JPH0229233A

JPH0229233A - 眼科用装置

Info

Publication number: JPH0229233A
Application number: JP1026828A
Authority: JP
Inventors: Yves Robert; イヴエス・ローベルト
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1988-02-09
Filing date: 1989-02-07
Publication date: 1990-01-31
Anticipated expiration: 2015-02-14
Also published as: EP0327693B1; EP0327693A1; CH673760A5; DE3884181D1; US5032020A; JP3008197B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は、眼の角膜を押圧するための、結像する構成要
素として構成された押圧体により、眼底が照明及び観察
可能である眼科用装置に関する。

〔従来の技術〕

この種の眼科用装置は、例えばスリットランプ、集光器
装置及び部分透過性の鏡によって眼底を照明しかつ観察
光学系を介して検査するために、押圧体をボルトマン式
眼底接触ガラスとして、全世界に眼科診僚で使用される
。この接触ガラスは、角、嘆の湾曲に合わされた凹面を
持っておりかつこれによって角膜の表面又は接触ガラス
の表面における照明による反射を減少させる。この合わ
された面に対向する面により、接触ガラスは光学構成要
素として照明及び観察系全体におけるレンズを形成して
いる。

眼内圧の圧力測定は今日では（１８８５年のインベルト
−フィックの法則による）扁平化眼圧術によってのみ可
能であり、この眼圧計において透明な押圧体の滑らかな
支持面は、この角膜がほぼ７１１１１１２の面上で扁平
化されるように、湾曲した角膜に押し付けられる。測定
前に１条のフルオレスセイン紙が結膜のうへ挿入される
。測定中、眼は青色フィルタ付きスリットランプにより
照明される。角膜と押圧体との接触面の範囲に、青光中
に緑がかった黄色で照明する、フルオレスセインを含有
するｉｓが押し出されるので、扁平化された角膜と湾曲
した角膜との境界は良好に認め得る。扁平化のために必
要な押圧力は、眼内圧の尺度である。

特に次のような検査は今日まで全然行なわれ得なかった
か又は助手の協力のもとでも手間をかけてかつ／又は不
正確にしか行なわれ得なかった。

−ある種の脳血管の病気について情報を得るための、脈
動する眼内圧の測定。

一眼内圧が眼の側方に配置された吸盤により人工的に高
められ、この吸盤が取り外され、その後眼内圧が短い時
間間隔を置いて繰り返し測定される血圧測定。血圧測定
方法は今日では忘れ去られている。なぜならば血圧測定
方法は、今まで使用できる装置ではあまり費用がかかり
かつあまりに不正確であるからである。しかし血圧測定
方法の価値は一般に認められている。

一眼底の網膜血管の脈動により眼圧の同時測定のもとに
脳血管の血圧を測定するために、上述の吸盤により眼圧
が著しく高められる網膜血管圧測定。脳血管障害を判定
するために、この測定は著しく重要である。この測定は
今まで間接的にしかかつ２人でしか病院で行なえなかっ
た。

一眼内圧が少ししか高められずかつ光乳頭測定器（反射
測定器）によって視神経の明るさ（盲点）及び視神経の
変化が人工的昇圧のもとに測定される光乳頭測定法（欧
州特許出願第１３６４４０号明細書）。これによって緑
内障の発生又は経過に関する陣述が可能である。

測定誤差を回避するために、眼の角膜上で眼圧測定され
なければならない。この場合、従来は眼底を同時には観
察することができなかった。

眼底を観察するか又は圧力を測定することができたが、
しかし両方を同時にすることはできなかった。

〔発明が解決しようとする課題〕

本発明の課題は、眼底の観察中に同時に眼内圧を測定す
ることである。

〔諜Ｉを解決するための手段〕

本発明により得られる利点は本質的には、特に上述した
眼検査のようないくつかの眼検査が器具及び人に関する
大きな出費なしに、非常に簡単化されかつ唯１人で付加
的な補助手段なしに行なわれ、例えば血圧測定のような
他の検査が、所要精度を持つ、本発明による眼科用装置
によってはじめて行なえるという点に見られる。

〔実施例〕

単に例として実施方法を示す添付図面により、本発明を
以下に詳細に説明する。

第１図において、眼底７はほぼ円筒状の押圧体１を介し
てスリットランプ２、集光器装置３及び部分透過性の鏡
５によって照明されかつ観察光学系９を介して検査され
る。この押圧体ｌの目的は、角膜１１の表面における光
の反射を十分に除去することである。押圧体ｌの眼６側
の表面１３は、回転対称的に凹状にかつ角膜１１どの接
触範囲においてその湾曲を眼６の角膜１１の湾曲に合わ
されている。接触範囲外において、表面１３は滑らかな
円筒底面１４に移行している。

面１３に対向する面１５は滑らかに反射防止層を備えて
おりかつ面１３の対称軸線に対して垂直に位置している
。しかし面１５は球面又は非球面の回転対称面であって
もよい。面１５は眼底７の照明及び観察のための光学的
要求に合わされている。シリンダ局面１７として形成さ
れるのが好ましい、押圧体ｌの側方区画部には、光学的
要求は出されない。

面１３の中心に空所１９の開口１６が存在し、この空所
は、曲げられて通路２１としてシリンダ周面１７へ延び
ており、このシリンダ局面において空所は圧力センサ２
３により液密に閉鎖されている。空所１９及び通路２１
は、押圧体１の材料と少なくともほぼ同じ屈折率を持つ
液体２６で完全にかつガス泡なしに満たされている。

空所１９の開口１６は、角膜１１側において透明な膜２
５（第３図も参照）で閉鎖されている。

膜２５で閉鎖された開口１６は、なるぺ（３１１Ｉｍの
直径（７ｍ＋ｉ２の測定面に相当）を持っているのが好
ましい。

光学的に利用される範囲外の表面１３の縁に、同じ相互
角距離を置いて、眼６に対する押圧体１の押圧力を測定
するための３つの圧力センサ２７（第２図）がある。

第１図によれば、押圧体ｌは膜２５の一層簡単な組み付
けのために２つの円筒状部分２０及び２２から構成され
ており、この場合、面１３及び１４は部分２０に属し、
面１５は部分２２に属する。膜２５はこれらの部分２０
．２２の滑らかな境界面の間にある。両方の境界面は、
両方の円筒状部分２０．２２と少なくともほぼ同じ屈折
率を持つ接着剤ではり合わされている。

眼の検査の際に押圧体１は、膜２５で閉鎖された開口１
６が角膜１１の中心にあるように、角膜１１へ押し付け
られる。空所１９は完全に液体２６で淘だされかつ密閉
されている。膜２５は開口１６において押圧中その滑ら
かな表面を保持するから、角膜１１は扁平化される。眼
内圧は角膜１１を介して膜２５を押圧しかつこの膜を空
所１９内の液体２６へ押し付ける。各液体２６は圧縮で
きずかつ圧力センサ２３も著しい容積変化を行なわない
から、空所１９の壁及び圧力センサ２３に対する液体２
６の圧力は、眼内圧が扁平化により約２％高められたと
いう周知の条件付きで、眼内圧と同じである。

発生することがある唯１つの、この関連した測定誤差は
、眼６に対する押圧体ｌの押圧により生ぜしめられてい
る。異なる強さの押圧は、異なる強さの人工的眼内圧上
昇に至らせる。この誤差は次のようにして除去される。

押圧力はこれらの３つの圧力センサ２７により測定され
かつこれらの測定値の差は電子評価回路２８により算出
される。測定値が十分に一致している場合は、これらの
３つの測定値から平均値が形成され、かつこの平均値は
実際の眼内圧の自動計算のために圧力センサ２３の測定
値と共に使用されかつ表示袋＠３３により表示される。

記録器３９を電子評価回路２８に接続することにより、
時間上の圧力経過が示される。

これらの３つの圧力センサ２７の測定値が興なる場合は
、押圧体１が移動せしめられる方向又は座標方向が測定
される。

眼底７の照明は、第１図に概略的に示されているように
、集光器袋＠３を介するランプ２、部分透過性の鏡５、
押圧体１により、角膜１１及び水晶体２４を通して行な
われる。検査は観察光学系９を介して、部分透過性の鏡
５を介してかつ照明光線経路を介して行なわれる。押圧
体１は結像する光学構成要素として構成されかつ圧力セ
ンサ２３及び３つの圧力センサ２７は光線経路の外部に
あるから、照明及び観察の障害は生じない。

眼圧を正確に測定するために、膜２５で覆われた開口１
６は接線方向に角膜１１の中心に押圧しなければならな
い。完全に液体２６で満たされた空所１９は、膜２５に
より良好に閉鎖されている。角膜１１と、この角膜に接
触する膜２５と、液体２６とを介して圧力センサ２３へ
眼内圧を良好に伝達することは、液体２６内にガス泡が
存在しない場合にしかできない。上述したように、膜２
５を押圧体ｌの２つの部分２０及び２２の間に張りかつ
取り付けることができ、又はこの膜を曲げられた面１３
に直接接着することができる。後者のやり方は、製造に
対して一層大きい要求を出す。なぜならば接着された箔
が開口１６に沿って剥離する恐れがあるからである。

しかし膜２５を両方の部分２０及び２２の間に置きかつ
これらの画部分２０及び２２を、図示してない締め付は
機構とつなぐこともできる。このやり方には、膜が消毒
のために容易に分解できるという利点がある。

第３図に示されているように、押し出し体としてのピス
トン３０で閉鎖されたシリンダ孔３１は側面１７から空
所１９へ入ることができる。このピストン３０の移動に
より、開口１６上の膜２５の扁平性又は湾曲を調節する
ことができる。ピストン３０を持つシリンダ孔３１は膜
２５の組み付けを容易にする。なぜならば組み付は後で
も膜湾曲の修正可能性が得られるからである。ピストン
３０を持つシリンダ孔３！を、上述した、２つの部分か
ら成る押圧体２０．２２　（第１図）にも変形例として
使用することができる。

センサ２３は簡単な組み付けのためになるべくシリンダ
ｆｉ１７に付いているのが好ましいが、しかし照明及び
検査光束の外部において空所１９の壁の任意の個所にも
付は得る。

膜２５で閉鎖されかつ圧力センサ２３への圧力伝達のタ
メめ液体２６で満たされた空所１９を、十分な光学的均
質性を持つ、透明な円筒状構造体３２（第４図）が遊隙
合わせによりこの空所にはめ込まれるように、変えるこ
とができる。この場合、円筒状押圧体は面１３と同じよ
うな凹面３５を持っている。空所は円筒状でありかつこ
の空所の直径は大きいので、区画する壁は光束の外部に
位置している。この曲げられた面３５に対向する環状面
３６は、十分な光学的品質を持つ滑らかな円板により閉
鎖されている。円板３７はこの環の内部において光学的
に利用されない縁に同じ間隔を置いて３つの同じ圧力セ
ンサ３８を保持しており、これらの圧力センサは動作の
やり方に関して圧力センサ２３と似ている。今や角膜■
は直接構造体３２を押圧しかつこの構造体はこれらの圧
力センサを押圧する。

有害な光反射を回避するために、構造体３２及び円板３
７の表面はなるべく反射防止層を持っているのが好まし
い。

変形例では、透明な構造体３２をレバー腕の一部として
構成することもでき（図示せず）かつ圧力センサによる
圧力測定を測定感度を高めるためにレバー腕の回転点の
近くで行なうことができる。この構成では、眼の角膜に
対する測定板の押圧の際のレバー腕の行程が極く僅かで
あることに注意しなければならない。この場合にも、有
害な反射を回避するために測定板の表側及び裏側は反射
防止加工されていなければならない。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による眼科用装置を縦断面図で示した、
光線経路の原理図、第２図は第１図の装置の押圧体の平
面図、第３図は押圧体の変形例の縦断面図、第４図は押
圧体の第２の変形例の縦断面図である。１・・・押圧体、６・・・眼、７・・・眼底、１１・・
・角膜、１３・・・表面、１９・・・空所、２１・・・
通路、２３，２７・・・圧力センサ、２５・・・膜、２
６・・・液体、３２・・・円筒状構造体

Claims

【特許請求の範囲】１　眼（６）の角膜（１１）を押圧するための、結像す
る構成要素として構成された押圧体（１）により、眼底
（７）が照明及び観察可能である眼科用装置において、
眼（６）の角膜（１１）を押圧するための押圧体（１）
の表面（１３）に配置された少なくとも１つの圧力伝達
素子（２５，３２）及び／又は圧力センサを持つ、眼内
圧を測定するための圧力測定装置（１９，２１，２３，
２５，２６，２７）が設けられていることを特徴とする
眼科用装置。２　圧力伝達素子（２５，３２）が透明でありかつ眼の
角膜（１１）を押圧するための押圧体（１）の表面（１
３）の中間範囲に配置されていることを特徴とする、請
求項１に記載の眼科用装置。３　眼の角膜（１１）を押圧するための押圧体（１）の
表面（１３）が、眼（６）にほぼ合わされた凹面形状を
持つ眼科用装置において、角膜（１１）に接触されるべ
き圧力伝達素子（２５，３２）の面が滑らかであり、そ
の結果この面が接線方向に角膜（１１）に押圧可能であ
ることを特徴とする、請求項１又は２に記載の眼科用装
置。４　圧力伝達素子（２５，３２）が、透明な液体（２６
）で完全に満たされた押圧体（１）の空所（１９）を閉
鎖し、液体（２６）の屈折率が押圧体（１）の屈折率と
少なくともほぼ同じであり、液体（２６）が圧力センサ
（２３）に作用を及ぼすことを特徴とする、請求項１な
いし３のうち１つに記載の眼科用装置。５　移動可能な押し出し体（３０）が、光学的に利用さ
れない縁において、液体（２６）で満たされた空所（１
９，３１）内へ突き出ていることを特徴とする、請求項
４に記載の眼科用装置。６　圧力伝達素子（３２）が少なくとも１つの圧力セン
サ（３８）に直接作用することを特徴とする、請求項１
ないし３のうち１つに記載の眼科用装置。７　圧力センサ（２３）が、光学的に利用されない押圧
体（１）の縁に配置されていることを特徴とする、請求
項４ないし６のうち１つに記載の眼科用装置。８　圧力伝達素子（２５）が、空所（１９）を液密に閉
鎖する、透明な膜（２５）であることを特徴とする、請
求項４に記載の眼科用装置。９　眼の角膜（１１）を押圧するための押圧体（１）の
表面（１３）が、眼（６）にほぼ合わされた凹面形状を
持つ眼科用装置において、少なくとも１つの第２の圧力
センサ（２７）が、凹面（１３）内の光学的に利用され
ない縁に眼（６）に対する押圧体（１）の押圧力の測定
のために配置され、圧力測定装置（１９，２１，２３，
２５，２６，２７）が電子評価回路（２８）を持ち、こ
の評価回路が第１のセンサ（２３）と第２のセンサ（２
７）の電気信号との差又は第１のセンサ（２３）の信号
と第２のセンサ（２７）の信号の平均値との差を算出し
、この差を直接表示する及び／又はこの差から算出され
た眼圧を表示する表示装置（３３，３９）が設けられて
いることを特徴とする、請求項４又は８のうち１つに記
載の眼科用装置。１０　少なくともほぼ同じ相互角距離を持つ少なくとも
３つの第２のセンサ（２７）が、凹面（１３）内の縁に
配置されており、電子評価回路（２８）を持つ表示装置
（３３，３９）が、これらの３つの圧力センサ（２７）
の信号が互いに十分一致する場合に、眼（６）に対して
心合わせされた押圧体（１）の位置を表示しかつこれら
の３つのセンサ（２７）の信号が異なる場合に、押圧体
（１）が眼（６）に対して心合わせされた位置で移動せ
しめられる方向又は座標方向を表示することを特徴とす
る、請求項９に記載の眼科用装置。