JPH0229224A - 電気掃除機用床ノズル - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はアジテータ−を有する電気掃除機用ノズルに関
するものである。

従来の技術 従来この種アジテータ−に設けられた突条帯は、例えば
、特開昭６１−３３６３４号公報に記載されているよう
な構成を採っていた。さらに、その詳細を第４図で説明
すると、１はアジテータ−２はアジテータ−１にスパイ
ラル状に設けられた突条帯で、突条帯の床面と当接する
面に多数個の突起３を有するものであった。

発ａＪ（’７５：解決しようとする課題しかし、上記の
構成では、突条帯は軟質の可撓性材料で形成されている
ため、アジテータ−が高速で回転すると、被掃除面との
接触で、突条帯に形成された多数の突起が摩耗してしま
い、すぐに集塵性能が低下するという、耐久面での欠点
があった。

本発明はこのような従来の課題を解決したもので、突起
の摩擦を可及的に防止したものである。

課題を解決するための手段 上記目的達成のため、本発明は、床ノズル本体内にアジ
テータ−とその駆動源とを内設し、上記アジテータ−は
、回転子の周面に可撓性材料からなる突条帯を設けて構
成し、かつ、この突条帯の少なくとも一面に多数の突起
を形成し、前記突条帯は半硬質の可撓性材料で形成され
、かつ、突条帯は先端が全長に渡って凸凹に切シ欠かれ
ているものである。

作用 上記した手段では、アジテータ−における突条帯はその
少なくとも一面に多数の突起が形成されておシ、突条帯
は半硬質の可撓性材料から成るとともに、先端が全長に
渡り凹凸に切り欠かれているので、突条帯の柔軟性を損
なわず、突起の摩耗を防止できるものである。

実施例 以下その実施例を添付図面とともに説明する。

第１図〜第３図において、床ノズル本体４はバンパー６
を介して上、下本体部材６．７を結合して得たものであ
シ、その前方内部には下方開口部を吸込口８とした吸込
室９が、後方内部にはタービン室１０がそれぞれ形成し
である。上記タービン室１ｏは隔壁１１によって吸込室
９と区画されており、また開口１２を有する後方は円弧
状に設定されている。１３は吸込室９内にこれと平行に
設けられたアジテータ−１１４は吸込室９の両側室壁に
設けられたアジテータ−の軸受、１５は吸込口８の後方
に平行に取着した固定ブラシ、１６゜１７は吸込口８を
被掃除面を一定間隔をおいて位置すべく床ノズル本体の
前後に設けた車輪である。

１８′は上記タービン室１ｏの後方内面に回動自在に摺
動する略半円筒状の吸込継手で、その周壁の一部から突
設した円筒状の接続口１９にリング２０を介して床ノズ
ルパイプ２１が回動自在に取着され、かつこの床ノズル
パイプ２１には電気掃除機の吸引側にホースを介して連
通した延長管が着脱自在に接続される。

２２はタービン室１０に配設され、外周の一部を吸込継
手１８によシ包囲されたタービンで、同吸込継手１８の
一側の回転軸を貫通してタービン室外に突出した軸体２
３が一体的に設けられている。

２４は動力伝達用のベルトで、タービン２２の回転をプ
ーリー２６を介してアジテータ−１３に伝達する。

また、タービン２２はタービン室１ｏのベルト２４配設
側に片寄らせて配設しである。２６，２了は隔壁１１に
形成した２個の通気口で、一方の通気口２６はタービン
２２の下半分に対向し、他方の通気口２７はタービン２
２と非対向で、直接的に吸込継手１８の接続口１９に対
向している。

２８は切換レバーで、その一部から突出した遮蔽板２９
には上記の通気口２６．２７のいずれか一方と択一的に
連通ずる開口３ｏが形成されている。

上記構成において、今、切換レバー２８を第２図右方に
摺動し、その遮蔽板２９の開口３ｏを通気口２６に連通
させたとき、吸込口８→吸込室９→通気口２６と流動し
た吸込空気はタービン２２に衝突し、次いで吸込継手１
８の接続口１９→床ノズルパイプ２１→延長管→ホース
と流れて電気掃除機に至るものである。したがってター
ビン２２が回転し、その回転力はアジテータ−１３に伝
達される。

ところで、上記アジテータ−１３は、回転子３１の外周
面長手方向に突条帯３２を装着して構成したものである
。そして、との突条帯３２は半硬質の可撓性材料でつく
られており、しかも、その少なくとも一面（回転方向側
面）には多数の突起３３が形成しである。

また、前記突条帯３２の先端は全長に渡って凹凸に切り
欠かれている。

今、アジテータ−１３が第３図のように時計方向に回転
しているとき、突条帯３２は被掃除面と接したところで
反回転方向に変位し、同被掃除面に沿う形となる。その
後突条帯３２は被掃除面をなでるように相対的に移動し
、この際塵埃はその多数の突起３３でしごかれ、上記被
掃除面より遊離されるものである。

遊離塵埃は突条帯３２の直径方向への復元（弾性と遠心
力とによる）時のはじき作用および電気掃除機の吸引力
とによって床ノズル本体４内に有効に導びかれるもので
ある。

ここで、突条帯３２は被掃除面と接しているとき前方か
らの空気の流れを遮断し、電気掃除機の吸引力か同被掃
除面に集中的に、しかも効果的に働らくのを助長する。

また突条帯３２が帯状であるため、糸くずなどの紐状塵
埃のからみつきも防止できるものである。

ここで、突条帯３２は半硬質な可撓性材料で成っている
ので摩耗しにくく耐久性の向上が図れる。

また、突条帯３２の先端は凹凸に切り欠かれているので
、柔軟性を損なわず、突起３３が被掃除面をなでるよう
に移動でき高集塵性能を維持できる。

また切シ欠き部のエッヂ３２′でさらに糸くずや毛髪の
集塵性能を向上させることができる。

発明の効果 このように本発明は、床ノズル本体に内設したアジテー
タ−を回転子およびその周面長手方向に設けた可撓性の
突条帯で構成し、加えてその突条帯の少なくとも一面に
多数の突起を形成したことによシ、被掃除面からの塵埃
の遊離が的確になシ、しかも床ノズル本体への吸塵性も
著しく向上するものである。さらに従来のブラシ毛のよ
うに糸くずなど紐状塵埃のからみつきがなくなり、これ
によって、アジテータ−としての機能を常時良好に発揮
させることができるとともに、メンテナンスも簡単にで
きる。

また、突条帯は半硬質な可撓性材料で形成されているの
で突起は摩耗しにくく耐久性の向上が図れる゛。突条帯
は先端が凹凸に切シ欠かれているため柔軟性を損なわな
いので、高集塵性能が維持できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例を示す突条帯の正面図、第２図
は床ノズル上本体部材を取シ除いた状態での上面図、第
３図は断面図、第４図は従来のアジテータ−を示す部分
正面図である。 ４・・・・・・床ノズル本体、１３・・・・・・アジテ
ータ−３２・・・・・・突条帯、３３・・・・・・突起
。 代理人の氏名　弁理士　粟　野　重　孝　ほか１名第 図 ３２・−突条帯 ３３−　　突５

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 床ノズル本体内にアジテーターとその駆動源とを内設し
   、上記アジテーターは、回転子の周面に可撓性材料から
   なる突条帯を設けて構成し、上記突条帯は半硬質の可撓
   性材料からなるとともに、被掃除面と接する部分が凹凸
   に切り欠かれている電気掃除機用床ノズル。