JPH02291513A - カメラの表示装置 - Google Patents
カメラの表示装置Info
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- JPH02291513A JPH02291513A JP1109921A JP10992189A JPH02291513A JP H02291513 A JPH02291513 A JP H02291513A JP 1109921 A JP1109921 A JP 1109921A JP 10992189 A JP10992189 A JP 10992189A JP H02291513 A JPH02291513 A JP H02291513A
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Landscapes
- Lens Barrels (AREA)
- Indication In Cameras, And Counting Of Exposures (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、カメラの表示装置に関するものであり、バリ
フォーカルレンズを備えるカメラに用いられるものであ
る。
フォーカルレンズを備えるカメラに用いられるものであ
る。
し従来の技術〕
従来、変倍時に駆動される第1のレンズと、焦点調節時
に駆動される第2のレンズとを有し、第1のレンズの駆
動により焦点がずれると共に、最短撮影距離が変化する
バリフ才一カルレンズが知られている。
に駆動される第2のレンズとを有し、第1のレンズの駆
動により焦点がずれると共に、最短撮影距離が変化する
バリフ才一カルレンズが知られている。
また、交換レンズにカメラの表示装置を設け、絞り値、
焦点距離、撮影距離、エクステンダーの倍率、温度・湿
度に基づく曇り発生の有無等の各種の情報を表示するこ
とが提案されている(特開昭61−109036号公報
)。しかしながら、バリフオーカルレンズにおいて、最
短撮影距離を表示可能としたものは提案されていない.
[発明が解決しようとする課題] 一般にバリフォーカルレンズは、通常のズームレンズに
比べると、同じズーム比ならば小型・軽量化が可能であ
り、最短撮影距離を短くできる等のメリットがある。と
ころが、このレンズでは、焦点距離が変化すると、最短
撮影距離も変化する。
焦点距離、撮影距離、エクステンダーの倍率、温度・湿
度に基づく曇り発生の有無等の各種の情報を表示するこ
とが提案されている(特開昭61−109036号公報
)。しかしながら、バリフオーカルレンズにおいて、最
短撮影距離を表示可能としたものは提案されていない.
[発明が解決しようとする課題] 一般にバリフォーカルレンズは、通常のズームレンズに
比べると、同じズーム比ならば小型・軽量化が可能であ
り、最短撮影距離を短くできる等のメリットがある。と
ころが、このレンズでは、焦点距離が変化すると、最短
撮影距離も変化する。
そこで、このことを撮影者に知らせることができれば、
可能な限りの高倍率撮影を初心者でも容易に行うことが
できると考えられる。
可能な限りの高倍率撮影を初心者でも容易に行うことが
できると考えられる。
本発明はこのような知見に基づいてなされなものて゛あ
り、その目的とするところは、バリフォーカルレンズの
変倍に伴う最短撮影距離の変化を撮影者に知らせること
が可能なカメラの表示装置を提供することにある. [課題を解決するための手段] 本発明に係るカメラの表示装置にあっては、上記の課題
を解決ずるために、第1図に示すように、変倍時に駆動
される第1のレンズ1と、焦点調節時に駆動される第2
のレンズ2とを有し、第1のレンズ1の駆動により焦点
がずれると共に、最短撮影距離が変化するレンズを使用
するカメラシステムにおいて、第1のレンズ1の位置を
検出する検出手段3と、第1のレンズ1の位置から最短
撮影距離を決定する距離決定手段4と、決定された最短
撮影距離を表示する表示手段5とを備えて成るものであ
る。
り、その目的とするところは、バリフォーカルレンズの
変倍に伴う最短撮影距離の変化を撮影者に知らせること
が可能なカメラの表示装置を提供することにある. [課題を解決するための手段] 本発明に係るカメラの表示装置にあっては、上記の課題
を解決ずるために、第1図に示すように、変倍時に駆動
される第1のレンズ1と、焦点調節時に駆動される第2
のレンズ2とを有し、第1のレンズ1の駆動により焦点
がずれると共に、最短撮影距離が変化するレンズを使用
するカメラシステムにおいて、第1のレンズ1の位置を
検出する検出手段3と、第1のレンズ1の位置から最短
撮影距離を決定する距離決定手段4と、決定された最短
撮影距離を表示する表示手段5とを備えて成るものであ
る。
なお、表示手段5は第1及び第2のレンズ1.2を含む
交換レンズ6に設けることが好ましい。
交換レンズ6に設けることが好ましい。
[作用]
以下、本発明の作用を第1図により説明する。
第1のレンズ1は変倍時に駆動され、焦点距離を変化さ
せる。第2のレンズ2は焦点調節時に駆動され、撮影距
離を変化させる。本システムでは、第1のレンズ1の駆
動により焦点がずれるので、変倍の度に第2のレンズ2
を駆動して、焦点のずれを補正する必要がある.また、
第1のレンズ1の駆動により最短撮影距離が変化する。
せる。第2のレンズ2は焦点調節時に駆動され、撮影距
離を変化させる。本システムでは、第1のレンズ1の駆
動により焦点がずれるので、変倍の度に第2のレンズ2
を駆動して、焦点のずれを補正する必要がある.また、
第1のレンズ1の駆動により最短撮影距離が変化する。
そこで、本発明にあっては、第1のレンズ1の位置を検
出手段3により検出し、距離決定手段4により第1のレ
ンズ1の位置から最短撮影距離を決定し、決定された最
短撮影距離を表示千段5により表示するものである。し
たがって、焦点距離が変化して最短撮影距離が変化して
も、撮影者はその焦点距離における最短撮影距離を知る
ことができるものである。
出手段3により検出し、距離決定手段4により第1のレ
ンズ1の位置から最短撮影距離を決定し、決定された最
短撮影距離を表示千段5により表示するものである。し
たがって、焦点距離が変化して最短撮影距離が変化して
も、撮影者はその焦点距離における最短撮影距離を知る
ことができるものである。
本発明の更に詳しい構成及び作用については、以下に述
べる実施例の説明において、一層明らかとされる. し実施例] 以下、本発明の一実施例として、バリフオー力ルレンズ
を備えた一眼レフカメラシステムについて説明する。第
2図(a)は本発明を適用されたカメラボディBDの外
部構成を示しており、同図(b)は上記カメラボデイB
Dに交換自在に装着される交換レンズLEの外部構成を
示している。以下、各部の名称と機能について簡単に説
明する.11はメインスイッチをONさせるためのスラ
イダであり、このスライダ11がONの位置にあるとき
カメラボディBDは動作可能状態となり、OFFの位置
にあるときにはカメラボデイBDは動作不能状態となる
。
べる実施例の説明において、一層明らかとされる. し実施例] 以下、本発明の一実施例として、バリフオー力ルレンズ
を備えた一眼レフカメラシステムについて説明する。第
2図(a)は本発明を適用されたカメラボディBDの外
部構成を示しており、同図(b)は上記カメラボデイB
Dに交換自在に装着される交換レンズLEの外部構成を
示している。以下、各部の名称と機能について簡単に説
明する.11はメインスイッチをONさせるためのスラ
イダであり、このスライダ11がONの位置にあるとき
カメラボディBDは動作可能状態となり、OFFの位置
にあるときにはカメラボデイBDは動作不能状態となる
。
12はレリーズボタンであり、1段目の押し込みで後述
の撮影準備スイッチS1がONされて、測光:露出演算
・AFの各動作が開始する。また、2段目の押し込みで
後述のレリーズスイッチS2がONされて、露出制御動
作が開始する.13はIC力一ドの挿入部であり、マイ
クロコンピュータを内蔵したICカードをこの挿入部1
3に挿入することにより、カメラボデイBDの機能を追
加することができる. 14はボディ表示部であり、シャッター速度や絞り値、
ICカードの情報、電池警告マーク等を表示する.また
、ファインダー内表示部(図示せず)ではシャッター速
度、絞り値、ズームモード等の表示を行う。
の撮影準備スイッチS1がONされて、測光:露出演算
・AFの各動作が開始する。また、2段目の押し込みで
後述のレリーズスイッチS2がONされて、露出制御動
作が開始する.13はIC力一ドの挿入部であり、マイ
クロコンピュータを内蔵したICカードをこの挿入部1
3に挿入することにより、カメラボデイBDの機能を追
加することができる. 14はボディ表示部であり、シャッター速度や絞り値、
ICカードの情報、電池警告マーク等を表示する.また
、ファインダー内表示部(図示せず)ではシャッター速
度、絞り値、ズームモード等の表示を行う。
15はマウント口ツクピンである.交換レンズLEが装
着され、マウントロック状態にあれば、後述のレンズ装
着スイッチSLEがOFFとなり、それ以外のときには
レンズ装着スイッチSLEはONになっている. 16はAPカプラーであり、カメラボディBD内のAF
モータの回転に基づいて回転駆動される。
着され、マウントロック状態にあれば、後述のレンズ装
着スイッチSLEがOFFとなり、それ以外のときには
レンズ装着スイッチSLEはONになっている. 16はAPカプラーであり、カメラボディBD内のAF
モータの回転に基づいて回転駆動される。
17は絞り込みレバーであり、カメラボディBDで求め
られた絞り込み段数分だけ交換レンズLEの絞りを絞り
込むためのレバーである.18はカードキーであり、I
Cカードの機能をO N/O F Fするために使用さ
れる。
られた絞り込み段数分だけ交換レンズLEの絞りを絞り
込むためのレバーである.18はカードキーであり、I
Cカードの機能をO N/O F Fするために使用さ
れる。
次に、交換レンズLEにおける各部の名称と機能につい
て説明する。
て説明する。
21はP F/P Z選択レバーであり、PF(パワー
フォーカスー手動操作による電動フォーカシング)とP
z(バヮーズーム=手動操作による電動ズーミング)を
切り換えるために使用される。PF(バワーフ4−カス
)が還択されているときには、操作環80の回動操作に
よって、ボディ内のAFモータが駆動され、焦点調節用
のレンズ群を繰り出し方向又は繰り込み方向に移動させ
ることができる。また、PZ(パワーズーム)が選択さ
れているときには、操作環80の回動操作によってレン
ズ内のズームモータが駆動され、ズーミング用のレンズ
群を移動させる.これにより、焦点距離をテレ方向又は
ワイド方向に変化させることができる. 22はモードキーであり、後述する各種のズームモード
を選択するために使用される.このモードキー22が押
圧されると、後述のモードスイッチSMDがONされる
. 23はレンズキーであり、あるズームモード時の記憶動
作又は自動復帰動作(詳しくは後述する)を行うために
使用される.このレンズキー23が押圧されると、後述
のレンズスイッチSOがONされる. 24はメモリーキーであり、前記の記憶動作分許可する
ために使用される.このメモリーキー24がスライド操
作されると、後述のメモリースイッチSRがONされる
. 25はマウントロック溝、26はAPカプラー27は絞
り込みレバーである.カメラボディBDに交換レンズL
Eを装着すると、カメラボディのマウント口ツクビン1
5がマウントロック満25に係合し、ボディ側のAFカ
プラー16の凸部がレンズ側のAPカブラー26の四部
に係合し、ボディ側のAFモータの回転がAFカブラー
16.26を介してレンズ側に伝わり、焦点調節用のレ
ンズ群が移動して撮影距離の調整が行われる。さらにレ
ンズ側の端子J1〜J,がボディ側の端子J〜Jl8と
接続される.また、絞り込みレバー17がレンズ側の絞
り込みレバー27と係合し、ボディ側の絞り込みレバー
17の移動分だけレンズ側の絞り込みレバー27が追従
して移動し、絞り開口が絞り込みレバー17.27の移
動分に対応する値に制御される。
フォーカスー手動操作による電動フォーカシング)とP
z(バヮーズーム=手動操作による電動ズーミング)を
切り換えるために使用される。PF(バワーフ4−カス
)が還択されているときには、操作環80の回動操作に
よって、ボディ内のAFモータが駆動され、焦点調節用
のレンズ群を繰り出し方向又は繰り込み方向に移動させ
ることができる。また、PZ(パワーズーム)が選択さ
れているときには、操作環80の回動操作によってレン
ズ内のズームモータが駆動され、ズーミング用のレンズ
群を移動させる.これにより、焦点距離をテレ方向又は
ワイド方向に変化させることができる. 22はモードキーであり、後述する各種のズームモード
を選択するために使用される.このモードキー22が押
圧されると、後述のモードスイッチSMDがONされる
. 23はレンズキーであり、あるズームモード時の記憶動
作又は自動復帰動作(詳しくは後述する)を行うために
使用される.このレンズキー23が押圧されると、後述
のレンズスイッチSOがONされる. 24はメモリーキーであり、前記の記憶動作分許可する
ために使用される.このメモリーキー24がスライド操
作されると、後述のメモリースイッチSRがONされる
. 25はマウントロック溝、26はAPカプラー27は絞
り込みレバーである.カメラボディBDに交換レンズL
Eを装着すると、カメラボディのマウント口ツクビン1
5がマウントロック満25に係合し、ボディ側のAFカ
プラー16の凸部がレンズ側のAPカブラー26の四部
に係合し、ボディ側のAFモータの回転がAFカブラー
16.26を介してレンズ側に伝わり、焦点調節用のレ
ンズ群が移動して撮影距離の調整が行われる。さらにレ
ンズ側の端子J1〜J,がボディ側の端子J〜Jl8と
接続される.また、絞り込みレバー17がレンズ側の絞
り込みレバー27と係合し、ボディ側の絞り込みレバー
17の移動分だけレンズ側の絞り込みレバー27が追従
して移動し、絞り開口が絞り込みレバー17.27の移
動分に対応する値に制御される。
28はレンズ表示部であり、焦点距Mr、撮影距i11
iD等を表示する. 80は操作環であり、パワーズーム又はパワーフォーカ
スの方向や速度を指定するために回動操作される. 90は補助電池を収納するためのバッテリーパックであ
る. 次に、本カメラシステムの回路構成について説明する. 第3図はカメラボディBDに内蔵されたホディ内回路の
回路図である. μC1はカメラ全体の制御や種々の演算を行うボディ内
マイクロコンピュータ(以下「ボディ内マイコン」と呼
ぶ)である. AFc.は焦点検出用受光回路であり、焦点検出用CC
Dと、CCDの駆動回路と、CCDの出力を処理しA/
D変換してボディ内マイコンμC1に供給する回路とを
備えており、データパスを介してボディ内マイコンμC
1と接続されている。
iD等を表示する. 80は操作環であり、パワーズーム又はパワーフォーカ
スの方向や速度を指定するために回動操作される. 90は補助電池を収納するためのバッテリーパックであ
る. 次に、本カメラシステムの回路構成について説明する. 第3図はカメラボディBDに内蔵されたホディ内回路の
回路図である. μC1はカメラ全体の制御や種々の演算を行うボディ内
マイクロコンピュータ(以下「ボディ内マイコン」と呼
ぶ)である. AFc.は焦点検出用受光回路であり、焦点検出用CC
Dと、CCDの駆動回路と、CCDの出力を処理しA/
D変換してボディ内マイコンμC1に供給する回路とを
備えており、データパスを介してボディ内マイコンμC
1と接続されている。
この焦点検出用受光回路AFc.により、測距エリアに
在る被写体の焦点ずれ量に関する情報が得られる. LMはファインダー光路中に設けられた測光回路であり
、その測光値をA/D変換してボディ内マイコンμC1
へ輝度情報として与える。
在る被写体の焦点ずれ量に関する情報が得られる. LMはファインダー光路中に設けられた測光回路であり
、その測光値をA/D変換してボディ内マイコンμC1
へ輝度情報として与える。
DXはフィルム容器に設けられたフィルム感度のデータ
を読み取ってボディ内マイコンμC1にシリアル出力す
るフィルム感度読取回路である。
を読み取ってボディ内マイコンμC1にシリアル出力す
るフィルム感度読取回路である。
DISPCはボディ内マイコンμC1から表示データ及
び表示制御信号を入力して、カメラ本体上面の表示部D
ISP+(第2図の表示部14》及びファインダー内の
表示部DISP.に所定の表示を行わせる表示制御回路
である. CDはカード挿入部13に装着されるIC力一ドであり
、カード内マイコンμC3を含む。本実施例におけるI
CカードCDは、露光中にズームレンズを駆動する露光
間ズームを行う機能を有する。このICカードCDにつ
いては、後で詳細に説明する。
び表示制御信号を入力して、カメラ本体上面の表示部D
ISP+(第2図の表示部14》及びファインダー内の
表示部DISP.に所定の表示を行わせる表示制御回路
である. CDはカード挿入部13に装着されるIC力一ドであり
、カード内マイコンμC3を含む。本実施例におけるI
CカードCDは、露光中にズームレンズを駆動する露光
間ズームを行う機能を有する。このICカードCDにつ
いては、後で詳細に説明する。
LEcTは交換レンズLEに内蔵されたレンズ内回路で
あり、交換レンズ固有の情報をボディ内マイコンμC1
に供給する.このレンズ内回路LEcTについても、後
で詳細に説明する。
あり、交換レンズ固有の情報をボディ内マイコンμC1
に供給する.このレンズ内回路LEcTについても、後
で詳細に説明する。
M1はAFモータであり、AFカプラー16.26を介
して交換レンズ内の焦点調節用のレンズ群を駆動する. MDIは焦点検出情報に基づいてAFモータM1を駆動
するモータ駆動回路であり、ボディ内マイコンμC1か
らの指令によって正転・逆転・停止が制御される。
して交換レンズ内の焦点調節用のレンズ群を駆動する. MDIは焦点検出情報に基づいてAFモータM1を駆動
するモータ駆動回路であり、ボディ内マイコンμC1か
らの指令によって正転・逆転・停止が制御される。
ENCはAFモータM1の回転をモニターするためのエ
ンコーダであり、所定の回転角毎にボディ内マイコンμ
C1のカウンタ入力端子CNTにパルスを出力する。ボ
ディ内マイコンμC1はこのパルス3カウントし、無限
遠位置から現在のレンズ位置までの繰り出し景を検出し
、この繰り出し量〔繰り出しパルス数CT)から被写体
の撮影距離を検出する。
ンコーダであり、所定の回転角毎にボディ内マイコンμ
C1のカウンタ入力端子CNTにパルスを出力する。ボ
ディ内マイコンμC1はこのパルス3カウントし、無限
遠位置から現在のレンズ位置までの繰り出し景を検出し
、この繰り出し量〔繰り出しパルス数CT)から被写体
の撮影距離を検出する。
TVoTはボディ内マイコンμC1からの制御信号に基
づいてシャッターを制御するシャッター制御回路である
。
づいてシャッターを制御するシャッター制御回路である
。
AVcTはボディ内マイコンμC1からの制御信号に基
づいて絞りを制御する絞り制御回路である。
づいて絞りを制御する絞り制御回路である。
M2はフィルム巻き上げ・巻き戻しと露出制御機構のチ
ャージを行うためのモータである。また、MD2はモー
タM2をボディ内マイコンμC1がらの指令に基づいて
駆動するモータ駆動回路である。
ャージを行うためのモータである。また、MD2はモー
タM2をボディ内マイコンμC1がらの指令に基づいて
駆動するモータ駆動回路である。
次に、電源関係の構成について説明する。
E1はカメラボディBDの電源となる電池である。
Trlは上述した回路の一部に電源を供給する第1の給
電トランジスタである.Tr2はレンズ内のズームモー
夕の駆動のための電源を供給するための第2の給電トラ
ンジスタであり、M O S fill成となっている
. DDはボディ内マイコンμC1に供給する電圧VDDを
安定させるためのDC/DCコンバータであり、電源制
御信号PWOが”High”レベルのときに動作する.
VDDはボディ内マイコンμC1とレンズ内回路LEC
T、カード内マイコンμC3、フィルム感度読取回路D
X、表示制御回路DISPCの動作電源電圧である。V
CCIは焦点検出回路AFo■、測光回路LMの動作電
源電圧であり、電源制御信号PW1の制御下にて電源電
池E1がら給電トランジスタTr,を介して供給される
. VCC2はレンズ内のズームモー夕の動作電源電圧
であり、電源制御信号PW2の制御下にて電源電池E1
がら給電トランジスタTrzを介して供給される.VC
COは、モータ駆動回路MDI、シャッター制御回路T
VcT、絞り制御回路AVcT、モータ駆動回路MD2
の動作電源電圧であり、電源電池E1がら直接供給され
る. D,〜D,はDC/DCコンバータDDが動作を停止し
ているときに、電圧VDDよりも低い電圧をボディ内マ
イコンμC1に与え、消費電力を少なくするためのダイ
オード群である。この低い電圧は、ボディ内マイコンμ
C1が作動できる最低電圧に設定されており、DC/D
CコンバータDDが動作分停止しているときは、ボディ
内マイコンμC1のみが動作可能である。
電トランジスタである.Tr2はレンズ内のズームモー
夕の駆動のための電源を供給するための第2の給電トラ
ンジスタであり、M O S fill成となっている
. DDはボディ内マイコンμC1に供給する電圧VDDを
安定させるためのDC/DCコンバータであり、電源制
御信号PWOが”High”レベルのときに動作する.
VDDはボディ内マイコンμC1とレンズ内回路LEC
T、カード内マイコンμC3、フィルム感度読取回路D
X、表示制御回路DISPCの動作電源電圧である。V
CCIは焦点検出回路AFo■、測光回路LMの動作電
源電圧であり、電源制御信号PW1の制御下にて電源電
池E1がら給電トランジスタTr,を介して供給される
. VCC2はレンズ内のズームモー夕の動作電源電圧
であり、電源制御信号PW2の制御下にて電源電池E1
がら給電トランジスタTrzを介して供給される.VC
COは、モータ駆動回路MDI、シャッター制御回路T
VcT、絞り制御回路AVcT、モータ駆動回路MD2
の動作電源電圧であり、電源電池E1がら直接供給され
る. D,〜D,はDC/DCコンバータDDが動作を停止し
ているときに、電圧VDDよりも低い電圧をボディ内マ
イコンμC1に与え、消費電力を少なくするためのダイ
オード群である。この低い電圧は、ボディ内マイコンμ
C1が作動できる最低電圧に設定されており、DC/D
CコンバータDDが動作分停止しているときは、ボディ
内マイコンμC1のみが動作可能である。
BC1は電池E1の電圧VCcoを検出して、その検出
結果をボディ内マイコンμc1に知らせるバッテリーチ
ェック回路である。
結果をボディ内マイコンμc1に知らせるバッテリーチ
ェック回路である。
GND 1は低消費電力部のグランドラインであり、レ
ンズとボディの間は端子J 17,J 7を介して接続
されている.ボディ内ではアナログ部とディジタル部は
別々のグランドラインにする必要があるが、図面では一
本で示してある。
ンズとボディの間は端子J 17,J 7を介して接続
されている.ボディ内ではアナログ部とディジタル部は
別々のグランドラインにする必要があるが、図面では一
本で示してある。
GND2は大消費電力部のグランドラインであり、レン
ズとボディの間は端子J+a,Jaを介して接続されて
いる. 次に、スイッチ類の説明を行う。
ズとボディの間は端子J+a,Jaを介して接続されて
いる. 次に、スイッチ類の説明を行う。
ScDは、ICカード,C Dが装着されているときに
、ICカードCDによる機能の有効/無効を切り換える
ための常開式のプッシュスイッチであり、前述のカード
−’i−−18が押圧されたときに、ONされる。
、ICカードCDによる機能の有効/無効を切り換える
ための常開式のプッシュスイッチであり、前述のカード
−’i−−18が押圧されたときに、ONされる。
S1はレリーズボタン12の1段目の押し下げでONさ
れる撮影準備スイッチである。このスイッチS1がON
になると、ボデイ内マイコンμC1の割込端子INTI
に割込信号が入力されて、測光及びAP動作等の撮影に
必要な準備動作が行われる。
れる撮影準備スイッチである。このスイッチS1がON
になると、ボデイ内マイコンμC1の割込端子INTI
に割込信号が入力されて、測光及びAP動作等の撮影に
必要な準備動作が行われる。
SMはカメラの動作を可能とするためのスライダ11が
ON位置にあるときにONとなり、OFF位置にあると
きにOFFとなるメインスイッチである。
ON位置にあるときにONとなり、OFF位置にあると
きにOFFとなるメインスイッチである。
PGIはスイッチSMがONからOFFへ又はOFFか
らONへ変化する毎に“’Lo…”レベルのパルスを出
力するパルス発生器で1)る。このパルス発生器PG1
の出力は、ボデイ内マイコンμC1の割込端子I NT
2に割込信号として入力される。
らONへ変化する毎に“’Lo…”レベルのパルスを出
力するパルス発生器で1)る。このパルス発生器PG1
の出力は、ボデイ内マイコンμC1の割込端子I NT
2に割込信号として入力される。
S2はレリーズボタン12の2段目の押し下げでONさ
れるレリーズスイッチである。このスイッチS2がON
になると、撮影動作が行われる。
れるレリーズスイッチである。このスイッチS2がON
になると、撮影動作が行われる。
S3はミラーアップが完了するとONされるミラーアッ
プスイッチであり、シャッターt[がチャージされ、ミ
ラーダウンするとOFFとなる。
プスイッチであり、シャッターt[がチャージされ、ミ
ラーダウンするとOFFとなる。
SREIはカメラボデイBDに電池E1が装着されたと
きにOFFとなる電池装着検出スイッチである.電池E
1が装着されて、電池装着検出スイ・ンチSREIがO
FFになると、抵抗R1を介してコンデンサC1が充電
され、ボデイ内マイコンμC1のリセット端子REIが
“Low”レベルから”High”レベルに変化する.
すると、ボデイ内マイコンμClは後述のリセットルー
チンを実行する。
きにOFFとなる電池装着検出スイッチである.電池E
1が装着されて、電池装着検出スイ・ンチSREIがO
FFになると、抵抗R1を介してコンデンサC1が充電
され、ボデイ内マイコンμC1のリセット端子REIが
“Low”レベルから”High”レベルに変化する.
すると、ボデイ内マイコンμClは後述のリセットルー
チンを実行する。
S RE3はICカードCDが装着されたときにOFF
となるカード装着検出スイッチである。IC力一ドCD
が装着されて、スイッチS RE)がOFFになると、
先と同様、カード内マイコンμC3のリセット端子RE
3が“Low”レベルから“High“゜レベルに変化
し、カード内マイコンμC3がリセットされる. 次に、シリアルデータ交信のための構成について説明す
る。
となるカード装着検出スイッチである。IC力一ドCD
が装着されて、スイッチS RE)がOFFになると、
先と同様、カード内マイコンμC3のリセット端子RE
3が“Low”レベルから“High“゜レベルに変化
し、カード内マイコンμC3がリセットされる. 次に、シリアルデータ交信のための構成について説明す
る。
λ(11光回i¥fiLM、フィルム感度読取回路DX
、表示制御回路DISPC及びカード内マイコンμC3
は、シリアル人力SIN、シリアル出力SOUT、シリ
アルクロックSCKの各13号ラインを介してボディ内
マイコンμC1とシリアルにデータ交信を行う。そして
、ボデイ内マイコンμC1との交信対象は、チップセレ
クト端子CSLM,CSDX.CSD I SP,CS
CDにより選択される。すなわち、端子CSLMが゜“
Low”レベルのときには、測光回路LMが選択され、
端子CSDXが“Loud”レベルのときには、フイル
ム感度読取回路DXが選択され、端子CSD I SP
が” L ow”レベルのときには、表示制御回路DI
SPCが選択され、端子CSCDが“Low”レベルの
ときには、カード内マイコンμC3が選択される.さら
に、3本のシリアル交信用の信号ラインSIN,SOU
T,SCKは端子J +s,J S;J 14,J 4
;J +s.J sを介してレンズ内回路LECTと接
続されており、レンズ内回路LECTを交信対象として
選択するときには、端子CSLEを“’Low”レベル
とするものであり、この信号は端子Jz.J+zを介し
てレンズ内回路L E CTに伝達される. 次に、第4図は交換レンズLEに内蔵されたレンズ内回
路LECTの回路図である。図中、μC2は交換レンズ
LEに内蔵されたズームモー夕の制御やカメラボディB
Dとのデータ交信及びモード設定等の制御を行うための
レンズ内マイコンである. ここで、カメラボデイBDと接続される端子群J.〜J
8について説明すると、J,はズームモータ駆動用の電
源電圧Vcc2をボディ側からレンズ側へ供給するため
の電源端子、J2は上記ズームモータ駆動用以外の電源
電圧■DDをボディ側からレンズ側へ供給するための電
源端子、J,はデータ交信要求を示す信号の入出力用の
端子、J,はデータ交信用のクロックをボディ側から入
力するクロック端子、J,はボディ側からのデータを入
力するシリアル入力端子、J6はボディ側へデー夕を出
力するシリアル出力端子、J7はモータ駆動用回路以外
の回路のグランド端子、J8はモータ駆動用回路のグラ
ンド端子である.次に、バッテリーパックリ0と接続さ
れる端子群について説明すると、J.,J..は補助電
池E2からズームモータ駆動用の電源電圧をレンズ側へ
供給するための端子であり、J,は電源端子、J,。は
そのグランド端子である。
、表示制御回路DISPC及びカード内マイコンμC3
は、シリアル人力SIN、シリアル出力SOUT、シリ
アルクロックSCKの各13号ラインを介してボディ内
マイコンμC1とシリアルにデータ交信を行う。そして
、ボデイ内マイコンμC1との交信対象は、チップセレ
クト端子CSLM,CSDX.CSD I SP,CS
CDにより選択される。すなわち、端子CSLMが゜“
Low”レベルのときには、測光回路LMが選択され、
端子CSDXが“Loud”レベルのときには、フイル
ム感度読取回路DXが選択され、端子CSD I SP
が” L ow”レベルのときには、表示制御回路DI
SPCが選択され、端子CSCDが“Low”レベルの
ときには、カード内マイコンμC3が選択される.さら
に、3本のシリアル交信用の信号ラインSIN,SOU
T,SCKは端子J +s,J S;J 14,J 4
;J +s.J sを介してレンズ内回路LECTと接
続されており、レンズ内回路LECTを交信対象として
選択するときには、端子CSLEを“’Low”レベル
とするものであり、この信号は端子Jz.J+zを介し
てレンズ内回路L E CTに伝達される. 次に、第4図は交換レンズLEに内蔵されたレンズ内回
路LECTの回路図である。図中、μC2は交換レンズ
LEに内蔵されたズームモー夕の制御やカメラボディB
Dとのデータ交信及びモード設定等の制御を行うための
レンズ内マイコンである. ここで、カメラボデイBDと接続される端子群J.〜J
8について説明すると、J,はズームモータ駆動用の電
源電圧Vcc2をボディ側からレンズ側へ供給するため
の電源端子、J2は上記ズームモータ駆動用以外の電源
電圧■DDをボディ側からレンズ側へ供給するための電
源端子、J,はデータ交信要求を示す信号の入出力用の
端子、J,はデータ交信用のクロックをボディ側から入
力するクロック端子、J,はボディ側からのデータを入
力するシリアル入力端子、J6はボディ側へデー夕を出
力するシリアル出力端子、J7はモータ駆動用回路以外
の回路のグランド端子、J8はモータ駆動用回路のグラ
ンド端子である.次に、バッテリーパックリ0と接続さ
れる端子群について説明すると、J.,J..は補助電
池E2からズームモータ駆動用の電源電圧をレンズ側へ
供給するための端子であり、J,は電源端子、J,。は
そのグランド端子である。
交換レンズとボディ間の端子J3.J,3を介して伝達
される端子CSLEについての信号ラインは、双方向の
信号ラインとなっている。このラインを介してボディ内
マイコンμC1からレンズ内マイコンμC2に信号が伝
達されると、レンズ内マイコンμC2に割込が発生し、
レンズ内マイコンμC2が起動されるとともにボディと
の交信対象として交換レンズが指定される.一方、この
ラインを介してレンズ内マイコンμC2からボディ内マ
イコンμClに信号が伝達されると、パルス発生器PG
2によりボディ内マイコンμC1のレンズ割込端子LE
I NTに割込信号が入力され、ボディ内マイコンμ
C1が起動される。なお、ボディ内マイコンμC1から
レンズ内マイコンμC2ヘデータが送信されるときは、
ボディ内マイコンμC1は、割込LE I NTを受け
付けないようになっている. RSICはボディから供給される電圧VDDがレンズ内
マイコンμC2の正常動作電圧以下になったときに、レ
ンズ内マイコンμC2にリセットをかけるためのリセッ
ト用ICである.R2.C2はレンズ内マイコンμC2
にリセットをかけるためのリセット用抵抗及びコンデン
サである。
される端子CSLEについての信号ラインは、双方向の
信号ラインとなっている。このラインを介してボディ内
マイコンμC1からレンズ内マイコンμC2に信号が伝
達されると、レンズ内マイコンμC2に割込が発生し、
レンズ内マイコンμC2が起動されるとともにボディと
の交信対象として交換レンズが指定される.一方、この
ラインを介してレンズ内マイコンμC2からボディ内マ
イコンμClに信号が伝達されると、パルス発生器PG
2によりボディ内マイコンμC1のレンズ割込端子LE
I NTに割込信号が入力され、ボディ内マイコンμ
C1が起動される。なお、ボディ内マイコンμC1から
レンズ内マイコンμC2ヘデータが送信されるときは、
ボディ内マイコンμC1は、割込LE I NTを受け
付けないようになっている. RSICはボディから供給される電圧VDDがレンズ内
マイコンμC2の正常動作電圧以下になったときに、レ
ンズ内マイコンμC2にリセットをかけるためのリセッ
ト用ICである.R2.C2はレンズ内マイコンμC2
にリセットをかけるためのリセット用抵抗及びコンデン
サである。
RE2はレンズ内マイコンμC2のリセット端子であり
、ボディからレンズ内回路を駆動するための電圧VOO
が供給され、抵抗R2とコンデンサC2によって端子R
E2が“Low”レベルがら゜’High”レベルに変
化すると、レンズ内マイコンμC2はリセット動作を行
う. ZVENは、前述の操作環80に連動するズーム速度エ
ンコーダであり、バワーズームのときには、パワーズー
ムの速度及び方向を設定し、パヮーフォーカスのときに
は、パワーフォーカスの方向のみを設定する. ZMENは、後述のズーム環の絶対位置を示すための粗
いズームエンコーダである.本実施例のレンズは、焦点
距離が28〜200mmのレンズで、上記ズームエンコ
ーダZMENは、12個の焦点距離範囲を4ビットのデ
ータで表すコード板と、これに摺動自在に接触するブラ
シから構成されている.28〜34mII1は1個の焦
点距離範囲として検出され、そして、34論納以上は1
5IlIII1増加する毎に1個の焦点距離範囲として
検出されるようになっている. DVENは、各焦点距離における無限遠位置からの繰り
出し量を検出する距離エンコーダである.先述したよう
に、本実施例のレンズでは、撮影距離Dが表示部28に
表示される.ところで、撮影距離Dは、ボディから入力
される繰り出し量データから演算できるが、上記繰り出
し量がレンズに供給されない旧式のボディにこのレンズ
を装着したときには、撮影距離をレンズ側で演算できな
い.そこで、旧式のボディを用いたときにも撮影距雛を
表示するため、エンコーダDVENを設けている. ここで、旧式のボディ(以下「旧ボティ」と呼ぶ)の説
明を行う.旧ボディでは、電源電圧■。o2に関する電
源及びグランド端子がなく、ズームモータ駆動用の電源
電圧■。c2をレンズに送ることができない.このため
に、本実施例のレンズでは、このズームモータを駆動す
るための補助電池E2を設けている.また、旧ボディで
はボディのデータをレンズに送ることができない。その
ため、上述のように、レンズ繰り出し量データをレンズ
に出力できない.そこで、先述したように、上記繰り出
し量を検出するエンコーダDVENをレンズに備えてい
る.また、エンコーダDVENの精度は低いので、旧ボ
ディを用いたときには、後述のオートズームプログラム
モードやリセットモードを禁止し、バワーズームのみを
行えるようにしている. M3は後述のズーム環を駆動するためのズームモー夕で
ある. MD3はズームモータM3を駆動するためのモータ駆動
回路であり、レンズ内マイコンμC2から与えられるモ
ータ駆動方向及び駆動速度を示す制御信号に応じてズー
ムモータM3の回転を制御する.また、レンズ内マイコ
ンμC2から与えられるモータ停止信号やモータ休止信
号に応じて、ズームモータM3の両端雉絡や電圧印加停
止をそれぞれ行う. ENC3はズームモータM3の回転量を検出するための
エンコーダであり、上記ズームエンコーダZMENによ
り検出された粗い焦点距離範囲を更に細かく検出する.
なお、ズームエンコーダZMENとこのエンコーダEN
C3とを併用している理由は、後で説明する. DSPはレンズ表示部28にレンズ内マイコンμC2か
らのデータに基づく表示を行うレンズ内表示制御回路で
ある.その表示内容については、第58図の説明におい
て後述する. BC2は補助電池E2の電圧を検出するためのバッテリ
ーチェック回路である. D5,D6は逆流防止用のダイオードであり、ボディか
らレンズに供給されるズームモータ駆動用の電源電圧■
cc2又は補助電池E2からの電圧をモータ駆動回路M
D3及びバッテリーチェック回路BC2に供給すると共
に、一方の電源から他方の電源への逆流を防止している
. 次に、スイッチ類の説明を行う. SLEはレンズ装着検出スイッチであり、交換レンズL
EがカメラボデイBDに装着され、マウントロックされ
たときにOFFとなる.つまり、交換レンズLEがカメ
ラボデイBDから取り外されると、スイッチSLEがO
Nとなり、コンデンサC2がショートする.これにより
、コンデンサC2に蓄えられていた電荷が放電され、マ
イコンμC2の端子RE2は“Low”レベルになる.
その後、交換レンズLEがカメラボディBDに装着され
ると、スイッチSLEがOFFになり、電源ラインVD
DによりコンデンサC2が充電され、抵抗R2とコンデ
ンサC2の容量とで決まる所定時間後、端子RE2が“
”High”レベルに変化し、先述したように、マイコ
ンμC2はリセット動作を行う.SMDはモードキー2
3が押されるとONされるモードスイッチである.この
スイッチが1回ONされる毎に、第1のオートズームプ
ログラムモード(AZPIモード)、2点間オートズー
ムプログラムモード(A Z P 2モード)、リセ・
ントモード(RSTモード)、マニュアルズームモード
(M − Zモード)が同順に選択される.ここで、A
ZPIモードは、被写体距離に応じて撮影倍率を自動的
に決定するモードである。AZP2モードは、撮影者が
選んだ2点での距離に応じた撮影倍率を2点間の距離に
対して直線的に結んでズーミングを行うモードである.
リセットモードは、ある時点で記憶した撮影距離及び焦
点距離に自動的に復帰させるモードである.マニュアル
ズームモードは、パワーズーム以外は行わないモードで
ある.なお、リセットモードでは、上記撮影距離及び焦
点距離をセットするだけで、そのセットされた撮影距離
及び焦点距離への自動復帰動作は、マニュアルズームモ
ードのときにレンズスイッチSoが操作されたときに行
われる. SPは電池装着検出スイッチであり、補助電池E2が装
着されたときにONとなる. SQはレンズスイッチであり、AZP2モードのときの
2点の記憶、リセットモードのときの1点の記憶、及び
記憶後の自動復帰時に操作される常開のプッシュスイッ
チである. S F/Zはパワーズームとパワーフォーカスを切り換
えるP F/P Z選択レバー21に連動した切換スイ
ッチであり、レバー21がPF位置にあるときはスイッ
チS F/ZはONになり、PZ位置にあるときはOF
Fになる. SRはメモリーキー24がスライド操作されるとONさ
れるメモリースイッチであり、上記のAZPIモードや
AZP2モードで記憶を行うとき、あるいは記憶を解除
するときに操作されるスイッチである. 第59図は交換レンズLEの断面構造と、このレンズが
装着されるカメラボディBDの概略構成を示している。
、ボディからレンズ内回路を駆動するための電圧VOO
が供給され、抵抗R2とコンデンサC2によって端子R
E2が“Low”レベルがら゜’High”レベルに変
化すると、レンズ内マイコンμC2はリセット動作を行
う. ZVENは、前述の操作環80に連動するズーム速度エ
ンコーダであり、バワーズームのときには、パワーズー
ムの速度及び方向を設定し、パヮーフォーカスのときに
は、パワーフォーカスの方向のみを設定する. ZMENは、後述のズーム環の絶対位置を示すための粗
いズームエンコーダである.本実施例のレンズは、焦点
距離が28〜200mmのレンズで、上記ズームエンコ
ーダZMENは、12個の焦点距離範囲を4ビットのデ
ータで表すコード板と、これに摺動自在に接触するブラ
シから構成されている.28〜34mII1は1個の焦
点距離範囲として検出され、そして、34論納以上は1
5IlIII1増加する毎に1個の焦点距離範囲として
検出されるようになっている. DVENは、各焦点距離における無限遠位置からの繰り
出し量を検出する距離エンコーダである.先述したよう
に、本実施例のレンズでは、撮影距離Dが表示部28に
表示される.ところで、撮影距離Dは、ボディから入力
される繰り出し量データから演算できるが、上記繰り出
し量がレンズに供給されない旧式のボディにこのレンズ
を装着したときには、撮影距離をレンズ側で演算できな
い.そこで、旧式のボディを用いたときにも撮影距雛を
表示するため、エンコーダDVENを設けている. ここで、旧式のボディ(以下「旧ボティ」と呼ぶ)の説
明を行う.旧ボディでは、電源電圧■。o2に関する電
源及びグランド端子がなく、ズームモータ駆動用の電源
電圧■。c2をレンズに送ることができない.このため
に、本実施例のレンズでは、このズームモータを駆動す
るための補助電池E2を設けている.また、旧ボディで
はボディのデータをレンズに送ることができない。その
ため、上述のように、レンズ繰り出し量データをレンズ
に出力できない.そこで、先述したように、上記繰り出
し量を検出するエンコーダDVENをレンズに備えてい
る.また、エンコーダDVENの精度は低いので、旧ボ
ディを用いたときには、後述のオートズームプログラム
モードやリセットモードを禁止し、バワーズームのみを
行えるようにしている. M3は後述のズーム環を駆動するためのズームモー夕で
ある. MD3はズームモータM3を駆動するためのモータ駆動
回路であり、レンズ内マイコンμC2から与えられるモ
ータ駆動方向及び駆動速度を示す制御信号に応じてズー
ムモータM3の回転を制御する.また、レンズ内マイコ
ンμC2から与えられるモータ停止信号やモータ休止信
号に応じて、ズームモータM3の両端雉絡や電圧印加停
止をそれぞれ行う. ENC3はズームモータM3の回転量を検出するための
エンコーダであり、上記ズームエンコーダZMENによ
り検出された粗い焦点距離範囲を更に細かく検出する.
なお、ズームエンコーダZMENとこのエンコーダEN
C3とを併用している理由は、後で説明する. DSPはレンズ表示部28にレンズ内マイコンμC2か
らのデータに基づく表示を行うレンズ内表示制御回路で
ある.その表示内容については、第58図の説明におい
て後述する. BC2は補助電池E2の電圧を検出するためのバッテリ
ーチェック回路である. D5,D6は逆流防止用のダイオードであり、ボディか
らレンズに供給されるズームモータ駆動用の電源電圧■
cc2又は補助電池E2からの電圧をモータ駆動回路M
D3及びバッテリーチェック回路BC2に供給すると共
に、一方の電源から他方の電源への逆流を防止している
. 次に、スイッチ類の説明を行う. SLEはレンズ装着検出スイッチであり、交換レンズL
EがカメラボデイBDに装着され、マウントロックされ
たときにOFFとなる.つまり、交換レンズLEがカメ
ラボデイBDから取り外されると、スイッチSLEがO
Nとなり、コンデンサC2がショートする.これにより
、コンデンサC2に蓄えられていた電荷が放電され、マ
イコンμC2の端子RE2は“Low”レベルになる.
その後、交換レンズLEがカメラボディBDに装着され
ると、スイッチSLEがOFFになり、電源ラインVD
DによりコンデンサC2が充電され、抵抗R2とコンデ
ンサC2の容量とで決まる所定時間後、端子RE2が“
”High”レベルに変化し、先述したように、マイコ
ンμC2はリセット動作を行う.SMDはモードキー2
3が押されるとONされるモードスイッチである.この
スイッチが1回ONされる毎に、第1のオートズームプ
ログラムモード(AZPIモード)、2点間オートズー
ムプログラムモード(A Z P 2モード)、リセ・
ントモード(RSTモード)、マニュアルズームモード
(M − Zモード)が同順に選択される.ここで、A
ZPIモードは、被写体距離に応じて撮影倍率を自動的
に決定するモードである。AZP2モードは、撮影者が
選んだ2点での距離に応じた撮影倍率を2点間の距離に
対して直線的に結んでズーミングを行うモードである.
リセットモードは、ある時点で記憶した撮影距離及び焦
点距離に自動的に復帰させるモードである.マニュアル
ズームモードは、パワーズーム以外は行わないモードで
ある.なお、リセットモードでは、上記撮影距離及び焦
点距離をセットするだけで、そのセットされた撮影距離
及び焦点距離への自動復帰動作は、マニュアルズームモ
ードのときにレンズスイッチSoが操作されたときに行
われる. SPは電池装着検出スイッチであり、補助電池E2が装
着されたときにONとなる. SQはレンズスイッチであり、AZP2モードのときの
2点の記憶、リセットモードのときの1点の記憶、及び
記憶後の自動復帰時に操作される常開のプッシュスイッ
チである. S F/Zはパワーズームとパワーフォーカスを切り換
えるP F/P Z選択レバー21に連動した切換スイ
ッチであり、レバー21がPF位置にあるときはスイッ
チS F/ZはONになり、PZ位置にあるときはOF
Fになる. SRはメモリーキー24がスライド操作されるとONさ
れるメモリースイッチであり、上記のAZPIモードや
AZP2モードで記憶を行うとき、あるいは記憶を解除
するときに操作されるスイッチである. 第59図は交換レンズLEの断面構造と、このレンズが
装着されるカメラボディBDの概略構成を示している。
交換レンズLEは第1〜第4のレンズ群L1〜L4を含
むバリフォー力ルレンズである。第60図は本バリフォ
ーカルレンズにおける第1〜第4のレンズ群L1〜L4
の駆動量について説明するための図である。図中、曲線
71〜z4は第1〜第4レンズ群L1〜L4のズーミン
グ時の移動軌跡をそれぞれ示している.水平方向はレン
ズの光軸方向を示し、垂直方向はズーミングによる焦点
距離の変化を示している.上側の図はワイド端の焦点距
離(最短焦点距離)における第1〜第4のレンズ群L1
〜L4の配置を示しており、下側の図はテレ端の焦点距
離(最長焦点距離)における第1〜第4のレンズ群L1
〜L4の配置を示している.ワイド端とテレ端の各焦点
距離の間の任意のズーム位置においては、曲線71〜Z
4と任意の水平線との交点上に第1〜第4のレンズ群L
1〜L4が配置されるように、第1〜第4のレンズ群L
l〜L4が連動して駆動されるものである.このように
、第1〜第4のレンズ群L1〜L4が短焦点端と長焦点
端の間で各々独立な動きをすることによりズーミング(
変倍)が行われる。
むバリフォー力ルレンズである。第60図は本バリフォ
ーカルレンズにおける第1〜第4のレンズ群L1〜L4
の駆動量について説明するための図である。図中、曲線
71〜z4は第1〜第4レンズ群L1〜L4のズーミン
グ時の移動軌跡をそれぞれ示している.水平方向はレン
ズの光軸方向を示し、垂直方向はズーミングによる焦点
距離の変化を示している.上側の図はワイド端の焦点距
離(最短焦点距離)における第1〜第4のレンズ群L1
〜L4の配置を示しており、下側の図はテレ端の焦点距
離(最長焦点距離)における第1〜第4のレンズ群L1
〜L4の配置を示している.ワイド端とテレ端の各焦点
距離の間の任意のズーム位置においては、曲線71〜Z
4と任意の水平線との交点上に第1〜第4のレンズ群L
1〜L4が配置されるように、第1〜第4のレンズ群L
l〜L4が連動して駆動されるものである.このように
、第1〜第4のレンズ群L1〜L4が短焦点端と長焦点
端の間で各々独立な動きをすることによりズーミング(
変倍)が行われる。
また、第3及び第4のレンズ群L3,L4が一体となっ
て光軸方向に前後動することによりフォーカシング(焦
点調節)が行われる. 本光学系は、ズーミングを行うとピントがずれるバリフ
ォーカル系となっており、変倍の度にフォーカシング用
のレンズ群L3,L4を移動させてピント補償を行うよ
うになっている。一般にバリフォーカル系は、ズーミン
グを行ってもピントがずれない通常のズームレンズに比
べると、同じズーム比ならば小型・軽量化が可能であり
、最短撮影距離を短くできる等のメリットがある。そこ
で、上述したようなズーミングの度ごとのピント補償を
自動的に行い得るように構成しておけば、従来のズーム
レンズと使い勝手は変わらず、スペック上、優位なレン
ズを提供することができる。
て光軸方向に前後動することによりフォーカシング(焦
点調節)が行われる. 本光学系は、ズーミングを行うとピントがずれるバリフ
ォーカル系となっており、変倍の度にフォーカシング用
のレンズ群L3,L4を移動させてピント補償を行うよ
うになっている。一般にバリフォーカル系は、ズーミン
グを行ってもピントがずれない通常のズームレンズに比
べると、同じズーム比ならば小型・軽量化が可能であり
、最短撮影距離を短くできる等のメリットがある。そこ
で、上述したようなズーミングの度ごとのピント補償を
自動的に行い得るように構成しておけば、従来のズーム
レンズと使い勝手は変わらず、スペック上、優位なレン
ズを提供することができる。
以下、交換レンズLEの構成と動作について説明する.
第59図において、W1〜W4はそれぞれ第1〜第4の
レンズ群L1〜L4を保持する移動枠である。各移動枠
W1〜W4に立設されたピンP1〜P4は、固定カム環
30と移動カム環40に切られた各移動枠用のカムの交
点に位置して、その動きを規制されている.このカム環
30.40の展開図を第61図に示す.図中、実線で示
した31〜33は固定カム環30上のカムであり、第1
群用が31、第2群用が32、第3,第4群用は共通の
直進溝を使い、これが33である.また、破線で示した
41〜44は移動カム環40上のカムであり、第1〜第
4群用が順に41〜44である.図示された状態はワイ
ド端の状態であり、移動カム環40を回転させると、破
線で示すカム群は矢印Teleの方向へ移動し、第1,
第2レンズ群LL,L2は回転しながら、第3,第4レ
ンズ群L3,L4は非回転で各々カム形状に従って別々
に繰り出されてテレ端に至る.一方、フォーカシング時
には、移動力ム環40が光軸方向(矢印F OeLI3
方向)へ駆動され、第1,第2レンズ群Ll,L2はカ
ム41.42が直進溝のため動かず、第3,第4レンズ
群L3,L4はカム4 3 .4 4に沿って前後移動
する. 第59図において、80はパワーフォーカス又はパワー
ズームのための回転式の操作環であり、撮影者が操作環
80を光軸のまわりに回転させると、パワーフォーカス
又はパヮーズームが開始され、その回転量に応じてフォ
ーカシング又はズーミングのスピードが可変され、撮影
者が手を雛ずと、スプリング82により操作環80は元
の位置に自動復帰し、パワーフォーカス又はパヮーズー
ムが終了する.パワーフォーカス又はパヮーズームの方
向は操作環80の回転方向に応じて決定される. 次に、パワーフォーカシングの機構について説明する.
35はフォーカシング用の直進環であり、その外周面に
はへリコイド螺子を設けてある。このヘリコイド螺子は
、フォーカス環34の内周面に設けられたべリコイド螺
子と噛み合っている.直進環35の内面がらは直進伝達
ビンP5が突設されており、この直進伝達ビンP5は固
定カム環30に設けられた直進案内溝37に沿って直進
移動自在とされている。したがって、直進環35は光軸
方向には移動自在であるが、固定カム環30に対しては
回転しないようになっている.一方、フォーカス環34
は固定カム環30に対して回転自在とされているが、固
定筒70の内周面に設けられた四条に嵌合していること
により、フォーカス環34は光軸方向には移動しないよ
うになっている。このため、フォーカス環34が回、転
駆動されると、直進環35は光軸方向に直進移動するこ
とになる。つまり、フォーカス環34を一方向に回転さ
せると直進環35は前進し、反対方向に回転させると直
進環35は後退することになる.このフォーカス環34
は、AFカブラー26.16を介してボディBDから伝
達される動力によって回転駆動可能とされている。レン
ズ側のAPカブラー26は前端部にビニオン38を備え
ており、フォーカス環34の最後部内周面にはこのビニ
オン38に噛み合うインナーギア39を設けてある.A
Fカプラー26の後端面には凹溝が設けられており、こ
の凹溝はボディ側のAFカブラー16の前端面に設けら
れた凸条と嵌合して、ボデイBDからの回転力を伝達で
きるようになっている.ボディ側のAPカプラー16は
、AFモータM1により回転制御される.このAFモー
タM1は、ボディ内マイコンμC1の制御下にある.レ
ンズを通過した被写体光は、メインミラーMR1にてボ
ディBDの上部に配されたファインダー光学系(図示せ
ず)に導かれると共に、メインミラーMRIの中央部を
透過し、サブミラーMR2にて反射されて、ミラーボッ
クス下部に配された焦点検出用受光回路AFcTに導か
れる。FPはフイルム面であり、その直前にはフォー力
ルプレーンシャッター(図示せず)が配されている.焦
点検出用受光回路AFCTは、フィルム面FPと等価な
予定結像面の近傍に配置され、被写体光に基づいて撮影
レンズの焦点状態を検出し、デフォーカス量及びデフォ
ーカス方向を示す信号をボディ内マイコンμC1に与え
る.ボディ内マイコンμC1は、この信号に基づいてA
FモータM1を回転制御する. 次に、パワーズームの機構について説明する.移動カム
環40の回転、すなわちズーミングは操作環80を回転
操作することにより、その操作信号がレンズ内マイコン
μC2へ伝わり、ズームモータM3を回転させて行われ
る.ズームモータM3の回転はギア45を介してズーム
環46に伝わる。ズーム環46の後端部内面には回転伝
達ビンP6が突設されている。回転伝達ビンP6は固定
カム環30の円周方向に沿って設けられた円周案内溝3
6に沿って円周方向に移動自在とされている.したがっ
て、ズーム環46は回転自在ではあるが、光軸方向には
移動しない.一方、回転伝達ビンP6の先端部は、移動
カム環40に設けられた直進案内溝47に嵌合されてい
る.ズーム環46を回転させると、その回転力が回転伝
達ビンP6と直進案内溝47を介して移動カム環40に
伝達されて移動カム環40が回転するが、回転伝達ビン
P6は直進案内溝47の長手方向について移動自在とさ
れているので、移動カム環40はビンP6によってその
直進動が規制されることはない.移動カム環40の後端
部外周面には、円周案内溝48が設けられており、この
円周案内溝48には前述のフォーカス環35の直進伝達
ピンP5が嵌合されている.したがって、移動カム環4
0は、フォーカス環34の回転に伴う直進環35の直進
移動により直進伝達ビンP5と円周案内溝48を介して
直進移動し、ズーム環46の回転により回転伝達ビンP
6と直進案内清47を介して光軸のまわりに回転する. ところで、バリフォーカル系ではズーミングして焦点距
離を変えると、撮影距離も変化してしまう.したがって
、ズーミング後においても元の撮影距離にピントを合わ
せようとすると、ピント補正を行う必要があり、それに
は現在の焦点距離を知る必要がある.移動カム環40の
基準位置(例えばワイド端)からの回転角は焦点距離に
対応しているから、移動カム環40の回転角を知れば、
現在の焦点距離が分かる.このため、先述したように、
2つのエンコーダ50(第4図のエンコーダENC3)
と60(第4図のズームエンコーダZMEN)により移
動カム環40の回転角を知るようになっている.エンコ
ーダ5 0 .6 0からの情報が、レンズ内マイコン
μC2に送られ、その焦点距離に応じた補正値を電気接
点群Jを介してボディ内マイコンμC1に伝える.ボデ
ィ内マイコンμC1はAFモータM1を回転させること
により、焦点調節用のレンズ群L3,L4を動かして、
ズーミングによってもピントがずれないように瞬時にピ
ントを補正する. 第62図はズームモータM3の回転数を検出するエンコ
ーダ50の拡大斜視図である.このエンコーダ50はフ
ォトインタラプタ51とエンコーダ板52よりなる.フ
ォトインタラプタ51は、発光素子と受光素子を相対向
して配置したものであり、発光素子から受光素子に至る
光路中に障害物が存在しない場合には、発光素子からの
光信号が受光素子にて受光されて、受光出力を発生し、
前記光路中に障害物が存在するときには、発光素子から
の光信号が受光素子に受光されなくなり、受光出力が発
生しなくなるように構成されている.エンコーダ板52
はズームモータM3の回転軸に装着された円板に等角度
間隔毎に切り込みを設けた羽根板よりなり、ズームモー
タM3の回転につれて、羽根と切り込みとがフォトイン
タラプタ51の光路中に交互に位置するように、フォト
インタラプタ51に対する相対位置を設定されている。
レンズ群L1〜L4を保持する移動枠である。各移動枠
W1〜W4に立設されたピンP1〜P4は、固定カム環
30と移動カム環40に切られた各移動枠用のカムの交
点に位置して、その動きを規制されている.このカム環
30.40の展開図を第61図に示す.図中、実線で示
した31〜33は固定カム環30上のカムであり、第1
群用が31、第2群用が32、第3,第4群用は共通の
直進溝を使い、これが33である.また、破線で示した
41〜44は移動カム環40上のカムであり、第1〜第
4群用が順に41〜44である.図示された状態はワイ
ド端の状態であり、移動カム環40を回転させると、破
線で示すカム群は矢印Teleの方向へ移動し、第1,
第2レンズ群LL,L2は回転しながら、第3,第4レ
ンズ群L3,L4は非回転で各々カム形状に従って別々
に繰り出されてテレ端に至る.一方、フォーカシング時
には、移動力ム環40が光軸方向(矢印F OeLI3
方向)へ駆動され、第1,第2レンズ群Ll,L2はカ
ム41.42が直進溝のため動かず、第3,第4レンズ
群L3,L4はカム4 3 .4 4に沿って前後移動
する. 第59図において、80はパワーフォーカス又はパワー
ズームのための回転式の操作環であり、撮影者が操作環
80を光軸のまわりに回転させると、パワーフォーカス
又はパヮーズームが開始され、その回転量に応じてフォ
ーカシング又はズーミングのスピードが可変され、撮影
者が手を雛ずと、スプリング82により操作環80は元
の位置に自動復帰し、パワーフォーカス又はパヮーズー
ムが終了する.パワーフォーカス又はパヮーズームの方
向は操作環80の回転方向に応じて決定される. 次に、パワーフォーカシングの機構について説明する.
35はフォーカシング用の直進環であり、その外周面に
はへリコイド螺子を設けてある。このヘリコイド螺子は
、フォーカス環34の内周面に設けられたべリコイド螺
子と噛み合っている.直進環35の内面がらは直進伝達
ビンP5が突設されており、この直進伝達ビンP5は固
定カム環30に設けられた直進案内溝37に沿って直進
移動自在とされている。したがって、直進環35は光軸
方向には移動自在であるが、固定カム環30に対しては
回転しないようになっている.一方、フォーカス環34
は固定カム環30に対して回転自在とされているが、固
定筒70の内周面に設けられた四条に嵌合していること
により、フォーカス環34は光軸方向には移動しないよ
うになっている。このため、フォーカス環34が回、転
駆動されると、直進環35は光軸方向に直進移動するこ
とになる。つまり、フォーカス環34を一方向に回転さ
せると直進環35は前進し、反対方向に回転させると直
進環35は後退することになる.このフォーカス環34
は、AFカブラー26.16を介してボディBDから伝
達される動力によって回転駆動可能とされている。レン
ズ側のAPカブラー26は前端部にビニオン38を備え
ており、フォーカス環34の最後部内周面にはこのビニ
オン38に噛み合うインナーギア39を設けてある.A
Fカプラー26の後端面には凹溝が設けられており、こ
の凹溝はボディ側のAFカブラー16の前端面に設けら
れた凸条と嵌合して、ボデイBDからの回転力を伝達で
きるようになっている.ボディ側のAPカプラー16は
、AFモータM1により回転制御される.このAFモー
タM1は、ボディ内マイコンμC1の制御下にある.レ
ンズを通過した被写体光は、メインミラーMR1にてボ
ディBDの上部に配されたファインダー光学系(図示せ
ず)に導かれると共に、メインミラーMRIの中央部を
透過し、サブミラーMR2にて反射されて、ミラーボッ
クス下部に配された焦点検出用受光回路AFcTに導か
れる。FPはフイルム面であり、その直前にはフォー力
ルプレーンシャッター(図示せず)が配されている.焦
点検出用受光回路AFCTは、フィルム面FPと等価な
予定結像面の近傍に配置され、被写体光に基づいて撮影
レンズの焦点状態を検出し、デフォーカス量及びデフォ
ーカス方向を示す信号をボディ内マイコンμC1に与え
る.ボディ内マイコンμC1は、この信号に基づいてA
FモータM1を回転制御する. 次に、パワーズームの機構について説明する.移動カム
環40の回転、すなわちズーミングは操作環80を回転
操作することにより、その操作信号がレンズ内マイコン
μC2へ伝わり、ズームモータM3を回転させて行われ
る.ズームモータM3の回転はギア45を介してズーム
環46に伝わる。ズーム環46の後端部内面には回転伝
達ビンP6が突設されている。回転伝達ビンP6は固定
カム環30の円周方向に沿って設けられた円周案内溝3
6に沿って円周方向に移動自在とされている.したがっ
て、ズーム環46は回転自在ではあるが、光軸方向には
移動しない.一方、回転伝達ビンP6の先端部は、移動
カム環40に設けられた直進案内溝47に嵌合されてい
る.ズーム環46を回転させると、その回転力が回転伝
達ビンP6と直進案内溝47を介して移動カム環40に
伝達されて移動カム環40が回転するが、回転伝達ビン
P6は直進案内溝47の長手方向について移動自在とさ
れているので、移動カム環40はビンP6によってその
直進動が規制されることはない.移動カム環40の後端
部外周面には、円周案内溝48が設けられており、この
円周案内溝48には前述のフォーカス環35の直進伝達
ピンP5が嵌合されている.したがって、移動カム環4
0は、フォーカス環34の回転に伴う直進環35の直進
移動により直進伝達ビンP5と円周案内溝48を介して
直進移動し、ズーム環46の回転により回転伝達ビンP
6と直進案内清47を介して光軸のまわりに回転する. ところで、バリフォーカル系ではズーミングして焦点距
離を変えると、撮影距離も変化してしまう.したがって
、ズーミング後においても元の撮影距離にピントを合わ
せようとすると、ピント補正を行う必要があり、それに
は現在の焦点距離を知る必要がある.移動カム環40の
基準位置(例えばワイド端)からの回転角は焦点距離に
対応しているから、移動カム環40の回転角を知れば、
現在の焦点距離が分かる.このため、先述したように、
2つのエンコーダ50(第4図のエンコーダENC3)
と60(第4図のズームエンコーダZMEN)により移
動カム環40の回転角を知るようになっている.エンコ
ーダ5 0 .6 0からの情報が、レンズ内マイコン
μC2に送られ、その焦点距離に応じた補正値を電気接
点群Jを介してボディ内マイコンμC1に伝える.ボデ
ィ内マイコンμC1はAFモータM1を回転させること
により、焦点調節用のレンズ群L3,L4を動かして、
ズーミングによってもピントがずれないように瞬時にピ
ントを補正する. 第62図はズームモータM3の回転数を検出するエンコ
ーダ50の拡大斜視図である.このエンコーダ50はフ
ォトインタラプタ51とエンコーダ板52よりなる.フ
ォトインタラプタ51は、発光素子と受光素子を相対向
して配置したものであり、発光素子から受光素子に至る
光路中に障害物が存在しない場合には、発光素子からの
光信号が受光素子にて受光されて、受光出力を発生し、
前記光路中に障害物が存在するときには、発光素子から
の光信号が受光素子に受光されなくなり、受光出力が発
生しなくなるように構成されている.エンコーダ板52
はズームモータM3の回転軸に装着された円板に等角度
間隔毎に切り込みを設けた羽根板よりなり、ズームモー
タM3の回転につれて、羽根と切り込みとがフォトイン
タラプタ51の光路中に交互に位置するように、フォト
インタラプタ51に対する相対位置を設定されている。
したがって、ズームモータM3が一定角度回転する毎に
フォトインタラブタ51の受光素子からはパルス信号が
得られるものであり、このパルス信号の個数をカウント
することにより、ズームモータM3の回転角度を検出す
ることができる.第63図はズーム環46の回転角を検
出する粗いエンコーダ60の拡大斜視図である.このエ
ンコーダ60は、コード板61とブラシ62よりなる.
コード板61はズーム環46の外周面に沿って固定され
たフレキシブルプリント板よりなり、ズーム環46の円
周方向に沿って5本のコードパターンが印刷されている
.ブラシ62は固定鏡胴70の内周面に固定された弾性
を有する導電板よりなり、本実施例では5本の接触子を
有している。
フォトインタラブタ51の受光素子からはパルス信号が
得られるものであり、このパルス信号の個数をカウント
することにより、ズームモータM3の回転角度を検出す
ることができる.第63図はズーム環46の回転角を検
出する粗いエンコーダ60の拡大斜視図である.このエ
ンコーダ60は、コード板61とブラシ62よりなる.
コード板61はズーム環46の外周面に沿って固定され
たフレキシブルプリント板よりなり、ズーム環46の円
周方向に沿って5本のコードパターンが印刷されている
.ブラシ62は固定鏡胴70の内周面に固定された弾性
を有する導電板よりなり、本実施例では5本の接触子を
有している。
各接触子はコード板62に印刷された5本のコードパタ
ーンの各々に摺動自在に接触している.各コードパター
ンはズーム環46の円周方向に沿って導電部と非導電部
とを有している.各接触子が導電部又は非導電部に接触
することにより論理値“1“又は゛0”がそれぞれ得ら
れるので、ズーム環46の回転角に応じて、コード板6
1から5ビットのデジタルデータが得られる. 次に、このような2通りのエンコーダ50.60を併用
する理由を説明する.本レンズシステムはバリフ゜オー
カル光学系であるため、変倍により焦点距離が変わると
、焦点調節状態が変わることは既に述べた.本レンズシ
ステムでは、この撮影距離の変化をレンズ内での演算に
より補正しようとするものであるが、それには、まず現
在の焦点距離をレンズ内マイコンμC2に知らせること
が必要である.そして、補正演算を正確に行うためには
、高い分解能で焦点距離を検出しなければならない.従
来のズームレンズでは、さほど高い精度は必要でなかっ
たから、第63図に示すような粗いエンコーダ60で大
まかに焦点距離を検出していた.しかしながら、今回、
本レンズシステムの要求する精度は、このエンコーダ6
0におけるコード板61のコードパターンを細かくする
ことだけでは達成し得ないものである.そこで、従来、
カメラボディにおけるAFモータM1の駆動量検出のた
めに良く用いられているフォトインタラブタをレンズに
搭載して、フォトインクラプタの出力パルス数からズー
ムモータM3の回転数を知ることにより、ズーム環46
の回転角を厳密に検出する.ズーム環46の回転角から
は焦点距離が一対一に対応して既に知られているものと
すると、焦点距離を正確に検出することができる.とこ
ろで、第62図に示すエンコーダ50のみを用いて焦点
距離検出用のエンコーダを形成すると、第63図に示す
エンコーダ60に比べて分解能は向上する反面、次のよ
うな欠点が生じる.すなわち、エンコーダ60はズーム
環46の回転量をほぼダイレクトに読み取るものである
が、エンコーダ50ではズーム環46の回転角を減速機
構を経てズームモータM3の軸回転角に近いところまで
増速して、その回転量を読み取るものであるから、パッ
クラッシュ等の誤差要因を生じやすい.また、エンコー
ダ50は焦点距離をテレ端又はワイド端からの総パルス
数で読むものであるから、例えば、ワイド端とテレ端の
間で1000パルスにもなると、パックラッシュ等によ
る誤差が累積し、焦点距離の絶対値を正確に知るのは難
しい.そこで、エンコーダ50と60を併用し、ズーム
環46の絶対的な位置をエンコーダ60で検出し、エン
コーダ60からのコード出力が同じ区間内をエンコーダ
50で更に細分化して、厳密な焦点距離を読み取り、分
解能を上げる.すなわち、コード板61による読取値が
変わる度に、フォトインタラブタ51の出力パルス数の
カウンタをOにリセットし、コード板61による読取値
が同じである区間内でフォトインタラプタ51の出力パ
ルス数をカウントする.コード板61による読取値の各
々に対して、その区間内でのフォトインタラプタ51の
1パルスが焦点距離変化の何輪一に対応するかを前以て
記憶しておけば、全体として分解能の高いエンコーダが
構成できる. 第64図は自動復帰式の繰作環80の構成を説明するた
めの分解斜視図であり、第65図は上記操作環80の円
周方向に沿った展開図である.第66図(a) . (
b)は操作環80の電気スイッチ部の構成を説明するた
めの平面図及び断面図である.図中、70は固定鏡胴、
80は操作環、80a.80bは内径突起、81a,8
lbはコ字型部材、82は自動復帰用のコイルスプリン
グ、83はブラシ、84はコード板である. コ字型部材81m.8lbは、固定鏡胴70の小径部7
0a,70bにそれぞれ位置し、ガイド71170gに
沿って配されたコイルスプリング82により互いに引っ
張られて固定鏡胴70の大径部70dの端面に規制され
て停止している.操作環80はその内周が固定鏡胴70
の大径部7 0d,7 0e.70fに嵌合し、内径突
起80a,80bがそれぞれコ字型部材81m,8lb
におけるコ字型の隙間に遊嵌される.第65図に示すよ
うに、内径突起80a,80bは共に前記隙間の外側の
端面にほぼ当接するようになっている.操作環80は第
59図に示すように固定鏡胴70に螺着される環状部材
85で抜け止めされる. 第65図に示した状憇から操作環80を持って、矢印で
示す方向に回転させると、内径突起80aに係合されて
、コ字型部材81aがコイルスプリング82の引張力に
抗して、小径部70a上を矢印で示す方向へ大径部70
eの端面に当接するまで回動し、回転角θ1の回動がな
される.このとき、同時に内径突起80bはコ字型部材
8lbのコ字型の隙間内を動くが、θ2〉θ1となるよ
うに設計されているので、内径突起80bとコ字型部材
8lbの間には何の規制も働かない.次に、撮影者が操
作環80から手を離すと、コイルスプリング82の復元
力により瞬時に操作環80は逆回転して元の状態に戻る
.矢印で示す方向とは逆方向についても同様のことが成
り立ち、操作環80は左右両方向についてそれぞれ回転
角θ1の回動が可能であり、また、手を離すと、自動復
帰する.この操作環80を電気スイッチとして作用させ
るために、第66図(a),(b)に示すように、操作
環80の内周面にブラシ83を加締等の手段で固着させ
、固定鏡胴70の小径部?Oc上にフレキシブルプリン
ト板よりなるコード板84を配している.今、第65図
に示す通常の位置では、ブラシ接点は、第66図(a)
に示す“vO”の範囲にあり、電気スイッチはOFF状
態である.この状態から、操作環80を矢印で示す方向
に回転させると、それに応じてブラシ83はコード板8
4の上を動いて“■1”の範囲に入り、さらに“■2”
の範囲に入る.これにより、コード板84からの出力信
号として、2種類の情報がレンズ内マイコンμC2に入
力される.この情報により、レンズ内マイコンμC2は
“■1”の範囲では第1の速度で、“V2”の範囲では
第2の速度で、ズームモータM3を制御する.同様に、
逆方向への操作についても、一Vl”の範囲では回転方
向が逆で第1の速度で、−V2”の範囲では回転方向が
逆で第2の速度で、ズームモータM3を制御する.また
、同じ情報がレンズ内マイコンμC2からボディ内マイ
コンμC1にも伝達され、AFモータM1が制御される
.ただし、本実施例ではパワーフォーカス時には“”V
l−“’V2”いずれの範囲にあってもモータM1の回
転速度は変わらず、操作環80の操作方向に応じてAF
モータM1の回転方向が制御されるだけである。
ーンの各々に摺動自在に接触している.各コードパター
ンはズーム環46の円周方向に沿って導電部と非導電部
とを有している.各接触子が導電部又は非導電部に接触
することにより論理値“1“又は゛0”がそれぞれ得ら
れるので、ズーム環46の回転角に応じて、コード板6
1から5ビットのデジタルデータが得られる. 次に、このような2通りのエンコーダ50.60を併用
する理由を説明する.本レンズシステムはバリフ゜オー
カル光学系であるため、変倍により焦点距離が変わると
、焦点調節状態が変わることは既に述べた.本レンズシ
ステムでは、この撮影距離の変化をレンズ内での演算に
より補正しようとするものであるが、それには、まず現
在の焦点距離をレンズ内マイコンμC2に知らせること
が必要である.そして、補正演算を正確に行うためには
、高い分解能で焦点距離を検出しなければならない.従
来のズームレンズでは、さほど高い精度は必要でなかっ
たから、第63図に示すような粗いエンコーダ60で大
まかに焦点距離を検出していた.しかしながら、今回、
本レンズシステムの要求する精度は、このエンコーダ6
0におけるコード板61のコードパターンを細かくする
ことだけでは達成し得ないものである.そこで、従来、
カメラボディにおけるAFモータM1の駆動量検出のた
めに良く用いられているフォトインタラブタをレンズに
搭載して、フォトインクラプタの出力パルス数からズー
ムモータM3の回転数を知ることにより、ズーム環46
の回転角を厳密に検出する.ズーム環46の回転角から
は焦点距離が一対一に対応して既に知られているものと
すると、焦点距離を正確に検出することができる.とこ
ろで、第62図に示すエンコーダ50のみを用いて焦点
距離検出用のエンコーダを形成すると、第63図に示す
エンコーダ60に比べて分解能は向上する反面、次のよ
うな欠点が生じる.すなわち、エンコーダ60はズーム
環46の回転量をほぼダイレクトに読み取るものである
が、エンコーダ50ではズーム環46の回転角を減速機
構を経てズームモータM3の軸回転角に近いところまで
増速して、その回転量を読み取るものであるから、パッ
クラッシュ等の誤差要因を生じやすい.また、エンコー
ダ50は焦点距離をテレ端又はワイド端からの総パルス
数で読むものであるから、例えば、ワイド端とテレ端の
間で1000パルスにもなると、パックラッシュ等によ
る誤差が累積し、焦点距離の絶対値を正確に知るのは難
しい.そこで、エンコーダ50と60を併用し、ズーム
環46の絶対的な位置をエンコーダ60で検出し、エン
コーダ60からのコード出力が同じ区間内をエンコーダ
50で更に細分化して、厳密な焦点距離を読み取り、分
解能を上げる.すなわち、コード板61による読取値が
変わる度に、フォトインタラブタ51の出力パルス数の
カウンタをOにリセットし、コード板61による読取値
が同じである区間内でフォトインタラプタ51の出力パ
ルス数をカウントする.コード板61による読取値の各
々に対して、その区間内でのフォトインタラプタ51の
1パルスが焦点距離変化の何輪一に対応するかを前以て
記憶しておけば、全体として分解能の高いエンコーダが
構成できる. 第64図は自動復帰式の繰作環80の構成を説明するた
めの分解斜視図であり、第65図は上記操作環80の円
周方向に沿った展開図である.第66図(a) . (
b)は操作環80の電気スイッチ部の構成を説明するた
めの平面図及び断面図である.図中、70は固定鏡胴、
80は操作環、80a.80bは内径突起、81a,8
lbはコ字型部材、82は自動復帰用のコイルスプリン
グ、83はブラシ、84はコード板である. コ字型部材81m.8lbは、固定鏡胴70の小径部7
0a,70bにそれぞれ位置し、ガイド71170gに
沿って配されたコイルスプリング82により互いに引っ
張られて固定鏡胴70の大径部70dの端面に規制され
て停止している.操作環80はその内周が固定鏡胴70
の大径部7 0d,7 0e.70fに嵌合し、内径突
起80a,80bがそれぞれコ字型部材81m,8lb
におけるコ字型の隙間に遊嵌される.第65図に示すよ
うに、内径突起80a,80bは共に前記隙間の外側の
端面にほぼ当接するようになっている.操作環80は第
59図に示すように固定鏡胴70に螺着される環状部材
85で抜け止めされる. 第65図に示した状憇から操作環80を持って、矢印で
示す方向に回転させると、内径突起80aに係合されて
、コ字型部材81aがコイルスプリング82の引張力に
抗して、小径部70a上を矢印で示す方向へ大径部70
eの端面に当接するまで回動し、回転角θ1の回動がな
される.このとき、同時に内径突起80bはコ字型部材
8lbのコ字型の隙間内を動くが、θ2〉θ1となるよ
うに設計されているので、内径突起80bとコ字型部材
8lbの間には何の規制も働かない.次に、撮影者が操
作環80から手を離すと、コイルスプリング82の復元
力により瞬時に操作環80は逆回転して元の状態に戻る
.矢印で示す方向とは逆方向についても同様のことが成
り立ち、操作環80は左右両方向についてそれぞれ回転
角θ1の回動が可能であり、また、手を離すと、自動復
帰する.この操作環80を電気スイッチとして作用させ
るために、第66図(a),(b)に示すように、操作
環80の内周面にブラシ83を加締等の手段で固着させ
、固定鏡胴70の小径部?Oc上にフレキシブルプリン
ト板よりなるコード板84を配している.今、第65図
に示す通常の位置では、ブラシ接点は、第66図(a)
に示す“vO”の範囲にあり、電気スイッチはOFF状
態である.この状態から、操作環80を矢印で示す方向
に回転させると、それに応じてブラシ83はコード板8
4の上を動いて“■1”の範囲に入り、さらに“■2”
の範囲に入る.これにより、コード板84からの出力信
号として、2種類の情報がレンズ内マイコンμC2に入
力される.この情報により、レンズ内マイコンμC2は
“■1”の範囲では第1の速度で、“V2”の範囲では
第2の速度で、ズームモータM3を制御する.同様に、
逆方向への操作についても、一Vl”の範囲では回転方
向が逆で第1の速度で、−V2”の範囲では回転方向が
逆で第2の速度で、ズームモータM3を制御する.また
、同じ情報がレンズ内マイコンμC2からボディ内マイ
コンμC1にも伝達され、AFモータM1が制御される
.ただし、本実施例ではパワーフォーカス時には“”V
l−“’V2”いずれの範囲にあってもモータM1の回
転速度は変わらず、操作環80の操作方向に応じてAF
モータM1の回転方向が制御されるだけである。
なお、実施例の電気スイッチでは、一方向について2段
の変速を可能とする例を示したが、ブラシ83の足数と
コード板84のパターンの設定により、3段以上の変速
を可能にしても良い。
の変速を可能とする例を示したが、ブラシ83の足数と
コード板84のパターンの設定により、3段以上の変速
を可能にしても良い。
第67図は交換レンズLEと、これに着脱自在に装着さ
れるバッテリーパック90の外観を示している.バッテ
リーパッタリ0には、補助電池E2が収納されている.
交換レンズLEの固定鏡胴70の下部には、モータ収納
部71が突設されている.バッテリーパック90には、
このモータ収納部71に対応する凹所91が設けられて
いる.そして、この凹所91の両側壁上方にスライド溝
92を備えている.また、凹所91の奥部には一対の電
極端子93を備えている。
れるバッテリーパック90の外観を示している.バッテ
リーパッタリ0には、補助電池E2が収納されている.
交換レンズLEの固定鏡胴70の下部には、モータ収納
部71が突設されている.バッテリーパック90には、
このモータ収納部71に対応する凹所91が設けられて
いる.そして、この凹所91の両側壁上方にスライド溝
92を備えている.また、凹所91の奥部には一対の電
極端子93を備えている。
第68図(a) . (b)は交換レンズLEがらバッ
テリーバッタリ0を外した状態の正面図及び側面図であ
る.同図に示すように、交換レンズLEにおけるモータ
収納部71の両側には、スライド講92に対応する凸条
72が設けられている。また、モータ収納部71の少し
後方には、プッシュ式のストッパー74を備えている。
テリーバッタリ0を外した状態の正面図及び側面図であ
る.同図に示すように、交換レンズLEにおけるモータ
収納部71の両側には、スライド講92に対応する凸条
72が設けられている。また、モータ収納部71の少し
後方には、プッシュ式のストッパー74を備えている。
第69図(.),(b)は交換レンズLEにバッテリー
パック90を装着した状態の正面図及び側面図である.
バッテリーパックリ0を装着するには、凸条72とスラ
イド溝92が嵌合するようにしながら、同図(b)にお
いて、交換レンズLEの右側からバッテリーバックリ0
をスライドさせる。同図(.)に示すように、交換レン
ズLEのモータ収納部71にバッテリーバック90の凹
所91が嵌合した状態で、同図(b)に示すように、プ
ッシュ式のストッパー74がバッテリーパックリ0の後
端部に当接し、バッテリーバック90の抜け止めとなる
. 第70図は第69図(b)における円内の構造を拡大し
て示した部分断面図である.プッシュ式のストッパー7
4は、板ばね75に装着されており、常時は板ばね75
に付勢されて固定鏡胴70の表面から突出しているが、
図中、上方に押し込むことにより固定鏡胴70の内部に
完全に退避できる。
パック90を装着した状態の正面図及び側面図である.
バッテリーパックリ0を装着するには、凸条72とスラ
イド溝92が嵌合するようにしながら、同図(b)にお
いて、交換レンズLEの右側からバッテリーバックリ0
をスライドさせる。同図(.)に示すように、交換レン
ズLEのモータ収納部71にバッテリーバック90の凹
所91が嵌合した状態で、同図(b)に示すように、プ
ッシュ式のストッパー74がバッテリーパックリ0の後
端部に当接し、バッテリーバック90の抜け止めとなる
. 第70図は第69図(b)における円内の構造を拡大し
て示した部分断面図である.プッシュ式のストッパー7
4は、板ばね75に装着されており、常時は板ばね75
に付勢されて固定鏡胴70の表面から突出しているが、
図中、上方に押し込むことにより固定鏡胴70の内部に
完全に退避できる。
したがって、バッテリーパック90を取り外す場合には
、板ばね75の付勢力に抗してプッシュ式のストッパー
74を固定鏡胴70内に退避するまで押し込んで、図中
、右側にバッテリーバック90をスライドさせれば良い
.バッテリーパックリ0の電極端子93は、コイルスプ
リング94にて付勢されて、モータ収納部71の後端面
に設けられた電極端子73に確実に接触する. 第71図は第70図のB−B’線についての断面図であ
る.同図から明らかなように、交換レンズLEにおける
一対の凸条72がバッテリーパック90のスライド溝9
2に嵌合することにより、バッテリーパック90が交換
レンズLEから落ちないように構成されている.また、
一対の補助電池E2がモータ収納部71の両側に位置す
ることにより、外観上の違和感が無く、重量のバランス
も良好となるものである. 以上で本実施例のハードウェアについての説明を終えて
、次にソフトウェアについて説明する。
、板ばね75の付勢力に抗してプッシュ式のストッパー
74を固定鏡胴70内に退避するまで押し込んで、図中
、右側にバッテリーバック90をスライドさせれば良い
.バッテリーパックリ0の電極端子93は、コイルスプ
リング94にて付勢されて、モータ収納部71の後端面
に設けられた電極端子73に確実に接触する. 第71図は第70図のB−B’線についての断面図であ
る.同図から明らかなように、交換レンズLEにおける
一対の凸条72がバッテリーパック90のスライド溝9
2に嵌合することにより、バッテリーパック90が交換
レンズLEから落ちないように構成されている.また、
一対の補助電池E2がモータ収納部71の両側に位置す
ることにより、外観上の違和感が無く、重量のバランス
も良好となるものである. 以上で本実施例のハードウェアについての説明を終えて
、次にソフトウェアについて説明する。
まず、ボディ内マイコンμC1のソフトウェアについて
説明する。
説明する。
カメラボディBDに電池E1が装着されると、電池装着
検出スイッチSRE1(第3図参照)がOFFとなり、
リセット用のコンデンサC1が抵抗R1を介して充電さ
れ、カメラ全体を制御するボディ内マイコンμC1のリ
セット端子REIに゛Lou+レベルから゜’High
”レベルへと変化するリセット信号が入力される.この
リセット信号の入力により、ボディ内マイコンμC1は
、内部のハードウェアによりクロックの発生を開始する
と共に、DC/DCコンバータDDを動作させ、駆動可
能な電圧VDDを供給されて、第5図に示すリセットル
ーチンを実行するものである.なお、後述の停止状態(
ホルト状態)においては、ボディ内マイコンμC1のク
ロックが停止し、DC/DCコンバータDDも動作を停
止しているが、この停止状態からの割込による制御では
、上述の電池装着時と同様に、ボディ内マイコンμC1
の内部のハードウェアにより、クロックの発生開始及び
DC/DCコンバータDDの動作開始が行われるもので
ある。
検出スイッチSRE1(第3図参照)がOFFとなり、
リセット用のコンデンサC1が抵抗R1を介して充電さ
れ、カメラ全体を制御するボディ内マイコンμC1のリ
セット端子REIに゛Lou+レベルから゜’High
”レベルへと変化するリセット信号が入力される.この
リセット信号の入力により、ボディ内マイコンμC1は
、内部のハードウェアによりクロックの発生を開始する
と共に、DC/DCコンバータDDを動作させ、駆動可
能な電圧VDDを供給されて、第5図に示すリセットル
ーチンを実行するものである.なお、後述の停止状態(
ホルト状態)においては、ボディ内マイコンμC1のク
ロックが停止し、DC/DCコンバータDDも動作を停
止しているが、この停止状態からの割込による制御では
、上述の電池装着時と同様に、ボディ内マイコンμC1
の内部のハードウェアにより、クロックの発生開始及び
DC/DCコンバータDDの動作開始が行われるもので
ある。
第5図のリセットルーチンでは、まず、全ての割込を禁
止して、各種のボートやレジスタをリセットし、リセッ
トルーチンを通ったことを示すフラグRSTFをセット
する(#5〜#15),そして、メインスイッチSMが
ONされているが否かを判定する(# 2 0 )。メ
インスイッチSMがONからOFFへ、或いはOFFか
らONへ変化したときにも、メインスイッチ操作による
割込SM I NTが#20から実行される.#20で
メインスイッチSイがONされているときには、全割込
を許可して、リセットルーチンを通ったことを示ずフラ
グRSTFをリセットし、各回路及びレンズ側への給電
を行うためのトランジスタTr1,Tr2をONするべ
く、電源制御端子PW 1 ,PW2 (出力ボート)
をそれぞれ゛’High”レベルにする(#25〜#3
5). そして、次にAFレンズ繰り込みのサブルーチンを実行
する(#40).このサブルーチンを第6図に示す.同
サブルーチンがコールされると、まず、レンズ交信Hの
サブルーチンを実行する(#150). レンズ交信■は、レンズとの交信モードの中で、本実施
例で説明される新式のレンズ(以下「新レンズ」という
)からのデータを入力する交信モードである.このサブ
ルーチンを第11図に示す.同サブルーチンがコールさ
れると、まず、交信モードがモード■であることを示す
データをセットし、端子CSLEを゜’ L am’レ
ベルとし、レンズにデータ交信を行うことを知らせる(
#4 0 0,#4 0 2)。
止して、各種のボートやレジスタをリセットし、リセッ
トルーチンを通ったことを示すフラグRSTFをセット
する(#5〜#15),そして、メインスイッチSMが
ONされているが否かを判定する(# 2 0 )。メ
インスイッチSMがONからOFFへ、或いはOFFか
らONへ変化したときにも、メインスイッチ操作による
割込SM I NTが#20から実行される.#20で
メインスイッチSイがONされているときには、全割込
を許可して、リセットルーチンを通ったことを示ずフラ
グRSTFをリセットし、各回路及びレンズ側への給電
を行うためのトランジスタTr1,Tr2をONするべ
く、電源制御端子PW 1 ,PW2 (出力ボート)
をそれぞれ゛’High”レベルにする(#25〜#3
5). そして、次にAFレンズ繰り込みのサブルーチンを実行
する(#40).このサブルーチンを第6図に示す.同
サブルーチンがコールされると、まず、レンズ交信Hの
サブルーチンを実行する(#150). レンズ交信■は、レンズとの交信モードの中で、本実施
例で説明される新式のレンズ(以下「新レンズ」という
)からのデータを入力する交信モードである.このサブ
ルーチンを第11図に示す.同サブルーチンがコールさ
れると、まず、交信モードがモード■であることを示す
データをセットし、端子CSLEを゜’ L am’レ
ベルとし、レンズにデータ交信を行うことを知らせる(
#4 0 0,#4 0 2)。
そして、2バイトのシリアル交信を行う(#4o5).
このとき、ボディとレンズは、互いに相手にデータをシ
リアルに出力しながら、相手から送られてくるデータを
同時にシリアルに入力する。
このとき、ボディとレンズは、互いに相手にデータをシ
リアルに出力しながら、相手から送られてくるデータを
同時にシリアルに入力する。
1バイト目はボディの種類を示すデータをボディから出
力する。このとき、レンズからは意味は無いデータFF
H(添字Hは16進数を示す)が出力され、レンズとボ
ディはそれぞれ相手から送られるデータを入力する。2
バイト目は、レンズの種類を示すデータをレンズがら出
カする。このとき、ボディからは意味の無いデータFF
Hが出カされ、レンズとボディはそれぞれ相手から送ら
れてくるデータを入力する。そして、レンズとの交信モ
ードがモード■であることを示すべく、上記セットした
交信モードの1バイトのデータをレンズに出力し、少し
待機して、旧レンズが否かを判定し、旧レンズであれば
、レンズから6バイトのデータを入力し、端子CSLE
を゛High”レベルにし、リターンする(#416〜
#418).#416において、新レンズであればレン
ズから13バイトのデータを入力し、端子CSLEを“
High’“レベルにする(#41.O〜#4 2 5
)。そして、所定の繰り出し量NAを変数N3に、変数
N3を変数N4にそれぞれ代入して、リターンする(#
426,#427).なお、変数N3,N4については
後述する. ここで、本実施例におけるボディとレンズ間の交信デー
タの内容について説明しておく.まず、旧レンズとのレ
ンズ交信では、レンズからボディにレンズ固有のデータ
が送られるものであり、その内容は(1)開放絞り値A
V o、(ii)jt大絞り値AVmax、(iii
)デフォーカス量一駆動量変換係数KL、(iv)焦点
距Nf、(V)レンズ装着信号、(vi)繰り出し量一
距離変換係数K.である。
力する。このとき、レンズからは意味は無いデータFF
H(添字Hは16進数を示す)が出力され、レンズとボ
ディはそれぞれ相手から送られるデータを入力する。2
バイト目は、レンズの種類を示すデータをレンズがら出
カする。このとき、ボディからは意味の無いデータFF
Hが出カされ、レンズとボディはそれぞれ相手から送ら
れてくるデータを入力する。そして、レンズとの交信モ
ードがモード■であることを示すべく、上記セットした
交信モードの1バイトのデータをレンズに出力し、少し
待機して、旧レンズが否かを判定し、旧レンズであれば
、レンズから6バイトのデータを入力し、端子CSLE
を゛High”レベルにし、リターンする(#416〜
#418).#416において、新レンズであればレン
ズから13バイトのデータを入力し、端子CSLEを“
High’“レベルにする(#41.O〜#4 2 5
)。そして、所定の繰り出し量NAを変数N3に、変数
N3を変数N4にそれぞれ代入して、リターンする(#
426,#427).なお、変数N3,N4については
後述する. ここで、本実施例におけるボディとレンズ間の交信デー
タの内容について説明しておく.まず、旧レンズとのレ
ンズ交信では、レンズからボディにレンズ固有のデータ
が送られるものであり、その内容は(1)開放絞り値A
V o、(ii)jt大絞り値AVmax、(iii
)デフォーカス量一駆動量変換係数KL、(iv)焦点
距Nf、(V)レンズ装着信号、(vi)繰り出し量一
距離変換係数K.である。
新レンズとのレンズ交信には、モード1〜■のレンズ交
信がある.以下、各モードについて説明する。
信がある.以下、各モードについて説明する。
モードIのレンズ交信では、ボディからレンズにズーム
繰り込みモードを示すデータが送られる.モード■のレ
ンズ交信では、レンズからボディにレンズ固有のデータ
として、上記(i)〜(vi)のデータが送られると共
に、レンズの状態を示す信号として、(vii)バッテ
リーチェックデータBC、レンズスイッチSQの状態、
オートズームプログラムモード、ズームスイッチのON
/OFF、(vii)パワーフォーカス(PF)かパワ
ーズーム(PZ)かを示す信号、パワーズーム(PZ)
の移動方向と移動速度、(ix)所定の繰り出し量NA
、(x )A Z Pモードでの目標焦点距離fc、(
xi)ファインダー内表示用のデータとして、ズームモ
ードがリセットモードであるときのセットが完了したか
否かを示すデータ(1ビ・ット)、AZPIモードにお
ける警告データの有/無を示すデータ(1ビット)、A
ZP2モードのセット状態(ノンセット、1点セット、
2点セット)を示すデータ(2ビット)、(×ワ最短焦
点距離r#lin、(xiii)最長焦点距離r精ax
が送られる. モード旧のレンズ交信では、ボディからレンズに、(x
iv)ズーム許可/禁止、リセット有/無、合焦の有/
無、(xv)無限遠位置NFからの繰り出し量N、(x
vi )焦点距離fを示すデータが送られる.モード
■のレンズ交信では、露光間ズームの制御において、端
子CSLEが“Low”レベルに変化する信号がボディ
からレンズに送られる.モード■のレンズ交信では、レ
ンズからボディに、(xvii)スリーブ許可/禁止を
示すデータが送られる. 以上の(i)〜(xvii)の各データはそれぞれ1バ
イトのデータとして入出力されるものである。
繰り込みモードを示すデータが送られる.モード■のレ
ンズ交信では、レンズからボディにレンズ固有のデータ
として、上記(i)〜(vi)のデータが送られると共
に、レンズの状態を示す信号として、(vii)バッテ
リーチェックデータBC、レンズスイッチSQの状態、
オートズームプログラムモード、ズームスイッチのON
/OFF、(vii)パワーフォーカス(PF)かパワ
ーズーム(PZ)かを示す信号、パワーズーム(PZ)
の移動方向と移動速度、(ix)所定の繰り出し量NA
、(x )A Z Pモードでの目標焦点距離fc、(
xi)ファインダー内表示用のデータとして、ズームモ
ードがリセットモードであるときのセットが完了したか
否かを示すデータ(1ビ・ット)、AZPIモードにお
ける警告データの有/無を示すデータ(1ビット)、A
ZP2モードのセット状態(ノンセット、1点セット、
2点セット)を示すデータ(2ビット)、(×ワ最短焦
点距離r#lin、(xiii)最長焦点距離r精ax
が送られる. モード旧のレンズ交信では、ボディからレンズに、(x
iv)ズーム許可/禁止、リセット有/無、合焦の有/
無、(xv)無限遠位置NFからの繰り出し量N、(x
vi )焦点距離fを示すデータが送られる.モード
■のレンズ交信では、露光間ズームの制御において、端
子CSLEが“Low”レベルに変化する信号がボディ
からレンズに送られる.モード■のレンズ交信では、レ
ンズからボディに、(xvii)スリーブ許可/禁止を
示すデータが送られる. 以上の(i)〜(xvii)の各データはそれぞれ1バ
イトのデータとして入出力されるものである。
第6図のフローに戻って、焦点調節用レンズ群(以下r
AFレンズ」と称する)の駆動量を示すカウンタNの値
を−NLC(絶対値の大きな負の値である.最初のビッ
トの0か1かで正負を決める)とし、AF用のモータ駆
動のサブルーチンを実行する(#152,#155). ここで、レンズ駆動のサブルーチンを第24図に示す.
同サブルーチンがコールされると、レンズが終端に達し
たことを検出できるように、レンズ駆動量Nの符号が正
であるか否かく最初の1ビットが1であるか否か》を判
定し、正であれば繰り出し方向、正でなければ繰り込み
方向をレンズの駆動方向として、それぞれの信号をモー
タ駆動回路MDIへ出力し、リターンする(#1197
〜#1199). 本実施例では、APレンズの駆動は、カウンタ割込とタ
イマー割込により制御している.ここで、カウンタ割込
はエンコーダENCからのAPレンズの駆動を示すパル
スが入ってくると実行され、タイマー割込はカウンタ割
込が行われてから一定時間以内に次のカウンタ割込が無
いときに実行される.そして、このタイマー割込により
レンズが終端(無限遠端又は最近接端)に達したことを
検出する.#152でN = − N L.とじている
のは、上記カウンタ割込によりN=Oとなってレンズ停
止が行われることを防止しているものである.これは換
言すれば、N = − N tcとなるような駆動量を
有するレンズが無いことを意味する.そして、タイマー
割込を可とし、タイマー割込によりレンズが終端に達し
たことを示すフラグLEEDFがセットされるのを待つ
(#160.#165).フラグLEEDFがセットさ
れると、レンズが無限遠位置に縁り込まれたとして、レ
ンズの無限遠位置からの繰り出しINFをカウントする
カウンタ(後述)をリセットし、上記フラグLEEDF
をリセットする(#170.#175).そして、電池
装着によりAPレンズ繰り込みに移行したことを示すフ
ラグRSTFがセットされているか否かを判定し、フラ
グRSTFがセットされている場合は、AFレンズを無
限遠位置に繰り込んだままリターンする(#180).
フラグRSTFがセットされていないときには、メイン
スイッチSMのOFFによりAFレンズ繰り込みに移行
したことを示すフラグSMOFFがセットされているか
否かを判定し、フラグSMOFFがセットされている場
合には、APレンズを無限遠位置に繰り込んだままリタ
ーンする(#185),フラグSMOFFがセットされ
ていないときには、メインスイッチSMのONによりA
Fレンズ繰り込みに移行したということであるので、A
Fレンズを特定位置へ繰り出すための繰り出し量NKを
演算する(#190).この繰り出し量NKは、撮影倍
率をβ=1/60、焦点距離をf=80meiとしたと
きの撮影距離をD=f/β=60X80am=4.8論
として求め、この撮影距離D−4.8mをレンズから入
力した繰り出し量一距離変換係数KNで割って、NK一
D/KNとして演算する。この繰り出し量NκをAFレ
ンズの駆動量を示すカウンタNに代入し、レンズ駆動を
行ってリターンする(#195.#200).次に、上
記カウンタ割込を第7図に示す。エンコーダENCから
のパルスが入力されると、第7図に示したカウンタ割込
が実行される.まず、AFレンズの駆動量を示すカウン
タNの値から1を引いて新たにカウンタNの値とし、タ
イマー割込のためのタイマーT1をリセット、スタート
させる(#250,#255>。そして、カウンタNの
値が0になったか否かを判定し、N=Oであれば所定量
のレンズ駆動を完了したとしてAFレンズ停止のサブル
ーチンを実行してリターンし、NOでなければAFレン
ズを停止させることなくリターンする(#260,#2
65). 次に、上記タイマー割込を第8図に示す.上記カウンタ
割込でリセット、スタートされたタイマ−TIが所定値
に達すると、第8図に示すタイマー割込が実行される。
AFレンズ」と称する)の駆動量を示すカウンタNの値
を−NLC(絶対値の大きな負の値である.最初のビッ
トの0か1かで正負を決める)とし、AF用のモータ駆
動のサブルーチンを実行する(#152,#155). ここで、レンズ駆動のサブルーチンを第24図に示す.
同サブルーチンがコールされると、レンズが終端に達し
たことを検出できるように、レンズ駆動量Nの符号が正
であるか否かく最初の1ビットが1であるか否か》を判
定し、正であれば繰り出し方向、正でなければ繰り込み
方向をレンズの駆動方向として、それぞれの信号をモー
タ駆動回路MDIへ出力し、リターンする(#1197
〜#1199). 本実施例では、APレンズの駆動は、カウンタ割込とタ
イマー割込により制御している.ここで、カウンタ割込
はエンコーダENCからのAPレンズの駆動を示すパル
スが入ってくると実行され、タイマー割込はカウンタ割
込が行われてから一定時間以内に次のカウンタ割込が無
いときに実行される.そして、このタイマー割込により
レンズが終端(無限遠端又は最近接端)に達したことを
検出する.#152でN = − N L.とじている
のは、上記カウンタ割込によりN=Oとなってレンズ停
止が行われることを防止しているものである.これは換
言すれば、N = − N tcとなるような駆動量を
有するレンズが無いことを意味する.そして、タイマー
割込を可とし、タイマー割込によりレンズが終端に達し
たことを示すフラグLEEDFがセットされるのを待つ
(#160.#165).フラグLEEDFがセットさ
れると、レンズが無限遠位置に縁り込まれたとして、レ
ンズの無限遠位置からの繰り出しINFをカウントする
カウンタ(後述)をリセットし、上記フラグLEEDF
をリセットする(#170.#175).そして、電池
装着によりAPレンズ繰り込みに移行したことを示すフ
ラグRSTFがセットされているか否かを判定し、フラ
グRSTFがセットされている場合は、AFレンズを無
限遠位置に繰り込んだままリターンする(#180).
フラグRSTFがセットされていないときには、メイン
スイッチSMのOFFによりAFレンズ繰り込みに移行
したことを示すフラグSMOFFがセットされているか
否かを判定し、フラグSMOFFがセットされている場
合には、APレンズを無限遠位置に繰り込んだままリタ
ーンする(#185),フラグSMOFFがセットされ
ていないときには、メインスイッチSMのONによりA
Fレンズ繰り込みに移行したということであるので、A
Fレンズを特定位置へ繰り出すための繰り出し量NKを
演算する(#190).この繰り出し量NKは、撮影倍
率をβ=1/60、焦点距離をf=80meiとしたと
きの撮影距離をD=f/β=60X80am=4.8論
として求め、この撮影距離D−4.8mをレンズから入
力した繰り出し量一距離変換係数KNで割って、NK一
D/KNとして演算する。この繰り出し量NκをAFレ
ンズの駆動量を示すカウンタNに代入し、レンズ駆動を
行ってリターンする(#195.#200).次に、上
記カウンタ割込を第7図に示す。エンコーダENCから
のパルスが入力されると、第7図に示したカウンタ割込
が実行される.まず、AFレンズの駆動量を示すカウン
タNの値から1を引いて新たにカウンタNの値とし、タ
イマー割込のためのタイマーT1をリセット、スタート
させる(#250,#255>。そして、カウンタNの
値が0になったか否かを判定し、N=Oであれば所定量
のレンズ駆動を完了したとしてAFレンズ停止のサブル
ーチンを実行してリターンし、NOでなければAFレン
ズを停止させることなくリターンする(#260,#2
65). 次に、上記タイマー割込を第8図に示す.上記カウンタ
割込でリセット、スタートされたタイマ−TIが所定値
に達すると、第8図に示すタイマー割込が実行される。
まず、APレンズが終端(無限遠端又は最近接端》に至
ったとしてAPレンズ停止のサブルーチンを実行し、こ
のフローを通ったことを示すフラグLEEDFをセット
し、タイマー割込を禁止してリターンする(# 3 0
0〜#310). ここで、#265又は#300でコールされるAFレン
ズ停止のサブルーチンを第9図に示す。
ったとしてAPレンズ停止のサブルーチンを実行し、こ
のフローを通ったことを示すフラグLEEDFをセット
し、タイマー割込を禁止してリターンする(# 3 0
0〜#310). ここで、#265又は#300でコールされるAFレン
ズ停止のサブルーチンを第9図に示す。
このサブルーチンがコールされると、まず、AFモータ
M1を停止させるべく、AFモータM1の両端を短絡さ
せる制御信号をモータ駆動回路MDIにlQmsec出
力する(#350)。そして、AFモータM1への通電
をOFFさせる制御信号をモータ駆動回路MDIに出力
し、レンズ駆動中フラグLMVFをリセットして、リタ
ーンする(#355.#356). 第5図のフローに戻り、旧レンズか否かを判定し、旧レ
ンズでなければズームレンズを特定位置に初期セットす
るモードとして、繰り込みモード■を指定した後、ズー
ムレンズ縁り込みのサブルーチンを実行する(#4 1
,#4 2,#4 5)。このズームレンズ繰り込み
のサブルーチンを第10図に示す。同サブルーチンがコ
ールされると、まず、レンズからのレンズセレクト信号
CSLEによる割込LE INTを禁止し、レンズ交信
Iのサブルーチンを実行し、繰り込みモードのデータを
出力して、レンズからカメラの端子CSLEへの信号が
゛’Loud”レベルになるのを待つ(#370〜#3
85)。この“Low”レベルの信号は、ズームレンズ
が特定位置にセットされたときにレンズから出力される
.レンズからカメラの端子CSLEへの信号が゛L o
w’レベルになれば、レンズからの割込LE I NT
を許可して、リターンする(#390).次に、レンズ
交信Iのサブルーチンを第12図に示す.このサブルー
チンがコールされると、まず、交信モードIを示すデー
タをセットし、端子CSLEを“Low”レベルとして
、カメラ及びレンズの種類を相互に知らせ合うために、
2バイトのデータ交信を行い、次に交信モード(ここで
はモードI)を示すために、1バイトのデータ交信を行
い、端子CSLEを“’H i8h”レベルとし、リタ
ーンする(#430〜#445). 第5図のフローに戻り、#41で旧レンズであれば、#
50に進む.#50では撮影準備スイッチS1がONさ
れているか否かを判定する。#50で撮影準備スイッチ
S1がONされていないときには、#65に進んで給電
トランジスタT r . ,Tr,をOFFするべく、
電源制御端子PWI,PW2を夫々゛Low”レベルと
し、DC/DCコンバータDDの動作を停止させるべく
、電源制御端子pwoを゛’Low”レベルとする(#
65,#70)。
M1を停止させるべく、AFモータM1の両端を短絡さ
せる制御信号をモータ駆動回路MDIにlQmsec出
力する(#350)。そして、AFモータM1への通電
をOFFさせる制御信号をモータ駆動回路MDIに出力
し、レンズ駆動中フラグLMVFをリセットして、リタ
ーンする(#355.#356). 第5図のフローに戻り、旧レンズか否かを判定し、旧レ
ンズでなければズームレンズを特定位置に初期セットす
るモードとして、繰り込みモード■を指定した後、ズー
ムレンズ縁り込みのサブルーチンを実行する(#4 1
,#4 2,#4 5)。このズームレンズ繰り込み
のサブルーチンを第10図に示す。同サブルーチンがコ
ールされると、まず、レンズからのレンズセレクト信号
CSLEによる割込LE INTを禁止し、レンズ交信
Iのサブルーチンを実行し、繰り込みモードのデータを
出力して、レンズからカメラの端子CSLEへの信号が
゛’Loud”レベルになるのを待つ(#370〜#3
85)。この“Low”レベルの信号は、ズームレンズ
が特定位置にセットされたときにレンズから出力される
.レンズからカメラの端子CSLEへの信号が゛L o
w’レベルになれば、レンズからの割込LE I NT
を許可して、リターンする(#390).次に、レンズ
交信Iのサブルーチンを第12図に示す.このサブルー
チンがコールされると、まず、交信モードIを示すデー
タをセットし、端子CSLEを“Low”レベルとして
、カメラ及びレンズの種類を相互に知らせ合うために、
2バイトのデータ交信を行い、次に交信モード(ここで
はモードI)を示すために、1バイトのデータ交信を行
い、端子CSLEを“’H i8h”レベルとし、リタ
ーンする(#430〜#445). 第5図のフローに戻り、#41で旧レンズであれば、#
50に進む.#50では撮影準備スイッチS1がONさ
れているか否かを判定する。#50で撮影準備スイッチ
S1がONされていないときには、#65に進んで給電
トランジスタT r . ,Tr,をOFFするべく、
電源制御端子PWI,PW2を夫々゛Low”レベルと
し、DC/DCコンバータDDの動作を停止させるべく
、電源制御端子pwoを゛’Low”レベルとする(#
65,#70)。
#50で撮影準備スイッチS1がONされていれば、#
55でSIONのサブルーチンを実行し、撮影準備スイ
ッチS1がON或いはOFFになってから5秒経過して
いないときにセットされるフラグSIONFがセットさ
れているか否かを判定し、セットされているときは#5
5へ、セットされていないときは#65へ進む(#60
>.撮影準備スイッチS1がOFFからONになったと
きに実行される割込SIINTでは、#55からの処理
を実行する.また、レンズから割込端子LEINTに割
込信号が入力されたときに実行されるレンズ割込CSL
EINTでは、レンズからの割込があったことを示すフ
ラグCSLEFを#75でセットして、#55からの処
理を実行する。
55でSIONのサブルーチンを実行し、撮影準備スイ
ッチS1がON或いはOFFになってから5秒経過して
いないときにセットされるフラグSIONFがセットさ
れているか否かを判定し、セットされているときは#5
5へ、セットされていないときは#65へ進む(#60
>.撮影準備スイッチS1がOFFからONになったと
きに実行される割込SIINTでは、#55からの処理
を実行する.また、レンズから割込端子LEINTに割
込信号が入力されたときに実行されるレンズ割込CSL
EINTでは、レンズからの割込があったことを示すフ
ラグCSLEFを#75でセットして、#55からの処
理を実行する。
上記SLONのサブルーチンを第13図に示す。
同サブルーチンがコールされると、まず、このフローを
通ったことを示すフラグSIONFをセットし、割込S
IINTを禁止し、給電トランジスタTr.,Tr2を
ONするべく、電源制御端子PW1 ,PW2を゛’H
igh”レベルとし、レンズ制御のサブルーチンを実行
する(# 5 0 0〜#515)。
通ったことを示すフラグSIONFをセットし、割込S
IINTを禁止し、給電トランジスタTr.,Tr2を
ONするべく、電源制御端子PW1 ,PW2を゛’H
igh”レベルとし、レンズ制御のサブルーチンを実行
する(# 5 0 0〜#515)。
ここで、レンズ制御のサブルーチンを第14図に示す。
同サブルーチンがコールされると、まず、ズーム許可の
データをセットし、レンズ交信■のサブルーチンを実行
し、レンズから所定のデータを入力する(#700,#
705).次に、バッテリーチェックBCのサブルーチ
ンを実行する(#715)。このバッテリーチェックの
サブルーチンを第17図に示す。同サブルーチンがコー
ルされると、まず、バッテリーチェック回路BCIから
データを入力する(#855).バッテリーチェック回
路BCIからは、カメラ及びレンズのズーム制御が行え
る電池電圧(レベルLVI以上)であるか、カメラとレ
ンズの両方の制御は困難な電池電圧(レベルLVI未満
でレベルLV2以上)であるか、カメラも制御できない
電池電圧(レベルLV2未満)であるかを示すデータが
入力される。このデータから電池電圧がレベルLVI以
上であるか否かを判定し、レベルLV1以上であれば電
池電圧レベルを示すデータをBCLV−2として、リタ
ーンする(#855,#885)。#855で電池電圧
がレベルLVI未満であれば、レベルL■2以上である
か否かを判定し、レベルLV2未満であれば、電池電圧
レベルを示すデータをBCLV=Oとして、リターンす
る(#860,#880)。#860で電池電圧レベル
がレベルL V 2以上であれば、旧レンズか否かを判
定し、旧レンズであれば、電池電圧レベルを示すデータ
をBCLV=1として、リターンする(#865.#8
75).つまり、旧レンズでは、パワーズームの機能が
無いので、この電圧レベルであってもカメラのみは駆動
できるとして、BCLV=1とするものである。#86
5で旧レンズでない場合には、レンズ側の補助電池E2
の電圧レベルが十分が否かをレンズから入力したデータ
により判定する(#870)。補助電池E2の電圧レベ
ルが十分であれば、カメラとレンズとが駆動可能である
として、#875でBCLV−1とし、リターンする.
補助電池E2の電圧レベルが十分でなければ、#880
でBCLV=Oとしてリターンし、カメラ及びレンズの
制御を禁止している。
データをセットし、レンズ交信■のサブルーチンを実行
し、レンズから所定のデータを入力する(#700,#
705).次に、バッテリーチェックBCのサブルーチ
ンを実行する(#715)。このバッテリーチェックの
サブルーチンを第17図に示す。同サブルーチンがコー
ルされると、まず、バッテリーチェック回路BCIから
データを入力する(#855).バッテリーチェック回
路BCIからは、カメラ及びレンズのズーム制御が行え
る電池電圧(レベルLVI以上)であるか、カメラとレ
ンズの両方の制御は困難な電池電圧(レベルLVI未満
でレベルLV2以上)であるか、カメラも制御できない
電池電圧(レベルLV2未満)であるかを示すデータが
入力される。このデータから電池電圧がレベルLVI以
上であるか否かを判定し、レベルLV1以上であれば電
池電圧レベルを示すデータをBCLV−2として、リタ
ーンする(#855,#885)。#855で電池電圧
がレベルLVI未満であれば、レベルL■2以上である
か否かを判定し、レベルLV2未満であれば、電池電圧
レベルを示すデータをBCLV=Oとして、リターンす
る(#860,#880)。#860で電池電圧レベル
がレベルL V 2以上であれば、旧レンズか否かを判
定し、旧レンズであれば、電池電圧レベルを示すデータ
をBCLV=1として、リターンする(#865.#8
75).つまり、旧レンズでは、パワーズームの機能が
無いので、この電圧レベルであってもカメラのみは駆動
できるとして、BCLV=1とするものである。#86
5で旧レンズでない場合には、レンズ側の補助電池E2
の電圧レベルが十分が否かをレンズから入力したデータ
により判定する(#870)。補助電池E2の電圧レベ
ルが十分であれば、カメラとレンズとが駆動可能である
として、#875でBCLV−1とし、リターンする.
補助電池E2の電圧レベルが十分でなければ、#880
でBCLV=Oとしてリターンし、カメラ及びレンズの
制御を禁止している。
第14図のフローに戻り、バッテリーチェックのサブル
ーチン(#715)を終えると、#720で旧レンズか
否かを判定し、旧レンズであれば、#810に進み、電
池電圧レベルを示すデータがBCLV=0であるか否か
を判定する.#810でBCLV=Oであれば、電池電
圧が不足であることを示す警告表示を行い、その他の表
示を消去し、割込待ちとする(#815〜#8 2 0
)。このときの表示状態を第55図(c)に示す。この
状態では、電池マークが点滅している.#810でBC
LV=Oでなければ、#825に進んで、上述の警告表
示を消去して、リターンする。なお、第55図6)は全
表示の状態を示す.図中、”CD’”の表示はカード機
能が働いているときには表示され、カード機能が働いて
いないときは消去される。
ーチン(#715)を終えると、#720で旧レンズか
否かを判定し、旧レンズであれば、#810に進み、電
池電圧レベルを示すデータがBCLV=0であるか否か
を判定する.#810でBCLV=Oであれば、電池電
圧が不足であることを示す警告表示を行い、その他の表
示を消去し、割込待ちとする(#815〜#8 2 0
)。このときの表示状態を第55図(c)に示す。この
状態では、電池マークが点滅している.#810でBC
LV=Oでなければ、#825に進んで、上述の警告表
示を消去して、リターンする。なお、第55図6)は全
表示の状態を示す.図中、”CD’”の表示はカード機
能が働いているときには表示され、カード機能が働いて
いないときは消去される。
また、後述するが、カード機能がうまく働かず、レリー
ズロックがなされているときには、第55図(b)に示
すように、”CD”の表示が点滅ずる。
ズロックがなされているときには、第55図(b)に示
すように、”CD”の表示が点滅ずる。
図中、数値“1000”はシャッター速度が17′10
00秒であることを示し、数値゛5 . 6 ”は絞り
値がF5,6であることを示している。
00秒であることを示し、数値゛5 . 6 ”は絞り
値がF5,6であることを示している。
#720において、旧レンズでない場合には、電池電圧
レベルを示すデータがBCLV≠Oであるか否かを判定
する.#725でBCLV−0であれば、#730でズ
ーム禁止のデータをセットして、#800に進み、この
データをレンズに出力するレンズ交信■のサブルーチン
を実行して#810に進む。
レベルを示すデータがBCLV≠Oであるか否かを判定
する.#725でBCLV−0であれば、#730でズ
ーム禁止のデータをセットして、#800に進み、この
データをレンズに出力するレンズ交信■のサブルーチン
を実行して#810に進む。
このレンズ交信■のサブルーチンを第18図に示す。同
サブルーチンがコールされると、まず、交信モードがモ
ード■であることを示すデータをセットし、端子CSL
Eを“Low”レベルとして、カメラ及びレンズの種類
を相互に知らせ自うために、2バイトのデータ交信を行
い、次に交信モード(ここではモード■)を示すために
、1バイトのデータ交信を行い、少し待機して、3バイ
トのデータをレンズに出力し、端子CSLEを“’Hi
gh”レベルにして、リターンする(# 9 0 0〜
#925)。
サブルーチンがコールされると、まず、交信モードがモ
ード■であることを示すデータをセットし、端子CSL
Eを“Low”レベルとして、カメラ及びレンズの種類
を相互に知らせ自うために、2バイトのデータ交信を行
い、次に交信モード(ここではモード■)を示すために
、1バイトのデータ交信を行い、少し待機して、3バイ
トのデータをレンズに出力し、端子CSLEを“’Hi
gh”レベルにして、リターンする(# 9 0 0〜
#925)。
第14図のフローに戻って、#725で電池電圧を示す
データがBCLV≠0であるときには、#732に進み
、レンズから入力したデータに基づいて、パワーフォー
カス(PF)が否かを判定する。#732で、パワーフ
ォーカスのときはズーム制御を行わないので、そのまま
リターンする.#732でパワーフォーカスでないとき
、すなわちズーム制御のときには、#734以降に進ん
で、ズームモードを判定する.まず、#734ではOF
Fモード(マニュアルズームモード)が否かを判定する
。#734でOFFモードであると判定されたときには
、#736でOFFモードのサブルーチンを実行し、#
800に移行する,#734でOFFモードでないと判
定されたときには、#738でリセットモードか否かを
判定する.#738でリセットモードであると判定され
たときには、#740でリセットモードのサブルーチン
を実行し、#800に移行する。#738でリセットモ
ードでないと判定されたときには、オートズームプログ
ラム(AZP)モードであり、カメラ側は何も制御する
必要がないので、直ぐに#800に移行する. 次に、OFFモードのサブルーチンを第15図に示す.
まず、レンズから入力したデータに基づいて、ズームス
イッチ(図中rZ − SWJと略記)がONされてい
るか否かを判定する(#742)。ズームスイッチがO
Nされていない場合には、ズームスイッチが一度ONさ
れたことを示すフラグ2MFがセットされているが否か
を判定し、セットされているときは、ズームスイッチが
ONがら○FFに変化したとして、フラグZMFをリセ
ットし、焦点検出を再度行うことを示すフラグAFOM
Fをセットして、#750に進む(# 7 4 4〜7
48).#744でフラグZMFがセットされていない
ときは、ズームスイッチがOFFの状態が続いていると
して、#750に進む。#750では、リセットモード
で設定された焦点距Mf、撮影距離Dに復帰させるため
に操作されるレンズスイッチSQがONされているか否
かを判定し、レンズスイッチSQがONされていない場
合には、直ぐにリターンする.レンズスイッチS0がO
Nされている場合には、#752に進み、上記焦点距離
rと撮影距離Dの設定が完了しているが否かをレンズか
ら入力したデータにより判定し、設定が完了していない
場合には、直ぐにリターンする.#752で設定が完了
している場合には、無限遠位置から現在のレンズ位置ま
での繰り出し量NFを、焦点距iIlirと撮影距離D
を設定したときの繰り出し量のリセット値NRから減算
して、レンズ駆動量N1を算出し、合焦表示を消去して
、上記のレンズ駆動量N1だけレンズを駆動し(第24
図参照)、駆動が終了(LMVF=O)Lたら、リター
ンする(# 7 5 4〜#760).次に、リセット
モードのサブルーチンを第16図に示す.同サブルーチ
ンがコールされると、まず、#770で合焦状態である
ことを示すフラグAFEFがセットされているか否がを
判定する。
データがBCLV≠0であるときには、#732に進み
、レンズから入力したデータに基づいて、パワーフォー
カス(PF)が否かを判定する。#732で、パワーフ
ォーカスのときはズーム制御を行わないので、そのまま
リターンする.#732でパワーフォーカスでないとき
、すなわちズーム制御のときには、#734以降に進ん
で、ズームモードを判定する.まず、#734ではOF
Fモード(マニュアルズームモード)が否かを判定する
。#734でOFFモードであると判定されたときには
、#736でOFFモードのサブルーチンを実行し、#
800に移行する,#734でOFFモードでないと判
定されたときには、#738でリセットモードか否かを
判定する.#738でリセットモードであると判定され
たときには、#740でリセットモードのサブルーチン
を実行し、#800に移行する。#738でリセットモ
ードでないと判定されたときには、オートズームプログ
ラム(AZP)モードであり、カメラ側は何も制御する
必要がないので、直ぐに#800に移行する. 次に、OFFモードのサブルーチンを第15図に示す.
まず、レンズから入力したデータに基づいて、ズームス
イッチ(図中rZ − SWJと略記)がONされてい
るか否かを判定する(#742)。ズームスイッチがO
Nされていない場合には、ズームスイッチが一度ONさ
れたことを示すフラグ2MFがセットされているが否か
を判定し、セットされているときは、ズームスイッチが
ONがら○FFに変化したとして、フラグZMFをリセ
ットし、焦点検出を再度行うことを示すフラグAFOM
Fをセットして、#750に進む(# 7 4 4〜7
48).#744でフラグZMFがセットされていない
ときは、ズームスイッチがOFFの状態が続いていると
して、#750に進む。#750では、リセットモード
で設定された焦点距Mf、撮影距離Dに復帰させるため
に操作されるレンズスイッチSQがONされているか否
かを判定し、レンズスイッチSQがONされていない場
合には、直ぐにリターンする.レンズスイッチS0がO
Nされている場合には、#752に進み、上記焦点距離
rと撮影距離Dの設定が完了しているが否かをレンズか
ら入力したデータにより判定し、設定が完了していない
場合には、直ぐにリターンする.#752で設定が完了
している場合には、無限遠位置から現在のレンズ位置ま
での繰り出し量NFを、焦点距iIlirと撮影距離D
を設定したときの繰り出し量のリセット値NRから減算
して、レンズ駆動量N1を算出し、合焦表示を消去して
、上記のレンズ駆動量N1だけレンズを駆動し(第24
図参照)、駆動が終了(LMVF=O)Lたら、リター
ンする(# 7 5 4〜#760).次に、リセット
モードのサブルーチンを第16図に示す.同サブルーチ
ンがコールされると、まず、#770で合焦状態である
ことを示すフラグAFEFがセットされているか否がを
判定する。
#770でフラグAFEFがセットされていないときは
(合焦状態でないときは)、繰り出し量のリセット値N
.を設定しないものとして、直ぐにリターンする.#7
70でフラグAFEFがセットされているとき(合焦し
ているとき)には、#772で繰り出し量のリセット値
NRの設定が完了しているか否かをレンズから入力した
データ(上記(xi)のデータ)により判定し、設定が
完了している場合には、リターンする.#772で設定
が完了していない場合には、#774でレンズスイッチ
S0がONされているか否かを判定する.#774でレ
ンズスイッチSQがONされている場合には、#776
でレンズスイッチSQが一度ONされたことを示すフラ
グSQONFがセットされているか否かを判定し、フラ
グSQONFがセットされている場合には、リセット値
SQの設定が完了しているとして、リターンする.#7
76でフラグSQONFがセットされていない場合には
、無限遠位置から現在のレンズ位置までの繰り出し量N
Fをリセット値NRとして設定し、フラグSQONFを
セットしてリターンする(#778,#780)。#7
74でレンズスイッチSQがONされていない場合には
、#782に移行し、フラグSQONFがセットされて
いるか否かを判定する.#782でフラグSQONFが
セットされている場合には、レンズスイッチS0がON
からOFFになったとして、フラグSQONFをリセッ
トしてリターンする(#784),また、#782でフ
ラグSQONFがセットされていないときには、スイッ
チS0がOFFの状態が継続しているとして、そのまま
リターンする. 第13図のフローに戻って、レンズ制御のサブルーチン
を実行し終えると、カード交信Iのサブルーチンを実行
する(#520),このカード交信Iのサブルーチンを
第19図に示す。同サブルーチンがコールされると、ま
ず、カードとのデータ交信であることをカード側に知ら
せるべく、端子CSCDを゛’Low”レベルとし、モ
ードlのカード交信であることを示すデータをセットす
る.そして、出力モードにセットし、シリアルのデータ
交信を1回行い、モード1のカード交信であることをカ
ード側に知らせる(#930〜#936>。そして、カ
ード側が所定の処理を行うのに要する時間を待機し、シ
リアルのデータ交信を1回行い、データ交信の終了をカ
ード側に知らせるべく、端子CSCDを゜“High″
レベルとして、リターンする(# 9 3 8〜#94
2).この#940で交信されるデータは、カメラ側の
カードスイッチSCOのO N/O F F状態を示す
ものである.第13図のフローに戻って、ボディ内マイ
コンμC1は、カード側が上記データを受けて行う制御
に要する時間を待って、カード交信Hのサブルーチンを
実行する(#525.#530).この力−ド交信Hの
サブルーチンを第20図に示す。同サブルーチンがコー
ルされると、まず、カードをデータ交信対象とするべく
、端子CSCDを”Lowレベルとし、モードHのカー
ド交信であることを示すデータをセットする.そして、
出力モードにセットして、シリアル入出力を1回実行し
、モード■のカード交信であることをカード側に知らせ
る(# 9 4 4〜#950).次に、入力モードに
変更し、カード側の制御に要する時間を待ち、シリアル
入出力を1回行い、カード制御の有無に関するデータ(
カード制御とは、カメラの露出等を力−ド側によって設
定されたデータに基づいて行うことをいう)を入力し、
カードとのデータ交信の終了を示すべく、端子CSCD
を゜’High”レベルとしてリターンする(# 9
5 5〜#970).第13図のフローに戻って、カー
ド交信Hのサブルーチンを実行し終えると、#535で
撮影準備スイッチS1がONされているか否かを判定し
、撮影準備スイッチS1がONされている場合には、A
F制御のサブルーチンを実行する(#540),このA
F制御のサブルーチンを第23図に示す。
(合焦状態でないときは)、繰り出し量のリセット値N
.を設定しないものとして、直ぐにリターンする.#7
70でフラグAFEFがセットされているとき(合焦し
ているとき)には、#772で繰り出し量のリセット値
NRの設定が完了しているか否かをレンズから入力した
データ(上記(xi)のデータ)により判定し、設定が
完了している場合には、リターンする.#772で設定
が完了していない場合には、#774でレンズスイッチ
S0がONされているか否かを判定する.#774でレ
ンズスイッチSQがONされている場合には、#776
でレンズスイッチSQが一度ONされたことを示すフラ
グSQONFがセットされているか否かを判定し、フラ
グSQONFがセットされている場合には、リセット値
SQの設定が完了しているとして、リターンする.#7
76でフラグSQONFがセットされていない場合には
、無限遠位置から現在のレンズ位置までの繰り出し量N
Fをリセット値NRとして設定し、フラグSQONFを
セットしてリターンする(#778,#780)。#7
74でレンズスイッチSQがONされていない場合には
、#782に移行し、フラグSQONFがセットされて
いるか否かを判定する.#782でフラグSQONFが
セットされている場合には、レンズスイッチS0がON
からOFFになったとして、フラグSQONFをリセッ
トしてリターンする(#784),また、#782でフ
ラグSQONFがセットされていないときには、スイッ
チS0がOFFの状態が継続しているとして、そのまま
リターンする. 第13図のフローに戻って、レンズ制御のサブルーチン
を実行し終えると、カード交信Iのサブルーチンを実行
する(#520),このカード交信Iのサブルーチンを
第19図に示す。同サブルーチンがコールされると、ま
ず、カードとのデータ交信であることをカード側に知ら
せるべく、端子CSCDを゛’Low”レベルとし、モ
ードlのカード交信であることを示すデータをセットす
る.そして、出力モードにセットし、シリアルのデータ
交信を1回行い、モード1のカード交信であることをカ
ード側に知らせる(#930〜#936>。そして、カ
ード側が所定の処理を行うのに要する時間を待機し、シ
リアルのデータ交信を1回行い、データ交信の終了をカ
ード側に知らせるべく、端子CSCDを゜“High″
レベルとして、リターンする(# 9 3 8〜#94
2).この#940で交信されるデータは、カメラ側の
カードスイッチSCOのO N/O F F状態を示す
ものである.第13図のフローに戻って、ボディ内マイ
コンμC1は、カード側が上記データを受けて行う制御
に要する時間を待って、カード交信Hのサブルーチンを
実行する(#525.#530).この力−ド交信Hの
サブルーチンを第20図に示す。同サブルーチンがコー
ルされると、まず、カードをデータ交信対象とするべく
、端子CSCDを”Lowレベルとし、モードHのカー
ド交信であることを示すデータをセットする.そして、
出力モードにセットして、シリアル入出力を1回実行し
、モード■のカード交信であることをカード側に知らせ
る(# 9 4 4〜#950).次に、入力モードに
変更し、カード側の制御に要する時間を待ち、シリアル
入出力を1回行い、カード制御の有無に関するデータ(
カード制御とは、カメラの露出等を力−ド側によって設
定されたデータに基づいて行うことをいう)を入力し、
カードとのデータ交信の終了を示すべく、端子CSCD
を゜’High”レベルとしてリターンする(# 9
5 5〜#970).第13図のフローに戻って、カー
ド交信Hのサブルーチンを実行し終えると、#535で
撮影準備スイッチS1がONされているか否かを判定し
、撮影準備スイッチS1がONされている場合には、A
F制御のサブルーチンを実行する(#540),このA
F制御のサブルーチンを第23図に示す。
同サブルーチンがコールされると、まず、レンズから入
力したデータにより、パワーフォーカス(PF)か否か
を判定する(#1100)。#1100で′{ワーフォ
ーカスであると判定されたときには、レンズから入力し
たデータに基づいて、ズームスイッチがONであるか否
かを判定する(# 1 2 10)。先述したように、
パワーズーム時のズーミング及びパワーフォーカス時の
フォーカシングは共に操作環80の操作によって行われ
ており、ズームスイッチは、ここて゛はフォーカススイ
ッチとして作用する.ズームスイッチがONでないとき
には、パワーフォーカスを示すフラグPFFがセットさ
れてい゛るか否かを判定する(#1222)。フラグP
FFがセットされているときには、AFレンズの駆動を
停止させるべく操作環80の操作が中止されたので、A
Fレンズ停止のサブルーチンを実行し、フラグPFFを
リセットしてリターンする(#1225.#1227)
.#1222において、フラグPFFがセットされてい
ないときは、APレンズが停止した状態で操作が行われ
ていないので、何もせずにリターンする。
力したデータにより、パワーフォーカス(PF)か否か
を判定する(#1100)。#1100で′{ワーフォ
ーカスであると判定されたときには、レンズから入力し
たデータに基づいて、ズームスイッチがONであるか否
かを判定する(# 1 2 10)。先述したように、
パワーズーム時のズーミング及びパワーフォーカス時の
フォーカシングは共に操作環80の操作によって行われ
ており、ズームスイッチは、ここて゛はフォーカススイ
ッチとして作用する.ズームスイッチがONでないとき
には、パワーフォーカスを示すフラグPFFがセットさ
れてい゛るか否かを判定する(#1222)。フラグP
FFがセットされているときには、AFレンズの駆動を
停止させるべく操作環80の操作が中止されたので、A
Fレンズ停止のサブルーチンを実行し、フラグPFFを
リセットしてリターンする(#1225.#1227)
.#1222において、フラグPFFがセットされてい
ないときは、APレンズが停止した状態で操作が行われ
ていないので、何もせずにリターンする。
一方、#1210において、ズームスイッチがONであ
るときには、パワーフォーカスを示すフラグPFFをセ
ットし、レンズから入力したデータに基づいてパワーフ
ォーカスの方向を判定し、繰り込み方向であるときには
、カウンタNの値を負の大きな値( NLc)とし、
繰り込み方向でないときには、カウンタNの値を正の大
きな値(NLC)とする(# 1 2 1 2〜#12
20)。このように、カウンタNの値を正又は負の大き
な値とすることにより、カウンタ割込が行われないよう
にしている.そして、合焦表示を消去し、タイマー割込
を許可して、レンズ駆動のサブルーチンを実行して、リ
ターンする(#1185〜#1195).#1100で
パワーフォーカス(PF)でないと判定されたときには
、#1105に進み、合焦しているか否かを示すフラグ
AFEFがセットされているか否かを判定する.#1
105で合焦している場合(AFEF=1)には、デフ
ォーカス量から求めたAFレンズ駆動量N1を0にリセ
ットして、#1125に進む.一方、#1 105で合
焦していない場合(A F E F = O )には、
デフォーカス量算出のサブルーチンを実行して、#11
25に進む. ここで、デフォーカス量算出のサブルーチンを第25図
に示す.同サブルーチンがコールされると、焦点検出用
受光回路AFcT内のCCDに積分(電荷蓄積》を行わ
せ、積分終了後、デジタル信号に変換されたデータを入
力(データダンプ)し、このデータからデフォーカス量
DFを演算し、レンズから入力したデフォーカス量一駆
動量変換係数KLを上記デフォーカス量DFに乗じて駆
動量N1=DFXKLを求めてリターンする(# 1
2 3 0〜#1240). 第23図のフローに戻って、#1125ではフラグZM
Fがセットされているが否かを判定する。
るときには、パワーフォーカスを示すフラグPFFをセ
ットし、レンズから入力したデータに基づいてパワーフ
ォーカスの方向を判定し、繰り込み方向であるときには
、カウンタNの値を負の大きな値( NLc)とし、
繰り込み方向でないときには、カウンタNの値を正の大
きな値(NLC)とする(# 1 2 1 2〜#12
20)。このように、カウンタNの値を正又は負の大き
な値とすることにより、カウンタ割込が行われないよう
にしている.そして、合焦表示を消去し、タイマー割込
を許可して、レンズ駆動のサブルーチンを実行して、リ
ターンする(#1185〜#1195).#1100で
パワーフォーカス(PF)でないと判定されたときには
、#1105に進み、合焦しているか否かを示すフラグ
AFEFがセットされているか否かを判定する.#1
105で合焦している場合(AFEF=1)には、デフ
ォーカス量から求めたAFレンズ駆動量N1を0にリセ
ットして、#1125に進む.一方、#1 105で合
焦していない場合(A F E F = O )には、
デフォーカス量算出のサブルーチンを実行して、#11
25に進む. ここで、デフォーカス量算出のサブルーチンを第25図
に示す.同サブルーチンがコールされると、焦点検出用
受光回路AFcT内のCCDに積分(電荷蓄積》を行わ
せ、積分終了後、デジタル信号に変換されたデータを入
力(データダンプ)し、このデータからデフォーカス量
DFを演算し、レンズから入力したデフォーカス量一駆
動量変換係数KLを上記デフォーカス量DFに乗じて駆
動量N1=DFXKLを求めてリターンする(# 1
2 3 0〜#1240). 第23図のフローに戻って、#1125ではフラグZM
Fがセットされているが否かを判定する。
#1125でフラグZMFがセットされているときには
、レンズから入力した焦点距離データ『に基づいて、焦
点距離変更によるピントのずれを補正するべく、AFレ
ンズの駆動量N2を演算する.第57図は横軸に焦点距
離『、縦軸に繰り出し量を取ったグラフである.このレ
ンズでは、特定の距離(例えば2II1)のレンズの繰
り出し量と、検出距M(D[m))のレンズの繰り出し
量との比が焦点距離によらず一定となるように設計して
ある.そして、各焦点距離に対する前記特定の距離の繰
り出し量のデータをレンズ内マイコンμC2内のメモリ
(ROM)に記憶しておく.今、前記特定の距離を2〔
論〕に設定し、焦点距離,fiでD (m)の被写体に
合焦した後、焦点距離f4ヘズーミングした場合を考え
る.焦点距N. r 3での距離2〔信〕に対する繰り
出し量をN3、焦点距離f,での距離D(m)に対する
繰り出し量をNF.焦点距fa r 4での距離2〔輸
〕に対する繰り出し量をN4としたとき、焦点距離f4
での距離D (+)に対する繰り出し量NZは、NF/
N 3 = N z/ N 4より、Nz=Np(N
4/N3)となる.したがって、焦点距離『3がら焦点
距Nr,へのズーミングによる繰り出し量の補正量N2
は、N2=Nz NF=(N4/N3−1)NFとし
て求められる. AFレンズの駆動量N2を求めるサブルーチン(#11
35)を第26図に示す.同サブルーチンがコールされ
ると、まず、#1250で無限遠位置からのAFレンズ
繰り出し量NFをカウンタから読み込む.このカウンタ
はボディ内マイコンμC1に内蔵されたハードカウンタ
で、端子CNTから入力されるエンコーダENCからの
パルスをカウントするもので、APレンズの繰り出し時
にはアップカウント、繰り込み時にはダウンカウントす
る.変更された焦点距離での無限遠位置からの繰り出し
量NZをN z= (N 4 / N 3 ) N F
で演算し、駆動量N 2 = N z N pを求め
て、リターンする(#1255.#1260)。
、レンズから入力した焦点距離データ『に基づいて、焦
点距離変更によるピントのずれを補正するべく、AFレ
ンズの駆動量N2を演算する.第57図は横軸に焦点距
離『、縦軸に繰り出し量を取ったグラフである.このレ
ンズでは、特定の距離(例えば2II1)のレンズの繰
り出し量と、検出距M(D[m))のレンズの繰り出し
量との比が焦点距離によらず一定となるように設計して
ある.そして、各焦点距離に対する前記特定の距離の繰
り出し量のデータをレンズ内マイコンμC2内のメモリ
(ROM)に記憶しておく.今、前記特定の距離を2〔
論〕に設定し、焦点距離,fiでD (m)の被写体に
合焦した後、焦点距離f4ヘズーミングした場合を考え
る.焦点距N. r 3での距離2〔信〕に対する繰り
出し量をN3、焦点距離f,での距離D(m)に対する
繰り出し量をNF.焦点距fa r 4での距離2〔輸
〕に対する繰り出し量をN4としたとき、焦点距離f4
での距離D (+)に対する繰り出し量NZは、NF/
N 3 = N z/ N 4より、Nz=Np(N
4/N3)となる.したがって、焦点距離『3がら焦点
距Nr,へのズーミングによる繰り出し量の補正量N2
は、N2=Nz NF=(N4/N3−1)NFとし
て求められる. AFレンズの駆動量N2を求めるサブルーチン(#11
35)を第26図に示す.同サブルーチンがコールされ
ると、まず、#1250で無限遠位置からのAFレンズ
繰り出し量NFをカウンタから読み込む.このカウンタ
はボディ内マイコンμC1に内蔵されたハードカウンタ
で、端子CNTから入力されるエンコーダENCからの
パルスをカウントするもので、APレンズの繰り出し時
にはアップカウント、繰り込み時にはダウンカウントす
る.変更された焦点距離での無限遠位置からの繰り出し
量NZをN z= (N 4 / N 3 ) N F
で演算し、駆動量N 2 = N z N pを求め
て、リターンする(#1255.#1260)。
第23図のフローに戻って、#1 140で駆動量Nを
N=N1+N2で求め、ズーム中は合焦表示を消去する
べく、#1185に進む,#1125において、フラグ
ZMFがセットされていないとき、つまり、ズーム操作
されていないときは#1142に進み、合焦を示すフラ
グAFEFがセットされているか否かを判定する.フラ
グAFEFがセットされているときには、#1 145
に進んで、リセットモードであるか否かを判定する。#
1145でリセットモードであれば、何もせずにリター
ンする。リセットモードでないときには、#1 146
に進んでAZPモードであるが否がを判定し、AZPモ
ードであれば、ズーミングによるピントのずれを補正す
べ<#1135に進む。
N=N1+N2で求め、ズーム中は合焦表示を消去する
べく、#1185に進む,#1125において、フラグ
ZMFがセットされていないとき、つまり、ズーム操作
されていないときは#1142に進み、合焦を示すフラ
グAFEFがセットされているか否かを判定する.フラ
グAFEFがセットされているときには、#1 145
に進んで、リセットモードであるか否かを判定する。#
1145でリセットモードであれば、何もせずにリター
ンする。リセットモードでないときには、#1 146
に進んでAZPモードであるが否がを判定し、AZPモ
ードであれば、ズーミングによるピントのずれを補正す
べ<#1135に進む。
AZPモードでなければ、#1 147に進んで、AF
を再度行うフラグAFOMFがセットされているか否か
を判定する.#1 147でフラグAFOMFがセット
されているときは、このフラグAFOMFをリセットし
て、デフォーカス量を算出する(#1 1 50,#1
1 55).その結果、デフォーカスffiDFが所
定値Kを越えていれば、他の物体を撮影するべく、フリ
ーズされたとして合焦判定及びレンズ駆動はせず、リタ
ーンする.一方、デフォーカス量DFが所定値K以下で
あれば、ズーム駆動によるピントのずれ量を補正するた
め、#1165に進み、再度、AF動作を行う〈#11
47〜#1 165).#1 165では、求めたデフ
ォーカス量DFから合焦か否かを判定する。
を再度行うフラグAFOMFがセットされているか否か
を判定する.#1 147でフラグAFOMFがセット
されているときは、このフラグAFOMFをリセットし
て、デフォーカス量を算出する(#1 1 50,#1
1 55).その結果、デフォーカスffiDFが所
定値Kを越えていれば、他の物体を撮影するべく、フリ
ーズされたとして合焦判定及びレンズ駆動はせず、リタ
ーンする.一方、デフォーカス量DFが所定値K以下で
あれば、ズーム駆動によるピントのずれ量を補正するた
め、#1165に進み、再度、AF動作を行う〈#11
47〜#1 165).#1 165では、求めたデフ
ォーカス量DFから合焦か否かを判定する。
#1165で合焦していれば、合焦表示を行い、合焦フ
ラグAFEFをセットして、リターンする(#1170
〜#1175)。#1165で合焦でないときには、#
1110で求めた駆動量N1をレンズ駆動量にセットし
、#1 185に進む。また、#1 142において、
合焦を示すフラグAFEFがセットされていないときに
は、#1 165以下のステップを実行する。#114
7において、先述したAFを再び行うことを示すフラグ
AFOMFがセットされていないときは、何もせずリタ
ーンする,#1 185以降では、既に述べたように、
合焦表示を消して、タイマー割込を許可して、レンズ駆
動を行って、リターンする(#1185〜#1195)
。なお、旧レンズには新レンズの機能が備えられていな
いので、旧レンズを用いた場合には、次のように動作す
る,AP動作を既に終えていたとき(AFEF=1>は
、#1100→#1105→#1115→#1125→
#1142→#1145→#1 146→#1 147
と進んでリターンする。AF動作をまだ終えていないと
き(A F E F = 0 )は、#1100→#1
105→#1110→#1125→#1 142と進
み、#1165以下の動作を行う.つまり、旧レンズを
用いたときには、従来から知られている通常のAF動作
が行われる. 第13図のフローに戻って、AP制御のサブルーチン(
#540)を実行し終えると、#560に進む。また、
#535で撮影準備スイッチS1がONされていないと
きには、AFレンズ駆動中を示すフラグLMVFがセッ
トされているか否かを判定する(#545),フラグL
MVFがセットされているときは、#550でAFレン
ズ停止のサブルーチンを実行し、上記フラグLMLFが
セットされていないときは、#550をスキップして、
それぞれ#560に進む.#560では、フィルム感度
S■をフィルム感度読取回路DXから入力し、測光回路
LMから開放絞りでの被写体の輝度BVoを入力する.
このデータ入力を説明すると、まず、端子CSDX又は
CSLMを”Low’レベルにし、データを入力する回
路(DX又はLM)をJu択する.そして、端子SIN
からデータを入力する.データを入力し終えると、端子
CSDX又はCSLMを“High”レベルにし、デー
タ入力を終了する.続いて、入力したこれらのデータ等
を力−ドに送るべく、カード交信■のサブルーチンを実
行する(# 5 6 0〜#570)。このカード交信
■のサブルーチンを第21図に示す。同サブルーチンが
コールされると、まず、端子CSCDを“Low”レベ
ルとして、カードにデータ交信要求を示し、モード■の
カード交信であることを示すデータをセットする(#9
75,#980)。そして、出力モードとし、シリアル
のデータ交信を1回行い、カード側に必要な演算を行う
ための時間を待ち、シリアル交信を7回行い、端子CS
CDを“High”レベルとし、カードにデータ交信の
終了を示してリターンする(# 9 8 5〜#101
0)。
ラグAFEFをセットして、リターンする(#1170
〜#1175)。#1165で合焦でないときには、#
1110で求めた駆動量N1をレンズ駆動量にセットし
、#1 185に進む。また、#1 142において、
合焦を示すフラグAFEFがセットされていないときに
は、#1 165以下のステップを実行する。#114
7において、先述したAFを再び行うことを示すフラグ
AFOMFがセットされていないときは、何もせずリタ
ーンする,#1 185以降では、既に述べたように、
合焦表示を消して、タイマー割込を許可して、レンズ駆
動を行って、リターンする(#1185〜#1195)
。なお、旧レンズには新レンズの機能が備えられていな
いので、旧レンズを用いた場合には、次のように動作す
る,AP動作を既に終えていたとき(AFEF=1>は
、#1100→#1105→#1115→#1125→
#1142→#1145→#1 146→#1 147
と進んでリターンする。AF動作をまだ終えていないと
き(A F E F = 0 )は、#1100→#1
105→#1110→#1125→#1 142と進
み、#1165以下の動作を行う.つまり、旧レンズを
用いたときには、従来から知られている通常のAF動作
が行われる. 第13図のフローに戻って、AP制御のサブルーチン(
#540)を実行し終えると、#560に進む。また、
#535で撮影準備スイッチS1がONされていないと
きには、AFレンズ駆動中を示すフラグLMVFがセッ
トされているか否かを判定する(#545),フラグL
MVFがセットされているときは、#550でAFレン
ズ停止のサブルーチンを実行し、上記フラグLMLFが
セットされていないときは、#550をスキップして、
それぞれ#560に進む.#560では、フィルム感度
S■をフィルム感度読取回路DXから入力し、測光回路
LMから開放絞りでの被写体の輝度BVoを入力する.
このデータ入力を説明すると、まず、端子CSDX又は
CSLMを”Low’レベルにし、データを入力する回
路(DX又はLM)をJu択する.そして、端子SIN
からデータを入力する.データを入力し終えると、端子
CSDX又はCSLMを“High”レベルにし、デー
タ入力を終了する.続いて、入力したこれらのデータ等
を力−ドに送るべく、カード交信■のサブルーチンを実
行する(# 5 6 0〜#570)。このカード交信
■のサブルーチンを第21図に示す。同サブルーチンが
コールされると、まず、端子CSCDを“Low”レベ
ルとして、カードにデータ交信要求を示し、モード■の
カード交信であることを示すデータをセットする(#9
75,#980)。そして、出力モードとし、シリアル
のデータ交信を1回行い、カード側に必要な演算を行う
ための時間を待ち、シリアル交信を7回行い、端子CS
CDを“High”レベルとし、カードにデータ交信の
終了を示してリターンする(# 9 8 5〜#101
0)。
このサブルーチンの#1005において交信されるデー
タは、現在の焦点距離『p、焦点距離の最小値fmin
、焦点距離の最大値fmax、測光値BVo、フィルム
感度SV、開放絞り値A V o、最大絞り値AVma
xである。
タは、現在の焦点距離『p、焦点距離の最小値fmin
、焦点距離の最大値fmax、測光値BVo、フィルム
感度SV、開放絞り値A V o、最大絞り値AVma
xである。
第13図のフローに戻り、ボディ内マイコンμC1は#
575で露出演算のサブルーチン(第27図)を実行す
る.同サブルーチンがコールされると、まず露出値EV
を、E V = B Vo+ A Vo十SVで求める
.BVoは開放測光で測定された被写体輝度値、AVo
は開放絞り値、S■はフィルム感度である。この露出値
EVから所定のAEプログラム線図に基づいてシャッタ
ー速度TVと絞り値AVを演算して、リターンする(#
1285,#1290)。このAEプログラム線図につ
いては、本発明とは直接関係がないので、説明及び図面
を省略する.この露出演算のサブルーチンを実行した後
、ボディ内マイコンμC1は、カードで演算した露出値
及びその他の情報を入力するべく、カード交信■のサブ
ルーチン(第22図)を実行する(# 5 8 0 )
,同サブルーチンはカード交信■のサブルーチン(第2
0図)とほぼ同じで、#1020で設定される交信モー
ドがモード■である点と、# I. O 4 5のシリ
アル交信が3回行われる点が異なるだけなので、詳しい
説明は省略する.なお、カード交信■でカード側からボ
ディに入力されるデータは、カード側演算シャッター速
度TVCD、カード側演算絞り値AVcD、レリーズロ
ックの有無である。
575で露出演算のサブルーチン(第27図)を実行す
る.同サブルーチンがコールされると、まず露出値EV
を、E V = B Vo+ A Vo十SVで求める
.BVoは開放測光で測定された被写体輝度値、AVo
は開放絞り値、S■はフィルム感度である。この露出値
EVから所定のAEプログラム線図に基づいてシャッタ
ー速度TVと絞り値AVを演算して、リターンする(#
1285,#1290)。このAEプログラム線図につ
いては、本発明とは直接関係がないので、説明及び図面
を省略する.この露出演算のサブルーチンを実行した後
、ボディ内マイコンμC1は、カードで演算した露出値
及びその他の情報を入力するべく、カード交信■のサブ
ルーチン(第22図)を実行する(# 5 8 0 )
,同サブルーチンはカード交信■のサブルーチン(第2
0図)とほぼ同じで、#1020で設定される交信モー
ドがモード■である点と、# I. O 4 5のシリ
アル交信が3回行われる点が異なるだけなので、詳しい
説明は省略する.なお、カード交信■でカード側からボ
ディに入力されるデータは、カード側演算シャッター速
度TVCD、カード側演算絞り値AVcD、レリーズロ
ックの有無である。
このカード交信■のサブルーチンを実行した後、ボディ
内マイコンμC1は、カード側のデータに基づいて露出
制御を行うべきか否かを、カード交信■のサブルーチン
で得られたデータ及びそれ以前のデータに基づいて判定
する(#585),このカード制御の判定のサブルーチ
ンを第28図に示す.同サブルーチンがコールされると
、カード交信Hによりカードからボディに入力したカー
ド制御有無に関するデータに基づいて、カード制御を行
うか否かを判定する(#1305).カード制御を行う
場合には、制御シャッター速度TVc、制御絞り値AV
cとして、それぞれカード側で演算されたシャッター速
度TVCD、絞り値AVcDをセットする(#1310
,#1315).一方、カメラ側制御を行う場合には、
上記制御シャッター速度T V c、制御絞り値A V
cとして、それぞれカメラ側で演算(#575)され
たシャッター速度TV、絞り値AVをセットし、リター
ンする(# 1 3 20,#1325). 第13図のフローに戻って、ボディ内マイコンμC1は
カード制御の判定を終えると、制御シャッター速度T
V c、制御絞り値A V c、カード機能の有無(カ
ード制御の有無)、レリーズロックの有無、及びバッテ
リーチェックの結果等のデータを表示制御回路DISP
Cにシリアル出力し、表示制御回路D I SPCでは
、上記入力したデータに基づいてボディ上の表示部D
I SP.及びファインダー内の表示部DISP菖によ
る表示を行う(# 5 90).第55図(a》〜(c
)にボディ上の表示部DISP1による表示内容を示し
ておく.なお、表示内容については先に述べたので、こ
こでは省略する.・また、第56図(a)〜(i)はフ
ァインダー内の表示部DISP.による表示内容を示し
ている.第56図(a)において、数値表示は左側から
4桁でシャッター速度を表示し、次の2桁で絞り値を表
示する.これらの値は、ボディ内マイコンμC1から表
示制御回路D I SPCにシリアル出力されるデータ
に基づいて表示される.ボディ内マイコンμC1から表
示制御回路DISPCにシリアル出力されるデータとし
ては、上記のシャッター速度と絞り値のデータの他に、
ズームモード表示用のデータがあり、このデータに基づ
いて、表示制御回路DISPCはズームモードを表示す
る。
内マイコンμC1は、カード側のデータに基づいて露出
制御を行うべきか否かを、カード交信■のサブルーチン
で得られたデータ及びそれ以前のデータに基づいて判定
する(#585),このカード制御の判定のサブルーチ
ンを第28図に示す.同サブルーチンがコールされると
、カード交信Hによりカードからボディに入力したカー
ド制御有無に関するデータに基づいて、カード制御を行
うか否かを判定する(#1305).カード制御を行う
場合には、制御シャッター速度TVc、制御絞り値AV
cとして、それぞれカード側で演算されたシャッター速
度TVCD、絞り値AVcDをセットする(#1310
,#1315).一方、カメラ側制御を行う場合には、
上記制御シャッター速度T V c、制御絞り値A V
cとして、それぞれカメラ側で演算(#575)され
たシャッター速度TV、絞り値AVをセットし、リター
ンする(# 1 3 20,#1325). 第13図のフローに戻って、ボディ内マイコンμC1は
カード制御の判定を終えると、制御シャッター速度T
V c、制御絞り値A V c、カード機能の有無(カ
ード制御の有無)、レリーズロックの有無、及びバッテ
リーチェックの結果等のデータを表示制御回路DISP
Cにシリアル出力し、表示制御回路D I SPCでは
、上記入力したデータに基づいてボディ上の表示部D
I SP.及びファインダー内の表示部DISP菖によ
る表示を行う(# 5 90).第55図(a》〜(c
)にボディ上の表示部DISP1による表示内容を示し
ておく.なお、表示内容については先に述べたので、こ
こでは省略する.・また、第56図(a)〜(i)はフ
ァインダー内の表示部DISP.による表示内容を示し
ている.第56図(a)において、数値表示は左側から
4桁でシャッター速度を表示し、次の2桁で絞り値を表
示する.これらの値は、ボディ内マイコンμC1から表
示制御回路D I SPCにシリアル出力されるデータ
に基づいて表示される.ボディ内マイコンμC1から表
示制御回路DISPCにシリアル出力されるデータとし
ては、上記のシャッター速度と絞り値のデータの他に、
ズームモード表示用のデータがあり、このデータに基づ
いて、表示制御回路DISPCはズームモードを表示す
る。
オートズームプログラムモードIであれば、第56図(
b)に示すように“AZPビ゜の表示を行い、オートズ
ームプログラムモード■であれば、同図(d)に示すよ
うに、“AZPII”の表示を行い、マニュアルズーム
モードであれば、同図(8)に示すように、”M−Z″
の表示を行い、リセットモードであれば、同図(h)に
示すように、“RST”の表示を行う.また、AZPI
モードにおいて、撮影倍率βの変更が限界に来たときに
セットされる警告データが上記ズームモード表示用のデ
ータに含まれていれば、同図(c)に示すように、“A
ZPI”の表示を点滅させる.AZPIIモードにおい
て、1つの点の撮影倍率βが設定されれば、同図(e)
に示すように、”AZPII’”の表示を行い、2つ目
の撮影倍率βが設定されれば、同図(f)に示すように
、゛AZPIIg”の表示を行う.さらに、リセットモ
ードの設定が終了すれば、同図(i)に示すように、“
’RST.”の表示を行う.第13図のフローにおいて
、#590で上記の表示を終えると、#595でレリー
ズスイッチS2がONされているか否かを判定する.レ
リーズスイッチS2がONされている場合には、#60
0でズーム中であるか否かをフラグLMVFによって判
定し、ズーム中(LMVF=1)であれば、レリーズを
禁止して、ステップ#635に進む.#600でズーム
中でない(LMVF=O)ならば、#605でパワーフ
ォーカス(PF)であるか否かを判定する.パワーフォ
ーカスである場合には、ステップ#612に進む.パワ
ーフォーカスでない場合には、#610で合焦している
か否かを7ラグAFEFにより判定し、合焦している(
AFEF=1)場合には#612へ、合焦していない(
A F E F = O )場合には、レリーズを禁止
して、#635に進む。#612では、カードから入力
したレリーズ口ックデー夕が存在するか否かを判定する
.レリーズ口ツクデー夕が存在する場合には、レリーズ
を禁止して#635へ進む.一方、レリーズ口ックデー
夕が存在しない場合には#615に進み、全割込を禁止
し、露出制御を行い、露出制御の終了後、1コマ巻き上
げの制御を行う(#615〜#625)。そして、SL
ONのサブルーチンを終了したことを示すため、フラグ
810NFをリセットし、撮影準備スイッチS1のON
による割込SLINTあるいはレンズからの割込CSL
EINTを許可して、リターンする(#630,#63
2). 第13図のフローにおいて、#595でレリーズスイッ
チS2がONでないときにも#635に進む.#635
では、撮影準備スイッチS1がONされているか否かを
判定する.撮影準備スイッチS1がONされているとき
は、#640で電源保持用のタイマーT2をリセット,
スタートさせ、リターンする。一方、撮影準備スイッチ
S1がONされていないときは、#650でズーム中か
否かをフラグLMVFにより判定する.#650でズー
ム中(LMVF=1)であれば、#640に進み、タイ
マーT2をリセット、スタートさせ、電源保持時間の延
長を行う。また、#650でズーム中でなければ、#6
55で上記電源保持用のタイマーT2が5秒を計時した
か否かを判定し、5秒が経過し2いなければリターンす
る。5秒が経過していれば、#630に進み、撮影準備
スイッチS1がOFFされたことによる撮影終了の制御
を行う. 次に、#620で実行される露出制御のサブルーチン(
#620)を第29図に示す.同サブルーチンがコール
されると、まず、レリーズの制御を行うべく所定の制御
信号を出力する(#1330)。
b)に示すように“AZPビ゜の表示を行い、オートズ
ームプログラムモード■であれば、同図(d)に示すよ
うに、“AZPII”の表示を行い、マニュアルズーム
モードであれば、同図(8)に示すように、”M−Z″
の表示を行い、リセットモードであれば、同図(h)に
示すように、“RST”の表示を行う.また、AZPI
モードにおいて、撮影倍率βの変更が限界に来たときに
セットされる警告データが上記ズームモード表示用のデ
ータに含まれていれば、同図(c)に示すように、“A
ZPI”の表示を点滅させる.AZPIIモードにおい
て、1つの点の撮影倍率βが設定されれば、同図(e)
に示すように、”AZPII’”の表示を行い、2つ目
の撮影倍率βが設定されれば、同図(f)に示すように
、゛AZPIIg”の表示を行う.さらに、リセットモ
ードの設定が終了すれば、同図(i)に示すように、“
’RST.”の表示を行う.第13図のフローにおいて
、#590で上記の表示を終えると、#595でレリー
ズスイッチS2がONされているか否かを判定する.レ
リーズスイッチS2がONされている場合には、#60
0でズーム中であるか否かをフラグLMVFによって判
定し、ズーム中(LMVF=1)であれば、レリーズを
禁止して、ステップ#635に進む.#600でズーム
中でない(LMVF=O)ならば、#605でパワーフ
ォーカス(PF)であるか否かを判定する.パワーフォ
ーカスである場合には、ステップ#612に進む.パワ
ーフォーカスでない場合には、#610で合焦している
か否かを7ラグAFEFにより判定し、合焦している(
AFEF=1)場合には#612へ、合焦していない(
A F E F = O )場合には、レリーズを禁止
して、#635に進む。#612では、カードから入力
したレリーズ口ックデー夕が存在するか否かを判定する
.レリーズ口ツクデー夕が存在する場合には、レリーズ
を禁止して#635へ進む.一方、レリーズ口ックデー
夕が存在しない場合には#615に進み、全割込を禁止
し、露出制御を行い、露出制御の終了後、1コマ巻き上
げの制御を行う(#615〜#625)。そして、SL
ONのサブルーチンを終了したことを示すため、フラグ
810NFをリセットし、撮影準備スイッチS1のON
による割込SLINTあるいはレンズからの割込CSL
EINTを許可して、リターンする(#630,#63
2). 第13図のフローにおいて、#595でレリーズスイッ
チS2がONでないときにも#635に進む.#635
では、撮影準備スイッチS1がONされているか否かを
判定する.撮影準備スイッチS1がONされているとき
は、#640で電源保持用のタイマーT2をリセット,
スタートさせ、リターンする。一方、撮影準備スイッチ
S1がONされていないときは、#650でズーム中か
否かをフラグLMVFにより判定する.#650でズー
ム中(LMVF=1)であれば、#640に進み、タイ
マーT2をリセット、スタートさせ、電源保持時間の延
長を行う。また、#650でズーム中でなければ、#6
55で上記電源保持用のタイマーT2が5秒を計時した
か否かを判定し、5秒が経過し2いなければリターンす
る。5秒が経過していれば、#630に進み、撮影準備
スイッチS1がOFFされたことによる撮影終了の制御
を行う. 次に、#620で実行される露出制御のサブルーチン(
#620)を第29図に示す.同サブルーチンがコール
されると、まず、レリーズの制御を行うべく所定の制御
信号を出力する(#1330)。
これによって、図示しない係止部が外れて、ミラーアッ
プ等のレリーズ動作が行われる.次に、絞りを制御絞り
値AVcが示す口径まで絞り込ませる(#1332)。
プ等のレリーズ動作が行われる.次に、絞りを制御絞り
値AVcが示す口径まで絞り込ませる(#1332)。
そして、レリーズを示す信号をレンズ側に出力するべく
、レンズ交信■のサブルーチンを実行する(#1335
)。
、レンズ交信■のサブルーチンを実行する(#1335
)。
このサブルーチンを第30図に示す。同サブルーチンが
コールされると、まず、交信■を示すデータをセットし
、端子CSLEを”Loud”レベルとしてレンズ回路
を交信の相手として選択する。それから、カメラ及びレ
ンズの種類を相互に知らせ合うために、2バイトのシリ
アル交信を行う。次に交信モード(ここではモード■)
を示すために、1バイトのシリアル交信を行う.以上の
データ交信が終了すると、端子CSLEを“’High
”レベルとし、リターンする(# 1 4 0 0〜#
1415),次に、ボディ内マイコンμC1はミラーア
ップが完了するのを待ち、ミラーアップが完了すると、
1幕を走行させる.そして、シャッター速度T V c
に応じた実際の露出時間TsをカウントするタイマーT
3をリセットしてスタートさせる(#1340〜#13
50).次に、#1355でカード制御か否かを判定す
る。カード制御である場合には、つまり、露光間ズーム
可能である場合には、上記露出時間Tsの(1/3)が
経過するのを待ち、(1/3)Tsが経過すれば端子C
SLEを一瞬“″LO..レベルとし、露出時間Tsが
経過するのを待つ(#1340〜#1 370).#1
365で端子CSLEを一瞬”Low”レベルとする
ことにより、レンズ側はズームレンズの駆動を開始する
.#1355において、カード制御でない場合には、#
1360,#1365をスキツブして#1370に進み
、露出時間Tsが経過するのを待つ.露出時間Tsが経
過すれば、2幕を走行させ、2幕走行が完了する時間だ
け待ち、端子CSLEを再び一瞬”Low”レベルとし
、レリーズの終了を示してリターンする(# 1 3
7 5〜#1380).#1380で端子CSLEを一
瞬“Low”レベルとすることにより、レンズ側はズー
ムレンズの駆動を停止する。
コールされると、まず、交信■を示すデータをセットし
、端子CSLEを”Loud”レベルとしてレンズ回路
を交信の相手として選択する。それから、カメラ及びレ
ンズの種類を相互に知らせ合うために、2バイトのシリ
アル交信を行う。次に交信モード(ここではモード■)
を示すために、1バイトのシリアル交信を行う.以上の
データ交信が終了すると、端子CSLEを“’High
”レベルとし、リターンする(# 1 4 0 0〜#
1415),次に、ボディ内マイコンμC1はミラーア
ップが完了するのを待ち、ミラーアップが完了すると、
1幕を走行させる.そして、シャッター速度T V c
に応じた実際の露出時間TsをカウントするタイマーT
3をリセットしてスタートさせる(#1340〜#13
50).次に、#1355でカード制御か否かを判定す
る。カード制御である場合には、つまり、露光間ズーム
可能である場合には、上記露出時間Tsの(1/3)が
経過するのを待ち、(1/3)Tsが経過すれば端子C
SLEを一瞬“″LO..レベルとし、露出時間Tsが
経過するのを待つ(#1340〜#1 370).#1
365で端子CSLEを一瞬”Low”レベルとする
ことにより、レンズ側はズームレンズの駆動を開始する
.#1355において、カード制御でない場合には、#
1360,#1365をスキツブして#1370に進み
、露出時間Tsが経過するのを待つ.露出時間Tsが経
過すれば、2幕を走行させ、2幕走行が完了する時間だ
け待ち、端子CSLEを再び一瞬”Low”レベルとし
、レリーズの終了を示してリターンする(# 1 3
7 5〜#1380).#1380で端子CSLEを一
瞬“Low”レベルとすることにより、レンズ側はズー
ムレンズの駆動を停止する。
以上で、第5図のステップ#55の説明を終わる.
第5図のフローに戻り、#20でメインスイッチSMが
ONでなければ、#80に進み、メインスイッチSMの
ONによる割込SMINT以外の割込を禁止し、#85
で電池装着を示すフラグRSTFがセットされているか
否かを判定する。フラグRSTFがセットされていない
ときには、メインスイッチSMのOFFにより、このフ
ローを実行したとして、これを示すフラグSMOFFを
セットし、AFレンズ繰り込みのサブルーチンを実行す
る(#87,#90).この場合、AFレンズは最も繰
り込んだ位置に繰り込まれる。この点については既に説
明済みなので詳しい説明は省略する.次に、#92で使
用レンズが旧レンズか否かを判定し、旧レンズでなけれ
ば繰り込みモードをモードIにセットして、ズームレン
ズ繰り込みのサブルーチンを実行する(#95,#10
0)。
ONでなければ、#80に進み、メインスイッチSMの
ONによる割込SMINT以外の割込を禁止し、#85
で電池装着を示すフラグRSTFがセットされているか
否かを判定する。フラグRSTFがセットされていない
ときには、メインスイッチSMのOFFにより、このフ
ローを実行したとして、これを示すフラグSMOFFを
セットし、AFレンズ繰り込みのサブルーチンを実行す
る(#87,#90).この場合、AFレンズは最も繰
り込んだ位置に繰り込まれる。この点については既に説
明済みなので詳しい説明は省略する.次に、#92で使
用レンズが旧レンズか否かを判定し、旧レンズでなけれ
ば繰り込みモードをモードIにセットして、ズームレン
ズ繰り込みのサブルーチンを実行する(#95,#10
0)。
縁り込みモードがモードIにセットされている場合には
、ズームレンズ繰り込みのサブルーチンを実行すること
により、AFレンズ及びズームレンズは最も繰り込んだ
位置まで移動され、レンズを含めたカメラ全体の大きさ
(長さ)が最も小さくなる.そして、レンズ交信■のサ
ブルーチンを実行し、レンズから入力したデータに基づ
いて、カメラ側がスリーブモードに入っても良いか否か
を判定する(#105,#110).カメラ側がスリー
ブモードに入ると、レンズ側のズームモー夕への給電が
断たれる。したがって、レンズ側でズーム繰り込み制御
を実行しているときには、スリーブモードに入ってはい
けないので、#115で50msec経過するのを待ち
、#105に戻って、レンズ交信■のサブルーチンを実
行し、#110の判定を繰り返す.レンズ側でズーム繰
り込み制御が終了したときには、#110でスリーブモ
ードに入っても良いと判定され、カメラ側の回路及びレ
ンズのズームモー夕への給電を行うトランジスタT r
H + T r 2をOFFするべく、端子PWI,
PW2を゜“Low”レベルとし、さらにDC/DCコ
ンバータDDをOFFするべく、端子pwoを“Low
”レベルとして、メインスイッチSHのONによる割込
SMINT以外の割込を禁止して停止する(スリーブモ
ードに入る)(# 1 2 0〜#130).#85に
おいてフラグRSTFがセットされているとき、或いは
、#92で使用レンズが旧レンズであると判定されたと
きには、#93に進み、電池装着時を示すフラグRST
Fをリセットする。そして、#120以降へ進み、スリ
ーブモードに入る. 次に、レンズ内マイコンμC2による制御動作について
説明する.レンズがカメラボデイに装着されていないと
きには、レンズ装着検出スイッチSLEがONとなり、
レンズ内マイコンμC2のリセット端子RE2が“Lo
w”レベルに維持されているので、レンズ側の回路は全
く駆動されない。レンズがカメラボディに装着されると
、レンズ装着検出スイッチS1,εがOFFとなり、リ
セット端子RE2に“Low”レベlレから“High
”レベノレに変わる信号が入力する.これにより、レン
ズ内マイコンμC2は第31図に示すリセットのルーチ
ンを実行する.まず、レンズ内マイコンμC2は、ポー
トやレジスタをリセットする.このとき、AZP1モー
ド及びスリーブ可の状態となる.そして、ズームレンズ
繰り込みモードをモード■(所定位置f−80…mに繰
り込むモード)にセットして、ズームレンズ繰り込みの
サブルーチンを実行する(#L5〜#L15)。
、ズームレンズ繰り込みのサブルーチンを実行すること
により、AFレンズ及びズームレンズは最も繰り込んだ
位置まで移動され、レンズを含めたカメラ全体の大きさ
(長さ)が最も小さくなる.そして、レンズ交信■のサ
ブルーチンを実行し、レンズから入力したデータに基づ
いて、カメラ側がスリーブモードに入っても良いか否か
を判定する(#105,#110).カメラ側がスリー
ブモードに入ると、レンズ側のズームモー夕への給電が
断たれる。したがって、レンズ側でズーム繰り込み制御
を実行しているときには、スリーブモードに入ってはい
けないので、#115で50msec経過するのを待ち
、#105に戻って、レンズ交信■のサブルーチンを実
行し、#110の判定を繰り返す.レンズ側でズーム繰
り込み制御が終了したときには、#110でスリーブモ
ードに入っても良いと判定され、カメラ側の回路及びレ
ンズのズームモー夕への給電を行うトランジスタT r
H + T r 2をOFFするべく、端子PWI,
PW2を゜“Low”レベルとし、さらにDC/DCコ
ンバータDDをOFFするべく、端子pwoを“Low
”レベルとして、メインスイッチSHのONによる割込
SMINT以外の割込を禁止して停止する(スリーブモ
ードに入る)(# 1 2 0〜#130).#85に
おいてフラグRSTFがセットされているとき、或いは
、#92で使用レンズが旧レンズであると判定されたと
きには、#93に進み、電池装着時を示すフラグRST
Fをリセットする。そして、#120以降へ進み、スリ
ーブモードに入る. 次に、レンズ内マイコンμC2による制御動作について
説明する.レンズがカメラボデイに装着されていないと
きには、レンズ装着検出スイッチSLEがONとなり、
レンズ内マイコンμC2のリセット端子RE2が“Lo
w”レベルに維持されているので、レンズ側の回路は全
く駆動されない。レンズがカメラボディに装着されると
、レンズ装着検出スイッチS1,εがOFFとなり、リ
セット端子RE2に“Low”レベlレから“High
”レベノレに変わる信号が入力する.これにより、レン
ズ内マイコンμC2は第31図に示すリセットのルーチ
ンを実行する.まず、レンズ内マイコンμC2は、ポー
トやレジスタをリセットする.このとき、AZP1モー
ド及びスリーブ可の状態となる.そして、ズームレンズ
繰り込みモードをモード■(所定位置f−80…mに繰
り込むモード)にセットして、ズームレンズ繰り込みの
サブルーチンを実行する(#L5〜#L15)。
このズームレンズ繰り込みのサブルーチンを第32図に
示す。同サブルーチンがコールされると、まず、ズーム
レンズ繰り込みモードを示すフラグZIFをセットし、
ズームレンズ繰り込み速度を最高速■3にセットずる信
号をモータ駆動回路MD3に出力する.そして、制御焦
点距jliifcを取り得ない小さな値に設定し、駆動
Iのサブルーチンを実行し、ズームレンズを駆動する(
#L30〜#L40)。この駆動1のサブルーチンにつ
いては後述する.そして、タイマー割込が発生したこと
を示すフラグTINTFがセットされるのを待つ(#L
45)。このタイマー割込は、ズームレンズが終端に至
った後に発生する割込である。
示す。同サブルーチンがコールされると、まず、ズーム
レンズ繰り込みモードを示すフラグZIFをセットし、
ズームレンズ繰り込み速度を最高速■3にセットずる信
号をモータ駆動回路MD3に出力する.そして、制御焦
点距jliifcを取り得ない小さな値に設定し、駆動
Iのサブルーチンを実行し、ズームレンズを駆動する(
#L30〜#L40)。この駆動1のサブルーチンにつ
いては後述する.そして、タイマー割込が発生したこと
を示すフラグTINTFがセットされるのを待つ(#L
45)。このタイマー割込は、ズームレンズが終端に至
った後に発生する割込である。
ここで、フラグTINTFがセットされるまでの過程を
説明する。まず、ズームモータM3の回転量を検出する
エンコーダENC3がらのパルスが入力すると実行され
るカウンタ割込ルーチンを第33図に示す。この割込が
発生すると、レンズ内マイコンμC2はズームレンズが
終端に至ったことを検出するためのタイマー割込を許可
し、そのタイマーをリセット、スタートさせる(#L1
00,#L105)。そして、ズーム繰り込み中を示す
フラグZIFがセットされているが否がを判定し、フラ
グZIFがセットされているときはリターンする(#L
110).なお、フラグZIFがリセットされていると
きの動作は後述する。ズームレンズが繰り込まれ、終端
に達すると、この力ウンタ割込が実行されなくなり、#
L105でリセット、スタートされたタイマーは計時を
続け、一定時間に達すると、タイマー割込が発生する。
説明する。まず、ズームモータM3の回転量を検出する
エンコーダENC3がらのパルスが入力すると実行され
るカウンタ割込ルーチンを第33図に示す。この割込が
発生すると、レンズ内マイコンμC2はズームレンズが
終端に至ったことを検出するためのタイマー割込を許可
し、そのタイマーをリセット、スタートさせる(#L1
00,#L105)。そして、ズーム繰り込み中を示す
フラグZIFがセットされているが否がを判定し、フラ
グZIFがセットされているときはリターンする(#L
110).なお、フラグZIFがリセットされていると
きの動作は後述する。ズームレンズが繰り込まれ、終端
に達すると、この力ウンタ割込が実行されなくなり、#
L105でリセット、スタートされたタイマーは計時を
続け、一定時間に達すると、タイマー割込が発生する。
このタイマー割込ルーチンを第35図に示す。
この割込が発生すると、まず、ズームカウンタZCのカ
ウント値Zcをリセットする(#L200)。
ウント値Zcをリセットする(#L200)。
このズームカウンタZCは、エンコーダENC3からの
パルスをカウントするものであり、ズームレンズの繰り
込み時にはエンコーダENC3がらのパルスによりカウ
ントダウンされ、ズームレンズの繰り出し時にはエンコ
ーダENC3がらのパルスによりカウントアップされる
。ズームカウンタのカウント値Zcをリセットした後、
ズームレンズを停止させ、タイマー割込を禁止した後、
フラグTI NTFをセットしてリターンする(#L2
05〜#L2 1 5)。
パルスをカウントするものであり、ズームレンズの繰り
込み時にはエンコーダENC3がらのパルスによりカウ
ントダウンされ、ズームレンズの繰り出し時にはエンコ
ーダENC3がらのパルスによりカウントアップされる
。ズームカウンタのカウント値Zcをリセットした後、
ズームレンズを停止させ、タイマー割込を禁止した後、
フラグTI NTFをセットしてリターンする(#L2
05〜#L2 1 5)。
ここで、ズームレンズ停止のサブルーチンを第34図に
示す。このサブルーチンがコールされると、まず、モー
タ駆動回路MD3に停止信号を10 msec出力し、
その後、駆動OFF信号を出力し、スリーブ可とし、ズ
ーム駆動中を示すフラグZMVFをリセットして、リタ
ーンする(#L180〜#L187)。
示す。このサブルーチンがコールされると、まず、モー
タ駆動回路MD3に停止信号を10 msec出力し、
その後、駆動OFF信号を出力し、スリーブ可とし、ズ
ーム駆動中を示すフラグZMVFをリセットして、リタ
ーンする(#L180〜#L187)。
以上のようにして、タイマー割込を示すフラグTINT
Fがセットされると、レンズ内マイコンμC2は、第3
2図の#L50に進み、上記フラグTINTFをリセッ
トする.そして、モードIのズームレンズ繰り込みであ
るか否かをボディから入力したデータあるいはリセット
モードで設定されたデータに基づいて判定する(#L5
5).#L55で、モードl(ボディのメインスイッチ
s4をOFFLたとき)のズームレンズ繰り込みである
と判定されたときには、#L90に進み、ズームレンズ
繰り込み中を示すフラグZIFをリセットしてリターン
する。一方、モードIのズームレンズ繰り込みでない場
合には、ズームモータM3の駆動速度を最高速■3にセ
ットし、制御焦点距離をfc=80+++mとし、駆動
Iの制御を行い、ズーム駆動中を示すフラグZMVFが
リセットされるのを待つ(#L60 〜#L80).#
L80で、フラグZMVFがリセットされれば、制御焦
点距離fcが80+IIIllに達したとして、#L9
0でズーム繰り込み中を示すフラグZIFをリセットし
てリターンする. 第31図に戻′り、上述のようなズームレンズの繰り込
みが終了すると、レンズの情報を表示する表示ルーチン
を実行して、電源保持用のタイマーTをリセット、スタ
ートさせて、10秒経過するのを待ち、10秒が経過す
れば、表示を消去して停止する(# L 2 0〜#L
24>。
Fがセットされると、レンズ内マイコンμC2は、第3
2図の#L50に進み、上記フラグTINTFをリセッ
トする.そして、モードIのズームレンズ繰り込みであ
るか否かをボディから入力したデータあるいはリセット
モードで設定されたデータに基づいて判定する(#L5
5).#L55で、モードl(ボディのメインスイッチ
s4をOFFLたとき)のズームレンズ繰り込みである
と判定されたときには、#L90に進み、ズームレンズ
繰り込み中を示すフラグZIFをリセットしてリターン
する。一方、モードIのズームレンズ繰り込みでない場
合には、ズームモータM3の駆動速度を最高速■3にセ
ットし、制御焦点距離をfc=80+++mとし、駆動
Iの制御を行い、ズーム駆動中を示すフラグZMVFが
リセットされるのを待つ(#L60 〜#L80).#
L80で、フラグZMVFがリセットされれば、制御焦
点距離fcが80+IIIllに達したとして、#L9
0でズーム繰り込み中を示すフラグZIFをリセットし
てリターンする. 第31図に戻′り、上述のようなズームレンズの繰り込
みが終了すると、レンズの情報を表示する表示ルーチン
を実行して、電源保持用のタイマーTをリセット、スタ
ートさせて、10秒経過するのを待ち、10秒が経過す
れば、表示を消去して停止する(# L 2 0〜#L
24>。
次に、表示ルーチンについて説明するが、その前に、表
示パターンを第58図(a)〜(e)に示し説明する.
第58図(a)に全表示パターンを示す。
示パターンを第58図(a)〜(e)に示し説明する.
第58図(a)に全表示パターンを示す。
゛″M A C R O ”の文字は、撮影倍率が(1
/10)以上のときにマクロ撮影領域であることを撮影
者に知らせるべく表示される.その下のバー表示は、各
焦点距離における最短撮影距離から被写体までの距離範
囲を示し、図中、バーの左端が最短撮影距離を示し、バ
ーの右端が被写体までの距離を示している。バー表示の
下に2段にわたり記載された数字列は、バー表示された
距離〔伯〕を示ず.この数字列は、上段又は下段の一方
が選択されると、その一列の全ての数字列が表示状態と
なり、他方は消去される。そして、上記バー表示は、数
字列が表示されている目盛り毎に離散的に表示可能とさ
れている。その表示例を、第58図(b)〜(e)に示
す.例えば、焦点距離28m+a、距離2mであれば、
最短撮影距離は0 .3+であり、距離範囲を示す数字
列としては上段(0.3m+〜ω)が用いられ、バー表
示は0 .3m+から2Imまでが表示される(第58
図(b)参照)。焦点距離50mm、距離2mでは、最
短撮影距離は0 .5n+であり、距離範囲を示す数字
列としては上段(0.3m〜oO)が用いられ、バー表
示は0.5mから2mまでが表示される(第58図(c
)参照)。上段の数字列と下段の数字列とは、焦点距離
80IIIII1で切り換えられる.焦点距離100I
、距離2Iであれば、最短撮影距離は0.8mであり、
距離範囲を示す数字列としては下段<0.6+n〜ω)
が用いられ、バー表示は0.8mから2拍までが表示さ
れる(第58図(d)参照).焦点距離200wm、距
離2Illでは、最短撮影距離は1論であり、距離範囲
を示す数字列としては下段(0.6zn〜oo)が用い
られ、バー表示は1+aから2mまでが表示される(第
58図(e)参照). また、表示パターンの左下側の3桁の数値表示部は現在
の焦点距離[:..)を示し、その左右のマークは焦点
距離の変化方向を示す。左側のマークはワイド方向への
ズーミング時に表示される。右側のマークはテレ方向へ
のズーミング時に表示される. さらに、表示パターンの右下側の“″O F F ””
RST’“、“A Z P a゜′は、夫々のモードが
選択されたときに表示される。また、“A Z P a
”の表示の右側に縦に並ぶ2つの点は、2点間での像倍
率によるAZP2モードが選択されたときに、1つの点
がメモリーされると、上の1つの点が、2つ目が記憶さ
れると、両方の点が表示される。
/10)以上のときにマクロ撮影領域であることを撮影
者に知らせるべく表示される.その下のバー表示は、各
焦点距離における最短撮影距離から被写体までの距離範
囲を示し、図中、バーの左端が最短撮影距離を示し、バ
ーの右端が被写体までの距離を示している。バー表示の
下に2段にわたり記載された数字列は、バー表示された
距離〔伯〕を示ず.この数字列は、上段又は下段の一方
が選択されると、その一列の全ての数字列が表示状態と
なり、他方は消去される。そして、上記バー表示は、数
字列が表示されている目盛り毎に離散的に表示可能とさ
れている。その表示例を、第58図(b)〜(e)に示
す.例えば、焦点距離28m+a、距離2mであれば、
最短撮影距離は0 .3+であり、距離範囲を示す数字
列としては上段(0.3m+〜ω)が用いられ、バー表
示は0 .3m+から2Imまでが表示される(第58
図(b)参照)。焦点距離50mm、距離2mでは、最
短撮影距離は0 .5n+であり、距離範囲を示す数字
列としては上段(0.3m〜oO)が用いられ、バー表
示は0.5mから2mまでが表示される(第58図(c
)参照)。上段の数字列と下段の数字列とは、焦点距離
80IIIII1で切り換えられる.焦点距離100I
、距離2Iであれば、最短撮影距離は0.8mであり、
距離範囲を示す数字列としては下段<0.6+n〜ω)
が用いられ、バー表示は0.8mから2拍までが表示さ
れる(第58図(d)参照).焦点距離200wm、距
離2Illでは、最短撮影距離は1論であり、距離範囲
を示す数字列としては下段(0.6zn〜oo)が用い
られ、バー表示は1+aから2mまでが表示される(第
58図(e)参照). また、表示パターンの左下側の3桁の数値表示部は現在
の焦点距離[:..)を示し、その左右のマークは焦点
距離の変化方向を示す。左側のマークはワイド方向への
ズーミング時に表示される。右側のマークはテレ方向へ
のズーミング時に表示される. さらに、表示パターンの右下側の“″O F F ””
RST’“、“A Z P a゜′は、夫々のモードが
選択されたときに表示される。また、“A Z P a
”の表示の右側に縦に並ぶ2つの点は、2点間での像倍
率によるAZP2モードが選択されたときに、1つの点
がメモリーされると、上の1つの点が、2つ目が記憶さ
れると、両方の点が表示される。
以上の表示パターンを制御するための表示サブルーチン
を第36図に示す.同サブルーチンがコールされると、
ズームエンコーダZMENから現在の焦点距離範囲のデ
ータf,を読み取る.また、エンコーダENC3からの
パルスをカウントするズームカウンタZCのカウント値
Zeを読み収る.そして、これらのデータf.,Zcか
ら正確な焦点距離fを求め、まず焦点距IIlfを表示
する(# L 2 50〜#L260). 上記データf.,Zeから焦点距離fを求めるサブルー
チンを第37図に示す.このサブルーチンがコールされ
ると、まず、ズームレンズのワイド方向へのズームを示
すフラグWDFがセットされているか否かを判定する(
#L375)。#L375でフラグWDFがセットされ
ている場合には、ワイド側ヘズームされたとして、焦点
距離範囲f,における最長焦点距離fBをROMテーブ
ルから読み出し、この最長焦点距Ir8と、焦点距離範
囲r1の中でのズーミング量を示すズームカウンタzC
のカウント値ZcとからROMテーブルに基づいて正確
な焦点距離rを読み出して、リターンする(#L380
,#L385).一方、フラグWDFがセットされてい
ない場合には、テレ側ヘズームされたとして、焦点距離
範囲f.における最短焦点距N r AをROMテーブ
ルから読み出し、この最短焦点距離fAと、焦点距離範
囲f.の中でのズーミング量を示すズームカウンタZC
のカウント値ZcとからROMテーブルに基づいて正確
な焦点距離fを読み出して、リターンする(#L390
,#L395)。
を第36図に示す.同サブルーチンがコールされると、
ズームエンコーダZMENから現在の焦点距離範囲のデ
ータf,を読み取る.また、エンコーダENC3からの
パルスをカウントするズームカウンタZCのカウント値
Zeを読み収る.そして、これらのデータf.,Zcか
ら正確な焦点距離fを求め、まず焦点距IIlfを表示
する(# L 2 50〜#L260). 上記データf.,Zeから焦点距離fを求めるサブルー
チンを第37図に示す.このサブルーチンがコールされ
ると、まず、ズームレンズのワイド方向へのズームを示
すフラグWDFがセットされているか否かを判定する(
#L375)。#L375でフラグWDFがセットされ
ている場合には、ワイド側ヘズームされたとして、焦点
距離範囲f,における最長焦点距離fBをROMテーブ
ルから読み出し、この最長焦点距Ir8と、焦点距離範
囲r1の中でのズーミング量を示すズームカウンタzC
のカウント値ZcとからROMテーブルに基づいて正確
な焦点距離rを読み出して、リターンする(#L380
,#L385).一方、フラグWDFがセットされてい
ない場合には、テレ側ヘズームされたとして、焦点距離
範囲f.における最短焦点距N r AをROMテーブ
ルから読み出し、この最短焦点距離fAと、焦点距離範
囲f.の中でのズーミング量を示すズームカウンタZC
のカウント値ZcとからROMテーブルに基づいて正確
な焦点距離fを読み出して、リターンする(#L390
,#L395)。
なお、焦点距離範囲f.と最短焦点距M r A及び最
長焦点距離r日との関係は、第1表に示す通りである。
長焦点距離r日との関係は、第1表に示す通りである。
第1表
第36図のフローに戻って、#L262では、得られた
焦点距離fが801llTm以上が否かを判定し、r≦
80ms+であれば、距離範囲を示す上下2段の数字列
のうち、上段の数字列(0.3+I〜a))を選択し、
f>80w+mであれば、下段の数字列(0.61I1
〜■)を選択する。次に、繰り出し量を検出するための
エンコーダDVENから、繰り出し量ΔDvのデータを
読み取り、焦点距離fと繰り出し量ΔDvとから、距離
Dvを算出し表示する(# L 2 65.#L270
>.なお、距MD vの算出方法については、例えば、
特願昭63−28512号に示されている.そして、ズ
ームモードを判定し、OFFモードならば“OFF”の
文字を表示し、AZP1モードならば′″A Z P
1 ”の文字を表示し、AZP2モードならば゛AZP
2”の文字を表示し、リセットモードならば“RST”
の文字をそれぞれ表示する(# L 2 8 0〜#L
295>。なお、モードがAZPIモードならば、警告
データWNGがセットされているか否かを判定し、セッ
トされていれば“AZPI”の文字を点滅表示とする(
#L287.#L288). 次に、#L300では、AZP2モードが否かを判定し
、AZP2−t=−ドであれば、#L305に進み、1
つ目のセットを完了したことを示すフラグSCIFがセ
ットされているが否かを判定する,#L305で、フラ
グSCIFがセットされている場合には、#L3 1
0に進んで“AZP2°”の表示を行い、フラグSCI
Fがセットされていない場合には、#L3 1 5に進
み、2つ目のセットを完了したことを示すフラグSCF
がセットされているか否かを判定する. #L3 1
5で、フラグSCFがセットされている場合には、#L
320 テ”A Z P g”ノ表示を行い、両フラグ
SC I F,SCFが共にセットされていない場合に
は、#L325で“’AZP2゜゛の文字だけを表示す
る.#L310又は#L320又は#L325からは#
L330に進み、また、#L300でAZP2モードで
ないと判定されたときにも#L330に進み、バワーズ
ーム(pz)が選択されているか否かを判定する.パワ
ーズームが選択されていないとき、すなわちパワーフォ
ーカスであるときは#L350に進み、焦点距離表示だ
けを行って、#L355へ進む.パワーズームが選択さ
れているときには、ズーミングの速度と方向を示すエン
コーダZVENを読み込んで、ズーム駆動のためのズー
ムスイッチ(図中rz .sw,と略記)がONされて
いるか否かを判定し、ONされていないときは、上述の
場合と同様に#L350に進む(#L331,#L33
2).ズームスイッチがONされているときは、ズーム
方向を判定し、テレ方向のときは図中右向きの矢印を表
示し、ワイド方向のときは図中左向きの矢印を表示し、
それぞれ#L3 5 5に進む(# L 3 3 5〜
#345).#L355では、焦点距離fと撮影距離D
vとから、撮影倍率βを演算する.そして、撮影倍率β
が所定値βK=(1/10)以上であるか否かを判定し
、所定値β3以上であれば、“MACRO”表示を行い
、所定値β、未満であれば“MACRO”表示を消去し
て、リターンする(#L360〜#L370).次に、
ボディ内マイコンμC1が停止し、且つレンズ内マイコ
ンμC2が停止している場合、あるいは旧ボディが使用
され、レンズに補助電池E2が装着されており、且つレ
ンズ内マイコンμC2が停止している場合に、操作環8
0の操作が行われると、パワーフォーカスPF又はパワ
ーズームPZを行うためのF/ZINT割込ルーチン(
第38図)が実行される。このF/Z I NT割込が
発生すると、レンズ内マイコンμC2は、まず、端子C
SLEを一瞬“’ L ow’レベルとし、ボディヘの
割込を行う(#L400).そして、AZP2モードの
ときのシフト量Δf(後述)を0とし、タイマーTAを
リセット、スタートし、タイマーT^が時間t1を計時
するのを待つ(#L405〜#L415).ここで、タ
イマーTAにより時間t,の待機を行うのは、レンズが
旧タイプであるか否かをボディ側で判定するためである
.レンズが旧タイプでなければ、上記ボディへの割込後
、ボデイではデータの更新を行うべく、端子CSLEを
“Lowレベルとし、レンズでは、これに応答して、後
述のCS割込が行われ、タイマーTAが時間t,を計時
し終える前に別のフローを実行する.ただし、ボディ側
のメインスイッチSMがOFFの場合には、上記データ
交信は行われないし、また、旧ボディの場合にも、同様
にデータ交信が行われない。
焦点距離fが801llTm以上が否かを判定し、r≦
80ms+であれば、距離範囲を示す上下2段の数字列
のうち、上段の数字列(0.3+I〜a))を選択し、
f>80w+mであれば、下段の数字列(0.61I1
〜■)を選択する。次に、繰り出し量を検出するための
エンコーダDVENから、繰り出し量ΔDvのデータを
読み取り、焦点距離fと繰り出し量ΔDvとから、距離
Dvを算出し表示する(# L 2 65.#L270
>.なお、距MD vの算出方法については、例えば、
特願昭63−28512号に示されている.そして、ズ
ームモードを判定し、OFFモードならば“OFF”の
文字を表示し、AZP1モードならば′″A Z P
1 ”の文字を表示し、AZP2モードならば゛AZP
2”の文字を表示し、リセットモードならば“RST”
の文字をそれぞれ表示する(# L 2 8 0〜#L
295>。なお、モードがAZPIモードならば、警告
データWNGがセットされているか否かを判定し、セッ
トされていれば“AZPI”の文字を点滅表示とする(
#L287.#L288). 次に、#L300では、AZP2モードが否かを判定し
、AZP2−t=−ドであれば、#L305に進み、1
つ目のセットを完了したことを示すフラグSCIFがセ
ットされているが否かを判定する,#L305で、フラ
グSCIFがセットされている場合には、#L3 1
0に進んで“AZP2°”の表示を行い、フラグSCI
Fがセットされていない場合には、#L3 1 5に進
み、2つ目のセットを完了したことを示すフラグSCF
がセットされているか否かを判定する. #L3 1
5で、フラグSCFがセットされている場合には、#L
320 テ”A Z P g”ノ表示を行い、両フラグ
SC I F,SCFが共にセットされていない場合に
は、#L325で“’AZP2゜゛の文字だけを表示す
る.#L310又は#L320又は#L325からは#
L330に進み、また、#L300でAZP2モードで
ないと判定されたときにも#L330に進み、バワーズ
ーム(pz)が選択されているか否かを判定する.パワ
ーズームが選択されていないとき、すなわちパワーフォ
ーカスであるときは#L350に進み、焦点距離表示だ
けを行って、#L355へ進む.パワーズームが選択さ
れているときには、ズーミングの速度と方向を示すエン
コーダZVENを読み込んで、ズーム駆動のためのズー
ムスイッチ(図中rz .sw,と略記)がONされて
いるか否かを判定し、ONされていないときは、上述の
場合と同様に#L350に進む(#L331,#L33
2).ズームスイッチがONされているときは、ズーム
方向を判定し、テレ方向のときは図中右向きの矢印を表
示し、ワイド方向のときは図中左向きの矢印を表示し、
それぞれ#L3 5 5に進む(# L 3 3 5〜
#345).#L355では、焦点距離fと撮影距離D
vとから、撮影倍率βを演算する.そして、撮影倍率β
が所定値βK=(1/10)以上であるか否かを判定し
、所定値β3以上であれば、“MACRO”表示を行い
、所定値β、未満であれば“MACRO”表示を消去し
て、リターンする(#L360〜#L370).次に、
ボディ内マイコンμC1が停止し、且つレンズ内マイコ
ンμC2が停止している場合、あるいは旧ボディが使用
され、レンズに補助電池E2が装着されており、且つレ
ンズ内マイコンμC2が停止している場合に、操作環8
0の操作が行われると、パワーフォーカスPF又はパワ
ーズームPZを行うためのF/ZINT割込ルーチン(
第38図)が実行される。このF/Z I NT割込が
発生すると、レンズ内マイコンμC2は、まず、端子C
SLEを一瞬“’ L ow’レベルとし、ボディヘの
割込を行う(#L400).そして、AZP2モードの
ときのシフト量Δf(後述)を0とし、タイマーTAを
リセット、スタートし、タイマーT^が時間t1を計時
するのを待つ(#L405〜#L415).ここで、タ
イマーTAにより時間t,の待機を行うのは、レンズが
旧タイプであるか否かをボディ側で判定するためである
.レンズが旧タイプでなければ、上記ボディへの割込後
、ボデイではデータの更新を行うべく、端子CSLEを
“Lowレベルとし、レンズでは、これに応答して、後
述のCS割込が行われ、タイマーTAが時間t,を計時
し終える前に別のフローを実行する.ただし、ボディ側
のメインスイッチSMがOFFの場合には、上記データ
交信は行われないし、また、旧ボディの場合にも、同様
にデータ交信が行われない。
それ故、#L400で端子CSLEを一瞬“Lowレベ
ルにしてもCS割込が行われず、タイマーTAでは時間
Llを計時し終える,#415でタイマーTAが時間t
1を計時し終えれば、タイマーTAを停止し、操作環8
0の操作による割込F/Z I NTを禁止し、OFF
モードに設定する(#L417〜#L422).そして
、#L425で表示ルーチンを実行した後、#L430
でパワーフォーカス(PF)であるかパワーズーム(P
Z)であるかを判定する.パワーズーム(PZ)であれ
ば、ズーミングの速度と方向を示すエンコーダZVEN
を読み込み、操作環80の操作があったか否かを判定す
る(#L435.#L440)。操作環80の操作があ
った場合には、ズームレンズを駆動するべく、駆動■の
サブルーチンを実行し、電源保持用のタイマーTBをリ
セット、スタートさせて、#L425に戻る(#L,4
42.#L445).ここで、駆動■のサブルーチンを
第39図に示す.このサブルーチンがコールされると、
まず、カウンタ割込でのモータ停止が行われないように
、ズームカウンタZCのカウント値Zeに対応するズー
ムレンズの駆動量Znを取り得ない大きな値FF.に設
定し、エンコーダZVENから読み込んだデータのうち
、ズーミングの速度信号をモータ駆動回路MD3に出力
する(#L505,#L510).次に、エンコーダZ
VENから読み込んだデータのうち、駆動方向を示すデ
ータに基づいて、駆動方向が繰り込み方向であるか否か
を判定し、繰り込み方向であれば、繰り込み信号をモー
タ駆動回路MD3に出力し、ワイド方向へのズームであ
ることを示すフラグWDFをセットする(#L515〜
#L525)。そして、ズームレンズが移動中であるこ
とを示すフラグZMVFをセットし、制御焦点距離fc
に対応する焦点距離範囲fc,と駆動量Znを算出し、
リターンする(#L 5 4 0〜#L542).#L
515で駆動方向が繰り込み方向でなければ、繰り出し
信号をモータ駆動回路MD3に出力し、ワイド方向への
ズームであることを示すフラグWDFをリセットして、
#L540に進む(#L530,#L535).ここで
、制御焦点距離reに対応する焦点距離範囲fc1と駆
動量Znを算出するためのサブルー.チンを第40図に
示す.このサブルーチンがコールされると、まず、ワイ
ド方向へのズームであることを示すフラグWDFがセッ
トされているか否かを判定する(#L543).これは
ワイド方向へのズーム時と、テレ方向へのズーム時とで
は、同一の制御焦点距離reであっても、ズームエンコ
ーダZMENの焦点距離範囲f,やズームカウンタZC
のカウント値Zcは異なるからである.例えば、ワイド
方向ヘズームするときには、制御焦点距離1Cよりも大
きい焦点距離範囲fc.と負の駆動量Znを求め、一方
、テレ方向ヘズームするときには制御焦点距離『Cより
も小さい焦点距離範囲fc,と正の駆動量Znを求める
必要がある.そこで、ワイド方向へズームレンズを繰り
込むとき(WDF=1)は、制御焦点距離reをアドレ
スとして第1のROMテーブルから焦点距離範囲fc+
と駆動量Znを読み出す(#L545),テレ方向へズ
ームレンズを繰り出すとき(WDF=O)は、制御焦点
距離reをアドレスとして第2のROMテーブルから焦
点距離範囲fc,と駆動量Znを読み出す(#L544
).そして、#L544又は#L54”iがら#L54
6へ進み、スリーブ禁止のデータをセットして、リター
ンする。なお、#L542のステップは、後述のリセッ
トモード又はAZPI又はAZP2モードのときに有効
となり、OFFモード(マニュアルズームモード)のと
きは、何ら意味のないステップである。
ルにしてもCS割込が行われず、タイマーTAでは時間
Llを計時し終える,#415でタイマーTAが時間t
1を計時し終えれば、タイマーTAを停止し、操作環8
0の操作による割込F/Z I NTを禁止し、OFF
モードに設定する(#L417〜#L422).そして
、#L425で表示ルーチンを実行した後、#L430
でパワーフォーカス(PF)であるかパワーズーム(P
Z)であるかを判定する.パワーズーム(PZ)であれ
ば、ズーミングの速度と方向を示すエンコーダZVEN
を読み込み、操作環80の操作があったか否かを判定す
る(#L435.#L440)。操作環80の操作があ
った場合には、ズームレンズを駆動するべく、駆動■の
サブルーチンを実行し、電源保持用のタイマーTBをリ
セット、スタートさせて、#L425に戻る(#L,4
42.#L445).ここで、駆動■のサブルーチンを
第39図に示す.このサブルーチンがコールされると、
まず、カウンタ割込でのモータ停止が行われないように
、ズームカウンタZCのカウント値Zeに対応するズー
ムレンズの駆動量Znを取り得ない大きな値FF.に設
定し、エンコーダZVENから読み込んだデータのうち
、ズーミングの速度信号をモータ駆動回路MD3に出力
する(#L505,#L510).次に、エンコーダZ
VENから読み込んだデータのうち、駆動方向を示すデ
ータに基づいて、駆動方向が繰り込み方向であるか否か
を判定し、繰り込み方向であれば、繰り込み信号をモー
タ駆動回路MD3に出力し、ワイド方向へのズームであ
ることを示すフラグWDFをセットする(#L515〜
#L525)。そして、ズームレンズが移動中であるこ
とを示すフラグZMVFをセットし、制御焦点距離fc
に対応する焦点距離範囲fc,と駆動量Znを算出し、
リターンする(#L 5 4 0〜#L542).#L
515で駆動方向が繰り込み方向でなければ、繰り出し
信号をモータ駆動回路MD3に出力し、ワイド方向への
ズームであることを示すフラグWDFをリセットして、
#L540に進む(#L530,#L535).ここで
、制御焦点距離reに対応する焦点距離範囲fc1と駆
動量Znを算出するためのサブルー.チンを第40図に
示す.このサブルーチンがコールされると、まず、ワイ
ド方向へのズームであることを示すフラグWDFがセッ
トされているか否かを判定する(#L543).これは
ワイド方向へのズーム時と、テレ方向へのズーム時とで
は、同一の制御焦点距離reであっても、ズームエンコ
ーダZMENの焦点距離範囲f,やズームカウンタZC
のカウント値Zcは異なるからである.例えば、ワイド
方向ヘズームするときには、制御焦点距離1Cよりも大
きい焦点距離範囲fc.と負の駆動量Znを求め、一方
、テレ方向ヘズームするときには制御焦点距離『Cより
も小さい焦点距離範囲fc,と正の駆動量Znを求める
必要がある.そこで、ワイド方向へズームレンズを繰り
込むとき(WDF=1)は、制御焦点距離reをアドレ
スとして第1のROMテーブルから焦点距離範囲fc+
と駆動量Znを読み出す(#L545),テレ方向へズ
ームレンズを繰り出すとき(WDF=O)は、制御焦点
距離reをアドレスとして第2のROMテーブルから焦
点距離範囲fc,と駆動量Znを読み出す(#L544
).そして、#L544又は#L54”iがら#L54
6へ進み、スリーブ禁止のデータをセットして、リター
ンする。なお、#L542のステップは、後述のリセッ
トモード又はAZPI又はAZP2モードのときに有効
となり、OFFモード(マニュアルズームモード)のと
きは、何ら意味のないステップである。
このOFFモード(マニュアルズームモード)のときの
カウンタ割込では、第33図の#L115でOFFモー
ドであると判定され、#L120に進んで、ズームエン
コーダZMENから焦点距離範囲f,を読み込む。そし
て、読み込んだ焦点距離範囲f1が、前回の値Lf.と
同じでないが、すなわち、焦点距離範囲が変わったか否
かを判定する(#L125>.焦点距離範囲が変化して
いれば、繰り出し量を示すズームカウンタZCのカウン
ト値Zcをリセットして、今回の焦点距離範囲r1を前
回の値Lf,として記憶し、リターンする(#L130
,#L135)。これによって、焦点距離範囲が変化し
てからの繰り出し量を正確に検出できる.#L125で
焦点距離範囲が変化していない場合には、#L130を
スキップして、#L135に進む。
カウンタ割込では、第33図の#L115でOFFモー
ドであると判定され、#L120に進んで、ズームエン
コーダZMENから焦点距離範囲f,を読み込む。そし
て、読み込んだ焦点距離範囲f1が、前回の値Lf.と
同じでないが、すなわち、焦点距離範囲が変わったか否
かを判定する(#L125>.焦点距離範囲が変化して
いれば、繰り出し量を示すズームカウンタZCのカウン
ト値Zcをリセットして、今回の焦点距離範囲r1を前
回の値Lf,として記憶し、リターンする(#L130
,#L135)。これによって、焦点距離範囲が変化し
てからの繰り出し量を正確に検出できる.#L125で
焦点距離範囲が変化していない場合には、#L130を
スキップして、#L135に進む。
以上のようにして、操作された方向と量に応じたズーム
の方向と速度でズームレンズを駆動ずる。
の方向と速度でズームレンズを駆動ずる。
第38図に戻って、#L440で操作環8oの操作が無
いと判定された場合には、#L450に進み、レンズ駆
動中を示すフラグZMVFがセットされているか否かを
判定する,#L450でフラグZMVFがセットされて
いるときには、撮影者がレンズを停止させるために操作
を中止したと判断して、#L455でズームレンズ停止
のサブルーチンを実行し、#L465に進む。フラグz
MVPがセットされていないときには、元々、ズーミン
グ操作は行われていないので、#L455をスキップし
て#L465に進む,#L465では、#L445でリ
セット、スタートさせた電源保持用のタイマーT日が1
0分経過したが否かを判定する.#L465でタイマー
T8が1o分経過していれば表示を消去して、操作環8
oLy)操作による割込F/Z I NTを許可して、
停止する(#L470,#L475).#L465でタ
イマーT8が10分経過していなければ、#L425が
らのフローを繰り返す. 次に、ボディからレンズの端子CSLEに”High”
レベルから゜“Low”レベルに変化する信号が伝達さ
れると、レンズ内マイコンμC2は、第41図に示すC
S割込のルーチンを実行する。同ルーチンでは、まず、
操作環80の操作によるF/Z I NT割込を禁止し
、レリーズ中であることを示すフラクRLSFがセット
されているが否かを判定する(#L550,4tL55
5)。フラグRLSFがセットされていないとき、すな
わちレリーズ中でないときには、カメラからの夕ロック
に応答して、2バイトのシリアル交信を行う(#L56
0).このデータから、ボディが旧ボディであるが否が
を判定し、旧ボディであれば、6バイトのシリアル交信
を行い、ボディ側にレンズデータを送り、端子CSLE
への信号が“High”レベルになるのを待ち、”Hi
gb”゜レベルになれば、ズーム操作のみ可能とするべ
く、第38図の#L422に進む(#L565〜#L5
80)。#L565において、旧ボディでなければ、続
いて1バイトのシリアル交信により交信モード及び繰り
込みモードを示すデータをボディから入力し、交信モー
ドを判定する(#L585,#L590)。
いと判定された場合には、#L450に進み、レンズ駆
動中を示すフラグZMVFがセットされているか否かを
判定する,#L450でフラグZMVFがセットされて
いるときには、撮影者がレンズを停止させるために操作
を中止したと判断して、#L455でズームレンズ停止
のサブルーチンを実行し、#L465に進む。フラグz
MVPがセットされていないときには、元々、ズーミン
グ操作は行われていないので、#L455をスキップし
て#L465に進む,#L465では、#L445でリ
セット、スタートさせた電源保持用のタイマーT日が1
0分経過したが否かを判定する.#L465でタイマー
T8が1o分経過していれば表示を消去して、操作環8
oLy)操作による割込F/Z I NTを許可して、
停止する(#L470,#L475).#L465でタ
イマーT8が10分経過していなければ、#L425が
らのフローを繰り返す. 次に、ボディからレンズの端子CSLEに”High”
レベルから゜“Low”レベルに変化する信号が伝達さ
れると、レンズ内マイコンμC2は、第41図に示すC
S割込のルーチンを実行する。同ルーチンでは、まず、
操作環80の操作によるF/Z I NT割込を禁止し
、レリーズ中であることを示すフラクRLSFがセット
されているが否かを判定する(#L550,4tL55
5)。フラグRLSFがセットされていないとき、すな
わちレリーズ中でないときには、カメラからの夕ロック
に応答して、2バイトのシリアル交信を行う(#L56
0).このデータから、ボディが旧ボディであるが否が
を判定し、旧ボディであれば、6バイトのシリアル交信
を行い、ボディ側にレンズデータを送り、端子CSLE
への信号が“High”レベルになるのを待ち、”Hi
gb”゜レベルになれば、ズーム操作のみ可能とするべ
く、第38図の#L422に進む(#L565〜#L5
80)。#L565において、旧ボディでなければ、続
いて1バイトのシリアル交信により交信モード及び繰り
込みモードを示すデータをボディから入力し、交信モー
ドを判定する(#L585,#L590)。
交信モードIであれば、端子CSLEへの信号が“Lo
w”レベルから“High”レベルへ変わるのを待ち、
“High”レベルになれば、ズームレンズ繰り込みの
サブルーチンを実行し、入力したデータにより繰り込み
モードがモードHに設定されているのでズームレンズを
所定の撮影倍率のところに移動させ、所定の位置に達し
た後、これを示すべく、端子CSLEを一瞬“Lo一″
レベルとして、PF/PZのサブルーチン(#L610
)に進む(#L595〜#L605).PF/PZのサ
ブルーチンを実行したのち、#L6 1 2で表示のサ
ブルーチンを実行し、リターンする。
w”レベルから“High”レベルへ変わるのを待ち、
“High”レベルになれば、ズームレンズ繰り込みの
サブルーチンを実行し、入力したデータにより繰り込み
モードがモードHに設定されているのでズームレンズを
所定の撮影倍率のところに移動させ、所定の位置に達し
た後、これを示すべく、端子CSLEを一瞬“Lo一″
レベルとして、PF/PZのサブルーチン(#L610
)に進む(#L595〜#L605).PF/PZのサ
ブルーチンを実行したのち、#L6 1 2で表示のサ
ブルーチンを実行し、リターンする。
ここで、P F/P Zのサブルーチン(#L610)
を第42図に示す.同サブルーチンがコールされると、
まず、レンズ内マイコンμC2は、ズームモータM3に
供給される電圧のレベルチェックを行う(#L700)
。
を第42図に示す.同サブルーチンがコールされると、
まず、レンズ内マイコンμC2は、ズームモータM3に
供給される電圧のレベルチェックを行う(#L700)
。
このレベルチェックのサブルーチンを第43図に示す6
同サブルーチンがコールされると、まず、補助電池E2
が有るか否かをスイッチSPがONしているか否かで判
定し、補助電池E2が無い場合には、ズームモータM3
への給電が充分行えないとして、補助電池E2の電圧レ
ベルが充分であることを示すフラグE2Fをリセットし
て、リターンする(#L850,#L870)。#L8
50で補助電池E2が装着されている場合には、補助電
池E2の電圧チェックを行うバッテリーチェック回路B
C2からデータを入力し、このデータがら補助電池E2
の電圧レベルが充分か否かを判定する(#L855,#
L860).#L860で補助電池E2の電圧レベルが
充分でない場合には、#L870に進み、フラグE2F
をリセットし、電圧レベルが充分である場合には、フラ
グE2Fをセットして、リターンする(#L865,#
L870).なお、このフラグE2Fの内容はボディ内
マイコンμC1にも送られ、ボディ内マイコンμC1は
、このフラグE2Fの内容に応じて、先述した動作を行
う. 第42図のフローに戻り、補助電池E2の電圧レベルの
チェックを終えると、モード■のデータ交信を終えたこ
とを示すフラグMD3Fがセットされているか否かを判
定し(#L702)、フラグMD3Fがセットされてい
ないときはリターンし、モードの設定等を禁止する。フ
ラグMD3Fがセットされているときには、#L7 0
5に進む。この#L705以降の処理については後述
する。
同サブルーチンがコールされると、まず、補助電池E2
が有るか否かをスイッチSPがONしているか否かで判
定し、補助電池E2が無い場合には、ズームモータM3
への給電が充分行えないとして、補助電池E2の電圧レ
ベルが充分であることを示すフラグE2Fをリセットし
て、リターンする(#L850,#L870)。#L8
50で補助電池E2が装着されている場合には、補助電
池E2の電圧チェックを行うバッテリーチェック回路B
C2からデータを入力し、このデータがら補助電池E2
の電圧レベルが充分か否かを判定する(#L855,#
L860).#L860で補助電池E2の電圧レベルが
充分でない場合には、#L870に進み、フラグE2F
をリセットし、電圧レベルが充分である場合には、フラ
グE2Fをセットして、リターンする(#L865,#
L870).なお、このフラグE2Fの内容はボディ内
マイコンμC1にも送られ、ボディ内マイコンμC1は
、このフラグE2Fの内容に応じて、先述した動作を行
う. 第42図のフローに戻り、補助電池E2の電圧レベルの
チェックを終えると、モード■のデータ交信を終えたこ
とを示すフラグMD3Fがセットされているか否かを判
定し(#L702)、フラグMD3Fがセットされてい
ないときはリターンし、モードの設定等を禁止する。フ
ラグMD3Fがセットされているときには、#L7 0
5に進む。この#L705以降の処理については後述
する。
第41図のフローに戻り、#L590における交信モー
ドの判定により、モードHのデータ交信であれば、13
バイトのデータをボディ側に出力し、端子CSLEが“
Low”レベルから”HiBh”レベルに変化したこと
を検出し、端子CSLEが“High”レベルになれば
、PF/PZのサブルーチンに進む(#L620,#L
625)。
ドの判定により、モードHのデータ交信であれば、13
バイトのデータをボディ側に出力し、端子CSLEが“
Low”レベルから”HiBh”レベルに変化したこと
を検出し、端子CSLEが“High”レベルになれば
、PF/PZのサブルーチンに進む(#L620,#L
625)。
また、モード■のデータ交信であれば、ボディ側から3
バイトのデータを入力し、端子CSLEがII L o
,I+レベルから”High”レベルに変化するのを待
ち、端子CSLEが“″High”レベルになれば、モ
ード■のデータ交信終了を示すフラグMD3Fをセット
して、P F/P Zのサブルーチンに進む(#L63
0〜#L637). 第42図に戻って、PF/PZのサブルーチンにおける
#L705以降の処理について説明する.上述のように
、モード■のデータ交信を一度でも行うと、フラグMD
3Fがセットされ、#L702から#L7 0 5に進
む.#L705では、パワーフォーカス(PF)である
か、バワーズーム(PZ)であるかを判定し、パワーフ
ォーカス(PF)であれば、ズーミングの速度及び方向
を示すエンコーダZVENを読み込み、読み込んだデー
タから操作環80の操作が有ったか否かを判定する(#
L7 0 7.#L7 1 0)。操作が有ったと判定
された場合には、操作方向に応じたAFレンズの駆動方
向(テレ側操作では遠距離側へのフォーカス、ワイド側
への操作では近距離側へのフォーカス)を示すデータを
セットして、リターンする〈#71 2). #L7
1 0で操作が無かったと判定されれば、直ぐにリター
ンする。#L705において、ハワーズーム(Pz)で
あれば、#L7 1 5に進み、ズーム駆動可能か否か
をカメラがらの入力データに基づいて判定し、ズーム駆
動不可であれば、直ぐにリターンする,#L715にお
いて、ズーム駆動可能であれば、#L7 1 7に進む
。#L717では、リセットモード(図中rRSTJと
略記)が否かを判定し、リセットモードであれば、#L
718でリセットモードのサブルーチンを実行して、リ
ターンする, #L7 1 7でリセットモードでなけ
れば、#720でAZP2モードが否かを判定し、AZ
P2−11−−ドであれば、#L722でAZP2のサ
ブルーチンを実行して、リターンする。
バイトのデータを入力し、端子CSLEがII L o
,I+レベルから”High”レベルに変化するのを待
ち、端子CSLEが“″High”レベルになれば、モ
ード■のデータ交信終了を示すフラグMD3Fをセット
して、P F/P Zのサブルーチンに進む(#L63
0〜#L637). 第42図に戻って、PF/PZのサブルーチンにおける
#L705以降の処理について説明する.上述のように
、モード■のデータ交信を一度でも行うと、フラグMD
3Fがセットされ、#L702から#L7 0 5に進
む.#L705では、パワーフォーカス(PF)である
か、バワーズーム(PZ)であるかを判定し、パワーフ
ォーカス(PF)であれば、ズーミングの速度及び方向
を示すエンコーダZVENを読み込み、読み込んだデー
タから操作環80の操作が有ったか否かを判定する(#
L7 0 7.#L7 1 0)。操作が有ったと判定
された場合には、操作方向に応じたAFレンズの駆動方
向(テレ側操作では遠距離側へのフォーカス、ワイド側
への操作では近距離側へのフォーカス)を示すデータを
セットして、リターンする〈#71 2). #L7
1 0で操作が無かったと判定されれば、直ぐにリター
ンする。#L705において、ハワーズーム(Pz)で
あれば、#L7 1 5に進み、ズーム駆動可能か否か
をカメラがらの入力データに基づいて判定し、ズーム駆
動不可であれば、直ぐにリターンする,#L715にお
いて、ズーム駆動可能であれば、#L7 1 7に進む
。#L717では、リセットモード(図中rRSTJと
略記)が否かを判定し、リセットモードであれば、#L
718でリセットモードのサブルーチンを実行して、リ
ターンする, #L7 1 7でリセットモードでなけ
れば、#720でAZP2モードが否かを判定し、AZ
P2−11−−ドであれば、#L722でAZP2のサ
ブルーチンを実行して、リターンする。
#L720でAZP2モードでなければ、#725でA
ZPIモードが否かを判定し、AZPIモードであれば
、#L727でAzP1のサブルーチンを実行して、リ
ターンする.#L725でAZPIモードでなければ、
すなわちOFFモードであれば#L730でマニュアル
ズーム(図中「M・Z」と略記)のサブルーチンを実行
して、リターンする。
ZPIモードが否かを判定し、AZPIモードであれば
、#L727でAzP1のサブルーチンを実行して、リ
ターンする.#L725でAZPIモードでなければ、
すなわちOFFモードであれば#L730でマニュアル
ズーム(図中「M・Z」と略記)のサブルーチンを実行
して、リターンする。
以下、上記の各サブルーチンRST,AZP2,AZP
1 ,M − ].:ツイテ説明する.まず、#L7
17において、リセットモードであることが判定される
と、第44図に示すリセットモードのサブルーチンが実
行される。同サブルーチンがコールされると、レンズス
イッチSQがONされているか否かを判定し、ONされ
ている場合には、現在の状態を記憶するために操作され
るメモリースイッチSRがONされているか否かを判定
する(#L900,#L905).メモリースイッチS
RがONされている場合には、#L907に進み、ボデ
ィから入力したデータに基づき、合焦か否かを判定する
,#L907で合焦でなければリターンし、合焦であれ
ばリセットモードでの状態記憶が終了したことを示すフ
ラグZMRSFをセットする(#L910),そして、
レンズスイッチSQが一度ONされたことを示すフラグ
SQONFがセットされているか否かを判定し、セット
されている場合には、既にセット済みであるとしてリタ
ーンする(#L915)。フラグSQONFがセットさ
れていない場合には、このフラグSQONFをセットし
、ズームエンコーダZMENから焦点距離範囲f,を読
み込み、ズームカウンタZCからカウント値Zcを読み
込み、これらのデータから正確な焦点距離rを求め、こ
の求めた焦点距離rをズームリセット値f2Rとして記
憶し、リターンする(#L920〜#L935). 一方、#L905でメモリースイッチSRがOFFの場
合には、#L940に進み、リセットモードでのセット
が終了したことを示すフラグZMRSFがセットされて
いるか否かを判定し、セットされているときには、フラ
グSQONFをリセットして、リターンする(#L94
0.#L945)。
1 ,M − ].:ツイテ説明する.まず、#L7
17において、リセットモードであることが判定される
と、第44図に示すリセットモードのサブルーチンが実
行される。同サブルーチンがコールされると、レンズス
イッチSQがONされているか否かを判定し、ONされ
ている場合には、現在の状態を記憶するために操作され
るメモリースイッチSRがONされているか否かを判定
する(#L900,#L905).メモリースイッチS
RがONされている場合には、#L907に進み、ボデ
ィから入力したデータに基づき、合焦か否かを判定する
,#L907で合焦でなければリターンし、合焦であれ
ばリセットモードでの状態記憶が終了したことを示すフ
ラグZMRSFをセットする(#L910),そして、
レンズスイッチSQが一度ONされたことを示すフラグ
SQONFがセットされているか否かを判定し、セット
されている場合には、既にセット済みであるとしてリタ
ーンする(#L915)。フラグSQONFがセットさ
れていない場合には、このフラグSQONFをセットし
、ズームエンコーダZMENから焦点距離範囲f,を読
み込み、ズームカウンタZCからカウント値Zcを読み
込み、これらのデータから正確な焦点距離rを求め、こ
の求めた焦点距離rをズームリセット値f2Rとして記
憶し、リターンする(#L920〜#L935). 一方、#L905でメモリースイッチSRがOFFの場
合には、#L940に進み、リセットモードでのセット
が終了したことを示すフラグZMRSFがセットされて
いるか否かを判定し、セットされているときには、フラ
グSQONFをリセットして、リターンする(#L94
0.#L945)。
また、#L900で、レンズスイッチSQがONされて
いないときには、#L955に進み、メモリースイッチ
SRがONされているか否かを判定し、メモリースイッ
チSRがONされていない(何も操作されていない)と
きには、リターンする.メモリースイッチSRがONさ
れているときは、#L960に進み、レンズスイッチS
OがONされたことを示すフラグSQONFがセットさ
れているか否かを判定する.フラグSQONFがセット
されているときには、リセットモードにおけるセットが
完了した後、レンズスイッチSQがOFFされたと判断
して、リターンする,#L960で、フラグSQONF
がセットされていないときには、リセットモードにおけ
るセット値をリセットするためにメモリースイッチSR
がONされたと判断して、リセットモードにおけるセッ
ト完了を示すフラグZMRSFをリセットして、リター
ンする(#L965). 第42図のフローにおいて、#L7 1 7でリセット
モードでなければ、#720でAZP2モードか否かを
判定し、AZP2モードであれば、#L722でAZP
2のサブルーチンを実行する.このサブルーチンを第4
5図に示す.同サブルーチンがコールされると、まず、
合焦か否かを判定し、合焦でない場合には、リターンし
、合焦であれば、メモリースイッチSRがONされてい
るか否かを判定する(#L1000,#L1002).
メモリースイッチSRがONされていない場合には、#
L1005に進み、フラグAZP2Fがセットされてい
るか否かを判定する.このフラグAZP2Fは、AZP
2モードでのセットが完了し、AZP2モードの制御が
行えることを示すフラグである,#L1005でフラグ
AZP2Fがセットサれているときには、3つのフラグ
SCF,SCIF,SQONFをリセットする(#L1
020〜#L1030).その後、#L1035に進み
、繰り出し量Nから制御焦点距離fcを次式により演算
する. (DI−D2) 上式において、f1はAZP2モードでセットされた1
点目の焦点距離であり、fl2はAZP2モードでセッ
トされた2点目の焦点距離である.また、D,はAZP
2モードでセットされた1点目の距離であり−D2はA
ZP2モードでセットされた2点目の距離である.次に
、ズームレンズを駆動するべく、#L1040で駆動I
のサブルーチンを実行して、リターンする. ここで、駆動■のサブルーチンを第39図に示し説明す
る.同サブルーチンがコールされると、まず、ズームエ
ンコーダZMENから焦点距離範囲f1を読み込み、ズ
ームカウンタzCからカウント値Zcを読み込み、これ
らのデータから正確な焦点距離『を求める.そして、リ
セットルーチンでセットされた制御焦点距Nfcと現在
の焦点距離fとを比較し、fc=fであれば、レンズ駆
動中を示すフラグZMVFがセットされているか否かを
判定し、フラグZMVFがセットされていなければ、そ
のままリターンする.フラグZMVFがセットされてい
れば、ズームレンズ停止のサブルーチンを実行して、リ
ターンする(#L480〜#L500).#L490で
fifeであれば、#L4 9 2に進み、f>fcか
否かを判定し、f>reであれば、ワイド側へレンズを
駆動するべく、#L520に進み、f<reであれば、
テレ側へレンズを駆動するべく、#L530に進む. 第33図に示すカウンタ割込ルーチンにおいて、#L1
15でOFFモードでないときには、ズームエンコーダ
ZMENから焦点距離範囲f.を読み取り、演算で求め
た制御焦点距illfcに対応するズームエンコーダZ
MENの値fclと等しいか否かを判定する(#L14
0,#L145)。#L145でf1≠fc+であれば
、リターンする.#L145でf,=fc,であれば、
一度、ここを通ったことを示すフラグfc+Fがセット
されているか否かを判定し、セットされている場合、駆
動量を示すカウント値Znを1つカウントダウンし、駆
動速度VをV1に減少させて、#L154に進む(#L
150 〜#L152).#L150で7ラグre,
Fがセットされていないときは、#L153でフラグr
e, Fをセットして、#L154に進む.#L154
では、駆動量を示すカウント値Znが0か否かを判定す
る,#L154でZn=Oであれば、レンズ停止のサブ
ルーチンを実行し、このフローを通ったことを示すフラ
グfclFをリセットして、リターンする(#L155
,#156).#L154でZn=Oでなければ、直ぐ
にリターンする.第45図のフローに戻って、#L10
05でAZP2モードの制御可を示すフラグAZP2F
がセットされていないときには、2点の記憶が完了して
いるか否かをフラグSCFにより判定し、2点の記憶が
完了(SCF=1)Lているときには、記憶が完了して
メモリースイッチSRがOFFされたと判断して、AZ
P2モードの制御可を示すフラグAZP2Fをセットし
てリターンする(#L1010,#L1015).なお
、このフラグのデータが、カメラ側へAZP2モードの
セットの有/無を示すデータとして出力される.#L1
010でフラグSCFがセットされていないとき、すな
わち、2点の記憶が完了していないときには、記憶を解
除あるいは再設定するために、メモリースイッチSRが
操作されたとして、フラグSCIF,SQONFを夫々
リセットして、リターンする(#L1012.#L10
13). 一方、#L1002において、メモリースイッチSRが
ONのときには、AZP2モードの制御可を示すフラグ
AZP2Fをリセットし、レンズスイッチSQがONさ
れているか否かを判定する(#L1045,#L105
0)。レンズスイッチS0がONされているときには、
#L1055で、2点のセット完了を示すフラグSCF
がセットされているか否かを判定し、フラグSCFがセ
ットされているときは、リターンする,#L1055で
、フラグSCFがセットされていないときには、1点目
の記憶が完了したことを示すフラグSCIFがセットさ
れているか否かを判定する.フラグSCIFがセットさ
れているときは、レンズスイッチSQがONされたこと
を示すフラグSQONFがセットされているか否かを判
定する.フラグSQONFがセットされているときは、
2点目がセットされた後もレンズスイッチSQがONさ
れ続けているので、何も行わずにリターンする(#L1
060,#L1065).#L1065において、フラ
グSQONFがセットされていないときには、2点目を
セットするためにレンズスイッチSQがONされたので
あるから、#L1070以降のステップへ進み、2点目
を記憶する。まずフラグSCFをセットし、ズームエン
コーダZMENから焦点距離範囲f1を読み込み、ズー
ムカウンタZCのカウント値Zcを読み込む。これらの
データから正確な焦点距離rを得て、この焦点距離rを
第2のセット値ffi2とする.続いて、ボディから読
み取ったAFレンズの繰り出し量NFと、焦点距離fと
から距離Dを求め、この距離Dを第2のセット値D2と
する。その後、1点目の記憶終了を示すフラグSCIF
をリセットし、レンズスイッチSQがONされたことを
示すフラグSQONFをセットして、リターンする(#
L1070〜#L1100)。なお、焦点距離rと繰り
出し量N.とから距離Dを求めるには、そのたびに演算
しても良いし、焦点距離rと繰り出し量NFとの組み合
わせをアドレスとして距IllDを読み出すROMテー
ブルを用いても良い。#L1060において、1点目の
記憶が完了したことを示すフラグSCIFがセットされ
ていないときは、1点目を記憶するためにスイッチS0
がONされたことを示す。このとき、#L1105に進
み、レンズスイッチS。がONされたことを示すフラグ
SQONFがセットされているか否かを判定し、セット
されていないときは、レンズスイッチSQがONされて
初めてこのフローを実行すると判断して、#L1110
に進む。#L1110では、ズームエンコーダZMEN
から焦点距離範囲f1を読み込み、ズームカウンタZC
からカウント値Zcを読み込む。そして、これらのデー
タから正確な焦点距離『を読み取り、この焦点距離rを
第1のセット値f[lIとする。続いて、ボディから読
み取ったAFレンズの繰り出し量NFと焦点距離rとか
ら、距離Dを求め、この距M.Dを第1のセット値D,
とし、リターンする。
いないときには、#L955に進み、メモリースイッチ
SRがONされているか否かを判定し、メモリースイッ
チSRがONされていない(何も操作されていない)と
きには、リターンする.メモリースイッチSRがONさ
れているときは、#L960に進み、レンズスイッチS
OがONされたことを示すフラグSQONFがセットさ
れているか否かを判定する.フラグSQONFがセット
されているときには、リセットモードにおけるセットが
完了した後、レンズスイッチSQがOFFされたと判断
して、リターンする,#L960で、フラグSQONF
がセットされていないときには、リセットモードにおけ
るセット値をリセットするためにメモリースイッチSR
がONされたと判断して、リセットモードにおけるセッ
ト完了を示すフラグZMRSFをリセットして、リター
ンする(#L965). 第42図のフローにおいて、#L7 1 7でリセット
モードでなければ、#720でAZP2モードか否かを
判定し、AZP2モードであれば、#L722でAZP
2のサブルーチンを実行する.このサブルーチンを第4
5図に示す.同サブルーチンがコールされると、まず、
合焦か否かを判定し、合焦でない場合には、リターンし
、合焦であれば、メモリースイッチSRがONされてい
るか否かを判定する(#L1000,#L1002).
メモリースイッチSRがONされていない場合には、#
L1005に進み、フラグAZP2Fがセットされてい
るか否かを判定する.このフラグAZP2Fは、AZP
2モードでのセットが完了し、AZP2モードの制御が
行えることを示すフラグである,#L1005でフラグ
AZP2Fがセットサれているときには、3つのフラグ
SCF,SCIF,SQONFをリセットする(#L1
020〜#L1030).その後、#L1035に進み
、繰り出し量Nから制御焦点距離fcを次式により演算
する. (DI−D2) 上式において、f1はAZP2モードでセットされた1
点目の焦点距離であり、fl2はAZP2モードでセッ
トされた2点目の焦点距離である.また、D,はAZP
2モードでセットされた1点目の距離であり−D2はA
ZP2モードでセットされた2点目の距離である.次に
、ズームレンズを駆動するべく、#L1040で駆動I
のサブルーチンを実行して、リターンする. ここで、駆動■のサブルーチンを第39図に示し説明す
る.同サブルーチンがコールされると、まず、ズームエ
ンコーダZMENから焦点距離範囲f1を読み込み、ズ
ームカウンタzCからカウント値Zcを読み込み、これ
らのデータから正確な焦点距離『を求める.そして、リ
セットルーチンでセットされた制御焦点距Nfcと現在
の焦点距離fとを比較し、fc=fであれば、レンズ駆
動中を示すフラグZMVFがセットされているか否かを
判定し、フラグZMVFがセットされていなければ、そ
のままリターンする.フラグZMVFがセットされてい
れば、ズームレンズ停止のサブルーチンを実行して、リ
ターンする(#L480〜#L500).#L490で
fifeであれば、#L4 9 2に進み、f>fcか
否かを判定し、f>reであれば、ワイド側へレンズを
駆動するべく、#L520に進み、f<reであれば、
テレ側へレンズを駆動するべく、#L530に進む. 第33図に示すカウンタ割込ルーチンにおいて、#L1
15でOFFモードでないときには、ズームエンコーダ
ZMENから焦点距離範囲f.を読み取り、演算で求め
た制御焦点距illfcに対応するズームエンコーダZ
MENの値fclと等しいか否かを判定する(#L14
0,#L145)。#L145でf1≠fc+であれば
、リターンする.#L145でf,=fc,であれば、
一度、ここを通ったことを示すフラグfc+Fがセット
されているか否かを判定し、セットされている場合、駆
動量を示すカウント値Znを1つカウントダウンし、駆
動速度VをV1に減少させて、#L154に進む(#L
150 〜#L152).#L150で7ラグre,
Fがセットされていないときは、#L153でフラグr
e, Fをセットして、#L154に進む.#L154
では、駆動量を示すカウント値Znが0か否かを判定す
る,#L154でZn=Oであれば、レンズ停止のサブ
ルーチンを実行し、このフローを通ったことを示すフラ
グfclFをリセットして、リターンする(#L155
,#156).#L154でZn=Oでなければ、直ぐ
にリターンする.第45図のフローに戻って、#L10
05でAZP2モードの制御可を示すフラグAZP2F
がセットされていないときには、2点の記憶が完了して
いるか否かをフラグSCFにより判定し、2点の記憶が
完了(SCF=1)Lているときには、記憶が完了して
メモリースイッチSRがOFFされたと判断して、AZ
P2モードの制御可を示すフラグAZP2Fをセットし
てリターンする(#L1010,#L1015).なお
、このフラグのデータが、カメラ側へAZP2モードの
セットの有/無を示すデータとして出力される.#L1
010でフラグSCFがセットされていないとき、すな
わち、2点の記憶が完了していないときには、記憶を解
除あるいは再設定するために、メモリースイッチSRが
操作されたとして、フラグSCIF,SQONFを夫々
リセットして、リターンする(#L1012.#L10
13). 一方、#L1002において、メモリースイッチSRが
ONのときには、AZP2モードの制御可を示すフラグ
AZP2Fをリセットし、レンズスイッチSQがONさ
れているか否かを判定する(#L1045,#L105
0)。レンズスイッチS0がONされているときには、
#L1055で、2点のセット完了を示すフラグSCF
がセットされているか否かを判定し、フラグSCFがセ
ットされているときは、リターンする,#L1055で
、フラグSCFがセットされていないときには、1点目
の記憶が完了したことを示すフラグSCIFがセットさ
れているか否かを判定する.フラグSCIFがセットさ
れているときは、レンズスイッチSQがONされたこと
を示すフラグSQONFがセットされているか否かを判
定する.フラグSQONFがセットされているときは、
2点目がセットされた後もレンズスイッチSQがONさ
れ続けているので、何も行わずにリターンする(#L1
060,#L1065).#L1065において、フラ
グSQONFがセットされていないときには、2点目を
セットするためにレンズスイッチSQがONされたので
あるから、#L1070以降のステップへ進み、2点目
を記憶する。まずフラグSCFをセットし、ズームエン
コーダZMENから焦点距離範囲f1を読み込み、ズー
ムカウンタZCのカウント値Zcを読み込む。これらの
データから正確な焦点距離rを得て、この焦点距離rを
第2のセット値ffi2とする.続いて、ボディから読
み取ったAFレンズの繰り出し量NFと、焦点距離fと
から距離Dを求め、この距離Dを第2のセット値D2と
する。その後、1点目の記憶終了を示すフラグSCIF
をリセットし、レンズスイッチSQがONされたことを
示すフラグSQONFをセットして、リターンする(#
L1070〜#L1100)。なお、焦点距離rと繰り
出し量N.とから距離Dを求めるには、そのたびに演算
しても良いし、焦点距離rと繰り出し量NFとの組み合
わせをアドレスとして距IllDを読み出すROMテー
ブルを用いても良い。#L1060において、1点目の
記憶が完了したことを示すフラグSCIFがセットされ
ていないときは、1点目を記憶するためにスイッチS0
がONされたことを示す。このとき、#L1105に進
み、レンズスイッチS。がONされたことを示すフラグ
SQONFがセットされているか否かを判定し、セット
されていないときは、レンズスイッチSQがONされて
初めてこのフローを実行すると判断して、#L1110
に進む。#L1110では、ズームエンコーダZMEN
から焦点距離範囲f1を読み込み、ズームカウンタZC
からカウント値Zcを読み込む。そして、これらのデー
タから正確な焦点距離『を読み取り、この焦点距離rを
第1のセット値f[lIとする。続いて、ボディから読
み取ったAFレンズの繰り出し量NFと焦点距離rとか
ら、距離Dを求め、この距M.Dを第1のセット値D,
とし、リターンする。
#L1105において、フラグSQONFがセットされ
ているときは、1点目のセット完了後もレンズスイッチ
S0がONされたままであるので、直ぐにリターンする
,#L1050において、レンズスイッチSoがONさ
れていないときは、#L1127に進み、フラグSQO
NFがセットされているか否かを判定する.フラグSQ
ONFがセットされているときには、フラグSQONF
がセットされた後にレンズスイッチSQがOFFされた
と判断して、#L1130に進み、2点のセット完了を
示すフラグSCFがセットされているか否かを判定する
。#L1130でフラグSCFがセットされていないと
きは、1点目のセットが完了しているので、#1135
でフラグSCIFをセットし、#L1140へ進む。#
L1130でフラグSCFがセットされているときは、
#L1135をスキップし、#L1140に進む.#L
1140では、フラグSQONFをリセットして、リタ
ーンする。#L1127でフラグSQONFがセットさ
れていないときは、レンズスイッチSQのOFF状態が
続いているので、何もせずにリターンする. 第42図のフローにおいて、#L720でAZP2モー
ドでなければ、#725でAZPIモードか否かを判定
し、AZPIモードであれば、#L727でAZPIの
サブルーチンを実行する。
ているときは、1点目のセット完了後もレンズスイッチ
S0がONされたままであるので、直ぐにリターンする
,#L1050において、レンズスイッチSoがONさ
れていないときは、#L1127に進み、フラグSQO
NFがセットされているか否かを判定する.フラグSQ
ONFがセットされているときには、フラグSQONF
がセットされた後にレンズスイッチSQがOFFされた
と判断して、#L1130に進み、2点のセット完了を
示すフラグSCFがセットされているか否かを判定する
。#L1130でフラグSCFがセットされていないと
きは、1点目のセットが完了しているので、#1135
でフラグSCIFをセットし、#L1140へ進む。#
L1130でフラグSCFがセットされているときは、
#L1135をスキップし、#L1140に進む.#L
1140では、フラグSQONFをリセットして、リタ
ーンする。#L1127でフラグSQONFがセットさ
れていないときは、レンズスイッチSQのOFF状態が
続いているので、何もせずにリターンする. 第42図のフローにおいて、#L720でAZP2モー
ドでなければ、#725でAZPIモードか否かを判定
し、AZPIモードであれば、#L727でAZPIの
サブルーチンを実行する。
このサブルーチンを第47図に示す。同サブルーチンが
コールされると、まず、合焦であるか否かを判定し、合
焦でない場合には、直ぐにリターンする。合焦であれば
、ズーム操作されたときの撮影倍率のシフトの処理を行
い、そして、AFレンズの縁り出し量NFと焦点距離f
とから制御焦点距離reを求め、ズームレンズを駆動す
るべく、駆動Iのサブルーチンを実行して、リターンす
る(#L1 200〜#L1210)。
コールされると、まず、合焦であるか否かを判定し、合
焦でない場合には、直ぐにリターンする。合焦であれば
、ズーム操作されたときの撮影倍率のシフトの処理を行
い、そして、AFレンズの縁り出し量NFと焦点距離f
とから制御焦点距離reを求め、ズームレンズを駆動す
るべく、駆動Iのサブルーチンを実行して、リターンす
る(#L1 200〜#L1210)。
ここで、上述のシフトのサブルーチンを第48図に示す
.同サブルーチンがコールされると、ズーム操作されて
いるか否かを示すエンコーダz■ENからのデータを読
み込み、操作がなされたか否かを判定し、操作されてい
ない場合には、リターンする(#L1 220,#L1
225).ズーム操作されているときは、操作方向を
判定し、テレ方向に操作されているときは、所定量Δf
,を変化量Δfに加え、ワイド方向に操作されていると
きは、所定量Δf,を変化量Δfから減算してリターン
する(#L1230〜#L1240)。ここでは、操作
方向のみを考慮し、操作角度は考慮しないようにしてい
る。
.同サブルーチンがコールされると、ズーム操作されて
いるか否かを示すエンコーダz■ENからのデータを読
み込み、操作がなされたか否かを判定し、操作されてい
ない場合には、リターンする(#L1 220,#L1
225).ズーム操作されているときは、操作方向を
判定し、テレ方向に操作されているときは、所定量Δf
,を変化量Δfに加え、ワイド方向に操作されていると
きは、所定量Δf,を変化量Δfから減算してリターン
する(#L1230〜#L1240)。ここでは、操作
方向のみを考慮し、操作角度は考慮しないようにしてい
る。
次に、AFレンズの繰り出し1NFと焦点距gIrとか
ら制御焦点距lifeを求めるサブルーチンを第46図
に示す.同サブルーチンがコールされると、まず、ズー
ムエンコーダZMENから焦点距離範囲『,を読み込み
、ズームカウンタZCからカウント値Zcを読み込み、
これらのデータから正確な焦点距1rを求める(#L1
153,#L1154).そして、求めた焦点距lfと
APレンズの繰り出し量NFとから距離Dを求め、距離
Dに応じた焦点距jllfaをfa=aX D +b(
a,bは定数)で求める(#Ll 1 55,#L1
1 56)。つまり、距離Dに応じて撮影倍率を決めて
いる.次に、#1157でズーム操作されているか否か
を示すエンコーダZVENからのデータを読み込み、#
1160でズーム操作が有ったか否かを判定する.#1
160で操作が有ったと判定された場合には、制御焦点
距離をfc=ra+Δfとし、操作が無いと判定された
場合には、制御焦点距離をfc=raとして、それぞれ
#L1165に進む(#L1 162,#L1 163
》.そして、距離Dに基づいて、取り得る最大焦点距離
rmaxと最小焦点距離fminを求め、制御焦点距離
reが最大焦点距離f maxよりも大きいか、最小焦
点距離fminより小さいかを判定し、fc>f+na
xであればfc=fmaxとし、re< fminであ
ればfc= fn+inとし、いずれも警告フラグWN
Gをセットして、リターンする(#L1165〜#L1
195)。また、制御焦点距離fcがf tn i n
≦『C≦fmaxの場合には、警告フラグWNGをリセ
ットして、リターンする(#L1197). 第42図のフローにおいて、#L7 2 5でAZP1
モードでなければ、OFFモード(マニュアルズームモ
ード》であるとして、#L730でマニュアルズーム(
図中rM−Z,と略記)のサブルーチンを実行する.こ
のサブルーチンを第49図に示す.同サブルーチンがコ
ールされると、まず、#L1250でズーム操作されて
いるか否かを示すエンコーダZVENを読み込み、#L
1255で摸作が有ったか否かを判定する。#L125
5で操作が有ったと判定された場合には、ズームレンズ
を駆動するべく、駆動Hのサブルーチンを実行し、リタ
ーンする(#L1260)。#1255で操作が無いと
判定された場合には、#L1265に進み、ズーム駆動
中を示すフラグZMVFがセットされているか否かを判
定し、フラグZMVFがセットされていれば、#L12
75でズームレンズ停止のサブルーチンを実行して、#
L1276に進み、#1265で7ラグZMVFがセッ
トされていなければ、#L1275をスキップして、#
L1276に進む。#L1276では、レンズスイッチ
SQがONされているか否かを判定し、レンズスイッチ
SQがONされていなければ、リターンする。#L12
76でレンズスイッチSQがONされていれば、#12
77に進み、リセットモードでの焦点距離の設定完了を
示すフラグZMRSFがセットされているか否かを判定
し、フラグZMRSFがセットされていなければリター
ンする。#1277でフラグZMRSFがセットされて
いれば、リセットモードで設定された焦点距離rzRを
制御焦点距離rcとし、ズームレンズを駆動するべく、
駆動Iのサブルーチンを実行して、リターンする(#L
1 278,#L1 279)。
ら制御焦点距lifeを求めるサブルーチンを第46図
に示す.同サブルーチンがコールされると、まず、ズー
ムエンコーダZMENから焦点距離範囲『,を読み込み
、ズームカウンタZCからカウント値Zcを読み込み、
これらのデータから正確な焦点距1rを求める(#L1
153,#L1154).そして、求めた焦点距lfと
APレンズの繰り出し量NFとから距離Dを求め、距離
Dに応じた焦点距jllfaをfa=aX D +b(
a,bは定数)で求める(#Ll 1 55,#L1
1 56)。つまり、距離Dに応じて撮影倍率を決めて
いる.次に、#1157でズーム操作されているか否か
を示すエンコーダZVENからのデータを読み込み、#
1160でズーム操作が有ったか否かを判定する.#1
160で操作が有ったと判定された場合には、制御焦点
距離をfc=ra+Δfとし、操作が無いと判定された
場合には、制御焦点距離をfc=raとして、それぞれ
#L1165に進む(#L1 162,#L1 163
》.そして、距離Dに基づいて、取り得る最大焦点距離
rmaxと最小焦点距離fminを求め、制御焦点距離
reが最大焦点距離f maxよりも大きいか、最小焦
点距離fminより小さいかを判定し、fc>f+na
xであればfc=fmaxとし、re< fminであ
ればfc= fn+inとし、いずれも警告フラグWN
Gをセットして、リターンする(#L1165〜#L1
195)。また、制御焦点距離fcがf tn i n
≦『C≦fmaxの場合には、警告フラグWNGをリセ
ットして、リターンする(#L1197). 第42図のフローにおいて、#L7 2 5でAZP1
モードでなければ、OFFモード(マニュアルズームモ
ード》であるとして、#L730でマニュアルズーム(
図中rM−Z,と略記)のサブルーチンを実行する.こ
のサブルーチンを第49図に示す.同サブルーチンがコ
ールされると、まず、#L1250でズーム操作されて
いるか否かを示すエンコーダZVENを読み込み、#L
1255で摸作が有ったか否かを判定する。#L125
5で操作が有ったと判定された場合には、ズームレンズ
を駆動するべく、駆動Hのサブルーチンを実行し、リタ
ーンする(#L1260)。#1255で操作が無いと
判定された場合には、#L1265に進み、ズーム駆動
中を示すフラグZMVFがセットされているか否かを判
定し、フラグZMVFがセットされていれば、#L12
75でズームレンズ停止のサブルーチンを実行して、#
L1276に進み、#1265で7ラグZMVFがセッ
トされていなければ、#L1275をスキップして、#
L1276に進む。#L1276では、レンズスイッチ
SQがONされているか否かを判定し、レンズスイッチ
SQがONされていなければ、リターンする。#L12
76でレンズスイッチSQがONされていれば、#12
77に進み、リセットモードでの焦点距離の設定完了を
示すフラグZMRSFがセットされているか否かを判定
し、フラグZMRSFがセットされていなければリター
ンする。#1277でフラグZMRSFがセットされて
いれば、リセットモードで設定された焦点距離rzRを
制御焦点距離rcとし、ズームレンズを駆動するべく、
駆動Iのサブルーチンを実行して、リターンする(#L
1 278,#L1 279)。
第41図のフローに戻り、#L590の交信モードの判
定において、レリーズ中のモード■のデータ交信である
と判定すると、変数N=0とし、レリーズ中を示すフラ
グRLSFをセットして、リターンする(#L640,
#L645)。
定において、レリーズ中のモード■のデータ交信である
と判定すると、変数N=0とし、レリーズ中を示すフラ
グRLSFをセットして、リターンする(#L640,
#L645)。
次に、レリーズ中(B光中)にボディからパルスが入力
された場合には、#L5 5 5から#L665に進み
、N=N+1とし、#L670でNの値が1であるか否
かを判定する。#L670で、N1であれば制御焦点距
lifeを取り得ない大きな値として、ズームレンズを
駆動するべく、駆動Iのサブルーチンを実行して、リタ
ーンする(#L675,#L677).#L670でN
≠1であれば、ズームレンズ停止のサブルーチンを実行
し、レリーズ中を示すフラグRLSFをリセットして、
リターンする(#L680,#L685)。
された場合には、#L5 5 5から#L665に進み
、N=N+1とし、#L670でNの値が1であるか否
かを判定する。#L670で、N1であれば制御焦点距
lifeを取り得ない大きな値として、ズームレンズを
駆動するべく、駆動Iのサブルーチンを実行して、リタ
ーンする(#L675,#L677).#L670でN
≠1であれば、ズームレンズ停止のサブルーチンを実行
し、レリーズ中を示すフラグRLSFをリセットして、
リターンする(#L680,#L685)。
次に、#L590の交信モードの判定において、モード
■のデータ交信であると判定する(先述したように、こ
のとき、カメラボディはスリーブモードに入ろうとして
いる)と、スリーブ可否の信号を含んだ1バイトのデー
タを出力し、端子CSLEが゛’High”レベルにな
るのを待ち、”High”レベルになれば、#L655
に進む(#L650.#L6 5 2). #L6 5
5では、スリーブ可の信号がセットされているか否か
を判定し、セットされていないときは直ぐにリターンし
、セットされているときは、表示を消去し、F/ZIN
Tの割込を許可し、モード■のデータ交信を行ったこと
を示すフラグMD3Fをリセットして、リターンする(
#L660〜#L664). 次に、カード内マイコンμC3の制御動作について説明
する.ボディにカードが挿入されると、スイッチS R
E3がOFFとなり、カード内マイコンμC3のリセッ
ト端子RE3に“L oiw’“レベルから゛’Hi8
h”レベルへと変化する信号が入力され、カード内マイ
コンμC3は第50図に示すリセットルーチンを実行す
る.ここでは、ボート、レジスタをリセットし、スリー
ブ状態となる(#C5)。
■のデータ交信であると判定する(先述したように、こ
のとき、カメラボディはスリーブモードに入ろうとして
いる)と、スリーブ可否の信号を含んだ1バイトのデー
タを出力し、端子CSLEが゛’High”レベルにな
るのを待ち、”High”レベルになれば、#L655
に進む(#L650.#L6 5 2). #L6 5
5では、スリーブ可の信号がセットされているか否か
を判定し、セットされていないときは直ぐにリターンし
、セットされているときは、表示を消去し、F/ZIN
Tの割込を許可し、モード■のデータ交信を行ったこと
を示すフラグMD3Fをリセットして、リターンする(
#L660〜#L664). 次に、カード内マイコンμC3の制御動作について説明
する.ボディにカードが挿入されると、スイッチS R
E3がOFFとなり、カード内マイコンμC3のリセッ
ト端子RE3に“L oiw’“レベルから゛’Hi8
h”レベルへと変化する信号が入力され、カード内マイ
コンμC3は第50図に示すリセットルーチンを実行す
る.ここでは、ボート、レジスタをリセットし、スリー
ブ状態となる(#C5)。
そして、端子CSCDにボディ内マイコンμC1からの
データ交信要求を示す゛Low″レベルの信号が入力さ
れると、カード内マイコンμC3は第51図に示す割込
ルーチンを実行する。まず、1バイトのシリアル交信を
行い、交信モードを判定し、モードIの交信であれば#
C20から、モードHの交信であれば#C40から、モ
ード■の交信であれば#C55から、モード■の交信で
あれば#C70から夫々のステップを実行する(#C1
0,#C15,#C35,#C50). 以下、各交信モードでの動作について説明する.モード
Iの交信であれば、データ入力モードにセットし、1バ
イトのシリアル交信によりボディ内マイコンμC1から
1バイトのデータを入力し、モード判定のサブルーチン
を実行して、スリーブ状態となる(#C20〜#C30
). このモード判定のサブルーチンを第52図に示す.同サ
ブルーチンがコールされると、ボディがら入力したデー
タに基づいて、カードスイッチScDがONされている
か否かを判定し、ONされていなければリターンする(
#C80)。カードスイッチS。DがONされていれば
、カード制御を示すフラグSCDFがセットされている
か否かを判定する(#C85).#C85で、フラグS
CDFがセットされていれば、それ以前はカード制御で
あったということなので、カード制御でない状態とする
ために、フラグSCDFをリセットし、ボデイ側に出力
するカードモードのデータをリセットして、リターンす
る(#C90.#C95).#C85で、フラグSCD
Fがセットされていなければ、力一ド制御の状態とする
べくカードスイッチScDが操作されたので、フラグS
CDFをセットし、ボデイ側に出力するカードモードの
データをセットしてリターンする(#C 1 0 0,
#C 1 0 5).第51図のフローに戻り、モード
■の交信であれば、データ出力モードにセットし、1バ
イトのシリアル交信によりボディ内マイコンμC1に1
バイトのデータを出力し、スリーブ状態となる(#C4
0,#C45)。この1バイトのデータには、力一ドモ
ードのデータが含まれている。
データ交信要求を示す゛Low″レベルの信号が入力さ
れると、カード内マイコンμC3は第51図に示す割込
ルーチンを実行する。まず、1バイトのシリアル交信を
行い、交信モードを判定し、モードIの交信であれば#
C20から、モードHの交信であれば#C40から、モ
ード■の交信であれば#C55から、モード■の交信で
あれば#C70から夫々のステップを実行する(#C1
0,#C15,#C35,#C50). 以下、各交信モードでの動作について説明する.モード
Iの交信であれば、データ入力モードにセットし、1バ
イトのシリアル交信によりボディ内マイコンμC1から
1バイトのデータを入力し、モード判定のサブルーチン
を実行して、スリーブ状態となる(#C20〜#C30
). このモード判定のサブルーチンを第52図に示す.同サ
ブルーチンがコールされると、ボディがら入力したデー
タに基づいて、カードスイッチScDがONされている
か否かを判定し、ONされていなければリターンする(
#C80)。カードスイッチS。DがONされていれば
、カード制御を示すフラグSCDFがセットされている
か否かを判定する(#C85).#C85で、フラグS
CDFがセットされていれば、それ以前はカード制御で
あったということなので、カード制御でない状態とする
ために、フラグSCDFをリセットし、ボデイ側に出力
するカードモードのデータをリセットして、リターンす
る(#C90.#C95).#C85で、フラグSCD
Fがセットされていなければ、力一ド制御の状態とする
べくカードスイッチScDが操作されたので、フラグS
CDFをセットし、ボデイ側に出力するカードモードの
データをセットしてリターンする(#C 1 0 0,
#C 1 0 5).第51図のフローに戻り、モード
■の交信であれば、データ出力モードにセットし、1バ
イトのシリアル交信によりボディ内マイコンμC1に1
バイトのデータを出力し、スリーブ状態となる(#C4
0,#C45)。この1バイトのデータには、力一ドモ
ードのデータが含まれている。
モード■の交信であれば、データ入力モードにセットし
、7バイトのシリアル交信によりボディ内マイコンμC
1から7バイトのデータを入力し、このデータを元に演
算ルーチンを実行して、スリーブ状態となる(#C55
〜#C65)。
、7バイトのシリアル交信によりボディ内マイコンμC
1から7バイトのデータを入力し、このデータを元に演
算ルーチンを実行して、スリーブ状態となる(#C55
〜#C65)。
この演算ルーチンを第53図に示す。同ルーチンでは、
まず、レリーズ口ックフラグRLKFをリセットし、ボ
ディから入力したデータに基づいて、露出値EVをE
V = B V o + A V o + S Vで演
算する.そして、この露出値EVが最大絞り値AVma
xでシャッター速度が(1/30)秒である場合の露出
値(A Vmax+ 5 )よりも大きいか否かを判定
する(#C110〜#C125).これは、ズームレン
ズを駆動するときに、露光間ズームの効果が得られる最
も速いシャッター速度として(1/30)秒を想定して
いるからである.露出値EVが(AVmax+5)より
も大きいときには、露光間ズームをしても効果が無いと
して、#C 1 6 5に進み、レリーズ口ックフラグ
R L K Fをセットして、リターンする.露出値E
Vが(A VT@ax+5 )以下であれば、次に、露
出値EVが開放絞り値AVoでシャッター速度が1秒で
ある場合の露出値(AVo+1)よりも小さいか否かを
判定する(#C130).これは、露光間ズームを行う
場合にシャッター速度が1秒よりも遅くなると、カメラ
振れが大きくなるからであり、露出値EVが(AVo+
1)未満であれば、やはりレリーズ口ックフラグRLK
Fをセットして、リターンする.露出値E■が(AVo
+1)以上であれば、最大絞り値AVmaxと開放絞り
値AVoとの絞り段数差ΔAVを演算し、絞り値AVを
次式に従って演算する(#C135,#C140). 4+ΔAV このAEプログラム線図は、第54図に示すように、開
放絞り値A V oとシャッター速度TV1との交点と
、最大絞り値AVmaxとシャッター速度TV=5との
交点とを結んだ線となる.そして、シャッター速度TV
をTV=EV−AVで演算する(#C145).次に、
現在の焦点距離fpと最大焦点距i11ifmaxとの
比fR= fmax/ fpを演算し、r.>1.5で
あれば、露光間ズームの効果があるとしてリターンする
(#C 1 5 0,#C 1 5 5).また、fR
≦1.5であれば、露光間ズームの効果が無いとして、
レリーズロックフラグRLKFをセットしてリターンす
る. 第51図のフローに戻り、モード■の交信であれば、デ
ータ出力モードにセットし、3バイトのシリアル交信に
よりボディ内マイコンμc1に3バイトのデータを出力
し、スリーブ状態となる(#C70.#C75). 最後に、上記実施例で用いるフラグ及び変数を第2表及
び第3表にまとめておく. (以下余白) 第1表 第 表 文月m 第72図及び第73図は操作環の自動復帰メカニズムと
してコイルスプリングに代えて磁石を用いた例を示す.
第72図は通常状態(電気スイッチがOFFの状態)に
おける正断面図である。図に示すように、操作環280
の内周面には、図中、下方がS極になっている磁石(以
下、単にS極という)281が装着されている。また、
固定鏡胴270には、図中、上方がNiになっている磁
石(以下、単にN極という)271が装着され、その両
側には、図中、上方がS極になっている磁石(以下、単
にSiという)272,273が装着されている.第7
2図に示すように、通常状態では操作環280の内周面
に装着されたS極281と、固定鏡胴270の外周面に
装着されたNi271とが引き合って、安定した状態に
ある。固定鏡胴270におけるN極271の両側には、
それぞれS極272,273が配されている.今、操作
環280を持って、第73図に示すように時計回りに回
転させたとすると、S極281とN極271が煎れ、さ
らにS極281とSi272とが近付くので、同図の矢
印で示す方向に押し戻す力が生じ、操作環280から手
を離すと、第72図に示す状態へ操作環280が自動復
帰する。282,283は、挽作環280の回動角を規
制するためのストッパーである.このような構成を採用
すれば、構造が更に簡単な電気スイッチを構成できる。
まず、レリーズ口ックフラグRLKFをリセットし、ボ
ディから入力したデータに基づいて、露出値EVをE
V = B V o + A V o + S Vで演
算する.そして、この露出値EVが最大絞り値AVma
xでシャッター速度が(1/30)秒である場合の露出
値(A Vmax+ 5 )よりも大きいか否かを判定
する(#C110〜#C125).これは、ズームレン
ズを駆動するときに、露光間ズームの効果が得られる最
も速いシャッター速度として(1/30)秒を想定して
いるからである.露出値EVが(AVmax+5)より
も大きいときには、露光間ズームをしても効果が無いと
して、#C 1 6 5に進み、レリーズ口ックフラグ
R L K Fをセットして、リターンする.露出値E
Vが(A VT@ax+5 )以下であれば、次に、露
出値EVが開放絞り値AVoでシャッター速度が1秒で
ある場合の露出値(AVo+1)よりも小さいか否かを
判定する(#C130).これは、露光間ズームを行う
場合にシャッター速度が1秒よりも遅くなると、カメラ
振れが大きくなるからであり、露出値EVが(AVo+
1)未満であれば、やはりレリーズ口ックフラグRLK
Fをセットして、リターンする.露出値E■が(AVo
+1)以上であれば、最大絞り値AVmaxと開放絞り
値AVoとの絞り段数差ΔAVを演算し、絞り値AVを
次式に従って演算する(#C135,#C140). 4+ΔAV このAEプログラム線図は、第54図に示すように、開
放絞り値A V oとシャッター速度TV1との交点と
、最大絞り値AVmaxとシャッター速度TV=5との
交点とを結んだ線となる.そして、シャッター速度TV
をTV=EV−AVで演算する(#C145).次に、
現在の焦点距離fpと最大焦点距i11ifmaxとの
比fR= fmax/ fpを演算し、r.>1.5で
あれば、露光間ズームの効果があるとしてリターンする
(#C 1 5 0,#C 1 5 5).また、fR
≦1.5であれば、露光間ズームの効果が無いとして、
レリーズロックフラグRLKFをセットしてリターンす
る. 第51図のフローに戻り、モード■の交信であれば、デ
ータ出力モードにセットし、3バイトのシリアル交信に
よりボディ内マイコンμc1に3バイトのデータを出力
し、スリーブ状態となる(#C70.#C75). 最後に、上記実施例で用いるフラグ及び変数を第2表及
び第3表にまとめておく. (以下余白) 第1表 第 表 文月m 第72図及び第73図は操作環の自動復帰メカニズムと
してコイルスプリングに代えて磁石を用いた例を示す.
第72図は通常状態(電気スイッチがOFFの状態)に
おける正断面図である。図に示すように、操作環280
の内周面には、図中、下方がS極になっている磁石(以
下、単にS極という)281が装着されている。また、
固定鏡胴270には、図中、上方がNiになっている磁
石(以下、単にN極という)271が装着され、その両
側には、図中、上方がS極になっている磁石(以下、単
にSiという)272,273が装着されている.第7
2図に示すように、通常状態では操作環280の内周面
に装着されたS極281と、固定鏡胴270の外周面に
装着されたNi271とが引き合って、安定した状態に
ある。固定鏡胴270におけるN極271の両側には、
それぞれS極272,273が配されている.今、操作
環280を持って、第73図に示すように時計回りに回
転させたとすると、S極281とN極271が煎れ、さ
らにS極281とSi272とが近付くので、同図の矢
印で示す方向に押し戻す力が生じ、操作環280から手
を離すと、第72図に示す状態へ操作環280が自動復
帰する。282,283は、挽作環280の回動角を規
制するためのストッパーである.このような構成を採用
すれば、構造が更に簡単な電気スイッチを構成できる。
本実施例において、交換レンズ特有のこと以外は、ズー
ムレンズ内蔵の場合にも適用できる.[発明の効果] 本発明によれば、バリフォーカルレンズを備えるカメラ
システムにおいて、焦点距離によって変化する最短撮影
距離を表示可能としたので、撮影者はどの距離範囲まで
被写体に近付いて撮影できるかを容易に把握することが
できるという効果がある。
ムレンズ内蔵の場合にも適用できる.[発明の効果] 本発明によれば、バリフォーカルレンズを備えるカメラ
システムにおいて、焦点距離によって変化する最短撮影
距離を表示可能としたので、撮影者はどの距離範囲まで
被写体に近付いて撮影できるかを容易に把握することが
できるという効果がある。
第1図は本発明の基本構成を示すブロック図、第2図(
a) , (b)は本発明の一実施例としてのカメラボ
ディと交換レンズの外部構成をそれぞれ示す斜視図、第
3図は同上のカメラボディのブロック回路図、第4図は
同上の交換レンズのブロック回路図、第5図乃至第30
図は同上のカメラボディの動作を示すフローチャート、
第31図乃至第49図は同上の交換レンズの動作を示す
フローチャート、第50図乃至第53図は同上のカメラ
ボディに装着されるICカードの動作を示すフローチャ
ート、第54図は同上のIC力一ドによる露出制御特性
を示す図、第55図(a)乃至(c)はボディ上表示部
の表示例を示す図、第56図(a)はファインダー内表
示パターンを示す図、同図(b)乃至(i)は同上の表
示例を示す図、第57図はバリフォーカルレンズのピン
ト補正の方法を説明するための図、第58[](a)は
レンズ表示部の表示パターンを示す図、同図(b)乃至
(e)は同上の表示例を示す図、第59図は同上の交換
レンズの断面構造及び同上のカメラボディの概略構成を
示す図、第60図は同上の交換レンズに用いる光学系の
動作説明図、第61図は同上の交換レンズに用いるカム
環の展開図、第62図は同上の交換レンズに用いるエン
コーダの斜視図、第63図は同上の交換レンズに用いる
ズームエンコーダの斜視図、第64図は同上の交換レン
ズに用いる繰作環の分解斜視図、第65図は同上の要部
展開図、第66図(a),(b)は同上の操作環に用い
る電気スイッチ部の平面図及び断面図、第67図は同上
の交換レンズとそのバッテリーパックを示す斜視図、第
68図(a) , (b)は同上のバッテリーパックを
外した状態の交換レンズの正面図及び側面図、第69図
(a) , (b)は同上のバッテリーパックを装着し
た状磨の交換レンズの正面図及び側面図、第70図は第
69図(b)の要部断面図、第71図は第70図のB−
B 線についての断面図、第72図は同上のカメラボデ
ィに用いる操作環の変形例の要部断面図、第73図は同
上の動作説明のための要部断面図である.1は第1のレ
ンズ、2は第2のレンズ、3は検出手段、4は距離決定
手段、5は表示手段である.第1図
a) , (b)は本発明の一実施例としてのカメラボ
ディと交換レンズの外部構成をそれぞれ示す斜視図、第
3図は同上のカメラボディのブロック回路図、第4図は
同上の交換レンズのブロック回路図、第5図乃至第30
図は同上のカメラボディの動作を示すフローチャート、
第31図乃至第49図は同上の交換レンズの動作を示す
フローチャート、第50図乃至第53図は同上のカメラ
ボディに装着されるICカードの動作を示すフローチャ
ート、第54図は同上のIC力一ドによる露出制御特性
を示す図、第55図(a)乃至(c)はボディ上表示部
の表示例を示す図、第56図(a)はファインダー内表
示パターンを示す図、同図(b)乃至(i)は同上の表
示例を示す図、第57図はバリフォーカルレンズのピン
ト補正の方法を説明するための図、第58[](a)は
レンズ表示部の表示パターンを示す図、同図(b)乃至
(e)は同上の表示例を示す図、第59図は同上の交換
レンズの断面構造及び同上のカメラボディの概略構成を
示す図、第60図は同上の交換レンズに用いる光学系の
動作説明図、第61図は同上の交換レンズに用いるカム
環の展開図、第62図は同上の交換レンズに用いるエン
コーダの斜視図、第63図は同上の交換レンズに用いる
ズームエンコーダの斜視図、第64図は同上の交換レン
ズに用いる繰作環の分解斜視図、第65図は同上の要部
展開図、第66図(a),(b)は同上の操作環に用い
る電気スイッチ部の平面図及び断面図、第67図は同上
の交換レンズとそのバッテリーパックを示す斜視図、第
68図(a) , (b)は同上のバッテリーパックを
外した状態の交換レンズの正面図及び側面図、第69図
(a) , (b)は同上のバッテリーパックを装着し
た状磨の交換レンズの正面図及び側面図、第70図は第
69図(b)の要部断面図、第71図は第70図のB−
B 線についての断面図、第72図は同上のカメラボデ
ィに用いる操作環の変形例の要部断面図、第73図は同
上の動作説明のための要部断面図である.1は第1のレ
ンズ、2は第2のレンズ、3は検出手段、4は距離決定
手段、5は表示手段である.第1図
Claims (2)
- (1)変倍時に駆動される第1のレンズと、焦点調節時
に駆動される第2のレンズとを有し、第1のレンズの駆
動により焦点がずれると共に、最短撮影距離が変化する
レンズを使用するカメラシステムにおいて、第1のレン
ズの位置を検出する検出手段と、第1のレンズの位置か
ら最短撮影距離を決定する距離決定手段と、決定された
最短撮影距離を表示する表示手段とを備えて成るカメラ
の表示装置。 - (2)表示手段は第1及び第2のレンズを含む交換レン
ズに設けられていることを特徴とする請求項1記載のカ
メラの表示装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1109921A JPH02291513A (ja) | 1989-04-30 | 1989-04-30 | カメラの表示装置 |
US07/957,637 US5258802A (en) | 1989-04-30 | 1992-10-07 | Camera system which compensates for defocusing during operation |
US07/974,692 US5365297A (en) | 1989-04-30 | 1992-11-12 | Camera system with zoom lens having presettable focal lengths |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1109921A JPH02291513A (ja) | 1989-04-30 | 1989-04-30 | カメラの表示装置 |
Related Child Applications (3)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7313690A Division JPH02291536A (ja) | 1990-03-22 | 1990-03-22 | バッテリーチェック機能付きのカメラ |
JP7313790A Division JPH02291535A (ja) | 1990-03-22 | 1990-03-22 | ズームカメラ |
JP7313590A Division JPH02291537A (ja) | 1990-03-22 | 1990-03-22 | レンズ交換式のカメラシステム及び交換レンズ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02291513A true JPH02291513A (ja) | 1990-12-03 |
Family
ID=14522502
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1109921A Pending JPH02291513A (ja) | 1989-04-30 | 1989-04-30 | カメラの表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02291513A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014206726A (ja) * | 2013-03-21 | 2014-10-30 | パナソニック株式会社 | レンズ鏡筒およびこれを備えた撮像装置 |
-
1989
- 1989-04-30 JP JP1109921A patent/JPH02291513A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014206726A (ja) * | 2013-03-21 | 2014-10-30 | パナソニック株式会社 | レンズ鏡筒およびこれを備えた撮像装置 |
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