JPH0229284Y2 - - Google Patents

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JPH0229284Y2
JPH0229284Y2 JP1979049844U JP4984479U JPH0229284Y2 JP H0229284 Y2 JPH0229284 Y2 JP H0229284Y2 JP 1979049844 U JP1979049844 U JP 1979049844U JP 4984479 U JP4984479 U JP 4984479U JP H0229284 Y2 JPH0229284 Y2 JP H0229284Y2
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spool valve
spring
spool
high frequency
springs
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、油圧式振動試験装置に用いて好適な
サーボバルブ装置のスプール弁支持構造に関し、
特に高周波切替に適した高周波用サーボバルブ装
置のスプール弁支持構造に関する。
従来のサーボバルブ装置におけるスプール弁支
持構造としては、第1図に示すようなものがあ
り、コイル部材aに取付けられたスプール弁bは
本体固定部cと一体的に形成されたスプール弁座
e内に滑動可能に挿入され、スプール弁bの両端
と、本体固定部cとの間に、それぞれコイルバネ
d,dが装填されていて、各コイルバネdにより
スプール弁bがその中立点を保持するように支持
されている。
しかしながら、このような従来のスプール弁支
持構造を用いて、高い周波数領域における使用を
可能にするために硬いコイルバネdを使用する場
合は、その収縮時に軸方向と交わるような力(例
えば軸方向と直角な力)が発生し、この力がスプ
ール弁bをスプール弁座eに押付けるため、スプ
ール弁bとスプール弁座eとの間の摩擦力が増加
し、これにより高周波領域において軟かいコイル
バネを用いることが不可能なことはもちろんのこ
と、硬いコイルバネdをも使用することができ
ず、したがつて高周波用サーボバルブ装置を実現
することが困難であるという問題点がある。
本考案は、このような問題点を解決しようとす
るもので、スプール弁をサラバネで支持すること
により、高周波用サーボバルブ装置の実現を容易
にしたスプール弁の支持構造を提供することを目
的とする。
このため、本考案の高周波用サーボバルブ装置
のスプール弁支持構造は、磁場の発生しうる隙間
をそなえた磁場発生機構と、上間隙間に嵌合され
て往復駆動しうるスプール弁駆動用コイル部材
と、同コイル部材に取付けられたスプール弁とか
らなるサーボバルブ装置において、高周波領域で
上記スプール弁の軸方向の往復動のみを許容すべ
く、同スプール弁を支持するサラバネが、同スプ
ール弁の両端と本体固定部に設けられたバネ支え
に上記サラバネの小径部側が上記サラバネ支え側
に向つてその内径部が支えられ、上記スプール弁
の両端と本体固定部との間に、上記サラバネの最
も中央にあるサラバネの大径部側が対向し当接す
るようにそれぞれ組合わされて装填されたことを
特徴としている。
以下、図面により本考案の一実施例としての高
周波用サーボバルブ装置のスプール弁支持構造に
ついて説明すると、第2図はその全体構造を示す
模式図、第3図a,bはいずれもその作用を説明
するための模式図である。
第2図に示すごとく、磁場発生機構1は、励磁
コイル2とヨーク3とポールピース4とで構成さ
れており、ヨーク3とポールピース4との間に
は、円環状の隙間5が形成されている。
したがつて、励磁コイル2へ直流電流が供給さ
れると、隙間5に磁場空間が形成され、この隙間
5に直流磁界が発生するようになつている。
また、スプール弁駆動用コイル部材6が、隙間
5に嵌合しており、このスプール弁駆動コイル部
材6は図示しない電源より交流電流を供給される
ことによつて、隙間5内の磁界との相互作用で電
磁力を発生して自ら往復動し、スプール弁7を往
復駆動するようになつている。
すなわち、このスプール弁駆動用コイル部材6
には、スプール弁7が直接取付けられており、コ
イル部材6の往復動によつて、このスプール弁7
もスプール弁座13内を往復動するようになつて
いる。
このようにスプール弁7が往復動すると、第3
図a,bで示すごとく、作動油の供給、排出が交
互に行なわれる。
すなわち、第3図aに示すごとく、最初の状態
で流入路8からの作動油が矢印Aで示すようにス
プール弁座の油路を通り、スプール弁座と直結し
た図示しないアクチユエータの第1の油室へ供給
されると共に図示しないアクチユエータの第2の
油室から油が矢印Bで示すようにスプール弁座の
油路を通つて流出路9へ排出されると、次の状態
では、第3図bに示すごとく、流入路8からの作
動油が矢印Cで示すように上記第2の油室へ供給
されると共に上記第1の油室から油が矢印Dで示
すように流出路9へ排出されるようになつてい
る。
ところで、スプール弁7の一端面とアクチユエ
ータ壁部のごとき本体固定部10との間には、複
数のサラバネ11が装填されており、更にスプー
ル弁の他端面と本体固定部としてのポールピース
4の端壁面との間にも、同数のサラバネ12が装
填されていて、これによりスプール弁7の中立点
を保持するようにこのスプール弁7を支持するこ
とがきるようになつている。
次に、これらのサラバネ11,12の装填状態
についてさらに説明すると、スプール弁7の両端
に設けられたバネ支え7aには、サラバネ11
a,12aが小径部側をスプール弁側に向け、大
径部側を本体固定部側に向けてサラバネ11a,
12aの内径部がバネ支え7aに支えられてそれ
ぞれ同じ向きに2枚ずつ重なつて配設されてお
り、本体固定部側のバネ支え10a,4aにも、
サラバネ11b,12bの内径部が支えられ、サ
ラバネの小径部側を本体固定部側に、大径部側を
スプール弁側に向けてそれぞれ同じ向きに2枚ず
つ重なつて配設されている。そしてこれらのサラ
バネのうち最も中央に位置するサラバネ11a′と
11b′及びサラバネ12a′と12b′はそれぞれサ
ラバネの大径部側が対向して当接している。
このような構成において、スプール弁7が往復
動してサラバネ11,12を圧縮した場合に、各
サラバネの内径部がバネ支えに支えれ、しかもサ
ラバネの小径部側が各バネ支え側に向いているか
らサラバネの内径部とバネ支えとの間には滑動す
ることがなく、従つて摩擦抵抗が生じない。ま
た、サラバネの圧縮に伴つてサラバネの外径は拡
大していくが、バネ支えで支えられたサラバネの
内径部を中心に拡大し、同時にサラバネの大径部
側が対向し当接しているサラバネ11a′と11
b′及びサラバネ12a′と12b′が同じように拡大
していくから、スプール弁7には軸方向の力のみ
が加わることになる。
このようにスプール弁7の両端と本体固定部1
0,4との間にそれぞれ4枚ずつのサラバネ1
1,12が圧縮時にバネ支え7a,10a,4a
と摩擦抵抗のないように装填されているので、高
周波領域でサラバネ11,12がスプール弁7の
軸方向以外の力を発生することがなく、これによ
り高周波領域でスプール弁7の軸方向の往復動の
みを許容することができ、その結果スプール弁7
がスプール弁座13を押付けることがなくなつ
て、高周波領域におけるスプール弁7の円滑な作
動を実現することができる。
なお、サラバネの枚数は、サーボバルブ装置の
構造、性能等により適宜決められるものである。
以上詳述したように、本考案の高周波用サーボ
バルブ装置のスプール弁支持構造によれば、スプ
ール弁7を支持するサラバネ11,12が、スプ
ール弁7の両端と本体固定部10,4との間にサ
ラバネの小径部側がバネ支え7a,10a,4a
側に向かつてその内径部を支えられ、サラバネ1
1,12の最も中央にあるサラバネの大径部側が
対向し当接してそれぞれ装填されているので、次
のような効果ないし利点が得られる。
(1) スプール弁7の軸方向にだけ圧縮力が発生す
るため、スプール弁7とスプール弁座13との
摩擦力が少なく、従つて高周波用サーボバルブ
装置の実現が容易である。
(2) 小さなスペースで大きなバネ定数が得られ
る。
(3) バネの個数を変えるだけで、バネ定数が変更
できる。
(4) サラバネとバネ支えとの摩擦抵抗がないから
スプール弁が円滑に滑動し、高周波用サーボバ
ルブ装置として高速応答性と波形の良いバルブ
駆動が行なえる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のサーボバルブ装置のスプール弁
支持構造を示す全体概略図であり、第2,3図は
本考案の一実施例としての高周波用サーボバルブ
装置のスプール弁支持構造を示すもので、第2図
はその全体構造を示す模式図、第3図a,bはい
ずれもその作用を説明するための模式図である。 1……磁場発生機構、2……励磁コイル、3…
…ヨーク、4……本体固定部としてのポールピー
ス、5……隙間、6……スプール弁駆動用コイル
部材、7……スプール弁、8……作動油流入路、
9……油流出路、10……本体固定部、11,1
1a,11b,12,12a,12b,11a′,
11b′,12a′,12b′……サラバネ、13……
スプール弁座、7a,10a,4a……バネ支
え。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 磁場の発生しうる〓間をそなえ磁場発生機構
    と、上間〓間に嵌合されて往復駆動しうるスプー
    ル弁駆動用コイル部材と、同コイル部材に取付け
    られたスプール弁とからなるサーボバルブ装置に
    おいて、高周波領域で上記スプール弁の軸方向の
    往復動のみを許容すべく、同スプール弁を支持す
    るサラバネが、同スプール弁の両端と本体固定部
    に設けられたバネ支えに上記サラバネの小径部側
    が上記サラバネ支え側に向かつてその内径部が支
    えられ、上記スプール弁の両端と本体固定部との
    間に、上記サラバネの最も中央にあるサラバネの
    大径部側が対向し当接するようにそれぞれ組合わ
    されて装填されたことを特徴とする、高周波用サ
    ーボバルブ装置のスプール弁支持構造。
JP1979049844U 1979-04-13 1979-04-13 Expired JPH0229284Y2 (ja)

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JP1979049844U JPH0229284Y2 (ja) 1979-04-13 1979-04-13

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JP1979049844U JPH0229284Y2 (ja) 1979-04-13 1979-04-13

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JPS55150347U JPS55150347U (ja) 1980-10-29
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5368368A (en) * 1976-12-01 1978-06-17 Hitachi Ltd Hydraulic servo-valve

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS544991U (ja) * 1977-06-13 1979-01-13

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5368368A (en) * 1976-12-01 1978-06-17 Hitachi Ltd Hydraulic servo-valve

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JPS55150347U (ja) 1980-10-29

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