JPH02290527A - 振動制御システム - Google Patents

振動制御システム

Info

Publication number
JPH02290527A
JPH02290527A JP1325756A JP32575689A JPH02290527A JP H02290527 A JPH02290527 A JP H02290527A JP 1325756 A JP1325756 A JP 1325756A JP 32575689 A JP32575689 A JP 32575689A JP H02290527 A JPH02290527 A JP H02290527A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data sequence
shift register
drive data
stochastic
signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1325756A
Other languages
English (en)
Inventor
Edwin A Sloane
エドウィン エイ スローン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Schlumberger Technologies Ltd
Original Assignee
Schlumberger Technologies Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Schlumberger Technologies Ltd filed Critical Schlumberger Technologies Ltd
Publication of JPH02290527A publication Critical patent/JPH02290527A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01MTESTING STATIC OR DYNAMIC BALANCE OF MACHINES OR STRUCTURES; TESTING OF STRUCTURES OR APPARATUS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G01M7/00Vibration-testing of structures; Shock-testing of structures
    • G01M7/02Vibration-testing by means of a shake table
    • G01M7/022Vibration control arrangements, e.g. for generating random vibrations

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Complex Calculations (AREA)
  • Feedback Control In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、振動制御システムに関する。
(従来技術とその問題点) 装置の特定の部品が、目的とする環境において正しく機
能するか否かを判定するためにその部品を試験すること
がしばしば必要となる。重要な要素の一つは、目的とす
る環境で発生する振動のエネルギーである。たとえば、
装置の部品は、宇宙船に使用され、従って発進時に発生
する強烈な振動エネルギーに耐え得なければならないこ
とがある。
実際に経験される振動エネルギーは、独立した多数の振
動源に対する応答であり、従って、時間に関する分布関
数はガウス分布で表される、ガウス分布であるので、こ
の振動エネルギーは、振幅分布とスペクトルパヮー密度
関数(PSD)(一次及び二次統計量)とで完全に指定
することが出来る。実際上この基準PSDは、しばしば
、実際の環境振動エネルギーを記録してPSDを決定す
ることにより決定される。
試験中の装置(DUT)を振動エネルギーに曝す周知の
システムが第1図に示されている。
DUTIOは、駆動装置14から駆動信号y(t)を受
け取る起振テーブル12に乗せられている。
一見して、この駆動信号は基準PSDにより特徴付けら
れる様に思われる。しかし、該駆動信号は起振テーブル
/DUTシステムに加えられ、このシステムは、それら
の伝達関数が結合される結果として該DUTに加わる実
際のエネルギーのPSDを修正する。従って、試料の実
際の運動を特徴付けるPSDが基準PSDに等しくなる
ように駆動PSDを修正しなければならない。
基準PSDにより特徴付けられる振動エネルギーにDU
Tを曝すために駆動信号を発生させるフィードバックシ
ステムが第1図の残りの部分に示されている。変換器l
6がDUT10に接続されてDUTIOの振動を電気信
号に変換する。該変換器の出力は、フィルター等の信号
調整手役を含むことのあるアナログーディジタル装置(
ADC)サブシステム18に接続されており、その出力
はPSD評価装置(S (ω))20に接続されている
。等化装置22の一方の入力はPSD評価装置(S (
ω)》 20の出力に接続され、第2の入力は基準スペ
クトルS(ω)に接続され、その出力は周波数領域確率
化装置24の入力に接続されている。逆フーリエ変換装
置(IFT)26は、その入力が周波数領域確率化装置
24の出力に接続され、その出力が窓関数装置27に接
続されている。窓関数装置27は時間領域確率化装置2
7の入力に接続されている。時間領域確率化装置28の
出力は駆動装置14の入力に接続され、この駆動装置は
DAC,パワー増幅器を含み、且つ、別の儒号調整手段
を含むことがある。実際には、与えられたシステムは、
時間領域確率化装置28、周波数領域確率化装置24、
窓関数装置27、又はそれらの或る組合せを省略するこ
とが出来る。
不規則振動制御装置の基本的目的は、適当な変換器(一
般には加速度計)により感知される所定の振動をDUT
上の1個以上の点で試験対象としての装置(DUT)に
与えることである。前記の所定の振動は、普通は、ガウ
ス型(正規)振動でなければならないが、それは、完全
な指定のために一次統計量及び二次統計景が必要で且つ
充分であることを意味する。一次統計量は、単なる振幅
確率密度関数 〜 X 2σ2 e であり、ここでσは不規則過程のRMS値である。
二次統計量は、不規則信号の連続する値の間の相関(又
は共分散)を制御する正規分布信号の周波数内容又はス
ペクトルを記述するものである。
PSD,S (ω)又はそのフーリエ変換、自己相関関
数φ(1)はフーリエ変換対 S(ω)<−〉φ(1) を構成するものであるので、これら二つの関数がこの統
計量を指定するために使われる。これらの制御システム
ではディジタル信号処理技術が使われるので、制御ルー
プには一様にサンプリングされた時間領域及び周波数領
域が使われる:普通、AD変換器及び離散フーリエ変換
が、サンプリングされた関数を得るための手段を提供す
る。
これらの正規不規則信号の本質的特徴は、で与えられる
N個のサンプルの長さから成るサンプルセグメントx 
(n)の離散フーリエ変換X(κ)が X (k)  =P.(k)  + j Q.(k)と
いう形の、周波数指標kの複素関数であることを知るこ
とは重要であり、ここで である。若し(X (n) )の値の集合が不規則に分
布しているならば、これらの不規則に分布したサンプル
の重み付けされた和である実数部P.(k)及び虚数部
Q . (k)も不規則でなければならない。
また、x (n)が正規分布であれば、P . (k)
及びQ。(k)も確かに正規分布となる。そこで、正規
分布した信号のフーリエ変換も、正規分布した実数部及
び虚数部を持った複素不規則関数である。
各部分を得るために使われるcos 2πkn/N及び
sin 2πkn/Nの重みが直交している(相関して
いない)ので、P.(k)及びQ . (k)は相関し
ていない。複素関数X (k)を極座標形式で表すと、
ただしここで であるが、θ(k)は区間0≦θ≦2πで一様に分布し
、IX(k)lはレーリー分布とダることを示すことが
出来る。
振動の制御を確立するために、駆動信号のスペクトル内
容を適宜調整して所望の信号を作ることが出来ることと
なるように振動のスペクトルを推定して所望のスペクト
ルと比較しなければならない。これは概念的には簡単な
問題、即ち、DAC14の入力と、所要の駆動信号を決
定することを可能にするADC18の出力との間の伝達
関数を評価することにより伝達関数を推定する、という
問題である。実際には、振動は不規則で、システムには
ノイズがあり且つ非線形であることもあるので問題が生
じる。
感知される応答z (n)は不規則(ランダム)である
ので、前述の議論によるとフーリエ変換も不規則となる
。これは、推定された個々のスペクトル又はペリオドグ
ラムの各々が不規則関数となることを意味する。詳しく
言えば、我々が希望する応答信号のスペクトル推定関数
は であり、 又は ?.(k)=P■(k)+jQ■(k)で、τ]ま抽出
間隔であり、Z. (n)はm番目の応答データフレー
ムである。従って、 又は M−”MN”゜8 ?なる。ここでP2zm(k)及び口2zm(k)は各
々自由度1を持ったカイ二乗分布の二乗ガウス変数であ
る。「生の」スペクトル評価又はペリ才ドグラムと称す
る項の和 一 〔P2zm(k) +Q”zm(k) 
]もM カイ二乗分布であるが自由度は2であり、その真の平均
値に関してlの相対分散を持っている。この様な項の無
限集団についての平均値を取る目的は、これらの分散を
減少させることによってS.(ロ)を推定することであ
る。実際には、「生の」スペクトル推定量S■(k)の
有限の重み付の和を制御の基礎として使用する。例えば
、 従って、このスペクトル推定量は、推定に用いられる自
由度が有限であるので、エラー(分散)を持っている。
この分散はmに逆比例する。スペクトル推定量の漏れを
減らす目的で抽出された応答データz (n)に窓を設
ける様な非線形PSD推定技術は追加の分散を持ち込む
ことがある。
斯かるシステムもノイズを発生し且つ非線形であるので
、最後の平均応答スペクトルの意味する全補正より少な
い補正を持ち込む確率的近似アルゴリズムが使われる。
そこで、駆動フーリエ変換の大きさの代表的補正は次の
形 s.,..+(k)=αS.,.(k)+(1−α) 
 Ss,s++(k)であり、ここで S8,.はm番目のスペクトル推定量であり、S...
 (k)  =     CP’.,.(k)  +Q
’.,.(k)]N はm番目の「生の」推定量であり、 α  は「割引き」平均係数(0くαく1)。
又は j!oglX−++(k川−1! og l X. (
k)l + εClog S(k)− Ilogr,。
l(k)] ここで0〈εく1/2は確率的重み係数である。
この手順の結果は決定論的量関数となるが、私たちが望
んでいるのは 、.。+ (k)=8.。1.3)。j0・・゛3“)
p,,..+(k)+ j Q.,,.+(k)であり
、?こでl X.++l) 1はレーリー分布し、θ.
. + (k)は一様に又は等価に分布し、P M+ 
114 1及びθ)In@+1はX .. . (k)
の逆フーリエ変換を取った後に適切なガウス分布駆動関
数X sa+ , (n)を作るために独立に正規分布
する。
従来技術は、ランダム位相関数θ(k)を導入すること
によってX (k)を確率化することにより、正規駆動
信号の許容可能な近似を達成し得ることを証明した。米
国特許第3. 710. 082号を参照されたい。中
心極限定理は、多数のランダム変数の和は、それぞれの
分布とは殆ど無関係にガウス分布的となることを主張し
ているので、逆フーリエ変換X■,(n) もほぼガウ
ス分布的となる。この手続きは、位相のみが確率化され
振幅が確率化されないけれども、ダビングされた「周波
数領域」確率化であった。
別の形がSloane氏外により導入されたく米国特許
第3. 848, 116号を見よ)が、それは、広く
時間領域確率化と呼ばれ、車にx (n)のランダムな
循環的回転による位相の確率化に基づく。この手続きも
位相のみを確率化するものであって、位相及び振幅の両
方を確率化するものではない。
時間領域関数X, (+1) はN個のデータ点の有限
長さアレイであり、これを同種の他のアレイと結び付け
て連続的な次のような流れ x(m.n)=  xo(n)+  x+(N+n) 
  +を作ることが出来るが、ここで0≦n≦N−1で
ある。しかし、31oane氏外により、x(m,n)
の構造の意味する均一な重み付けによって許容すること
の出来ないスペクトル漏れが生じ、これにより、大きく
鋭い共振を示すシステムを制御する能力が制限され或い
は、所望の基準スペクトルS (k)が大きなダイナミ
ックレンジ特性を持っているときに制御をする能力が制
限されることが発見された。
その結果、このスペクトルを制御するためにXヨ(n)
の不均一な窓開けが導入された。
第2A図及び第2B図は、位相領域確率化及び時間領域
確率化をそれぞれ利用するシステムを示し、これに窓開
け及び重ね合わせ及び加算が続く。
実用上の観点から、不均一な窓開け自体を各部分X, 
(n)に随意に適用することは出来ない。その理由は、 を必要とする(Cは定数)ので、窓函数の選択で別の絶
対的な制約が生じることになった。50%の様な結合の
連鎖(ここでw (n)は窓関数)は、安定状態にあい
て又は適当なスペクトルへの制御の収斂時に駆動関数も
不変の正規プロセスでなければならないという普通の要
件に反してその瞬時パワーが1(n)に比例する周期関
数である様な、変化のある出力シーケンスを発生させる
からである。そのため、窓開けに加えて重ね合わせが導
入されることとなった。例えば、窓開けしたアレイの5
0%重ね合わせは となる。残念なことに、窓関数に関するこの制約により
、あらゆる窓関数のうちの最も効果の少ない関数に選択
が制限されることとなった。よって、従来技術には以下
のような欠点がある。即ち、■.窓明けの制約によりダ
イナミックレンジが限定される。
2.真の位相及び周波数確率化が宋けている。
3.最善の状況においても、重ね合わせ及び窓明けの操
作の結果として、相関関数が時間差T=t1t2又はφ
(tl−t2)=φ(T)のみに依存する停留関数では
なくて二つの時間の関数φ(t.. t2)である相関
関数となるので、二次統計量には変動がある。
(発明の概要) 本発明の目的は、二次統計量の質を保ちながら時間領域
又は周波数領域摸作により実用的で且つ効率的に振幅及
び位相の両方を真に確率化するとともに漏れを最適に制
御することである。詳しく言えば、この方法は、応答ス
ペクトルと制御スペクトルとの比較から決定される窓開
きインパルス応答関数によるランダムシーケンスのディ
ジタルフィルタリングを含む。一つは時間領域畳み込み
に、他方は等価な周波数領域摸作に基づく、同程度の結
果をもたらす二つの方法が開示される。
本発明の一つの面によれば、駆動データシーケンスの各
項が、確率化されたシーケンス内の対応する二安定信号
によりゲート制御されることとなる様に時間領域ディジ
タルフィルターが構成される。ゲート制御された信号の
値は、対応する二安定信号が第1状態であればゼロであ
り、対応する二安定信号が第2状態であれば、駆動デー
タシーケンス中の対応する項に等しい。ゲート制御され
た信号の和が次に合計されて畳み込み項となる。
これらの畳み込み項は、確率化され駆動データシーケン
スとして使用される。
このゲート制御及び合計操作の結果は、駆動データシー
ケンスの項の一次結合を作るものであり、各項の係数は
、対応する二安定信号の状態に応じてゼロ又は1である
。従って、掛算器を使わずに畳み込みを行うことが出来
る。
この実施例の他の面によると、駆動シーケンス及び確率
化されたシーケンスとはシフトレジスターに格納され、
該シフトレジスターの並列出力は、上記の様に駆動デー
タシーケンスの項をゲート制御するためのゲート制御阻
止の入力に接続される。
木発明の他の面によれば、確率化された制御シ一ケンス
中の二安定倍号を利用して、加算/減算器(ASU)を
制御するが、このASUは、駆動データシーケンス中の
対応する項を受け取る第1入力ポートと、該ASUの出
力ポートに接続された第2入力ポートとを持っている。
一次結合が形成され、各項は、対応する二安定信号の状
態により決定される結合に加えられるか又は差し引かれ
る。
駆動データシーケンスの項の一次結合が形成され各項の
係数は、対応する二安定信号の状態により決定された通
りに、−1又は+1である。従って、掛算器を使わずに
畳み込みを行うことが出来る。
本発明の他の特徴及び利点は、図面及び以下の記述から
明らかとなろう。
(実施例) 図面においては、同じ参照数字は同一の又は対応する部
分を示す。第3図は、本発明の実施例のブロック図であ
る。第1図に示した振動制御システムは、第1図を参照
して説明した従来技術のシステムと共通の要素を多数持
っている。
第3図において、窓関数発生器8が窓開け装置lOの第
1入力に接続されている。窓開け装置10はIFTの出
力に接続された第2入力を有し、基準PSDを特徴とす
る時間領域ディジタル駆動データシーケンスx (n)
をうけとる。窓開け装置lOの出力は特殊ディジタルフ
ィルター12の第1入力に接続されている。ディジタル
フィルターl2の第2入力は擬似ランダム数発生器(P
RNG)13の出力に接続されている。
ここで第3図の実施例の動作を説明する。窓開け関数発
生器8の発生させる窓選択関数は従来技術の場合のよう
には限定されない。例えばドルフー7エビシェフ窓又は
カイザー−ベッセル窓等の、スペクトル漏れの少ない効
率的窓を選択することが出来る。窓開けされた駆動デー
タシーケンスは、ディジタルフィルター12のインパル
ス応答のディジタル表現として機能する。従って、PR
NG13の出力がフィルタリングされる結果としてスペ
クトル漏れの少ない基準とガウス型振幅分布とを特徴と
する確率化された駆動データシーケンスが発生させられ
る。確率化された駆動データシーケンスの平均パワーは
、窓函数の形とは無関係に一定である。ディジタルフィ
ルター12の特定の時間領域及び周波数領域実施例を次
に説明する。
第5図は、本発明の実施例のブロック図である。
第5図を参照すると、二安定信号のランダム又は擬似ラ
ンダムシーケンスを発生させる装置40は、第lのN段
直列入力一並列出力シフトレジスター42の直列入力ポ
ートに接続されている。前述のランダム信号装置の設計
は周知されており、例えば、先に引用した特許に記載さ
れている。
該第1シフトレジスターは、それぞれのシフトレジスタ
ー段44に格納された信号を転送するためのN個の並列
出力ポートと、直列入力ポートとを持っている。直列入
力ポートは信号を第1段へ転送する。第2のN段・多ビ
ット・直列入力並列出力・シフトレジスターメモリー4
6は、装置10のy (n)出力ポートに接続された、
その第1役へ信号を転送するための多ビット直列入力ボ
−トと、各々一つの多ビット段47に接続されたN個の
並列多ビット出力ポートとを持っており、各多ビット役
47は装置10の1出力ワードを保持する。
タイミング装置48はクロックサイクルのシーケンスを
画定するCLK4”号バルス列を発生させるためCLK
信号を発生させる。一次結合装置50は、第1シフトレ
ジスター42に格納された二安定信号と、第2シフトレ
ジスター46に格納されたインパルス応答シーケンスの
項とを受け取る。
作動時、この一次結合装置は、駆動データシーケンス中
の各項y’(k)の、確率化された駆動データシーケン
ス中の項y (n)への寄与を決定する制御信号として
、第1シフトレジスター42に格納された二安定信号x
 (n−k)を使用する。二つの実施例を説明する。第
6図に示されている第1実施例は、該二安定信号を、並
列ゲート制御回路網中のゲート制御阻止の組を制御する
ゲート制御信号として使用する。この実施例は、単掻の
係数が乗じられたy’(k)項の一次結合を形成する。
第6図を参照して説明する第2実施例は、ランダム二安
定信号を使って、加算/減算器(ASU)を制御すると
共に、二極の係数が乗じられたy′(k>項の一次結合
を形成する。
第6図は、方程式6の一次結合を形成する実施例を示し
、係数項x(n−k)は0又は1に等しい(単極係数)
。ここで第6図を参照すると、並列ゲート制御回路網7
0はN個のゲート制御素子72の組を含む。各ゲート制
御素子は、シフトレジスター42の各素子44からの単
ビット入力とシフトレジスターメモリー46の各対応素
子47からのpピット入力とに接続された二つの入力ポ
ートを有する。各シフトレジスターの段は指標kで特定
され、各シフトレジスターは指標k = N1で特定さ
れる直列入力ポートに接続されている。
各ゲート制御素子72は、加算器740入力ポートの一
つに接続された多ビット出力ポートも有する。加算器7
4は、オフセット補正装置76の出力ポートに接続され
た入力ポートも有する。加算器74の出力ポートはディ
ジタルフィルターの出力ポートとして作用する。
第6図のシステムの動作を説明する。指標nに対応する
時に、シフトレジスター42の内容は、x (n−k)
 ,  0≦k≦N−1に対応する二安定値x(n−N
+1)ないしx (n)を含んでおり、ここでkはアド
レス指標である。同時に、シフトレジスターメモリー7
0の内容はk−nで記憶場所0≦k≦N−1に格納され
た装置10からの最後の(m番目)のNワードアレイy
  m(n)を含む。
メモリー42のk番目の格納されている二進値とメモリ
ー70のk番目の格納されているワードとはゲート72
(k)を通してプールAND演算により論理的に相互作
用し、x (n−k)が真(X(n−k) −1)なら
ばy’+n(k)に等しくてx (n−k)が偽(x 
(n−k)−0)ならばゼロに等しい出力を発生させる
。そこで、これは積を形成するのに等しい。N個のゲー
ト制御素子72の出力は加算/減算器74によりディジ
タル的に合計されて となる。この式はx (n)のy.(n)との離散的畳
み込みをあらわす。x (n)とy.(n)との両方が
時間と共に変化するので、いずれのシーケンス(アレイ
)も畳み込みの枝と見なすことが出来る。
しかし、スペクトル更新変化は一般にPRNG40の相
関時間より遅いので、上記の式は、不動のランダムシー
ケンスx (n)に作用するy  .(n)のインパル
ス応答を持った時間的に変動するフィルターの意味を帯
びることになる。重要なことは、y.(n)を求めて上
記の式で合計される積をつくるために掛算器が不要であ
ることである。
フィルター出力シーケンスを発生させるには、次の出力
ワードy.(n+1)を形成するためにx (n)を表
すNワードの新しいシーケンスを利用し得ることが必要
である。次のノイズ発生シーケンスがCx  (n+1
>,   x  (n),x  (n−1)  ・ ・
 x  (n−N+  2):]即ち、最も古い要素x
(n−N+1)が減じられているがx (n+1)が最
新のデータ位置k=0をしめている旧アレイに対応する
シフトされたN要素アレイである。
第7図は、ゲート制御素子72を詳細に示す。
各ゲート制御素子72は、信号x (n−k)を受信す
る第一入力ポートと、第一pビット・データバス78の
対応する導体に接続された第二入力ポートと、第二のp
ビット・データパス79の対応する導体に接続された出
力ポートとを有するp個のANDゲート80を含む。
作動時には、各ANDゲート80は1ビット単極信号x
(n−k)とy’  (k)の単一のビットとの論理積
を形成する。p個の論理積の完全な組はx (n−k)
とy’ (k)との算術積を形成する。
x (n)とy’ (n)とは、統計的に独立している
ので、フィルターの出力での平均値又は期待値は ・E {y’ .(k)}  となる。
E  (x  l) )  = 1 ・[Probab
ility x(・)=1]と書けば、 が得られる。しかし、 E  (y’  .(n))  =E  (w(n) 
・X.(n)  )E  (w(n))  =E  (
X.(n)  )であり、ここでE {w(n))はw
 (n)の平均値であり、試験は正味の変位ゼロで行わ
れるので普通はE (X.(n)) =0である。よっ
て、である。これは単極PRNGシーケンスの正味の平
均値が172であっても、フィルターからの平均値(D
C項)がガウスゼロ平均駆動信号についてと同様にゼロ
となることを意味するが、その理由は、フィルターイン
パルス応答関数が周波数ゼロで利得ゼロのバンドパスフ
ィルターに対応するからである。
第8図は、係数項x (n−k)が+1又は−1に等し
い方程式6の一次結合を形成する実施例を示す。第6図
を参照すると、第1及び第2のシフトレジスターの段は
、第4図に関して上記した様に指標kによって特定され
る。加算/減算装置(ASU)90は第1及び第2の入
力ポート、加算/減算制御ポート、イネーブル制御ポー
ト、及び出力ポートを有する。制御ポートはデータライ
ンにより第1シフトレジスター42の直列出力ポートに
接続され、第1入力ポートは第1pビット・データパス
により第2シフトレジスター44の直列出力ポートに接
続されている。
累算レジスター92は、ASU9 0の出力ポートに接
続された入力ポートと、CLR信号を受信するクリア入
力と、セレクタスイッチS3 95に接続された出力ポ
ートとを持っており、このスイッチは、新しい出力駆動
サンプルがレジスター92に累積される毎に累算レジス
ター92の出力を出力バッファ94に切り換える信号1
02によって制御される。
第1シフトレジスター42の直列入力ポートは二安定ノ
イズ発生器40の出力に接続され、又はセレクタスイッ
チS1を介してそれ自体の直列出力ポートに接続される
。第2シフトレジスター44の直列入力ポートは、駆動
データシーケンスy’(n)を、又はセレクタスイッチ
S2を介して自身の直列出力を受け取る。第2SR44
の直列出力ポートも第tpビットデータパスによりAS
U90の第1入力ポートに接続されている。
累算レジスター92の出力ポートは、第2多ビットデー
タバスによりASUの第2入力ポートに接続され、又は
セレクタスイッチS3 95を介してフィルター出力ポ
ートに接続される。
第9図は、第8図のシステムのタイミング図である。第
9図を参照すると、CLK信号100が発生させられ、
これからENABLE 1 0 2、SELECT/S
TORE 1 0 4、及びSHIFT106が得られ
る。タイミング制御信号はCLK信号100のN+1サ
イクルの周期数を有する。CLKパルスは指標数nによ
り特定される。ENABLE 1 0 2が高レベルで
ある時には、ASU90は不活動状態である。シフト1
06信号は二つのシフトレジスター42及び44をイン
クリメントする。102が真である時には、累算レジス
ターの内容が出力バッファ一94に格納される。セレク
タスイッチ81 96は通常は自身の出力に接続されて
いる。しかし、制御信号104が真であるときには、N
+1クロックサイクルの各サイクル中に1回、PRNG
40からの最後の出力がシフトレジスター42に格納さ
れる。
第8図及び第9図を参照して第8図の二極システムの動
作を説明する。N項のランダム二安定シーケンスx (
n)がシフトレジスター42に格納され、N項の駆動デ
ータシーケンスV’(n)が第2のシフトレジスター4
4に格納されると仮定する。
ASU9 0の第1入力はS3 95を介して累算レジ
スター92に接続され、第2入力ポートは第2シフトレ
ジスター44の出力に接続されている。セレクタスイッ
チS2は、符号LOADFILTER  KERNEL
を付した82 97制御ラインによりシフトレジスター
44に格納されているフィルター核y  .(n)を更
新する手段を提供する。
制御信号102が真であるときには、セレクタS3 9
5は累算レジスター92を出力バブファ−94に接続す
る。普通、実際には、フィルターy  Jn)のインパ
ルス応答は、シフトレジスター42の内容程には頻繁に
更新されない。
N回の累算の後、n=Nとなり、制御信号102はS3
 95を切り換えて、累算レジスターR92を出力バッ
ファーメモリー94の書込みポートに接続し、このメモ
リーは同時に制御信号102により書込み動作可能にさ
れる。また、102はΔSU90を作動不能にしてSR
42内に格納されている最も古い値がシフトアウトされ
消失することを許し、PRNG40の最新の出力は81
 96を介してSR42に切り換えられる。制御信号1
04は次の半クロツクサイクル中は真で、次のN回の累
算に備えて累算レジスターR92をクリアする。
n=0からn=N−1まで、シフトレジスター42及び
44の内容は、CLKIOO信号に対して半サイクルず
れているシフ}106信号によりインクリメントされる
。累算レジスター92の内容は各CLK i 0 0周
期に1回シフトレジスター42及び44の内容により修
正される:シフトレジスター44の内容は、ADD/S
UBT信号が真である時には該累算器の内容に加算され
、偽である時には減算される。よって、これはシフトレ
ジスター42及び44の内容を項毎にかけ算して、その
結果としての積を累算する効果を有する。この様にして
、累算レジスター92の内容はN回のシフトサイクルの
終了時に となり、これは所望の畳み込みに対応.する。従って、
x (n)及びy’(n)の畳み込みの新しい値がNク
ロツクサイクルで直接形成される。
以上から明らかに、確率化された駆動データシーケンス
中の一つの項y (n)がN+1クロックサイクル毎に
生成される。更に、各ランダム信号の効果は、対応する
y’(n)項に+1又は−1を乗じることであるが、乗
算器は不要である。更に、x (n)項はASU9 0
に対して制御信号として使われるので、これらの信号は
、効果は二極信号による乗算ではあるが、二極信号であ
っても良く、単極信号であっても良い。二極係数の時間
平均はゼロであるので、オフセット項は不要である。
両方の方法、即ち、先に説明した単極(0.  1)P
RNGIOO信号を使う方法と、P R N G 10
0出力信号の二極(±1)解釈を行う後者の方法、はス
ケールファクターを除いて機能的には同等である:単極
方法は、累算される積が平均では時間の半分のゼロ倍で
あるので、二極加算/減算方法に対して(T7TのRM
Sスケールファクターでの加算命令又は不加算命令の結
果と同等である。
以上、適当な不動の第1及び第2の統計量で所要の正規
(ガウス型)信号を平衡状態で作ることの出来る自動デ
ィジタルランダム振動制御システム用の方法及び装置に
ついて説明をした。駆動信号の窓開けを導入するための
前記方法が従来技術より優ることを示す。
第3図のディジタルフィルター12の出力y′(n)は
、畳み込みとして表現すると次の様に表すことが出来る y (n) = y ’ .(n)本x (n)   
  方程式7ここでy.(n)はフィルターのインパル
ス応答、X(n)は二進ノイズシーケンス、星印*は畳
み込み摸作を表す。
方程式7の離散フーリエ変換は積 Y(財)=Y′.(資)・X(財)    方程式8で
あり、ここでY(k),Y.(ト)及びX(資)はそれ
ぞれy(n),  y. (n)及びx (n)のフー
リエ変換である。
y’+a(n)=ω(n)・X.(n)    方程式
9であり、ここでω(n)は窓関数、Xヨ(n)はE (  Y.(k)l2)  =E  (  X(k)l
’ )の逆フーリエ変換であり、S (k)は更新され
た駆動スペクトル、θ(k)は標準化された位相関数で
ある。よって、方程式9のフーリエ変換はY /,(財
)一W(k)*X.(k)又は Y’  a (k)一Σi W(+)  Xs (k 
+)方程式10 となる。方程式lOを方程式8に代入するとY(k) 
=X(k)  ・ΣW(i) X. (k−i)方程式
l1 となる。そこで、駆動スペクトルは E (  Y. (k)l2) E{ X(k)ΣW(i) X. (k−i) 2}方
程式12 ニ比例スルコととナル。X (k)とΣW (k) X
 . (k−1)とは相関していないので、 −E{  ΣW(i)  X. (k−i)  2)方
程式13 となる。二極の場合にはE {  X(kTh ) =
1であり、二進ノイズシーケンスは白色スペクトルを有
し、システムは平衡しているので、E{ ΣW(i) 
X.(k−i> ” ) =Σl W(i) X. (
k−i)ビ 龜 であり、ここで E (  X. (k)l2) =  X. (k)l
2であるので、方程式13は E (  Y. (k)l2) = ΣIW(i)  ・X,(k−i)l2i 方程式14 となる。
この式は、窓開け及び重ね合わせにより得られる式に比
例する。
この断定を証明するために、単一の窓明けされた駆動ベ
クトルx. (n) w(n)を考察する。これの、ス
ペクトルへの寄与は nW(i)  ・X. (k−i)1’ ) =X, 
”  (k−r)  ) に比例する。X.(n)  は白色スペクトルを有する
ので E {X. (k−i)  ・X. ” (k−r) 
 ) =となる。
X, (k−i) l2) = 17’Tπ7了)し、
従って、ダイナミックレンジを限定する漏れを制御する
、と結論することが出来る。しかし、従来の重ね合わせ
及び加算の方法は窓函数の選択に関して限定され、一般
にはハニング(Banning)窓に落着くのであるが
、上記方法は、二乗平均値が一定値に保たれるのでどの
様な窓函数でも使用することが出来る。
フィルタリングの時間領域操作(畳み込み)に対応する
周知のフーリエ変換関係を使って時間領域フィルターと
同等の周波数領域を実現することが出来る。即ち、二つ
の時間領域函数h (t)及びx (t)は、対応する
フーリエ変換H(ω)及びX(ω)の掛算 とすると、 x  (t)本h(t)=,I’ x(r)h(t−r
)dr →鴫一 E(I ΣW<i) (k−i) W(i> (k−i) となる。
両方の方法が、駆動スペクトノレに窓開けを導入X(ω
)・H(ω) に対応する。このフーリエ変換対は、周波数領域演算を
フィルタリングの目的に使えることを意味する。
そこで、 x(t)=  Σ x.(t−mT) となる様に結び付けられた有限の時間Tの部分にデータ
シーケンスx (t)を分ける部分周波数領域演算によ
り時間領域フィルタリングの連続的プロセスを近似する
ことが出来る。よって、Σ x.  (t−mT)  
本h(t)  → ΣX.   (ω)H(ω)←  
1 であり、ここで である。
残念なことに、周知の高速フーリエ変換即ちFFT等の
離散フーリエ変換(DFT)をしようとすると別の複雑
さが加わることとなる。DFTは抽出型のフーリエ変換
であるので、潜在的には元の時間領域データの周期型の
ものに対応する。
そのために、1969年にマグロウヒル社から出版され
たGoldとRaderの『信号のディジタル処理』(
Digital  Processing  of  
Signals)  の2 0 3 −213ページに
T.G, Stockhamが記載しているように「循
環的」畳み込みを避けるためにゼロを付け加えることが
必要となる。
この技術の好適な実施例が第lO図の振動制御システム
のブロック図に示されている。ここでは時間領域フィル
ターは、点線の外形の中に示されている周波数領域フィ
ルターと置き換えられている。フィルタリングされるべ
きデータは擬似ランダムノイズ発生器(PRNG)から
供給される。
フィルター特性は、アレイ掛算W(n)  ・X (n
)からインパルス応答h (n)により決定される。こ
のシーケンスがNワードの長さであれば、フーリエ変換
演算の前に、循環的畳み込みを避けるためにN個のゼロ
が付加される。使用されるFFTは、H (k)を作る
ために2N個の実データ点に作用しなければならないこ
とに注意しなければならない。
同様に、PRNG出力もN個のデータ値とN個の成され
、2Nの長さの時間領域シーケンスを作るためにその逆
フーリエ変換が取られる。初めのNワードが先に得られ
た最後のNワードに加えられ(重ね合わせ及び加算の摸
作)、終わりのNワードは次の重ね合わせ及び加算の操
作のために一時的に記憶される。出力は、前述のように
システムDACに送られる。
この周波数領域フィルタリングの、例えば「選択・保存
J等の他の多くの別形が可能であり、ディジタル信号処
理の分野に精通した者はそれらに想到するであろう。(
1 9 6 7年6月刊行の出版物( I E E E
 Trans,^udio Electroacous
t,,Vol. A[I−15. pp. 85−90
)中のH.ロ. l{el+nsのr差分方程式を計算
しフィルターを模する高速フーリ工変換方法J (Fa
st Fourier Transform Meth
odof Computing Difference
 Equations andSimulating 
Filters)を見よ)。(また、1978年に出版
された刊行物中のDtnesとBnochsonの論文
『応用時系列解析J (”Applied Time 
Series^nalysis . Vol, 1. 
John Wiley and Sons. 1978
.pp.280−306)も参照されたい)。
以上、本発明の幾つかの実施例を説明した。修正形及び
代替形は当業者には自明であろう。特に、第6図及び第
8図のハード配線実施例は、プログラムされたディジタ
ルコンピュータ又はマイクロプロセッサにより実施する
ことが出来る。確率化された二安定シーケンスを該コン
ピュータに格納し又は該コンピュータで生成することが
出来、駆動データシーケンスをコンピュータメモリーに
格納することが出来、正しい項を第4図のゲート制御素
子へ又はASU9 0の制御ポート及び第1入力ポート
へ供給するようにプロセッサをプログラムすることが出
来る。また、プロセッサは、所要の制御信号の生成を制
御することが出来る。他のハード配線実施例も本発明の
範囲内にある。従って、本発明は、特許請求の範囲の欄
の記載内容以外には限定されない。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来技術の代表的振動制御システムの略図であ
る。 第2A図及び第2B図は、窓開け及び重ね合わせ及び加
算を行う従来技術のシステムの略図である。 第3図は、本発明の機能ブロック図である。 第4図は、確率化システムのブロック図である。 第5図は、本発明のブロック図である。 第6図は、本発明の単極実施例の略図である。 第7図は、第4図の実施例に使われるゲート制御素子の
詳細図である。 第8図は、本発明の二極実施例の略図である。 第9図は、第6図の実施例の動作を説明するタイミング
図である。 第10図は、周波数領域ディジタルフィルターを使う振
動制御システムの略図である。 FIG=2b. 8G−& 図面の浄書(内容に変更なし) 日G.J. y(n) FIG 4. 層い FIL5. p FKJ. X−, N n・0 −9. ト2 ト1 CLK 招彌n 一一一−り4 ,+06 手 続 補 正 書 (方式) 1.事件の表示 平成1年特許願第325756号 2.発明の名称 振動制御システム 3.補正をする者 事件との関係 出 願 人 4、代 理 人 5.補正命令の日付 平成2年3月27日

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)指定された基準パワースペクトル密度から生成さ
    れる駆動データシーケンスに基づいて確率化された駆動
    データシーケンスを提供する振動制御システムであって
    、 スペクトル漏れを減少させる形の窓関数を該駆動データ
    シーケンスに乗じて、窓開けされた駆動データシーケン
    スを生成する手段と、 数の擬似ランダム系列を提供する二進擬似ランダム数発
    生器と、 前記の窓開けされた駆動データシーケンスと前記の擬似
    ランダム数の系列とを受け取るディジタルフィルターと
    から成り、前記ディジタルフィルターのインパルス応答
    は前記の窓開けされた駆動データシーケンスであり、前
    記ディジタルフィルターは前記の擬似ランダムシーケン
    スをディジタル的にフィルタリングして、前記基準パワ
    ースペクトル密度と、ランダムな振幅分布と、一定の平
    均パワーとを特徴とする確率化された駆動データシーケ
    ンスを発生させることを特徴とする振動制御システム。
  2. (2)前記ディジタルフィルターは時間領域ディジタル
    フィルターであることを特徴とする請求項1に記載のシ
    ステム。
  3. (3)前記ディジタルフィルターは周波数領域ディジタ
    ルフィルターであることを特徴とする請求項1に記載の
    システム。
  4. (4)所定時間にわたって試料の運動を感知するサブシ
    ステムと、その感知された運動の応答PSDを推定する
    サブシステムと、該基準PSD及び応答PSDを等化し
    て駆動PSDを発生させるサブシステムと、該駆動PS
    Dを特徴とする時間領域の信号を表すフィルターインパ
    ルス応答関数データシーケンスを発生させるサブシステ
    ムとを含み、基準パワースペクトル密度 (PSD)を特徴とする振動エネルギーに試料を曝す振
    動制御システムにおいて確率化された駆動データシーケ
    ンスを発生させる改良されたシステムであって、 二安定信号の確率化された系列を提供する手段と、 該インパルス応答データシーケンスを提供する手段と、 該インパルス応答データシーケンスの項の一次結合を作
    る手段とから成っており、前記駆動データシーケンス中
    の与えられた項の、前記一次結合の値への寄与は、前記
    N個の格納された二安定信号のうちの対応する一つの状
    態により決定され、前記一次結合は前記の確率化された
    駆動データシーケンス中の項であることを特徴とするシ
    ステム。
  5. (5)クロックサイクルの系列を画定する手段を更に含
    んでおり、前記N個の二安定信号を格納する前記手段は
    、 第1のN段シフトレジスターから成り、該シフトレジス
    ターは、前記の確率化されたシーケンス中の前記二安定
    信号の一つを前記第1シフトレジスターの第1段へ転送
    する直列入力ポートを有し、前記第1シフトレジスター
    に格納された信号は各計算サイクル毎に順方向にシフト
    されて各クロックサイクル毎に新しい二安定信号が前記
    第1段に格納されることを特徴とする請求項4に記載の
    発明。
  6. (6)一次結合を作る前記手段は、 第1及び第2のASU入力ポートと、ASU出力信号を
    送出するASU出力ポートと、二安定制御信号を受信す
    る制御ポートとを有する加算/減算装置(ASU)であ
    って、ASU出力信号値は、前記二安定制御信号が第1
    二安定状態である時にはASU入力信号の値の和に等し
    く、前記二安定制御信号が第2二安定状態である時には
    ASU入力信号の値の差は等しくなる加算/減算装置(
    ASU)と、 前記ASU出力ポートに接続された入力ポートと、前記
    第2ASU入力ポートに接続された出力ポートとを有し
    、所定のクロックサイクル中にゼロの値を有するクリア
    された出力信号を発生させるクリア素子と、から成って
    おり、駆動データシーケンスの項を提供する前記手段は
    、 第2N段シフトレジスターを有し、このシフトレジスタ
    ーは、前記駆動データシーケンスの項の一つを前記第2
    シフトレジスターの第1段に転送する直列入力ポートを
    有し、前記第2シフトレジスターに格納された項は各ク
    ロックサイクル毎に順方向にシフトされて新しい項が各
    計算サイクル毎に前記第1段に格納される様になってお
    り、前記第2シフトレジスターは、更に、前記第2シフ
    トレジスターの第N段に格納された項を送出する直列出
    力ポートを有し、前記第2シフトレジスターの該直列出
    力ポートは前記第1ASU入力ポートに接続されており
    、前記第1シフトレジスターは、前記第1シフトレジス
    ターの第N段に格納された二安定信号を送出する直列出
    力ポートを有し、前記第1シフトレジスターの該直列出
    力ポートは該ASU制御ポートに接続されていることを
    特徴とする請求項5に記載の発明。
  7. (7)所定時間にわたって試料の運動を感知するサブシ
    ステムと、その感知された運動の応答PSDを推定する
    サブシステムと、該基準PSD及び応答PSDを等化し
    て駆動PSDを発生させるサブシステムと、該駆動PS
    Dを特徴とする時間領域の信号を表すN項の駆動データ
    シーケンスを発生させるサブシステムとを含み、基準パ
    ワースペクトル密度(PSD)を特徴とする振動エネル
    ギーに試料を曝す振動制御システムにおいて、第1又は
    第2の状態にある二安定信号の確率化された系列を受け
    取る改良された確率化システムであって、該確率化シス
    テムは該駆動データシーケンスを確率化された駆動デー
    タシーケンスに変換するものであり、前記確率化システ
    ムは、 直列入力ポートとN個の並列出力ポートとを有し、前記
    直列入力ポートが確率化された系列の二安定信号を受信
    するように成っている第1のN段シフトレジスターと、 直列入力ポートとN個の並列出力ポートとを有し、前記
    直列入力ポートが該駆動データシーケンス中の項を受け
    取るようになっている第2のN段シフトレジスターと、 N並列ゲート制御素子並列ゲート制御回路網であって、
    各ゲート制御素子は、入力信号を受信する第1及び第2
    の入力ポートと、ゲート制御された出力信号を送出する
    出力ポートとを有し、各ゲート制御素子の第1入力ポー
    トは前記第1シフトレジスターの対応する段の並列出力
    ポートに接続されて対応する二安定信号を受信し、各ゲ
    ート制御素子の第2入力ポートは前記第2シフトレジス
    ターの対応する段の並列出力ポートに接続されて前記駆
    動データシーケンスの対応する項を受信し、各ゲート制
    御素子でゲート制御された出力信号の値は、対応する二
    安定信号が該第1状態であればゼロに等しく、対応する
    二安定信号が第2状態であれば駆動データシーケンス中
    の対応する項の値に等しくなる様になっているゲート制
    御回路網と、 前記のゲート制御された出力信号を受信し、前記の受信
    したゲート制御された出力信号の値を合計して、確率化
    された駆動データシーケンスの項を生成する様になって
    いる合計手段とから成ることを特徴とする確率化システ
    ム。
  8. (8)所定時間にわたって試料の運動を感知するサブシ
    ステムと、その感知された運動の応答 PSDを推定するサブシステムと、該基準 PSD及び応答PSDを等化して駆動PSDを発生させ
    るサブシステムと、該駆動PSDを特徴とする時間領域
    の信号を表すN項の駆動データシーケンスを発生させる
    サブシステムとを含み、基準パワースペクトル密度(P
    SD)を特徴とする振動エネルギーに試料を曝す振動制
    御システムにおいて、第1又は第2の状態にある二安定
    信号の確率化された系列を受け取る改良された確率化シ
    ステムであって、該確率化システムは該駆動データシー
    ケンスを確率化された駆動データシーケンスに変換する
    ものであり、前記確率化システムは、 直列入力ポートとN個の並列出力ポートとを有し、前記
    直列入力ポートが確率化された系列の二安定信号を受信
    するように成っている第1のN段シフトレジスターと、 直列入力ポートとN個の並列出力ポートとを有し、前記
    直列入力ポートが該駆動データシーケンス中の項を受け
    取るようになっている第2のN段シフトレジスターと、 第1及び第2のASU入力信号を受信する第1及び第2
    のASU入力ポートを有し、前記第1ASU入力ポート
    は前記第2シフトレジスターの直列出力ポートに接続さ
    れ、更に、ASU出力信号を送出するASU出力ポート
    と、前記第1シフトレジスターの直列出力ポートに接続
    されて二安定制御信号を受信する制御ポートとを有する
    加算/減算装置(ASU)であって、該ASU出力信号
    値は、前記二安定制御信号が第1二安定状態である時に
    は該ASU入力信号の値の和に等しく、前記二安定制御
    信号が第2二安定状態である時には該ASU入力信号の
    値の差に等しくなる様になっている加算/減算装置(A
    SU)と、 前記ASU出力ポートに接続された入力ポートと前記第
    2ASU入力ポートに接続された出力ポートとを有し、
    所定クロックサイクル中ゼロの値を有するクリアされた
    出力信号を生成するクリア素子とから成ることを特徴と
    する確率化システム。
JP1325756A 1988-12-15 1989-12-15 振動制御システム Pending JPH02290527A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US283445 1988-12-15
US07/283,445 US4991107A (en) 1988-12-15 1988-12-15 Vibration control system

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH02290527A true JPH02290527A (ja) 1990-11-30

Family

ID=23086105

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1325756A Pending JPH02290527A (ja) 1988-12-15 1989-12-15 振動制御システム

Country Status (3)

Country Link
US (1) US4991107A (ja)
EP (1) EP0373943A3 (ja)
JP (1) JPH02290527A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010064728A1 (en) * 2008-12-04 2010-06-10 Canon Kabushiki Kaisha Convolution operation circuit and object recognition apparatus

Families Citing this family (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5218871A (en) * 1991-06-20 1993-06-15 Exxon Research And Engineering Company Non-intrusive liquid flow meter for liquid component of two phase flow based on solid or fluid borne sound (c-2408)
US5207107A (en) * 1991-06-20 1993-05-04 Exxon Research And Engineering Company Non-intrusive flow meter for the liquid based on solid, liquid or gas borne sound
US5517426A (en) * 1992-10-29 1996-05-14 Underwood; Marcos A. Apparatus and method for adaptive closed loop control of shock testing system
WO1997011344A1 (fr) * 1995-09-18 1997-03-27 Hitachi, Ltd. Ensemble table vibrante et procede de commande associe
AU2723197A (en) * 1996-05-15 1997-12-05 Georgia Tech Research Corporation Optimal arbitrary time-delay (oat) filter and method to minimize unwanted system dynamics
US5767406A (en) * 1996-09-30 1998-06-16 Ford Motor Company Method to specify random vibration tests for product durability validation
US6275781B1 (en) 1997-07-29 2001-08-14 Skf Condition Monitoring, Inc. Vibration data processor and processing method
JP3609982B2 (ja) * 2000-04-20 2005-01-12 リオン株式会社 故障診断方法及びその装置
JP4092877B2 (ja) * 2001-01-26 2008-05-28 株式会社日立プラントテクノロジー 適応制御装置および振動台
CN100460845C (zh) * 2007-02-07 2009-02-11 北京航空航天大学 一种非高斯随机振动激励信号生成方法及其装置
US8306796B2 (en) * 2007-08-15 2012-11-06 The Boeing Company Pyrotechnic shock simulation system and method
JP6040320B2 (ja) * 2013-10-10 2016-12-07 日本電信電話株式会社 秘密並列処理装置、秘密並列処理方法、プログラム
CN115577223B (zh) * 2022-09-27 2023-08-01 上海索辰信息科技股份有限公司 一种基于声辐射效率计算的矩形平板统计能量分析方法

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3710082A (en) * 1970-03-03 1973-01-09 Time Data Corp System for digitally controlling a vibration testing environment or apparatus
US3718813A (en) * 1972-01-19 1973-02-27 O Williams Technique for correlation method of determining system impulse response
US3848115A (en) * 1973-10-19 1974-11-12 Time Date Corp Vibration control system
US3973112A (en) * 1974-07-29 1976-08-03 Time/Data Corporation System for determining transfer function
US4205383A (en) * 1978-11-13 1980-05-27 Bakanovich Eduard A Method of testing objects for random actions thereon and digital simulator-computer system for effecting same
JPS55138616A (en) * 1979-04-16 1980-10-29 Kansai Electric Power Co Inc:The Bearing fault discriminating device
SU938054A1 (ru) * 1980-11-10 1982-06-23 Московский Ордена Ленина Авиационный Институт Им.Серго Орджоникидзе Устройство дл воспроизведени спектра случайных широкополосных вибраций
SU1070490A1 (ru) * 1982-05-24 1984-01-30 Ленинградский Ордена Ленина Электротехнический Институт Им.В.И.Ульянова (Ленина) Устройство вибродиагностики динамических объектов
GB2134286B (en) * 1983-01-26 1986-05-14 Schlumberger Electronics Apparatus for and method of random vibration control
DE3329261A1 (de) * 1983-08-12 1985-02-28 Kazanskij aviacionnyj institut imeni A. N. Tupoleva, Kazan' Anordnung zur pruefung von erzeugnissen durch zufaellige und harmonische schwingungen
US4513622A (en) * 1983-08-22 1985-04-30 Kazansky Aviatsionny Institut Imeni A. N. Tupoleva Method of forming random vibration spectrum and device therefor

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010064728A1 (en) * 2008-12-04 2010-06-10 Canon Kabushiki Kaisha Convolution operation circuit and object recognition apparatus
US8832004B2 (en) 2008-12-04 2014-09-09 Canon Kabushiki Kaisha Convolution operation circuit and object recognition apparatus

Also Published As

Publication number Publication date
EP0373943A2 (en) 1990-06-20
EP0373943A3 (en) 1991-03-20
US4991107A (en) 1991-02-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH02290527A (ja) 振動制御システム
CA2074951C (en) Repetitive phenomena cancellation arrangement with multiple sensors and actuators
US6351740B1 (en) Method and system for training dynamic nonlinear adaptive filters which have embedded memory
Priemer Introductory signal processing
JP3730961B2 (ja) チャンネル・シミュレーションの実行方法及びチャンネル・シミュレータ
JPWO2007010889A1 (ja) 適応ディジタルフィルタ、fm受信機、信号処理方法、およびプログラム
JP4002830B2 (ja) 無線チャネル・シミュレーション方法及びチャネル・シミュレータ
Takahashi et al. Steady-state mean-square performance analysis of a relaxed set-membership NLMS algorithm by the energy conservation argument
JPS63208913A (ja) 振動制御装置
Luo et al. Fast-convergence hybrid functional link artificial neural network for active noise control with a mixture of tonal and chaotic noise
EP0373737A2 (en) General network modeling and synthesis
Johansson Continuous-time model identification and state estimation using non-uniformly sampled data
US4020333A (en) Digital filter for filtering complex signals
Ghanbari et al. Parametric identification of fractional-order systems using a fractional Legendre basis
US5898731A (en) Auto-coefficient renewal digital channel equalizer
JP3920795B2 (ja) 反響消去装置、方法、及び反響消去プログラム
JP3419865B2 (ja) 騒音低減装置
CN113553771A (zh) 基于rnn网络的动态x参数核计算方法
CN1688104B (zh) 数字信号处理方法及装置
US5744969A (en) Analog and mixed signal device tester
Zaknich An integrated sensory-intelligent system for underwater acoustic signal-processing applications
Shonazarov et al. Simulation of a Vibroacoustic Sensor with the Application of a Kalman Filter
JP4510795B2 (ja) 伝達系推定装置、方法、プログラム、記録媒体
JP2957572B1 (ja) 地震応答スペクトル演算装置
Çabuk Adaptive step size and exponentially weighted affine projection algorithms