行え、従って修復時間が短縮され、ボイラの
稼働率が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係わるボイラの給水系統における給
水能力低下の異常箇所検出装置の概念図、第2図は、本
発明に係わる水位検出器の拡大断面図である. 1 小型貫流ボイラ  2 ボイラ本体3 バーナ  
    4 蒸気管 5 給水管路     6 水位検出器7 流量計  
    8 給水ポンプ9 逆止弁      10.
 11  連通管12  水位検出筒    13  
上蓋14  給水停止用水位検出子 15  給水開始用水位検出子 l6  異常低水位検出用水位検出子 17  水位制御器 第1図 第2図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)給水系統に給水ポンプを備えてなるボイラの給水
    系統における給水能力低下の異常箇所検出方法であって
    、ボイラの給水能力低下の異常発生が起こる原因を層別
    する操作と、層別された原因毎に給水能力低下の異常発
    生が起こるまでの給水ポンプによる給水時間の変化パタ
    ーンを予め把握する操作と、このボイラの操業中、給水
    ポンプの所要給水時間を実測する操作、およびこの実測
    される給水ポンプの所要給水時間の時経的変化パターン
    を前記層別された原因毎の給水時間の変化パターンと比
    較してボイラの給水系統の異常箇所を検出する操作を含
    むことを特徴とするボイラの給水系統における給水能力
    低下の異常箇所検出方法。
JP11664689A 1989-05-09 1989-05-09 ボイラの給水系統における給水能力低下の異常箇所検出方法 Expired - Lifetime JPH0730887B2 (ja)

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JP11664689A JPH0730887B2 (ja) 1989-05-09 1989-05-09 ボイラの給水系統における給水能力低下の異常箇所検出方法

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JPH0730887B2 JPH0730887B2 (ja) 1995-04-10

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0646110U (ja) * 1992-11-30 1994-06-24 株式会社サムソン 多管式貫流ボイラの給水異常検出装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0646110U (ja) * 1992-11-30 1994-06-24 株式会社サムソン 多管式貫流ボイラの給水異常検出装置

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JPH0730887B2 (ja) 1995-04-10

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