JPH02292374A - 結露及びカビ防止塗料 - Google Patents

結露及びカビ防止塗料

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JPH02292374A
JPH02292374A JP11316389A JP11316389A JPH02292374A JP H02292374 A JPH02292374 A JP H02292374A JP 11316389 A JP11316389 A JP 11316389A JP 11316389 A JP11316389 A JP 11316389A JP H02292374 A JPH02292374 A JP H02292374A
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JP
Japan
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paint
condensation
mold
water
growth
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JP11316389A
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Inventor
Koji Nohara
野原 廣次
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、住宅等の壁面または各種物資面等の被塗装面
に塗布して塗装面上における結露とカビの発生を防止す
る結露及びカビ防止塗料に関する. (従来技術) 例えば、住宅において、室内の温度が露点以下に下がる
と、室内の空気に含まれる水分が壁面に結露することが
ある。
このような壁面等における結露を防止する目的で、結露
防止塗料が市販されている。
この種、結露防止塗料には高吸水性物質が含まれており
、この高吸水性物質が、壁面に水分が発生すると直ちに
これを吸収し、室内の空気が乾燥するか、気温が上昇す
るとこの吸収水分を放出して壁面状態には変化がないよ
うにしたものである。
また、室内の湿度が高く、壁面の水濡れ現象が長期に亘
って続くような時は、壁面においてカビの発生を見るこ
とがあり、このカビを防止する目的で、カビ防止剤が市
販されており、結露防止塗料の中にこのカビ防止剤を混
入したものもある. (発明が解決しようとする課題) 上記するような結露防止塗料による結露防止作用は、一
種の塗装面(壁面)における呼吸作用であり、塗装面上
に現れる結露はなくても、塗料内には長時間に亘って水
分を含むことになり、カビが発生し易い環境を形成する
ところが、結露防止塗料に混入された従来のカビ防止剤
は、一般に殺菌効果を目的とする揮発性のものであるた
めに、塗料としての機能は持続しても、カビ防止剤は蒸
発によってその殺菌効果が漸滅し、殺菌効力期間は限ら
れたものになり、殺菌効力が失われると、当然結露防止
塗料の塗装面にカビの発生を見ることになり、一般現用
塗料よりも多くのカビ発生の原因となるばかりでなく、
カビ防止剤の殺菌性は人体に対しても脊害とされる。
この発明は上述の点に鑑みなされたものであって、被塗
装面に対する結露防止と共に、長期間に亘ってカビの発
生も防止し得る使い勝手のよい結露及びカビ防止塗料を
提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 上記の目的を達成するための本発明の要旨とするところ
は、水性被膜形成材料、高吸水性樹脂を水に溶解させて
なる結露防止塗料を基剤とし、該結露防止塗料に、アリ
ールスルホン酸、ビリタジン誘導体のカビ防止剤を混合
したことを特徴とする結露及びカビ防止塗料にある。
(作 用) 結露を防止せんとする室内の壁面等(被塗装面)に塗布
して、その成分とする高吸水性樹脂により塗装面上にお
ける結露を防止すると共に、カビ防止剤の抗菌作用によ
ってカビの発生を長期的に防止する。
(実施例) 以下、本発明の実施例について説明する。
本発明は、基剤とする結露防止塗料と、小量のカビ防止
剤(抗菌剤)からなる。
基剤とする結露防止塗料は、水性被膜形成材料と高吸水
性樹脂を主要成分とし、水性被膜形成材料としては、例
えば、ポリビニールアルコール、ポリアクリル酸ソーダ
等が好適し、高吸水性樹脂としては、例えば、水を自重
の700〜1000倍程度を吸収する市販の変性PVA
、グラフト化澱粉(商品名、サンウエット)等が好適す
る。
結露防止塗料を得るには、上記するポリビニ1ルアルコ
ール 5〜8重量部、サンウエットIMIOOO  1
〜1.6重量部を水 91〜94重量部に加え、撹拌し
、ポリビニールアルコールを溶解させ、且つ、サンウエ
ソトを分散させて得られる。
カビ防止剤は、アリールスルホン酸、ビリタジン誘導体
を主要成分とし、アリールスルホン酸とは、ボリスチレ
ン?容冫&やドデシノレベンゼンモノスルホン酸等であ
り、ビリタジン誘導体としては、3−ヒドロキシ−6−
ジクロ口ビリタジンと、ベンゼン核上にメチル基と塩素
原子が置換しているフェノール系化合物とされるクロロ
キシレノールとを水酸化ナトリウム水溶液中において常
温で反応させて得られる反応生成物(以下、3.6−ジ
クロ口ビリダジンーク口口キシレノール反応物という)
が好適する。
カビ防止剤を得るには、上記するボリスチレン溶液 1
00重量部を、3.6−ジクロロピリダジンーク口ロキ
シレノール反応物 7重量部に入れて撹拌混合して得ら
れる。
上記する基剤とされる結露防止塗料に対して、カビ防止
剤を1〜2%(容積比)を混合して本発明の塗料が得ら
れる。
然して、本発明の結露及びカビ防止塗料は、市販の結露
防止塗料と全く同様に結露を防止せんとする室内の壁や
各種物責表面に対してローラー又は吹き付けによって塗
布するか、工場における生産ライン中で塗布して使用に
供する。
こうして、本発明の塗料を塗布した塗装面上には、周囲
気温が露点以下に下がっても結露を見ることがなく、ま
た、塗装面に吸収された水分に対しては、塗料中に含ま
れたカビ防止剤との接触によって抗菌作用が発揮されて
カビの発生を見ることはない。
(効 果) 以上説明したように、本発明の塗料を実際に使用した場
合、結露防止塗料として結露による湿気を防止する長所
が活かされるのに加え、抗菌作用を発揮する防カビ剤が
混合してあるので、バインダー的役目を果たす塗料の効
力が続く限り長期的にカビ防止剤による防カビ効果を持
続してカビの発生による害がなく、しかも、カビ防止剤
は従来のように揮発性のものでなく、度乾燥すれば非溶
出性のため、人畜に対して無害で安全であり2次公害の
発生もなく、取り扱いも簡単で多方面に使用可能である
等の効果を奏する。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 水性被膜形成材料、高吸水性樹脂を水に溶解させてなる
    結露防止塗料を基剤とし、該結露防止塗料に、アリール
    スルホン酸、ビリタジン誘導体のカビ防止剤を混合した
    ことを特徴とする結露及びカビ防止塗料。
JP11316389A 1989-05-02 1989-05-02 結露及びカビ防止塗料 Pending JPH02292374A (ja)

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JPH02292374A true JPH02292374A (ja) 1990-12-03

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04339939A (ja) * 1990-12-27 1992-11-26 Tokuhito Shibata 建造物の防水・防露施工方法
KR20010037234A (ko) * 1999-10-14 2001-05-07 이성심 음식물 쓰레기 소각재를 이용한 페인트 제조방법
JP2015527418A (ja) * 2012-06-18 2015-09-17 ユナイテッド・ステイツ・ジプサム・カンパニー 高吸水性ポリマー含有組成物

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04339939A (ja) * 1990-12-27 1992-11-26 Tokuhito Shibata 建造物の防水・防露施工方法
KR20010037234A (ko) * 1999-10-14 2001-05-07 이성심 음식물 쓰레기 소각재를 이용한 페인트 제조방법
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