JPH01265926A - 電気掃除機用床ノズル - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はアジテータ−を有する電気掃除機用床ノズルに
関するものである。

従来の技術 従来この種床ノズルのアジテータ−は、回転子の周面に
ブラシ毛を植設した構成であり、被掃除面、たとえば、
じゅうたん上の塵埃をこのブラシ毛でかき上げ、電気掃
除機の吸引力によフて床ノズル内に導入するようにして
いた。

発明が解決しようとする課題 しかし、上記床ノズルのアジテータ−では、糸くずなど
紐状のものがブラシ毛にからみつき、ついにはアジテー
タ−全体に巻き付いて所期の機能を失ない、またその除
去に大変な手間を要していた。

本発明は、このような従来の問題点を解消したものであ
シ、アジテータ−の機能を常時良好に保ち得るようにし
たものである。

課題を解決するだめの手段 このような従来の問題点を解消すべく本発明は、回転子
の周面に可撓性材料からなり、少なくとも一面に多数の
突起を有する突条帯を設けてアジテータ−を構成すると
ともに、この駆動源とともに床ノズル本体内に設け、さ
らにとの突条帯先端の回転軌跡に近接して固定突条帯を
配設したものである。

作　　　用 上記本発明の構成において、アジテータ−における突条
帯は、その少なくとも一面（回転方向側の面）に多数の
突起が形成してあり、しかも可焼材であるため、被掃除
面と接したとき同面にあたって、被掃除面から塵埃が遊
離し、しかもこの遊離塵埃は突条帯の復元力および電気
掃除機の吸引力によって有効に床ノズル本体内に吸込ま
れる。また長い糸くずでも突条帯によシかき上げられた
糸くずはそのまま回転子にからみつくことなく、固定突
条帯で回転子からはがれ、確に吸込まれてしまうもので
ある。

実施例 以下その実施例を添付図面とともに説明する。

第１図〜第４図において、床ノズル本体７はバンパー８
を介して上、下本体部材９，１ｏを結合して得たもので
あり、その前方内部には下方開口部を吸込口１１とした
吸込室１２が、後方内部にはタービン室１３がそれぞれ
形成しである。上記タービン室１３は隔壁１４によって
吸込室１２と区画されており、また開口１６を有する後
方は円弧状に設定されている。１ｅは吸込室１２内にこ
れと平行に設けられたアジテータ−１１７は吸込室１２
の両側室壁に設けられたアジテータ−１６の軸受、１８
は吸込口１１の後方に平行に取着した固定ブラシ、１９
　、２０は吸込口１１を被掃除面を一定間隔をおいて位
置すべく床ノズル本体１の前後に設けた車輪である。

２１は上記タービン室１３の後方内面に回動自在に摺動
する略半円筒状の吸込継手で、その周壁の一部から突設
した円筒状の接続口２２にリング２３を介して床ノズル
パイプ２４が回動自在に取ｙ１ｔ　サレ、かつこの床ノ
ズルパイプ２４には電気掃除機の吸引側にホースを介し
て連通した延長管が着脱自在に接続される。

２６はタービン室１３に配設され、外周の一部を吸込継
手２１により包囲されたタービンで、同吸込継手２１の
一側の回転軸を貫通してタービン室外に突出した軸体２
６が一体的に設けられている。

２７は動力伝達用のぺ）Ｖ　）で、タービン２６の回転
をプーリー２８を介してアジテータ−１６に伝達する。

また、タービン２５はタービン室１３のベルト２７配設
側に片寄らせて配設しである。２９．３０は隔壁１４に
形成した２個の通気口で、一方の通気口２９はタービン
２５の下半分に対向し、他方の通気口３０はタービン２
６と非対向で、直接的に吸込継手２１の接続口２２１Ｃ
対向している。

３１は切換レバーで、その一部から突出した遮蔽板３２
には上記の通電口２９．３０のいずれか一方と択一的に
連通ずる開口３３が形成されている。

上記構成において、今、切換レバー３１を第２図右方に
摺動し、その遮蔽板３２の開口３３を通気口２９に連通
させたとき、吸込口１１→吸込室１２→通気口２９と流
動した吸込空気はタービン２６に衝突し、次いで吸込継
手２１の接続口２２→床ノズルパイプ２４→延長管→ホ
ースと流れて電気掃除機に至るものである。したがって
タービン２５が回転し、その回転力はアジテータ−１６
に伝達される。

ところで、上記アジテータ−１６は、回転子３４の外周
面長手方向に突条帯３５を装着して構成したものである
。そして、この突条帯３５はゴム等どの可焼性材料でつ
くられており、しかも、その少なくとも一面（回転方向
側面）には多数の突起３６が形成しである。

さらに回転子３４の回転時突条帯３５の先端の回転軌跡
３７に近接する位置に固定突条帯３８を吸込室１２内に
設けている。

また固定突条帯３８には固定突起３９を形設している。

今、アジテータ−１６が第５図のように時計方向に回転
しているとき、突条帯３５は被掃除面と接したところで
反回転方向に変位し、同被掃除面に沿う形となる。その
後突条帯３６は被掃除面をなでるように相対的に移動し
、この際塵埃はその多数の突起３６でしごかれ、上記被
掃除面よシ遊離されるものである。

遊離塵埃は突条帯３６の直径方向への復元（弾性と遠心
力とによる）時のはじき作用および電気掃除機の吸引力
とによって床ノズル本体Ｔ内に有効に導びかれるもので
ある。

ここで、突条帯３５は被掃除面と接しているとき前方か
らの空気の流れを遮断し、電気掃除機の吸引力が同被掃
除面に集中的に、しかも効果的に働らくのを助長する。

また突条帯３５が帯状であるため、糸くずなどの紐状塵
埃のからみつきも防止できるものである。

ところで糸くずが長いとき、突条帯３５のみの効果では
一度引掛けた糸くずが充分はがれずにそのまま巻きつい
てしまうことがあるのであるが、本例では固定突条帯３
８により、引掛けた糸くずをはがす補助を行うので、種
々の糸くずに対してもからみつきのないアジテータを構
成できる。さらに固定突起３９により一層のかき落し効
果を有する。しかも突条帯３５と固定突条帯３８は接し
ていないので回転の妨げになることもなく、安定した掃
除が行える。

なお、上記実施例において、アジテータ−の駆動源とし
てはタービンを用いたが、もちろん、このタービンに代
りにモーターを使用してもよく、また突条帯の両面に突
起を形成し、組立時の方向性をなくすことなどが考えら
れる。

発明の効果 このように本発明は、床ノズル本体に内股したアジテー
タ−を回転子およびその周面長手方向に設けた可焼性の
突条帯で構成し、加えて回転子の回転時突条帯の先端の
回転軌跡に近接する位置に固定突条帯を吸込室内に形成
したことにより、被掃除面からの塵埃の遊離が的確にな
り、しかも床ノズル本体への吸塵性も著しく向上するも
のである。さらにたとえ長い糸くずであっても従来のブ
ラシ毛のように糸くずなど紐状塵埃のからみつきがなく
なり、これによって、アジテータ−としての機能を常時
良好に発揮させることができるとともに、メンテナンス
も簡単にできる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例を示す床ノズルの要部断面図、
第２図は床ノズルの上本体部材を取り除いた状態での上
面図、第３図はアジテータ−の要部側面図、第４図は作
用説明図である。 了・・・・・・床ノズル本体、１θ・・・・・・アジテ
ータ−１３５・・・・・・突条帯、３６・・・・・・突
起、３７・・・・・・回転軌跡、３８・・・・・・固定
突条帯。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第３
図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 床ノズル本体内にアジテーターとその駆動源とを内設し
   、上記アジテーターは、回転子の周面に可撓性材料から
   なり、かつ少なくとも一面に多数の突起を有する突条帯
   を設けて構成し、さらに、上記アジテーターを設けた吸
   込室には突条帯の先端の回転軌跡に近接する固定突条帯
   を配設した電気掃除機用床ノズル。