JPH02293403A - 複合紡糸口金装置 - Google Patents
複合紡糸口金装置Info
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- JPH02293403A JPH02293403A JP11299989A JP11299989A JPH02293403A JP H02293403 A JPH02293403 A JP H02293403A JP 11299989 A JP11299989 A JP 11299989A JP 11299989 A JP11299989 A JP 11299989A JP H02293403 A JPH02293403 A JP H02293403A
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Landscapes
- Spinning Methods And Devices For Manufacturing Artificial Fibers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は鞘成分および並列型の芯成分よりなる3成分複
合紡糸口金装置に関する。
合紡糸口金装置に関する。
従来3成分糸鞘芯型複合紡糸口金装置としては、特公昭
44−29522号公報、特公昭53−92!]G号公
報記載の装置が例示される。該前者装置は、2個の芯成
分導孔およびそれを取り巻く2個の鞘成分導孔からなる
原料供給板、および、紡糸孔の背面に輪状小突起状に削
設された鞘および芯成分の原料受部を脊する構造の紡糸
板を配置したものである。このような装置では、紡糸孔
の背部で鞘成分Cおよび2種の芯成分A,Bのすべてが
一度に結合するので3成分共に均一な構造の複合繊維を
得ることは困難である。また該後者装置は、2種の芯成
分A,Bが結合した後に鞘成分Cが結合し芯成分孔が突
起状なり、それを取り巻く鞘成分導孔から円盤状に削設
された芯成分の原料受部を有する構造の紡糸板を配置し
たものである。このような装置でも3成分共に均一な構
造の複合繊維を得ることは困難であり、しがも長時間の
安定した紡糸は困難である。さらに、このような構造の
口金装置は、比較的少い紡糸孔が疎らに配置された装置
であっては容易に実施できるが、多数の紡糸孔を密に配
置しようとする場合には輪状小突起を設けるための精密
切削加工に多大の工数を要し、非常に高価な装置となる
等の課題がある。
44−29522号公報、特公昭53−92!]G号公
報記載の装置が例示される。該前者装置は、2個の芯成
分導孔およびそれを取り巻く2個の鞘成分導孔からなる
原料供給板、および、紡糸孔の背面に輪状小突起状に削
設された鞘および芯成分の原料受部を脊する構造の紡糸
板を配置したものである。このような装置では、紡糸孔
の背部で鞘成分Cおよび2種の芯成分A,Bのすべてが
一度に結合するので3成分共に均一な構造の複合繊維を
得ることは困難である。また該後者装置は、2種の芯成
分A,Bが結合した後に鞘成分Cが結合し芯成分孔が突
起状なり、それを取り巻く鞘成分導孔から円盤状に削設
された芯成分の原料受部を有する構造の紡糸板を配置し
たものである。このような装置でも3成分共に均一な構
造の複合繊維を得ることは困難であり、しがも長時間の
安定した紡糸は困難である。さらに、このような構造の
口金装置は、比較的少い紡糸孔が疎らに配置された装置
であっては容易に実施できるが、多数の紡糸孔を密に配
置しようとする場合には輪状小突起を設けるための精密
切削加工に多大の工数を要し、非常に高価な装置となる
等の課題がある。
また、本出願人に係る特開昭59−223308号には
分配或いは口金板が共にその背、腹が平坦な構造の鞘芯
型口金装置が例示されている。しかしこれは3成分複合
紡糸口金ではない。
分配或いは口金板が共にその背、腹が平坦な構造の鞘芯
型口金装置が例示されている。しかしこれは3成分複合
紡糸口金ではない。
本発明者は前記本出願人に係る特許をさらに改良し、3
成分糸にすべて鋭意研究し本発明を完成した。即ち本発
明の目的は口金装置を構成する分配板や口金板のいづれ
にも小突起がなく、がっ、3成分が共に分配性が均一で
長時間安定して紡糸可能な口金装置を提供することを目
的とする。
成分糸にすべて鋭意研究し本発明を完成した。即ち本発
明の目的は口金装置を構成する分配板や口金板のいづれ
にも小突起がなく、がっ、3成分が共に分配性が均一で
長時間安定して紡糸可能な口金装置を提供することを目
的とする。
即ち本発明は、並列型複合糸の芯および鞘がらなる鉾1
芯型3成分複合紡糸口金であって、腹面には2種の芯成
分圧力調整孔10A、10Bからの芯成分を結合するた
めの結合溝!2が削設された第2分配板9、 芯成分分配孔14は相隣る鞘成分分配孔14Gが形成す
る四角形の内側に1個配置された第3分配板I9、スベ
ーサ−15、 とからなることを特徴とする複合紡糸口金装置である。
芯型3成分複合紡糸口金であって、腹面には2種の芯成
分圧力調整孔10A、10Bからの芯成分を結合するた
めの結合溝!2が削設された第2分配板9、 芯成分分配孔14は相隣る鞘成分分配孔14Gが形成す
る四角形の内側に1個配置された第3分配板I9、スベ
ーサ−15、 とからなることを特徴とする複合紡糸口金装置である。
以下その1例を添付した図面に従って説明する。
鞘成分Cおよび芯成分A1 芯成分Bはキャップ1に
独立分離して設けられた各成分の導入孔2C,2A,2
Bを通り隔壁4.4′で仕切られたそれぞれの原液溜3
C,3人,3Bに導かれ、隔壁に合致する分離帯を宵す
るフィルター5を通って第1分配板Bに達する。 (第
2図) 第1分配板6は、フィルターの支持材として機能すると
共に第2分配板9の背面に実質的に平行に削設された直
線状の鞘成分分配溝11G, 芯成分人の分配溝+1
A, および芯成分Bの分配溝+111にそれぞれ対
応ずる成分分配供給するための鞘成分導入孔7C1芯成
分導入孔7A,7Bを有する。 (第3図)第2分配板
9において鞘成分分配溝+ICと、芯成゛分分配溝+1
A,118は交互にIIC、11A、11Bの順で削設
し、かつ第1列および最終列はいづれも鞘成分分配溝l
IGに充当される。 (第4図) 第1分配板6より第
2分配板の各分配溝に供給された原液はそれぞれ鞘成分
圧力調整孔I QC1 芯成分圧力調整孔10A、1
0Bを経て鞘成分は第3分配板の鞘成分分配孔14Gに
、芯成分は第2分配板の腹面に削設されたA成分とB成
分の結合溝12で並列型の芯成分として結合し次いで芯
成分分配孔14に排出される。 (第5図) 第2分配
板の芯成分圧力調整孔10A,10Bはいづれも相隣る
4個の鞘成分圧力調整孔10Gが形成する正方形または
長方形の内側の位置で、かつ隔壁8に対称の位置に穿孔
している。
独立分離して設けられた各成分の導入孔2C,2A,2
Bを通り隔壁4.4′で仕切られたそれぞれの原液溜3
C,3人,3Bに導かれ、隔壁に合致する分離帯を宵す
るフィルター5を通って第1分配板Bに達する。 (第
2図) 第1分配板6は、フィルターの支持材として機能すると
共に第2分配板9の背面に実質的に平行に削設された直
線状の鞘成分分配溝11G, 芯成分人の分配溝+1
A, および芯成分Bの分配溝+111にそれぞれ対
応ずる成分分配供給するための鞘成分導入孔7C1芯成
分導入孔7A,7Bを有する。 (第3図)第2分配板
9において鞘成分分配溝+ICと、芯成゛分分配溝+1
A,118は交互にIIC、11A、11Bの順で削設
し、かつ第1列および最終列はいづれも鞘成分分配溝l
IGに充当される。 (第4図) 第1分配板6より第
2分配板の各分配溝に供給された原液はそれぞれ鞘成分
圧力調整孔I QC1 芯成分圧力調整孔10A、1
0Bを経て鞘成分は第3分配板の鞘成分分配孔14Gに
、芯成分は第2分配板の腹面に削設されたA成分とB成
分の結合溝12で並列型の芯成分として結合し次いで芯
成分分配孔14に排出される。 (第5図) 第2分配
板の芯成分圧力調整孔10A,10Bはいづれも相隣る
4個の鞘成分圧力調整孔10Gが形成する正方形または
長方形の内側の位置で、かつ隔壁8に対称の位置に穿孔
している。
第2分配板より排出された鞘成分および芯成分はそれぞ
れ3分配板13の鞘成分分配孔14cおよび芯成分分配
孔+4A , 14Bに導入される。第3分配板13に
おいて、その腹面に、穿設された鞘成分分配孔は相隣る
4個の鞘成分分配孔140が形成する正方形または長方
形の格子の交点に位置するように配置され芯成分分配孔
目は上記4個の鞘成分14Gの四角形の内側に1個配置
され、中央であってもよい (第6図) 第3分配板と口金板17の間にはスペーサ−15が介在
し狭い帯域l6を形成する。スペーサーの厚みは約0.
15〜0.7 ml+である。
れ3分配板13の鞘成分分配孔14cおよび芯成分分配
孔+4A , 14Bに導入される。第3分配板13に
おいて、その腹面に、穿設された鞘成分分配孔は相隣る
4個の鞘成分分配孔140が形成する正方形または長方
形の格子の交点に位置するように配置され芯成分分配孔
目は上記4個の鞘成分14Gの四角形の内側に1個配置
され、中央であってもよい (第6図) 第3分配板と口金板17の間にはスペーサ−15が介在
し狭い帯域l6を形成する。スペーサーの厚みは約0.
15〜0.7 ml+である。
口金板17には第3分配板!3の芯成分分配孔14と同
軸にまたは異軸の位置に紡糸孔18が穿孔している。
軸にまたは異軸の位置に紡糸孔18が穿孔している。
異軸の場合には芯成分分配孔14の中心軸は紡糸孔18
の腹面の口径の内側の位置になるように紡糸孔を配置す
る事が好ましい。紡糸孔18の穿孔密度は5個/ ct
a#以上が可能である。芯成分分配孔14より排出され
た芯成分は鞘成分分配孔14Gより排出された狭い帯域
l6に充満する鞘成分によって包み込まれながら紡糸孔
に流入し紡系される。
の腹面の口径の内側の位置になるように紡糸孔を配置す
る事が好ましい。紡糸孔18の穿孔密度は5個/ ct
a#以上が可能である。芯成分分配孔14より排出され
た芯成分は鞘成分分配孔14Gより排出された狭い帯域
l6に充満する鞘成分によって包み込まれながら紡糸孔
に流入し紡系される。
また第2分配板9は、第7図のように芯成分圧カ調整孔
!OA、10Bがいづれも隔壁8寄りに穿設されていて
もよい。このような第2分配板9は2個の芯成分圧力調
整孔10A , IOB間の距離が短いので紡糸孔の多
ホール化に対応することができる。また、圧力調整孔1
0A、10Bは隔壁8を挟んで非対称の位置に穿設して
いてもよい。
!OA、10Bがいづれも隔壁8寄りに穿設されていて
もよい。このような第2分配板9は2個の芯成分圧力調
整孔10A , IOB間の距離が短いので紡糸孔の多
ホール化に対応することができる。また、圧力調整孔1
0A、10Bは隔壁8を挟んで非対称の位置に穿設して
いてもよい。
または第2分配板は、その腹に結合溝がないものを配置
し、第3分配板の芯成分分配孔の背面に結合溝を削設し
た構造であるもの(第3図)または芯成分分配孔の背面
の口径が第2分配板の芯成分圧力調整孔 +OA,10
Bの距離と同等以上に大きな構造であるもの等を配置し
てもよい。
し、第3分配板の芯成分分配孔の背面に結合溝を削設し
た構造であるもの(第3図)または芯成分分配孔の背面
の口径が第2分配板の芯成分圧力調整孔 +OA,10
Bの距離と同等以上に大きな構造であるもの等を配置し
てもよい。
または、第2分配板はなく、第1分配板の腹面には分配
溝+IC、11A、11Bがあり、第3分配板の背面に
芯成分結合溝!2を配置してもよい。
溝+IC、11A、11Bがあり、第3分配板の背面に
芯成分結合溝!2を配置してもよい。
第3分配板は第6図のようなもの以外に、第8図のよう
な、その背面に芯成分分配孔14を挟んで等間隔で平行
に、前後方向にのびる鞘成分分配溝l9を削設し、左右
方向にまたその両方に鞘成分分配溝19を削設してもよ
い。このような第3分配板は、第6図のような場合より
も鞘成分分配孔14Gを多く穿設する事ができるので多
ホールの紡糸孔を有する口金(こあっても鞘成分を均一
に複合する事が可能となる。
な、その背面に芯成分分配孔14を挟んで等間隔で平行
に、前後方向にのびる鞘成分分配溝l9を削設し、左右
方向にまたその両方に鞘成分分配溝19を削設してもよ
い。このような第3分配板は、第6図のような場合より
も鞘成分分配孔14Gを多く穿設する事ができるので多
ホールの紡糸孔を有する口金(こあっても鞘成分を均一
に複合する事が可能となる。
第3分配板13の鞘成分分配孔14Cは、その内側の芯
成分分配孔14の1個に対し、複数穿孔され、四角形の
ばかりでなく、三角、六角に配置されてもよい。
成分分配孔14の1個に対し、複数穿孔され、四角形の
ばかりでなく、三角、六角に配置されてもよい。
なお本発明の複合紡糸口金装置を用い複合紡糸する事に
より得られる繊維断面の!例を模式的に図示すると第1
θ図一a+t)+C+dのような断面となる。
より得られる繊維断面の!例を模式的に図示すると第1
θ図一a+t)+C+dのような断面となる。
第3図−a+bの様な同心鞘芯型3成分複合糸を得るに
は、第3分配板の芯成分分配孔は相隣る4個の鞘成分分
配孔が形成する四角形の2本の対角線の交点に配置され
、かつ、口金板の紡糸孔と同軸に穿孔される。
は、第3分配板の芯成分分配孔は相隣る4個の鞘成分分
配孔が形成する四角形の2本の対角線の交点に配置され
、かつ、口金板の紡糸孔と同軸に穿孔される。
第8図一codの様な偏心鞘芯型3成分複合糸を得るに
は特許請求の範囲内で、かつ、前記同心鞘芯型3成分複
合糸を得るための第3分配板および口金仮の穿孔配置以
外で可能となる。
は特許請求の範囲内で、かつ、前記同心鞘芯型3成分複
合糸を得るための第3分配板および口金仮の穿孔配置以
外で可能となる。
本発明の第1の効果は、3個の分配板および口金板のい
づれにも直線状、凹状の溝切加工または穿孔加工のみで
製作されこれらの背面または腹面ば平坦であり、突起部
や複雑な形状の溝を全く有していない。従って多数の紡
糸孔を密度高く配置し、しかも比較的単純な工作で精度
よい口金装置を経済的に製作することが可能であり、か
つ口金は損傷を受けにくい、しかも3成分が共に均一に
複合された繊維を長時間に亘って安定して紡糸すること
ができる。
づれにも直線状、凹状の溝切加工または穿孔加工のみで
製作されこれらの背面または腹面ば平坦であり、突起部
や複雑な形状の溝を全く有していない。従って多数の紡
糸孔を密度高く配置し、しかも比較的単純な工作で精度
よい口金装置を経済的に製作することが可能であり、か
つ口金は損傷を受けにくい、しかも3成分が共に均一に
複合された繊維を長時間に亘って安定して紡糸すること
ができる。
本発明の第2の効果は、第2分配板の芯成分圧力調整孔
10A、10Bの穿孔位置を隔壁を挟んで非対称とした
りまたは対称であってもその位置を変えることにより芯
が様々の構造を有する複合繊維を得ることができる。
10A、10Bの穿孔位置を隔壁を挟んで非対称とした
りまたは対称であってもその位置を変えることにより芯
が様々の構造を有する複合繊維を得ることができる。
本発明第3の効果は、第3分配板において、4個の鞘成
分分配孔を正方形あるいは長方形の格子の交点に配置し
、かつ芯成分分配孔は相隣る4個の鞘成分分配孔が形成
する四角形の内側に配置された点にある。このような構
造とすることにより、第3分配板と口金板との間にスペ
ーサーを介して間隙が5ノミ<かつ非常に広い帯域を設
置することが可能になり、異物による閉塞がなく長時間
安定して運転可能となる。
分分配孔を正方形あるいは長方形の格子の交点に配置し
、かつ芯成分分配孔は相隣る4個の鞘成分分配孔が形成
する四角形の内側に配置された点にある。このような構
造とすることにより、第3分配板と口金板との間にスペ
ーサーを介して間隙が5ノミ<かつ非常に広い帯域を設
置することが可能になり、異物による閉塞がなく長時間
安定して運転可能となる。
本発明第4の効果は第3分配板の芯成分分配孔を相隣る
4個の鞘成分分配孔が形成する四角形の2本の対角線の
交点に配置しかつ口金板の紡糸孔を第3分配板の芯成分
分配孔の軸と同一に配置した場合には鞘成分が均一に芯
成分を包囲するので偏芯度の小さい均一な複合繊維が得
られる。
4個の鞘成分分配孔が形成する四角形の2本の対角線の
交点に配置しかつ口金板の紡糸孔を第3分配板の芯成分
分配孔の軸と同一に配置した場合には鞘成分が均一に芯
成分を包囲するので偏芯度の小さい均一な複合繊維が得
られる。
第5の効果は、第3分配板の芯成分分配孔を相隣る4個
の鞘成分分配孔が形成する四角形の2本の対角線の交点
以外に配置するか若しくは紡糸孔の軸を芯成分分配孔と
異軸に配置した口金板の場合には容易に均一に偏心した
複合繊維が得られる。このような配置とした場合には芯
成分が完全に鞘成分で包囲された形状のものまたは芯成
分の一部が繊維の表面に露出した形状のものが得られる
。
の鞘成分分配孔が形成する四角形の2本の対角線の交点
以外に配置するか若しくは紡糸孔の軸を芯成分分配孔と
異軸に配置した口金板の場合には容易に均一に偏心した
複合繊維が得られる。このような配置とした場合には芯
成分が完全に鞘成分で包囲された形状のものまたは芯成
分の一部が繊維の表面に露出した形状のものが得られる
。
本発明第6の効果は第3分配板の背面に、平行で等間隔
な、鞘成分分配溝19を削設することにより、溝の底に
穿たれた4個の鞘成分分配孔の格子の交点は、より小さ
な正方形に近づく位置に配置することができるので、紡
糸孔を密に配置した場合に、均一な複合繊維が得られる
。
な、鞘成分分配溝19を削設することにより、溝の底に
穿たれた4個の鞘成分分配孔の格子の交点は、より小さ
な正方形に近づく位置に配置することができるので、紡
糸孔を密に配置した場合に、均一な複合繊維が得られる
。
第1図二分配板および口金板の関係を示す断面(部分)
図、 第2図:本発明の複合紡糸口金装置の1例の断面図(一
部省略)、 第3図:第1分配板の背面(部分)図、第4図:第2分
配板の背面(部分)図、第5図:第2分配板の腹面(部
分)図、第6図:第3分配板の背面(部分)図、第7図
:芯成分圧力調整孔が隔壁寄りに穿設した第2分配板の
背面(部分)図、 第8図:鞘成分分配溝が削設された第3分配板の背面(
部分)図、 第9図:背面に.結合溝が削設された第3分配板の断面
(部分)図。 第10図−a .b ,c ,d: 本発明の複合紡糸
装置を要いて得られる複合繊維の例を示す断面の模式図
、1・・・キャップ、3C・・・鞘成分Cの原液溜、3
A・・・芯成分Aの原液溜、3B・・・芯成分Bの原液
溜、5・・・フィルター 6・・・第1分配板、7C・
・・鞘成分導入孔、7A・・・芯成分導入孔、7B・・
・芯成分導入孔、訃・・隔壁、3・・・第2分配板、1
0C・・・鞘成分圧力調整孔、10人・・・芯成分圧力
調整孔、IOB・・・芯成分圧力調整孔、IIC・・・
鞘成分分配溝、IIA・・・芯成分分配溝、IIB・・
・芯成分分配溝、I2・・・結合溝、13・・・第3分
配板、14c・・・鞘成分分配孔、14・・・芯成分分
配孔、15・・・スペーサ− 16・・・帯域、17・
・・口金板、I8・・・紡糸孔、19・・・鞘成分分配
溝。 以 上
図、 第2図:本発明の複合紡糸口金装置の1例の断面図(一
部省略)、 第3図:第1分配板の背面(部分)図、第4図:第2分
配板の背面(部分)図、第5図:第2分配板の腹面(部
分)図、第6図:第3分配板の背面(部分)図、第7図
:芯成分圧力調整孔が隔壁寄りに穿設した第2分配板の
背面(部分)図、 第8図:鞘成分分配溝が削設された第3分配板の背面(
部分)図、 第9図:背面に.結合溝が削設された第3分配板の断面
(部分)図。 第10図−a .b ,c ,d: 本発明の複合紡糸
装置を要いて得られる複合繊維の例を示す断面の模式図
、1・・・キャップ、3C・・・鞘成分Cの原液溜、3
A・・・芯成分Aの原液溜、3B・・・芯成分Bの原液
溜、5・・・フィルター 6・・・第1分配板、7C・
・・鞘成分導入孔、7A・・・芯成分導入孔、7B・・
・芯成分導入孔、訃・・隔壁、3・・・第2分配板、1
0C・・・鞘成分圧力調整孔、10人・・・芯成分圧力
調整孔、IOB・・・芯成分圧力調整孔、IIC・・・
鞘成分分配溝、IIA・・・芯成分分配溝、IIB・・
・芯成分分配溝、I2・・・結合溝、13・・・第3分
配板、14c・・・鞘成分分配孔、14・・・芯成分分
配孔、15・・・スペーサ− 16・・・帯域、17・
・・口金板、I8・・・紡糸孔、19・・・鞘成分分配
溝。 以 上
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)並列型複合糸の芯および鞘からなる鞘芯型3成分複
合紡糸口金であって、 腹面には2種の芯成分圧力調整孔10A、10Bからの
芯成分を結合するための結合溝12が削設され、その背
面腹面共に平坦な第2分配板3、 芯成分分配孔14は相隣る鞘成分分配孔14Cの内側に
1個配置され、その背面腹面共に平坦な第3分配板13
、 スペーサー15、 とからなることを特徴とする複合紡糸口金装置。 2)フィルター5で濾過した原液を後記の分配溝11C
、11A、11Bに交互に分配するための導入孔7C、
7A、7Bを穿孔しフィルター支持を兼ね、その背面腹
面共に平坦な第1分配板6、 その背面には平行かつ等間隔の直線状の分配溝11C、
11A、11Bが左右方向に削設され、その平坦な腹面
には上記分配溝で分配された原液を第3分配板13に導
くための鞘成分圧力調整孔10Cおよび芯成分圧力調整
孔10A、10Bが穿孔され、鞘成分圧力調整孔10c
は正方形若しくは長方形の格子の交点に穿孔され、芯成
分圧力調整孔10A、10Bは隔壁8を挟んで対称に、
非対称に、また対称であってもいづれも芯成分分配溝1
1A、11B間の隔壁8寄りに穿たれた第1請求項記載
の第2分配板9、第2分配板9の鞘成分圧力調整孔10
C、および結合溝12から排出された原液を後記の口金
板17に導く鞘成分分配孔14C、芯成分分配孔14が
穿孔され、鞘成分分配孔14Cは正方形若しくは長方形
の格子の交点に位置するように配置された第1請項記載
の第3分配板13、 狭い間隙を形成するための第1請項記載のスペーサー1
5、 および前記第3分配板の芯成分分配孔14に対し同軸ま
たは異軸の位置に穿孔された紡糸孔18を有し、その背
面腹面共に平坦な口金板17とからなることを特徴とす
る第1請求項記載の複合紡糸口金装置。 3)腹面には結合溝のない第2分配板、および背面には
第2分配板から排出された2種の芯成分の結合溝を有す
る第3分配板を配置した、 または、第2分配板はなく、第1分配板の腹面には分配
溝11C、11A、11Bがあり、第3分配板の背面に
芯成分結合溝12を配置した第1請求項記載の複合紡糸
口金装置。 4)第1請求項記載の第3分配板が、その背面に芯成分
分配孔14を挟んで平行かつ等間隔の直線状の鞘成分分
配溝19を前後方向、左右方向、またはその両方に削設
され、かつその溝の底には鞘成分分配孔14Cを穿設し
た複合紡糸口金装置。 5)第1請求項記載の第3分配板13の鞘成分分配孔1
4Cは、その内側の芯成分分配孔14の1個に対し、複
数穿孔され、芯成分分配孔14を中央として四角形、三
角、六角に配置された複合紡糸口金装置。
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1989
- 1989-05-02 JP JP1112999A patent/JP2717306B2/ja not_active Expired - Fee Related
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