JPH02292890A - 表面実装用基板 - Google Patents
表面実装用基板Info
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- JPH02292890A JPH02292890A JP11293789A JP11293789A JPH02292890A JP H02292890 A JPH02292890 A JP H02292890A JP 11293789 A JP11293789 A JP 11293789A JP 11293789 A JP11293789 A JP 11293789A JP H02292890 A JPH02292890 A JP H02292890A
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Landscapes
- Insulated Metal Substrates For Printed Circuits (AREA)
- Manufacturing Of Printed Wiring (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
く従来の技術〉
金属ベースの表面実装用基板は、熱放散性、加工性、導
電性に優れるため、プリント配線板等に多用されている
。 そのなかでも、銅/インバー(Fe一約36,5%
Ni合金)/銅なる3層構造のクラッド材による基板は
、特に熱放散性および導電性に優れ、しかも熱膨張係数
が小さ<Stチップのそれに近いため近年、冫主目され
ている。
電性に優れるため、プリント配線板等に多用されている
。 そのなかでも、銅/インバー(Fe一約36,5%
Ni合金)/銅なる3層構造のクラッド材による基板は
、特に熱放散性および導電性に優れ、しかも熱膨張係数
が小さ<Stチップのそれに近いため近年、冫主目され
ている。
このような金屈ベースの表面実装用基板には、絶縁処理
として金属基板表面にエボキシ系樹脂層のような絶縁層
を接着することが行われているが、この絶縁層の接着強
度を高めるために、金属基板表面にNiめっき処理が施
される。
として金属基板表面にエボキシ系樹脂層のような絶縁層
を接着することが行われているが、この絶縁層の接着強
度を高めるために、金属基板表面にNiめっき処理が施
される。
く産業上の利用分野〉
本発明は、金属ベースのプリント配線板等に用いられる
表面実装用基板に関する。
表面実装用基板に関する。
く発明が解決しようとする課題〉
Niめっき処理では次のような欠点がある。
■従来のNiめっき処理は、340℃数分の熱負荷を受
けた際、銅/ F e − N i系合金/銅とNiめ
っきとエボキシ樹脂と銅箔(35μm)と半田とStチ
ップの構成においては、Niめっきとエボキシ樹脂との
間で火ブクレあるいは剥離を起こす。
けた際、銅/ F e − N i系合金/銅とNiめ
っきとエボキシ樹脂と銅箔(35μm)と半田とStチ
ップの構成においては、Niめっきとエボキシ樹脂との
間で火ブクレあるいは剥離を起こす。
従って、Pb−5%Sn合金等の高温半田は、使用でき
ず、低融点の共晶半田(60%Sn−40%pb合金)
融点183℃のためStチップの高密度化に対し発熱の
点で信顆性に欠ける。
ず、低融点の共晶半田(60%Sn−40%pb合金)
融点183℃のためStチップの高密度化に対し発熱の
点で信顆性に欠ける。
また、半田付による面付実装に対しても、Niめっきと
エボキシ樹脂との間の熱履歴により、剥離することが多
くある。
エボキシ樹脂との間の熱履歴により、剥離することが多
くある。
本発明の目的は、上述した従来技術の欠点を解消し、表
面処理により銅層表面にZnまたはAgにより処理層を
形成し、エボキシ系樹脂またはポリイミド系樹脂の高温
での剥離を抑制し、耐熱性を大幅に向上することができ
る表面実装用基板を提供することにある. く問題点を解決するための手段〉 このような目的は、以下の本発明によって達成される。
面処理により銅層表面にZnまたはAgにより処理層を
形成し、エボキシ系樹脂またはポリイミド系樹脂の高温
での剥離を抑制し、耐熱性を大幅に向上することができ
る表面実装用基板を提供することにある. く問題点を解決するための手段〉 このような目的は、以下の本発明によって達成される。
すなわち本発明は、絶縁層を接着して用いる銅/ F
e − N t系合金/銅からなる3層構造のクラッド
材による表面実装用基板において、前記絶縁層を接着す
る側の銅層上に、ZnまたはAgによる処理層を電気め
っき法によって設けてなることを特徴とする表面実装用
基板を提供するものである。
e − N t系合金/銅からなる3層構造のクラッド
材による表面実装用基板において、前記絶縁層を接着す
る側の銅層上に、ZnまたはAgによる処理層を電気め
っき法によって設けてなることを特徴とする表面実装用
基板を提供するものである。
前記処理層は、異種金属とZnまたはAgとの複合層で
あるのが好ましい。
あるのが好ましい。
前記処理層の合計厚さは、0.01〜100μmである
のが好ましい。
のが好ましい。
前記絶縁層は、エボキシ樹脂および/またはポリイミド
樹脂からなる樹脂層が好ましい。
樹脂からなる樹脂層が好ましい。
以下、本発明の表面実装用基板を添付の図面に示す好適
実施例について詳細に説明する。
実施例について詳細に説明する。
第1図および第2図は、それぞれ本発明の表面実装用基
板の断面構造を示す部分断面側面図である。 これらの
図に示すように、本発明の表面実装用基板1の基板本体
は、銅層2および4の間に、Fe−Ni系合金層好まし
くはインバー(Fe一約36.5%Ni合金)層3を介
装した3層構造のクラッド材(以下、rcIcクラッド
材」という)で構成されている。
板の断面構造を示す部分断面側面図である。 これらの
図に示すように、本発明の表面実装用基板1の基板本体
は、銅層2および4の間に、Fe−Ni系合金層好まし
くはインバー(Fe一約36.5%Ni合金)層3を介
装した3層構造のクラッド材(以下、rcIcクラッド
材」という)で構成されている。
CICクラッド材の構成比は使用目的に応じて任意のも
のが可能である。 なお、CICクラッド材の銅層2
.4は、純銅に限らず例えばCu−Sn,Cu−Ag%
Cu−Zr,C u−P s C u−A fl 2
0 s 、C u Z nの銅系合金で構成されたも
のでもよい。
のが可能である。 なお、CICクラッド材の銅層2
.4は、純銅に限らず例えばCu−Sn,Cu−Ag%
Cu−Zr,C u−P s C u−A fl 2
0 s 、C u Z nの銅系合金で構成されたも
のでもよい。
このCICクラッド材の片面または両面にはエボキシ系
樹脂層のような絶縁層が接着されるが、この絶縁層を接
着する側の銅層、すなわち第1図における銅層2の表面
に後述する構成材料による処理層5が形成されている。
樹脂層のような絶縁層が接着されるが、この絶縁層を接
着する側の銅層、すなわち第1図における銅層2の表面
に後述する構成材料による処理層5が形成されている。
この処理層5の形成により、絶縁層(エポキシ系樹脂
層など)の接着性が高まる。
層など)の接着性が高まる。
前記絶縁層は、銅などの金属と接着性のよい有機絶縁物
層であれば何でもよいが、エボキシ系樹脂とポリイミド
系樹脂層あるいはエボキシ系樹脂とポリイミド系樹脂と
の混合層などであるのが好ましい。
層であれば何でもよいが、エボキシ系樹脂とポリイミド
系樹脂層あるいはエボキシ系樹脂とポリイミド系樹脂と
の混合層などであるのが好ましい。
・処理層5は、ZnまたはAgにより構成されている。
一般に、金属とポリイミドまたはエポキシ樹脂等有機絶
縁物との接着は、厳密には前記金属の表面に形成された
その酸化物を介して行われる。 ところで、銅金属一般
の酸化膜はCu20に代表されるが、このCu,O酸化
膜は脆弱でありCu母材との結合も弱く、従ってそのよ
う.な酸化膜を介しての上記接着は十分ではないことに
なる。
縁物との接着は、厳密には前記金属の表面に形成された
その酸化物を介して行われる。 ところで、銅金属一般
の酸化膜はCu20に代表されるが、このCu,O酸化
膜は脆弱でありCu母材との結合も弱く、従ってそのよ
う.な酸化膜を介しての上記接着は十分ではないことに
なる。
従って、銅金属の表面にはニッケル(Ni)などの異種
金属層がめつき等により成層されるが、Niめっき処理
では、前記有機絶縁物とNiめっきとの接看は、加熱環
境で十分であるとは言えず、有機絶縁物の酸化劣化を生
じさせてしまうことがあったことは前述の通りである. 本発明において、銅層上に積層する異種金属層としてZ
nまたはAgを用いるのは、樹脂層の酸化劣化を防止す
る触媒として作用する効果がNi層よりZnまたはA8
の方が大きいからである。
金属層がめつき等により成層されるが、Niめっき処理
では、前記有機絶縁物とNiめっきとの接看は、加熱環
境で十分であるとは言えず、有機絶縁物の酸化劣化を生
じさせてしまうことがあったことは前述の通りである. 本発明において、銅層上に積層する異種金属層としてZ
nまたはAgを用いるのは、樹脂層の酸化劣化を防止す
る触媒として作用する効果がNi層よりZnまたはA8
の方が大きいからである。
これは、エボキシ樹脂を288℃×100時間加熱前後
の接着力の変化を調査した結果処理層としては、Ni層
よりZnまたはAg層の方がエボキシ樹脂ならびにポリ
イミド樹脂の酸化による劣化を抑制することができるこ
とが明らかになったからである。
の接着力の変化を調査した結果処理層としては、Ni層
よりZnまたはAg層の方がエボキシ樹脂ならびにポリ
イミド樹脂の酸化による劣化を抑制することができるこ
とが明らかになったからである。
このような処理層の厚さは、o.oot〜100μm程
度とするのがよい。 その理由は、厚さo.ootμm
未満では処理層の安定性、役割が少なくなり、また厚さ
100μmを超えると熱膨張性、熱放散性を阻害するか
らである。
度とするのがよい。 その理由は、厚さo.ootμm
未満では処理層の安定性、役割が少なくなり、また厚さ
100μmを超えると熱膨張性、熱放散性を阻害するか
らである。
なお、処理層のZnまたはAgは、通常用いられる電気
めっき法により形成される。
めっき法により形成される。
本発明の表面実装用基板は、第1図に示すように、銅層
2の表面にZnまたはAgめっき処理層5を設けたもの
であるが、本発明は、これに限定されるわけではなく、
第2図に示すように銅層2とZnまたはAg処理層6と
の間に下地処理層として、ZnまたはAgと異なる金属
のめっき層、例えば、Niめっき層7を有するものであ
ってもよい。
2の表面にZnまたはAgめっき処理層5を設けたもの
であるが、本発明は、これに限定されるわけではなく、
第2図に示すように銅層2とZnまたはAg処理層6と
の間に下地処理層として、ZnまたはAgと異なる金属
のめっき層、例えば、Niめっき層7を有するものであ
ってもよい。
Niめっき層を設ける理由は、ZnまたはAgがCu/
インバー/ C uクラッド材のCu表面に加熱により
拡散することを抑制するためである。
インバー/ C uクラッド材のCu表面に加熱により
拡散することを抑制するためである。
く実施例〉
以下に、本発明を実施例に基づいて具体的に説明する。
(実施例1)
第1図に示すような銅/インバー/銅の3層構造のクラ
ッド材(厚さの比1:3:1)の基板1(板厚1.Om
mxl00mmx200mm)に電気めっきで厚さ0.
5μmのZnめっきを施し、この金属処理層表面8にエ
ボキシ樹脂100μm厚さと銅箔(厚さ35μm)を熱
プレスで圧着した. この試料を第3図に示すように幅10mmの試験片とし
、300℃×3分加熱後、引剥し試験(Tビール試験)
を行い接着強度を調べた。 その結果引剥し力は、1
. 1 kgf/cmを得た。
ッド材(厚さの比1:3:1)の基板1(板厚1.Om
mxl00mmx200mm)に電気めっきで厚さ0.
5μmのZnめっきを施し、この金属処理層表面8にエ
ボキシ樹脂100μm厚さと銅箔(厚さ35μm)を熱
プレスで圧着した. この試料を第3図に示すように幅10mmの試験片とし
、300℃×3分加熱後、引剥し試験(Tビール試験)
を行い接着強度を調べた。 その結果引剥し力は、1
. 1 kgf/cmを得た。
(実施例2)
第2図に示す様な構造の銅/インバー/銅の3層構造の
クラッド材(厚さの比2:12)の基板1(板厚1.O
mmX100mmx2 0 0 mm)に厚さ0.5μ
mのNiめつき下地を施し、さらに電気めっきでAgめ
っきを厚さ2μmになるように処理した。 この金属
処理層表面8に100μm厚のポリイミド樹脂と厚さ3
5μmの銅箔を熱プレスで圧着した.この試料を第3図
に示すように幅10mmの試験片とし、300℃×3分
、加熱後引剥し試験(Tビール試験)を行い、接着強度
を調べた。 その結果引剥し力は、1 . 1 kg
f/cmを得た。
クラッド材(厚さの比2:12)の基板1(板厚1.O
mmX100mmx2 0 0 mm)に厚さ0.5μ
mのNiめつき下地を施し、さらに電気めっきでAgめ
っきを厚さ2μmになるように処理した。 この金属
処理層表面8に100μm厚のポリイミド樹脂と厚さ3
5μmの銅箔を熱プレスで圧着した.この試料を第3図
に示すように幅10mmの試験片とし、300℃×3分
、加熱後引剥し試験(Tビール試験)を行い、接着強度
を調べた。 その結果引剥し力は、1 . 1 kg
f/cmを得た。
以上の結果から明らかなように、本発明の実施例は、従
来の無!A埋、またはNiめっき処理では、加熱により
エボキシ樹脂層あるいはポリイミド樹脂層とNiめっき
層から剥離してしまうのに対し、Tビール試験で1 .
1 kgf/cmの弓剥し力という十分な接着強度
を有する。
来の無!A埋、またはNiめっき処理では、加熱により
エボキシ樹脂層あるいはポリイミド樹脂層とNiめっき
層から剥離してしまうのに対し、Tビール試験で1 .
1 kgf/cmの弓剥し力という十分な接着強度
を有する。
く発明の効果〉
以上詳述したように本発明の表面実装用基板によれば、
銅/ F e − N i系合金/銅なる3層構造のク
ラッド材の絶縁層を接着する側の銅層表面に、Znまた
はAgの処理層を電気めっき法によって設けたことによ
り、次のような効果を生じる。
銅/ F e − N i系合金/銅なる3層構造のク
ラッド材の絶縁層を接着する側の銅層表面に、Znまた
はAgの処理層を電気めっき法によって設けたことによ
り、次のような効果を生じる。
(1)従来のNiめっき処理の表面実装用基板は、高温
(300℃)での安定した接着性を保つことが困難であ
ったが、本発明では、ZnまたはAgのIA埋層を電気
めっき法により形成するので、安定した表面品質が得ら
れ、よってエボキシ樹脂またはポリイミド樹脂の絶縁層
との耐熱性および接着性が良好になる。
(300℃)での安定した接着性を保つことが困難であ
ったが、本発明では、ZnまたはAgのIA埋層を電気
めっき法により形成するので、安定した表面品質が得ら
れ、よってエボキシ樹脂またはポリイミド樹脂の絶縁層
との耐熱性および接着性が良好になる。
(2)電気めっき法でZnまたはAgの表面処理が可能
であるので工業的に有効な表面処理法を利用できる。
であるので工業的に有効な表面処理法を利用できる。
(3)ZnまたはAgの表面処理層の厚さが比較的薄く
ても、本発明の効果が得られるため、工業的に能率の良
い表面処理法を利用できる。
ても、本発明の効果が得られるため、工業的に能率の良
い表面処理法を利用できる。
第1図は、本発明の表面実装用基板の断面構造を示す部
分断面図である。 第2図は、本発明の表面実装用基板の断面構造を示す部
分断面図である。 第3図は、絶縁層の引剥し試験の実施状況を示す斜視図
である。 符号の説明 1・・・表面実装用基板、 2・・・銅層、 3・・・インバー層、 4・・・銅層、 5,6.7・・・処理層、 8・・・表面、 9・・・絶縁層
分断面図である。 第2図は、本発明の表面実装用基板の断面構造を示す部
分断面図である。 第3図は、絶縁層の引剥し試験の実施状況を示す斜視図
である。 符号の説明 1・・・表面実装用基板、 2・・・銅層、 3・・・インバー層、 4・・・銅層、 5,6.7・・・処理層、 8・・・表面、 9・・・絶縁層
Claims (1)
- (1)絶縁層を接着して用いる銅/Fe−Ni系合金/
銅からなる3層構造のクラッド材による表面実装用基板
において、 前記絶縁層を接着する側の銅層上に、ZnまたはAgに
よる処理層を電気めっき法によって設けてなることを特
徴とする表面実装用基 板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11293789A JPH02292890A (ja) | 1989-05-02 | 1989-05-02 | 表面実装用基板 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11293789A JPH02292890A (ja) | 1989-05-02 | 1989-05-02 | 表面実装用基板 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02292890A true JPH02292890A (ja) | 1990-12-04 |
Family
ID=14599229
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11293789A Pending JPH02292890A (ja) | 1989-05-02 | 1989-05-02 | 表面実装用基板 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02292890A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007507616A (ja) * | 2003-09-30 | 2007-03-29 | アトテック・ドイチュラント・ゲーエムベーハー | 銅および混合金属回路の微細粗面化処理のための改良された方法 |
-
1989
- 1989-05-02 JP JP11293789A patent/JPH02292890A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007507616A (ja) * | 2003-09-30 | 2007-03-29 | アトテック・ドイチュラント・ゲーエムベーハー | 銅および混合金属回路の微細粗面化処理のための改良された方法 |
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