JPH02292471A - 開閉式膜構造体における張力導入方法 - Google Patents

開閉式膜構造体における張力導入方法

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JPH02292471A
JPH02292471A JP11294789A JP11294789A JPH02292471A JP H02292471 A JPH02292471 A JP H02292471A JP 11294789 A JP11294789 A JP 11294789A JP 11294789 A JP11294789 A JP 11294789A JP H02292471 A JPH02292471 A JP H02292471A
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JP
Japan
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suspension
membrane
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tension
lifting
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JP11294789A
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Yuzo Endo
遠藤 裕造
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Mitsui Construction Co Ltd
Original Assignee
Mitsui Construction Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利川分野) 本発明は、膜材を開閉Fil能なサスペンション膜FM
造体における膜材への張力樽入方法に関するものである
. (従来技術と発明が解決すべき課題) 現在,一般的に昨及している膜構造の形態としては空気
膜構造、サスペンション膜構造及び廿組膜構造がある。
かかる従来の膜構造による構築物では.膜材の材質を工
夫することにより採光条件を良好にするようには改良さ
れているが、特にスポーツ用の施設として利用する場合
等の空間の開放性の点で問題を有していた。
そこで,最近では膜構造体の屋根面を必要に応じて開閉
可能としたものが提案されているが、サスペンション方
式の膜構造体では.膜材の張力抵抗を充分に生かすこと
が市要であるため,膜材自体を折り畳んで開放状態とし
、また,該膜材を引き延ばして元の閉鎖状態にする方式
のものでは、開放状態から閉鎖状態に、あるいはその逆
に移行する毎に膜材に張力を導入したり,弛緩する作業
が必要となる。
よって、F記した膜材自体を開閉する方式のものでは、
膜材への張力導入のための構造にも合理性,操作の容易
性等、力学的安定度等が要求されることとなる. 本発明は、上記した従来の課題に鑑み開発されたもので
あり、上記各膜構造の利点を兼ね備えた、新規な複合型
膜構造を基本とした開閉式膜横造体における張力導入方
法を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) F記11的を達成するため、本発明に係る開閉式膜構造
体における張力導入方法は,サスベンシジン材と,吊上
げ材と、押えケーブルとを備え,前記サスペンション材
に沿って配設した線条材を第11ーり及び第2プーリを
介して緊張装置により巻取ることにより前記各吊上げ材
を同時に各々所定距離だけ上方に引き−トばて、前記膜
材に所定の張力を導入するようにした方式の開閉式膜構
造体において,緊張装置による緊張時に、前記各吊−[
げ材が円弧状となった11;1記押えケーブルに対して
各々その法線方向に延設配置されるように取付位置を設
定したことを特徴とするものである。
(実施例) 以下、本発明の好適な実施例を図面により説明する。
第1図乃至第4図は本発明の一実施例を示すものであり
、本実施例でのサスペンション膜構造体は,第1図に示
すようにサスペンション材10と,吊り上げ材I1と、
膜材+2と,押えケーブルl3とを備えてなるものであ
る。
サスペンション材lOは、所定間隔を画して平行に配設
されており、第1図及び第4図に示すように下方に湾曲
した円弧形状をなしている。
各サスペンション材10からは、所定本数の吊り上げ材
11が下方に吊下され、各吊り上げ材1暑により吊り金
貝11aを介して膜材12が出り上げられている。
また,各サスペンション材IO間の中間位置には,該サ
スペンション材10と下面上でf行に押えケーブル+3
が膜材12kに配設されており,各サスペンション材1
0に後述する緊張手段を備えることにより,吊り上げ材
IIを介して膜材12に緊張力を付与しつるようになっ
ている。
また,図中14はサスペンション材10の両端位置で桁
行方向に配設された大梁材.16は各サスペンション材
IOの両端部位置に配置された柱材であり、柱材16か
らは横架材I7及び補助柱材18が外方に突出配置され
、これに第1補強ワイヤー19及び第2補強ワイヤー2
0が配設されている。
また,押えケーブルl3の両端部位置には柱体l6、1
6間に架設された梁材2;が配設され、11;1記柱材
16の上下端と,押えケーブル13の両端部位置の梁材
21間に各々プレース材22、23が張設されている。
また、本実施例では各サスベンシ三1ン材10の両端部
及び各押えケーブル13の両端部は、図示しない所定の
?I1動装置により両端の支持部{イ(8サスペンショ
ン材10についてはボ1記人梁材14,各押えケーブル
13については前記梁材2l)に沿って桁行方向に滑動
可能となっている。
よって,本実施例では膜材12を開放状態にする場合に
は,まず前記緊張装置を解除操作してサスペンション材
10.膜材!2.押えケーブルl3を各々弛緩状態にし
ておき、桁行方向の一方の端部に配設された駆動部材(
図示せず)を所定の駆動装置により桁行方向に他方の端
部に向けて駆動することにより、各サスペンション材1
0及び押えケーブル!3とともにffii記膜材+2を
開放可能としている。
しかして,本実施例では第3閃及び第4図に示すような
膜材!2への張力導入手段を備えている。
即ち,サスペンション材10に沿って連続する本の線条
材30を配設し、曲記各吊り」二げ材暑1の上端には,
回動軸31及び軸支持ロツド32を介して各々第lブー
933が回動自在に配設されている。
また、各吊り[げ材11の直上位置には,支持部材34
が各々サスペンション材10に固定されており,該支持
部材34に一体に形成された一対の軸受プレート35と
回動軸36により一対の第2プーリ37が回動自在に配
置されている.前記線条材30は、各吊り上げ材11の
位置において、図示の如く前記各第21ー937の一方
に係合した後に垂下されて前記各第1プーリ33を介し
て他方の各第2ブー937に係合するように順次延設さ
れており,また、該線条材30の端部は、1l;1記サ
スペンション材10の両端に配設された所定の図示しな
い緊張装置に連結されている. しかして.緊張装置による緊張時には、前記押えケーブ
ル13は,第3図に示すように上方に湾曲した円弧状を
なすように構成されているが、本実施例では,1i1記
各吊上げ材1鳳が円弧状となった11;1記押えケ〜ブ
ル13に対して各々その法線方向に延設配置されるよう
に取付位置を設定してある。
即ち,第3図のように,緊張時には各吊りーLげ材l1
の延長仮想線゛I゛は、各々押えケーブル13の曲線と
直交するように,各吊り上げ材1Iの1漠材12に対す
る吊点位置と,譲吊り上げ材l1の延長仮想線Tの上方
線上にある前記支持部材34のサスペンション材10へ
の固定位置とがあらかじめ設定されているものである。
なお、該緊張装置は,例えば図示しない正逆回転可能な
モータとその回転軸に沿って同軸状に配設された巻上げ
プーリとからなり,前記線条材30の端部をプーリの巻
上げ面に連結してあり,千一夕は地上位置から遠隔操作
可能となっている。
よって、第3図に示すように前記緊張装置によりが1記
線条材30を図中矢線方向に巻取ることにより,該線条
材30が各第1プーリ33を介して前記各吊り−Lげ材
IIを同時に各々所定距離だけ−L方に引き」二げると
、サスペンション材10及び押えケーブル+3に緊張力
を付与するから,吊り上げ材l1により膜材l2に所定
の張力を導入することができる。
また,膜材+2を開放状態にする際には,各サスペンシ
ョン材IO及び押えケーブル+3の緊張を解除して膜材
l2を弛緩させてから,各サスペンション材10.押え
ケーブルl3をEII2とともに各々所定の方向に移動
させる必要がある.この場合には、曲記緊張装置を上記
緊張時と逆回転させれば,膜材l2や押えケーブル13
等の重n1により各吊り上げ材I1が下方に移動して.
各サスペンション$4 1 0及び押えケーブルl3の
緊張を解除して膜材I2を弛緩させることができる。
なお、膜材+2を1111記開放状態から再度閉鎖状態
にした場合には、上記した初期の張力導入と同様にして
膜材+2に再度張力を付与すればよいものである。
このように、本実施例では膜材l2への張力導入作業を
短時間で効率良く行うことができる。
さらに、緊張時には.各吊上げ材11が円弧状となった
前記押えケーブル量3に対して各々その法線方向に延設
配置されるように構成されているため,各吊上げ材II
から膜材+2に加わる吊上げ力は,円弧状の押えケーブ
ルl3の円中心位16に集束するように作用LIIQ材
l2への張力導入時の力学的安定度が高く、また、緊張
状態と弛緩状態とを移行する際の膜材l2の移動Inが
可及的に少なくてすむこととなる。
なお,、前記線条材3 0 let前記実施例のように
その両端に緊張装置を設ける他に,第5図に概念的に示
す実施例のように,サスペンション材10の一方の端部
に線条材30を折返ずプーリ:39を設け、さらに第3
1ーり42を介することにより、他方の端部のみから緊
張装置38により操作するように構成することもできる
. この場合も、各吊Eげ材1lの配置態様は上記実施例と
同様に押えケーブルl3に対して法線方向とすることは
同様である。
さらに、本発明は上記実施例に限定されるものではなく
,サスペンション材10や線条材30の材質、各サスペ
ンション材間の間隔やスパン、吊り−Lげ材の配設本数
などは設計条件1こ応じて適宜変更可能である等、本発
明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の変形例が可能であ
ることは言うまでもない。
(発明の効果) 本発明は上述した如く構成されており、緊張時に、各吊
上げ材が円弧状となった各押えケーブルに対して各々そ
の法線方向に延設配置されるように取付位置を設定する
ことにより、張力導入時の膜}イ12の力学的安定度を
高め、また,緊張、弛緩時の膜材の移動を極力小さく抑
えることが可能になり,該膜材への張力導入作業を短時
間で能率良く行なうことができるものである。
4.発明の詳細な説明 第1図乃至第4図は本発明の−実施例を示し,第1図は
本実施例に係る膜構造体を示す要部斜視図、第2図は該
膜構造体の基本構造を示す概念図,第3図及び第4図は
各々膜材への張力導入装置を示す説明図,第5図は張力
導入装置の他の例を示す概念図である。
10・・・サスベンショ1ン材、 I+・・・吊り上げ材, l2・・・膜材、 !3・・・押えケーブル。
16・・・柱体, 30・・・線条材、 33・・・第1プーリ、 34・・・支持部材, 37・・・第2ブ リ。
第4図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 略平行もしくは略放射状に配設されたサスペンション材
    と、該各サスペンション材の複数個所から吊上げ材によ
    り下方に吊下された膜材と、前記各サスペンション材間
    の中間位置で各サスペンション材と同方向に膜材上に配
    設され該膜材に緊張力を付与する押えケーブルとを備え
    、前記サスペンション材に沿って連続する一本の線条材
    を配設し、前記各吊上げ材の上端に各々第1プーリを配
    設するとともに、各吊上げ材の直上位置には、前記サス
    ペンション材に各々固定された一対の第2プーリを配し
    、前記線条材は前記各第2プーリの一方から前記各第1
    プーリを介して他方の各第2プーリに係合するように順
    次延設されており、該線条材の端部を前記サスペンショ
    ン材の両端もしくは一方の端部に配設された緊張装置に
    連結し、該緊張装置により前記線条材を巻取ることによ
    り前記各吊上げ材を同時に各々所定距離だけ上方に引き
    上げて、前記膜材に所定の張力を導入するようにした開
    閉式膜構造体において、前記緊張装置による緊張時に、
    前記各吊上げ材が円弧状となった前記押えケーブルに対
    して各々その法線方向に延設配置されるように取付位置
    を設定したことを特徴とする開閉式膜構造体における張
    力導入方法。
JP11294789A 1989-05-02 1989-05-02 開閉式膜構造体における張力導入方法 Pending JPH02292471A (ja)

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